JP2009256482A - 天然ゴム及びその製造方法、並びにゴム組成物及びタイヤ - Google Patents

天然ゴム及びその製造方法、並びにゴム組成物及びタイヤ Download PDF

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Abstract

【課題】加工性及び破壊特性を損なうことなく、低発熱性が改良された天然ゴムの製造方法を提供する。
【解決手段】天然ゴムラテックス中に存在するゴム成分を溶解せず且つ非ゴム成分を溶解する溶媒に、天然ゴムラテックスを混合する工程を含むことを特徴とする天然ゴムの製造方法であり、前記溶媒と天然ゴムラテックスとを混合する工程においては、前記溶媒中に天然ゴムラテックスを滴下し、凝固させることが好ましい。また、前記溶媒は、溶解度パラメータが19.5〜30MPa1/2であることが好ましく、天然ゴムラテックスから非ゴム成分を排除することができることが好ましい。
【選択図】なし

Description

本発明は、天然ゴム及びその製造方法、並びに該天然ゴムを配合したゴム組成物、該ゴム組成物を用いたタイヤに関し、特に加工性及び破壊特性を損なうことなく、低発熱性が改良された天然ゴムの製造方法に関するものである。
一般に、天然ゴムは、タイ、マレーシア、インドネシア等の熱帯諸国を中心に産出され、その優れた物理特性を生かしてゴム業界、タイヤ産業界において幅広く、かつ多量に使用されている。また、天然ゴムは、「天然ゴム各種等級品の国際品質包装標準」(通称グリーンブック)によって、製造方法や品質に応じて格付けされている。主な天然ゴムの種類としては、リブドスモークドシート(RSS)と技術的格付けゴム(TSR)がある。
天然ゴムの製造は、通常、タッピング、凝固、洗浄(水洗い)、脱水、乾燥、パッキングの順に行われており、その産出種、グレード等に分けられている。例えば、上記リブドスモークシート(RSS)では、タッピングして採取された天然ゴムラテックスに酸等を添加し、ゴム成分を凝固(USS)させ、ゴム成分(固形ゴム)、非ゴム成分(天然ゴム漿液)及び沈積物に分離し、得られた固形ゴムを水洗及び脱水した後、この固形ゴムを約60℃で5〜7日間乾燥(スモーキング)する。また、技術的格付けゴム(TSR)では、タッピングして採取された天然ゴムラテックスを自然凝固(CL)させて、ゴム成分(固形ゴム)、非ゴム成分(天然ゴム漿液)及び沈積物に分離し、得られた固形ゴムを水洗及び脱水した後、この固形ゴムを110〜140℃で数時間熱風乾燥する。なお、凝固工程前の天然ゴムラテックス中に安定剤としてアンモニア等の塩基を加える場合もある。
国際公開第2006/035851号パンフレット
上記のように、従来の天然ゴムの製造方法においては、凝固剤としてギ酸、硫酸等の酸を用い、ゴム成分の凝固が行われる。しかしながら、かかる凝固工程においては、天然ゴムラテックス中に含まれる疎水性の非ゴム成分、例えば、糖質、タンパク質等が、固形ゴム中に残存するという問題がある。このように、疎水性非ゴム成分が残存する固形ゴムから得られる天然ゴムは、一般に損失正接(tanδ)が高く、発熱性の低減効果が低い。その結果、該天然ゴムを配合したゴム組成物は、タイヤの転がり抵抗を増大させることが考えられる。
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の問題を解決し、加工性及び破壊特性を損なうことなく、低発熱性が改良された天然ゴムの製造方法を提供することにある。また、本発明の他の目的は、かかる製造方法で得られる天然ゴムを提供することにある。更に、本発明の他の目的は、該天然ゴムを配合してなるゴム組成物及び該ゴム組成物を用いたタイヤを提供することにある。
本発明者は、上記目的を達成するために鋭意検討した結果、天然ゴムラテックス中にゴム成分として存在する天然ゴムを溶解することなく、天然ゴムラテックス中に含まれる非ゴム成分のみを溶解することが可能な溶媒に、天然ゴムラテックスを混合することで、加工性及び破壊特性を損なうことなく、低発熱性を改良した天然ゴムが得られることを見出し、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明の天然ゴムの製造方法は、天然ゴムラテックス中に存在するゴム成分を溶解せず且つ非ゴム成分を溶解する溶媒に、天然ゴムラテックスを混合する工程を含むことを特徴とする。
なお、本発明の天然ゴムの製造方法に用いる溶媒の溶解性については、物質(ゴム成分又は非ゴム成分)1gを任意の溶媒10gに加え、25℃、大気圧下で攪拌した場合に、均一で透明性を有する溶液が得られるものを「物質(ゴム成分又は非ゴム成分)を溶解する溶媒」とし、懸濁したり、分離が認められるものを「物質(ゴム成分又は非ゴム成分)を溶解しない溶媒」として定義される。
本発明の天然ゴムの製造方法の好適例においては、更に、前記溶媒と天然ゴムラテックスとを混合して得た固形ゴムを乾燥させる工程を含む。
本発明の天然ゴムの製造方法において、前記溶媒は、溶解度パラメータが19.5〜30MPa1/2であることが好ましい。
本発明の天然ゴムの製造方法においては、前記溶媒が、天然ゴムラテックスから非ゴム成分を排除することができる。
本発明の天然ゴムの製造方法は、前記溶媒と天然ゴムラテックスとを混合する工程において、前記溶媒中に天然ゴムラテックスを滴下し、凝固させることが好ましい。
本発明の天然ゴムの製造方法において、前記溶媒としては、エタノール、メタノール、2-プロパノール、アセトニトリル、アセトン、アニリン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アントラセン、n-オクタノール、ドデカノール、ブロモベンゼン、アセトアルデヒド、アリルアルコール、シクロヘキサン、ジエチルアセトアミド、モルホリン、シクロヘキサノン、n-ヘキサノール、n-ブタノール、フルフリルアルコール、エチレングリコール、ニトロメタン、ピリジン、ピロン、ホスホン酸ジメチル、メチルアセテート、メチルブロマイド、トリクロロエタン、バレロニトリル、クロロエチルアセテート、ジメチルアニリン、エチレンブロマイド、メチルクロライド、メチレンクロライド、2-メチル-2,4-ペンタネディオール、テトラクロロエタン、アクロレイン、ブロモスチレン、ブチロニトリル、ジクロロエチルエーテル、エチレンジクロライド、フェナンスレン、チオフェン、マレイン酸ジエチル、2,2-ジエチルプロパネディオール、ジメチルカーボネート、2-ニトロプロパン、アミルアルコール、二硫化炭素、ジクロロベンゼン、ジペンテン、エチルアミン、メチルイソブチルカルビノール、ニトロベンゼン、ジブロモエチレン、ジプロピレングリコール、ヨードベンゼン、プロピレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジフェニルエーテル、ヨウ化メチル、2-メチルペンタネディオール、1-ニトロプロパン、ヘキサネディオール、シクロペンタノン、ジブロモエタン、アクリロニトリル、2-エチルブタノール、エチレングリコールモノエチルエーテル、ヘキサメチルホスホルアミド、安息香酸メチル、アセトフェノン、tert-ブチルアルコール、ヘプタノール、フタル酸ジエチル、フタル酸ジメチル、フタル酸ジプロピル、乳酸エチル、トリエチレングリコール、2-ブタノール、2,4-ペンタネディオール、キノリン、エチレングリコールモノベンジルエーテル、マロン酸ジエチル、シュウ酸ジエチル、エピクロロヒドリン、シアノ酢酸エチル、ネオペンチルグリコール、2,3-ブタンジオール、酸化エチレン、ニトロエタン、トリエチレンテトラミン、アセチルピペリジン、2,2-ジメチルブタネディオール、フルフラール、ジプロピルスルホン、メチルピロリドン、アセチルピロリジン、エチレングリコールモノメチルエーテル、テトラメチレンオキサイド、エチレングリコールモノフェニルエーテル、ペンタネディオール、アセチルモルホリン、ブタンジオール、ヨウ化メチレン、1-プロパノール、ジメチルテトラメチレンスルホン、ベンジルアルコール、1,4-ブタンジオール、2,3-ブチレンカーボネート、ジエチレングリコール、2-クロロエタノール、エチルアセトアミド、エチレンジアミン、メチルプロピルスルホン、フェニルヒドラジン、γ-ブチロラクトン、クロロアセトニトリル、プロピレングリコール、ε-カプロラクタム、メチルテトラメチレンスルホン、ホルミルモルホリン、プロピオラクトン、フタル酸ジオクチル、1,2-プロピレンカーボネート、メチルエチルスルホン及びテトラメチレンスルホンが好ましい。
本発明の天然ゴムの製造方法において、前記溶媒と天然ゴムの溶解度パラメータの差が3〜15MPa1/2であることが好ましい。
本発明の天然ゴムは、上記の方法により製造されたことを特徴とする。また、本発明のゴム組成物は、該天然ゴムを配合したことを特徴とし、更に充填剤を含むことが好ましい。更に、本発明のタイヤは、該ゴム組成物を用いたことを特徴とする。
本発明によれば、天然ゴムラテックス中に存在するゴム成分を溶解せず且つ非ゴム成分を溶解する溶媒に、天然ゴムラテックスを混合することで、加工性及び破壊特性を損なうことなく、低発熱性が改良された天然ゴムを製造することができる。また、かかる天然ゴムを配合した、低発熱性に優れるゴム組成物、並びに該ゴム組成物に用いたタイヤを提供することができる。
以下に、本発明を詳細に説明する。本発明の天然ゴムの製造方法は、天然ゴムラテックス中に存在するゴム成分を溶解せず且つ非ゴム成分を溶解する溶媒に、天然ゴムラテックスを混合する工程を含むことを特徴とする。一般に、天然ゴムの製造方法においては、天然ゴムラテックス中に存在するゴム成分(天然ゴム)を分離するため、凝固剤としてギ酸、硫酸等の酸を加えてゴム成分を凝固させる。これは、天然ゴムラテックス中に凝固剤を加えることにより、ゴム成分から水分が抜けることで達成される。しかしながら、天然ゴムラテックス中に含まれる非ゴム成分には、例えば、糖質、高分子タンパク質、樹脂、ミネラル、カロテノイド、脂肪酸、脂質の疎水性非ゴム成分が存在しているため、かかる凝固操作を行った場合、該疎水性非ゴム成分が固形ゴム中に残存してしまい、その結果得られた天然ゴムは、損失正接(tanδ)が高く、発熱性の低減効果が低い。そこで、本発明の天然ゴムの製造方法においては、ゴム成分の分離に従来の酸を加える凝固操作を行わず、特定の溶解性を有する溶媒中に天然ゴムラテックスを混合することで、従来の凝固操作により得た固形ゴム中に残存していた非ゴム成分、特に糖質、タンパク質等の疎水性非ゴム成分を分離し、その全部又は一部を除去することができる。このため、本発明の製造方法により得られる天然ゴムは、損失正接(tanδ)が低く、発熱性の低減効果が高い。従って、かかる天然ゴムをゴム成分としてゴム組成物に適用することにより、発熱性を十分に低減することが可能となる。また、本発明の天然ゴムの製造方法は、固形ゴム(天然ゴム)に残存する疎水性非ゴム成分の全部又は一部を取り除くことを特徴としており、天然ゴム自体を改良するものではないため、天然ゴムが本来有する他の物性、例えば、加工性、破壊特性等に悪影響を及ぼすこともない。
本発明の天然ゴムの製造方法に用いる溶媒は、天然ゴムラテックス中に存在するゴム成分を溶解することなく、天然ゴムラテックス中に存在する非ゴム成分のみを選択的に溶解する溶媒であることを要し、本発明の製造方法に用いることで、天然ゴムラテックスから非ゴム成分を排除することができる。なお、天然ゴムラテックス中に存在するゴム成分としては、主として天然ゴムが挙げられ、天然ゴムラテックス中に存在する非ゴム成分としては、例えば、天然ゴム漿液、糖質、タンパク質等が挙げられる。
本発明の天然ゴムの製造方法に用いる溶媒は、溶解度パラメータが19.5〜30MPa1/2であることが好ましく、20〜27MPa1/2であることが更に好ましい。一般に、溶媒と溶質の溶解度パラメータ(SP値)が近いほど、溶質の溶媒への溶解性が良好になることから、上記特定範囲内の溶解度パラメータを有する溶媒を選択することで、天然ゴムラテックスから非ゴム成分を選択的に排除することが容易となる。溶媒のSP値が19.5MPa1/2未満では、ポリイソプレン(天然ゴム)のSP値16〜17.5MPa1/2に近づき、ゴム成分をも溶解するおそれがあり、一方、30MPa1/2を超えると、非ゴム成分に含まれる物質のSP値から離れ、非ゴム成分を天然ゴムラテックスから十分に排除できない傾向がある。以上のことから、上記溶媒と天然ゴムの溶解度パラメータの差は、3〜15MPa1/2であることが好ましい。
なお、本発明の天然ゴムの製造方法に用いる溶媒として、具体的には、エタノール、メタノール、2-プロパノール、アセトニトリル、アセトン、アニリン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アントラセン、n-オクタノール、ドデカノール、ブロモベンゼン、アセトアルデヒド、アリルアルコール、シクロヘキサン、ジエチルアセトアミド、モルホリン、シクロヘキサノン、n-ヘキサノール、n-ブタノール、フルフリルアルコール、エチレングリコール、ニトロメタン、ピリジン、ピロン、ホスホン酸ジメチル、メチルアセテート、メチルブロマイド、トリクロロエタン、バレロニトリル、クロロエチルアセテート、ジメチルアニリン、エチレンブロマイド、メチルクロライド、メチレンクロライド、2-メチル-2,4-ペンタネディオール、テトラクロロエタン、アクロレイン、ブロモスチレン、ブチロニトリル、ジクロロエチルエーテル、エチレンジクロライド、フェナンスレン、チオフェン、マレイン酸ジエチル、2,2-ジエチルプロパネディオール、ジメチルカーボネート、2-ニトロプロパン、アミルアルコール、二硫化炭素、ジクロロベンゼン、ジペンテン、エチルアミン、メチルイソブチルカルビノール、ニトロベンゼン、ジブロモエチレン、ジプロピレングリコール、ヨードベンゼン、プロピレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジフェニルエーテル、ヨウ化メチル、2-メチルペンタネディオール、1-ニトロプロパン、ヘキサネディオール、シクロペンタノン、ジブロモエタン、アクリロニトリル、2-エチルブタノール、エチレングリコールモノエチルエーテル、ヘキサメチルホスホルアミド、安息香酸メチル、アセトフェノン、tert-ブチルアルコール、ヘプタノール、フタル酸ジエチル、フタル酸ジメチル、フタル酸ジプロピル、乳酸エチル、トリエチレングリコール、2-ブタノール、2,4-ペンタネディオール、キノリン、エチレングリコールモノベンジルエーテル、マロン酸ジエチル、シュウ酸ジエチル、エピクロロヒドリン、シアノ酢酸エチル、ネオペンチルグリコール、2,3-ブタンジオール、酸化エチレン、ニトロエタン、トリエチレンテトラミン、アセチルピペリジン、2,2-ジメチルブタネディオール、フルフラール、ジプロピルスルホン、メチルピロリドン、アセチルピロリジン、エチレングリコールモノメチルエーテル、テトラメチレンオキサイド、エチレングリコールモノフェニルエーテル、ペンタネディオール、アセチルモルホリン、ブタンジオール、ヨウ化メチレン、1-プロパノール、ジメチルテトラメチレンスルホン、ベンジルアルコール、1,4-ブタンジオール、2,3-ブチレンカーボネート、ジエチレングリコール、2-クロロエタノール、エチルアセトアミド、エチレンジアミン、メチルプロピルスルホン、フェニルヒドラジン、γ-ブチロラクトン、クロロアセトニトリル、プロピレングリコール、ε-カプロラクタム、メチルテトラメチレンスルホン、ホルミルモルホリン、プロピオラクトン、フタル酸ジオクチル、1,2-プロピレンカーボネート、メチルエチルスルホン、テトラメチレンスルホン等が挙げられ、これらの中でも、エタノール、メタノール、2-プロパノール、アセトニトリル、アセトン、アニリン、ジメチルホルムアミド及びジメチルスルホキシドが好ましい。これらの溶媒は、J.Brandrup、E.H.Immergut及びE.A.Grulke著、「ポリマーハンドブック(POLYMER HANDBOOK)」第4版、JOHN WILEY & SONS,INC.、1999年、VII675〜VII714頁において定義される溶解度パラメータが、19.5〜30MPa1/2の範囲内にあり、本発明の製造方法に用いる溶媒として好適である。なお、これらの溶媒は、一種単独で用いてもよいし、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
上記天然ゴムの製造に用いる天然ゴムラテックスとしては、クローン、栽培地域、採取時期などに特に限定されず、ゴムの樹から流出したばかりのフレッシュラテックス、フィールドラテックス、アンモニア処理ラテックス、遠心分離濃縮ラテックス、界面活性剤や酵素で処理した脱タンパク質ラテックス、及びこれらを組み合せたもの等を用いることができる。
上記溶媒と天然ゴムラテックスとの混合方法は、溶媒中に天然ゴムラテックスを混合する方法であれば、特に制限されない。上記溶媒中に天然ゴムラテックスを混合することで、非ゴム成分をゴム成分から分離しつつ、ゴム成分の凝固を行うことができる。かかる混合方法によって、糖質、タンパク質等の疎水性非ゴム成分は、天然ゴム漿液と共に上記溶媒中に溶解され、その結果、疎水性非ゴム成分を完全に除去し又は疎水性非ゴム成分をわずかに含む固形ゴムを得ることできる。また、上記溶媒と天然ゴムラテックスとを混合する工程においては、溶媒中に天然ゴムラテックスを滴下し、凝固させることが好ましい。天然ゴムラテックスを溶媒中に滴下することで、天然ゴムラテックスと溶媒とが混ざり易くなり、天然ゴムラテックスから非ゴム成分を効果的に排除することができる。
本発明の天然ゴムの製造方法においては、天然ゴムラテックスの乾燥ゴム濃度が30%である場合、天然ゴムラテックス(A)と溶媒(B)との質量比(A/B)が2/1〜1/50であることが好ましい。該質量比(A/B)が1/50未満では(即ち、天然ゴムラテックスの割合が低すぎると)、天然ゴムラテックス中に存在するゴム成分を溶解するおそれがあり、一方、2/1を超えると(即ち、天然ゴムラテックスの割合が高すぎると)、天然ゴムラテックス中に存在する非ゴム成分を十分に排除できないおそれがある。
なお、上記混合に用い得る混合攪拌容器としては、溶媒及び天然ゴムラテックスをかき混ぜて濃度を均一にするものである限り特に制限されるものではないが、例えば、攪拌羽根を具えた攪拌容器等が挙げられる。また、上記混合は、溶媒のゴム成分又は非ゴム成分に対する溶解性が保持されるのに十分な温度及び圧力、例えば、溶媒、ゴム成分及び非ゴム成分の溶解度パラメータに影響を与えない温度及び圧力で行うことが好ましく、具体的には、大気圧下にて0〜40℃の範囲で行うことが好ましい。
本発明の天然ゴムの製造方法は、更に、上記溶媒と天然ゴムラテックスとを混合して得た固形ゴム(凝固物)を乾燥させる工程を含むことが好ましい。この固形ゴム中には、少量の溶媒が取り込まれる場合もあり、該固形ゴムを乾燥することで、溶媒を完全に除去することができる。なお、上記固形ゴムの乾燥には、例えば、真空乾燥器、熱風式乾燥器等の通常の乾燥器を用いることができる。
また、本発明の天然ゴムは、上記混合により固形ゴムとする工程と、必要に応じて該固形ゴムを乾燥する工程とを含む方法により製造されることを特徴とする。このようにして製造される天然ゴムは、従来の酸等による凝固工程を含む方法により製造される天然ゴムに比べて、残存する非ゴム成分の量を大幅に低減することができ、非ゴム成分を完全に除去することも可能である。このため、本発明の天然ゴムは、従来の方法により製造される天然ゴムに比べて、損失正接(tanδ)が低下しており、低発熱性に優れる。
更に、本発明のゴム組成物は、上記方法により製造された天然ゴムをゴム成分として配合してなる。本発明のゴム組成物においては、ゴム成分として上記天然ゴムを用いることで、発熱性を大幅に低減することができる。また、上記方法により得られる天然ゴムは、残存し得る疎水性非ゴム成分の全部又は一部を除去するだけで、ゴム組成物の発熱性を低減する効果を達成しており、天然ゴムが本来有する他の物性、例えば、加工性、破壊特性等を悪化させることがない。従って、本発明のゴム組成物は、上記天然ゴムを配合することで、加工性、破壊特性等を十分に確保することができる。
また、本発明のゴム組成物のゴム成分は、上記方法により製造された天然ゴムを一種単独で用いてもよく、他のゴム成分とブレンドしてもよい。上記他のゴム成分としては、ポリイソプレンゴム(IR)、ポリブタジエンゴム(BR)、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム(SBR)、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、クロロプレンゴム(CR)、ブチルゴム(IIR)、ハロゲン化ブチルゴム、アクリロニリトル−ブタジエンゴム(NBR)等の合成ゴムが挙げられ、これら他のゴム成分は、一種単独で用いてもよいし、二種以上をブレンドして用いてもよい。
本発明のゴム組成物は、更に充填剤を含むことが好ましい。ここで、充填剤としては、カーボンブラック及びシリカが好ましい。なお、カーボンブラックとしては、FEF,SRF,HAF,ISAF,SAFグレードのものが好ましく、HAF,ISAF,SAFグレードのものが更に好ましい。一方、シリカとしては、湿式シリカ、乾式シリカ及びコロイダルシリカ等が好ましく、湿式シリカが更に好ましい。これら充填剤は、一種単独で用いてもよいし、二種以上を混合して用いてもよい。なお、充填剤の配合量は、ゴム成分100質量部に対して20〜80質量部の範囲であることが好ましい。充填剤の配合量がゴム成分100質量部に対し20質量部未満では、加硫ゴムの破壊特性及び耐摩耗性が十分でなく、一方、80質量部を超えると、加工性が悪化する傾向がある。
本発明のゴム組成物には、上記天然ゴム、他のゴム成分、充填剤の他に、ゴム業界で通常使用される配合剤、例えば、軟化剤、老化防止剤、加硫促進剤、加硫剤等を目的に応じて適宜配合することができる。これら配合剤としては、市販品を好適に使用することができる。本発明のゴム組成物は、上記天然ゴムと、必要に応じて適宜選択した各種配合剤とを配合して、混練り、熱入れ、押出等することにより製造することができる。
また更に、本発明のタイヤは、上記ゴム組成物を用いたことを特徴とし、特にトレッドに用いることが好ましい。上記ゴム組成物をタイヤのトレッドに使用することで、タイヤの転がり抵抗を低減することができる。なお、本発明のタイヤは、例えば、上記ゴム組成物を用いてタイヤ部材、例えばトレッドゴムに適用して生タイヤを作製した後、該生タイヤを加硫することで製造できる。なお、該タイヤに充填する気体としては、通常の或いは酸素分圧を調整した空気の他、窒素等の不活性ガスを用いることができる。
以下に、実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明するが、本発明は下記の実施例に何ら限定されるものではない。
<天然ゴムの製造例1>
25℃、大気圧下で、エタノール原液2000g中に、乾燥ゴム濃度30%のフィールドラテックス500gを攪拌しながら滴下し、得られた固形物(収率90%以上)をクレーパーで5回処理し、シュレッダーに通してクラム化した後、熱風式乾燥機により110℃で210分間乾燥して天然ゴムAを得た。得られた天然ゴムA中に残存する糖質量を評価するために、ガスクロマトグラフィー(GC)(Hewlett−Packerd社製HP5890H)を用い、天然ゴムA中のケブラキトール(天然ゴム中に残存する代表的な糖)を測定すると、5.23mg/mLであった。また、天然ゴムA中に残存するタンパク質量を評価するために、SiberHegner社製元素分析計varioEL III CHNSを用い、天然ゴムA中のN量を測定すると、0.38%であった。
<天然ゴムの製造例2>
エタノール原液の代わりに、表1に示す溶媒を用いた以外は、製造例1と同様にして天然ゴムB〜Hを得た。また、得られた天然ゴムB〜H中のN量を製造例1と同様に測定した。結果を表1に示す。
<天然ゴムの製造例3>
エタノール原液の代わりにトルエンを用いた以外は、製造例1と同様にして天然ゴムIを得ようとすると、トルエンがゴム分をも溶解してしまい、天然ゴムIを得ることができなかった。
<天然ゴムの製造例4>
製造例1で用いたフィールドラテックスにギ酸を加えpHを4.7に調整し、天然ゴムラテックスを凝固させた。このようにして得られた固形物をクレーパーで5回処理し、シュレッダーに通してクラム化した後、熱風式乾燥機により110℃で210分間乾燥して天然ゴムJを得た。また、得られた天然ゴムJ中のN量を製造例1と同様に測定した。結果を表1に示す。
Figure 2009256482
表1から、本発明の製造方法によって得られる天然ゴムA〜Hは、従来の方法により得られる天然ゴムJと比較して、残存する糖質・タンパク質の量を大幅に低減できることが分かる。
次に、表2に示す配合処方のゴム組成物を調製し、該ゴム組成物のムーニー粘度[ML1+4(130℃)]を下記の方法により測定し、更に145℃で33分間加硫して得た加硫ゴムに対し、損失正接(tanδ)及び破壊特性(引張強さ)を下記の方法により測定した。結果を表3に示す。
(1)ムーニー粘度
JIS K6300−1:2001に準拠して、ムーニー粘度[ML1+4(130℃)]を測定した。ムーニー粘度が小さい程、加工性に優れることを示す。
(2)破壊特性(引張強さ)
JIS K6251−1993に準拠して引張試験を行い、引張強さ(Tb)を測定した。引張強さが大きい程、破壊特性が良好であることを示す。
(3)損失正接(tanδ)
レオメトリックス社製の粘弾性測定装置を用いて、温度50℃、周波数15Hz、歪5%でtanδを測定した。tanδが小さい程、低発熱性に優れることを示す。
Figure 2009256482
*2 天然ゴムA〜H及びJ,使用した天然ゴムの種類を表3に示す.
*3 N-(1,3-ジメチルブチル)-N'-フェニル-p-フェニレンジアミン.
*4 N,N'-ジシクロヘキシル-2-ベンゾチアゾリルスルフェンアミド.
Figure 2009256482
表3から、糖質、タンパク質等の疎水性非ゴム成分の含量を大幅に低減した天然ゴムA〜Hを配合してなる実施例1〜8のゴム組成物は、従来のギ酸により凝固して得た天然ゴムJを配合してなる比較例1のゴム組成物に比べて、加工性及び破壊特性を損なうことなく、発熱性を大幅に低減できることが分かる。

Claims (11)

  1. 天然ゴムラテックス中に存在するゴム成分を溶解せず且つ非ゴム成分を溶解する溶媒に、天然ゴムラテックスを混合する工程を含むことを特徴とする天然ゴムの製造方法。
  2. 更に、前記溶媒と天然ゴムラテックスとを混合して得た固形ゴムを乾燥させる工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の天然ゴムの製造方法。
  3. 前記溶媒は、溶解度パラメータが19.5〜30MPa1/2であることを特徴とする請求項1に記載の天然ゴムの製造方法。
  4. 前記溶媒が、天然ゴムラテックスから非ゴム成分を排除することができることを特徴とする請求項1に記載の天然ゴムの製造方法。
  5. 前記溶媒と天然ゴムラテックスとを混合する工程において、前記溶媒中に天然ゴムラテックスを滴下し、凝固させることを特徴とする請求項1に記載の天然ゴムの製造方法。
  6. 前記溶媒が、エタノール、メタノール、2-プロパノール、アセトニトリル、アセトン、アニリン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アントラセン、n-オクタノール、ドデカノール、ブロモベンゼン、アセトアルデヒド、アリルアルコール、シクロヘキサン、ジエチルアセトアミド、モルホリン、シクロヘキサノン、n-ヘキサノール、n-ブタノール、フルフリルアルコール、エチレングリコール、ニトロメタン、ピリジン、ピロン、ホスホン酸ジメチル、メチルアセテート、メチルブロマイド、トリクロロエタン、バレロニトリル、クロロエチルアセテート、ジメチルアニリン、エチレンブロマイド、メチルクロライド、メチレンクロライド、2-メチル-2,4-ペンタネディオール、テトラクロロエタン、アクロレイン、ブロモスチレン、ブチロニトリル、ジクロロエチルエーテル、エチレンジクロライド、フェナンスレン、チオフェン、マレイン酸ジエチル、2,2-ジエチルプロパネディオール、ジメチルカーボネート、2-ニトロプロパン、アミルアルコール、二硫化炭素、ジクロロベンゼン、ジペンテン、エチルアミン、メチルイソブチルカルビノール、ニトロベンゼン、ジブロモエチレン、ジプロピレングリコール、ヨードベンゼン、プロピレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジフェニルエーテル、ヨウ化メチル、2-メチルペンタネディオール、1-ニトロプロパン、ヘキサネディオール、シクロペンタノン、ジブロモエタン、アクリロニトリル、2-エチルブタノール、エチレングリコールモノエチルエーテル、ヘキサメチルホスホルアミド、安息香酸メチル、アセトフェノン、tert-ブチルアルコール、ヘプタノール、フタル酸ジエチル、フタル酸ジメチル、フタル酸ジプロピル、乳酸エチル、トリエチレングリコール、2-ブタノール、2,4-ペンタネディオール、キノリン、エチレングリコールモノベンジルエーテル、マロン酸ジエチル、シュウ酸ジエチル、エピクロロヒドリン、シアノ酢酸エチル、ネオペンチルグリコール、2,3-ブタンジオール、酸化エチレン、ニトロエタン、トリエチレンテトラミン、アセチルピペリジン、2,2-ジメチルブタネディオール、フルフラール、ジプロピルスルホン、メチルピロリドン、アセチルピロリジン、エチレングリコールモノメチルエーテル、テトラメチレンオキサイド、エチレングリコールモノフェニルエーテル、ペンタネディオール、アセチルモルホリン、ブタンジオール、ヨウ化メチレン、1-プロパノール、ジメチルテトラメチレンスルホン、ベンジルアルコール、1,4-ブタンジオール、2,3-ブチレンカーボネート、ジエチレングリコール、2-クロロエタノール、エチルアセトアミド、エチレンジアミン、メチルプロピルスルホン、フェニルヒドラジン、γ-ブチロラクトン、クロロアセトニトリル、プロピレングリコール、ε-カプロラクタム、メチルテトラメチレンスルホン、ホルミルモルホリン、プロピオラクトン、フタル酸ジオクチル、1,2-プロピレンカーボネート、メチルエチルスルホン及びテトラメチレンスルホンよりなる群から選択される少なくとも一種であることを特徴とする請求項3に記載の天然ゴムの製造方法。
  7. 前記溶媒と天然ゴムの溶解度パラメータの差が3〜15MPa1/2であることを特徴とする請求項3に記載の天然ゴムの製造方法。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の方法により製造された天然ゴム。
  9. 請求項8に記載の天然ゴムを配合してなるゴム組成物。
  10. 更に、充填剤を含むことを特徴とする請求項9に記載のゴム組成物。
  11. 請求項9又は10に記載のゴム組成物を用いたタイヤ。
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