JP2009269527A - 車両用不正操作検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ワイヤハーネスに対する細工も含め車両に対する不正操作を確実に検知することができる、車両用不正操作検知装置の提供を目的とする。
【解決手段】開閉状態が車両に対する所定の操作によって変化する開閉スイッチ13と、開閉スイッチ13の端子13aと電流源とを接続するハーネス21と、開閉スイッチ13の端子13bに接続されるハーネス22と、電流源に接続されるハーネス23と、ハーネス21に電流を流す電流源であってハーネス21の通電状態に生じた変化に基づいて車両に対する不正操作を判断する不正操作判断部11と、ハーネス23に電流を流す電流源であってハーネス23の通電状態に生じた変化に基づいて車両に対する不正操作を判断する不正操作判断部12とを備え、ハーネス21,22,23が互いに識別されないように束ねられた区間20を有する、車両用不正操作検知装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両上のワイヤハーネスの通電状態に生じた変化を前記車両に対する不正操作とみなす判断を行う、車両用不正操作検知装置に関する。
近年、車両の盗難等の不正行為を防止する技術の開発が進んでいる(例えば、特許文献1,2参照)。特許文献1には、通電回路がショートされて所定の警報器が作動不能にされても、残りの警報器の作動を確実に保障して、車両の盗難の防止を図る警報装置が開示されている。また、特許文献2には、車両の所定部位の状態の変化を検知したセンサからの信号を受信する制御手段と、制御手段からの作動信号を受信して警報を発する警報手段と、センサ、制御手段及び警報手段の各々を電気的に接続する接続部材の電気的な断線状態及び断線する方向への接続部材の変位の少なくともいずれか一方を検知する検知手段と、そのいずれか一方を検知した場合に補助警報を発する補助警報手段とを備える車両用盗難防止装置が開示されている。この構成によって、接続部材を断線させても車両あるいは車両室内の物品の盗難の防止を図っている。
特開2001−71870号公報 特開2000−219104号公報
上述の従来技術のように、たとえ回路のショートや断線が行われたとしても、盗難防止機能が解除されることなく当該機能が作動し続けることが要求されている。図6は、車両に対する不正操作を検知する不正操作検知装置の基本的な構成例である。3は、車両に対する所定の操作によってその開閉状態が変化する開閉スイッチであり、2,4はワイヤハーネスであり、1はワイヤハーネスの通電状態に生じた変化に基づいて車両に対する不正操作を判断する不正操作判断部である。図6(a)(b)の不正操作判断部1は、ワイヤハーネス2に電流を流し出す流し出し回路(SOURCE回路)を備え、図6(c)(d)の不正操作判断部1は、ワイヤハーネス2から電流を吸い込む吸い込み回路(SINK回路)を備える。
図6(a)(c)の構成によれば、不正操作判断部1は、スイッチ3が閉の状態において不正操作が無いかを監視している期間にワイヤハーネス2に流れる電流が減少方向に変化したことを検出することによって、車両に対する上記所定の操作によりスイッチ3が開の状態にされたとして、当該操作を不正操作とみなすことができる。
一方、図6(b)(d)の構成によれば、不正操作判断部1は、スイッチ3が開の状態において不正操作が無いかを監視している期間にワイヤハーネス2に流れる電流が増加方向に変化したことを検出することによって、車両に対する上記所定の操作によりスイッチ3が閉の状態にされたとして、当該操作を不正操作とみなすことができる。
しかしながら、図6(a)の構成では、ワイヤハーネス2をグランドにショートする操作がされてしまうと、その後にスイッチ3が開の状態にされたとしても、電流の変化の検出ができないため、不正操作が行われたことを検知することができない。また、図6(c)の構成では、ワイヤハーネス2を電源電圧にショートする操作がされてしまうと、その後にスイッチ3が開の状態にされたとしても、電流の変化の検出ができないため、不正操作が行われたことを検知することができない。また、図6(b)(d)の構成では、ワイヤハーネス2を断線する操作がされてしまうと、その後にスイッチ3が閉の状態にされたとしても、電流の変化の検出ができないため、不正操作が行われたことを検知することができない。
そこで、本発明は、ワイヤハーネスに対する細工も含め車両に対する不正操作を確実に検知することができる、車両用不正操作検知装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る車両用不正操作検知装置は、
車両に設けられた開閉スイッチであって、その開閉状態が前記車両に対する所定の操作によって変化し、前記開閉状態が閉の状態で互いに電気的に接続され前記開閉状態が開の状態で互いに電気的に遮断される第1の接続部と第2の接続部とを有する、開閉スイッチと、
前記第1の接続部と電流源とを接続する第1のワイヤハーネスと、
前記第2の接続部に接続される第2のワイヤハーネスと、
電流源に接続される第3のワイヤハーネスと、
前記第1のワイヤハーネスの前記開の状態での通電状態に対して前記第1のワイヤハーネスの通電状態に生じた変化を前記車両に対する不正操作とみなす判断と前記第2のワイヤハーネスの前記開の状態での通電状態に対して前記第2のワイヤハーネスの通電状態に生じた変化を前記車両に対する不正操作とみなす判断の少なくともいずれか一方の判断を行う第1の判断手段と、
前記第3のワイヤハーネスの平常の通電状態に対して前記第3のワイヤハーネスの通電状態に生じた変化を前記車両に対する不正操作とみなす判断を行う第2の判断手段とを備え、
前記第1のワイヤハーネスと前記第2のワイヤハーネスと前記第3のワイヤハーネスとが互いに識別されないように束ねられた区間を有するものである。
ここで、前記区間の一端側に、前記第1のワイヤハーネスに接続される電流源及び前記第3のワイヤハーネスに接続される電流源が配置され、前記区間の他端側に、前記開閉スイッチが配置されると好適である。また、前記第3のワイヤハーネスは、前記区間で往復して束ねられると好適である。
また、前記第1のワイヤハーネスと前記第2のワイヤハーネスと前記第3のワイヤハーネスとが前記区間で被覆されて束ねられると好ましい。また、前記第1のワイヤハーネスと前記第2のワイヤハーネスと前記第3のワイヤハーネスとを同色とすると好ましい。
また、前記所定の操作は、例えば、前記車両に開閉可能に設けられた開閉体の開閉操作であると好ましく、この場合、前記開閉スイッチの開閉状態は、前記開閉操作によって変化する。また、前記開閉体の具体例として、ボンネットが挙げられる。
本発明によれば、ワイヤハーネスに対する細工も含め車両に対する不正操作を確実に検知することができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。図1は、本発明に係る車両用不正操作検知装置の構成図である。図1の車両用不正操作検知装置は、車両に搭載された開閉スイッチ13と、開閉スイッチ13の端子13aと電流源とを接続するワイヤーネス21と、開閉スイッチ13の端子13bに接続されるワイヤハーネス22と、電流源に接続されるワイヤハーネス23と、ワイヤハーネス21に電流を流す電流源であってワイヤハーネス21の通電状態に生じた変化に基づいて車両に対する不正操作を判断する不正操作判断部11と、ワイヤハーネス23に電流を流す電流源であってワイヤハーネス23の通電状態に生じた変化に基づいて車両に対する不正操作を判断する不正操作判断部12とを備える。
開閉スイッチ13は、例えば、車両に開閉可能に設けられた開閉体の開閉を検出するためのカーテシスイッチである。開閉体として、例えば、ボンネット(フード)、サイドドア、リヤドア、トランクリッド、サンルーフ、幌、スライドドア、フューエルリッドなどが挙げられる。開閉体は、人の操作や当該操作を表す操作信号に応じて開閉する。
開閉体が開かれると開閉スイッチ13は開から閉の状態に連動して変化し、開閉体が閉じられると開閉スイッチ13は閉から開の状態に連動して変化する。以下、開閉体が開かれることにより開閉スイッチ13が開から閉の状態に連動して変化することを「開閉スイッチ13のオン」といい、開閉体が閉じられることにより開閉スイッチ13が閉から開の状態に連動して変化することを「開閉スイッチ13のオフ」といい、開閉スイッチ13が閉の状態(つまり、開閉体が開いている状態)であることを「開閉スイッチ13のオン状態」といい、開閉スイッチ13が開の状態(つまり、開閉体が閉じている状態)であることを「開閉スイッチ13のオフ状態」という。図1の開閉スイッチ13の開閉状態は、オフ状態であることを示している。
ワイヤハーネスが電気的に接続される接続部として開閉スイッチ13に設けられた端子13a及び端子13bは、オン状態で互いに電気的に接続され、オフ状態で互いに電気的に遮断される。
ワイヤハーネス21は、電流源である不正操作判断部11と開閉スイッチ13の端子13aとを接続し、不正操作判断部11からの電流を流す。ワイヤハーネス22は、開閉スイッチ13の端子13bとグランドとを接続し、オン状態の開閉スイッチ13からの電流を流す。ワイヤハーネス23は、電流源である不正操作判断部12とグランドとを接続し、不正操作判断部12からの電流を流す。
不正操作判断部11は、例えば、第1の電流検出手段を備えた流し出し回路を備える。第1の電流検出手段は、定電圧源とワイヤハーネス21との間に直列に挿入された抵抗によって、ワイヤハーネス21に流れる電流の電流値やその変化を検出することができる。不正操作判断部11は、ワイヤハーネス21に所定の第1の電流閾値(例えば、零より僅かに大きい値)以上の電流が流れたことを検出した場合には開閉スイッチ13がオンしたと判断することができ、ワイヤハーネス21に流れる電流が所定の第2の電流閾値(例えば、零又はそれより僅かに大きい値)以下になったことを検出した場合、開閉スイッチ13がオフしたと判断することができる。
不正操作判断部11は、開閉スイッチ13がオフの状態(つまり、開閉体が閉じている状態)において不正操作の検知を有効とする不正操作検知モードに設定されると、開閉スイッチ13がオフ状態でのワイヤハーネス21の通電状態に対してワイヤハーネス21の通電状態に生じた変化を車両に対する不正操作とみなす判断を行う。つまり、不正操作判断部11は、開閉体が閉じられて不正操作検知モードに設定されている状態において、ワイヤハーネス21の通電状態が変化した場合、当該変化を生じさせる不正操作が行われたと判断する。
例えば、不正操作判断部11は、開閉体が閉じられて不正操作検知モードに設定されている状態において、開閉スイッチ13がオフの状態での通電状態(ワイヤハーネス21に図示以外の他の電気負荷が接続されていない場合には、非通電の状態)に対してワイヤハーネス21に流れる電流が増加方向に変化した場合、開閉スイッチ13がオンしたとして、開閉体を開くという不正操作が行われたと判断する。さらに、不正操作判断部11は、開閉体が閉じられて不正操作検知モードに設定されている状態において、開閉スイッチ13がオフの状態での通電状態に対してワイヤハーネス21に流れる電流が増加方向に変化した場合、ワイヤハーネス21を漏電させる不正操作が行われた(例えば、グランドにショートさせる不正操作が行われた)と判断することもできる。
一方、不正操作判断部12は、例えば、第2の電流検出手段を備えた流し出し回路を備える。第2の電流検出手段は、定電圧源とワイヤハーネス23との間に直列に挿入された抵抗によって、ワイヤハーネス23に流れる電流の電流値やその変化を検出することができる。不正操作判断部12は、ワイヤハーネス23に流れる電流が所定の第3の電流閾値(例えば、零又はそれより僅かに大きい値)以下になったことを検出した場合、ワイヤハーネス23が断線したと判断することができる。
不正操作判断部12は、開閉スイッチ13がオフの状態(つまり、開閉体が閉じている状態)において不正操作の検知を有効とする不正操作検知モードに設定されると、平常状態でのワイヤハーネス23の通電状態に対してワイヤハーネス23の通電状態に生じた変化を車両に対する不正操作とみなす判断を行う。つまり、不正操作判断部12は、開閉体が閉じられて不正操作検知モードに設定されている状態において、ワイヤハーネス23の通電状態が変化した場合、当該変化を生じさせる不正操作が行われたと判断する。
例えば、不正操作判断部12は、開閉体が閉じられて不正操作検知モードに設定されている状態において、一定の電流値が流れる平常の通電状態に対してワイヤハーネス23に流れる電流が減少方向に変化した場合、ワイヤハーネス23を断線させる不正操作が行われたと判断する。
また、ワイヤハーネス21とワイヤハーネス22とワイヤハーネス23は、互いに識別されないように区間20において束ねられる。つまり、束ねられた複数のワイヤハーネスの中から一のワイヤハーネスを視覚的に特定できなくなるようにする。例えば、ツイストペアのように、複数のワイヤハーネスを編み込むことによって、一見してワイヤハーネスの特定が視覚的に難しくなる。
図2は、被覆20Aによってワイヤハーネス21,22,23を互いに視覚的に識別不能に束ねた例である。図1の区間20が被覆20Aで覆われている。被覆20Aの具体例として、テープ、コルゲートチューブ、スミチューブ、ニシチューブ、スパイラルチューブなどが挙げられる。被覆20Aは、透明のものより不透明のほうが、束ねられた複数のワイヤハーネスが更に識別不能になるという点で好ましい。被覆20Aをテープとする場合、ワイヤハーネス21,22,23を外部から視覚的に区別できないようにテープで巻く。被覆20Aをチューブとする場合、ワイヤハーネス21,22,23を互いに外部から視覚的に区別できないようにチューブで覆う。テープやチューブで被覆することによって、複数のワイヤハーネスを互いに識別不能にしつつ、複数のワイヤハーネスを束ねやすくなる。
また、全て同色に配色されたワイヤハーネス21,22,23を束ねることによって、それらのワイヤハーネスを互いに識別不能にすることができる。さらに、同色の複数のワイヤハーネスを図2に示した被覆20Aで被覆することによって、より識別されにくくなる。
上述のように、ワイヤハーネス21,22,23を識別不能に束ねた区間20を設けることによって、グランドショートや断線などのワイヤハーネスに対する細工をしようとしても、当該細工を検知し、盗難防止機能が解除されることなく、当該細工を含め開閉体の不正開放などの車両に対する不正操作を確実に防止することができる。すなわち、例示の図2のように配線先の異なるワイヤハーネスは識別不能に束ねられているため、ワイヤハーネスを特定することができず、盗難防止機能を解除しようとしても、ワイヤハーネスに対する細工を躊躇させることができる。
例えば、図2において、被覆20Aの部分を切断すると、ワイヤハーネス21,22,23のいずれが切断されるのかが予測できない。そのため、被覆20Aの部分を切断することによりワイヤハーネス23が切断されると、不正操作判断部12によって電流の変化が検出され、ワイヤハーネスに対する不正操作(切断操作)があったと検知することができる。
同様に、被覆20Aの部分でグランドショートすると、ワイヤハーネス21,22,23のいずれがグランドショートされるのかが予測できない。そのため、被覆20Aの部分を切断することによりワイヤハーネス21がグランドショートされると、不正操作判断部11によって電流の変化が検出され、車両に対する不正操作があったと検知することができる。もちろん、不正操作検知モードに設定されている状態において開閉体の不正開放によってスイッチ13がオンになっても、不正操作判断部11によって電流の変化が検出され、車両に対する不正操作があったと検知することができる。
なお、図2において、3本の並走するワイヤハーネス21,22,23を識別不能に束ねた例を示したが、被覆20Aを、ワイヤハーネス21,22,23のうち少なくとも1本を往復させてワイヤハーネス21,22,23が互いに識別されないように束ねられた区間とすると、往復させない場合に比べ更に識別しにくくなる。例えば、ワイヤハーネス23を1往復させて、被覆20Aで4本のワイヤハーネスを識別不能に束ねてもよい。往復回数は1回でも複数回でもよい。
上述の構成の本発明に係る車両用不正操作検知装置として、以下のような実施形態が挙げられる。以下の実施形態の説明において、上述と同様の構成については同様の符号を付して、説明を省略又は簡略する。
図3は、本発明の実施形態である車両用不正操作検知装置100の構成図である。10は、車両のエンジンの収容空間を覆うボンネット(フード)の不正開放を検知可能な、不正操作判断部11と12とを備えるセキュリティ用電子制御装置(ECU)10である。電子制御装置10は、マイクロコンピュータ13によって不正操作判断部11,12を制御する。ECU10は、車室内等の車外から手が届かず視認不能な場所に備えられ、具体的には、座席下やコンソール内などに設置される。13の開閉スイッチは、フードカーテシスイッチに相当する。フードの開閉を検知するためのフードカーテシスイッチ13は、エンジンルームに設置され、フードを閉めた状態で車外から視認できないように設置される。
車両用不正操作検知装置100は、フードカーテシスイッチ13と、フードカーテシスイッチ13の端子13aとECU10とを接続するワイヤーネス21(21a,21b)と、フードカーテシスイッチ13の端子13bに接続されるワイヤハーネス22(22a,22b)と、ECU10に接続されるワイヤハーネス23(23a,23b,23c)と、電流源であるECU10とを備える。ECU10は、端子10aに接続されたワイヤハーネス21の通電状態に生じた変化に基づいて車両に対する不正操作を判断する不正操作判断部11と、端子10bに接続されたワイヤハーネス23の通電状態に生じた変化に基づいて車両に対する不正操作を判断する不正操作判断部12とを備える。また、ワイヤハーネス21とワイヤハーネス22とワイヤハーネス23とが互いに識別されないように区間20において束ねられる。
ECU10とフードカーテシスイッチ13は区間30を挟むように配置され、区間20の一端側に(図上、区間20に対して左側に)ワイヤハーネス21と23が接続されるECU10が配置され、区間20の他端側に(図上、区間20に対して右側に)フードカーテシスイッチ13が配置される。
車両ワイヤハーネス側コネクタ31とカーテシスイッチ側コネクタ32との嵌合によって、車室側から配索されたワイヤハーネス(以下、「車室側ハーネス」という)とエンジンルーム側(カーテシスイッチ13側)で配索されているワイヤハーネス(以下、「スイッチ側ハーネス」という)とが電気的に接続される。車室側ハーネスには、不正操作判断部11にECU10の端子10aを介して電気的に接続された21a,不正操作判断部12にECU10の端子10bを介して電気的に接続された23a,グランドに接続された23c,グランドに接続された22bが存在する。スイッチ側ハーネスには、ワイヤハーネス21aと端子13aとを接続する21b、ワイヤハーネス22bと端子13bとを接続する22aと、23aと23cとを接続する23bとが存在する。コネクタ31と32との嵌合によって、図示の通り、ワイヤハーネス同士が接続される。
ワイヤハーネス23の上流側端部は、電流源側(上流側)の不正操作判断部12に接続される。不正操作判断部12に接続されるワイヤハーネス23は、識別不能区間20を1往復してグランドに接続される。1往復させることによって、上流側の不正操作判断部12から延伸するワイヤハーネス23の下流側端部をカーテシスイッチ13が配置される側ではなく、上流側の不正操作判断部12が配置される側に、移動させることができる。ワイヤハーネス23の下流側端部の接続先をカーテシスイッチ13が配置される側にすると、グランドに接続されるワイヤハーネス23を手掛かりに、他のワイヤハーネス21,22が特定されやすくなってしまうからである。特に、カーテシスイッチ13が配置されるエンジンルーム側は、車室側に比べ車体外部からのアクセスがされやすく視認されやすいので、ワイヤハーネスを特定される可能性も高い。したがって、上述のように、1往復させることによって、ワイヤハーネスを特定されにくくすることができる。
図4は、本発明の実施形態である車両用不正操作検知装置200の構成図である。図3と同様の部分については、説明を省略する。ワイヤハーネス23の下流側端部をワイヤハーネス22(特に、アクセスされやすいスイッチ側ハーネスの22a)に電気的に接続してグランドに落としている。図4の構成によれば、上述の本発明に係る防犯機能を確保しつつ、図3に比べて、ワイヤハーネスを削減することができる。
図5は、本発明の実施形態である車両用不正操作検知装置300の構成図である。
車両用不正操作検知装置300は、フードカーテシスイッチ13と、フードカーテシスイッチ13の端子13aと電流源30とを接続するワイヤーネス21(21a,21b)と、フードカーテシスイッチ13の端子13bに接続されるワイヤハーネス22(22a,22b)と、電流源30に接続されるワイヤハーネス23(23a,23b,23c)と、電流源30に対して下流側のECU10とを備える。ECU10は、ワイヤハーネス22の通電状態に生じた変化に基づいて車両に対する不正操作を判断する不正操作判断部11と、ワイヤハーネス23の通電状態に生じた変化に基づいて車両に対する不正操作を判断する不正操作判断部12とを備える。また、ワイヤハーネス21とワイヤハーネス22とワイヤハーネス23とが互いに識別されないように区間20において束ねられる。
不正操作判断部11は、例えば、第3の電流検出手段を備えた吸い込み回路を備える。第3の電流検出手段は、グランドとワイヤハーネス22との間に直列に挿入された抵抗によって、ワイヤハーネス22に流れる電流の電流値やその変化を検出することができる。また、上述の吸い込み回路の場合と同様に、第3の電流検出手段は、ワイヤーハーネス22に流れる電流とその電流閾値との比較によって、開閉スイッチ13のオン/オフを判断することができる。また、上述の吸い込み回路の場合と同様に、不正操作判断部11は、不正操作を判断することができる。
一方、不正操作判断部12は、例えば、第4の電流検出手段を備えた吸い込み回路を備える。第4の電流検出手段は、グランドとワイヤハーネス23との間に直列に挿入された抵抗によって、ワイヤハーネス23に流れる電流の電流値やその変化を検出することができる。また、上述の吸い込み回路の場合と同様に、第4の電流検出手段は、ワイヤーハーネス23に流れる電流とその電流閾値との比較によって、ワイヤハーネス23が断線したと判断することができる。また、上述の吸い込み回路の場合と同様に、不正操作判断部11は、不正操作を判断することができる。
ワイヤハーネス23の上流側端部は、車室側に設置された電流源30に接続される。電流源30に接続されるワイヤハーネス23は、識別不能区間20を1往復して、下流側のECU10に接続される。1往復させることによって、電流源30から延伸するワイヤハーネス23の下流側端部をカーテシスイッチ13が配置される側ではなく、下流側の不正操作判断部12が配置される側に、移動させることができる。つまり、上述と同様、1往復させることによって、ワイヤハーネスを特定されにくくすることができる。
このように、上述の構成の実施例によれば、ワイヤハーネスに対する細工も含め車両に対する不正操作を確実に検知し、盗難防止機能を高めることができる。また、エンジンルーム内は隙間があるために車体外部からアクセスされやすく、従来はワイヤハーネスを鋼板で隠すなどの措置をせざるを得なかったが、上述の構成にすることによって、目隠しのための鋼板の設置や加工等が不要又は削減できる。また、ハーネス保護のための鋼板等の削減によって、車重を低減することができる。もちろん、このような鋼板を組み合わせれば、より防犯機能を高めることができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、2本のワイヤハーネス21,23に電流を供給する電流源を共通の電流源としたが、異なる電流源でもよい。また、それらの異なる電流源を異なる場所に配置してもよい。また、ECU10の内部に不正操作判断部11,12を内蔵する例を示したが、他の場所に配置してもよい。
本発明に係る車両用不正操作検知装置の構成図である。 被覆20Aによってワイヤハーネス21,22,23を互いに視覚的に識別不能に束ねた例である。 本発明の実施形態である車両用不正操作検知装置100の構成図である。 本発明の実施形態である車両用不正操作検知装置200の構成図である。 本発明の実施形態である車両用不正操作検知装置300の構成図である。 車両に対する不正操作を検知する不正操作検知装置の基本的な構成例である。
符号の説明
10 ECU
11,12 不正操作判断部
13 カーテシスイッチ等の開閉スイッチ
20 識別不能区間
20A 被覆
21,22,23 ワイヤハーネス
100,200,300 車両用不正操作検知装置

Claims (7)

  1. 車両に設けられた開閉スイッチであって、その開閉状態が前記車両に対する所定の操作によって変化し、前記開閉状態が閉の状態で互いに電気的に接続され前記開閉状態が開の状態で互いに電気的に遮断される第1の接続部と第2の接続部とを有する、開閉スイッチと、
    前記第1の接続部と電流源とを接続する第1のワイヤハーネスと、
    前記第2の接続部に接続される第2のワイヤハーネスと、
    電流源に接続される第3のワイヤハーネスと、
    前記第1のワイヤハーネスの前記開の状態での通電状態に対して前記第1のワイヤハーネスの通電状態に生じた変化を前記車両に対する不正操作とみなす判断と前記第2のワイヤハーネスの前記開の状態での通電状態に対して前記第2のワイヤハーネスの通電状態に生じた変化を前記車両に対する不正操作とみなす判断の少なくともいずれか一方の判断を行う第1の判断手段と、
    前記第3のワイヤハーネスの平常の通電状態に対して前記第3のワイヤハーネスの通電状態に生じた変化を前記車両に対する不正操作とみなす判断を行う第2の判断手段とを備え、
    前記第1のワイヤハーネスと前記第2のワイヤハーネスと前記第3のワイヤハーネスとが互いに識別されないように束ねられた区間を有する、車両用不正操作検知装置。
  2. 前記区間の一端側に、前記第1のワイヤハーネスに接続される電流源及び前記第3のワイヤハーネスに接続される電流源が配置され、
    前記区間の他端側に、前記開閉スイッチが配置される、請求項1に記載の車両用不正操作検知装置。
  3. 前記第3のワイヤハーネスは、前記区間で往復して束ねられた、請求項1又は2に記載の車両用不正操作検知装置。
  4. 前記第1のワイヤハーネスと前記第2のワイヤハーネスと前記第3のワイヤハーネスとが前記区間で被覆されて束ねられた、請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用不正操作検知装置。
  5. 前記第1のワイヤハーネスと前記第2のワイヤハーネスと前記第3のワイヤハーネスとを同色とした、請求項1から4のいずれか一項に記載の車両用不正操作検知装置。
  6. 前記所定の操作は、前記車両に開閉可能に設けられた開閉体の開閉操作であって、
    前記開閉スイッチの開閉状態は、前記開閉操作によって変化する、請求項1から5のいずれか一項に記載の車両用不正操作検知装置。
  7. 前記開閉体は、ボンネットである、請求項6に記載の車両用不正操作検知装置。
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