JP2009260507A - 受信装置 - Google Patents
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【課題】電力低減効果の高い受信装置を提供すること。
【解決手段】本発明にかかる受信装置100は、例えば、地上デジタル放送で送信される受信信号の復調を行う受信装置である。受信装置100は、受信信号の波形等化を実行する波形等化部23と、波形等化部23による等化後のデータと収束目標点の距離に応じた誤差量に基づいて同期判定を実行する同期判定部5とを備えたものである。本発明にかかる受信装置は、同期信号を検出することなく、同期判定を行うことができるため、同期信号の受信期間において、受信装置の少なくとも一部の構成の動作を停止させることができるため、消費電力をより低減することが可能となる。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明にかかる受信装置100は、例えば、地上デジタル放送で送信される受信信号の復調を行う受信装置である。受信装置100は、受信信号の波形等化を実行する波形等化部23と、波形等化部23による等化後のデータと収束目標点の距離に応じた誤差量に基づいて同期判定を実行する同期判定部5とを備えたものである。本発明にかかる受信装置は、同期信号を検出することなく、同期判定を行うことができるため、同期信号の受信期間において、受信装置の少なくとも一部の構成の動作を停止させることができるため、消費電力をより低減することが可能となる。
【選択図】 図1
Description
本発明は受信装置に関し、例えば、地上デジタル放送において伝送された信号を受信し、復調する受信装置に関する。
地上デジタル放送の規格であるISDB−Tに準拠した受信装置の開発が進んでいる(例えば、特許文献1、2参照)。この地上デジタル放送では、通常の画像や音声データの他に、TMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control:伝送制御信号)信号中にEWS(Emergency Warning Signal:緊急警報信号)が含まれている。この緊急警報信号を受信して自動的に起動する受信装置を開発することが、国や自治体を含めて防災上極めて重要な課題となっている。
緊急警報信号の受信に応じて起動するためには、緊急警報信号が来ていないかを常時監視する必要があるが、通常の受信機能を用いて待ち受ける場合、電力を消費するため、特に電池を電源とする携帯端末では、長時間連続した待ち受けが困難であった。そこで、地上デジタル放送の緊急警報信号を必要最小限の電力で待ち受けることが可能な受信機の実現を目指して、様々な研究・開発がなされている。
次に、従来の受信装置の構成例について説明する。受信装置200は、チューナ部1、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重化)復調部2、差動復調部3、同期制御部6、同期信号検出部7、遅延部9を備えている。受信アンテナから入力された信号は、チューナ部1に入力される。チューナ部1は、入力信号を中間周波数信号に変換し増幅し、OFDM復調部2に出力する。
OFDM復調部2は、OFDM変調された信号を復調する。このOFDM復調部2は、IQ復調部21、FFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)部22、同期復調部23を備えている。IQ復調部21は、チューナ部1から入力された中間周波数信号を直交信号I,Qに変換後、デジタル信号に変換し、FFT部22に出力する。FFT部22は、入力したデジタル信号に対して高速フーリエ変換処理を行い、時系列データを周波数成分データに変換し、同期復調部23に出力する。同期復調部23は、入力信号において所定のサブキャリアに散在するSP(Scattered Pilot)信号を用いて受信信号の等化を行うことにより、伝送データを復調する。
差動復調部3は、差動符号化、即ち差動変調されたTMCC信号を差動復調するものであり、このため、TMCC信号と、遅延部9によって1シンボル分遅延された信号を入力して差動復調を実行している。同期信号検出部7は、TMCC信号に含まれる同期信号を検出して同期判定を行い、その結果を同期制御部6に出力する。同期制御部6は、同期又は非同期を示す結果に応じて同期制御を実行する。
ここで、受信装置が受信する信号のうち、TMCC信号は、図10で示されるように、204シンボルからなるフレームにより構成され、そのシンボル番号1〜16が同期信号(SW)、シンボル番号26が緊急警報信号(以下、EWS信号)である。
従来の受信装置は、同期信号を検出するために、同期信号を含んだシンボルの復調が必要となるため、その間も受信動作を行わなければならず、間欠受信による電力消費低減を行う場合に、各構成を停止する期間が短くなり、電力低減効果が低下するという問題があった。
本発明にかかる受信装置は、受信信号の復調を行う受信装置であって、前記受信信号の波形等化を実行する波形等化部と、前記波形等化部による等化後のデータと収束目標点の距離に応じた誤差量に基づいて同期判定を実行する同期判定部とを備えたものである。本発明にかかる受信装置は、同期信号を検出することなく、同期判定を行うことができるため、同期信号の受信期間において、受信装置の少なくとも一部の構成の動作を停止させることができるため、消費電力をより低減することが可能となる。
本発明によれば、電力低減効果の高い受信装置を提供することができる。
発明の実施の形態1.
本実施の形態1にかかる受信装置の構成について、図1に示すブロック図を用いて説明する。受信装置100は、地上デジタル放送による送信信号を受信する。この送信信号は、互いに直交する多数のサブキャリア(搬送波)を用いてデジタル信号を伝送するOFDM変調されている。また、送信信号には、映像データや音声データに加えて、伝送制御信号であるTMCC信号が含まれている。このうち、TMCC信号は、上述のように、送信装置(不図示)において差動符号化(差動変調)されている。
本実施の形態1にかかる受信装置の構成について、図1に示すブロック図を用いて説明する。受信装置100は、地上デジタル放送による送信信号を受信する。この送信信号は、互いに直交する多数のサブキャリア(搬送波)を用いてデジタル信号を伝送するOFDM変調されている。また、送信信号には、映像データや音声データに加えて、伝送制御信号であるTMCC信号が含まれている。このうち、TMCC信号は、上述のように、送信装置(不図示)において差動符号化(差動変調)されている。
図に示されるように、受信装置100は、チューナ部1、OFDM復調部2、差動復調部3、位相基準保持部4、同期判定部5、同期制御部6、同期信号検出部7、間欠動作制御部8を備えている。
チューナ部1は、受信アンテナ(不図示)からRF(高周波)信号を入力し、中間周波数信号に変換し増幅して、OFDM復調部2に出力する。
OFDM復調部2は、OFDM変調された信号を復調する。このOFDM復調部2は、IQ復調部21、FFT部22、同期復調部23を備えている。
IQ復調部21は、チューナ部1から入力された中間周波数信号を直交信号I,Qに変換した後にデジタル信号に変換し、FFT部22に出力する。
FFT部22は、入力したデジタル信号に対して高速フーリエ変換処理を行い、時系列データを周波数成分データに変換し、同期復調部23に出力する。
同期復調部23は、入力信号において所定のサブキャリアに散在するSP信号を用いて受信信号の等化を行うことにより、伝送データを復調する。同期復調部23は、波形等化部としても機能する。基準パイロットであるSP信号に基づいて波形等化を行うと、データの信号点配置が同期復調用の配置となる。
差動復調部3は、差動符号化されたTMCC信号を差動復調する。当該差動復調部3は、同期復調部23より出力されたTMCC信号と、位相基準保持部4において保持された位相基準を入力して差動復調を実行している。差動復調されたTMCC信号においてEWS信号が検出された場合(即ち、EWS信号フラグがオン状態であることが検出された場合)には、チューナ部1やOFDM復調部2等に電力供給して緊急警報にかかる音声や映像データを復調し、受信し、そして出力する。
位相基準保持部4は、通信開始時又は通信途中時に、TMCC信号のすべて、若しくは同期をとりかつEWS信号の差動復調のために最低限必要なシンボル(例えば、同期基準、同期信号、EWS信号の直前シンボル)を受信し、復調することによって得られる、EWS信号の直前シンボルの位相情報を位相基準として保持する。
同期判定部5は、波形等化後のデータについて、収束目標点からの誤差量を求め、この誤差量に基づいて同期を判定し、その結果情報を同期制御部6に出力する。
同期制御部6は、同期又は非同期を示す結果に応じて同期制御を実行する。例えば、同期を示す結果である場合には、間欠動作制御部8によって間欠動作状態に制御し、非同期を示す結果である場合には、間欠動作制御部8によって連続動作状態に制御する。
同期信号検出部7は、TMCC信号に含まれる同期信号を検出して同期判定を行い、その結果を同期制御部6に出力する。
間欠動作制御部8は、消費電力を低減するために、チューナ部1、OFDM復調部2、差動復調部3、位相基準保持部4、同期判定部5、同期制御部6、同期信号検出部7等の各構成の動作状態を制御する。具体的な間欠動作制御については、後に詳述する。
ここで、図2、図3を用いて、地上デジタル放送において送信される信号の構成について説明する。図2に示されるように、0から107までの108個のサブキャリアを用いてデジタル信号を伝送しており、各サブキャリアでは、シンボル番号が0から203までの204個のシンボルより構成されたフレームが送信される。信号等化の基準パイロットであるSP信号は、それぞれのシンボル列において12サブキャリア単位で出現する。隣接するシンボルでは、SP信号の出現位置は、3サブキャリアずれている。
108個のサブキャリアの中に、TMCC信号を伝送するサブキャリアが含まれている。TMCC信号を伝送するサブキャリアにおいて、シンボル番号0は差動増幅の基準となるシンボルに割り当てられている。シンボル番号1〜16が同期信号(同期語)SWである。
また、EWS信号は、シンボル番号26に割り当てられており、その直前の4シンボル(即ち、シンボル番号22〜25)は、伝送パラメータ切り換え指標TPが割り当てられている。伝送パラメータ切り換え指標TPは、通常はすべて「1」となっている。伝送パラメータの切換を行う15OFDMフレーム前からカウントダウンを開始し、切換え前のOFDMフレームで0となり、更に次のOFDMフレームで伝送パラメータを変更するとともにネクスト情報として伝送していたパラメータ情報をカレント情報として伝送する。
伝送パラメータ切り換え指標TPは、事実上変化することは極めて稀であるため、EWS信号を示すシンボルの直前のシンボル(伝送パラメータ切り換え指標TPの最後のシンボル)についても殆ど変化しないものと判断可能である。従って、TMCC信号は、差動符号化されているため、直前のシンボルの位相情報を検出しなければ正確に復調できないとしても、その直前のシンボルの位相情報を一旦検出して記憶しておけば、直前シンボルは殆ど変化しないため、この値を用い続けることができる。このため、フレームを受信する度に直前シンボルを検出する必要はなく、この間は、チューナ部1、OFDM復調部2、差動復調部3等の動作を停止させることができる。
続いて、図4を用いて、間欠動作制御部8の制御及び各構成の処理動作について説明する。この間欠動作は、基本的に映像や音声データを受信していない待ち受け状態において実行される。図4(a)に、それぞれの構成に対する間欠動作制御のタイミングを説明するために、伝送されるTMCC信号を示す。フレーム1を受信する期間において、間欠動作制御部8は、チューナ部1、OFDM復調部2、差動復調部3、位相基準保持部4、同期制御部6、同期信号検出部7に対して電力を供給し、動作可能な状態に制御している。また、同じ期間において、間欠動作制御部8は、同期判定部5に対して電力供給を停止し、同期信号検出部7に対しては同期信号を受信可能な期間のみ動作可能な状態にし、それ以外の期間は電力供給を停止している。
フレーム1の受信期間において、このように受信装置100の各構成が動作可能状態にあり、TMCC信号の受信処理が正常に行われ、特に差動復調部3においてTMCC信号の差動復調処理が行われる。具体的には、位相基準保持部4には、OFDM復調部2からの出力信号に対して1シンボル分遅延させた信号(即ち、1シンボル分前のシンボル)が保持され、差動復調部3に対して供給されることにより、この差動復調部3において差動復調が実行される。また、同期間において、同期信号検出部7は、同期信号を検出し、その結果を同期制御部6に出力する。また、同期信号検出部7は、同期信号を検出してフレーム位置を検出する。
次に、フレーム2の受信期間では、間欠動作制御部8は、EWS信号を受信する期間のみチューナ部1、OFDM復調部2、差動復調部3、位相基準保持部4、同期判定部5、同期制御部6に対して電力を供給し、動作可能な状態に制御し、それ以外の期間は電力供給を停止している。このとき位相基準保持部4には、フレーム1において取得したEWS信号のシンボル(シンボル番号26)よりも一つ前のシンボル(シンボル番号25)の位相情報が位相基準として保持されている。差動復調部3は、フレーム1より取得した位相基準に基づいて、EWS信号を復調し、出力する。
ここで、EWS信号は、OFDM復調部2の同期復調部23においてSP信号を基準として通常の映像や音声データと同様に同期復調される。同期復調の結果、図5に示されるように、同期復調結果配置が(+4/3,0)又は(−4/3,0)のいずれかとなる。そして差動復調結果は、同期復調結果配置と、位相基準保持部4に保持された直前シンボルの位相情報に基づいて判定する。
図4に戻り、フレーム2の受信期間では、同期信号検出部7による同期信号の検出は行わずに、同期判定部5による同期判定を実行する。同期判定部5は、収束目標点からの誤差量を求め、この誤差量に基づいて同期を判定し、その結果情報を同期制御部6に出力する。この処理については後に詳述する。
フレーム3、フレーム4の受信期間において、間欠動作制御部8は、フレーム2の受信期間における制御と同じ間欠制御を実行し、各構成も同様の処理を行う。但し、本例では、フレーム4の受信期間において、同期判定部5が非同期状態と判定したものとする。この場合に、間欠動作制御部8は、再度同期をとるために、フレーム5の受信期間において、フレーム1と同様に、チューナ部1、OFDM復調部2、差動復調部3、位相基準保持部4、同期制御部6、同期信号検出部7に対して電力を供給し、動作可能な状態に制御している。また、同じ期間において、間欠動作制御部8は、同期判定部5に対して電力供給を停止し、同期信号検出部7に対しては同期信号を受信可能な期間のみ動作可能な状態にし、それ以外の期間は電力供給を停止している。
以上、説明したように、本実施の形態では、EWS信号の差動復調を、過去の別フレームを受信している期間において取得した直前シンボルの位相情報に基づいて行うようにしたため、直前シンボルの受信処理を行う頻度を著しく少なくすることができ、消費電力を低下させることが可能となる。特に、受信装置が携帯端末である場合には、消費電力を低下させることにより使用時間を長くすることができるため、効果が高い。
続いて、図6を用いて同期判定部5の構成について説明する。同期判定部5は、図に示されるように、誤差量検出部51、誤差量判定部52、同期判定処理部53を備えている。誤差量検出部51は、波形等化後のデータについて、収束目標点からの誤差量を検出する。誤差量判定部52は、誤差量検出部51によって検出された誤差量が予め定めた閾値よりも大きいか否かを判定する。同期判定処理部53は、誤差量判定部52によって誤差量が閾値以下と判定された場合には同期状態と判定し、誤差量が閾値よりも大きいと判定された場合には非同期状態と判定する。
ここで、同期判定部5の同期処理について、図7及び図8を用いて説明する。図7(a)に示されるSP信号は、図7(b)に示されるように、波形等化前において、I相及びQ相とずれた位置にある。波形等化後は、図7(c)に示されるように、SP信号がI相上に配置され、データが収束目標点と一致する。また、SP信号の位相が正しい場合には、図8(a)に示されるように、データが収束目標点とほぼ一致する。このため、収束目標点とデータまでの距離が短く、誤差量が小さいと判定される。その一方で、SP信号の位相が間違っている場合には、図8(b)に示されるように、正しく等化されないため、収束目標点からデータまでの距離が長く、誤差量が大きいと判定される。
本実施の形態にかかる同期判定部5は、EWS信号のみ又はEWS信号を含む数シンボル(例えば4シンボル)について、誤差量を求めている。
このように、本実施の形態では、同期判定を等化後のデータと収束目標点の距離に応じた誤差量に基づいて行うようにしたので、同期信号を検出することなく、同期状態を判定することができるため、同期信号を受信する期間、チューナ部1等の各種構成への電力供給を停止させることが可能となり、省電力化を実現できる。
具体的には、1フレームに含まれるすべてのシンボル(204シンボル)を復調した場合には、動作率100%となる。また、同期信号(シンボル番号1〜16)とEWS信号を復調した場合には、17シンボル/204シンボル=8.3%の動作率となる。また、別の例として、差動復調基準、同期信号、セグメント形式識別、伝送パラメータ切り替え指標、EWS信号を復調した場合には、27シンボル/204シンボル=13.2%の動作率となる。このとき、チューナ部1の消費電力を100mW、OFDM復調部2の消費電力を10mW、FFT部22の消費電力を2mWとした場合、{100+(10−2)}mW×13.2%=14.256mWが、1フレームあたりの消費電力となる。
これに対して、本実施の形態においては、EWS信号のみを復調することも可能であり、この場合には、1/204=約0.5%の動作率となり、4シンボルを復調した場合には、4/204=約2%の動作率を実現させることができる。このとき、チューナ部1の消費電力を100mW、OFDM復調部2の消費電力を10mW、FFT部22の消費電力を2mWとした場合、{100+(10−0)}mW×2%=2.2mWが、1フレームあたりの消費電力となる。
また、ISDB−TにおけるMODE1〜3のうち、最も有効シンボル長Tsが長いMODE3の場合(Ts=1.008ms)であっても、シンボル、サブキャリアのずれにより誤検出が発生するのは、4シンボル分のずれに相当する4ms又は3期サブキャリア+1シンボル等の大きな変動が必要であることからすると、一度同期が確立されれば、同期外れが発生する可能性は低い。従って、同期判定を等化後のデータと収束目標点の距離に応じた誤差量に基づいて、定期的に同期判定を行えば、誤差量が所定値以下を維持している限り、同期ずれが発生することは殆どない。
1 チューナ部
2 OFDM復調部
3 差動復調部
4 位相基準保持部
5 同期判定部
6 同期制御部
7 同期信号検出部
8 間欠動作制御部
9 遅延部
21 IQ復調部
22 FFT部
23 同期復調部
51 誤差量検出部
52 誤差量判定部
53 同期判定処理部
2 OFDM復調部
3 差動復調部
4 位相基準保持部
5 同期判定部
6 同期制御部
7 同期信号検出部
8 間欠動作制御部
9 遅延部
21 IQ復調部
22 FFT部
23 同期復調部
51 誤差量検出部
52 誤差量判定部
53 同期判定処理部
Claims (6)
- 受信信号の復調を行う受信装置であって、
前記受信信号の波形等化を実行する波形等化部と、
前記波形等化部による等化後のデータと収束目標点の距離に応じた誤差量に基づいて同期判定を実行する同期判定部とを備えた受信装置。 - 前記同期判定部は、等化後のデータと収束目標点の距離に応じた誤差量が閾値以下の場合には同期状態と判定し、誤差量が閾値よりも大きい場合には非同期状態と判定することを特徴とする請求項1記載の受信装置。
- 前記受信信号に含まれる同期信号を検出する同期信号検出部と、
当該同期信号検出部によって同期信号が検出され、同期が確立した後は、少なくとも当該同期信号を受信可能な期間、前記受信装置の少なくとも一部の構成の動作を停止させる間欠動作制御部をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の受信装置。 - 前記間欠動作制御部は、前記同期判定部が非同期状態と判定した場合には、前記同期信号を受信可能な期間、この同期信号が受信可能な状態に受信装置の各構成の動作を制御することを特徴とする請求項3記載の受信装置。
- 前記受信信号は、OFDM変調された信号であることを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載の受信装置。
- 前記受信装置は、地上デジタル放送用受信装置であることを特徴とする請求項1〜5いずれかに記載の受信装置。
Priority Applications (1)
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JP2008105286A JP2009260507A (ja) | 2008-04-15 | 2008-04-15 | 受信装置 |
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2008
- 2008-04-15 JP JP2008105286A patent/JP2009260507A/ja active Pending
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