JP2009262432A - 印刷正紙残部数カウント方法およびカウントシステム - Google Patents

印刷正紙残部数カウント方法およびカウントシステム Download PDF

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Abstract

【課題】
カウント時間の短縮、インプット作業の排除、人為的に発生するミスなどが生じない印刷良紙カウント方法とシステムを提供する。
【解決手段】
スタッカ4に送り込まれる印刷物P3の部数を計数するスタッカ通過検出器5、スタッカ4から排出される損紙P6の重量を計測する損紙重量部数計8、スタッカ4に送られるまでの間に排出された印刷紙から救済された印刷物P5の重量を計測する救済正紙重量部数計6、及び、印刷正紙残部数管理装置10からなる。印刷正紙残部数管理装置10は、印刷予定部数からスタッカ通過検出器5が計数した印刷物P3の部数と、救済正紙重量部数計6からの信号による救済正紙部数と、スタッカ4に送られるコンベア3上に載っているとして予め定めた印刷部数とを減算するとともに、損紙重量部数計8からの信号による損紙部数を加算して印刷正紙残部数を算出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、印刷正紙部数(製品として出荷できる印刷物の部数)を検知して、印刷予定部数に対する印刷正紙の残部数を刻々と算出するための印刷正紙残部数カウント方法および印刷正紙残部数カウントシステムに関する。
印刷を行う場合、印刷作業中に作業者が印刷物の品質を確認するため印刷物を搬送途中に抜き取ったり、印刷紙巻取ロールの切り替えによって生じた紙継ぎ部の前後における印刷物を排出したり、印刷物搬送コンベア上やスタッカなどで紙詰まりを起こした印刷物を排出したり、梱包製品から不良品を除去したりするので、印刷物搬送ライン中に設置された印刷部数計測装置の情報に基づいて算出した印刷部数より少ない印刷正紙部数となる。 また、上記したように一旦はラインから抜き取ったり排出された印刷物の中から印刷正紙になり得るものを印刷正紙として戻すことも行われ、印刷部数と印刷正紙部数との間には出入りが生ずる。
印刷を行う場合は、上記した印刷紙巻取ロールの紙継ぎ部などで生ずる損紙部数などを考慮した余分の部数を印刷予定部数として設定するが、印刷中に生ずる損紙の部数が予想より多数発生すると、印刷終了後に必要部数に満たないことが起り、その場合には追い刷りを行わなければならない。また、印刷部数が必要部数に満たないことが判明する時間が遅れると再印刷のために刷版からやり直すことが必要になる。従って、印刷作業中、どれだけの損紙が生じているかを刻々と把握して印刷残部数を知ることが求められる。
印刷残部数を把握するため、従来は、印刷後に抜き取られたり排出された損紙部数を人手で数えて印刷部数管理装置にインプットすることが行われ、その場合に生ずるインプットミスや、作業の輻輳に伴って発生するインプット遅れなどにより、インプットされた情報が印刷部数管理に反映されずに余分な印刷が生じて損紙が拡大したりすることがあった。このような余分な損失発生を回避するために従来も種々の印刷部数管理策が提案されている。例えば、印刷運転中に目標印刷部数を補正すべき事由が発生したら、その補正部数に応じて目標部数を入力して補正し、正紙の印刷部数が目標印刷部数に応じた所定数に達したら印刷運転を終了するようにする印刷管理手法(特許文献1)や、印刷予定部数を入力して記憶させ、印刷機から出る印刷部数を検出して入力し印刷予定部数から減算し印刷残部数を算出、印刷機の駆動速度を検出しそれから印刷終了までの時間を演算して印刷機の自動減速と停止指令を出すようにする運転システム(特許文献2)などが提案されている。
このように、従来の印刷部数管理では、人為的に計数した結果を数値インプットする作業が必要である上、人手による部数の計数を行う場合にはインプットミスなどの人的なミスが入り易く、しかも、その人為的に得られた印刷正紙の情報も、タイミング上、印刷部数管理に反映できない場合が生じて、必要印刷部数より多い余分な部数の印刷を行って損紙発生を多くしてしまうという問題があった。また、人為的に得られた印刷正紙の情報が生かされずに印刷正紙が必要部数に満たない事態が生じたときには追い刷りが必要になって、追い刷りために損失が拡大することが生ずるという問題があった。
特開2004−249699号公報 特開2001−219544号公報
従来の印刷正紙残部カウント技術では、上記したように部数管理に手間が掛かる上、ミスが入り易く、それに伴う損失が発生し易いものであったことに鑑み、本発明は従来の印刷正紙残部数管理技術に見られた上記問題点を解消し、カウント時間の短縮、インプット作業の排除、人為的に発生するミスや損紙発生、追い刷りの無駄が生じない印刷正紙残部数カウント方法と印刷正紙残部数カウントシステムを提供することを課題としている。
本発明は前記した課題を解決するための、印刷予定部数に対する印刷すべき印刷正紙残部数を算出する印刷正紙残部数カウント方法として、スタッカに送られる印刷済み正紙の部数A、スタッカ受け入れ後の正紙から出された損紙の重量B、および前記スタッカに送られるまでの間に排出された印刷紙からの救済正紙の重量Cを計測し、印刷予定部数に対し、前記正紙の部数A、前記救済正紙の重量Cを基に算出された印刷正紙部数及びスタッカに送られるコンベア上に載っているとして予め定めた印刷部数を減算するとともに前記損紙の重量Bを基に算出された損紙部数を加算して印刷正紙残部数を算出することを特徴とする印刷正紙残部数カウント方法を提供する。
本発明による印刷正紙残部数カウント方法においては、前記正紙の部数Aを、前記スタッカが印刷済み正紙を受け入れている間に印刷機から前記コンベアに送り出される印刷部数で検出することができる。
また、本発明は前記した発明の課題を解決するための、印刷予定部数に対する印刷すべき印刷正紙残部数を算出するための印刷正紙残部数カウントシステムとして、スタッカに送られる印刷済み正紙の部数を計数するスタッカ送り込み印刷部数計数装置、スタッカ受け入れ後の正紙から出された損紙の重量を計測する損紙重量計測装置、前記スタッカに送られるまでの間に排出された印刷紙からの救済正紙の重量を計測する救済正紙重量計測装置、及び、印刷予定部数から前記スタッカ送り込み印刷部数計数装置により計数された正紙の部数と、前記救済正紙重量計測装置からの信号による救済正紙部数と、スタッカに送られるコンベア上に載っているとして予め定めた印刷部数とを減算するとともに、前記損紙重量計測装置からの信号による損紙部数を加算して印刷正紙残部数を算出する印刷正紙残部数管理装置を有することを特徴とする印刷正紙残部数カウントシステムを提供する。
本発明による印刷正紙残部数カウントシステムにおいては、前記スタッカ送り込み印刷部数計数装置として、前記スタッカへの印刷物送り込みを検知するセンサーと印刷機からの印刷部数を検出する印刷部数計数装置とを有し、前記センサーが印刷物送り込みの検知信号を出している間に前記印刷部数計数装置が計数する印刷部数を計数するように構成されたものを採用することができる。
更にまた、本発明による印刷正紙残部数カウントシステムにおいては、前記スタッカ送り込み印刷部数計数装置、前記損紙重量計測装置、及び前記救済正紙重量計測装置からの出力信号がオンラインで前記印刷正紙残部数管理装置に送られる構成とすることができる。
本発明による印刷正紙残部数カウント方法においては、スタッカに送られるまでの間に排出された損紙から正紙として救済された救済正紙の重量と、スタッカ受け入れ後に出された損紙の重量を計測して、その重量を基に算出された、救済正紙部数と損紙部数を用いて印刷正紙残部数を算出するので、損紙部数や救済正紙部数を人為的に数えたり、人為的に入力したりすることを行なう必要がない。従って、人手により印刷部数を数える手間や、補正データの入力に要する時間や入力ミスを省くことができるとともに、人手による計数や補正データのインプットに伴うミスを排除することができる。
また、本発明において計数する損紙部数と救済正紙部数は、発生した損紙と救済正紙の重量を計測し、その重量を基にして得るようにしているので、従来のように損紙部数や救済正紙部数を計数するために損紙や救済正紙を揃える必要がなく、排出されたままの乱雑な状態の印刷物の重量をそのまま計量するようにすればよいので作業量と作業時間が大幅に削減される。
更に、一旦は損紙として排出された損紙から正紙たりうるとして救済された救済正紙や、一旦は正紙としてカウントされたものの中から損紙として排出されものがどこでどれだけ発生しても、それらの正紙部数と損紙部数は、重量を計量して得られたデータとなって迅速に伝達されて印刷正紙残部数管理に活かすことができる。従って、損紙発生部数を余分に見込んで印刷必要部数を設定しなくてよいので、印刷を効率的に行うことができる。このように、本発明によれば、一旦は損紙として排出された印刷紙から救済正紙として出されたものや、一旦は印刷正紙としてカウントされた印刷正紙から損紙として排出された印刷物については、重量が計測され、その重量を基にして得た印刷部数が速やかに印刷正紙残部数の計数に反映される。
また、本発明による印刷正紙残部数カウントシステムでは、スタッカに送られるまでの間に排出された損紙から正紙として救済された印刷正紙の重量を計測する救済正紙重量計測装置と、スタッカ受け入れ後の正紙から出された損紙の重量を計測する損紙重量計測装置とからの信号による印刷部数情報をそのままオンラインで伝達して、前記した本発明による印刷正紙残部数のカウント方法を確実、かつ、迅速に実施可能である。
以下、本発明による印刷正紙残部数カウント方法および印刷正紙残部数カウント装置について添付図面に示した実施例により具体的に説明する。図において、1は印刷機を示しており、2はその印刷機1の作動を制御する印刷機制御装置を示している。印刷機1によって印刷された印刷物P1はコンベア3によってスタッカ4に送られる。コンベア3はコンベア3−1、3−2、3−3の3つのコンベア部から構成されており、コンベア部3−2は、コンベア部3−1と3−3の間に配置されていて、印刷機1からコンベア3により搬送途中の印刷物P1が印刷紙の巻取ロールにおける紙継ぎ部に当たる部分を損紙P2として排出するために図示しているように排出位置を取る構造となっている。コンベア3上に載って搬送途中の印刷物P1の部数は予め定められた所定数として把握される。コンベア3の出口には、スタッカ通過検出機5が配置されていて、このスタッカ通過検出機5は、本発明にいうスタッカ送り込み印刷部数計数装置を構成している。スタッカ通過検出機5は、コンベア3からスタッカ4に送り込まれる印刷物P3の部数を例えば、印刷物1部に対して1パルスを発生してカウントし、そのカウント数をスタッカ通過検出数を示す信号S1として発生する。
コンベア3により搬送途中の印刷物P1からは、印刷状態を検査するために検紙として抜き取られるものがあり、その検紙のため抜き出される印刷物をP4で示してある。6は救済正紙重量部数計であり本発明にいう救済正紙重量計測装置を構成している。救済正紙重量部数計6には、印刷正紙たり得ないとして搬送ラインから抜き出された損紙P2の中からと、検紙のために抜き出される印刷物P4の中から、印刷正紙として戻してよいと判断され印刷正紙として選別して救済された印刷物P5が載せられる。救済正紙重量部数計6は、上記したように損紙P2からと、検紙のために抜き出される印刷物P4から、それぞれ救済された救済正紙の重量を計測し、その重量に相当する救済印刷部数を算出する。7は救済正紙重量部数計6の通信部で、救済正紙重量部数計6で算出した救済正紙の部数を救済正紙部数を示す信号S2として発生する。
一方、スタッカ4に送り込まれた印刷物P3からは、紙詰まりなどが起ってスタッカ4から印刷正紙になりえないとして排出される損紙が生ずることがあり、そのようにスタッカ4から排出される損紙がP6で示されている。8は損紙重量部数計を示し、これは本発明にいう損紙重量計測装置を構成している。この損紙重量部数計8は、印刷正紙になりえないとしてスタッカ4から排出される損紙P6が載せられ、その重量を計測し、その重量に相当する損紙部数を算出する。9は損紙重量部数計8の通信部で、損紙重量部数計8で算出した損紙の部数を損紙部数を示す信号S3として発生する。P7は、スタッカ4が受け入れた印刷正紙P3から排出された印刷正紙と救済正紙重量部数計6から計量を終えて排出される救済正紙P5からなる製品としての印刷正紙を示している。P8は、コンベア3による搬送途中にコンベアから損紙P2として排出されたあと救済正紙P5側に戻されるものを除かれた損紙と、検紙P4として抜き取られたものから救済正紙P5側に救済されたものを除いた検紙P4から出る損紙と、損紙重量部数計8から計量を終えて排出される損紙とを示している。
10は印刷正紙残部数管理装置を示している。また、印刷正紙残部数管理装置10は、インプット信号、アウト信号の授受を行うI/Oインタフェース部11を備えている。印刷正紙残部数管理装置10は、演算処理部12と記憶部13を有しており、これら及びI/Oインタフェース部11の間で情報が伝達されるように構成されている。また、印刷正紙残部数管理装置10はパルスカウンタ14を備え、スタッカ通過検出器5が検出したスタッカ4に送り込まれた印刷部数を示す信号S1としてのパルス信号を受け、そのパルス数をI/Oインタフェース11部へ伝える。印刷正紙残部数管理装置10は通信部15を備え、救済正紙重量部数計6の通信部7および損紙重量部数計8の通信部9との間で通信を行い、救済正紙重量部数計6の通信部7からの救済正紙部数を示す信号S2と、損紙重量部数計8の通信部9からの損紙部数を示す信号S3とを受け取ってI/Oインタフェース11部へ伝える。また、I/Oインタフェース部11には、算出された印刷正紙残部数などを表示する表示部16、印刷正紙残部数の算出に必要な情報を入力する操作入力部17、および印刷正紙残部数が所定値に達したことを示す警報などを発する警報出力部18が接続されている。
以上の構成を有している印刷正紙残部数管理装置10では、I/Oインタフェース部11がスタッカ通過検出数を示す信号S1に基づくパルスカウンタ14からのパルス数、通信部15が受けた救済正紙部数を示す信号S2とスタッカ4から出る損紙部数を示す信号S3、および操作部17から操作員によって入力される印刷機の制御に必要な情報を受ける。記憶部13には、操作部17から入力される印刷予定部数S0、印刷予定部数S0に対して所定の印刷部数に達して印刷機1に減速信号を与えるべき印刷部数、および印刷機1を出てコンベア3の上にあってスタッカ4へ搬送されている途中でスタッカ通過検出器5によって検出される前のコンベア3により搬送途中の印刷物P1の部数として予め定められたコンベア補正部数S4などが記憶される。演算処理部12は、I/Oインタフェース部11を介して与えられる印刷予定部数S0、スタッカ通過検出器5が検出したスタッカ通過部数を示す信号S1、救済正紙重量部数計6から出る救済正紙部数を示す信号S2、損紙重量部数計8から出る損紙部数を示す信号S3、および印刷機1を出てコンベア3の上にあってスタッカ4へ搬送されている途中でスタッカ通過検出器5によって検出される前のコンベア3により搬送途中の印刷物P1の部数として予め定められたコンベア補正部数S4に基づいて次の数式(1)の演算を行う。
SX=S0−S1−S2+S3−S4・・・(1)
この演算によって得られたSXが、記憶部13に記憶されている予め定めた印刷予定部数S0を基にして、警報出力部18から印刷機制御装置2に印刷機1の印刷動作を制御する信号が与えられる。こうして、スタッカ4を通過した印刷部数に対して、救済正紙重量部数計6が計数した救済正紙部数とスタッカ4へ搬送途中の印刷物のコンベア補正部数とを加え、損紙重量部数計8が計測した損紙部数を引いた値が、印刷予定部数に対して予め定めた値になると、印刷機制御装置2に対して減速信号が出されるとともに、上記値が印刷予定数になると、印刷機1は停止される。
このようにして、図示した装置によれば、印刷機1からスタッカ4へ搬送される間に排出された損紙から救済された印刷物P5と、スタッカ4から排出される損紙P6とは、それぞれ、そのまま単に救済正紙重量部数計6と損紙重量部数計8とに載せることによって、正紙として救済された印刷物P5の部数とスタッカ4から排出される損紙P6の部数とが得られ、これら部数によって印刷正紙残部数が算出され、それに基づいて印刷機1の運転が制御される。
以上図示した装置では、スタッカ4へ送り込まれる印刷物をスタッカ通過検出器5で検出してスタッカ4に受け入れられる印刷正紙部数をカウントする構成としているが、図1において印刷機1内に符号20で示してある折帳通過検出器のように、印刷機1から送り出される折帳などコンベア3に送り込まれる印刷物P1の部数を検出する検出器を設けた構成のものに対しても本発明を適用することができる。この場合には、スタッカ4に印刷正紙が送り出されるのを検出するセンサーを設け、そのセンサーがスタッカ4への紙送りあり、を検出している間に印刷機1から送り出される印刷部数をカウントする構成とする。この構成を採用することによって、印刷機1からスタッカ4へ送り出される印刷部数をカウントした信号を用い、図示したスタッカ通過検出器5を用いた場合と同様にして印刷正紙残部数をカウントし、上記したと同様に警報出力部18から印刷機制御装置2へ減速開始警報信号などの印刷機制御信号を発することができる。
以上、本発明を実施の態様について具体的に説明したが、本発明はこれに制限されるものではなく、種々の変更を加えてよいことはいうまでもない。
例えば前記した実施例では、救済正紙重量部数計6と損紙重量部数計8は、それぞれ、救済正紙と損紙の重量を測って、その計測した重量に相当する印刷部数を算出する構成のものを採用しているが、これらの救済正紙重量部数計6と損紙重量部数計8は、それぞれ、救済正紙と損紙の重量を計測するだけの構成のものとし、その計量した重量を印刷正紙残部数管理装置10に送り、その重量信号を受けた印刷正紙残部数管理装置10で、それらの重量に相当する救済正紙部数と損紙部数とを算出する構成としてもよい。
また、図示した装置では、スタッカ通過検出器5からのスタッカ通過検出数を示す信号S1、救済正紙重量部数計6が検出した救済正紙部数を示す信号S2と損紙重量部数計8が検出したスタッカ4から出る損紙部数を示す信号S3を印刷正紙残部数管理装置10に有線で連絡する構成としてあるが、これらの信号は無線で通信する構成としてもよい。また、印刷正紙残部数管理装置10としては、スタッカ通過検出器5からのスタッカ通過検出部数を示す信号S1、救済正紙部数を示す信号S2、およびスタッカ4から出る損紙部数を示す信号S3、およびコンベア補正部数S4を用いて、数式1によって印刷正紙残部数SXを算出する構成のものであれば、図示した構成以外の適宜の構成のものを採用してよい。
本発明の実施例による印刷正紙残部数カウント装置の全体構成を示す説明図。
符号の説明
1 印刷機
2 印刷機制御装置
3 コンベア
4 スタッカ
5 スタッカ通過検出器
6 救済正紙重量部数計
7 救済正紙重量部数計の通信部
8 損紙重量部数計
9 損紙重量部数計の通信部
10 印刷正紙残部数管理装置
11 I/Oインタフェース部
12 演算処理部
13 記憶部
14 パルスカウンタ
15 通信部
16 表示部
17 操作入力部
18 警報出力部
20 折帳通過検出器
S1 スタッカ通過検出数を示す信号
S2 救済正紙部数を示す信号
S3 スタッカから出る損紙部数を示す信号
S4 コンベア補正部数
P1 コンベアにより搬送途中の印刷物
P2 損紙
P3 スタッカに送り込まれる印刷物
P4 検紙のため抜き出される印刷物
P5 救済された印刷物
P6 スタッカから排出される損紙
P7 製品としての印刷正紙
P8 損紙

Claims (5)

  1. 印刷予定部数に対する印刷正紙残部数を算出するための印刷正紙残部数カウント方法であって、スタッカに送られる印刷済み正紙の部数A、スタッカ受け入れ後の正紙から出された損紙の重量B、および前記スタッカに送られるまでの間に排出された印刷紙からの救済正紙の重量Cを計測し、印刷予定部数に対し、前記正紙の部数A、前記救済正紙の重量Cを基に算出された印刷正紙部数及びスタッカに送られるコンベア上に載っているとして予め定めた印刷部数を減算するとともに前記損紙の重量Bを基に算出された損紙部数を加算して印刷正紙残部数を算出することを特徴とする印刷正紙残部数カウント方法。
  2. 前記正紙の部数Aを、前記スタッカが印刷済み正紙を受け入れている間に印刷機から前記コンベアに送り出される印刷部数で検出することを特徴とする請求項1に記載の印刷正紙残部数カウント方法。
  3. 印刷予定部数に対する印刷正紙残部数を算出するための印刷正紙残部数カウントシステムであって、スタッカに送られる印刷済み正紙の部数を計数するスタッカ送り込み印刷部数計数装置、スタッカ受け入れ後の正紙から出された損紙の重量を計測する損紙重量計測装置、前記スタッカに送られるまでの間に排出された印刷紙からの救済正紙の重量を計測する救済正紙重量計測装置、及び、印刷予定部数から前記スタッカ送り込み印刷部数計数装置により計数された正紙の部数と、前記救済正紙重量計測装置からの信号による救済正紙部数と、スタッカに送られるコンベア上に載っているとして予め定めた印刷部数とを減算するとともに、前記損紙重量計測装置からの信号による損紙部数を加算して印刷正紙残部数を算出する印刷正紙残部数管理装置を有することを特徴とする印刷正紙残部数カウントシステム。
  4. 前記スタッカ送り込み印刷部数計数装置が、前記スタッカへの印刷物送り込みを検知するセンサーと印刷機からの印刷部数を検出する印刷部数計数装置とを有し、前記センサーが印刷物送り込みの検知信号を出している間に前記印刷部数計数装置が計数する印刷部数を計数するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の印刷正紙残部数カウントシステム。
  5. 前記スタッカ送り込み印刷部数計数装置、前記損紙重量計測装置、及び前記救済正紙重量計測装置からの出力信号がオンラインで前記印刷正紙残部数管理装置に送られる構成としたことを特徴とする請求項3又は4に記載の印刷正紙残部数カウントシステム。
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