JP2009259508A - センサライト - Google Patents

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Abstract

【課題】警報モードに対する警報モード表示灯の点灯状態を変更可能にすることで警報モードを判別しづらくし、不審者等の侵入を妨げる防犯効果の高いセンサライトを提供する。
【解決手段】検知エリア内への侵入者の侵入を検知する人検知センサ3(侵入検知手段)と、同人検知センサ3が侵入を検知するといくつかの警報モードによって侵入を知らせることができるライト4・4、報知音スピーカ5、リレー(警報手段)と、警報モードのうち現在の警報モードを点灯状態によって表示することができる各警報手段に対応した黄色、赤色、緑色LEDランプ6Y・6R・6Gとがセンサライト本体2に設けてあり、センサライト本体2に、黄色、赤色、緑色LEDランプ6Y・6R・6Gのそれぞれの点灯状態と対応する警報手段の警報モードとの対応関係を変更することができる切換制御部7を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、検知エリア内への侵入者の侵入を検知して検知エリアを照明するセンサライトに関する。
一般的にセンサライトは、検知エリア内への人の侵入を検知する侵入検知センサを備え、同侵入検知センサが侵入を検知するとライトを点灯して検知エリアを照明するようになっている。さらに、ライトを点灯させるだけでなくフラッシングさせたり、スピーカから報知音を出力するなどして、検知エリア内への侵入者に対して警告を与えるとともに、管理者や周囲に異常を知らせることができる防犯性の高いものもある(例えば、特許文献1参照)。
このようなセンサライトは、ライトやスピーカなどの警報手段がどのような警報モードで作動するのかを管理者が確認できるように、設定されている警報モードを点灯状態によって示すことができる表示灯が設けられている。表示灯は通常警報手段ごとに設けられており、例えば、ライト用の表示灯が点灯しているときは、ライトの警報モードが[点灯]に設定されていることを確認でき、表示灯が消灯しているときは、警報モードが[消灯]に設定されていることを確認することができる。また、スピーカ用の表示灯が点灯しているときは、スピーカの警報モードが[アラーム音]を出力する設定になっていることを確認でき、表示灯が消灯しているときは、音が出力されない[OFF] の警報モードに設定されていることを確認することができる。
特開平10−144134号公報(第2頁〜第3頁、第1図〜第3図)
しかしながら、従来のセンサライトは、一つの警報モードに対する表示灯の点灯状態が固定されているので、表示灯の点灯状態を見ればライトやスピーカなどの警報手段のON/OFF状態を容易に判別することができるため、不審者等が侵入しやすくなるおそれがある。
そこで本発明は、警報モードに対する表示灯の点灯状態を変更可能にすることで警報モードを判別しづらくし、不審者等の侵入を妨げる防犯効果の高いセンサライトを提供することを目的としている。
上記の課題を解決するため請求項1記載のセンサライトは、検知エリア内への侵入者の侵入を検知する侵入検知手段と、同侵入検知手段が侵入を検知するといくつかの警報モードによって侵入を知らせることができる警報手段と、前記警報モードのうち現在の前記警報モードを点灯状態によって示すことができる表示灯とが本体に設けられており、前記警報手段として前記検知エリア内を照らすことができる照明手段を備えたセンサライトにおいて、前記本体に、前記警報モードと前記表示灯の点灯状態との対応関係を変更することができる切換制御部を設けることを特徴としている。
このセンサライトによれば、前記警報モードと前記表示灯の点灯状態との対応関係を管理者が任意に変更することができるため、管理者以外の者が前記表示灯の点灯状態から前記警報モードを判別することが困難になる。よって、侵入者に対する牽制効果を高めることができる。
なお、前記表示灯は数を限定することなく、例えば1灯だけの場合には、点灯時間や点灯間隔、光の強さを変えるなどして前記警報モードを判別できるようにしても良いし、前記警報モードごとに前記表示灯を設けても良い。また、前記警報手段が複数設けられている場合に、前記警報手段ごとに切り換えて表示を行うようにすれば、1灯の前記表示灯で前記各警報手段の前記警報モードを表示することが可能になる。
請求項2記載のセンサライトは、警報手段が前記照明手段を含み複数設けられており、これらの警報手段のそれぞれに対して表示灯を設けることを特徴としている。このセンサライトによれば、前記警報手段ごとに前記表示灯が設けられているため、設定されている警報モードを管理者が確認しやすい。
請求項3記載のセンサライトは、警報手段として照明手段の他に、報知音を出力可能な報知音出力手段と、自動通報装置等の外部装置を連動させる信号を出力可能な外部出力手段とを設けることを特徴としている。このセンサライトによれば、前記侵入者の侵入を照明とともに報知音によって知らせることができ、且つ前記外部出力手段によって自動通報装置等の外部装置を連動させることができるので、防犯効果と安全性とを高めることができる。
請求項4記載のセンサライトは、切換制御部の遠隔制御が可能なリモコンを具備させることを特徴としている。このセンサライトによれば、前記センサライトが高い場所に設置されている場合であっても、前記警報モードに対する前記表示灯の点灯状態を手軽に変更できるようになる。
本発明のセンサライトは、管理者が警報モードと表示灯の点灯状態との対応関係を任意に変更することができるため侵入者に対する牽制効果が高くなり、空き巣などの防犯効果を高めることができる。また、警報手段が複数設けられている場合に、これらの警報手段のそれぞれに対して表示灯を設けておくとことで、管理者が各警報手段の警報モードを確認しやすくなり取り扱いが容易になる。そして、複数の警報手段として照明手段の他に、報知音出力手段、外部出力手段などを設けておくことで、防犯効果と安全性とをより高めることができる。また、表示灯の点灯状態の変更をリモコンで行えるようにすれば、センサライトが高い位置に設置されている場合でも、手軽に変更することができ便利である。
以下、本発明にかかるセンサライトの実施形態について、図面1〜3を参照しつつ説明する。
図1に示すセンサライト1は、センサライト本体2の底面部に侵入検知手段として人検知センサ3が設けられている。そして、侵入検知手段の人検知センサ3が侵入者の侵入を検知するとその侵入を在宅者などに知らせる警報手段として、検知エリア内を照明することができる照明手段と、報知音を出力することができる報知音出力手段と、自動通報装置や防犯ベルなどの外部装置を連動させる信号を出力することができる外部出力手段とが設けられている。
具体的には、照明手段としてセンサライト本体2の上部左右にそれぞれ左右一対のハロゲン球のライト4・4が配設され、報知音出力手段としてセンサライト本体2の正面中央部に報知音スピーカ5が設けられている。また、外部出力手段として人検知センサ3の検知動作又はライト4・4の点灯動作に連動させることができる図示しないリレーがセンサライト本体2内に設けられている。なお、人検知センサ3としては検知エリア内の温度差を感知し侵入者の侵入を検知することができる赤外線センサなどを用いることができ、ライト4・4は1灯式でも良くハロゲン球の他にLEDランプ用いて省電力化を図ることができる。また、リレーの代わりに電子スイッチなどを用いることもできる。
照明手段のライト4・4は[点灯]、[フラッシング]、[消灯]のいずれかの警報モードで動作し、報知音出力手段の報知音スピーカ5は[アラーム音]、[音声]、[OFF]のいずれかの警報モードで動作するようになっている。リレーは人検知センサ3の検知に連動し外部装置14を連動させる信号を出力する[センサ検知動作に連動]、ライト4・4の点灯動作に連動して外部装置14を連動させる信号を出力する[ランプ点灯動作に連動]、出力しない[出力OFF]のいずれかの警報モードで作動するようになっている。
そして、センサライト本体2の報知音スピーカ5の下側には、ライト4・4や報知音スピーカ5及びリレーの現在の警報モードを示す表示灯6が設けられている。表示灯6には、黄色、赤色、緑色の三色のLEDランプが用いられており、黄色LEDランプ6Yが報知音スピーカ5に対応し、赤色LEDランプ6Rがライト4・4に対応し、緑色LEDランプ6Gがリレーに対応している。そして、図1(a)におけるA部部分拡大図の図1(b)に示すように、両側に黄色LEDランプ6Yと緑色LEDランプ6Gとを配置し、真中に赤色LEDランプ6Rを配置した並びになっている。
これらの黄色、赤色、緑色LEDランプ6Y・6R・6Gは、例えば、赤色LEDランプ6Rが点灯しているときは、ライト4・4の警報モードが[点灯]に設定され、黄色LEDランプ6Yが点灯しているときは、報知音スピーカ5が[アラーム音]に設定され、緑色LEDランプ6Gが点灯しているときは、リレーが[センサ検知動作に連動]に設定されていることを確認することができる。
そして、もし侵入検知手段の人検知センサ3が侵入者の侵入を検知すれば、センサライト本体2に内蔵されている図示しないマイコンに信号が入力され、このマイコンが報知音スピーカ5やライト4・4及びリレーをそれぞれ制御し、あらかじめメモリに設定されている上述の警報モードでこれらの警報手段を作動させる。また、黄色、赤色、緑色LEDランプ6Y・6R・6Gの点灯もマイコンによって制御されており、あらかじめ前記メモリに設定されている各点灯状態で作動させるようになっている。
これらの黄色、赤色、緑色LEDランプ6Y・6R・6Gの点灯状態と各警報手段の警報モードとの対応関係は変更することができ、その切換制御部7がセンサライト本体2内に内蔵されている。この切換制御部7は、センサライト本体2の着脱式カバーの内側に配置されている操作部(図示せず)によって操作可能になっている。そして、切換制御部7によって前述のメモリの設定を変更することで、報知音スピーカ5の[アラーム音]、[音声]、[OFF]の各警報モードに対する黄色LEDランプ6Yの点灯状態を点灯、点滅、消灯の中から任意に設定することができるとともに、ライト4・4の[点灯]、[フラッシング]、[消灯]の各警報モードに対する赤色LEDランプ6Rの点灯状態を点灯、点滅、消灯の中から任意に設定することができる。また、リレーの[センサ検知動作に連動]、[ランプ点灯動作に連動]、[出力OFF]の各警報モードに対する緑色LEDランプ6Gの点灯状態を点灯、点滅、消灯の中から任意に設定することができる。このような黄色、赤色、緑色LEDランプ6Y・6R・6Gの点灯状態の変更は、前述の切換制御部7を遠隔制御することができる無線式(又は有線式)のリモコン8によっても行うことができる(図1(a))。
リモコン8は切換制御部7の制御信号を入力するためのいくつかのボタンが設けられている。即ち、ライト4・4の設定モードに切り換えたり、ライト4・4の警報モードを切り換えたりするライト切換ボタン9、報知音スピーカ5の設定モードに切り換えたり、報知音スピーカ5の警報モードを切り換えたりする報知音切換ボタン10、リレーの設定モードに切り換えたり、リレーの警報モードを切り換えたりするリレー切換ボタン11が設けられている。また、黄色、赤色、緑色LEDランプ6Y・6R・6Gの点灯状態の切り換えを行うLEDボタン12と、各警報手段の現在の警報モードとその警報モードに対して設定されている表示灯の点灯状態の確認を行うことができる確認ボタン13とが設けられている。これらのボタンによって制御信号がリモコン8に入力されると、センサライト本体2とリモコン8とにそれぞれ設けられている通信手段を介して切換制御部7に信号が入力され、そしてメモリの設定が変更されることで黄色、赤色、緑色LEDランプ6Y・6R・6Gの表示状態の切り換えが行われる。
また、リモコン8はセンサライト本体2のマイコンを制御し、メモリの設定を変更することによって各警報手段(ライト4・4、報知音スピーカ5、リレー)の警報モードを必要に応じて切り換えることもできる。例えば、夜間不在にする場合には、報知音スピーカ5を[アラーム音]又は[音声]に設定するとともに、ライト4・4を[点灯]又は[フラッシング]に設定し、リレーは[センサ検知動作に連動]又は[ランプ点灯動作に連動]に設定しておく。すると、もし侵入検知手段の人検知センサ3が侵入者の侵入を検知すれば、報知音スピーカ5からアラーム音又は音声が出力されるとともに、ライト4・4が点灯又はフラッシングし、自動通報装置や防犯ベルなどが作動して警備会社などに通報するように作動させることができる。
また、昼間在宅中の場合には、報知音スピーカ5を[アラーム音]又は[音声]に設定するとともにライト4・4を[消灯]に設定し、リレーは[センサ検知動作に連動]に設定しておく。すると、もし人検知センサ3が侵入者の侵入を検知すれば、報知音スピーカ5からアラーム音又は音声が出力されるとともに自動通報装置などが作動して警備会社や在宅者に報知するように作動させることができる。
次に、警報手段の警報モードと黄色、赤色、緑色LEDランプ6Y・6R・6Gの点灯状態との対応関係を変更する手順について、図2及び図3を参照しながら説明する。
センサライト1の各警報手段の警報モードに対する黄色、赤色、緑色LEDランプ6Y・6R・6Gのそれぞれの点灯状態は、初期設定として次のように設定されている。即ち、報知音スピーカ5の[アラーム音]、[音声]、[OFF]の各警報モードに対して黄色LEDランプ6Yがそれぞれ点灯、点滅、消灯の点灯状態を示すようになっている。ライト4・4の[点灯]、[フラッシング]、[消灯]の各警報モードに対しては赤色LEDランプ6Rがそれぞれ点灯、点滅、消灯の点灯状態を示すようになっている。リレーの[センサ検知動作に連動]、[ランプ点灯動作に連動]、[出力OFF]の各警報モードに対して緑色LEDランプ6Gがそれぞれ点灯、点滅、消灯の点灯状態を示すようになっている。これらを次の表1に示す。
Figure 2009259508
はじめにリモコン8のLEDボタン12を2秒以上押す(ステップS1)。すると、センサライト本体2の黄色、赤色、緑色LEDランプ6Y・6R・6Gがそれぞれ点滅を開始する(ステップS2)。
次に、リモコン8の報知音切換ボタン10、ライト切換ボタン9、リレー切換ボタン11のうち、設定したい警報手段のボタンを1秒以上押す(ステップS3、ステップS4、ステップS5)。例えば、報知音ボタン10を押した場合(ステップS3)、アラーム音が1回鳴り[アラーム音]の警報モードに対する黄色LEDランプ6Yの点灯状態を設定するモードになる(ステップS6)。ここで、再び報知音切換ボタン10を1秒間以上押すと(ステップS3)、音声が1回出力され[音声]の警報モードの点灯状態を設定するモードに切り換る(ステップS7)。報知音切換ボタン10は押すごとに[アラーム音]、[音声]が交互に切り換るようになっている。
また、ライト切換ボタン9を押した場合(ステップS4)、ライト4・4が点灯し[点灯]の警報モードに対する赤色LEDランプ6Rの点灯状態を設定するモードになる(ステップS8)。ここで、再びライト切換ボタン9を押すと(ステップS4)、ライト4・4がフラッシングを開始し[フラッシング]の警報モードの点灯状態を設定するモードに切り換る(ステップS9)。ライト切換ボタン9は押すごとに[点灯]、[フラッシング]が交互に切り換るようになっている。
一方、リレー切換ボタン11を押した場合(ステップS5)、[センサ検知動作に連動]の警報モードに対する緑色LEDランプGの点灯状態を設定するモードになり(ステップS10)、「ピーピー」音が2秒間鳴る(ステップS11)。ここで、再びリレー切換ボタン11を押すと[ランプ点灯動作に連動]の警報モードの点灯状態を設定するモードに切り換り(ステップS12)、[センサ検知動作に連動]のときとは異なる「プープー」音が2秒間鳴る(ステップS13)。リレー切換ボタン11は押すごとに[センサ検知動作に連動]、[ランプ点灯動作に連動]が交互に切り換るようになっている。
ステップS6〜ステップS9、ステップS11、ステップS13のいずれかまで進んだら、図3(a)に示すステップS14に移行する。ステップS14では選択した警報手段のLEDランプが点灯し、選択しなかった他の警報手段のLEDランプが消灯した状態になる。次に、LEDボタン12を1秒間押すと(ステップS15)、LEDランプが点滅し(ステップS16)、再度LEDボタン12を1秒間押すと(ステップS17)、LEDランプが消灯する(ステップS18)。再度LEDボタン12を1秒間押すと(ステップS19)、ステップS14に戻りLEDランプが点灯状態になる。
このように、LEDボタン12を1秒間押すごとにLEDランプは点灯、点滅、消灯が順番に切り換るようになっているため、任意の点灯状態を表示させて選択した警報モードに対するLEDランプの点灯状態を選択する。引き続き別の警報モードに対するLEDランプの点灯状態を設定する場合には、ステップS3〜ステップS5に戻って別の警報モードを選択し、同様の手順でLEDランプの点灯状態を選択する。このときLEDボタン12を押すごとに、先ほど選択しなかった二つの点灯状態が交互に切り換るようになっており、いずれかの点灯状態を選択する。なお、報知音スピーカ5の[OFF]の警報モードやライト4・4の[消灯]の警報モード、又リレーの[出力OFF]の警報モードに対しては、選択されなかった点灯状態が自動的に設定される。
ステップS14〜ステップS19でLEDランプの点灯状態の選択が終了すれば、図3(b)のステップS20に移行し、LEDボタン12を2秒間押す。これにより、その動作に対する表示が決定される(ステップ21)。さらに、全ての警報モードに対するLEDランプの点灯状態が選択されている場合は(ステップS22)、これで全ての設定が完了し終了となる(ステップS23)。もし、1つの警報モードにしか点灯状態が選択されていない等の入力不足がある場合は「ピピ」と拒否音が鳴り(ステップS24)、LEDボタン12を2秒間押す前の状態に戻る(ステップS25)。したがって、再びステップS3〜ステップS5に戻って点灯状態の選択を行う。
また、ステップS20に移行する前に報知音切換ボタン10、ライト切換ボタン9、リレー切換ボタン11のいずれかを押すと(ステップS26)、黄色、赤色、緑色LEDランプ6Y・6R・6Gの全てが点滅を開始し(ステップS27)、押した切換ボタンのルーチンへ移行する(ステップS28)。なお、ステップS20のLEDボタン12の長押しがある一定時間内に行われない場合は強制的に終了され、設定開始前の設定でLEDランプの表示が行われるとともに、リモコン8は通常の使用状態に戻る。
そして、リモコン8の確認ボタン13で、設定されている各警報手段の警報パターンとその警報パターンに対する表示灯の点灯状態とを確認することもできる。即ち、リモコン8の確認ボタン13を押したあと報知音切換ボタン10、ライト切換ボタン9、リレー切換ボタン11のいずれかを押せば、その警報手段が設定されている警報モードで作動するとともに、表示灯が設定されている点灯状態を示す。
このように、各警報手段に対応する黄色、赤色、緑色LEDランプ6Y・6R・6Gの点灯状態を変更することで管理者以外の者がセンサライト1の警報手段の動作を判別できなくなり、不審者などを牽制し侵入を妨げることができる。さらに、黄色、赤色、緑色LEDランプ6Y・6R・6Gが点灯していると侵入者を威嚇する効果もある。また、リモコン8を使って離れた場所から操作することができるため、通常手の届きにくい高い場所に設置されているセンサライト1の設定が容易に行えて便利である。
上記の実施形態では各警報手段の警報モードを示すLEDランプはそれぞれ固定されている、つまり、報知音スピーカ5の警報モードは黄色LEDランプ6Yが示し、ライト4・4の警報モードは赤色LEDランプ6Rが示し、リレーは緑色LEDランプ6Gが警報モードを示しているが、これらを変更可能にすることもできる。すると、警報モードの判別がより困難になるので防犯効果を高めることができる。このような変更は、例えば、操作ボタンを増設したり、ソフトウェアの変更によって既存のボタンを利用(LEDボタン12と確認ボタン13とを同時に押すなど)して行うことができる。なお、三灯のLEDランプを別々の色にしているが、全て同じ色にしてもかまわない。
また、照明手段、報知音出力手段、外部出力手段など複数の警報手段に対してそれぞれLEDランプを設けているが、1灯で各警報手段の警報モードを示すこともできる。その場合は、点灯時間や点滅間隔、光の強弱などによって各警報手段の警報モードを表すようにすれば良い。なお、警報モード表示灯として長寿命で消費電力の少ないLEDランプを用いているが、これに限ることはなくハロゲン球やキセノン球などを用いることもできる。
(a)図は本発明に係るセンサライト(センサライト)の実施形態を示す正面図と付属のリモコンを示している。(b)図は(a)図におけるA部の部分拡大図を示している。 本発明にかかるセンサライトにおける警報手段の警報モード表示灯の表示状態を切り換えるための手順を示すステップS1〜ステップS13を示すフロー図である。 本発明にかかるセンサライトにおける警報手段の警報モード表示灯の表示状態を切り換えるための手順を示すステップS14〜ステップS28を示すフロー図である。
符号の説明
1 センサライト
2 センサライト本体(本体)
3 人検知センサ(侵入検知手段)
4 ライト(照明手段)
5 報知音スピーカ(報知音出力手段)
6G 緑色LEDランプ(表示灯)
6R 赤色LEDランプ(表示灯)
6Y 緑色LEDランプ(表示灯)
7 切換制御部
8 リモコン
9 ライト切換ボタン
10 報知音切換ボタン
11 リレー切換ボタン
12 LEDボタン
13 確認ボタン

Claims (4)

  1. 検知エリア内への侵入者の侵入を検知する侵入検知手段と、同侵入検知手段が侵入を検知するといくつかの警報モードによって侵入を知らせることができる警報手段と、前記警報モードのうち現在の前記警報モードを点灯状態によって表示することができる表示灯とが本体に設けられており、前記警報手段として前記検知エリア内を照らすことができる照明手段を備えたセンサライトにおいて、
    前記本体に、前記警報モードと前記表示灯の点灯状態との対応関係を変更することができる切換制御部が設けられていることを特徴とするセンサライト。
  2. 前記警報手段が前記照明手段を含み複数設けられており、これらの警報手段のそれぞれに対して前記表示灯が設けられていることを特徴とする請求項1記載のセンサライト。
  3. 前記警報手段として前記照明手段の他に、報知音を出力可能な報知音出力手段と、自動通報装置等の外部装置を連動させる信号を出力可能な外部出力手段とが具備されていることを特徴とする請求項2記載のセンサライト。
  4. 前記切換制御部の遠隔制御が可能なリモコンが設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のセンサライト。
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