JP2009262292A - 工具ホルダ固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】異物が噛み込んだままの状態で切削加工を行っても、製品に悪影響を与えることの少ない工具ホルダ固定構造を提供すること。
【解決手段】スローアウェイチップ13が取り付けられた工具14を保持する工具ホルダ10を、工作機械の工具ホルダ固定部31に固定する工具ホルダ固定構造において、工具ホルダ10と工具ホルダ固定部の間に異物保持空間19を形成したこと、異物保持空間19が、スローアウェイチップ13の刃先位置を原点としたときに、刃先位置のプラスマイナス30度の外周範囲内、及び刃先位置から150度以上210度以下の外周範囲内に、形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、スローアウェイチップ等の刃先が取り付けられた工具を保持する工具ホルダを、工作機械の工具ホルダ固定部に固定する工具ホルダ固定構造に関するものである。
特許文献1には、工具と工具保持部との間に噛み込まれる異物を、工具保持部に形成した流路に流体を流すことにより洗浄除去し、工具回転軸のずれによる加工精度の低下を防止する技術が開示されている。また、異物が洗浄できずに噛み込んでしまった場合には、異物を噛み込んだことを、検出できるようにしている。
特開2006-334676号公報
しかしながら、従来の工具ホルダ固定構造には、以下の問題があった。
すなわち、異物が噛み込んでいることを100%の精度で検出できるとは限らないし、検出できたとしても、その度に工作機械を停止して、手作業により異物を除去しなければならないため、工作機械の稼働率を低下させる問題があった。
そこで、本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、異物が噛み込んだままの状態で切削加工を行っても、製品に悪影響を与えることの少ない工具ホルダ固定構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る工具ホルダ固定構造は、以下の構成を有する。
(1)スローアウェイチップ、ロー付タイプ等の刃先が取り付けられた工具を保持する工具ホルダを、工作機械の工具ホルダ固定部に固定する工具ホルダ固定構造において、工具ホルダと工具ホルダ固定部の間に異物保持空間を形成したこと、異物保持空間が、スローアウェイチップの刃先位置を原点としたときに、原点のプラスマイナス30度の外周範囲内、及び原点から150度以上210度以下の外周範囲内に、形成されていることを特徴とする。
(2)(1)に記載する工具ホルダ固定構造において、前記異物保持空間を、前記工具ホルダと前記工具ホルダ固定部が接触する面の中央部に形成したことを特徴とする。
(3)(1)または(2)において、前記異物保持空間が無いときの、前記工具ホルダと前記工具ホルダ固定部が接触している面積に対して、前記異物保持空間の面積が、28%以下であることを特徴とする。
上記構成を有する本発明の工具ホルダ固定構造の作用、及び効果について説明する。
(1)スローアウェイチップ、ロー付タイプ等の刃先が取り付けられた工具を保持する工具ホルダを、工作機械の工具ホルダ固定部に固定する工具ホルダ固定構造において、工具ホルダと工具ホルダ固定部の間に異物保持空間を形成したこと、異物保持空間が、スローアウェイチップの刃先位置を原点としたときに、原点のプラスマイナス30度の外周範囲内、及び原点から150度以上210度以下の外周範囲内に、形成されている。
本出願人が行った実験によれば、工具ホルダと工具ホルダ固定部との間であって、スローアウェイチップの刃先位置を原点としたときに、原点のプラスマイナス30度の外周範囲内、及び原点から150度以上210度以下の外周範囲内に、異物(例えば、10μmの厚さの異物)が、入り込んだ場合には、製品の精度に20μm以上の誤差を生じることを確認した。一方、原点のプラスマイナス30度の外周範囲外、及び原点から150度以上210度以下の外周範囲外に、異物(例えば、10μmの厚さの異物)が、入り込んだ場合には、製品の精度は、20μm以下の誤差であることを確認した。特に、原点から90度または270度の位置に異物が入り込んだ場合には、異物が無い場合とほとんど差異がないことも確認した。
すなわち、異物が、原点のプラスマイナス30度の外周範囲外、及び原点から150度以上210度以下の外周範囲外に入り込んだ場合には、問題が少ないことを確認した。
工具ホルダと工具ホルダ固定部との間に異物が入り込んだ場合、工具ホルダは、工具固定部に対して軸心方向に移動するのみであるので、異物が回転方向に移動することはほとんどない。すなわち、外周に対して部分的に異物収納空間を設けた場合に、異物が円周方向に移動して異物収納空間に納まることは考えられない。
異物が工具ホルダと工具ホルダ固定部との間に入り込んだとしても、原点のプラスマイナス30度の外周範囲内、及び原点から150度以上210度以下の外周範囲内に、異物が入り込んだときには、異物収納空間に異物が収納されるため、加工精度に悪影響を与えることがない。
一方、原点のプラスマイナス30度の外周範囲外で、かつ原点から150度以上210度以下の外周範囲外に、異物が入り込んだときには、異物収納空間がないため、異物は、工具ホルダと工具ホルダ固定部との間に挟まれた状態となるが、加工精度に与える悪影響は少ない。特に、原点から90度または270度の位置に異物が挟まれた状態では、加工精度にほとんど影響を与えることがない。
また、異物保持空間を、工具ホルダと工具ホルダ固定部が接触する面の中央部に形成したので、工具ホルダと工具ホルダ固定部とが、接触面の両端で接触状態を維持できるため、工具ホルダの剛性を高く保持することができる。
また、異物収納空間を工具ホルダ外周の120度分(原点を中心とした60度の範囲、及び原点から150度以上210度以下の60度の範囲の合計120度分)のみに形成しているため、異物保持空間が無いときの、工具ホルダと前記工具ホルダ固定部が接触している面積に対して、異物保持空間の面積を、28%以下とすることができるため、工具ホルダの剛性を担保することができ、異物収納空間を設けたことにより、工具ホルダの剛性を、異物収納空間を形成しない場合とほぼ同じ状態に維持できるため、加工精度を悪くすることが少ない。
本発明に係る工具ホルダ固定構造の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1に工具ホルダ10の正面図を示す。図2は、図1の左側面図(図1のA矢視図)である。図3は、図1の右側面図(図1のB矢視図)である。図13は、工具ホルダ10を工具ホルダ保持部31に装着した状態を示す断面図である。
工作機械の工具ホルダ保持部31に装着される傾斜面15aを備えるホルダ部15の右端には、引き込み部16が接続している。引き込み部16は、工作機械の工具ホルダ保持部の引き込み手段(図示せず)により、把持されて右方向に移動されることにより、図13に示すように、工具ホルダ10の傾斜面15aを工具ホルダ保持部31の傾斜部31aに密着して嵌合させる。この密着嵌合により、工具ホルダ10は、工具ホルダ保持部31に対して、位置決めされる。同時に、傾斜面15aと傾斜部31aとの接触面圧による摩擦力により、工具ホルダ保持部31から工具ホルダ10に、加工回転トルクが伝達される。
ホルダ部15の左側には、ホルダ本体11が一体として接続している。ホルダ本体11の左側には、工具12が、ホルダ本体11と一体に、組み付けられている。工具12の先端には、チップ保持部材14が形成されている。工具12は、ホルダ本体11に対して着脱可能であるが、取り付けられた状態では、工具12とホルダ本体11の回転方向の位置関係は、常に同じ位置である。ホルダ本体11の左端には、六角形状のスパナ掛け18が形成されている。
チップ保持部材14には、スローアウェイチップ13が、着脱可能に取り付けられている。スローアウェイチップ13は、三角形状等のチップであり、容易に交換可能であり、広く工作機械に市販され使用されているものである。
図2に示すように、スローアウェイチップ13の刃先Sとホルダ本体11の中心軸線とを結ぶ線分を刃先位置SLとする。工具12とホルダ本体11との回転方向の位置関係は常に一定であるので、スローアウェイチップ13の刃先Sの回転方向の位置は、ホルダ本体11、及びホルダ部15に対して、常に同じで一定位置である。
図3及び図1に示すように、刃先位置SLの両側プラスマイナス30度ずつの範囲、及び刃先位置SLから150度以上210度以下の位置において、ホルダ部15の外周に、異物収納空間用切欠き17が形成されている。図13に示すように、工具ホルダ10が工具ホルダ保持部31に装着されたときに、異物収納空間用切欠き17と工具ホルダ保持部31とで異物収納空間9が形成される。異物収納空間用切欠き17は、フライス盤で面取りすることにより形成されている。
次に、異物収納空間9の作用、及び効果について説明する。
工具ホルダ10の傾斜面15aと、工具ホルダ保持部31の傾斜部31aとの間に異物が挟まれた場合に、工作機械の加工精度に与える悪影響について、本発明者は実験を行った。
図7に実験の条件を示す。工具ホルダ10の傾斜面15aの所定の位置に、幅2mm、長さ12mmの接着テープ40を貼付した。所定位置としては、刃先位置SLからの角度を変化させている。所定角度位置に接着テープ40の中心がくるように、接着テープ14を貼付している。接着テープ40としては、厚みが10μm厚のものと、50μm厚のものを用意した。接着テープ40を貼付して実験した後で確認したところ、接着テープ40の状態は実験の前後で変化していなかった。
実験は、接着テープなし、10μm厚の接着テープ40を貼付、50μm厚の接着テープ40を貼付の3つの条件で行った。各条件で、接着テープ40の貼付位置を刃先位置SLから30度ずつずらして実験した。実験は、上記条件を変化させながら、実際に孔加工を行い、加工された孔の内径をX方向、及びY方向で測定した。X方向とY方向は、直交する方向であり、刃先位置とは関係なく採用している。
図8に、X方向で測定したデータを示し、図9にY方向で測定したデータを示す。いずれも縦軸は、内径寸法の誤差をμm単位で示す。内径寸法の許容誤差(公差)は、孔なのでマイナス0、プラス22μmである。XYの2方向で測定しているのは、孔が楕円形になる場合があるからである。
図8と図9と共に、横軸は、接着テープ40を刃先位置SLからの角度を示す。データのうち、S1、S4は、50μm厚みの接着テープ14を貼付した時のデータである。S2、S5は、10μm厚みの接着テープ40を貼付した時のデータである。S3、S6は、接着テープ40を貼付しない状態におけるデータである。
図8は、接着テープ40を貼付しない場合には、S3に示すように、規格内の10μmと一定であることを示している。
50μm厚の接着テープ40を貼付した場合には、S1に示すように、刃先位置SLからの角度が、0度から約50度まで、内径寸法がマイナスとなり、規格から外れている。また、約50度から約150度までは、内径寸法が0からプラス22μm以下であり、規格内に入っている。また、約150度以上では、22μm以上となり、規格から外れている。
10μm厚の接着テープ40を貼付した場合には、S2に示すように、刃先位置SLからの角度が、0度から約60度まで、内径寸法がマイナスとなり、規格から外れている。また、約60度から約170度までは、内径寸法が0からプラス22μm以下であり、規格内に入っている。また、約170度以上では、22μm以上となり、規格から外れている。
特に、10μm厚、50μm厚共に、0度付近、及び180度付近に、接着テープ40が位置するときに、大きく規格から外れることがわかる。
図9は、接着テープ40を貼付しない場合には、S6に示すように、規格内の16μmと一定であることを示している。
50μm厚の接着テープ40を貼付した場合には、S4に示すように、刃先位置SLからの角度が、0度から約20度まで、内径寸法がマイナスとなり、規格から外れている。また、約20度から約100度までは、内径寸法が0からプラス22μm以下であり、規格内に入っている。また、約100度以上では、22μm以上となり、規格から外れている。
10μm厚の接着テープ40を貼付した場合には、S5に示すように、刃先位置SLからの角度が、0度から約110度までは、内径寸法が0からプラス22μm以下であり、規格内に入っている。また、約110度以上では、22μm以上となり、規格から外れている。
特に、10μm厚、50μm厚共に、0度付近、及び180度付近に、接着テープ40が位置するときに、大きく規格から外れることがわかる。
以上、本発明者が行った実験によれば、工具ホルダ10と工具ホルダ固定部31との間であって、スローアウェイチップ13の刃先Sの刃先位置SLを原点としたときに、刃先位置SLのプラスマイナス30度の外周範囲内、及び刃先位置SLから150度以上210度以下の外周範囲内に、異物(例えば、10μm厚、または50μm厚の異物)が、入り込んだ場合には、製品の精度に20μm以上の誤差を生じることを確認した。
一方、原点のプラスマイナス30度の外周範囲外、及び原点から150度以上210度以下の外周範囲外に、異物(例えば、10μmの厚の異物)が、入り込んだ場合には、製品の精度は、20μm以下の誤差であることを確認した。特に、原点から90度または270度の位置に異物が入り込んだ場合には、異物が無い場合とほとんど差異がないことも確認した。50μm厚の異物が入り込んだ場合には、規格外となる恐れはある。
すなわち、異物(少なくとも10μm厚程度の異物)が、原点のプラスマイナス30度の外周範囲外、及び原点から150度以上210度以下の外周範囲外に入り込んだ場合には、問題が少ないことを確認した。
一方、ホルダ部15に異物収納空間用切欠き17を形成した場合に、スローアウェイチップ13の刃先における剛性が問題となる。剛性に関しては、シミュレーション解析を行った。工具ホルダ10を工具ホルダ固定部31に固定した状態で、スローアウェイチップ13の先端に真横から静的荷重である所定荷重(100N)をかけた時の、刃先Sの最大変位量を求めた。異物収納空間用切欠き17を形成しないものでは、最大変位量は、0.35mmであった。所定荷重を100Nとしているのは、切削時にかかる荷重が、通常100Nだからである。
異物収納空間用切欠き17を形成したものでは、最大変位量は、0.38mmであった。最大変位量は、0.03mm大きくなるが、実用的には、あまり問題とならない。
本実施例では、異物収納空間9を設けたことにより、傾斜面15aと傾斜部31aの接触面積が、異物収納空間9を設けなかった場合と比較して、89.5%に減少している。すなわち、10.5%減少しているが、剛性としては、実用上問題がないと考える。
以上、詳細に説明したように、本実施例の工具ホルダ固定構造によれば、スローアウェイチップ13が取り付けられた工具14を保持する工具ホルダ10を、工作機械の工具ホルダ固定部31に固定する工具ホルダ固定構造において、工具ホルダ10と工具ホルダ固定部31の間に異物保持空間9を形成したこと、異物保持空間9が、スローアウェイチップ13の刃先位置SLを原点としたときに、刃先位置SLのプラスマイナス30度の外周範囲内、及び刃先位置SLから150度以上210度以下の外周範囲内に、形成されているので、異物が工具ホルダ10の傾斜面15aと、工具ホルダ固定部31の傾斜部31aとの間に入り込んだとしても、刃先位置SLのプラスマイナス30度の外周範囲内、及び刃先位置SLから150度以上210度以下の外周範囲内に、異物が入り込んだときには、異物収納空間9に異物が収納されるため、スローアウェイチップ13による加工精度に悪影響を与えることが少ない。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。本実施例では、2面拘束のホルダーを示す。一般には、HS、HSK、NCS、KM、ビッププラス、BTS等である。
第2の実施例は、異物収納空間を形成する異物収納空間用切欠きの形状が相違する点を除けば、第1実施例の構成とほぼ同じであるので、相違する点のみ詳細に説明し、同じ構成部分の説明は割愛する。
図4に第2実施例の工具ホルダ10の正面図を示す。左側面図は、図2と全く同じなので、省略する。図5に図4のMM断面図を示す。図6に図4のNN断面図を示す。
第2実施例では、図4に示すように、ホルダ部15の傾斜面15aの中央部に、異物収納空間用切欠き19を形成している。中央部に形成することにより、傾斜面15aと傾斜部31aとが、異物収納空間用切欠き19の両側で接触するため、工具ホルダ10の剛性を高くすることができる。
図5及び図6に示すように、異物収納空間用切欠き19は、刃先位置SLを中心として、プラスマイナス30度の範囲、及び刃先位置SLから150度以上210度以下の外周範囲の形成されている。
図14は、工具ホルダ10を工具ホルダ保持部31に装着した状態を示す断面図である。
工作機械の工具ホルダ保持部31に装着される傾斜面15aを備えるホルダ部15の右端には、引き込み部16が接続している。引き込み部16は、工作機械の工具ホルダ保持部の引き込み手段(図示せず)により、把持されて右方向に移動されることにより、図14に示すように、工具ホルダ10の傾斜面15aを工具ホルダ保持部31の傾斜部31aに密着して嵌合させる。この密着嵌合により、工具ホルダ10は、工具ホルダ保持部31に対して、位置決めされる。同時に、傾斜面15aと傾斜部31aとの接触面圧による摩擦力により、工具ホルダ保持部31から工具ホルダ10に、加工回転トルクが伝達される。
図14に示すように、傾斜面15aと傾斜部31aの中央付近に異物収納空間9が形成されている。傾斜面15aと傾斜部31aとは、異物収納空間9の両側で互いに接触しているため、工具ホルダ10の剛性を高くすることができる。
ホルダ部15に異物収納空間用切欠き19を形成した場合に、スローアウェイチップ13の刃先における剛性が問題となる。剛性に関しては、シミュレーション解析を行った。工具ホルダ10を工具ホルダ保持部31に固定した状態で、スローアウェイチップ13の先端に真横から静的荷重である所定荷重(100N)をかけた時の、刃先Sの最大変位量を求めた。異物収納空間用切欠き17を形成しないものでは、最大変位量は、0.35mmであった。
異物収納空間用切欠き19を形成したものでは、最大変位量は、0.35mmであった。最大変位量は、全く変わらなかった。
本実施例では、異物収納空間9を設けたことにより、傾斜面15aと傾斜部31aの接触面積が、異物収納空間9を設けなかった場合と比較して、73.6%に減少している。すなわち、26.4%減少しているが、剛性としては、全く問題がない。
以上、詳細に説明したように、第2実施例の工具ホルダ固定構造によれば、スローアウェイチップ13が取り付けられた工具14を保持する工具ホルダ10を、工作機械の工具ホルダ固定部31に固定する工具ホルダ固定構造において、工具ホルダ10と工具ホルダ固定部31の間に異物保持空間9を形成したこと、異物保持空間9が、スローアウェイチップ13の刃先位置SLを原点としたときに、刃先位置SLのプラスマイナス30度の外周範囲内、及び刃先位置SLから150度以上210度以下の外周範囲内に、形成されており、かつ、異物収納空間9を工具ホルダと工具ホルダ固定部が接触する面の中央部に形成したので、異物が工具ホルダ10の傾斜面15aと、工具ホルダ固定部31の傾斜部31aとの間に入り込んだとしても、刃先位置SLのプラスマイナス30度の外周範囲内、及び刃先位置SLから150度以上210度以下の外周範囲内に、異物が入り込んだときには、異物収納空間9に異物が収納されるため、スローアウェイチップ13による加工精度に悪影響を与えることが少ない。
また、工具ホルダ10の傾斜面15aと、工具ホルダ固定部31の傾斜部31aとが、接触面の両端(異物収納空間9の両側)で接触状態を維持できるため、工具ホルダ10の剛性を高く保持することができるので、異物が工具ホルダ10の傾斜面15aと、工具ホルダ固定部31の傾斜部31aとの間に入り込んだとしても、刃先位置SLのプラスマイナス30度の外周範囲内、及び刃先位置SLから150度以上210度以下の外周範囲内に、異物が入り込んだときには、異物収納空間9に異物が収納されるため、スローアウェイチップ13による加工精度に悪影響を与えることが少ない。
次に、本発明の第3の実施例について説明する。
第3の実施例は、工具ホルダ10の形状、異物収納空間を形成する異物収納空間用切欠きの形状が相違する点が、第1実施例と相違している。ここでは、相違する点のみ詳細に説明し、他の構成部分の説明は割愛する。
図10に、工具ホルダ10の正面図を示す。図11は、図10のD矢視図である。図12は、図10のC矢視図である。図10に示す工具ホルダ10は、大径の孔加工をするためのものであり、門型に形成された工具保持部21の一方22の先端にスローアウェイチップ13が着脱自在に取り付けられている。工具保持部21の右端には、ホルダ本体23が一体的に接続している。ホルダ本体23の右端には、ホルダ部24が形成されている。図10において、ホルダ本体23及びホルダ部24は、中央断面で示す。ホルダ部24には、図12に示すように、ホルダ部24の外周には、異物収納空間用切欠き25が形成されている。図12では、工具保持部21を省略して記載している。
図11に示すように、スローアウェイチップ13の刃先位置をSLとする。図12に示すように、異物収納空間用切欠き25は、刃先位置SLを中心として、プラスマイナス30度の外周範囲、及び刃先位置SLから150度以上210度以下の外周範囲に形成されている。
第3実施例で示したように、大径加工用のスローアウェイチップ13の工具ホルダ10にも適用可能である。
第1、第2、及び第3実施例ではいずれも、工具ホルダ10側の傾斜面15aに異物収納空間用切欠き17、19、25を形成しているが、工具ホルダ保持部31の傾斜部31a側に切欠きを形成して、異物収納空間を形成しても同様である。ただし、その場合には、工具ホルダ10のスローアウェイチップ13の刃先位置SLを、工作機械側の工具ホルダ保持部31側に対して位置決めしなければならないという問題がある。しかし、ロボットにより、工具ホルダ保持部31に対する工具ホルダ10の着脱を行っていれば、ロボットにより位置決めがされるため、問題はない。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、色々な応用が可能である。
例えば、本実施例では、異物保持空間を、スローアウェイチップの刃先位置を原点としたときに、原点のプラスマイナス30度の外周範囲内、及び原点から150度以上210度以下の外周範囲内に形成しているが、原点のプラスマイナス20度、原点から160度以上200度以下というように、範囲を狭くして適用しても良い。その場合には、異物の挟み込みによる悪影響の可能性は高くなるが、剛性は強くすることができる。
本実施例では、スローアウェイチップを装着する工具ホルダについて説明したが、ロー付けで刃先が固定されている工具、及びエンドミル等の工具に対しても適用することは可能である。
本発明の第1実施例である工具ホルダ10の正面図である。 図1の左側面図(図1のA矢視図)である。 図1の右側面図(図1のB矢視図)である。 本発明の第2実施例の工具ホルダ10の正面図である。 図4のMM断面図である。 図4のNN断面図である。 実験の条件を示す図である。 X方向で測定した実験データである。 Y方向で測定した実験データである。 本発明の第3実施例の工具ホルダ10の正面図である。 図10のD矢視図である。 図10のC矢視図である。 第1実施例の工具ホルダ10を工具ホルダ保持部31に装着した状態を示す断面図である。 第2実施例の工具ホルダ10を工具ホルダ保持部31に装着した状態を示す断面図である。
符号の説明
9 異物収納空間
10 工具ホルダ
13 スローアウェイチップ
15 ホルダ部
15a 傾斜面
17,19 異物収納空間用切欠き
31 工具ホルダ固定部
31a 傾斜部
S 刃先
SL 刃先位置

Claims (2)

  1. 刃先が取り付けられた工具を保持する工具ホルダを、工作機械の工具ホルダ固定部に固定する工具ホルダ固定構造において、
    前記工具ホルダと前記工具ホルダ固定部の間に異物保持空間を形成したこと、
    前記異物保持空間が、前記スローアウェイチップの刃先位置を原点としたときに、原点のプラスマイナス30度の外周範囲内、及び原点から150度以上210度以下の外周範囲内に、形成されていることを特徴とする工具ホルダ固定構造。
  2. 請求項1に記載する工具ホルダ固定構造において、
    前記異物保持空間を、前記工具ホルダと前記工具ホルダ固定部が接触する面の中央部に形成したことを特徴とする工具ホルダ固定構造。
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