JPH1075229A - 直交周波数分割多重方式の復調器 - Google Patents

直交周波数分割多重方式の復調器

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JPH1075229A
JPH1075229A JP9128453A JP12845397A JPH1075229A JP H1075229 A JPH1075229 A JP H1075229A JP 9128453 A JP9128453 A JP 9128453A JP 12845397 A JP12845397 A JP 12845397A JP H1075229 A JPH1075229 A JP H1075229A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガードインターバルを用いる方式や再生デー
タの相関をとる方式に適用し得るシンボルの同期検出手
段を講じて複雑な受信環境に置かれても良好な再生信号
を得ることを可能とするOFDMシステムにおけるデー
タ復調回路を提供する。 【解決手段】 選択された受信信号は、バンドパスフィ
ルタ20、周波数変換器21、ローパスフィルタ22を
経てベースバンド信号が取り出される。次に、AD変換
され、FFT処理回路25に渡される。ここで、メモリ
部により有効シンボルのみ取り出して直列並列変換後高
速フーリエ変換される。次に、QAMデマッピング回路
27では、振幅と位相情報を検出して出力するが、その
一部は判定・誤差計算回路30で誤差が計算される。誤
差信号は同期処理回路24のメモリ部において誤差信号
が最小になるように読み出しメモリアドレス位置を制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直交周波数分割多
重方式を使用した通信システムに関するもので、より詳
細には、複雑な受信環境においても良好な再生信号を得
ることができる復調器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、米国を初め、日本、欧州でデジタ
ル放送の研究開発が活発に行われているが、MPEG2
による画像圧縮技術の進歩によりデジタル化された画像
の情報量が大幅に削減され、無線通信で伝送が可能なレ
ベルにまで進歩した。
【0003】一般に、この圧縮された画像データを伝送
する場合、通常の5〜20Mbps程度の情報伝送レー
トが必要となる。これらのデータに、さらにデータの誤
りを訂正する誤り訂正方式やエラーに対する耐久性を向
上させることができる符号化変調方式を用いるとさらに
冗長度を増し、より高い伝送レートが要求されることに
なる。
【0004】これらの情報を制限された帯域内で伝送す
るためにはより効率の高い伝送方式の開発が必要とな
る。現在、この解決方法として伝送する情報を多値化し
てデジタル量として伝送することが提案されている。
【0005】特に、将来のデジタル地上放送実現に向
け、米国で6MHzの帯域を用いて8レベルを伝送する
8VSB(vestigial Side−Band)
方式が検討されている。この8VSB方式は1シンボル
で3ビット情報が送れ、6MHzの帯域で10.76M
ボーのシンボルレートを有している。この方式は帯域利
用効率は高いが、SFN(Signal Freqen
cy Network)や移動体受信には適応が難しい
という側面を持っている。
【0006】一方、日本、欧州では直交周波数分割多重
方式が検討されている。この方式は複数のキャリアを同
時に用いて情報を伝送する方式であり、マルチパスに強
くSFNや移動体受信に適応可能であるという特徴を有
している。
【0007】また、地上放送のような限られた電波環境
下では、有効資源の一つである電波を効率的に使用する
ことが重要になりつつあるが、直交周波数分割多重方式
はこの観点からデジタル放送時代のデジタル伝送方式と
して開発されつつある。
【0008】直交周波数分割多重方式は、直交する複数
の搬送波を同時に用い情報を伝送する方式であり、この
時用いる搬送波数は約1000本から8000本程度で
ある。又、各々の搬送波は多値QAM(Quadrat
ure AmplitudeModulation)等
で変調されており、帯域の利用効率が高い方式でもあ
る。
【0009】従来、この技術は欧州におけるデジタル音
声ステレオ放送に用いる技術として開発され、特に多数
の搬送波を同時に変調する手段として高速フーリエ変換
(FFT)を用いて実現が可能であることが分かってお
り、すでに実用化されつつある。
【0010】この技術に関しては、例えば、Miche
l Alard,RpselyneLassalle
「Principle of modulation
and channel coding for di
gital broadcasting for mo
bile receivers」 EBU REVIE
W−TECHNICAL 1987,pp168−19
0に詳細に記載されている。
【0011】OFDM(Orthogonal Fre
quency DivisionMultiplexi
ng)の基本的な原理は以下のとおりである。
【0012】搬送波周波数を{fk}とすると、 fk=fo+k/Ts,k=0〜N−1 基本信号をΨj,k(t)とすると、 Ψj,k(t)=gk(t−jTs) k=0〜N−1,j=−∞+∞ gk=exp(2iπfkt) 0≦t<Tsk=0 その他 信号gk(t)の周波数スペクトルは互いにオーバラッ
プしている。Ψj,k(t)は互いに直交条件を満足して
いる。
【0013】送信したいデータの複素数列{Cj,k}と
すると、OFDMの伝送信号X(t)次の様に記述でき
る。
【0014】
【数1】
【0015】上記信号を伝送路で伝送した場合、伝送路
に起因する歪やマルチパスにより、直交性は損傷を受け
乱される、このため受信された信号の復調信号に符号間
干渉を生じることとなり、誤りを増加する結果となる。
【0016】この問題の一つの解決策として送信エネル
ギーの一部を犠牲にして、各信号Ψj,k(t)の前に符
号間干渉を吸収するためのガードインターバルを設ける
方法が提案されている。
【0017】この時、送信信号のシンボル期間T’s
次式で記述される。
【0018】T’s=Ts+Δ ここでは、Tsは有効シンボル期間、Δはガードインタ
ーバル期間、有効信号をΨj,k(t)とすると、 Ψj,k(t)=gk(t−jT’s) この時送信信号は、 Ψ’j,k(t)=g’k(t−jT’s) g’k=exp(2iπfkt) −Δ≦t<Ts g’k=0 その他 この時、OFDMの伝送信号X(t)は次の様に記述で
きる。
【0019】
【数2】
【0020】このような、直交周波数分割多重方式を用
いたデジタル伝送では、伝送路に歪やマルチパスが存在
すると、受信信号の直交性は損傷を受けて乱され、復調
信号に符号間干渉を生じることとなり、誤り率を悪化さ
せる結果となる。
【0021】この問題の一つの解決策として送信エネル
ギーの一部を犠牲にして、各信号の前に符号間千渉を吸
収するためのガードインターバルを設ける方法が提案さ
れている。ガードインターバルを用いると障害物により
反射された遅延波が直接波のほかに存在しても遅延量が
ガードインターバルより短ければ符号間干渉を生じるこ
となく受信可能であり、良好にBER(Bit Err
or Rate:ビット誤り率)が達成される。
【0022】たとえば、永塚守、都竹愛一郎、福地一
「OFDMによる地上デジタル放送−変復調装置の特性
−」(1995年テレビジョン学会年次大会19−7、
pp283−284、1995)で報告されているよう
に、直接波に対して遅延波が9μ秒遅れて受信機に到達
したとすると、ガードインターバルがない状態では符号
間千渉が生じてしまうが、ガードインターバルを付加す
ると、そのガードインターバル長が上記の遅延波の遅延
量より大きく設定した場合、BERはほとんど劣化しな
い。
【0023】このようにガードインターバルの付加によ
り単一エコーが存在しても、その遅延量がガードインタ
ーバル以下であれば符号間干渉を引き起こさない。
【0024】このようにして、ガードインターバルは、
本来伝送したい有効なシンボルの前に緩衝データ部分と
して無効なシンボルを付加することで、チャンネル間千
渉やシンボル間干渉を生じることを防ぐことができ、デ
ジタル伝送において品質の高い情報を送ることができ
る。この時、付加する無効なシンボルは、有効シンボル
の一部を用い、全体の数十分のlから数分の1の期間に
あたる。
【0025】直交周波数分割多重方式において、ガード
インターバルを用いることによりエコーやマルチパスに
強い伝送が可能となり、SFNや移動体受信に適用が可
能である。
【0026】図11は、OFDM方式を用いたデジタル
伝送における従来の受信器の1例の構成を示すブロック
図である。
【0027】従来の受信器では、入力信号端子3に入力
される受信信号は、バンドパスフィルタ20、周波数変
換器21及びローパスフィルタ22を通りベースバンド
に変換された後に、AD変換器23によりAD変換され
てデジタル信号に変換される。
【0028】得られた信号は同期処理回路24によりシ
ンボルの同期信号を検出し、有効シンボル位置の算出を
おこないガードインターバル信号を除去する。
【0029】このようにして得られた有効シンボル信号
をFFT処理回路25で高速フーリエ変換し等化回路2
6、QAMデマッピング回路27、トレリス復号回路2
8、誤り訂正回路29等により所定の処理を行い、復調
データを得ることができる。
【0030】ここで、図12を用いて通常の同期処理に
ついて簡単に以下に説明する。図12は、OFDM方式
における従来の伝送信号のフレーム構成を示す図であ
る。一般的に送信信号は複数のシンボルをひとまとめに
し、フレーム構成(M個のシンボル)とする。受信側で
同期処理が行いやすいように、また復調処理が容易にで
きるようにフレーム構成の中には基準信号として種々の
信号を挿入する。フレームの同期検出を行うために挿入
されたヌルシンボルもその一つである。ヌルシンボルは
無信号期間であり、この信号を用いて、シンボル基準信
号を生成することができる。
【0031】またほかの方式としてヌルシンボルを用い
なくてデータの相関を用いることでも可能である。
【0032】例えば、再生されたシンボルデータを遅延
回路に通し、得られた信号ともとの信号との相関を計算
し、相関ピークが最大となる点を検出する。この点をシ
ンボル同期位置とすることで有効シンボル期間を検出す
ることができる。このような手段を用いて得られた有効
シンボルのみを高速フーリエ変換処理することで、シン
ボル間干渉、チャンネル間干渉のない復調が可能とな
る。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、ガー
ドインターバルは有効シンボルの前方に付加し、遅れて
到達する遅延波を吸収する役割を持つ。通常の受信環境
は複数の電波が種々の方向から特有の遅延量、レベルを
持ち伝搬し、アンテナに到達する。受信器ではこれらの
受信信号を復調し良好な再生信号を得る必要がある。
【0034】しかし、従来の方法であると、単一の遅延
波に対しては有効に働くが複雑な受信環境に受信器が置
かれると良好な再生信号はえられないことになる。
【0035】そして、ガードインターバルを挿入すると
本来送信したいデータに無効なデータを付加することに
なり、この結果、電力損失が生じることになる。つま
り、電力の使用効率は悪くなり、ガードインターバルの
ないOFDMシステムと比較して10×logT’s
sの損失になる。
【0036】本発明は、上記した従来技術における問題
点に鑑みてなされたもので、ガードインターバルを用い
る方式、或いは、再生データの相関をとる方式に適用し
得るシンボルの同期検出手段を講じて複雑な受信環境に
置かれても良好な再生信号を得ることを可能とするOF
DMシステムにおけるデータ復調回路を提供することを
その解決課題とする。
【0037】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、互い
に直交する複数の搬送波を同時に用いてデータを伝送す
るデジタル通信方式による該搬送波を受信する受信手段
と、該受信手段の受信信号より所定の周波数を選局する
選局手段と、該選局手段よりの信号を周波数変換する搬
送波再生手段と、該搬送波再生手段により得られた信号
をデジタル信号に変換するアナログ−デジタル変換器
と、前記搬送波に付加されている基準信号にもとづくタ
イミング再生回路と、前記アナログ−デジタル変換器に
より得られたデジタル信号を直列から並列に変換する直
並列変換器と、該直並列変換器の出力を離散フーリエ変
換するFFT処理手段を備え、該FFT処理手段の出力
によって復調データを生成する直交周波数分割多重方式
の復調器において、デジタル信号列への前記離散フーリ
エ変換処理のタイミングを変化させ得るようにし、エコ
ーやマルチパスが存在する伝送路の中を送られて来た信
号でも良好なデータが復調できるようにしたものであ
る。
【0038】請求項2の発明は、請求項1記載の直交周
波数分割多重方式の復調器において、前記FFT処理手
段による離散フーリエ変換後の再生データを用いた判定
を行い、その判定結果により決まるとるべき基準データ
と該再生データとから得られる誤差が最小となるように
デジタル信号列への前記離散フーリエ変換処理のタイミ
ングを変える制御を行い、さらにデータの誤りの少ない
復調が可能となるようにしたものである。
【0039】請求項3の発明は、請求項2記載の直交周
波数分割多重方式の復調器において、前記直並列変換器
前段にメモリー部を設け、該メモリー部を制御すること
により、前記離散フーリエ変換処理を行うタイミングを
変えるようにして具体化を可能とするものである。
【0040】請求項4の発明は、互いに直交する複数の
搬送波を同時に用いてデータを伝送するデジタル通信方
式において、受信信号より希望の周波数を選局する選局
手段と周波数を変換する搬送波再生手段を備え、得られ
た信号をデジタル信号に変換するアナログ−デジタル変
換器とタイミング再生回路を備え、得られたデジタル信
号を並列に変換する直並列変換器を備え、直並列変換器
の出力を離散フーリエ変換によリデータを変換する変換
部を備え、離散フーリエ変換後の信号を用いて判定し、
その判定した結果において誤差が最小となるように離散
フーリエ変換を行うタイミング位置を制御できるタイミ
ング制御部を備え、このタイミング制御部にあらかじめ
所定の変換位置のオフセットを与えるためのオフセット
制御部を備えたものである。
【0041】請求項5の発明は、請求項4記載の直交周
波数分割多重方式の復調器において、タイミング制御部
よりあらかじめ所定のオフセット信号が与えられ、その
オフセット量に応じて離散フーリエ変換後の信号に所定
の計算を行い、補正ができるようにしたものである。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明に関する一実施形態
を図面を用いて説明する。図2は、OFDM方式を用い
たデジタル伝送における本発明の受信機の1実施形態の
ブロック図である。
【0043】図2において、受信され選択された受信信
号は、入力信号端子3により入力され、バンドパスフィ
ルタ20により希望する信号以外の雑音を除去する。
【0044】除去された信号は、周波数変換器21によ
り低い周波数に変換され、変換された信号はローパスフ
ィルタ22によりベースバンド信号を取り出す。得られ
たベースバンド信号はAD変換器23によりデジタル信
号に変換され、FFT処理回路25に渡される。この
時、同時に送信側で付加された基準信号によりキャリア
の再生、およびクロックの再生を行う。
【0045】ここで、送信側の処理について図1を用い
て簡単にその信号の流れを説明する。図1は、OFDM
方式を用いたデジタル伝送における送信側の処理装置を
示すブロック図である。
【0046】送信したい情報、たとえば圧縮された映像
情報や音声情報、データ情報は一つのビットストリーム
情報に多重され、データ入力端子1より入力される。入
力された信号は誤り訂正回路10において、伝送路で発
生するノイズのためにデータに誤りが発生した場合、そ
の誤りを訂正するための付加情報が付加され情報を分散
させるインターリーブを施し、トレリス符号化回路11
に渡される。
【0047】トレリス符号化回路11はCNR(Car
rier−to−Noise Ratio)が低くて
も、より誤りの少ないデータの再生を可能とするように
符号化を行い、さらに情報の分散を行うためにインター
リーブをかける。この信号はQAMマッピング回路12
において情報の多値数に応じてコンスタレーション上の
割り当てを行い、実数に当たる信号Srと虚数に当たる
信号Siの2系統の信号を得る。
【0048】この信号は、IFFT処理回路13におい
て周波数軸情報から時間軸情報への変換を行う。IFF
T処理回路13では、入力された信号は直列並列変換器
により並列信号に変換され、基準信号等が付加され、N
の逆フーリエ変換が行われる。この時NはN=2のP乗
になるように選ばれる。Nの代表的な値として512,
1024,2048,4096,8192,1638
4,32768等があげられる。
【0049】フーリエ変換された信号は、並列直列変換
器によリシリアル信号に変換され、後段のガードインタ
ーバル付加回路14によりガードインターバル信号が付
加される。そして得られた信号は、D/A変換器15に
よりアナログ信号に変換し、ローパスフィルタ16によ
り送信データとする。
【0050】この信号は、さらに周波数変換器17によ
り送信周波数に変換し、バンドパスフィルタ18を通し
て送信信号として送信信号出カ端子2より出力される。
【0051】図3は、本変調方式で生成されるシンボル
およびガードインターバルの関係を示す図である。逆フ
ーリエ変換により生成された信号は並列直列変換されて
送信用の有効シンボル33、34が形成される。
【0052】この有効シンボル34に有効シンボルの一
部のデータをガードインターバル信号35として有効シ
ンボル34に付加する。つまり、送信シンボル長37は
有効シンボル長32にガードインターバル長31を加算
したものとなる。
【0053】この時、加算されるガードインターバル長
31は有効シンボル長32の数十分の1から数分の1程
度が用いられ、ガードインターバルを長くするとマルチ
パス等により生じる遅延拡散の遅延量に対し、耐性が向
上する。しかしあまり長くすると全送信データ量に対す
る有効データ量が小さくなってしまい、効率が悪くなる
ことになる。
【0054】本発明の受信部に戻って、続きの説明を行
う。図4は、図2における本発明の受信部のFFT処理
回路25周辺の詳細な構成を示すブロック図である。
【0055】受信された信号は、A/D変換器23(図
2参照)によリデジタル信号に変換された後、図4に示
す入力端子5に供給される。入力された信号は、ガード
インターバルを除去するために設けられたメモリ部40
により有効シンボルのみ取り出す。
【0056】得られた信号は、直列並列変換回路41に
より並列の信号に変換され、高速フーリエ変換器42に
よリフーリエ変換される。
【0057】フーリエ変換された信号は、並列直列変換
器43により直列信号に変換され、波形等化回路26等
を経てQAMデマッピング回路27にわたされる。
【0058】QAMデマッピング回路27では、振幅と
位相情報を検出して出力端子6より出力する。
【0059】また、QAMデマッピング回路27からの
データの一部は判定・誤差計算回路30にわたされ、受
信信号と判定した信号の誤差を計算する。
【0060】この誤差信号は同期処理回路24に入力さ
れ、ガードインターバル除去用のメモリ部40のメモリ
制御部44にわたされる。
【0061】メモリ制御部44では、判定・誤差計算回
路30で得られた誤差信号が最小になるように読み出し
メモリアドレス位置を制御し、所定の有効シンボルに当
たる情報を適応的に取り出し後段の直列並列変換回路4
1にわたす。
【0062】図5は、図2及び図4における本発明の受
信部の判定・誤差計算回路の一実施形態を示すブロック
図である。
【0063】QAMデマッピング回路27(図2、4参
照)がら図5における入力端子50に入力された入力信
号Xiは、判定回路53により判定され、判定結果に応
じてとるべき基準データを表わす判定信号Yiを得る。
得られた信号は減算器54によりその差分を次式により
針算する。
【0064】Ei=Yi−Xi 得られた差分信号は出力端子52より出力される。
【0065】図6は、図4に示す本発明の受信部の同期
処理回路24におけるメモリ制御部44の構成を示すブ
ロック図である。
【0066】上記判定・誤差計算回路30(図4、参
照)により計算された誤差信号Eiが入力端子60より
入力され、その信号は2乗回路61により2乗され、誤
差判定回路62により誤差量が増大しているか、減少し
ているかを判定する。判定した信号をもとにアドレス発
生回路63によりアドレス位置を可変し、誤差量が最小
になるように制御する。ここで用いられた2乗回路61
は絶対値回路でも同様の結果は得られる。
【0067】また、本発明におけるシンボル同期検出は
上記、従来例に見られるようなヌルシンボルを用いる方
式や再生データの相関をとる方式を用いればよく、また
他の方式と組み合わせても同様の結果は得られる。
【0068】そして、本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限り、変
形して実施することが可能である。
【0069】以下この発明に関する他の実施の形態を図
7を用いて説明する。受信され選択された信号は入力信
号端子3より入力され、バンドパスフィルター20によ
り希望する信号以外の雑音を除去する。除去された信号
は周波数変換器21により低い周波数に変換され、変換
された信号はローパスフィルター22によリベースバン
ド信号を取り出す。
【0070】得られたベースバンド信号はAD変換器2
3によりディジタル信号に変換され、FFT処理部25
に渡される。
【0071】FFT処理部25では高速フーリエ変換に
よリデータ変換が行われる。このとき受信した信号は有
効シンボル期間とガード期間を含んでおり、FFT処理
はこのうち有効シンボル期間に対してのみ実施する。
【0072】FFT処理を行うシンボル位置は判定回
路、誤差計算回路30により計算し、データの誤差が最
小となるように最適シンボル位置を計算する。最適シン
ボル位置によりFFT処理が実施された信号はデータ補
正部100に渡され、等化回路26により伝送路の補償
が行われる。補償された信号はQAMデマッピング2
7、トレリス復号回路28、誤り訂正29、デ・インタ
ーリーブ等により処理が施され、データが復調される。
【0073】通常は遅れて到達する信号が受信電力が小
さく、妨害波と見なされる。しかし受信電力が逆転し
て、遅延した信号が本来の信号より大きい場合、すなわ
ち前ゴーストが存在する様な場合、本来の最適シンボル
位置32でFFT処理を実行するとこのゴーストにより
符号間干渉が大きくなってしまう。
【0074】この為、FFT処理を本来の最適シンボル
位置より前方にずらして処理することで符号間干渉を小
さくできる。このとき前ゴーストの遅延量より大きく、
シンボル位置を前方にずらす。最適シンボル位置より前
方にFFT処理をずらすために、一定のオフセットをオ
フセット制御部101により与え、前ゴーストが存在す
る時においても良好に受信できるようにする。
【0075】このとき与えられたオフセットによりFF
T処理された複素データに干渉が生じるため、与えられ
たオフセット量に応じてこの干渉を除去する為にデータ
を補償する。つまり、FFT処理部25より得られたデ
ータはデータ補正部31により補償信号と複素乗算を行
い実部と虚部の干渉を除去する。
【0076】図8は本発明の詳細な受信部のブロック図
を示す。入力のべースバンド信号は入力端子5よりFF
T処理部25ヘ入力される。FFT処理部ではメモリ部
40によリガードインターバルを除去し、有効シンボル
期間のデータのみを直列並列変換器41へ渡す。
【0077】有効シンボル期間のデータはメモリ制御部
44から制御信号によりFFT処理の取り込みタイミン
グを調整する事により生成される。直列並列変換された
信号はフーリエ変換部42によリフーリエ変換される。
フーリエ変換された信号は並列直列変換器43により直
列データに変換される。直列データに変換されたデータ
はデータ補正部31によリデータの修正が加えられる。
【0078】修正されたデータは波形等化回路部26に
渡され、伝送路特性が補正される。その後、デ・マッピ
ング回路27にQAM及びQPSK等の復調が行われ
る。復調されたデータは出力端子6よりビットストリー
ム信号として出力される。
【0079】データ補正部31ではオフセット制御部3
2からの信号によりオフセットによるデータの変化分を
補償する。復調器で行うFFT処理のFFT位置にオフ
セットをあらかじめ与え、前ゴーストに対応するとき、
オフセットによる信号の変化が生じる。この信号の変化
はオフセット量によりあらかじめ求めることができるた
め、FFT処理後のデータに対してあらかじめ計算した
信号の変化分に相当する値をデータ補正部31により補
正する。
【0080】ここで有効シンボル期間をTとし、オフセ
ット量をΔとすると、有効シンボル期間に対するオフセ
ット量はΔ/Tとなる。オフセット量がガード期間以内
であれば、FFT出力のデータは実部と虚部の符号間干
渉は生じない。このオフセットによりデータのコンスタ
レーション上の回転が生じる事になる。すなわちΔ/T
により回転量を計算し、その逆回転の演算を行えばよ
い。
【0081】
【数3】
【0082】とすると、逆回転の計算は以下のように求
めることができる。
【0083】Y=R×X 図9は本変調方式で生成されるシンボルおよびガードイ
ンターバルの関係を示す図である。逆フーリエ変換によ
り生成された信号は並列直列変換されて送信用の有効シ
ンボル34が形成される。この有効シンボル34に有効
シンボルの一部のデータをガードインターバル信号35
として有効シンボル34に付加する。つまり送信シンボ
ル長33は有効シンボル長32にガードインターバル長
31を加算したものとなる。
【0084】通常は有効シンボル32の位置によりFF
T処理を行うとゴーストによる干渉が最小に押さえられ
るが、前ゴーストが存在する伝送路ではオフセット37
を与え、36に示されているFFT処理位置によりFF
Tを実行する。
【0085】図10は本発明の他の実施の形態における
データ補正部の構成を示すブロック図である。FFT処
理出力は複素入力データ112として入力される。オフ
セット制御部より発生したオフセット信号115に基づ
いてデータ補正量を計算し、複素補正データ114とし
て複素乗算器110へ入力され複素入力データ112と
複素乗算が行われる。得られた結果は複素出力データ1
13として出力される。複素データ出力は等化回路26
へ渡され後段の処理が行われる。
【0086】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
複雑なマルチパス環境であっても、チャンネル問干渉、
シンボル間干渉を生じることなく、良好なデータの受信
が可能である。移動受信時においても良好なデータの再
生が可能となり、高品質の映像,音声,データの再生が
可能である。
【0087】また本発明によれば、前ゴーストがあるよ
うな複雑なマルチパス環境であっても、チャンネル間干
渉、シンボル間干渉を生じることなく、良好なデータの
受信が可能である。
【0088】移動受信時においても良好なデータの再生
が可能となり、高品質の映像、音声、データの再生が可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】OFDM方式を用いたデジタル伝送における送
信側の処理装置を示すブロック図である。
【図2】OFDM方式を用いたデジタル伝送における本
発明の受信機の一実施形態を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る変調方式において生成されるシン
ボルおよびガードインターバルの関係を示す図である。
【図4】図2における本発明の受信部のFFT処理回路
周辺の詳細な構成を示すブロック図である。
【図5】図2及び図4における本発明の受信部の判定・
誤差計算回路の−実施形態を示すブロック図である。
【図6】図4に示す本発明の受信部の同期処理回路24
におけるメモリ制御部44の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】本発明の他の実施の形態を含む受信側の信号処
理系統を示すブロック図である。
【図8】本発明の他の実施の形態を含む受信側の信号処
理系統を示す詳細なブロック図である。
【図9】他の実施の形態で具体的な信号の状態を示す図
である。
【図10】本発明の他の実施の形態のデータ補正部のブ
ロック図である。
【図11】OFDM方式を用いたデジタル伝送における
従来の受信器の一例の構成を示すブロック図である。
【図12】OFDM方式における従来の伝送信号のフレ
ーム構成を示す図である。
【符号の説明】
1 データ入力端子 2 送信信号出力端子 3 受信信号入力端子 4 復調データ出力端子 5 FFT処理回路入力端子 6 QAMデマッピングデータ出力端子 10 誤り訂正付加回路 11 トレリス符号化回路 12 QAMマッピング回路 13 IFFT処理回路 14 ガードインターバル付加回路 15 D/A変換器 16 ローパスフィルタ 17 周波数変換器 18 バンドパスフィルタ 20 バンドパスフィルタ 21 周波数変換器 22 ローパスフィルタ 23 AD変換器 24 同期処理回路 25 FFT処理回路 26 波形等化回路 27 QAMデマッピング回路 28 トレリス復号回路 29 誤り訂正回路 30 判定・誤差計算回路 31 ガードインターバル期間 32 有効シンボル期間 33 1シンボル 34 有効シンボル 35 ガードデータ 36 FFT処理期間 37 送信シンボル期間 40 メモリ部 41 直列並列変換器 42 高速フーリエ変換部 43 並列直列変器 44 メモリ制御部 50 QAMデマッピング回路 51 判定出力信号 52 誤差信号 53 判定回路 54 減算回路 60 誤差入力信号 61 2乗回路 62 誤差判定回路 63 アドレス発生回路 64 アドレス信号 100 データ補正部 101 オフセット制御部 110 複素乗算器 111 複素補正値計算部 112 複素入力データ 113 複素出力データ 114 複素補正データ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに直交する複数の搬送波を同時に用
    いてデータを伝送するデジタル通信方式による該搬送波
    を受信する受信手段と、該受信手段の受信信号より所定
    の周波数を選局する選局手段と、該選局手段よりの信号
    を周波数変換する搬送波再生手段と、該搬送波再生手段
    により得られた信号をデジタル信号に変換するアナログ
    −デジタル変換器と、前記搬送波に付加されている基準
    信号にもとづくタイミング再生回路と、前記アナログ−
    デジタル変換器により得られたデジタル信号を直列から
    並列に変換する直並列変換器と、該直並列変換器の出力
    を離散フーリエ変換するFFT処理手段を備え、該FF
    T処理手段の出力によって復調データを生成する直交周
    波数分割多重方式の復調器において、デジタル信号列へ
    の前記離散フーリエ変換処理のタイミングを変化させ得
    るようにしたことを特徴とする直交周波数分割多重方式
    の復調器。
  2. 【請求項2】 前記FFT処理手段による離散フーリエ
    変換後の再生データを用いた判定を行い、その判定結果
    により決まるとるべき基準データと該再生データとから
    得られる誤差が最小となるようにデジタル信号列への前
    記離散フーリエ変換処理のタイミングを変える制御を行
    うようにしたことを特徴とする請求項1記載の直交周波
    数分割多重方式の復調器。
  3. 【請求項3】 前記直並列変換器の前段にメモリー部を
    設け、該メモリー部を制御することにより、前記離散フ
    ーリエ変換処理を行うタイミングを変えるようにしたこ
    とを特徴とする請求項2記載の直交周波数分割多重方式
    の復調器。
  4. 【請求項4】 互いに直交する複数の搬送波を同時に用
    いてデータを伝送するデジタル通信方式において、受信
    信号より希望の周波数を選局する選局手段と周波数を変
    換する搬送波再生手段を備え、得られた信号をデジタル
    信号に変換するアナログ−デジタル変換器とタイミング
    再生回路を備え、得られたデジタル信号を並列に変換す
    る直並列変換器を備え、直並列変換器の出力を離散フー
    リエ変換によリデータを変換する変換部を備え、離散フ
    ーリエ変換後の信号を用いて判定し、その判定した結果
    において誤差が最小となるように離散フーリエ変換を行
    うタイミング位置を制御できるタイミング制御部を備
    え、このタイミング制御部にあらかじめ所定の変換位置
    のオフセットを与えるためのオフセット制御部を備えた
    ことを特徴とする直交周波数分割多重方式の復調器。
  5. 【請求項5】 前記請求項4記載の直交周波数分割多重
    方式の復調器において、タイミング制御部よりあらかじ
    め所定のオフセット信号が与えられ、そのオフセット量
    に応じて離散フーリエ変換後の信号に所定の計算を行
    い、補正ができることを特徴とする直交周波数分割多重
    方式の復調器。
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