JP2009258242A - 表示画面用光学フィルター - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶表示装置を使用する際の周囲の明暗にかかわらず、正面から眺めたときの画像視認性に優れ、かつ、横からの覗き見を防止することもできる視野角制御機能に優れた表示画面用光学フィルターを提供する。
【解決手段】ディスプレイの表示画面前面に取付けて可視範囲をコントロールするための表示画面用光学フィルターであり、底面と略平行な面状部を頭頂に有する略同一高さのレンズ部が多数形成されたレンズフィルムを、レンズ部の上記面状部を表示画面側に向けて、レンズ部間の谷部の空間を保持したまま取り付けて使用する。
【選択図】図3

Description

本発明は、携帯電話等の液晶ディスプレイの表示画面前面に取り付けることで、レンズフィルムのレンズ効果により可視範囲をコントロールし、画面の略正面からは画像が見えても、斜め横からは画像が見えないようにする、いわゆる覗き見防止用の表示画面用光学フィルターに関するものである。
液晶ディスプレイ等の電子表示装置は、パソコン、コピー機、ファクシミリ等のOA機器の分野に限られず、キャッシュディスペンサー、ATM、ゲーム機、テレビ、時計、携帯電話、工場内の制御装置等の広い分野で使用されている。特にキャッシュディスペンサー、ATM、ノートパソコン、モバイル、携帯電話等では、プライバシー保護のため、電子表示装置に、横からの覗き見を防止するための視界(視野角)制御機能が要求されている。
上記の視野角制御機能を付与する手段として、本発明者らは、高分子材料からなるフィルムの片面に微細な凹凸を形成してなるレンズフィルムを構成材料とし、ディスプレイの表示画面前面に取付けて可視範囲をコントロールするようにした表示画面用光学フィルターを幾つか提案してきた(特許文献1〜3等)。
しかし、これらの従来技術では、携帯電話等を使用する際に、周囲が明るい場合には視野角制御効果が充分に機能するが、周囲が暗いと視認性が低下して視野角制御効果が不充分となることがあった。
特開2002−202405号公報 特開2003−287607号公報 特開2007−249210号公報
そこで、本発明では、液晶表示装置を使用する際の周囲の明暗に関係なく、正面から画面を眺めたときの画像視認性に優れ、かつ、横からの覗き見を防止することのできる表示画面用光学フィルターを提供することを課題とした。
本発明は、ディスプレイの表示画面前面に取付けて可視範囲をコントロールするための表示画面用光学フィルターであり、底面と略平行な面状部を頭頂に有する略同一高さのレンズ部が多数形成されたレンズフィルムを、レンズ部の上記面状部を表示画面側に向けて、レンズ部間の谷部の空間を保持したまま取り付けて使用するものであるところに要旨を有する。
上記レンズフィルムのレンズ部が、四角錐台であるか、突条の長手方向に直交する方向の縦断面が、台形、矩形または凸字状の突条部であり、四角錐台または台形の斜辺の底辺に対する傾斜角が60〜90度未満であることが好ましい。
上記レンズフィルムが透明基材フィルムの片面にレンズ部を形成したものであることが好ましく、レンズ部の反対側に傷付き防止層を備えていてもよい。
上記レンズフィルムが、レンズ部の表面に、第1粘着層、支持体、第2粘着層、セパレートフィルムをこの順に積層したものである態様は、本発明の好ましい実施態様である。このとき、第2粘着層で表示画面に取り付けられることが好ましく、第2粘着層が自己粘着層であると一層好ましい。
本発明の表示画面用光学フィルターは、液晶表示装置を使用する際の周囲の明暗に関係なく、正面から画面を眺めたときの画像視認性に優れており、しかも、横からの覗き見を効果的に防止することができるようになった。自己粘着層を有する両面粘着シートと視野角制御用レンズフィルムとが一体化された最も好ましい実施態様のフィルターでは、自己粘着層を表示画面に当てて手で押さえるだけで気泡を入れることなく均一に取付けることができ、作業性が良好である。また、貼着ミスがあった場合、ゲーム機のように画面の縦と横が切り替わる場合、画面形成部が90度回転可能に構成されている携帯電話の場合等、必要に応じて剥離し、再度貼り付けることができ、貼着ミスがあっても貼り直しが可能である。さらに剥離跡に自己粘着層が残ることがないため、表示画面を汚すこともない。
従って、本発明の表示画面用光学フィルターは、パソコン、コピー機、ファクシミリ等のOA機器、キャッシュディスペンサー、ATM、ゲーム機、テレビ、時計、携帯電話等、広い分野で使用されている液晶表示装置の視野角制御用の光学フィルターとして有用である。
本発明の表示画面用光学フィルターでは、レンズ部の凸部を液晶ディスプレイの表示画面側に向けて、かつレンズ部の谷の空間を保持したまま取り付けるところに特徴を有している。従って、レンズ部は、レンズ部の底面と略平行な面状部を頭頂に有する形状でなければならない。よく知られているプリズムシートのような断面が三角形のような先鋭的な形状では、表示画面を正面から眺めた時に画像の輪郭がぼやけ、視認性が低下するので好ましくない。また、表示画面に固着させることが難しい場合があるからである。
レンズ部の形状は、底面と略平行な面状部を頭頂に有するものであれば特に限定されない。なお、頭頂部の面状部は、若干上方に湾曲していてもよい。固着の際に湾曲部が加圧されて平坦な面状部になり得るからである。レンズフィルムが、1個1個離間したレンズ部を有する場合、レンズ部は、円柱、楕円柱、三角柱、四角柱、六角柱、円錐台、楕円錐台、三角錐台、四角錐台等が好ましい。また、これらを組み合わせたものや重ね合わせたもの等のように、側辺に1個または複数の段差があるものでも構わない。1個1個のレンズ部間は完全に離間している必要はなく、隣接するレンズ部が底辺を共通する形状のレンズ部であってもよい。このように1個1個のレンズ部が多数形成されているレンズフィルムは、ゲーム機のように画面の縦と横が切り替わる場合、画面形成部が90度回転可能に構成されている携帯電話の場合等において、いずれの方向でも視野角制御機能が発現することが期待できる。
レンズフィルムとしては、一方向に連続した突条部(レンズ部)が離間し、または離間せずに並列したものも利用可能である。この場合は、突条部が上下方向に延びるようにフィルターを表示画面に貼り付ける必要があるが、後述する自己粘着層で表示画面に貼り付けるようにすれば、貼り替えが容易のため、好ましい実施態様である。突条部の長手方向に直交する方向の縦断面(以下単に縦断面という)は、台形、矩形、凸字状等が好ましい。
1個1個のレンズ部の場合、直線突条のレンズ部の場合のいずれにおいても、上記した形状のレンズ部であれは、頭頂部側を表示画面側にして表示画面に取り付けたときに、表示画面を正面から眺めても画像の輪郭がぼやけたり、視認性が低下することがなく、横からの覗き見を防止する効果(視野角制御機能)が発現する。また、周囲が暗い場所であっても、良好な視野角制御機能を発揮する。レンズ部の底辺と側辺のなす角度(図3におけるθ)が60〜90度であれば、上記作用効果が一層増大するため好ましい。これらのレンズ部は、例えば、両面粘着シートによる固定を確実にするため、その高さは略同一とする。高さが略同一とは、レンズ部の平均高さに対し、すべてのレンズ部の高さが±5μm以内に収まっていることを意味する。
レンズフィルムの視野角制御効果と表示画面(後述する両面粘着シートを介する場合もある)への固着力を考慮すると、レンズ部は縦断面が台形であることが好ましく、突条部でない1個1個のレンズ部の場合は四角錐台が好適であり、一方向に連続した突条部の場合は、縦断面台形の突条部が好ましい。なお、四角錐台とは、四角錐の頭頂部を底面に平行な面で切断した形のものである。
図1には、1個1個離間し、規則的に整列した四角錐台のレンズ部2が形成されたレンズフィルム1の例を、図2には、縦断面が台形状で、直線的に延びる突条(直線突条)のレンズ部4が、離間して並設されたレンズフィルム3の例を示した。いずれの場合においても、図3に示したように、縦断面は等脚台形である。断面形状が矩形の場合も含めて好適な大きさを示すと、頂辺L1は10〜70μm(より好ましくは15〜65μm)、底辺L2は10〜70μm(より好ましくは15〜65μm)、隣り合うレンズ部の間隔L3は5〜70μm(より好ましくは8〜60μm)、高さHは10〜100μm(より好ましくは15〜80μm)が好ましい。底辺に対する斜辺の傾斜角θは60〜90度が好ましい。なお、頂辺と底辺が等しく、θが90度のときは、矩形となる。この範囲であれば、レンズ面の接着面積を確保でき、レンズによる視野角制御効果も良好である。
レンズフィルムの製造方法は特に限定されないが、透明な樹脂フィルムまたはその上に積層したレンズ形成用樹脂層に、レンズ構造のメス型の金型または彫刻ロールで熱プレスを行って賦形する方法、レンズ構造を有する離型性シートの表面模様を樹脂フィルムに転写する方法、レンズを別に製造し、透明な樹脂フィルムに接着剤等で接着して製造する方法、平坦なフィルムを、レーザー等の高エネルギー活性線で直接彫刻する方法等が挙げられる。
樹脂フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステルおよびその変成体;ポリカーボネート;ポリ(メタ)アクリル酸メチル等のアクリル樹脂;ポリスチレン、ポリメチルペンテン、環状ポリオレフィン重合体およびその変成体;トリアセチルセルロース;ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等が挙げられる。
また、上記フィルムを基材フィルムとして、この基材フィルム表面に、メラミン系、ウレタン系、アクリル系、シリコーン系、オキセタン系等の硬化性樹脂層を積層し、未硬化または半硬化状態で、熱プレスや金型等でレンズの賦形を行い、その後硬化を終了させる方法もレンズフィルムの好適な製造方法である。硬化方法は特に限定されないが、硬化度のコントロールが容易な点で紫外線や電子線等の活性線で硬化する方法が好ましい。
レンズフィルムのトータル厚みとしては、レンズ部も含めて、50〜500μmが好ましい。
レンズフィルムのレンズ部の反対面に傷付き防止層を設けてもよい。反対面が最表層となるので、この面に傷付き防止層を設けることで、レンズフィルムに傷が付くのを防止できる。傷付き防止層としては、前記した硬化性樹脂を硬化した層が好ましく、その他に、公知のハードコート層であれば、特に限定されず使用できる。
本発明の表示画面用光学フィルターは、レンズフィルムのみからなるものであってよい。この場合は、レンズフィルムに接着剤を塗布したり、両面粘着テープを利用したり、固定治具を用いる等の方法で、レンズ面を液晶ディスプレイの表示画面側にした状態で取り付ける。レンズ部が突条の場合は、突条が上下方向に延びるように取り付ける。なお、取付けに際しては、レンズ部間の谷部の空間を保持した状態で取り付けなければならない。この空間が保持されないと、レンズ部による視野角制御機能が発現しなくなるからである。特に、接着剤を利用する場合は、谷部が埋められてしまうことがあるので、レンズフィルムの面状部のみに塗布するか、フィルターの四隅のみ塗布して固定する等の工夫が必要となる。一般的な両面粘着テープ等を利用する場合は、上記接着剤で固定する場合の問題は回避されるが、例えば、貼り付けに失敗した場合や、使用中に表示画面用光学フィルターが汚れたり傷が付いて画像の視認性が低下した場合等に、フィルターを取り外すことが困難であったり、無理に外すことで粘着剤が表示画面側に残り、画面を汚すことがあるので、フィルターの四隅で固定する等、接着剤の場合と同様の対応をするのが好ましい。
予め、両面粘着シートとレンズフィルムを組み合わせて、表示画面用光学フィルターとしてもよい。この場合は、レンズフィルムのレンズ面に、第1粘着層、支持体、第2粘着層およびセパレートフィルムが積層された構成とするのがよい。第1粘着層とセパレートフィルムだけでも構わないが、レンズ面の接着面積は面状部のみで小さいため、表示画面への固着力を高めるには、第1粘着層を強力な粘着剤で構成する必要がある。そうすると、上記と同様の問題が発生する。そこで、上記構成のように第2粘着層を設け、後述のように自己粘着性の粘着剤で構成しておくと、貼り付けミスが起こっても、容易に剥がせる上に、再度貼り直すことができる。
上記第1粘着層は、レンズフィルムを両面粘着シートにしっかりと付着させるための粘着層である。第1粘着層を形成するために用いられる粘着剤は特に限定されないが、感圧粘着剤の使用が好ましい。特に、幅広いグレードのものが市販されているアクリル系粘着剤が好ましく(例えば、綜研化学社製の「SKダイン」シリーズ)、特に透明性に優れた粘着層を形成し得る光学用のアクリル系粘着剤が好ましい。第1粘着層の厚さは特に限定されず、例えば、3〜200μmが好ましい。5〜50μmがより好ましく、10〜30μmがさらに好ましい。
上記支持体は、透明性に優れた樹脂フィルムが好ましい。前記したレンズフィルム用樹脂フィルムがいずれも使用可能である。支持体の厚さは特に限定されず、1〜300μmが好ましい。5〜100μmがより好ましく、10〜50μmがさらに好ましい。支持体には、コロナ処理、フレーム処理、プラズマ処理等の公知の接着性向上処理を行ってもよい。
第2粘着層は、表示画面に本発明の表示画面用光学フィルターを付着させるための粘着層である。アクリル系粘着剤でもよいが、リペア性に優れた粘着層であることが好ましく、柔軟性のある表面平滑で自己粘着性と再剥離性を有する自己粘着層とするのが好ましい。表示画面に第2粘着層を当接し、手で押さえるだけで気泡を入れることなく均一に取付けることができ、作業性が良好である。また、貼着ミスがあった場合、ゲーム機のように画面の縦と横が切り替わる場合、画面形成部が90度回転可能に構成されている携帯電話の場合等、必要に応じて剥離し、再度貼り付けることができ、貼着ミスがあっても貼り直しが可能である。さらに剥離跡に自己粘着層が残ることがないため、表示画面を汚すこともない。
自己粘着層は、ゴムやエラストマー等で形成されていることが好ましく、ゴムとしては、天然ゴム、シリコーンゴム、エチレンプロピレンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム、スチレンブタジエンゴム、クロロプレンゴム、アクリルゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム等が、エラストマーとしては、ポリエステル系、ポリアミド系およびポリオレフィン系の熱可塑性エラストマー等が挙げられる。また塩化ビニル系樹脂に可塑剤や他の軟質ポリマーを配合した軟質塩ビも使用可能である。これらの柔軟性ポリマーは、1種類だけ用いてもよく、また2種類以上を混合して用いてもよい。これらの中では、シリコーンゴムが好ましい。上記の柔軟性ポリマーは、透明度を阻害しない範囲で各種の機能化剤、安定化剤、粘着助剤等を含有することができる。第2粘着層の厚さは特に限定されず、例えば、3〜100μmが好ましい。5〜80μmがより好ましく、8〜50μmがさらに好ましい。
セパレートフィルムは、第2粘着層を保護するためのものであり、使用時には剥離されるため、透明性は要求されない。紙、合成紙、各種フィルムに、シリコーン系やフッ素系の離型処理を施したものを用いればよい。特殊な離型処理が好ましい場合もある。
第1粘着層と第2粘着層は、それぞれ粘着の目的が異なるので、粘着力に差があることが好ましい。例えば、JIS Z0237に準じて180度剥離法で測定した耐熱性ガラスに対する粘着力として、第1粘着層が0.5N/20mm超〜10N/20mmの範囲で、第2粘着層が0.01〜0.5N/20mmの範囲であるのが好ましい。第1粘着層は、少ない接着面積でもレンズフィルムと両面粘着シートとをしっかりと固着するためのものであるのに対し、第2粘着層は貼り直し可能なリペアー性を備えていることが好ましいためである。また、上記と同様の方法で測定したレンズフィルムと第1粘着層との間の粘着力は、0.5N/20mm超〜8N/20mmの範囲が好ましい。なお、粘着力は、耐熱性ガラスに20mm幅の試料を2Kgのローラを用いて約29mm/秒の速さで2往復することにより貼着し、23℃の雰囲気下で、引張速度300mm/minで引っ張り試験を行い、最大引張強度を粘着力(N/20mm)とする。
第1粘着層や第2粘着層が支持体との間で界面剥離を起こすのを防止するために、支持体と各粘着層との間に、公知の接着改良層等を設けてもよい。
上記の両面粘着シートを備えた本発明の表示画面用光学フィルターの製造方法は特に限定されないが、最も簡便な方法は、レンズフィルムと両面粘着シートを別々に製造し、レンズフィルムのレンズ面を両面粘着シートの第1粘着層に貼り付ける方法である。
本発明の表示画面用光学フィルターは、第2粘着層のセパレートフィルムを剥がし、液晶ディスプレイの表示画面に貼り付けることで使用できる。レンズ部が突条の場合は、突条が上下方向に延びるように取り付ける。
以下、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明は、もとより下記実施例によって制限を受けるものではなく、本発明の趣旨に適合し得る範囲で適宜変更を加えて実施することも可能であり、それらは、いずれも本発明の技術的範囲に含まれる。
実施例1
レンズフィルムの基材フィルムとして「コスモシャイン(登録商標)A4300」(東洋紡績社製の両面易接着処理済みポリエステルフィルム;厚さ50μm)を用い、片面に紫外線硬化型ハードコート塗料(大日本精化工業社製;「セイカビーム(登録商標)EXF−01B」)を乾燥後の膜厚が5μmになるように塗工し、乾燥して溶剤を除去した。高圧水銀灯で、800mJ/cm2の紫外線を照射して塗膜を硬化させ、平滑な傷付き防止層を形成した。
この傷付き防止層の反対面側に、アクリル系紫外線硬化性樹脂(テスク社製;「A−1719」)を、厚さ35μmとなるように塗布した。300mJ/cm2の紫外線を照射して、塗膜を半硬化させた。次いで、図3に示した縦断面台形状を有する直線突条のレンズ部を形成するために、直線突条に対応する溝状部を有する彫刻ロールを用いて、上記半硬化塗膜に直線突条を形成した。続いて、700mJ/cm2の紫外線を照射して、塗膜を完全に硬化させた。図2に示したような直線突条のレンズ部が多数並設されたレンズフィルムが得られた。なお、直線突条の断面は、図3におけるL1が18μm、L2が33μm、L3が18μm、Hが29μm、θが約75度である等脚台形とした。
上記レンズフィルムを携帯電話の表示画面(ディスプレイ部)に固定治具で取り付けた。取付けに際しては、レンズ部を表示画面側に向けて、突条が上下方向に延びるように取り付けた。
画像を表示させて正面から見たところ、よく見え、視認性良好であったが、横方向から斜めに見た場合、画像が見えにくく視認性が低下した。本発明の光学フィルターは視野角制御機能が優れていることが確認できた。また、この視野角制御機能は雰囲気の明るさに関係なく維持されており、覗き見防止効果は明所および暗所のいずれにおいても発現した。
比較例1
実施例1で得られたレンズフィルムを、実施例1で用いた携帯電話の表示画面に、レンズ部が表示画面側と反対側になるように固定するように変更する以外は、実施例1と同様にして取り付けた。画像を表示させて正面から見たところ、よく見え、視認性良好であった。明るい雰囲気下、例えば、外光が充分に採り入れられた雰囲気下や、照明が点灯された状態の室内においては、横方向からの視認性が低下し、視野角制御機能が発現したが、暗い雰囲気下、例えば夜間で照明の届かない場所や、地下鉄の電車内部等では、横方向からも画像がよく見え、正面からの視認性とほとんど変化なく、視野角制御機能が発現しないことが確認できた。
比較例2
液晶表示装置において輝度向上用のプリズムシートとして市販されている、断面正三角形(底辺長50μm、高さ25μm)の三角柱が、頂角が90度になるように並列している構成のレンズフィルム(厚さ313μm)を、実施例1と同様にして、三角柱の頂点を表示画面側に向けて固定治具で取り付けた。画像を表示させて正面から見たところ、画像の輪郭がぼやけていた。また、視野角制御機能も実施例1の光学フィルターよりもかなり劣っていた。
実施例2
実施例1で用いた携帯電話の表示画面の四隅に透明タイプの両面粘着テープを小さく切って貼り、このテープを持ちいて、実施例1で得られたレンズフィルムを、レンズ部が表示画面側になるように、かつ、突条が上下方向に延びるように、取り付けた。この光学フィルターは実施例1と同等の性能を有しており、視野角制御機能に優れていた。
実施例3
シリカ等の補強剤を実質的に含まず、数平均分子量が15万(GPC法で測定、ポリスチレン換算)の未架橋のポリジメチルシロキサン骨格よりなる非反応性のシリコーン化合物(KF−96H−50万cs;信越化学工業社製)を、トルエンに対する質量比率が23%となるように秤量し、トルエンと共に真空脱泡装置付き撹拌機に投入し、大気圧下、室温で15時間撹拌して、トルエンに溶解させた。得られた溶液に、上記シリコーン化合物100質量部に対して、トリメチロールプロパントリメタクリレートが2質量部となるように添加し、均一に撹拌した後、真空脱泡装置を駆動し、ゲージ圧が−750mmHg(−0.1MPa)の真空下でさらに20分間撹拌し、脱泡した。次いで、脱泡後のシリコーン化合物溶液をロールコーターに供給し、前記した「コスモシャイン(登録商標)A4300」(厚さ38μm)の片面に、シリコーン化合物溶液を乾燥後の厚みが25μmとなるように塗布し、続いてオーブンに導入して80℃で乾燥した。
その後、ポリエステル系バインダー樹脂、高分子ワックスおよびアニオン系帯電防止剤および表面粗面化物質よりなる離型層を積層したポリエチレンテレフタレートからなる厚さ38μmのセパレートフィルムの離型層側が接するように積層し、200KV、18Mradのエネルギーで電子線を照射してシリコーンゴム粘着層の架橋を行った。
続いて、もう片面に、光学用アクリル系粘着剤であるSKダイン2094(綜研化学社製)を乾燥後の厚さが25μmになるように塗布し、130℃で3分間乾燥し、アクリル感圧粘着層を形成した。この粘着層の上にシリコーン処理されたポリエチレンテレフタレートからなる厚さ38μmのセパレートフィルム(E7002;東洋紡績社製)を積層し、両面粘着シートを得た。
実施例1で得られたレンズフィルムを上記両面粘着シートと貼り合わせ、本発明の光学フィルターを得た。貼り合わせに際しては、レンズ面の面状部とアクリル感圧粘着層(第1粘着層に該当する)とを貼り合わせた。このフィルターを、実施例1で用いたものと同じ携帯電話の表示画面に、シリコーンゴム自己粘着層(第2粘着層に該当する)で、直線突条が上下方向に延びるように貼り付けた。この光学フィルターは実施例1と同等の性能を有しており、視野角制御機能に優れていた。
この構成の光学フィルターは、予め両面粘着シートがレンズフィルムに一体化されているため、貼着性に優れていた。また、自己粘着層はリペアー性を有しているので、簡単に取り外せ、再度貼着することもできた。一旦、取り外したときには、表示画面には全く糊残りはなく、表示画面の汚染は認められなかった。
なお、別途粘着力を前記した方法で測定したところ、レンズフィルムとアクリル系の感圧粘着層(第1粘着層)との粘着力は4.8N/20mmであり、第1粘着層と耐熱性ガラスとの粘着力は11.4N/20mmであった。シリコーンゴム第2粘着層と耐熱性ガラスとの粘着力は0.1N/20mmであった。
比較例3
実施例3において、レンズフィルムを、レンズ部と反対面側がアクリル系感圧粘着層と接するように貼り合わせる以外は実施例3と同様にして光学フィルターを得て、実施例1と同様の携帯電話の表示画面に、実施例3と同様に貼り付けた。この光学フィルターは比較例1の光学フィルターと同様に視野角制御機能が劣っていた。
比較例4
アクリル感圧粘着層を形成する前の工程までを実施例3と同様にして、片面にシリコーンゴム系自己粘着層が形成された片面粘着シートを得た。この片面粘着シートのシリコーンゴム系自己粘着層と反対面側に、アクリル系UV硬化型透明接着剤(NORLAND社製UV硬化型接着剤;NOA72)を用いて、実施例1で得られたレンズフィルムのレンズ部がポリエステルフィルム支持体に当接するように接着した(照射量700mJ/cm2)。このフィルターの自己粘着層で実施例1と同様の携帯電話の表示画面に、実施例3と同様に貼り付けた。接着剤でレンズフィルムと片面粘着シートを固着する際にレンズ部の谷部が接着剤によって埋められてしまったため、レンズ効果が消失し、このフィルターでは、視野角制御機能が発現しなかった。
比較例5
比較例2で用いたプリズムシートを、実施例3と同様にして両面粘着シートと一体化させて、光学フィルターを得た。実施例3と同様にして携帯電話に貼り合わせたが、正面から見たときの画像の輪郭がぼやけており、実施例3に比べ視認性が低下していた。また、視野角制御機能も劣っていた。また、この光学フィルターは、レンズ部とアクリル系感圧粘着層との粘着力が弱く、軽い力でレンズフィルムが剥離することがあった。
実施例4
直線突条の断面形状を図4に示した凸字状に変更する以外は、実施例1および実施例3と同様にして光学フィルターを得た。実施例3と同様にして携帯電話の表示画面に取り付けたところ、実施例3の光学フィルターと同等の性能を有しており、視野角制御機能に優れるものであった。
実施例5
レンズフィルムとして、ポリカーボネート樹脂フィルム(三菱エンジニアリングプラスチックス社製;「FE−2000」;厚さ100μm)の片面に、加熱エンボスロールで実施例1と同一形状のレンズ部を形成したものを用いた以外は実施例3と同様にして光学フィルターを得て、携帯電話に貼り合わせた。このフィルターは、実施例3の光学フィルターと同等の性能を有しており、視野角制御機能に優れるものであった。
本発明の表示画面用光学フィルターは、液晶表示装置を使用する際の周囲の明暗にかかわらず、正面から眺めたときの画像視認性に優れ、かつ、視野角制御機能にも優れており、横からの覗き見を防止することが可能である。従って、本発明の表示画面用光学フィルターは、パソコン、コピー機、ファクシミリ等のOA機器、キャッシュディスペンサー、ATM、ゲーム機、テレビ、時計、携帯電話等、広い分野で使用されている液晶表示装置の視野角制御用の光学フィルターとして有用である。
レンズ部が四角錐台のレンズフィルムの斜視拡大図である。 レンズ部が縦断面台形状の直線突条のレンズフィルムの斜視図である。 縦断面台形状のレンズ部の断面模式図である。 実施例4で用いた縦断面凸字状のレンズ部の断面模式図である。

Claims (7)

  1. ディスプレイの表示画面前面に取付けて可視範囲をコントロールするための表示画面用光学フィルターであり、底面と略平行な面状部を頭頂に有する略同一高さのレンズ部が多数形成されたレンズフィルムを、レンズ部の上記面状部を表示画面側に向けて、レンズ部間の谷部の空間を保持したまま取り付けて使用するものであることを特徴とする表示画面用光学フィルター。
  2. 上記レンズフィルムのレンズ部が、四角錐台であるか、突条の長手方向に直交する方向の縦断面が、台形、矩形または凸字状の突条部であり、四角錐台または台形の斜辺の底辺に対する傾斜角が60〜90度未満である請求項1に記載の表示画面用光学フィルター。
  3. 上記レンズフィルムが透明基材フィルムの片面にレンズ部を形成したものである請求項1または2に記載の表示画面用光学フィルター。
  4. 上記レンズフィルムがレンズ部の反対側に傷付き防止層を備えている請求項1〜3のいずれかに記載の表示画面用光学フィルター。
  5. 上記レンズフィルムが、レンズ部の表面に、第1粘着層、支持体、第2粘着層、セパレートフィルムをこの順に積層したものである請求項1〜4のいずれかに記載の表示画面用光学フィルター。
  6. 第2粘着層で表示画面に取り付けられる請求項5に記載の表示画面用光学フィルター。
  7. 第2粘着層が自己粘着層である請求項5または6に記載の表示画面用光学フィルター。



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