JP2009267325A - 化学機械研磨の構成物 - Google Patents

化学機械研磨の構成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2009267325A
JP2009267325A JP2008202884A JP2008202884A JP2009267325A JP 2009267325 A JP2009267325 A JP 2009267325A JP 2008202884 A JP2008202884 A JP 2008202884A JP 2008202884 A JP2008202884 A JP 2008202884A JP 2009267325 A JP2009267325 A JP 2009267325A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sarcosine
mechanical polishing
chemical mechanical
composition
salt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008202884A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5567261B2 (ja
Inventor
Song Yuan Chang
張松源
Ming Hui Lu
陸明輝
Ming Che Ho
何明徹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uwiz Technology Co Ltd
Original Assignee
Uwiz Technology Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Uwiz Technology Co Ltd filed Critical Uwiz Technology Co Ltd
Publication of JP2009267325A publication Critical patent/JP2009267325A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5567261B2 publication Critical patent/JP5567261B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23FNON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
    • C23F3/00Brightening metals by chemical means
    • C23F3/04Heavy metals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09GPOLISHING COMPOSITIONS; SKI WAXES
    • C09G1/00Polishing compositions
    • C09G1/02Polishing compositions containing abrasives or grinding agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K3/00Materials not provided for elsewhere
    • C09K3/14Anti-slip materials; Abrasives
    • C09K3/1454Abrasive powders, suspensions and pastes for polishing
    • C09K3/1463Aqueous liquid suspensions
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
    • H01L21/31Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to form insulating layers thereon, e.g. for masking or by using photolithographic techniques; After treatment of these layers; Selection of materials for these layers
    • H01L21/3205Deposition of non-insulating-, e.g. conductive- or resistive-, layers on insulating layers; After-treatment of these layers
    • H01L21/321After treatment
    • H01L21/32115Planarisation
    • H01L21/3212Planarisation by chemical mechanical polishing [CMP]

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

【課題】研磨対象物の平坦化効果を向上する化学機械研磨の構成物を提供する。
【解決手段】化学機械研磨の構成物は、少なくともダゾリノン類化合物もしくはトリアゾール類化合物もしくはその混合物,及びサルコシン及びその塩類化合物もしくはその混合物を含む。該抑制剤の構成物は化学機械研磨において応用し、金属層の高研磨除去率を維持すると同時に、金属エッチングの抑制の特性を兼ね備え、研磨過剰及び侵食等の研磨欠陥を減らすことができる。
【選択図】なし

Description

本発明は、化学機械研磨の抑制剤構成物に関するもので、一種の化学機械研磨に用いる抑制剤構成物を提供することで、研磨対象物の平坦化効果を向上することに係る。
電子部品の限界寸法(Critical
Dimension)が益々小さくなり、配線層数が急激に増加していることにより、RCタイム遅延(RC Time
Delay)は回路全体の操作速度に重大な影響を及ぼしている。金属連接線幅縮小によって発生したタイム遅延及び電子移動の信頼性の問題を改善するため、電気抵抗率が低く、電子移動破壊能力が高い銅配線剤を選択するようになり、アルミニウム金属に取って代わっている。しかしながら、銅金属はエッチングしにくいという特性を具えるため、別一種のダマシン方式で銅金属配線を行わなければならない。
ダマシン(Damascene)方式工程は、公知と異なり先ず金属図案を定義して次に誘電層で溝を充填する金属化工程である。その方法は、先ず平坦な一誘電上で金属線の溝をエッチングした後、金属層を充填し、最後に余った金属を除去し、金属を具え誘電層内にダマシンした平坦構造を得る。ダマシン式工程は、従来の従来の金属化工程より以下の長所を具える。(1)基底表面を隨時平坦に保つ。(2)公知工程の誘電材料が金属配線隙間に充填しにくい欠点を排除する。(3)金属材がエッチングしにくい問題、特に銅金属のエッチングの問題を解決する。
他に内連接線の工程内の接触窓構造と配線図案をそれぞれ別々に制作しなければならず、工程ステップが煩雑になる公知の欠点を克服するため、現在、別に一種のデュアルダマシン(dual damascene)工程を開発しており、その製作工程は二回の選択性エッチングを実施し、それぞれ誘電体線路(line dielectric)とビア誘電体(via dielectric)をエッチングすると、金属層と差し込んで塞ぐ阻害層が一度に完成し、更に一度で導電金属を誘電窓と内連接線溝槽を充填し、工程ステップの簡素化に効果がある。近年、部品サイズの縮小化の発展と、部品操作の速度の向上に対応するため、低抵抗常数と高電子移動抵抗を具えた金属は、徐々に金属の内連接線の材質として応用されており、従来のアルミ金属工程技術と取って代わっている。銅金属のダマシン式内連接線技術は、内連接線の縮小化を達成するだけでなく、更にRCタイム遅延を減らし、同時に金属銅がエッチングしにくい問題を解決したため、現在、更に内連接線の主な発展を加速させている。
モノダマシンもしくはデュアルダマシンの銅工程に係りなく、銅金属の充填後に平坦化工程を実施しなければならず、誘電層上に残った金属を除去する必要がある。現在、通常では化学機械研磨の工程でこの目的を達成している。しかしながら、金属化学機械研磨の技術において、金属層の表面にはやはり研磨過剰(Dishing)及び侵食(Erosion)等研磨欠陥が発生しやすい。
研磨過剰及び侵食現象と研磨速度率及びエッチング比(RR/DER)は極めて大きな関係があり、比較的低いエッチング速度率は図案の凹陥箇所の除去率が低い。研磨過剰の欠陥を抑制することには有効であるが、一単位にかかる時間を考慮すると、研磨速度率は需要範囲内でなければならない。この他、研磨均一度も平坦化の結果に一定の影響を及ぼし、均一度が悪いと、多くの時間を研磨除去にかかり、それが原因で重大な研磨過剰及び侵食現象が発生しやすい。
一単位の産出量及び研磨過剰及び侵食現象の抑制を兼ね備えるため、通常では銅の化学機械研磨工程において、二個のステップに分ける。第一階段は、比較的早い研磨速度率で大部分の銅を除去して一単位の産出量を増やす。第二階段では、比較的遅い研磨速度率で残った少量の銅を除去し、凹槽内の銅が角の侵食される現象を防止する。通常,二段階銅研磨工程では、異なる構成の研磨構成物に交換して異なる段階の銅研磨の要求に応えることができる。しかしながら、研磨構成物を交換することは工程の簡素化に不利であり、また廃材を増やす可能性がある。
特許文献1が提示する一種の研磨構成物は、少なくとも一種の砥粒を含み、少なくとも10個の炭素原子の脂肪族カルボン酸、アルカリ性成分、加速剤、防錆剤(anticorrosive)、過酸化水素、及び水を具える。該研磨構成物は、銅金属のエッチング速度率を下げることができるが、大部分の銅層(bulk copper)の除去率にも不利な影響が発生する。他に特許文献2は、二酸化ケイ素、酸化剤、アミン基酸、トリアゾール化合物、及び水の銅金属研磨構成物を含む。しかしながら、該特許は共同抑制剤として未提示であり、高研磨除去率を維持する条件の下、研磨構成物が金属のエッチング速度率を緩めることができ、同時に第一及び第二段階の銅金属研磨に適用できる。
米国 特許登録第6,679,929号 米国 特許登録第2004/0020135号
解決しようとする問題点は、金属化学機械研磨の技術において、金属層の表面にはやはり研磨過剰(Dishing)及び侵食(Erosion)等研磨欠陥が発生しやすい点である。
本発明は、少なくともダゾリノン類化合物もしくはトリアゾール類化合物もしくはその混合物,及びサルコシン及びその塩類化合物もしくはその混合物を含む。該抑制剤の構成物は化学機械研磨において応用し、金属層の高研磨除去率を維持すると同時に、金属エッチングの抑制の特性を兼ね備え、研磨過剰及び侵食等の研磨欠陥を減らすことができることを最も主要な特徴とする。
本発明の化学機械研磨の構成物は、化学機械研磨時に加工物件の表面に一層の保護膜を形成し、加工物件が過度に侵食するのを防止し、加工物件の侵食抑制能力を高め、研磨対象物の平坦化効果を向上するという利点がある。
一種の化学機械研磨の抑制剤構成物を提供して加工物件のエッチング速度率抑制を高めることを本発明の主な目的とする。
一種の二段階金属研磨に適用する化学機械研磨構成物を提供することを本発明の別の目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の抑制剤の構成物は、少なくともダゾリノン類化合物もしくはトリアゾール類化合物もしくはその混合物、及びサルコシン及びその塩類化合物もしくはその混合物を含む。そのうち、該ダゾリノン類化合物もしくはトリアゾール類化合物もしくはその混合物は、1-H-ベンゾトリアゾールであり、また該サルコシン及びその塩類化合物はN-アシル基サルコシン(N-acyl sarcosine)である。該抑制剤の構成物は、化学機械研磨の構成物に用い、化学機械研磨時に、加工物件の表面に対して一層の保護膜を形成し、金属層の高研磨除去率を維持すると同時に,エッチング速度率を有効に抑制する特性を兼ね備え、研磨過剰及び侵食欠陥を減らす。
本発明「化学機械研磨の構成物」の該抑制剤構成物は、少なくともダゾリノン類化合物もしくはトリアゾール類化合物もしくはその混合物,及びサルコシン及びその塩類化合物もしくはその混合物を含む。また該抑制剤構成物は化学機械研磨構成物において使用し、化学機械研磨時に加工物件の表面に一層の保護膜を形成し、加工物件が過度に侵食するのを防止し、加工物件の侵食抑制能力を高める。該化学機械研磨構成物は、侵食抑制剤の他に、更に砥粒、酸化剤、加速剤以及び溶剤を含む。
該砥粒の実施例は、鍛造した二酸化ケイ素、ケイ酸ナトリウムもしくはケイ酸カリウムの加水分解もしくはシランの加水分解及び縮合によって生成された二酸化ケイ素ゾル、沈殿もしくは鍛造した二酸化アルミニウム、沈殿もしくは鍛造した二酸化チタン、高分子材、及び金属酸化物及び高分子材料のハイブリッド(hybrid)を含むが、それに限らない。良好なものは二酸化ケイ素ゾルとする。仮に砥粒用量が低すぎると、機械研磨に不利で期待する研磨除去率を達成することができない。反対に砥粒用量が高すぎると機械研磨の効果が加速して阻害及び絶縁酸化層の除去率を上げて表面侵食の研磨の欠陥を発生してしまう。具体的実施例において、該ケイ素ゾルは構成物総重量の0.01から30%を占め、良好なのは0.1から15%とする。
銅層を研磨する化学機械研磨の構成物にとって、良好なのは過酸化水素を酸化剤として使用することである。通常、該酸化剤は、構成物総重量の0.25から5%を占め、良好なのは0.5から3%である。
該化学機械研磨に用いる構成物の加速剤の実施例にはクエン酸、シュウ酸、酒石酸、ヒスタミン、アラニン、もしくはグリシンを含むがそれに限らない。該加速剤は、金属の研磨促進、例として銅の溶解に用いる。研磨構成物内の加速剤添加量を高め、金属層の研磨去除率を上げ、第一段階の金属層研磨に適用する。しかしながら、構成物内の加速材の添加量を高め、同時に静態エッチングの速度率を高めるのは、第二段階の細微研磨には不利である。一具体実施例において、該加速剤は構成物総重量の0.01から10%を占め、良好なのは0.1から5%を占め、更に良いのは0.3〜3%である。
該抑制剤の構成物は高研磨除去率の条件の下、静態エッチング速度率を有効に抑制する。第一段階及び第二段階の研磨平坦化工程に適用する。本発明のダゾリノン類化合物もしくはトリアゾール類化合物もしくはその混合物は、1-H-ベンゾトリアゾール(1H-benzotriazole; BTA)であり、且つそれは構成物の総重量の0.001から1%を占め、良好なのは構成物の総重量の0.005から0.8%を占め、更に良好なのは構成物の総重量の0.01から0.5%を占める。また該サルコシン及びその塩類化合物もしくはその混合物は、構成物の総重量の0.0005から1%を占め、良好なのは、構成物の総重量の0.001から0.5%を占め、更に良好なのは構成物の総重量の0.005から0.1%を占める。
そのうち、該サルコシン及びその塩類の実施例は、
サルコシン(sarcosine)、
N-アシル基サルコシン(N-acyl sarcosine)、ココイル・サルコシン(cocoyl sarcosine)、オレオイル・サルコシン(oleoyl sarcosine)、ステアロイル・サルコシン(stearoyl sarcosine)、及びミリストイル・サルコシン(myristoyl
sarcosine)もしくはそのリチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、もしくはアミン塩等もしくはその混合物、例としてラウロイル基サルコシン・ナトリウム塩(Sodium n-Lauroyl Sarcosinate),
もしくはココイル・サルコシン・ナトリウム(Sodium Cocoyl Sarcosinate)を含むがそれに限らない。
本発明の構成物は、水を用材として使用することもできるが、良好なのは、脱イオン水を研磨構成物の用材として使用するがよい。
以下は特に具体的実施例を挙げて、本発明の特徴及び効果を説明するが、本発明の範囲を制限するものではない。
表1に示すとおり、二酸化ケイ素ゾル砥粒、アラニン、過酸化水素、1-H-ベンゾトリアゾール、ココイル・サルコシン・ナトリウムを含み、及び溶剤を水とした研磨液の構成物を使用した対照サンプルテストを実施した。
研磨テストは下述の条件に基づき実施した。
研磨機台:Mirra polisher
(Applied Materials)
ウエハー類型:8インチの銅薄膜ラミネートウエハー(Ramco
Co)
研磨下圧力:1.5 psig及び0 psig
平台回転速度:93 rpm
キャリア具回転速度:87 rpm
研磨パッド:IC 1010(Rodel Inc)
研磨液の流れる速度:150 ml/min。
該ウエハーは、4点ブローブ測量研磨を使用した速度率で、その結果は表2のとおりである。
そのうち、該RRは、研磨除去率(Removal Rate)を指し、WIWNUは、ウエハー表面均一度(With-in-wafer-non-uniformity)を指し、またDERは、動態エッチング速度率(Dynamic etching rate)を指す。
表2の結果から分かるとおり、対照例1は低研磨去除率及び高エッチング速度率で、RR/DER比較値は低い。対照例2は高RR/DER値であるが、ウエハー表面均一度は悪い。この結果から本発明の抑制剤の構成物(対照例3)を使用すると、銅の高研磨去除率を維持し、また銅のエッチング速度率を有効に下げ、RR/DER値を向上させることができることがわかる。
表3に示すとおり、使用包括二酸化ケイ素ゾル砥粒、アラニン、過酸化水素、1-H-ベンゾトリアゾール、ココイル・サルコシン・ナトリウムを含み、及び溶剤は水とした研磨液の構成物を使用した対照サンプルでテストを実施した。
研磨テストは、下述の条件の下、実施し、その結果記録は表四のとおりである。
研磨機台:Mirra polisher
(Applied Materials)
研磨下圧力:3 psig、 1.5 psig及び0
psig
平台回転速度:93 rpm
キャリア具回転速度:87rpm
研磨パッド:IC 1010(Rodel Inc)
研磨液の流れる速度:150 ml/min。
表4の結果のとおり、サルコシン濃度を固定した状況において、研磨除去率はベンゾトリアゾール濃度が増えるに従って下がり、良好な構成を獲得し(対照例6)、銅の高研磨除去率,及び低エッチング速度率を具え、高いRR/DER値を具える。
本発明の技術内容及び技術特徴は上述のとおりであるが、本領域に習熟したものが本発明の提示を基にした各種の本発明の精神から乖離しない入替えおよび修飾を実施するかもしれない。因って本発明の保護範囲は、実施例の表示に制限されず、本発明から乖離しない各種の入替え及び修飾は、本発明の請求範囲に含まれるものとする。

Claims (18)

  1. 化学機械研磨の構成物において、
    該抑制剤構成物は、少なくとも
    ダゾリノン類化合物もしくはトリアゾール類化合物もしくはその混合物と、
    サルコシン及びその塩類化合物もしくはその混合物を含むことを特徴とする化学機械研磨の構成物。
  2. 前記サルコシン及びその塩類化合物は、サルコシン (sarcosine)、N-アシル基サルコシン(N-acyl sarcosine)、ラウロイル基サルコシン(lauroyl sarcosine)、ココイル・サルコシン(cocoyl sarcosine)、オレオイル・サルコシン(oleoyl sarcosine)、ステアロイル・サルコシン(stearoyl sarcosine)、及びミリストイル・サルコシン(myristoyl sarcosine)もしくはそのリチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩、もしくはアミン塩もしくはその混合物を含むが、それに限らないことを特徴とする請求項1記載の化学機械研磨の構成物。
  3. 前記サルコシン及びその塩類化合物は、サルコシン (sarcosine)であり、該サルコシンの化学式は式一のとおりであることを特徴とする請求項1記載の化学機械研磨の構成物。
  4. 前記サルコシン及びその塩類化合物は、ラウロイル基サルコシンであり、該ラウロイル基サルコシンの化学式は式二のとおりであることを特徴とする請求項1記載の化学機械研磨の構成物。
  5. 前記サルコシン及びその塩類化合物は、ラウロイル基サルコシン・ナトリウム塩であり、該ラウロイル基サルコシン・ナトリウム塩の化学式は式三のとおりであることを特徴とする請求項1記載の化学機械研磨の構成物。
  6. 前記サルコシン及びその塩類化合物は、ココイル・サルコシン・ナトリウムであり、該ココイル・サルコシン・ナトリウムの化学式は式四のとおりであることを特徴とする請求項1記載の化学機械研磨の構成物。
  7. 前記トリアゾール類化合物は、1,2,4-トリアゾール、3-アミン基-1,2,4-トリアゾール、3-ニトロ基-1,2,4-トリアゾール、3-アミン基-1H-1,2,4-トリアゾール-5-カルボン酸、1-H-ベンゾトリアゾール、及び5-甲基-1,2,3-ベンゾトリアゾールから構成されるグループから選択することを特徴とする請求項1記載の化学機械研磨の構成物。
  8. 前記トリアゾール類化合物は、1-H-ベンゾトリアゾールとすることを特徴とする請求項1記載の化学機械研磨の構成物。
  9. 前記化学機械研磨構成物は、更に砥粒、酸化剤、加速剤及び溶剤を含むことを特徴とする請求項1記載の化学機械研磨の構成物。
  10. 前記砥粒は、鍛造した二酸化ケイ素、ケイ酸ナトリウムもしくはケイ酸カリウムの加水分解、もしくはシランの加水分解及び縮合から生成された二酸化ケイ素ゾル、沈殿もしくは鍛造の二酸化アルミニウム、沈殿もしくは鍛造した二酸化チタン、高分子材料、金属酸化物及び高分子材料ハイブリッド(hybrid)から構成されたグループから選択することを特徴とする請求項9記載の化学機械研磨の構成物。
  11. 前記砥粒は、二酸化ケイ素ゾルとすることを特徴とする請求項9記載の化学機械研磨の構成物。
  12. 前記砥粒は、構成物総重量の0.01から30%を占めることを特徴とする請求項9記載の化学機械研磨の構成物。
  13. 前記酸化剤は、過酸化水素であることを特徴とする請求項9記載の化学機械研磨の構成物。
  14. 前記加速剤は、クエン酸、シュウ酸、酒石酸、ヒスタミン、アラニン、及びグリシンから構成されたグループから選択することを特徴とする請求項9記載の化学機械研磨の構成物。
  15. 前記加速剤は、構成物総重量の0.01から5%を占めることを特徴とする請求項9記載の化学機械研磨の構成物。
  16. 前記ダゾリノン類化合物もしくは、トリアゾール類化合物もしくはその混合物であり、構成物の総重量の0.001から1%を占めることを特徴とする請求項9記載の化学機械研磨の構成物。
  17. 前記サルコシン及びその塩類化合物もしくはその混合物は、構成物の総重量の0.001から1%を占めることを特徴とする請求項9記載の化学機械研磨の構成物。
  18. 前記溶剤は、水であることを特徴とする請求項9記載の化学機械研磨の構成物。
JP2008202884A 2008-04-24 2008-08-06 化学機械研磨の構成物 Active JP5567261B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW097114974A TW200945429A (en) 2008-04-24 2008-04-24 Composition of chemical mechanical polishing
TW097114974 2008-04-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009267325A true JP2009267325A (ja) 2009-11-12
JP5567261B2 JP5567261B2 (ja) 2014-08-06

Family

ID=41392753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008202884A Active JP5567261B2 (ja) 2008-04-24 2008-08-06 化学機械研磨の構成物

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5567261B2 (ja)
SG (2) SG171692A1 (ja)
TW (1) TW200945429A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019501511A (ja) * 2015-10-21 2019-01-17 キャボット マイクロエレクトロニクス コーポレイション ディッシング改善用のコバルトインヒビターの組合せ
US11339310B2 (en) 2017-03-22 2022-05-24 Fujimi Incorporated Polishing composition

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002348562A (ja) * 2001-05-25 2002-12-04 Minebea Co Ltd 板金塗装用コンパウンド
JP2004153086A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Showa Denko Kk 金属研磨組成物、金属膜の研磨方法および基板の製造方法
JP2005340755A (ja) * 2003-11-14 2005-12-08 Showa Denko Kk 研磨組成物および研磨方法
JP2006179845A (ja) * 2004-11-26 2006-07-06 Fuji Photo Film Co Ltd 金属用研磨液及び研磨方法
JP2007189148A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Fujifilm Corp 化学的機械的研磨方法
JP2007221170A (ja) * 2007-05-18 2007-08-30 Hitachi Chem Co Ltd 金属用研磨液の調製方法
WO2008013226A1 (fr) * 2006-07-28 2008-01-31 Showa Denko K.K. Composition de polissage
JP2009081300A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Fujifilm Corp 金属研磨用組成物及びそれを用いた研磨方法
JP2009094430A (ja) * 2007-10-12 2009-04-30 Adeka Corp Cmp用研磨組成物
JP2009123880A (ja) * 2007-11-14 2009-06-04 Showa Denko Kk 研磨組成物
JP2009260304A (ja) * 2008-03-19 2009-11-05 Fujifilm Corp 金属用研磨液、及び研磨方法
JP2011505694A (ja) * 2007-11-27 2011-02-24 キャボット マイクロエレクトロニクス コーポレイション 銅を不動態化するcmp組成物及び方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005047410A1 (en) * 2003-11-14 2005-05-26 Showa Denko K.K. Polishing composition and polishing method
JP2007088379A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Fujifilm Corp 水系研磨液、及び、化学機械的研磨方法

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002348562A (ja) * 2001-05-25 2002-12-04 Minebea Co Ltd 板金塗装用コンパウンド
JP2004153086A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Showa Denko Kk 金属研磨組成物、金属膜の研磨方法および基板の製造方法
JP2005340755A (ja) * 2003-11-14 2005-12-08 Showa Denko Kk 研磨組成物および研磨方法
JP2006179845A (ja) * 2004-11-26 2006-07-06 Fuji Photo Film Co Ltd 金属用研磨液及び研磨方法
JP2007189148A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Fujifilm Corp 化学的機械的研磨方法
WO2008013226A1 (fr) * 2006-07-28 2008-01-31 Showa Denko K.K. Composition de polissage
JP2007221170A (ja) * 2007-05-18 2007-08-30 Hitachi Chem Co Ltd 金属用研磨液の調製方法
JP2009081300A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Fujifilm Corp 金属研磨用組成物及びそれを用いた研磨方法
JP2009094430A (ja) * 2007-10-12 2009-04-30 Adeka Corp Cmp用研磨組成物
JP2009123880A (ja) * 2007-11-14 2009-06-04 Showa Denko Kk 研磨組成物
JP2011505694A (ja) * 2007-11-27 2011-02-24 キャボット マイクロエレクトロニクス コーポレイション 銅を不動態化するcmp組成物及び方法
JP2009260304A (ja) * 2008-03-19 2009-11-05 Fujifilm Corp 金属用研磨液、及び研磨方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019501511A (ja) * 2015-10-21 2019-01-17 キャボット マイクロエレクトロニクス コーポレイション ディッシング改善用のコバルトインヒビターの組合せ
US11339310B2 (en) 2017-03-22 2022-05-24 Fujimi Incorporated Polishing composition

Also Published As

Publication number Publication date
SG156559A1 (en) 2009-11-26
SG171692A1 (en) 2011-06-29
JP5567261B2 (ja) 2014-08-06
TWI355026B (ja) 2011-12-21
TW200945429A (en) 2009-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4044287B2 (ja) 銅/タンタル基体に有用な化学的機械研磨スラリー
JP5567293B2 (ja) 二段階で銅を除去する化学機械研磨工程の両段階における金属層を平坦化するための研磨組成物
KR100924251B1 (ko) 연마용 조성물 및 이를 사용하는 연마 방법
JP4261058B2 (ja) 銅/タンタル基体に有用な化学的機械研磨スラリー
JP5620673B2 (ja) ケミカルメカニカル研磨組成物およびそれに関する方法
US7931714B2 (en) Composition useful to chemical mechanical planarization of metal
JP2011082537A (ja) 化学機械研磨用研磨剤
WO2013112490A1 (en) Slurry for cobalt applications
JP2002075927A (ja) 研磨用組成物およびそれを用いた研磨方法
JP2012231170A (ja) 金属用研磨液及び研磨方法
CN108250977B (zh) 一种用于阻挡层平坦化的化学机械抛光液
EP1894978A2 (en) Polishing composition and polishing process
JP2004123921A (ja) 研磨用組成物
JP2006148136A (ja) バリヤ用研磨溶液
WO2009056491A1 (en) Cmp slurry composition and process for planarizing copper containing surfaces provided with a diffusion barrier layer
US20100193728A1 (en) Chemical Mechanical Polishing Composition
JP2008227098A (ja) 金属用研磨液
JP2008112969A (ja) 研磨液及びこの研磨液を用いた研磨方法
JP2001085372A (ja) 金属用研磨液及び基板の研磨方法
JP2001127019A (ja) 金属用研磨液及びそれを用いた基板の研磨方法
JP5567261B2 (ja) 化学機械研磨の構成物
JP2007287832A (ja) 化学的機械的研磨方法
JP2003188120A (ja) 金属用研磨液及び研磨方法
CN111378373A (zh) 一种用于抛光钨的化学机械抛光液
JP5703060B2 (ja) 化学的機械的研磨液

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110602

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110606

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110905

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110913

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20111003

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20111018

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20111102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111128

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20111129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120213

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120510

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120517

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120607

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120704

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120710

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120717

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130603

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130828

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131007

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140114

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140417

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140508

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140604

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140619

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5567261

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250