JP2009266606A - コンタクト及び該コンタクトを用いたコネクタ - Google Patents

コンタクト及び該コンタクトを用いたコネクタ Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は多芯数になっても嵌合力や挿入力が大きくなることなく、安定した接続をえることができ、低背化や奥行き方向の小型化もできる構造のコンタクト20を提供する。
【解決手段】本目的は少なくとも1以上の第1接続対象物と接触する接触部22と絶縁体12に保持される固定部34と第2接続対象物に接続する接続部36を有するコンタクトにおいて、接触部22の自由端側を延設する延設部44を設けるとともに延設部44を第1接続対象物の挿入方向と同一方向で、かつ、板厚方向へ折り返し、折り返した延設部44に少なくとも1以上の新たな接触部(第2接触部24)を設けることを特徴とするコンタクト20により達成できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、FA機器やOA機器や携帯電話等の電気機器や電子機器に使用されるコネクタに関するもので、特に、接続安定性の向上し、かつ、低背化を図ったコネクタに使用されるコンタクトの構造に関するものである。
従来、コネクタに使用されるコンタクトは、一般的に、第1接続対象物に接触する接触部と絶縁体に保持される固定部と第2接続対象物に接続する接続部を有している。第1接続対象物としては、相手コネクタや基板やフレキシブルプリント基板(以下「FPC」という)やフレキシブルフラットケーブル(以下「FFC]という)等がある。第2接続対象物としては、基板やFPCやFFC等がある。
前記第1接続対象物に接触する接触部の構造としては、安定した接続性が要求されるために、前記第1接続対象物の挿入方向の垂直方向に、2つの接触部を設けていることが多い。また、接続安定性を高めるために、下記の文献のように、さらに、接触部の数を増やしている。
下記に、特許文献として、本出願人が既に提案した特許文献1(特開2007−73298)と特許文献2(特開2002−270290)と特許文献3(特開2003−17167)と本出願人が既に提案した特許文献4(特願2008−72701)の4つの文献を示す。
本出願人が提案した特開2007−73298の要約によると、コンタクトを取外し可能に装着することができ、コンタクトに故障が生じたとしても、新品のコンタクトと簡単に交換できるフレキシブル基板用電気コネクタ等を提供することを目的とし、電気コネクタは、他の基板に電気接続される接合部4、および該接合部4から二股に分かれて延びる1対の接触部5a,5bを有し、これらの接触部5a,5b間に軸受スペース10をもつコンタクト1と、該コンタクト1の複数本を特定方向(Y方向)に整列させてコンタクト群を形成させる配列プレート2と、該配列プレート2上で整列させたコンタクト群を構成するコンタクト1の軸受スペース10内に回動可能に位置決め保持され、軸受スペース10の間隔Wと比べて大小2つの異なる寸法の長軸部分11と短軸部分12を有するカム軸3とを具え、カム軸3は、コンタクト群を構成するコンタクト1の軸受スペース10から軸線方向に挿抜可能であることを特徴とする構造のコンタクトが開示されている。 ちなみに、特開2007−73298の特許請求の範囲には、請求項1として、他の基板に電気接続される接合部、および該接合部から二股に分かれて延び、それらの先端部に、挿入されたフレキシブル基板の表面に形成された電極と電気接続される少なくとも1個の電気接点をそれぞれ設けてなる1対の接触部を有するコンタクトと、 該コンタクトの複数本を特定方向に実質上整列させてコンタクト群を形成させる配列プレートとを具え、該コンタクト群を構成する各コンタクトは、両接触部間であってかつ電気接点位置よりも接合部位置側に、軸線方向に挿抜可能である棒状のカム軸を回動可能に位置決め保持する軸受スペースを有することを特徴とする整列コンタクト群、請求項2として、カム軸は、前記軸受スペースの間隔と比べて大小2つの異なる寸法の長軸部分と短軸部分を有する請求項1記載の整列コンタクト群、請求項3として、前記コンタクトは、導電性をもつ弾性材料からなり、 前記コンタクト群を構成するコンタクトの両接触部間にフレキシブル基板を挿入する場合には、前記カム軸を前記軸受スペース内で回動させ、カム軸の長軸部分を前記両接触部と対向する位置で保持して、前記コンタクト群を構成するコンタクトの両接触部をカム軸外面による作用力で押し拡げ、前記両接触部の電気接点同士の間隔を前記フレキシブル基板の厚みよりも広くすることによって、フレキシブル基板を零挿入力で挿入することができ、 挿入したフレキシブル基板の電極を、前記コンタクト群を構成するコンタクトの電気接点と電気的に接続する場合には、前記カム軸を前記軸受スペース内で回動させ、カム軸の短軸部分を接触部と対向する位置に配置し、前記コンタクト群を構成するコンタクトの両接触部が弾性復元して、前記両接触部同士の電気接点間隔を前記フレキシブル基板の厚みよりも狭くすることによって、フレキシブル基板の電極と前記各コンタクトの電気接点とを電気的に接続することを特徴とする請求項1または2記載の整列コンタクト群、請求項4として、前記カム軸の一端に、カム軸を回動させる取外し可能な作動レバーを設ける請求項1、2または3記載のフレキシブル基板用電気コネクタ、請求項5として、前記軸受スペースを区画する部分に、前記接触部の延在方向へのカム軸の移動を防止する突起を設ける請求項1〜4のいずれか1項記載のフレキシブル基板用電気コネクタ、請求項6として、他の基板に電気接続される接合部、および該接合部から二股に分かれて延び、それらの先端部に、挿入されたフレキシブル基板の表面に形成された電極と電気接続される少なくとも1個の電気接点をそれぞれ設けてなる1対の接触部を有し、これらの接触部間であってかつ電気接点位置よりも接合部位置側に軸受スペースをもつコンタクトと、 該コンタクトの複数本を特定方向に実質上整列させてコンタクト群を形成させる配列プレートと、 該配列プレート上で整列させたコンタクト群を構成するコンタクトの軸受スペース内に回動可能に位置決め保持され、両接触部の軸受スペースの間隔と比べて大小2つの異なる寸法の長軸部分と短軸部分を有する棒状のカム軸とを具え、 該カム軸は、前記コンタクト群を構成するコンタクトの軸受スペースから軸線方向に挿抜可能であることを特徴とするフレキシブル基板用電気コネクタ等が開示されている。 特開2002−270290の要約によると、アクチュエータを小さい操作力で操作でき、また、アクチュエータによるコンタクトの移動量を大きくして接続を確実に行うことができ、更に、低背のコネクタを提供することを目的とし、アクチュエータ30は、カム部31と操作部33を有し、前記両部の間に各コンタクト10のばね部14の先端付近14aが挿入脱出可能な逃げ溝32を形成され、アクチュエータを支点31aを中心として90°右回転すると、カム部は各コンタクトのばね部と連結ばね部13を弾性変形させ、すると、接触部11の突起11a,11bと接触部12の突起12a,12bとの間で、FPC50は挟圧され、したがって、FPCのパターンは、各コンタクトの端子部17を介してプリント基板60に接続され、インシュレータ20の天井部22は、各コンタクトの接触部11を被覆し、天井部の前面側の下部には、FPCをコネクタに挿入するためのガイド部22aが形成される構造のコネクタが開示されている。 ちなみに、特開2002−270290の特許請求の範囲には、請求項1として、コンタクトと、前記コンタクトを保持するインシュレータと、前記インシュレータに回転可能に取り付けられ、かつ、前記コンタクトを弾性変形させて接続対象物に接触させることができるアクチュエータとから構成されるコネクタにおいて、前記コンタクトは、一方側に前記接続対象物との接触部を、他方側に前記アクチュエータによる被作動部を、それぞれ有する第1のビームと、一方側に前記接続対象物との接触部を、他方側にプリント基板と接続する端子部を、それぞれ有する第2のビームと、前記第1のビームと前記第2のビームとを連結する連結ばね部とから構成され、前記インシュレータは、前記コンタクトの少なくとも一方の接触部を嵌合側から被覆する天井部を有し、前記天井部に前記接続対象物の挿入をガイドするガイド部が形成されることを特徴とするコネクタ、請求項2として、前記コンタクトの少なくとも一方の接触部は、前記連結ばね部の近傍に前記接続対象物に向かって傾斜する傾斜部を有することを特徴とする請求項1記載のコネクタ、請求項3として、前記アクチュエータは、操作部と、前記コンタクトの被作動部を作動するカム部と、前記操作部と前記カム部との間に位置する逃げ溝とを有し、前記接続対象物と前記コネクタとの接続前の状態では、前記被作動部が前記逃げ溝に挿入可能であることを特徴とする請求項1記載のコネクタ、請求項4として、コンタクトと、前記コンタクトを保持するインシュレータと、前記インシュレータに回転可能に取り付けられ、かつ、前記コンタクトを弾性変形させて接続対象物に接触させることができるアクチュエータとから構成されるコネクタにおいて、前記コンタクトは、一方側に前記接続対象物との接触部を、他方側に前記アクチュエータによる被作動部を、それぞれ有する第1のビームと、一方側に前記接続対象物との接触部を、他方側にプリント基板と接続する端子部を、それぞれ有する第2のビームと、前記第1のビームと前記第2のビームとを連結する連結ばね部とから構成され、前記第1のビームの接触部は、前記接続対象物に向かって突出する第1の突起と第2の突起とを前記接続対象物の挿入方向に並んで有し、前記第2のビームの接触部は、前記接続対象物に向かって突出する第3の突起と第4の突起とを前記接続対象物の挿入方向に並んで有し、前記第3の突起が前記第1の突起と前記第2の突起との間に位置するか、又は、前記第1の突起が前記第3の突起と前記第4の突起との間に位置し、前記第1の突起と前記第2の突起、又は、前記第3の突起と前記第4の突起が、前記接続対象物と接触する接点となることを特徴とするコネクタが開示されている。 特開2003−17167の要約によると、回動タイプのアクチュエータを有するFPC/FFC用コネクタにおいて、回動操作性と高い接触圧力とをバランスよく備えたコネクタを得ることを目的とし、FPC/FFCとの接触脚とこの接触脚に対応するスタビライザ脚とを有する複数のコンタクトを、接触脚が手前側に位置する手前側コンタクト群と奥側コンタクト群とから構成し、アクチュエータには、奥側コンタクトと手前側コンタクトのそれぞれのスタビライザ脚に対応させて、ばね受け部と挿入突起とを一つおきに順番に形成し、奥側コンタクト群のスタビライザ脚は、アクチュエータのばね受け部に係合して弾性変形される弾性変形脚とし、手前側コンタクト群のスタビライザ脚は、アクチュエータがロック位置に回動してその挿入突起が該スタビライザ脚とFPC/FFCとの間に入り込んだとき、FPC/FFCと両コンタクト群の接触脚との接触圧力を生じさせる固定脚としたFPC/FFC用コネクタが開示されている。 ちなみに、特開2003−17167の特許請求の範囲には、請求項1として、FPC/FFCに接触する複数のコンタクトを有するインシュレータと;このインシュレータに対しロック位置とアンロック位置との間の回動操作が可能で、そのロック位置では弾性変形するコンタクト群とFPC/FFCとの接触圧力を受けるアクチュエータと;を有するFPC/FFC用コネクタにおいて、上記複数のコンタクトは、FPC/FFC挿入溝を構成する、FPC/FFCとの接触脚とこの接触脚に対応するスタビライザ脚とを有し、互いに平行に整列する第一のコンタクト群と第二のコンタクト群とからなり、この第一、第二のコンタクト群は、その接触脚がFPC挿入方向の手前側と奥側に一つおきに整列する手前側コンタクト群と奥側コンタクト群であり、上記アクチュエータには、奥側コンタクトと手前側コンタクトのそれぞれのスタビライザ脚に対応させて、ばね受け部と挿入突起とが一つおきに順番に形成されており、上記奥側コンタクト群のスタビライザ脚は、アクチュエータがアンロック位置とロック位置との間で回動するとき、アクチュエータの上記ばね受け部に係合して弾性変形される弾性変形脚であり、上記手前側コンタクト群のスタビライザ脚は、アクチュエータがロック位置に回動してその挿入突起が該スタビライザ脚とFPC/FFCとの間に入り込んだとき、弾性変形する両コンタクト群の接触脚からの力を受けてFPC/FFCとの接触圧力を生じさせる固定脚であることを特徴とするFPC/FFC用コネクタ、請求項2として、請求項1記載のFPC/FFC用コネクタにおいて、アクチュエータは、アンロック方向への回動端からロック方向へ回動するときFPC/FFCを押圧する押圧突起を有し、上記ばね受け部は、この押圧突起が最大にFPC/FFCを接触脚側に押圧変形させるとき奥側コンタクト群の弾性変形脚を最大に弾性変形させ、その前後では、弾性変形量を減少させるFPC/FFC用コネクタ、請求項3として、請求項2記載のFPC/FFC用コネクタにおいて、アクチュエータのロック位置はインシュレータと略平行となる位置であり、アンロック方向の回動端は、該アクチュエータがインシュレータと直交する位置を超えており、上記奥側コンタクト群の弾性変形脚の最大変位は、アクチュエータがインシュレータと直交する位置よりロック側へ回動した位置で生じ、アクチュエータにロック方向へのクリック回動力を生じさせるFPC/FFC用コネクタ、請求項4として、請求項1記載のFPC/FFC用コネクタにおいて、アクチュエータのばね受け部は、該アクチュエータをアンロック方向への回動端からロック方向へ回動するとき、アクチュエータがインシュレータと直交する位置よりロック側へ回動した位置で奥側コンタクト群の弾性変形脚を一旦最大に弾性変形させ、その後弾性変形量を減少させることで、アクチュエータにロック方向へのクリック回動力を生じさせるカム部からなっているFPC/FFC用コネクタが開示されている。 本出願人が既に提案した特願2008−72701の要約によると、本発明は多芯数になっても嵌合力や挿入力が大きくなることなく、安定した接続をえることができる構造のコンタクト20を提供することを目的とし、第1接続対象物50に接触し、かつ、第1接続対象物50の挿入方向に対して向かい合うように配置される接触部22と絶縁体12に保持される固定部24と第2接続対象物60に接続する接続部26を有するコンタクト20において、第1接続対象物50の挿入方向と挿入方向の逆方向のうち少なくとも一方方向に突出する独立した少なくとも4以上の弾性片28を設けるとともに弾性片28の所定の部分に少なくとも1以上の接触部22を配置し、向かい合うそれぞれの弾性片28の接触部22で第1接続対象物50を挟み込むように配置することを特徴とするコンタクト20により達成できる構造が開示されている。 ちなみに、特願2008−72701の特許請求の範囲には、請求項1として、第1接続対象物に接触し、かつ、前記第1接続対象物の挿入方向に対して向かい合うように配置される接触部と絶縁体に保持される固定部と第2接続対象物に接続する接続部を有するコンタクトにおいて、前記第1接続対象物の挿入方向と挿入方向の逆方向のうち少なくとも一方方向に突出する独立した少なくとも4以上の弾性片を設けるとともに前記弾性片の所定の部分に少なくとも1以上の前記接触部を配置し、向かい合うそれぞれの前記弾性片の接触部で前記第1接続対象物を挟み込むように配置することを特徴とするコンタクト、請求項2として、前記弾性片を前記第1接続対象物の挿入方向若しくは挿入方向と垂直方向に対して対称に配置することを特徴とする請求項1記載のコンタクト、請求項3として、前記弾性片を前記第1接続対象物の挿入方向若しくは挿入方向と垂直方向に対して非対称に配置することを特徴とする請求項1記載のコンタクト、請求項4として、前記弾性片の先端に前記第1接続対象物と接触する接触部を設けることを特徴とする請求項1、2または3記載のコンタクト、請求項5として、各々2つの前記弾性片を前記第1接続対象物の挿入方向に対して対称に配置するとともに前記弾性片の先端に接触部を設けることを特徴とする請求項2、3または4記載のコンタクト、請求項6として、各々の前記弾性片の弾性長を1.0〜50にすることを特徴とする請求項1から5項のうちいずれか1項記載のコンタクト、請求項7として、請求項1から6のコンタクトを、絶縁体に保持・配列することを特徴とするコネクタ等が開示されている。
従来のように、前記第1接続対象物の挿入方向の垂直方向に、2つの接触部を設けたものは、確かに接触信頼性は上がるが、第1接続対象物の挿入力が大きくなってしまい、多芯数の場合、嵌合力が大きくなってしまうといった課題があった。
本出願人が提案した特許文献1のように、3つの接触部を設けたものでは、接続部を2つ配置した側で、挿入方向手前側より奥側の接触部の方を高くしなければならず、挿入力が大きくなり、変形する可能性があると言った問題点があった。
LIF(ロウ・インサーション・フォース)の場合、特許文献2も同様に、挿入力が大きくなり、変形する可能性があると言った問題があり、ZIF(ゼロ・インサーション・フォース)の場合、各接点で接触圧がバラツキ易いと言った問題点があった。
特許文献3は、一見すると、独立した弾性片の先端(上下)に接触部が設けられているように見えるが、上側の突起40dはアクチュエータ20と係合するもので、相手物に接触するものではない。特許文献3の構造で、上側の突起40dを相手物との接触部として用いたのでは、安定した接続安定性を得ることが出来ない。
特許文献1から特許文献3の問題を解決するために、本出願人は特許文献4を提案したが、長手のピッチ方向には余裕があるが、コネクタの低背化を図りたいという要求には不利になってしまっていた。また、安定した接続を得るためには、ある程度以上の弾性片の長さが必要になるため、奥行き方向の小型化も図り難いといった問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、多芯数になっても嵌合力や挿入力が大きくなることなく、安定した接続を得ることができ、低背化や奥行き方向の小型化もできる構造のコンタクトを提供せんとするものである。
本目的は、請求項1記載のように、少なくとも1以上の第1接続対象物と接触する接触部22と絶縁体12に保持される固定部34と第2接続対象物に接続する接続部36を有するコンタクトにおいて、前記接触部22の自由端側を延設する延設部44を設けるとともに延設部44を前記第1接続対象物の挿入方向と同一方向で、かつ、板厚方向へ折り返し、折り返した延設部44に少なくとも1以上の新たな接触部(第2接触部24)を設けることを特徴とするコンタクト20により達成できる。
請求項2記載のコンタクト20は、前記接触部22及び前記新たな接触部(第2接触部24)と向き合う位置にもさらに少なくとも1以上の接触部(第3接触部26)を設けることを特徴とする請求項1記載のコンタクト20にある。
また、請求項3記載のコンタクト20は、前記接触部22及び前記新たな接触部(第2接触部24)と向き合う位置にもさらに設けた接触部(第3接触部26)の自由端側を延設する第2延設部45を設けるとともに第2延設部45を第1接続対象物の挿入方向と同一方向で、かつ、板厚方向へ折り返し、折り返した第2延設部45にも少なくとも1以上の新たな接触部(第4接触部28)を設けることを特徴とする請求項2記載のコンタクト20にある。
請求項4記載のコンタクトは、前記接触部を第1接触部とし、前記新たな接触部を1個設けて第2接触部とし、前記第1接触部と前記第2接触部を折り返し部分から同一距離にし、前記接触部及び前記新たな接触部と向き合う位置にもさらに設けた接触部を第3接触部とし、前記第2延設部に設けた接触部を第4接触部とし、前記第3接触部と前記第4接触部を折り返し部分からの距離を同一または/もしくは異なるようにすることを特徴とする請求項3記載のコンタクトにある。
また、請求項5記載のコンタクトは、前記接触部を第1接触部とし、前記新たな接触部を1個設けて第2接触部とし、前記第1接触部と前記第2接触部を折り返し部分から異なる距離にし、前記接触部及び前記新たな接触部と向き合う位置にもさらに設けた接触部を第3接触部とし、前記第2延設部に設けた接触部を第4接触部とし、前記第3接触部と前記第4接触部を折り返し部分からの距離を同一または/もしくは異なるようにすることを特徴とする請求項3記載のコンタクトにある。
請求項6のコネクタは、請求項1から5のコンタクトを、絶縁体に保持・配列することを特徴とするコネクタにある。
以上の説明から明らかなように、本発明のコンタクト20によると、次のような優れた効果が得られる。
(1)請求項1記載のコンタクトは、少なくとも1以上の第1接続対象物と接触する接触部と絶縁体に保持される固定部と第2接続対象物に接続する接続部を有するコンタクトにおいて、前記接触部の自由端側を延設する延設部を設けるとともに延設部を前記第1接続対象物の挿入方向と同一方向で、かつ、板厚方向へ折り返し、折り返した延設部に少なくとも1以上の新たな接触部を設けることを特徴とするコンタクトにしているので、多芯数になっても低い(小さい)挿入力で挿入でき、コンタクト変形することなく、安定した接続安定性を確保でき、低背化や奥行き方向の小型化も繋がる。
(2)請求項2記載のコンタクトは、前記接触部及び前記新たな接触部と向き合う位置にもさらに少なくとも1以上の接触部を設けることを特徴とする請求項1記載のコンタクトにしているので、多芯数になっても低い(小さい)挿入力で挿入でき、コンタクト変形することなく、安定した接続安定性を確保でき、低背化や奥行き方向の小型化も繋がる。
(3)請求項3記載のコンタクトは、前記接触部及び前記新たな接触部と向き合う位置にもさらに設けた接触部の自由端側を延設する第2延設部を設けるとともに第2延設部を前記第1接続対象物の挿入方向と同一方向で、かつ、板厚方向へ折り返し、折り返した第2延設部にも少なくとも1以上の新たな接触部を設けることを特徴とする請求項2記載のコンタクトにしているので、多芯数になっても低い(小さい)挿入力で挿入でき、コンタクト変形することなく、安定した接続安定性を確保でき、低背化や奥行き方向の小型化も繋がる。
(4)請求項4記載のコンタクトは、前記接触部を第1接触部とし、前記新たな接触部を1個設けて第2接触部とし、前記第1接触部と前記第2接触部を折り返し部分から同一距離にし、前記接触部及び前記新たな接触部と向き合う位置にもさらに設けた接触部を第3接触部とし、前記第2延設部に設けた接触部を第4接触部とし、前記第3接触部と前記第4接触部を折り返し部分からの距離を同一または/もしくは異なるようにすることを特徴とする請求項3記載のコンタクトにしているので、多芯数になっても低い(小さい)挿入力で挿入でき、コンタクト変形することなく、安定した接続安定性を確保でき、低背化や奥行き方向の小型化も繋がる。
(5)請求項5記載のコンタクトは、前記接触部を第1接触部とし、前記新たな接触部を1個設けて第2接触部とし、前記第1接触部と前記第2接触部を折り返し部分から異なる距離にし、前記接触部及び前記新たな接触部と向き合う位置にもさらに設けた接触部を第3接触部とし、前記第2延設部に設けた接触部を第4接触部とし、前記第3接触部と前記第4接触部を折り返し部分からの距離を同一または/もしくは異なるようにすることを特徴とする請求項3記載のコンタクトにしているので、多芯数になっても低い(小さい)挿入力で挿入でき、コンタクト変形することなく、安定した接続安定性を確保でき、低背化や奥行き方向の小型化も繋がる。
(6)請求項6のコネクタは、請求項1から5のコンタクトを、絶縁体に保持・配列することを特徴とするコネクタにしているので、多芯数になっても低い(小さい)挿入力で挿入でき、コンタクト変形することなく、安定した接続安定性を確保でき、低背化や奥行き方向の小型化も繋がる。
本発明の特徴は、少なくとも1以上の第1接続対象物と接触する接触部と絶縁体に保持される固定部と第2接続対象物に接続する接続部を有するコンタクトにおいて、前記接触部の自由端側を延設する延設部を設けるとともに延設部を前記第1接続対象物の挿入方向と同一方向で、かつ、板厚方向へ折り返し、折り返した延設部に少なくとも1以上の新たな接触部を設けることを特徴とするコンタクトである。
つまり、従来の接触部の自由端側を延設した延設部を設け、前記延設部を前記第1接続対象物の挿入方向と同一方向で、かつ、板厚方向へ折り返し、折り返した延設部に少なくとも1以上の新たな接触部を設けるようにしたものである。
図に基づいて、本発明のコンタクトと該コンタクトを使用するコネクタについて説明する。図1(A)は本発明のコンタクトの斜視図であり、(B)は(A)のコンタクトを使用したコネクタの斜視図であり、(C)は(B)のコネクタをあるコンタクト部分で断面した断面図である。図2は図1(A)とは別のそれぞれのコンタクトの斜視図である。図3(A)は嵌合方向より見たハウジングの斜視図であり、(B)は接続方向より見たハウジングの斜視図である。図4(A)は嵌合方向より見た回動部材の斜視図であり、(B)は接続方向より見た回動部材の斜視図である。
最初に、本発明のコンタクト20について説明する。コンタクト20は金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作されている。前記コンタクト20の材質としては、バネ性や導電性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。本発明のコンタクト20は、少なくとも第1接続対象物に接触する接触部22と絶縁体12に保持される固定部34と第2接続対象物に接続する接続部36と前記接触部22の自由端を延設した延設部44と該延設部44の先端に新たな第2接触部24とを有している。以下で、それぞれの部位について説明する。
まず、本発明のポイントである接触部22について説明する。従来の前記接触部22の自由端側を延設する延設部44を設けるとともに延設部44を前記第1接続対象物の挿入方向と同一方向で、かつ、板厚方向へ折り返し、折り返した延設部44の先端に新たな接触部として第2接触部24が設けられている。本実施例では、また、挿入方向に対して向かい合う側にも第3接触部26と第4接触部28が設けられ、さらに、前記接触部22と反対方向で、かつ、前記接続部36と対向する側に押受部40と突出部42が設けられ、またさらに、第1片30と第2片32を連結する弾性連結部38(弾性部46と支点部48を含んで)が設けられている。以下で、それぞれの部位について説明する。前記接触部22と前記弾性部46と前記支点部48と前記接続部36略クランク形状に配置されている。
つまり、第1片30は、一端側に第2接触部24と他端側に押受部40を有し、該押受部40の先端に前記接続部36方向に突出した前記突出部42を有し、前記第2接触部24と前記押受部40との間に折り返された前記延設部44と前記接触部22を有している。また、第2片32は、一端側に第4接触部28と他端側に前記接続部36を有し、前記第4接触部28と前記接続部部36との間に折り返された前記第2延設部45と前記第3接触部26を有している。前記第1片30と前記第2片32は、ほぼ中央部分で前記弾性連結部38(弾性部46と支点部48を含んで)によって連結されている。
本実施例では、前記支点部48と前記弾性部46と前記押受部40とは、前記FPC70が挿入された際に、次のような作用を果たすための部分である。前記FPC70が前記絶縁体12の嵌合口18内に挿入された後に、前記回動部材14の押圧部52が前記コンタクト20の接続部36と押受部40との間で回動すると、前記押受部40が前記押圧部52によって押し上げられることで前記コンタクト20の支点部48を支点にし、前記コンタクト20の弾性部46が前記第1片30の接触部22側に傾くことによって、前記接触部22と第2接触部24が前記FPC70に押圧される。前記支点部48と前記弾性部46と前記押受部40の大きさや形状は、このような作用を果たすために、適宜設計されている。
それぞれの前記接触部22、前記第2接触部24及び前記第3接触部26、前記第4接触部28は前記第1接続対象物に接触する部分である。前記第1接続対象物としては、相手コネクタや基板やFPCやFFC等がある。前記接触部22、前記第2接触部24及び前記第3接触部26、前記第4接触部28は、接触する対象物に沿うように、接触安定性や接触圧や挿入力やコンタクト20の変形等を考慮して適宜設計される。本実施例は、前記第1接続対象物はFPC70である。
図1(A)に基づいて、4つの接触部分の配置を説明すると、前記接触部22と前記第2接触部24は同一側で、前記延設部44によって連結され、かつ、前記接触部22と前記第2接触部24は千鳥(奥行き方向の位置を違えている)に配置している。前記第3接触部26と前記第4接触部28も同一側で、前記第2延設部によって連結され、かつ、前記第3接触部26と前記第4接触部28は千鳥(奥行き方向の位置を違えている)で、前記接触部22と前記第2接触部24に対向するように配置されている。また、前記接触部22と前記第3接触部26のギャップ寸法と前記第2接触部24と前記第4接触部28のギャップ寸法を違えている。つまり、前記接触部22と前記第3接触部26のギャップ寸法より、前記第2接触部24と前記第4接触部28のギャップ寸法を小さく(狭く)し、接触圧を高めている。
ここで、図2に基づいて、別のコンタクトの実施例について説明する。ここでは、相違点についてのみ説明するが、相違点は4つの接触部分の配置と接触圧(ギャップ寸法)にあるので、その部分についてのみ説明する。
図2(A)は、図1(A)と同様であるが、前記延設部44と前記第2延設部45の折曲方向を前記コンタクト20の厚み方向に対して逆方向に折り曲げたものである。
図2(B)は前記接触部22と前記第2接触部24は同一側で、前記延設部44によって連結され、かつ、前記接触部22と前記第2接触部24は千鳥(奥行き方向の位置を違えている)に配置している。前記第3接触部26と前記第4接触部28も同一側で、前記第2延設部によって連結され、かつ、前記第3接触部26と前記第4接触部28は千鳥(奥行き方向の位置を違えている)で、前記接触部22と前記第2接触部24に対向するように配置されている。また、前記接触部22と前記第3接触部26のギャップ寸法と前記第2接触部24と前記第4接触部28のギャップ寸法を同一にしている。つまり、前記接触部22と前記第3接触部26のギャップ寸法と前記第2接触部24と前記第4接触部28のギャップ寸法を同じにし、接触圧も同一にしている。
図2(C)は前記接触部22と前記第2接触部24は同一側で、前記延設部44によって連結され、かつ、前記接触部22と前記第2接触部24は向き合う(奥行き方向の位置を同一にしている)に配置している。前記第3接触部26と前記第4接触部28も同一側で、前記第2延設部によって連結され、かつ、前記第3接触部26と前記第4接触部28は向き合う(奥行き方向の位置を同一にしている)で、前記接触部22と前記第2接触部24に対向するように配置されている。また、前記接触部22と前記第3接触部26のギャップ寸法と前記第2接触部24と前記第4接触部28のギャップ寸法を違えている。つまり、前記接触部22と前記第3接触部26のギャップ寸法より、前記第2接触部24と前記第4接触部28のギャップ寸法を小さく(狭く)し、接触圧を高めている。
図2(D)は前記接触部22と前記第2接触部24は同一側で、前記延設部44によって連結され、かつ、前記接触部22と前記第2接触部24は向き合う(奥行き方向の位置を同一にしている)に配置している。前記第3接触部26と前記第4接触部28も同一側で、前記第2延設部によって連結され、かつ、前記第3接触部26と前記第4接触部28は向き合う(奥行き方向の位置を同一にしている)で、前記接触部22と前記第2接触部24に対向するように配置されている。また、前記接触部22と前記第3接触部26のギャップ寸法と前記第2接触部24と前記第4接触部28のギャップ寸法を同一にしている。つまり、前記接触部22と前記第3接触部26のギャップ寸法と前記第2接触部24と前記第4接触部28のギャップ寸法を同じにし、接触圧も同一にしている。
図2(B)から(D)は、図2(A)のように折曲方向を前記コンタクト20の厚み方向に対して逆方向に折り曲げたものにしてもよい。
次に固定部について説明する。前記固定部は絶縁体に保持される部分であり、本実施例では圧入によって保持されている。つまり、前記固定部の幅方向に圧入代を設けて保持している。
最後に接続部について説明する。前記接続部は第2接続対象物60に接続される部分である。前記第2接続対象物60としては、基板やFPCやFFC等がある。前記接続部としては接続される対象物に沿うように適宜設計される。本実施例では、基板に接続されるために、実装性や占有面積や高密度等を考慮して、表面実装(SMT)タイプにしている。FPCの場合にも同様のことを考慮して適宜設計される。FFCの場合にも基板やFPCと同様のことを考慮して適宜設計されている。
次に、絶縁体12について説明する。この絶縁体12は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA、PA9T)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やポニフェニレンサルファイド(PPS)やこれらの合成材料を挙げることができる。
前記絶縁体12には、所要数のコンタクト20が装着される挿入孔16が設けられており、圧入や引っ掛け(ランス)や溶着等によって固定されている。前記挿入孔16は前記コンタクト20が挿入できればよく、保持力や強度や加工性等を考慮して適宜設計する。
また、前記絶縁体12には前記FPC70が入る嵌合口18が設けられている。前記嵌合口18は前記FPC70が挿入できればよく、前記FPC70の大きさや前記コンタクト20との接触圧や接続安定性等を考慮して適宜設計する。
次に、回動部材14について説明する。この回動部材14は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やポニフェニレンサルファイド(PPS)やこれらの合成材料を挙げることができる。
前記回動部材14は主に操作部50と前記絶縁体12に回動可能に装着される軸56部分と前記コンタクト20の押受部40を押圧する押圧部52と前記コンタクト20の突出部42が係合する係止孔54とを備えている。前記軸56は、前記回動部材14を回動するための支点であり、前記絶縁体12の長手方向両側に前記回動部材14が回動可能に適宜装着されている。また、長手方向両側には、前記コンタクト20の押受部40を押圧した際に前記回動部材14が高さ(図面の上)方向に持ち上がらないようにするために前記絶縁体12と係合するロック部が設けられている。ロック部の形状や大きさ等は、前記絶縁体12に係合できれば如何なるものでもよく、上述の役割やコネクタ10の大きさや強度等を考慮して適宜設計する。
前記押圧部52は、前記コンタクト20の押受部40に押し付ける部分であり、その形状としては細長形状にすることが望ましく、本実施例では楕円形状をしている。このように楕円形状にすることによって、図1(B)のように前記回動部材14を矢印「イ」方向に回動させ、前記コンタクト20の押受部40と接続部36との間で回転させることで、前記押圧部52の大きさの変化により前記コンタクト20の押受部40が持ち上げられ、前記FPC70に前記コンタクト20の接触部22側を押し付けている。前記押圧部52の形状としては、前記コンタクト20の押受部40と接続部36との間で回転でき、長軸と短軸といった大きさの違いにより前記コンタクト20の押受部40を押し上げられれば、如何なるものでもよい。
また、前記回動部材14を回動した際に、前記回動部材14の回動に対する反発力が強く、前記回動部材14の中央部が図1(C)の矢印「ロ」方向に膨れてしまうことを防ぐようにする為に、前記コンタクト20の突出部42が係合する係止孔54が別個独立に設けられている。前記係止孔54を別個独立に設けることで、前記回動部材14の強度アップや回動時の変形を防止している。
本発明の活用例としては、、FA機器やQA機器や携帯電話等の電気機器や電子機器に使用されるコネクタ10に活用され、特に接続安定性の向上し、かつ、低背化を図ったコネクタ10に使用されるコンタクト20の構造に関するものである。
(A) 本発明のコンタクトの斜視図である。(B) (A)のコンタクトを使用したコネクタの斜視図である。(C) (B)のコネクタをあるコンタクト部分で断面した断面図である。 (A) 図1(A)とは別のコンタクトの斜視図である。(B) (A)とはさらに別のコンタクトの斜視図である。(C) (B)とはさらに別のコンタクトの斜視図である。(D) (C)とはさらに別のコンタクトの斜視図である。 (A) 嵌合方向より見たハウジングの斜視図である。(B) 接続方向より見たハウジングの斜視図である。 (A) 嵌合方向より見た回動部材の斜視図である。(B) 接続方向より見た回動部材の斜視図である。 絶縁体の斜視図である。
符号の説明
10 コネクタ
12 絶縁体
14 回動部材
16 挿入孔
18 嵌合口
20 コンタクト
22 接触部
24 第2接触部
26 第3接触部
28 第4接触部
30 第1片
32 第2片
34 固定部
36 接続部
38 連結弾性部
40 押受部
42 突出部
44 延設部
45 第2延設部
46 弾性部
48 支点部
50 操作部
52 押圧部
54 係止孔
56 軸
70 第1接続対象物(FPC)
80 第2接続対象物(基板)

Claims (6)

  1. 少なくとも1以上の第1接続対象物と接触する接触部と絶縁体に保持される固定部と第2接続対象物に接続する接続部を有するコンタクトにおいて、
    前記接触部の自由端側を延設する延設部を設けるとともに延設部を前記第1接続対象物の挿入方向と同一方向で、かつ、板厚方向へ折り返し、折り返した延設部に少なくとも1以上の新たな接触部を設けることを特徴とするコンタクト。
  2. 前記接触部及び前記新たな接触部と向き合う位置にもさらに少なくとも1以上の接触部を設けることを特徴とする請求項1記載のコンタクト。
  3. 前記接触部及び前記新たな接触部と向き合う位置にもさらに設けた接触部の自由端側を延設する第2延設部を設けるとともに第2延設部を前記第1接続対象物の挿入方向と同一方向で、かつ、板厚方向へ折り返し、折り返した第2延設部にも少なくとも1以上の新たな接触部を設けることを特徴とする請求項2記載のコンタクト。
  4. 前記接触部を第1接触部とし、前記新たな接触部を1個設けて第2接触部とし、前記第1接触部と前記第2接触部を折り返し部分から同一距離にし、前記接触部及び前記新たな接触部と向き合う位置にもさらに設けた接触部を第3接触部とし、前記第2延設部に設けた接触部を第4接触部とし、前記第3接触部と前記第4接触部を折り返し部分からの距離を同一または/もしくは異なるようにすることを特徴とする請求項3記載のコンタクト。
  5. 前記接触部を第1接触部とし、前記新たな接触部を1個設けて第2接触部とし、前記第1接触部と前記第2接触部を折り返し部分から異なる距離にし、前記接触部及び前記新たな接触部と向き合う位置にもさらに設けた接触部を第3接触部とし、前記第2延設部に設けた接触部を第4接触部とし、前記第3接触部と前記第4接触部を折り返し部分からの距離を同一または/もしくは異なるようにすることを特徴とする請求項3記載のコンタクト。
  6. 請求項1から5のコンタクトを、絶縁体に保持・配列することを特徴とするコネクタ。
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