JP2009269457A - 前輪懸架装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】振動減衰および吸収能力が向上した前輪懸架装置を提供する。
【解決手段】上側部がハンドルと連結され、下側部21がフレーム本体11の前端に回動可能に枢支されるステアリングロッド2と、ステアリングロッド2の前方で前輪Wを支持しているフロントフォーク3と、後端部41がステアリングロッド2の下側部21に揺動可能に枢支されているうえ、前端部42がフロントフォーク3の前方に延伸している揺動アーム4と、前端部がそれぞれ揺動アーム4の前端部42の上下に、後端部がそれぞれフロントフォーク3の上側部32の上下に枢支されていて、揺動アーム4とフロントフォーク3と共に四リンク構造をなす上下スイングアーム51,52と、後端部がステアリングロッド2の下側部21に枢支されているサスペンションアーム6と、前輪Wの振動をサスペンションアーム6、そしてステアリングロッド2に伝える伝動アーム7とを備えた構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、前輪懸架装置に関し、特に二輪車や三輪車の車体フレームにおけるフレーム本体の前端に装着されて前輪を回転可能に支持する前輪懸架装置に関する。
一般の自転車やオートバイなどの二輪車や三輪車には、車体フレームにおけるフレーム本体の前端に、前輪懸架装置が、ハンドルによって左右に操縦されるうえ、前輪を回転可能に支持することができるように装着されている。この種の前輪懸架装置の一例としては、特許文献1に開示されているものが挙げられる。この従来の前輪懸架装置は、図11に示すように、ステアリングロッド91と、フロントフォーク92と、第1の連結アーム93と、第2の連結アーム94とを備えている。
ステアリングロッド91は、その下側部がフレーム本体95の前端に連結され、上側部がハンドル(図示せず)の操縦により回動可能に枢支されている。
フロントフォーク92は、その下側部が車軸(図示せず)を介して前輪96を支持している。
第1の連結アーム93は、ステアリングロッド91とフロントフォーク92との間に回動可能に枢支されている。
第2の連結アーム94は、ステアリングロッド91とフロントフォーク92との間において、第1の連結アーム93より下方に回動可能に枢支されている。
また、ステアリングロッド91と、フロントフォーク92と、第1の連結アーム93と、第2の連結アーム94と共になった四リンク構造に、ダンパー97が更に組み込まれている。そのため、四リンク構造が揺動してダンパー97を圧縮することによって、地形による前輪96の昇降の振動を減衰させ、吸収することができる。例えば図12に示すように、その第1の連結アーム93が角度θで回動するように前記四リンク構造が揺動すると、フロントフォーク92に付与する減衰ストロークはHとなる。
しかしながら、特許文献1のダンパー付き四リンク構造の前輪懸架装置では、自転車やオートバイなどの前輪に起こる振動を減衰させる機能を果たすが、ヒルクライム用などの場合にとっては、激しい起伏に富んだ地形に対応できる能力はまだ改善の余地があるので、一層振動減衰能力を向上させることができる前輪懸架装置が求められている。
米国特許913961号
本発明は、従来の問題に鑑みてなされたものであり、振動減衰および吸収能力が向上していて激しい起伏に富んだ地形でも騎乗安定性が優れる前輪懸架装置を提供しようとすることを目的とする。
前記目的を達成するために、発明者は、研究に研究を重ねた結果、ステアリングロッドとフロントフォークも含めて全体がただ四リンク構造だけとなった従来の前輪懸架装置に代えて、ステアリングロッドとフロントフォークも含めて全体が七リンク以上の構造となったものを使用すると、前輪懸架装置により大きな揺動ストロークを生成させることができるので、伸縮範囲がより大であるダンパと合わせて二輪車や三輪車の前輪に従来より大きな昇降ストロークを付与するうえ、前輪の道路における起伏に当たった反力を減衰させる能力を大きく上げることができる、ということを発見した。
前記発見に基づき、本発明は、車体フレーム中におけるフレーム本体の前端に装着されて前輪を回転可能に支持することができるように構成されている前輪懸架装置であって、上側部がハンドルと連結されるうえ、下側部が前記フレーム本体の前端に対して前記ハンドルの操縦により回動可能に枢支されているステアリングロッドと、前記ステアリングロッドの前方にあるうえ、下側部が車軸を介して前記前輪を支持していて、該前輪の地形による昇降の振動が前記車軸と前記下側部を経由して上側部へ伝わるフロントフォークと、後端部が前記ステアリングロッドの下側部に揺動可能に枢支されているうえ、前端部が前記フロントフォークの前方に延伸している揺動アームと、前端部がそれぞれ前記揺動アームの前端部の上下に、後端部がそれぞれ前記フロントフォークの上側部の上下に枢支されていて、前記揺動アームと前記フロントフォークと共に四リンク構造をなす上下スイングアームと、後端部が前記ステアリングロッドの下側部に枢支されているサスペンションアームと、前記四リンク構造に装着されていて、前記前輪の地形による昇降の振動を前記四リンク構造によって減衰させてから、前記サスペンションアーム、そして前記ステアリングロッドに伝える伝動アームとを備えたことを特徴とする前輪懸架装置を提供する。
また、この前輪懸架装置は、前端部が前記伝動アームに、後端部が前記フロントフォークに枢支されている連結アームを更に備えてもよい。
前記構成による前輪懸架装置は、従来の四リンク構造と比べると、少なくともステアリングロッドと、フロントフォークと、揺動アームと、上、下スイングアームと、サスペンションアームと、伝動アームとから七リンク構造を構成する七リンク以上の構造を採用している。よって、より大きな揺動ストロークを生成させるので、それだけより大きな昇降ストロークを前輪に付与することができるため、激しい起伏に当たった際の前輪の反力を容易に減衰させて吸収し、騎乗安定性の向上に大いに役に立つ。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる前輪懸架装置の斜視図である。図2は、図1の分解斜視図である。図3は、図1の側面図である。
図1〜図3に示すように、本発明の前輪懸架装置は、二輪、三輪車の車体フレームの一部であるフレーム本体11の前端に装着され、ハンドル(図示せず)によって左右に操縦され、且つ前輪Wを前後回転可能に支持することができるうえ、走行時の騎乗安定を図るためのものである。そして、この前輪懸架装置は、通常のように組込まれているダンパー13を圧縮することによって、地形による前輪Wの昇降の振動を減衰させ、吸収することができるように構成されている。
この第1の実施形態の前輪懸架装置は、自動二輪車に適用されるものであるが、ダンパー13は、図示のものと数量に限らず、市販のものから任意のタイプと任意の数量が選択される。
この前輪懸架装置は、ステアリングロッド2と、フロントフォーク3と、揺動アーム4と、上下スイングアーム51,52と、サスペンションアーム6と、伝動アーム7と、連結アーム8とを備えている。
ステアリングロッド2は、その上側部がハンドル(図示せず)と連結されるうえ、下側部21がフレーム本体11の前端にあるヘッドパイプ111に対して前記ハンドルの操縦により左右に回動可能に枢支されている。
フロントフォーク3は、ステアリングロッド2の前方に配設され、その下側部31が車軸Sを介して前輪Wを支持するものである。このフロントフォーク3には、地形による前輪Wの昇降の振動が車軸Sと下側部31を経由して上側部32へ伝わる。
揺動アーム4は、側面視にてその一本脚の上端部に左右に展開した両腕を有するT字形のものである。具体的には、前記上端部を前端部42とし、一本脚の下端部を後端部41として、図中左へ90度ほど横に傾いて配設したものである。また、後端部41は、ステアリングロッド2の下側部21に揺動可能に枢支された枢接箇所411(ステアリングロッド2において枢接箇所211となっている)となっているうえ、前端部42がフロントフォーク3の前方に延伸している。もちろん、揺動アーム4の形状は、前記のようなT字形に限らない。
上下スイングアーム51,52は、それらの前端部が、それぞれ揺動アーム4の前端部42にある両腕の先端近くの上下に枢支されて枢接箇所511(揺動アーム4において枢接箇所421となっている),521(揺動アーム4において枢接箇所422となっている)となっている。また、それらの後端部が、それぞれフロントフォーク3の上側部32の上下に枢支されて枢接箇所512(フロントフォーク3において枢接箇所321となっている),522(フロントフォーク3において枢接箇所322となっている)となっている。このようにして、上下スイングアーム51,52は、揺動アーム4とフロントフォーク3と共に四リンク構造を構成している。そのうえ、フロントフォーク3と上スイングアーム51との枢接箇所321(512)は、揺動アーム4と上スイングアーム51との枢接箇所421(511)より上方に、またフロントフォーク3と下スイングアーム52との枢接箇所322(522)は、揺動アーム4と下スイングアーム52との枢接箇所422(521)より下方にある。
サスペンションアーム6は、その後端部がステアリングロッド2の下側部21に枢支されて枢接箇所611(ステアリングロッド2において枢接箇所212となっている)となっている。なお、この例において、ダンパー13は、サスペンションアーム6と下スイングアーム52との間に取付けられている。
連結アーム8は、その後端部が、フロントフォーク3の上スイングアーム51との枢接箇所321より上方に枢支されて枢接箇所811(フロントフォーク3において枢接箇所323となっている)となっている。また、前端部が、サスペンションアーム6の前端部に枢支されて枢接箇所812(サスペンションアーム6において枢接箇所612となっている)となっている。
伝動アーム7は、その上側部が、連結アーム8のサスペンションアーム6との枢接箇所812より前方に枢支されて枢接箇所711(連結アーム8において枢接箇所813となっている)となっている。また、下側部が、下スイングアーム52の揺動アーム4との枢接箇所521より前方に枢支されて枢接箇所712(下スイングアーム52において枢接箇所523となっている)となっている。即ち、伝動アーム7は、前記四リンク構造部分に装着されているので、前輪Wの地形による昇降の振動を、前記四リンク構造によって減衰させてから、始めてそれを介してサスペンションアーム6、そしてステアリングロッド2に伝えることができる。
前記のように、本実施形態の前輪懸架装置は、ステアリングロッド2とフロントフォーク3も含めて、特定の八リンク構造となっている。
次に、図4〜図6に基づいて前記前輪懸架装置の作動を説明する。図4〜図6は、前輪懸架装置において、車輪に負担がない平常(平坦)時から、地面の凹凸によって作動する状態を順番に示す一連の概略図である。
前輪W(図3参照)に負担がない平常時に、この前輪懸架装置は、図4に示す状態にある。そして、地面の激しい隆起に当たると、図4に示す状態から図5に示す状態になるように、前輪Wの上動に連動して、上下スイングアーム51,52と、揺動アーム4と、フロントフォーク3と共になった四リンク構造から、伝動アーム7、連結アーム8、そしてサスペンションアーム6という経路で揺動し、ダンパー13を圧縮することによって、ステアリングロッド2に伝えられる振動を容易に減衰させて吸収する。その後、前輪Wが激しい隆起を通った時、この前輪懸架装置の八リンク構造がダンパー13がはね返る反発力によって、また図4に示す状態に戻る。
一方、地面の窪みに落ち込むと、図4に示す状態から図6に示す状態になるように、前輪Wの下動に連動して、上下スイングアーム51,52と、揺動アーム4と、フロントフォーク3と共になった四リンク構造から、伝動アーム7、連結アーム8、そしてサスペンションアーム6という経路で揺動し、ダンパー13を引張ることによって、該窪みに対応する。その後、前輪Wが窪みを通った時、該八リンク構造がダンパー13がはね返る反発力によって、また図4に示す状態に戻る。
前記構成による前輪懸架装置は、図7に示すように、そのサスペンションアーム6が角度θで回動するように前記八リンク構造が揺動すると、フロントフォーク3に付与する減衰ストロークはHとなり、図12に示す従来の四リンク構造による減衰ストロークのHより遥かに大きい。そのため、伸縮ストロークがより大きいダンパと合わせて二輪車や三輪車などの前輪にかかる減衰能力を大きく増加させることができる。
図8は、本発明の第2の実施形態にかかる前輪懸架装置の概略図である。この前輪懸架装置は、その構造が第1の実施形態のとほぼ同じであるが、その相違点は、伝動アーム7Aは、その上側部が連結アーム8Aの前端部に枢支され、下側部が下スイングアーム52Aの揺動アーム4Aとの枢接箇所521Aより後方に枢支(枢接箇所523A)されており、また、サスペンションアーム6Aは、その前端部が連結アーム8Aの、伝動アーム7Aとの枢接箇所813Aより前方に枢支(枢接箇所812A)されていることにある。
前記構成による前輪懸架装置は、第1の実施形態の前輪懸架装置と同じように、その八リンク構造のフロントフォーク3Aに付与する減衰ストロークは、従来の四リンク構造による減衰ストロークより遥かに大きい。そのため、伸縮ストロークがより大きいダンパと合わせて、二輪車や三輪車などの前輪にかかる減衰能力を大きく増加させることができる。
図9は、本発明の第3の実施形態にかかる前輪懸架装置の概略図である。この前輪懸架装置は、その構造が第1と第2の実施形態のとほぼ同じであるが、その相違点は、連結アーム8Bは、その後端部がフロントフォーク3Bと上スイングアーム51Bとの枢接箇所321Bに枢支されており、伝動アーム7Bは、その上側部が連結アーム8Bの前端部に枢支され、下側部が揺動アーム4Bと下スイングアーム52Bとの枢接箇所422Bに枢支されており、また、サスペンションアーム6Bは、その前端部が連結アーム8Bと伝動アーム7Bとの枢接箇所813Bに枢支されていることにある。
前記構成による前輪懸架装置は、第1と第2の実施形態の前輪懸架装置と同じように、その八リンク構造のフロントフォーク3Bに付与する減衰ストロークは、従来の四リンク構造による減衰ストロークより遥かに大きいので、伸縮ストロークがより大きいダンパと合わせて二輪車や三輪車などの前輪にかかる減衰能力を大きく増加させることができる。
図10は、本発明の第4の実施形態にかかる前輪懸架装置の概略図である。この前輪懸架装置は、その構造が第1と第2の実施形態のとほぼ同じであるが、その相違点は、連結アーム8Cは、その後端部がフロントフォーク3Cの上スイングアーム51Cとの枢接箇所321Cより上方に枢支されており、伝動アーム7Cは、その上側部が連結アーム8Cの前端部に枢支され、下側部が揺動アーム4Cの上下スイングアーム51C,52Cとの枢接箇所421C,422Cの間且つそれらより後方に枢支されて枢接箇所431Cとなっており、サスペンションアーム6Cは、その前端部が伝動アーム7Cの、連結アーム8Cとの枢接箇所711Cより上方に枢支されており、また、伝動アーム7Cと揺動アーム4Cとの枢接箇所431Cと、揺動アーム4Cとステアリングロッド2Cとの枢接箇所411Cとを通った線を基準線Lとすれば、サスペンションアーム6Cは、該基準線Lと平行になっていることにある。なお、この基準線Lおよび枢接箇所431Cは、第1の実施形態におけるT字形の揺動アーム4の後端部41に相当する。
前記構成による前輪懸架装置は、第1と第2の実施形態の前輪懸架装置と同じように、その八リンク構造のフロントフォーク3Cに付与する減衰ストロークは、従来の四リンク構造による減衰ストロークより遥かに大きいので、伸縮ストロークがより大きいダンパと合わせて二輪車や三輪車などの前輪にかかる減衰能力を大きく増加させることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されない。即ち、本発明は前記実施形態に限定して狭義に解釈されるものではなく、本発明の思想の範囲内において種々の変形や変更が可能である。
前記各実施形態から分かるように、本発明の前輪懸架装置は、少なくともステアリングロッドと、フロントフォークと、揺動アームと、上下のスイングアームと、サスペンションアームと、伝動アームとから七つ以上のリンクを構成することによって、従来の四リンク構造より大きな揺動ストロークを生成させることができる。そのため、伸縮範囲がより大であるダンパと合わせて二輪車や三輪車の前輪に搭載することにより、従来より大きな昇降ストロークを付与するうえ、前輪の道路における起伏に当たった反力を減衰させて吸収する能力を大きく上げ、二輪車や三輪車騎乗安定性を向上させることができる。
本発明の第1の実施形態にかかる前輪懸架装置の斜視図である。 図1の分解斜視図である。 図1の側面図である。 第1の実施形態の前輪懸架装置の地面からの衝撃による振動によって作動する状態を説明するための概略図である。 図4の状態から地面の激しい隆起に当たった状態を示す概略図である。 図4の状態から地面の窪みに落ち込んだ状態を示す概略図である。 第1の実施形態の前輪懸架装置による減衰ストロークHを説明するための概略図である。 本発明の第2の実施形態にかかる前輪懸架装置の概略図である。 本発明の第3の実施形態にかかる前輪懸架装置の概略図である。 本発明の第4の実施形態にかかる前輪懸架装置の概略図である。 従来の前輪懸架装置の一例の側面図である。 従来の前輪懸架装置による減衰ストロークHを説明するための概略図である。
符号の説明
11 フレーム本体
111 ヘッドパイプ
13 ダンパー
2,2C ステアリングロッド
211,321,321B,321C,322,323,411,411C,421,421C,422,422B,422C,431C,511,512,521,521A,522,523,611,612,711,712,811,812,813,813A,813B 枢接箇所
21 ステアリングロッドの下側部
3,3B,3C フロントフォーク
31 フロントフォークの下側部
32 フロントフォークの上側部
4,4A,4B,4C 揺動アーム
41 揺動アームの後端部
42 揺動アームの前端部
51,51B,51C 上スイングアーム
52,52A,52B,52C 下スイングアーム
6,6A,6B,6C サスペンションアーム
7,7A,7B,7C 伝動アーム
8,8A,8B,8C 連結アーム
L 基準線
S 車軸
W 前輪

Claims (8)

  1. 車体フレーム中におけるフレーム本体の前端に装着されて前輪を回転可能に支持することができるように構成されている前輪懸架装置であって、
    上側部がハンドルと連結されるうえ、下側部が前記フレーム本体の前端に対して前記ハンドルの操縦により回動可能に枢支されているステアリングロッドと、
    前記ステアリングロッドの前方にあるうえ、下側部が車軸を介して前記前輪を支持していて、該前輪の地形による昇降の振動が前記車軸と前記下側部を経由して上側部へ伝わるフロントフォークと、
    後端部が前記ステアリングロッドの下側部に揺動可能に枢支されているうえ、前端部が前記フロントフォークの前方に延伸している揺動アームと、
    前端部がそれぞれ前記揺動アームの前端部の上下に、後端部がそれぞれ前記フロントフォークの上側部の上下に枢支されていて、前記揺動アームと前記フロントフォークと共に四リンク構造をなす上下スイングアームと、
    後端部が前記ステアリングロッドの下側部に枢支されているサスペンションアームと、
    前記四リンク構造に装着されていて、前記前輪の地形による昇降の振動を前記四リンク構造によって減衰させてから、前記サスペンションアーム、そして前記ステアリングロッドに伝える伝動アームとを備えたことを特徴とする前輪懸架装置。
  2. 前記フロントフォークは、前記揺動アームと前記上スイングアームとの枢接箇所より上方で、また前記揺動アームと前記下スイングアームとの枢接箇所より下方で、前記上下スイングアームの後端部をそれぞれ枢支していることを特徴とする請求項1に記載の前輪懸架装置。
  3. 前端部が前記伝動アームに、後端部が前記フロントフォークに枢支されている連結アームを更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の前輪懸架装置。
  4. 前記連結アームは、後端部が前記フロントフォークの前記上スイングアームとの枢接箇所より上方に枢支されており、
    前記伝動アームは、上側部が前記連結アームの前端部に枢支され、下側部が前記下スイングアームの前記揺動アームとの枢接箇所より前方に枢支されており、
    また、前記サスペンションアームは、前端部が前記連結アームの前記伝動アームとの枢接箇所より後方に枢支されていることを特徴とする請求項3に記載の前輪懸架装置。
  5. 前記連結アームは、後端部が前記フロントフォークの前記上スイングアームとの枢接箇所より上方に枢支されており、
    前記伝動アームは、上側部が前記連結アームの前端部に枢支され、下側部が前記下スイングアームの前記揺動アームとの枢接箇所より後方に枢支されており、
    また、前記サスペンションアームは、前端部が前記連結アームの前記伝動アームとの枢接箇所より前方に枢支されていることを特徴とする請求項3に記載の前輪懸架装置。
  6. 前記連結アームは、後端部が前記フロントフォークと前記上スイングアームとの枢接箇所に枢支されており、
    前記伝動アームは、上側部が前記連結アームの前端部に枢支され、下側部が前記揺動アームと前記下スイングアームとの枢接箇所に枢支されており、
    また、前記サスペンションアームは、前端部が前記連結アームと前記伝動アームとの枢接箇所に枢支されていることを特徴とする請求項3に記載の前輪懸架装置。
  7. 前記連結アームは、後端部が前記フロントフォークの前記上スイングアームとの枢接箇所より上方に枢支されており、
    前記伝動アームは、上側部が前記連結アームの前端部に枢支され、下側部が前記揺動アームの前記上下スイングアームとの枢接箇所の間に枢支されており
    また、前記サスペンションアームは、前端部が前記伝動アームの前記連結アームとの枢接箇所より上方に枢支されていることを特徴とする請求項3に記載の前輪懸架装置。
  8. 前記伝動アームは、下側部が前記揺動アームの前記上下スイングアームとの枢接箇所の間且つそれらより後方に枢支されており、
    また、前記伝動アームと前記揺動アームとの枢接箇所と、前記揺動アームと前記ステアリングロッドとの枢接箇所とを通った線を基準線として、前記サスペンションアームは、該基準線と平行になっていることを特徴とする請求項7に記載の前輪懸架装置。
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