JP2003336020A - 両面粘着シート、粘着シート積層板材及び積層体 - Google Patents
両面粘着シート、粘着シート積層板材及び積層体Info
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Abstract
要さずにはり合わせることが可能な両面粘着シート及び
粘着シート積層体、さらにこれらを用いて構成された積
層体を提供する。 【解決手段】 両面粘着シート1の片面もしくは両面の
粘着表面に、凹凸パターンを施した離型フィルム3によ
って凹凸パターンが形成されている。凹凸パターンは離
型フィルムを剥がした後も粘着面に形成されており、被
着体に貼ることで凹凸パターンが消失する。好ましくは
両面粘着シート1は架橋体であって、周波数1Hzのせ
ん断モードで動的粘弾性測定法により測定した時の貯蔵
弾性率G’が2×103〜4×104Paの範囲であ
る。両面粘着シートの厚み(D)が100〜2000μ
mの範囲であり、厚み(D)と凹凸パターンの山と谷の
最大差(Rmax)の比(Rmax/D)が1〜10%の範囲
とする。
Description
防災の要求される住宅建材用窓、工作機械用窓、車両用
窓、貴金属や美術品のショーケース、金融関係の窓、積
層光学レンズ等の合わせガラスや耐衝撃性、軽量性、視
認性の求められる液晶表示、プラズマディスプレイ(P
DP)表示、EL表示等の平面型画像装置及び太陽電池
パネル等の透明保護パネル積層体を構成するのに好適に
使用される両面粘着シート、粘着シート積層板材及び積
層体に関する。
ス板が主に用いられていたが、近年これらの防犯性、安
全性、防災性、軽量化、耐衝撃性向上の要求が高まり、
ガラス板に代わる材料としてアクリル板やポリカーボネ
ート(PC)板などの合成樹脂板を合わせた異種合わせ
ガラスが広く用いられるようになった。しかしながら、
ガラス板と合成樹脂板の線膨張係数が異なることから、
従来の熱可塑性樹脂を用いたオートクレーブ方式あるい
は紫外線や熱硬化型液状接着剤を用いた方式では合わせ
ガラス作製後に反り、剥離、割れなどを生じるという問
題があった。また、画像表示装置等に保護パネルを積層
する場合では圧力や熱が加えにくく簡易に積層できなか
った。さらに、年々過激化する犯罪に対して従来の窓貼
りフィルムでは防犯性や安全性能が充分でないため、車
両、一般住宅、金融や高価な物品を扱う店舗関係の窓や
ショーケースにPC合わせガラス等を使用する要求が高
まっているが、大面積になるほど反り、剥離、割れが大
きくなること、また既存の窓を取り替えなければならな
いこと等の問題があった。
術の問題点を考慮してなされたもので、場所を問わず、
常温で簡便に、特別な技術を要さずにはり合わせること
が可能な両面粘着シート及び粘着シート積層体、さらに
これらを用いて構成された積層体を提供することを目的
とするものである。
粘着表面に、凹凸パターンを施した離型フィルムによっ
て凹凸パターンが形成されていることを特徴とする両面
粘着シートである。
ものとすることができる。 (2) 前記凹凸パターンは離型フィルムを剥がした後も粘
着面に形成されており、被着体に貼ることで凹凸パター
ンが消失するものであることを特徴とする。 (3) 前記両面粘着シートは架橋体であって、周波数1H
zのせん断モードで動的粘弾性測定法により測定した時
の貯蔵弾性率G’が2×103〜4×104Paの範囲
であることを特徴とする。 (4) 前記両面粘着シートの厚み(D)が100〜200
0μmの範囲であり、厚み(D)と凹凸パターンの山と
谷の最大差(Rmax)の比(Rmax/D)が1〜10%の
範囲であることを特徴とする。 (5) 前記両面粘着シートの粘着面には網目状のパターン
が面内に配置され、底辺が1.0〜10mm、かつ頂角
30〜90°の菱形の截頭角錐状に凸パターン形成され
ており、凹部の溝巾が0.1〜1.0mmであることを
特徴とする。 (6) 前記両面粘着シートの粘着面には円状のパターンが
面内に配置されており、円の直径が1.0〜10mmで
球冠状に凸パターン形成されていることを特徴とする。 (7) 前記両面粘着シートの粘着面にはストライプ状のパ
ターンが面内に配置されており、凸部のストライプの巾
が1.0〜10mm、凹部のストライプの巾が0.1〜
1.0mmで交互にパターン形成したことを特徴とす
る。 (8) 前記のような両面粘着シートがガラス板もしくは合
成樹脂板の片面もしくは両面に積層されており、該粘着
シート表面に、凹凸パターンを施した離型フィルムによ
って凹凸パターンが形成されていることを特徴とする粘
着シート積層板材である。 (9) 前記のような両面粘着シート又は粘着シート積層板
材の離型フィルムを剥がした、凹凸パターンを形成した
粘着面を介してガラス板又は合成樹脂板をはり合わせた
ことを特徴とする積層体である。 (10) 凹凸パターンを形成した粘着面をガラス板又は合
成樹脂板に接触させて、押圧によって凹部の溝から空気
を逃がしながら粘着シートの凸部を変形・圧着させて凹
凸パターンを消失させる方法で作製することを特徴とす
る(9)記載の積層体である。
する。請求項1記載の発明は、片面もしくは両面の粘着
表面に、凹凸パターンを施した離型フィルムによって凹
凸パターンが形成されていることを特徴とする両面粘着
シートである。凹凸パターンは粘着面の凹凸パターンを
ポジ型とした場合、予めネガ型の凹凸パターンを賦形し
た離型フィルムを粘着シート面に貼りつけることで粘着
シートに凹凸パターンを転写させる方法で得ることがで
き、架橋体である透明粘着シートでは、はじめから粘着
シートを凹凸パターンで架橋する(凹凸パターンを賦形
した離型フィルムを貼ってから架橋する)方法と、粘着
シートを平面状態で架橋した後に凹凸パターンを転写す
る(架橋した後に凹凸パターンを賦形した離型フィルム
を貼る)方法のどちらでもよいが、望ましくは粘着シー
トを架橋した後に凹凸パターンを転写する後者の方法が
よい。予めネガ型の凹凸パターンを賦形した離型フィル
ムは、例えば、エンボスロール等を用いて作製すること
ができる。離型フィルムの厚さは特に限定されない。
シートの片面あるいは両面に形成してもよい。図1
(a)は、両面粘着シート1の片面に凹凸パターンを形
成した例を示し、両面粘着シート1の片面に凹凸パター
ンを賦形した離型フィルム3が積層され、他方の面には
凹凸パターンのない平面状の離型フィルム2が積層され
ている。図1(b)は、両面粘着シート1の両面に凹凸
パターンを形成した例を示し、両面粘着シート1の両面
に、凹凸パターンを賦形した離型フィルム3が積層され
ている。
型フィルムを剥がした後も粘着面に形成されており、被
着体に貼ることで凹凸パターンが消失するものであるこ
とを特徴とする両面粘着シートである。前記粘着面の凹
凸パターンは離型フィルムに施されたネガ型パターンに
よって形状保持されており、離型フィルムを剥がした後
も圧力・温度等を加えない限りパターン形状が保持され
ているが、被着体に接触させて低い圧力を加えて貼るこ
とで凹凸パターンが消失し、被着体に全面的に密着した
状態となる。
体であって、周波数1Hzのせん断モードで動的粘弾性
測定法により測定した時の貯蔵弾性率G’が2×103
〜4×104Paの範囲であることを特徴とする両面粘
着シートである。この両面粘着シートは、好ましくは、
粘着剤をシート状に成形した後に紫外線を照射して架橋
させることにより得られる。
性測定装置ダイナミックアナライザーRDAIIを用いて
以下の条件で測定した。 ・温度:20〜150℃ ・角振動数:ω=0.005〜500rad/sec ・パラレルプレート:25mmφ ・歪み量:3%
せ時に凹凸パターンの消失する柔軟性、粘着性及び架橋
体であることから貼り合わせ後の耐久性が得られる。
G’が2×103Pa未満の場合は柔らかすぎて、凹凸
パターンが被着面に接触した瞬間に消失し、特に周囲が
先に消失した場合に空気が閉じこめられて外観不良にな
り易い。逆に4×104Paを超える場合は硬くなり、
凹凸パターンを賦形して架橋した方法では貼り合わせ時
にパターン形状が消失しにくく良好な外観が得にくい。
架橋後にパターンを転写する方法では正確なパターン形
状が得られず貼り合わせ時に空気が残り良好な外観が得
にくい。
厚み(D)が100〜2000μmの範囲であり、厚み
(D)と凹凸パターンの山と谷の最大差(Rmax)の比
(Rmax/D)が1〜10%の範囲であることを特徴と
する(図2参照)。なお、図2(a)は、両面粘着シー
ト1の片面が合成樹脂板4に貼られた状態(離型フィル
ムは剥がされている状態)を示している。薄い板材を合
わせる場合は比較的粘着シートの厚みは薄くでき、逆に
厚い板材を合わせる場合は比較的粘着シートを厚くする
必要があり、100〜2000μmの範囲が好ましい。
また、粘着シートの厚み(D)に対して、凹凸の山と谷
の最大差(Rmax)の比(Rmax/D)が1〜10%の範
囲にあることが板材を合わせる過程で空気を逃がしなが
ら、かつ凹凸を消失させて積層体を得ることに適してい
る。Rmax/Dが1%以下の場合は、凹凸粘着面を被着
面に接触させて直ちに凹凸が消失しまい、部分的に空気
が残る外観が生じる。逆に10%以上の場合は低い圧力
では完全に凹凸が消失せず凹凸パターンが残存する合わ
せ外観を生じるのである。凹凸パターンは、規則性のあ
るものが好ましい。また、好ましくは凹部は、粘着シー
トの端部に至るように繋がった線状をもって形成され
る。凹部が空気の逃げ道となる。
ト1に形成される凹凸パターンの具体的形状について規
定したものである。凹凸パターンは、合わせ面から空気
が逃げる形状の凹凸パターンであればどんな形状でもよ
いが、好ましくは請求項5記載のように、網目状のパタ
ーンが面内(面上)に配置され、底辺が1.0〜10m
m、かつ頂角30〜90°の菱形の截頭角錐状に凸パタ
ーン形成されており、凹部の溝巾が0.1〜1.0mm
であることを特徴とする形状である(図2参照)。
に、両面粘着シート1に、円状のパターンが面内に配置
されており、円の直径が1.0〜10mmで球冠状に凸
パターン形成されていることを特徴とする形状である。
に、両面粘着シート1に、ストライプ状のパターンが面
内に配置されており、凸部のストライプの巾が1.0〜
10mm、凹部のストライプの巾が0.1〜1.0mm
であることを特徴とする形状である。
粘着シートがガラス板もしくは合成樹脂板の片面もしく
は両面に積層されており、該粘着シート表面に、凹凸パ
ターンを施した離型フィルムによって凹凸パターンが形
成されていることを特徴とする粘着シート積層板材であ
る。両面粘着シートの少なくとも凹凸パターンを有する
面と反対側の粘着面の離型フィルムを剥がしてガラス板
又は合成樹脂板等の透明板材に貼った粘着シート積層板
材を予め作製しておき、窓材、表示パネル等に凹凸パタ
ーンを残した粘着シート表面側の離型フィルムを剥がし
て貼り合わせることで、手軽に積層体を得ることができ
る。
板材の片面もしくは両面に粘着シートを貼ってもよく、
板材と反対側の粘着面には、凹凸パターンを施した離型
フィルムによって凹凸パターンが形成されていることが
重要である。図5(a)〜(d)は、その構成例を示す
もので、合成樹脂板4又はガラス板5の片面もしくは両
面に両面粘着シート1が貼られており、両面粘着シート
1の、板材(合成樹脂板4又はガラス板5)と反対側の
粘着面には、凹凸パターンを施した離型フィルム3によ
って凹凸パターンが形成されている。
面粘着シート又は粘着シート積層板材の離型フィルムを
剥がした凹凸パターンを有する粘着面を介してガラス板
又は合成樹脂板を合わせた積層体である。積層体は好ま
しくは透明の積層体として構成される。積層体の層構成
は、図6(a)〜(e)に示すように、両面粘着シート
1を介して、例えば(a)合成樹脂板4/ガラス板5、
(b)合成樹脂板4/合成樹脂板4、(c)ガラス板5
/ガラス板5、(d)合成樹脂板4/ガラス板5/合成
樹脂板4、(e)ガラス板5/合成樹脂板4/ガラス板
5等、種々考えられるが、用途に応じて合成樹脂板4と
ガラス板5を任意に合わせても問題はない。
両面粘着シート又は粘着シート積層板材における凹凸パ
ターンを形成した粘着面をガラス板又は合成樹脂板に接
触させて、押圧によって凹部の溝から空気を逃がしなが
ら粘着シートの凸部を変形・圧着させて凹凸パターンを
消失させる方法で作製することを特徴とする積層体であ
る。従来の凹凸パターンのない平面状の粘着シートでは
片方の端部を浮かして徐々に接するようにし、片方の端
部から空気を逃しながら貼らなければならかったが、凹
凸パターンがあることにより、離型フィルムを剥がした
粘着面の全面を同時に被着面に接触させても先ず凸部の
み接着し、凹部から空気を逃すことができ、さらに凸部
を圧着させて凹凸パターンを消失させながら合わせるこ
とが可能である。このとき、手で圧力を加えながら合わ
せることも可能だが、均等に線圧力を加えることができ
るハンドロール等のローラー状の器具や均等に面積で圧
力を加えることができるプレス状の器具を用いて合わせ
る方が好ましい。
これに限定されるものではない。 (実施例1)未架橋アクリル酸エステル共重合体100
重量部に対してグリシジルメタクリレート0.1重量
部、ベンゾフェノン1.0重量部を加熱・攪拌して10
0μmの平滑な離型ポリエチレンテレフタレート(PE
T)フィルムの間に500μmのシート状に成形した後
に、離型PETフィルム越しに高圧水銀ランプを用いて
積算光量4000mJ/cm2で紫外線を照射して架橋
した粘着シートを用いた。なお、前記アクリル酸エステ
ル共重合体の組成は、n−ブチルアクリレート:78.
4重量%、2−エチルヘキシルアクリレート:19.6
重量%、アクリル酸:2.0重量%を共重合させたもの
で、アクリル酸エステル共重合体のGPCで測定した分
子量及び分子量分布は重量平均分子量(MW):2.2
7×106、重量平均分子量/数平均分子量(MW/M
N):3.6であった。
ムを剥がして、凹凸パターン加工した38μm離型PE
Tフィルムをハンドロールで貼り代えて粘着シート面に
凹凸を転写させて両面粘着シートを得た。次に両面粘着
シートの平滑な100μm離型PETフィルムを剥がし
て、厚さ2mm×巾200mm×長さ300mmのポリ
カーボネート(PC)板にハンドロールで貼り合わせて
粘着シート積層板材を得た。前記凹凸パターン加工した
38μm離型PETで転写した粘着面の凹凸形状は網目
状にパターンが配置されており、凸部の形状は底辺2m
m、頂角70°の菱形状で、凹部の溝巾は0.2mm
で、凹凸の最大差(Rmax)は20μmであった。
リル酸エステル共重合体100重量部に対してグリシジ
ルメタクリレート0.1重量部、ベンゾフェノン1.0
重量部、さらにアセチルアセトン亜鉛0.5重量部を加
えて加熱・攪拌して100μmの平滑な離型PETフィ
ルムの間に500μmのシート状に成形した後に離型P
ETフィルム越しに高圧水銀ランプを用いて積算光量4
000mJ/cm2で紫外線を照射して架橋した粘着シ
ートを用いた。上記粘着シートを2枚重ねて1000μ
mにした後、片方の離型PETフィルムを剥がして凹凸
パターン加工した38μm離型PETフィルムに貼り代
えて粘着シート面に凹凸を転写させて両面粘着シートを
得た。次に実施例1と同様の方法で粘着シート積層板材
を得た。
リル酸エステル共重合体100重量部に対してグリシジ
ルメタクリレート0.5重量部、ベンゾフェノン1.0
重量部、さらにジイソデシルフタレート50重量部を加
えて加熱・攪拌して100μmの平滑な離型PETフィ
ルムの間に200μmのシート状に成形した後に離型P
ETフィルム越しに高圧水銀ランプを用いて積算光量4
000mJ/cm2で紫外線を照射して架橋した粘着シ
ートを用いた。前記片方の離型PETフィルムを剥がし
て、凹凸パターン加工した38μm離型PETフィルム
に貼り代えて粘着シート面に凹凸を転写させて両面粘着
シートを得た。次に実施例1と同様の方法で粘着シート
積層板材を得た。
mの粘着シートを、凹凸パターンを転写することなく平
面状の両面粘着シートとなし、これを用いて実施例1と
同様の方法で粘着シート積層板材を得た。
リル酸エステル共重合体100重量部に対してグリシジ
ルメタクリレート1.0重量部、ベンゾフェノン2.0
重量部、さらにジイソデシルフタレート150重量部を
加えて加熱・攪拌して100μmの平滑な離型PETフ
ィルムの間に500μmのシート状に成形した後に離型
PETフィルム越しに高圧水銀ランプを用いて積算光量
4000mJ/cm2で紫外線を照射して架橋した粘着
シートを用いた。上記粘着シートの片方の離型PETフ
ィルムを剥がして、凹凸パターン加工した38μm離型
PETフィルムに貼り代えて粘着シート面に凹凸を転写
させて両面粘着シートを得た。次に実施例1と同様の方
法で粘着シート積層板材を得た。
リル酸エステル共重合体100重量部に対してグリシジ
ルメタクリレート0.1重量部、ベンゾフェノン1.0
重量部、さらにアセチルアセトン亜鉛1.5重量部を加
えて加熱・攪拌して100μmの平滑な離型PETフィ
ルムの間に500μmのシート状に成形した後に離型P
ETフィルム越しに高圧水銀ランプを用いて積算光量4
000mJ/cm2で紫外線架橋した粘着シートを用い
た。上記粘着シートを2枚重ねて1000μmにした
後、片方の離型PETフィルムを剥がして、凹凸パター
ン加工した38μm離型PETフィルムに貼り代えて粘
着シート面に凹凸を転写させて両面粘着シートを得た。
次に実施例1と同様の方法で粘着シート積層板材を得
た。
リル酸エステル共重合体100重量部に対してグリシジ
ルメタクリレート0.5重量部、ベンゾフェノン1.0
重量部、さらにジイソデシルフタレート50重量部を加
えて加熱・攪拌して100μmの平滑な離型PETフィ
ルムの間に200μmのシート状に成形した後に離型P
ETフィルム越しに高圧水銀ランプを用いて積算光量4
000mJ/cm2で紫外線を照射して架橋した粘着シ
ートを用いた。上記粘着シートの離型PETフィルムを
剥がして、凹凸パターン加工した75μm離型PETフ
ィルムに貼り代えて粘着シート面に凹凸を転写させて両
面粘着シートを得た。次に実施例1と同様の方法で粘着
シート積層板材を得た。ここで用いた凹凸パターン加工
した75μm離型PETで転写した粘着面の凹凸形状は
網目状にパターンが配置されており、凸部の形状は底辺
3mm、頂角70°の菱形状で、凹部の溝巾は0.5m
mで、凹凸の最大差(Rmax)は50μmであった。
ート積層板材の粘着シート側から凹凸加工した離型フィ
ルムを剥がした後、積層板材の粘着シート面側を、水平
に置いたフロートガラス(厚さ3mm×巾200mm×
長さ300mm)面の上に載せて積層板材の自重で接触
させて静置した。次にハンドロール(重さ19.6N、
巾300mm)を用いて、積層板材の端部からもう一方
の端部までハンドロールの自荷重(線圧力:98mN/
cm)で、0.5m/分の速度で合わせ加工し、PC/
ガラス合わせ透明積層体を得た。作製したPC/ガラス
合わせ透明積層体についてそれぞれ合わせ面内を目視で
外観観察した。その結果を表1に示す。外観観察(合わ
せ外観):凹凸パターンの消失、気泡なし、剥離なしを
「○」とした。
波数で測定した貯蔵弾性率の範囲にあり、凹凸パターン
が特定の範囲にある両面粘着シートを用いることによ
り、外観上満足できる透明積層体を得ることができるの
が確認された。
張係数差による反り、剥離、割れは常温で合わせること
が可能な粘着シートを用いることにより解消され、さら
に、使用環境下における積層体の伸縮で発生する反り、
剥離、割れの問題も両面粘着シートの緩和によって解消
することができる。また、本発明によれば、場所を問わ
ず、常温で簡便に、特別な技術を要さずにはり合わせる
ことが可能な両面粘着シート及び粘着シート積層体、さ
らにこれらを用いて構成された積層体が提供される。そ
して、従来の平面の粘着シートに比べて、被着面との間
に空気が残存せず、外観に優れる積層体が得られる。
る。熱や圧力が加えにくい画像表示装置等の保護パネル
の製造工程においても十分積層可能であり、その製造が
容易となる。本発明の大きな特長として、既に設置され
た建材窓や表示装置等に対して、それを取り外すことな
く現場で簡便に透明板材を貼り合わせることが可能であ
ることが挙げられる。これにより、例えば、一般的に耐
衝撃性の良好なPC板に本発明の両面粘着シートを用い
た粘着シート積層板材をビル、一般住宅、金融業、貴金
属店、美術館、官公庁関係の窓、扉、展示ショーケース
等に対して既存のガラスに貼ることができ、防犯性、防
災性を向上させることができる。鉄道車両、建設・工事
車両、航空機、船舶等の窓に貼ることで飛来物や落下物
から乗客や運転者の安全性を向上させることができる。
輸送車両、警備車両では防犯性を向上させることができ
る。液晶表示やPDP表示等の平面型画像表示装置の場
合は保護パネルを直接表示パネルに貼ることができ、視
認性、耐衝撃性、軽量化、薄肉化を向上させることがで
きる。
範囲にある柔らかい両面粘着シートを用いることで、架
橋された平面状の粘着シート面に容易に凹凸パターンを
転写することが可能である。また、PC板やガラス板等
の透明板材を合わせる時に、低い圧力で凹部から空気を
逃すと同時に凸部を変形・圧着させて凹凸パターンが消
失し、被着体に全面的に密着した状態となる積層体を得
ることができる。
る。
るもので、(a)は凹凸パターンの断面図、(b)は凹
凸パターンの平面図である。
図である。
図である。
ある。
Claims (10)
- 【請求項1】 片面もしくは両面の粘着表面に、凹凸パ
ターンを施した離型フィルムによって凹凸パターンが形
成されていることを特徴とする両面粘着シート。 - 【請求項2】 前記凹凸パターンは離型フィルムを剥が
した後も粘着面に形成されており、被着体に貼ることで
凹凸パターンが消失するものであることを特徴とする請
求項1記載の両面粘着シート。 - 【請求項3】 前記両面粘着シートは架橋体であって、
周波数1Hzのせん断モードで動的粘弾性測定法により
測定した時の貯蔵弾性率G’が2×103〜4×104
Paの範囲であることを特徴とする請求項1又は2記載
の両面粘着シート。 - 【請求項4】 前記両面粘着シートの厚み(D)が10
0〜2000μmの範囲であり、厚み(D)と凹凸パタ
ーンの山と谷の最大差(Rmax)の比(Rmax/D)が1
〜10%の範囲であることを特徴とする請求項1〜3の
いずれかに記載の両面粘着シート。 - 【請求項5】 前記両面粘着シートの粘着面には網目状
のパターンが面内に配置され、底辺が1.0〜10m
m、かつ頂角30〜90°の菱形の截頭角錐状に凸パタ
ーン形成されており、凹部の溝巾が0.1〜1.0mm
であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
の両面粘着シート。 - 【請求項6】 前記両面粘着シートの粘着面には円状の
パターンが面内に配置されており、円の直径が1.0〜
10mmで球冠状に凸パターン形成されていることを特
徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の両面粘着シー
ト及び粘着シート積層板材。 - 【請求項7】 前記両面粘着シートの粘着面にはストラ
イプ状のパターンが面内に配置されており、凸部のスト
ライプの巾が1.0〜10mm、凹部のストライプの巾
が0.1〜1.0mmで交互にパターン形成したことを
特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の両面粘着シ
ート。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の両面粘
着シートがガラス板もしくは合成樹脂板の片面もしくは
両面に積層されており、該粘着シート表面に、凹凸パタ
ーンを施した離型フィルムによって凹凸パターンが形成
されていることを特徴とする粘着シート積層板材。 - 【請求項9】 請求項1〜7のいずれかに記載の両面粘
着シート又は請求項8に記載の粘着シート積層板材の離
型フィルムを剥がした、凹凸パターンを形成した粘着面
を介してガラス板又は合成樹脂板を貼り合わせたことを
特徴とする積層体。 - 【請求項10】 凹凸パターンを形成した粘着面をガラ
ス板又は合成樹脂板に接触させて、押圧によって凹部の
溝から空気を逃がしながら粘着シートの凸部を変形・圧
着させて凹凸パターンを消失させる方法で作製すること
を特徴とする請求項9記載の積層体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002147590A JP4942903B2 (ja) | 2002-05-22 | 2002-05-22 | 両面粘着シート、粘着シート積層板材及び積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002147590A JP4942903B2 (ja) | 2002-05-22 | 2002-05-22 | 両面粘着シート、粘着シート積層板材及び積層体 |
Publications (2)
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