JP2009266572A - 車両用灯具 - Google Patents

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剛雄 加藤
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Abstract

【課題】灯室内に塵埃や水などが入るリスクを低減しつつ、ランプユニットに良好な回動性と放熱性を確保する。
【解決手段】ヘッドランプ11の前面開口部21に取り付けられた透明な樹脂成型品からなるアウターレンズ13から構成される灯室14内に、LED19から出射される光の光路を制御するランプユニット17と熱伝導性の伝熱部24からなるランプユニット17が支持され、ランプユニット17が左右駆動装置25で水平方向に回動する機能を有し、円形のヒートシンク24の中心点が回動軸上になるように伝熱部25を一体的に連結し、回動軸上にあたるヘッドランプ11の上面124に開口125を設けて開口125からヘッドランプ11の外部に露出した円形のヒートシンク26を回動自在に配置した。
【選択図】図1

Description

この発明は、発光ダイオード等の発光素子を光源として用いられた場合の放熱性向上を図った車両用灯具に関する。
従来の車両用灯具では、ブラケットの連結するヒートシンクを灯具ボディーの後面壁に形成された開口部から灯室外空間に臨むように配置し、放熱性能を向上している。(例えば、特許文献1)
特開2005−166587公報
上記した特許文献1の技術は、ランプユニットは回動できない。回動可能とするために開口部を大きくしたとしても、ランプユニットの回動により灯具ボディーとヒートシンクの間に大きな空間が生じてしまう。そのため、塵埃や、水などが灯室内に入る恐れがある、という問題があった。
この発明の目的は、灯室内に塵埃や水などが入るリスクを低減しつつ、ランプユニットに良好な回動性と放熱性を確保した車両用灯具を提供することにある。
上記した課題を解決するために、この発明の車両用灯具は、発光素子を光源としたランプユニットと、前記ランプユニットを収容する灯室と、前記ランプユニットを前記灯室内で回動させる回動手段と、前記灯具を構成するハウジングに回動自在に取り付け、該ハウジングの上面から少なくとも一部が前記灯室外に配置された前記回動手段により回動可能な円形状のヒートシンクと、前記ランプユニットと前記ヒートシンクと熱的に連結させる伝熱体とを具備したことを特徴とする。
この発明によれば、灯室内に塵埃や水などが入るリスクを低減しつつ、ランプユニットに良好な回動性と放熱性を確保することが可能となる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1〜図4は、この発明の車両用灯具に関する一実施形態について説明するための、図1は断面図、図2は上面図、図3は図2要部の斜視図、図4は図1要部の断面図である。
図1において、符号11はヘッドランプであり、このヘッドランプ11は、例えば、樹脂製の射出成型品からなるハウジング12を有する。このハウジング12の前面開口部121には、例えば、透明な樹脂成型品からなるアウターレンズ13が水密に装着され、これらハウジング12とアウターレンズ13との間には灯室14が形成されている。
また、ハウジング12の後部には、灯室14内に連通する作業用開口部122が開口され、この作業用開口部122はバックカバー15によって閉塞されている。具体的には、ハウジング12の内部において、作業用開口部122の近傍には内向フランジ123が突設されている。一方、バックカバー15の縁辺部には、内向フランジ123に係脱自在に係合する爪部151が設けられている。そして、爪部151が内向フランジ123に係止されることにより、バックカバー15は、ハウジング12に保持されている。その際、例えば、内向フランジ123とバックカバー15との間にシールリング16が介装されることにより、バックカバー15は、作業用開口部122を水密に閉塞する。
ここで、ハウジング12およびバックカバー15は、アルミニウム等の金属材料で構成しても構わないが、加工性に富む耐熱性の合成樹脂で構成される。
灯室14の内部には、ランプユニット17が配設されている。このランプユニット17は、例えば、平面視略矩形形状の絶縁性基板18を有する。この絶縁性基板18のアウターレンズ13に対向する側の面上(表面上)には、光源として、発光素子である発光ダイオード(LED)19が半田付け等によって複数実装されている。この実施形態において各LED19は、出射平面に片凸レンズ20が固設された平面実装型のLEDチップで構成されている。
また、絶縁性基板18には、各LED19の周囲を囲繞する筒状部材21が固設され、この筒状部材21の先端に保持された投射レンズ22がLED19の出射平面に対向されている。なお、各LED19からの出射光によって所望形状の光束を得るため、所定領域への光の入射をカットする遮光マスク等を各投射レンズ22の入射側に配置することも可能である。
ここで、外観のデザイン性の向上等を目的として、アウターレンズ13とランプユニット17との間にはインナーパネル23が介装されている。このインナーパネル23には各LED19に対応する位置に筒状開口部231が設けられ、この筒状開口部231に遊挿された各投射レンズ22がアウターレンズ13に臨ませている。
また、絶縁性基板18は、熱伝導性の高い例えばアルミニウム製の伝熱部24に取り付けられる。伝熱部24の下方端には突出する駆動軸241が設けられ、この駆動軸241を左右駆動部25に連設させている。
左右駆動装置25は、例えば、ハウジング12の底部に固設されたモータやソレノイド等で構成され、駆動軸241を連結保持する。これにより、左右駆動装置25は、ランプユニット17を灯室14内に支持するとともに、ランプユニット17を灯室14内で略水平方向に回動動作させる。つまり、ヘッドランプ11は、ステアリングの操舵角等に応じて照射方向を正射状態から左又は右方向へと変更することが可能な配光可変型のヘッドランプで構成される。
また、伝熱部24の上方端には、図4にも示すように一体的に円形のヒートシンク26が形成される。ヒートシンク26のフィン261はハウジング12の上面124に開けた開口125から突出された状態で配置される。フィン261は、ヒートシンク26が伝熱部24の回動に伴って回動した場合でも、開口125に当らない状態の形状に配置してある。
開口125には上面124の内外に突出する円筒部27が一体的に形成される。円筒部27の上面124の内側に位置する一端271の内周面には、凹部272が一体的に形成される。また、円筒部27の上面124の外側に位置する他端273の内周面には、凹部274が一体的に形成される。
28は、リング状の弾性ゴムであり、弾性ゴム28の内径は、ヒートシンク26の外径よりも小さい形状とする。弾性ゴム28の外周には一体的に円筒部27の凹部272と取り付け可能な凸部281を形成する。凸部281と凹部272は、取り付けた後に接着剤等を用いて確実に接着される。弾性ゴム28は円筒部27に取り付けた状態では、図4中矢印方向に付勢させながら上面124の内側に当接させる。
また、29は、リング状の弾性ゴムであり、弾性ゴム29の内径は、ヒートシンク26の外径よりも小さい形状である。弾性ゴム29の外周には一体的に円筒部27の凹部274と取り付け可能な凸部291を形成する。凸部291と凹部274は、取り付けた後に接着剤等を用いて確実に接着させる。弾性ゴム29は円筒部27に取り付けられた状態では、図4中矢印方向に付勢させながら上面124の外側に当接させる。
円筒部27の両端に配置された弾性ゴム28,29は、ヒートシンク26を圧接させながら摺動させることが可能であることから、灯室14内に塵埃や水などが浸入することを防止できる。弾性ゴム28,29の材料としては、例えば車のワイパーに使用されるものが考えられる。
この実施形態では、放熱性の高いハウジング12の外部に配置させたヒートシンク26は、ステアリングの操舵角等に応じてヘッドランプ11の照射方向を正射状態から左又は右方向へと変更された場合でも、ステアリングの操舵角等に応じた対応が可能となる。
図5は、この発明の車両用灯具に関する他の実施形態について説明するための図4に相当する断面図である。上記した実施形態と同一部分には同一の符号を付して説明する。この実施形態は、弾性ゴムをヒートシンク側に取り付けたものである。
すなわち、円形のヒートシンク26の伝熱部24に近い側の外周には凹部51を、フィン261に近い側の外周には凹部52をそれぞれリング状に形成する。凹部51,52は、ハウジング12の上面125に開けた開口125を挟む位置関係に形成される。
53は、リング状の弾性ゴムであり、弾性ゴム53の内側には、ヒートシンク26の凹部51と取り付け可能な凸部531が形成される。凸部531と凹部51は、取り付けた後に接着剤等を用いて確実に接着される。弾性ゴム53はヒートシンク26に取り付けられた状態では、図5中矢印方向に付勢されながら上面124の内側に当接される。
また、54は、リング状の弾性ゴムであり、弾性ゴム54の内側には、ヒートシンク26の凹部52と取り付け可能な凸部541が形成される。凸部541と凹部52は、取り付けた後に接着剤等を用いて確実に接着される。弾性ゴム54はヒートシンク26に取り付けられた状態では、図5中矢印方向に付勢されながら上面124の外側に当接される。
ヒートシンク26の外周に取り付けられた弾性ゴム53,54は、ヒートシンク26を圧接させながら摺動させることが可能であることから、灯室14内に塵埃や水などが浸入することを防止できる。
凹部51が形成された部分のヒートシンク26の径は、開口125の径よりも大きくすることにより、ヒートシンク26の一部を上面125に摺動させることにより、ヒートシンク26の回動の位置決めにもすることが可能となる。
この実施形態では、放熱性の高いハウジング12の外部に配置させたヒートシンク26は、ステアリングの操舵角等に応じてヘッドランプ11の照射方向を正射状態から左又は右方向へと変更された場合でも、ステアリングの操舵角等に応じた対応が可能となる。
さらに、弾性ゴム53,54をヒートシンク26に取り付ける構成としたことにより、弾性ゴム53,54の取り付け構造が簡単になり省スペース化に寄与する。
この発明の上記した実施形態に限定されるものではない。例えば、凸部281と凹部272それに凸部291と凹部274は、凸凹の関係が逆であっても、一方のみが逆であっても構わない。また、凸部531と凹部51それに凸部541と凹部52の関係も同様である。
この発明の一実施形態について説明するための断面図。 図1の上面図。 図2要部の斜視図。 図1要部の拡大断面図。 この発明の他の実施形態について説明するための図4に相当する拡大断面図。
符号の説明
11 ヘッドランプ
12 ハウジング
124 上面
125 開口
14 灯室
15 バックカバー
17 ランプユニット
19 LED
24 伝熱部
25 左右駆動装置
26 ヒートシンク
27 円筒部
272,274 凹部
28,29 弾性ゴム
281,291 凸部

Claims (3)

  1. 発光素子を光源としたランプユニットと、
    前記ランプユニットを収容する灯室と、
    前記ランプユニットを前記灯室内で回動させる回動手段と、
    前記灯具を構成するハウジングに回動自在に取り付け、該ハウジングの上面から少なくとも一部が前記灯室外に配置された前記回動手段により回動可能な円形状のヒートシンクと、
    前記ランプユニットと前記ヒートシンクと熱的に連結させる伝熱体とを具備したことを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記ヒートシンクと前記ハウジングとの間には、これらの間に摺動性を持たせるとともに、外部と密閉させる弾性体を介在したことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
  3. 前記弾性体は、前記ハウジングまたは前記ヒートシンクに取り付けたことを特徴とする請求項2記載の車両用灯具。
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