JP2009261903A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】廃棄のためにナプキンを折り畳む際に、吸収体に手が触れることなく畳むことが
でき、衛生的な取り扱いを行うことができる吸収性物品を提供する。
【解決手段】生理用ナプキン1は、液透過性の表面シート2と、液不透過性の裏面シート3と、表面シート2と裏面シート3との間に介在されて体液を吸収可能な吸収体4とを有する。生理用ナプキン1の幅方向Wにおける両側に位置し、長手方向Lに沿って延びる挿通孔7が形成され、挿通孔7の内部に挿通される長尺部材6を有する。挿通孔7には、前端側Frに位置する開口部8と、後端側Baに位置する固定部12とが形成される。長尺部材6は、挿通孔7の内部に挿通される長尺部6と、長尺部6に連なり、開口部8から挿通孔7の外に引き出される引出部9とを有する。長尺部11の後端部は、固定部12に固定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、使い捨てオムツ、生理用ナプキン、パンティーライナー、失禁パッド等に用いられる吸収性物品に関する。
従来の吸収性物品として、特許文献1にはストリップを有した生理用ナプキンが開示されている。ストリップは、吸収体を挟み込む表面シート及び裏面シートの間に設けられるものであり、その一端部が露出して把持部となっており、他端部は表面シートと裏面シートとの間で固定されている。
この生理用ナプキンにあっては、使用後にナプキンを一方の手で保持する一方、他方の手でストリップの把持部を把持してストリップを引っ張る。これにより、ストリップがナプキンから露出しながら全体が蛇腹状に折り畳まれる。そしてストリップをナプキンの外周に巻き付けて蛇腹状の形態を保持させ、この状態で廃棄する。
特開2007−202790号公報
しかしながら従来の生理用ナプキンでは、廃棄のためにナプキンを折り畳む際に、汚れの付着している表面シート部分に手が触れることがあり、衛生的ではない問題がある。
そこで本発明は、吸収体に手が触れることなく畳むことができ、衛生的な取り扱いを行うことができる吸収性物品を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、吸収性物品(生理用ナプキン1)は、液透過性の表面シート(表面シート2)と、液不透過性の裏面シート(裏面シート3)と、表面シートと裏面シートとの間に介在されて体液を吸収可能な吸収体(吸収体4)とを有する吸収性物品であって、吸収性物品の幅方向(幅方向W)における両側に位置し、吸収性物品の前端側(前端側Fr)から吸収物品の後端側(後端側Ba)に向かう長手方向(長手方向L)に沿って延びる挿通孔(挿通孔7)が形成され、挿通孔の内部に挿通される長尺部材(長尺部材6)を有し、挿通孔には、吸収物品の前端側に位置する開口部(開口部8)と、吸収物品の後端側に位置する固定部(固定部12)とが形成され、長尺部材は、挿通孔の内部に挿通される長尺部(長尺部11)と、長尺部に連なり開口部から挿通孔の外に引き出される引出部(引出部9)とを有し、吸収物品の後端側に位置する長尺部の後端部は、固定部に固定されることを要旨とする。
本発明によれば、長尺部材の長尺部が吸収性物品の幅方向における両側に設けられ、且つ長尺部の後端部が固定されている。その結果、挿通孔に挿通された長尺部材の引出部を手で引っ張ると、表面シートを内側、裏面シートを外側にしながら吸収性物品が丸められる。表面シート側を内側にしながら丸められるため、手が吸収体に接触することがなく、衛生的に取り扱うことができる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、挿通孔は、表面シートと裏面シートとの間で、吸収体の幅方向における両側に形成されることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1または2の特徴に係り、表面シートの左右両側の少なくとも一部にサイドシート(サイドシート5)が接合されており、挿通孔は、サイドシートと裏面シートとの間に設けられることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第1乃至3の何れか一つの特徴に係り、長尺部材が単一の紐体で形成され、紐体は、吸収物品の後端側で折り返され、紐体の両端部は、吸収物品の前端側で引出開口からそれぞれ引き出されている
本発明の第5の特徴は、吸収性物品(生理用ナプキン1)は、液透過性の表面シート(表面シート2)と、液不透過性の裏面シート(裏面シート3)と、表面シートと裏面シートとの間に介在されて体液を吸収可能な吸収体(吸収体4)とを有する吸収性物品であって、吸収性物品の幅方向(幅方向W)における両側に配置され、吸収性物品の前端側(前端側Fr)から吸収物品の後端側(後端側Ba)に向かう長手方向(長手方向L)に沿って延びる挿通孔(挿通孔7)が形成され、挿通孔の内部に挿通される長尺部材(11長尺部材6)を有し、挿通孔には、吸収物品の後端側に位置する開口部(開口部8)と、吸収物品の前端側に位置する固定部(固定部12)とが形成され、長尺部材は、挿通孔の内部に挿通される長尺部(長尺部11)と、長尺部に連なり開口部から挿通孔の外に引き出される引出部(引出部9)とを有し、吸収物品の前端側に位置する長尺部の前端部は、固定部に固定されることを要旨とする。
本発明によれば、長尺部材の長尺部が吸収性物品の幅方向における両側に設けられ、且つ長尺部の後端部が固定されている。その結果、挿通孔に挿通された長尺部材の引出部を手で引っ張ると、表面シートを内側、裏面シートを外側にしながら吸収性物品が丸められる。表面シート側を内側にしながら丸められるため、手が吸収体に接触することがなく、衛生的に取り扱うことができる。
図1は、本発明の第1実施形態の生理用ナプキンを展開した状態を示す平面図である。 図2は、図1のA−A線断面図である。 図3は、廃棄の形態を示す斜視図である。 図4は、本発明の第1実施形態に係る別の実施形態の生理用ナプキンを展開した状態を示す平面図である。 図5は、本発明の第1実施形態に係る別の実施形態を示す断面図である。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係る生理用ナプキン1の展開状態を示す平面図である。図2は図1のA−A線断面図である。図3は廃棄状態を示す斜視図である。本実施形態に係る吸収性物品は、生理用ナプキン1を構成する。生理用ナプキン1は、表面シート2と、裏面シート3と、表面シート2及び裏面シート3の間に介在された吸収体4と、サイドシート5と、長尺部材6とを有する。
表面シート2は、肌当接面側に配置されている。表面シート2は、液透過性材料によって形成されている。表面シート2としては、有孔又は無孔の不織布、多孔性プラスチックシート等を用いることができる。表面シート2には、肌当接面側から熱エンボス加工等が、左右対称に施されることにより、坪量や、密度が場所によって異なっている。
具体的には、生理用ナプキン1の前端側Frから生理用ナプキン1の後端側Baに向かう長手方向Lに沿って、坪量や、密度が異なる場所が、交互に形成されている。
吸収体4は、表面シート2を通過した経血等の体液を吸収するものである。吸収体4としては、フラッフ状パルプ、エアレイド不織布及び高吸収ポリマーによって形成されている。
フラッフ状パルプとしては、化学パルプ、セルロース繊維、又はレイヨンやアセテート等の人工セルロース繊維を用いることができる。
高吸収ポリマーとしては、デンプン系、アクリル酸系、アミノ酸系の粒子状ポリマー又は繊維状ポリマーを用いることができる。
エアレイド不織布は、パルプと合成繊維とを熱融着又はバインダーで固着させた不織布である。エアレイド不織布としては、スパンレース、スパンボンド、サーマルボンド、メルトブローン、ニードルパンチ、エアースルー等の不織布を用いることができる。不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレン又はポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維を用いることができる。これに限らず、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を使用することができる。
裏面シート3はショーツ等の衣類当接面となっている。裏面シート3は、液透過性材料によって形成されている。裏面シート3としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリスチレン、ポリウレタン等の樹脂フィルムを用いることができる。炭酸カルシウム、硫酸バリウム等の無機粒子を分散した多孔性(透湿性)ポリオレフィンシート、スパンボンド法/メルトブロー法/スパンボンド法で製造された積層不織布(以下、SMSと記す)不織布、SMMS不織布を用いることができる。これらは、単独又は混合して用いることができると共に、積層状態で用いることも可能である。裏面シート3の長手方向Lにおける中間部分には、左右方向に広がるウイング3aが形成されている。ウイング3aには係止部材としての粘着剤が設けられている。この粘着剤により、生理用ナプキン1を衣類に貼り付けることができる。
サイドシート5は、表面シート2の左右両側の少なくとも一部にサイドシートが接合されている。具体的には、サイドシート5は、吸収体4の幅方向Wにおける両側に、長手方向Lに沿って配置されている。又、サイドシート5は、表面シート2上に部分的に接着されている。サイドシート5は、生理用ナプキン1の使用時には表面シート2から立ち上がる。これによりサイドシート5は、体液の横漏れを防止するように作用する。サイドシート5としては、疎水性又は撥水性の不織布を用いることができる。この場合、サイドシート5に伸長状態の弾性部材を配置しても良い。これにより表面シート2からの立ち上がり性を確実に保持することができる。
生理用ナプキン1の幅方向Wにおける両側に位置し、生理用ナプキン1の前端側Frから生理用ナプキン1の後端側Baに向かう長手方向Lに沿って直線的に延びる挿通孔7が形成される。挿通孔7は、表面シート2と、サイドシート5とにより7形成されている。7
長手方向Lにおける挿通孔7には、生理用ナプキン1の前端側Frに位置する開口部8が形成されている。この場合、挿通孔7は、吸収体4の幅方向両側部に設けられている。
また、挿通孔7には、生理用ナプキン1の後端側Baに位置する固定部12が形成されている。
この実施形態では、挿通孔7がサイドシート5と表面シート2との間に設けられている。これに限らず、挿通孔7は、表面シート2と裏面シート3との間で、吸収体4の幅方向Wにおける両側に形成されてもよい。この構造では、挿通孔7を簡単に形成することができるメリットがある。
また、図2に示すように、サイドシート5が吸収体4側に折り畳まれている場合、上下のサイドシート5に挿通孔7が挟まれるように配置しても良い。
長尺部材6は、挿通孔7の内部に挿通される。長尺部材6は、挿通孔7の内部に挿通される長尺部11と、長尺部11に連なり開口部8から挿通孔7の外に引き出される引出部9とを有する。長尺部11は、生理用ナプキン1の幅方向Wにおいて、両側に長手方向Lに沿って配置される。それぞれの長尺部11は、挿通孔7に挿通されている。それぞれの長尺部11の長手方向における後端部側(図1における下端部側)は、生理用ナプキン1に固定されている。又、それぞれの長尺部11の長手方向における前端側は、挿通孔7の開口部8から外側に引き出されることにより引出部9となっている。
長尺部材6は伸縮性を有していない直径1〜7mm、好ましくは2〜5mmの太さの紐状部材を用いることができる。長尺部材6の太さが1mm未満の場合には、長尺部材6を引っ張る際に、長尺部材6が指に食い込んでしまい、指を痛める。長尺部材6の太さが7mmを越える場合には挿通孔7の大部分の面積を埋めてしまうため使用感が悪くなる。長尺部材6として紐状部材を用いる場合、経血が伝わらないようにするために疎水処理、好ましくは撥水処理が施される。長尺部材6の素材としてはポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができる。
長尺部材6のそれぞれの長尺部11において、挿通孔7の開口部8から引き出される引出部9の長さは、30〜200mm、好ましくは40〜150mmに設定される。引出部9の長さは、30mm未満の場合には、ショーツや生理用ナプキン1内に長尺部11が留まるため、長尺部11が経血によって汚れて衛生的ではなくなる。しかも、生理用ナプキン1の廃棄時に開口部8から挿通孔7の外に引き出された長尺部11を掴みにくくなる。引出部9の長さは、200mmを越える場合には、生理用ナプキン1の外側で引出部9が絡み合って廃棄時に使用することができなくなる。
図1において固定部12は、長尺部11の後端部側を固定している。固定部12は、サイドシート5の肌当接面側から熱エンボスまたは、感熱性接着剤(HMA)によって接着することにより形成される。熱エンボスを用いる場合、エンボスの面積は、幅方向Wが長尺部11の太さに5mm以内の長さを加えた長さ、長手方向Lが1〜10mmの長さ、となるように設定される。固定部12は、生理用ナプキン1の端部から1〜10mmの位置に設けられる。
長尺部材6の長尺部11の固定部12に対する固定強度は、生理用ナプキン1の長手方向Lの剛性よりも大きく設定される。生理用ナプキン1の長手方向Lのテーパー剛性は、50〜90mg、好ましくは60〜80mgの範囲に設定される。テーパー剛性が50mg未満では生理用ナプキン1自体が必要以上に柔らかく、使用時に生理用ナプキン1がよれる。テーバー剛性が90mgを越える場合には生理用ナプキン1が硬く身体に馴染まず、使用感が悪くなる。以上により長尺部11の固定部12に対する固定強度は100mg程度に設定される。
左右の長尺部材6の引出部9を掴んで長尺部11を開口部8から挿通孔7の外に引き出すことにより、生理用ナプキン1は図3に示すように表面シート2及び吸収体4を内側にし、裏面シート3を外側にした状態で丸められる。
これは生理用ナプキン1の使用時に表面シート2及び吸収体4からなる使用面側が身体を包み込むように湾曲していることが一因となっている。また、吸収体4の表面シート2側と、吸収体4の裏面シート3側とを比べると、吸収体4の表面シート2側は、坪量(目付け)や密度が場所によって異なるため、坪量(目付け)や密度が異なる点を起点として、丸められることも、一因となっている。
具体的には、生理用ナプキン1の前端側Frから生理用ナプキン1の後端側Baに向かう長手方向Lに沿って、坪量や、密度が異なる場所が、交互に形成されているため、坪量や、密度が小さい場所が、起点となる。
更に、坪量や、密度が小さい場所は、左右対称に形成されるため、坪量や、密度が小さい場所には、生理用ナプキン1の幅方向Wに沿った折り目が形成されやすくなる。従って、この折り目を起点として、表面シート2及び吸収体4を内側にして丸められやすくなる。
このように表面シート2及び吸収体4を内側にして丸められるため、これらに付着している経血に手が触れることなく衛生的に取り扱うことができる。又、匂いを閉じこめることも可能となる。さらに、生理用ナプキン1を丸めた後においては、元の展開状態となることがないため、丸められた生理用ナプキン1をそのまま廃棄することが可能となる。これに加えて、この実施形態では、引出部9を引っ張ることにより生理用ナプキン1の曲率を変化させることができる。生理用ナプキン1の曲率を変化させることにより、身体へのフィット性が向上し、体液の漏れを少なくすることができる。
なお、長尺部材6のそれぞれの引出部9に粘着テープや綿ファスナーテープを取り付けてもよい。これにより、引出部9を生理用ナプキン1の適宜の箇所に止着できるため、生理用ナプキン1の外観も向上する。
(その他の実施形態1)
図4は本発明の第1実施形態に係る別の実施形態を示し、上述した実施形態と同一の部材には同一の符号を付してある。
この実施形態では、長尺部材6が単一の紐体で形成されている。紐体は、生理用ナプキン1の後端側Baで折り返され、紐体の両端部は、生理用ナプキン1の前端側Frで引出開口からそれぞれ引き出されている。単一な紐体からなる長尺部材6は、長手方向Lの後端側で折り返されている(折り返し部13)。折り返し部13の幅方向両側部から長手方向に沿って、長尺部材6(長尺部11)が直線的に伸びている。そして、生理用ナプキン1に対しては折り返し部13付近の固定部12に長尺部材6が固定される。長尺部材6の長手方向Lの各前端側である、紐体の両端部は挿通孔7の開口部8から引き出されている。上述した実施形態と同様に、引き出し端を引っ張ることにより表面シート2及び吸収体4を内側とし、裏面シート3を外側とした状態で生理用ナプキン1を丸めることが可能となる。
(その他の実施形態2)
図5は本発明の第1実施形態に係る別の実施形態を示し、上述した実施形態と同一の部材には同一の符号を付してある。
この実施形態では、挿通孔7として、サイドシート15に弾性部材17を配設したギャザー部分16の内側を用いている。このように、ギャザー部分16の内側を挿通孔7として用いることで、長尺部材6を挿通させるための挿通孔7を生理用ナプキン1に設ける必要がない。
なお、上述の実施形態では、生理用ナプキン1の前端側Frに、挿通孔7の開口部8、後端側Baに固定部12が、形成されているが、これに限らず、挿通孔7には、生理用ナプキン1の後端側Baに開口部8と、前端側に位置する固定部12とが形成されてもよい。この場合、前端側Frに位置する長尺部材6の前端部は、固定部12に固定され、長尺部11に連なり開口部8から挿通孔7の外に引き出される引出部9とを有する。
Ba…後端側、 Fr…前端側、L…長手方向、W…幅方向、1…生理用ナプキン、2…表面シート、3…裏面シート、3a…ウイング、4…吸収体、5…サイドシート、6…長尺部材、7…挿通孔、8…開口部、9…引出部、11…長尺部、12…固定部、13…折り返し部、15…サイドシート、16…ギャザー部分、17…弾性部材

Claims (5)

  1. 液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートとの間に介在されて体液を吸収可能な吸収体とを有する吸収性物品であって、
    前記吸収性物品の幅方向における両側に位置し、前記吸収性物品の前端側から前記吸収物品の後端側に向かう長手方向に沿って延びる挿通孔が形成され、
    前記挿通孔の内部に挿通される長尺部材を有し、
    前記挿通孔には、
    前記吸収物品の前端側に位置する開口部と、
    前記吸収物品の後端側に位置する固定部とが形成され、
    前記長尺部材は、
    前記挿通孔の内部に挿通される長尺部と、
    前記長尺部に連なり前記開口部から前記挿通孔の外に引き出される引出部とを有し、
    前記吸収物品の後端側に位置する前記長尺部の後端部は、前記固定部に固定される吸収性物品。
  2. 請求項1に記載の吸収性物品であって、
    前記挿通孔は、前記表面シートと前記裏面シートとの間で、前記吸収体の幅方向における両側に形成される吸収性物品。
  3. 請求項1に記載の吸収性物品であって、
    前記表面シートの左右両側の少なくとも一部にサイドシートが接合されており、
    前記挿通孔は、前記サイドシートと前記裏面シートとの間に設けられる吸収性物品。
  4. 請求項1に記載の吸収性物品であって、
    前記長尺部材が単一の紐体で形成され、
    前記紐体は、前記吸収物品の後端側で折り返され、
    前記紐体の両端部は、前記吸収物品の前端側で前記開口部からそれぞれ引き出されている吸収性物品。
  5. 液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートとの間に介在されて体液を吸収可能な吸収体とを有する吸収性物品であって、
    前記吸収性物品の幅方向における両側に位置し、前記吸収性物品の前端側から前記吸収物品の後端側に向かう長手方向に沿って延びる挿通孔が形成され、
    前記挿通孔の内部に挿通される長尺部材を有し、
    前記挿通孔には、
    前記吸収物品の後端側に位置する開口部と、
    前記吸収物品の前端側に位置する固定部とが形成され、
    前記長尺部材は、
    前記挿通孔の内部に挿通される長尺部と、
    前記長尺部に連なり前記開口部から前記挿通孔の外に引き出される引出部とを有し、
    前記吸収物品の前端側に位置する前記長尺部の前端部は、前記固定部に固定される吸収性物品。
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