JP2009257557A - リベット - Google Patents

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Nobuyoshi Nagashima
信由 永島
Akito Maekawa
昭人 前川
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Abstract

【課題】緩みを防止することができるリベットを提供する。
【解決手段】板材を継ぎ合わせるリベット10であって、前記リベット10の頭部12は、この頭部12に接する側の板材30の端縁から他の板材20が配される側へ突出する形状をなし、前記リベット10の頭部12のうち前記板材30の端縁から突出した部分には、前記他の板材20の板面に接する支持部13が設けられている。このような構成によれば、リベット10の頭部12に接する側の板材30に、他の板材20から離れる向きの力が作用した場合には、リベット10の支持部13が他の板材20に当接してリベット10の傾きが防止されるので、リベット10が緩むことを防止することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、板材を継ぎ合わせるリベットに関する。
従来より、リベットを使用して板材を継ぎ合わせることが行われている。例えば特許文献1には、樹脂成形部に突出して設けられたバスバーに、油温センサの本体部から側方に突出した端子を、リベットで連結する構造が開示されている。
特開2008−1225公報
しかしながら、上記のような構成では、バスバーから離れる向きの力が端子に作用すると、リベットを傾かせるようにして端子が撓む。繰り返し端子が撓むことで、少しずつリベットに緩みが生じるおそれがあるため対策が望まれていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、緩みを防止することが可能なリベットを提供することを目的とする。
本発明のリベットは、板材を継ぎ合わせるリベットであって、前記リベットの頭部は、この頭部に接する側の板材の端縁から他の板材が配される側へ突出する形状をなし、前記リベットの頭部のうち前記板材の端縁から突出する部分には、前記他の板材の板面に接する支持部が設けられていることに特徴を有する。
このような構成によれば、リベットの頭部に接する側の板材に、他の板材から離れる向きの力が作用した場合には、リベットの支持部が他の板材に当接してリベットの傾きが防止されるので、リベットが緩むことを防止することができる。
また、前記支持部は、前記リベットの頭部に接する側の板材の端縁に沿うように設けられているものとしてもよい。これにより、板材を繋ぎ合わせた状態では、リベットの支持部が、リベットの頭部に接する側の板材の端縁に沿って配されるから、板材に対するリベットの回転を防止することができる。
本発明によれば、緩みを防止することが可能なリベットを提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図1〜図6によって説明する。
本実施形態におけるリベット10は、金属製の板材を継ぎ合わせるものであり、ここでは、第1バスバー20に、第2バスバー30を継ぎ合わせる場合について説明する。なお、第1バスバー20が本発明の他の板材に該当し、第2バスバー30が、本発明のリベット10の頭部12に接する側の板材に該当する。
第1バスバー20は、図3に示すように、一端が樹脂成形品22にインサートされ、他端が片持ち状をなして樹脂成形品22から側方に突出している。第1バスバー20のうち樹脂成形品22から突出した部分の先端寄りの位置には、第1リベット孔21が形成されている。第1リベット孔21は円形状をなし、第1バスバー20を板厚方向に貫通している。
第2バスバー30は全体として細長い板状をなし、その一端部は図示しない部品等に接続され、他端部には第2リベット孔31が形成されている。第2リベット孔31は、第1リベット孔21とほぼ等しい大きさの円形状をなし、第2バスバー30を板厚方向に貫通している。なお、第2バスバー30の板厚寸法は第1バスバー20の板厚寸法よりも大きく、また第2バスバー30と第1バスバー20とは幅寸法が略同一である(図5参照)。
リベット10は金属製であって、第1リベット孔21および第2リベット孔31に挿通可能な軸部11を有している。軸部11は全体として円柱状をなし、その軸線方向の寸法は、第1バスバー20および第2バスバー30を重ね合わせた板厚寸法よりも大きい寸法とされている。軸部11の略半分は、内側が穴部とされた円筒状をなすかしめ部11Aとされている。
リベット10の頭部12は、軸部11の両端部のうちかしめ部11Aとは反対側の端部に設けられている。リベット10の頭部12は、略長方形の板状をなして軸部11の全周から側方(軸方向に対して略直交方向)に突出している。このリベット10の頭部12のうち短手方向における略中央位置で、長手方向における略中央位置よりも若干(後述する支持部13の幅寸法程度)一端側へ寄った位置に、軸部11が配置されている(図2参照)。リベット10は、頭部12の長手方向を第2バスバー30の長さ方向に沿う向きにして組み付けられる。
リベット10の頭部12の長手方向の寸法は、軸部11を第2リベット孔31に挿通させた状態で、その一端部が第2バスバー30の先端縁よりも先方(第2バスバー30が配される側)へ突出する大きさとされている(図4参照)。また、リベット10の頭部12の短手方向の寸法は、第2バスバー30の幅方向の寸法と略同一とされ、リベット10の頭部12は、第2バスバー30の全幅にわたり接触する。
リベット10の頭部12には、第1バスバー20の板面に接する支持部13が設けられている。支持部13は、リベット10の頭部12のうち長手方向一端側の端部(軸部11が寄った側とは反対側の端部であって、リベット10の頭部12のうち第2バスバー30の端縁から突出する部分)が、略直角方向に屈曲されてなる部分である。
支持部13は、軸部11の突出方向と同方向へ立ち上がる壁状をなし、その立ち上がり寸法は、第2バスバー30の板厚寸法と略同一の寸法とされている。なお、支持部13の立ち上がり寸法は、全幅にわたり一定とされている。
次に、第1バスバー20と第2バスバー30とを継ぎ合わせる作業について説明する。
まず、第1リベット孔21に第2リベット孔31の位置を合わせて、第2バスバー30の先端部を第1バスバー20の下側に重ねて配する。そして、同軸に連なって配された第1リベット孔21と第2リベット孔31とに、下方から軸部11を挿通させてリベット10を組み込む。
すると、軸部11のかしめ部11Aが第1バスバー20の上方へ突出するとともに、リベット10の頭部12の上面全体が第2バスバー30の下面に接触し、かつ支持部13の先端面全体が第1バスバー20の下面に接触した状態になる。また、リベット10の支持部13は第2バスバー30の端面に沿って配され、その側面(軸部11側の面)の全体が、第2バスバー30の端面の全体に接触した状態になる(図4参照)。
次いで、図示しないかしめ治具によりリベット10の軸部11に圧縮力を加え、かしめ部11Aを径方向の外側へ広げてかしめ付ける。すると、第1バスバー20と第2バスバー30の端部とは、かしめ部11Aと頭部12とにより両側から挟みつけられて一体になり、第1バスバー20と第2バスバー30とが継ぎ合わされた状態になる(図5参照)。
次に、上記のように構成された本実施形態の作用および効果について説明する。
第1バスバー20に第2バスバー30を繋ぎ合わせた状態で、第2バスバー30に下向きの力(第1バスバー20から離れる向きの力)が作用すると、第2バスバー30が、リベット10の頭部12のうち支持部13とは反対側の端部を下方へ押圧する。すると、リベット10の頭部12は、軸部11を支点として支持部13とは反対側の端部が下方へ変位する向きに傾こうとする。このとき、リベット10の支持部13が第1バスバー20の下面に当接することで、頭部12の傾きが防がれる。すなわち、リベット10の頭部12は、第2バスバー30により下方へ押圧されても、リベット10を傾かせるようにして繰り返し撓むことがないから、第1バスバー20と第2バスバー30とのうちリベット10にかしめ付けられた部分は密着した状態に保持され、もってリベット10が緩むことを防止することができる。
そして、リベット10が緩まないから、第1バスバー20と第2バスバー30との接触面積は確実に確保され、電気抵抗が大きくなることを防止することができる。
また、第1バスバー20の全幅にわたって支持部13が当接するから、その当接力は第1バスバー20に分散して作用する。したがって、第1バスバー20に対して局所的な力が作用しないから、耐久性の上で有利である。
また、リベット10の頭部12のうち第2バスバー30に接触する部分は、軸部11を中心として第2バスバー30の長手方向と短手方向とにほぼ対称であるからバランスがよい。
さらに、両バスバー20,30を繋ぎ合わせた状態では、リベット10の支持部13が、第2バスバー30の端縁に沿って配されるから、第2バスバー30に対するリベット10の回転を防止することができる。したがって、リベット10をかしめ付ける際にリベット10が回転し、頭部12が第2バスバー30から側方にはみ出した状態で、リベット10がかしめ付けられてしまうことを防止することができる。すなわち、リベット10が回転して頭部12に挟持される面積が減ってしまうことがなく、リベット10の頭部12の全面を第1バスバー20に当てた状態にしてリベット10の固着力を確実に確保することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、リベット10により第1バスバー20と第2バスバー30の端部同士を連結しているが、このリベット10によれば、例えば一方の板材の中間部に、他方の板材の端部を連結するようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、軸部11のかしめ部11Aは円筒状とされているが、かしめ部は内側が穴部ではない円柱状とされていてもよい。
(3)上記実施形態では、リベット10の頭部12は略長方形の板状をなしているが、頭部の形状はどのような形状であってもよい。
(4)上記実施形態では、第1バスバー20と第2バスバー30の端部同士を一のリベット10で継ぎ合わせているが、例えば、幅広の板材同士を、複数のリベット10を使用して幅方向の複数箇所で連結させ、継ぎ合わせてもよい。
(5)上記実施形態では、支持部13は、リベット10の頭部12の端縁に沿って設けられているが、これに限らず、例えば、頭部の第1バスバー20からの突出寸法を大きくし、その突出部分の中間に支持部を設けるようにしてもよい。
本実施形態にかかるリベットの外観斜視図 同平面図 リベットにより第1バスバーと第2バスバーとを継ぎ合わせる前の状態を表す側断面図 リベットにより第1バスバーと第2バスバーとが継ぎ合わされている状態を表す側断面図 同外観斜視図 第2バスバーに下向きの力が作用した様子を表す概念図
符号の説明
10…リベット
12…頭部
13…支持部
20…第1バスバー(他の板材)
30…第2バスバー(リベットの頭部に接する側の板材)

Claims (2)

  1. 板材を継ぎ合わせるリベットであって、
    前記リベットの頭部は、この頭部に接する側の板材の端縁から他の板材が配される側へ突出する形状をなし、
    前記リベットの頭部のうち前記板材の端縁から突出する部分には、前記他の板材の板面に接する支持部が設けられていることを特徴とするリベット。
  2. 前記支持部は、前記リベットの頭部に接する側の板材の端縁に沿うように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のリベット。
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