JP2009270979A - ガラス管の検査装置、及び当該検査装置を備えたランプ製造装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】冷陰極蛍光灯1を製造するランプ製造装置は、長手方向中央部を含み、塗布液が塗布されることで蛍光体層が形成された塗膜部33と、一端部を含み、一旦形成された蛍光体層を除去することで形成された塗膜剥離部32と、他端部を含み、塗布液が塗布されなかった非塗布部31とからなるガラス管11のうち、塗膜部33の検査及び塗膜剥離部32の検査を行う検査装置41を備えている。検査装置41は、ガラス管11に光を照射可能な照射手段44、45と、照射手段44、45とはガラス管11を介して反対側に設けられ、ガラス管11を透過した透過光を撮像可能な撮像手段46、47と、撮像手段46、47による撮像に際し、非塗布部31を保持する案内レール55及び押え板61とを備えている。
【選択図】 図3
Description
ガラス管の内壁面に対して塗布液を塗布し、前記ガラス管の一端部及び長手方向中央部を含む塗布液が塗布された塗布部と、前記ガラス管の他端部を含む塗布液が塗布されていない非塗布部とを形成するとともに、前記ガラス管の内壁面に塗布された塗布液を乾燥させて蛍光体層を形成し、さらに、前記ガラス管の内壁面に形成された前記蛍光体層のうち前記一端部における前記蛍光体層を剥がすことで、塗膜剥離部を形成してなるガラス管を検査するガラス管の検査装置であって、
前記ガラス管に対して光を照射可能な照射手段と、
前記照射手段とは前記ガラス管を介して反対側に設けられ、前記ガラス管を透過した透過光を撮像可能な撮像手段と、
前記撮像手段から出力される画像信号を処理する画像処理装置と、
前記撮像手段による撮像に際し、前記非塗布部を保持する保持手段とを備え、
前記画像処理装置は、前記蛍光体層が形成されている部位である塗膜部の検査と前記塗膜剥離部の検査とを行うことを特徴とするガラス管の検査装置。
前記塗膜剥離部の検査時においては、前記照射手段は、当該照射手段から発せられた光が、前記塗膜剥離部を透過して前記塗膜剥離部を検査する前記撮像手段へと直接入射することのない位置で発光することを特徴とする手段1に記載のガラス管の検査装置。
前記撮像手段は、前記ガラス管を挟んで前記第1照射手段とは反対側に設置され、前記塗膜部を透過した光を撮像可能な第1撮像手段と、前記ガラス管を挟んで前記第2照射手段とは反対側に設置され、前記塗膜剥離部を透過した光を撮像可能な第2撮像手段とを備え、
前記第2照射手段は、当該第2照射手段から発せられた光が前記第2撮像手段から外れる方向に照射される位置に設けられていることを特徴とする手段1又は2に記載のガラス管の検査装置。
前記第1照射手段が非発光状態とされ、前記第2照射手段が発光状態とされる第2の状態とに切替え可能に構成され、
前記第1撮像手段による撮像が行われる場合に前記第1の状態に切替わり、前記第2撮像手段による撮像が行なわれる場合に前記第2の状態に切替わることを特徴とする手段3に記載のガラス管の検査装置。
前記チャックが、前記一対の作業片で前記ガラス管を挟持した状態で所定角度回動しつつ前記ガラス管の搬送方向下流側に所定距離変位してから前記作業片による挟持状態を解除し、前記ガラス管を挟持していない状態で所定角度反対向きに回動しつつ前記ガラス管の搬送方向上流側に所定距離戻って次の前記ガラス管を挟持するといった一連の動作を反復して所定回数行うことで、前記ガラス管の全周を前記撮像手段により撮像可能としたことを特徴とする手段5に記載のガラス管の検査装置。
前記ガラス管の端部における前記蛍光体層が形成されていない部位の長さに基づき、前記ガラス管の向きを判定する向き判定手段を備えていることを特徴とする手段1乃至6のいずれかに記載のガラス管の検査装置。
Claims (8)
- ランプの製造過程において用いられ、
ガラス管の内壁面に対して塗布液を塗布し、前記ガラス管の一端部及び長手方向中央部を含む塗布液が塗布された塗布部と、前記ガラス管の他端部を含む塗布液が塗布されていない非塗布部とを形成するとともに、前記ガラス管の内壁面に塗布された塗布液を乾燥させて蛍光体層を形成し、さらに、前記ガラス管の内壁面に形成された前記蛍光体層のうち前記一端部における前記蛍光体層を剥がすことで、塗膜剥離部を形成してなるガラス管を検査するガラス管の検査装置であって、
前記ガラス管に対して光を照射可能な照射手段と、
前記照射手段とは前記ガラス管を介して反対側に設けられ、前記ガラス管を透過した透過光を撮像可能な撮像手段と、
前記撮像手段から出力される画像信号を処理する画像処理装置と、
前記撮像手段による撮像に際し、前記非塗布部を保持する保持手段とを備え、
前記画像処理装置は、前記塗膜部の検査と前記塗膜剥離部の検査とを行うことを特徴とするガラス管の検査装置。 - 前記照射手段は、前記塗膜部の検査時には、前記塗膜部に光を照射するとともに、前記塗膜剥離部の検査時には、前記塗膜剥離部に光を照射し、
前記塗膜剥離部の検査時においては、前記照射手段は、当該照射手段から発せられた光が、前記塗膜剥離部を透過して前記塗膜剥離部を検査する前記撮像手段へと直接入射することのない位置で発光することを特徴とする請求項1に記載のガラス管の検査装置。 - 前記照射手段は、前記ガラス管のうち前記塗膜部に光を照射する第1照射手段と、前記塗膜剥離部に光を照射する第2照射手段とを備え、
前記撮像手段は、前記ガラス管を挟んで前記第1照射手段とは反対側に設置され、前記塗膜部を透過した光を撮像可能な第1撮像手段と、前記ガラス管を挟んで前記第2照射手段とは反対側に設置され、前記塗膜剥離部を透過した光を撮像可能な第2撮像手段とを備え、
前記第2照射手段は、当該第2照射手段から発せられた光が前記第2撮像手段から外れる方向に照射される位置に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のガラス管の検査装置。 - 前記第1照射手段が発光状態とされ、前記第2照射手段が非発光状態とされる第1の状態と、
前記第1照射手段が非発光状態とされ、前記第2照射手段が発光状態とされる第2の状態とに切替え可能に構成され、
前記第1撮像手段による撮像が行われる場合に前記第1の状態に切替わり、前記第2撮像手段による撮像が行なわれる場合に前記第2の状態に切替わることを特徴とする請求項3に記載のガラス管の検査装置。 - 前記撮像手段による撮像が行われる撮像区間において、前記ガラス管を回動変位させる回動手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のガラス管の検査装置。
- 前記回動手段は、前記ガラス管の前記非塗布部を上下に挟持する上下一対の作業片を有するチャックを前記ガラス管の搬送方向に沿って複数備えるとともに、前記複数のチャックはいずれも同期して同じ動作を行う構成であって、
前記チャックが、前記一対の作業片で前記ガラス管を挟持した状態で所定角度回動しつつ前記ガラス管の搬送方向下流側に所定距離変位してから前記作業片による挟持状態を解除し、前記ガラス管を挟持していない状態で所定角度反対向きに回動しつつ前記ガラス管の搬送方向上流側に所定距離戻って次の前記ガラス管を挟持するといった一連の動作を反復して所定回数行うことで、前記ガラス管の全周を前記撮像手段により撮像可能としたことを特徴とする請求項5に記載のガラス管の検査装置。 - 前記ガラス管の長手方向において、前記非塗布部の長さと前記塗膜剥離部の長さとが異なる構成であって、
前記ガラス管の端部における前記蛍光体層が形成されていない部位の長さに基づき、前記ガラス管の向きを判定する向き判定手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のガラス管の検査装置。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載のガラス管の検査装置を備えたことを特徴とするランプ製造装置。
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2008
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