JP2009256008A - エレベータ - Google Patents

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Abstract

【課題】エレベータのセキュリティ性を維持しながら、かご内操作盤について意匠的美観をすっきりとした良好なものにできる共に小型化および省スペース化が可能なエレベータを提供する。
【解決手段】エレベータ10は、扉開閉ボタン20、識別情報を記憶した記憶媒体から識別情報を読み取る情報読取部、および、情報読取部によって読み取られた識別情報が予め登録されているものである場合にタッチパネル式行き先階登録ボタンを表示可能なタッチパネル式の表示部24を含むかご内操作盤16と、情報読取部で読み取られた識別情報が予め登録されているものか否かを判定する判定部と、判定部によって識別情報が予め登録されているものであると判定されたとき表示部に行き先階登録ボタンを表示するよう制御する制御部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータに係り、特に、タッチパネル式表示部を含むかご内操作盤を備えるエレベータに関する。
従来、複数階床を有するマンション、オフィスビル、商業施設等において、エレベータが広く普及している。通常、エレベータは、エレベータ管理会社の保守員が保守点検や修理等を行っている。その保守点検等の作業時に保守員が操作する保守点検用のスイッチ類は、かご内操作盤の下部にあって鍵付きカバーで覆われたスイッチ類収納部に収納されており、保守員が持つ専用キーでカバーを開いて操作されるのが一般的である。
ここで、特許文献1には、かご内操作盤に設置されている複数の行き先階登録ボタンに対応して保守時の機能を示す機能表示灯がそれぞれ設けられており、保守員が持つ識別カードをかご内操作盤に設置されたカードリードに挿入することによって、上記行き先階登録ボタンを保守時の機能設置ボタンとして使用できるようにしたエレベータの保守時操作装置が開示されている。
また、特許文献2には、予め設定された情報を記憶したカードを有する者だけが乗場かご呼び登録およびかご内行き先階登録を可能にすることで、カードを持たない第三者がエレベータを利用できないようにして、マンション等に設置されるエレベータのセキュリティ向上を図ったエレベータの制御装置が開示されている。
特開平10−194622号公報 特開2005−170529号公報
しかし、上記特許文献1に開示されるエレベータの保守時操作装置では、通常の乗客には全く関係がない複数の機能表示灯がかご内操作盤上に複数の行き先階登録ボタンと混じって存在しているため、かご内操作盤の操作性や意匠的美観を損ねることになる。
また、特にマンションに設置されるエレベータにおいては、居住者や管理人以外の不特定の第三者が利用できないようにしてセキュリティ性を維持することも重要である。
本発明の目的は、エレベータのセキュリティ性を維持しながら、かご内操作盤について意匠的美観が良く且つ操作性を良好なものにできると共に小型化および省スペース化が可能なエレベータを提供することにある。
本発明に係るエレベータは、かご扉を開閉させる扉開閉ボタン、識別情報を記憶した記憶媒体から識別情報を読み取る情報読取部、および、情報読取部によって読み取られた識別情報が予め登録されているものである場合にタッチパネル式行き先階登録ボタンを表示可能なタッチパネル式の表示部を含むかご内操作盤と、情報読取部で読み取られた識別情報が予め登録されているものか否かを判定する判定部と、判定部によって識別情報が予め登録されているものであると判定されたとき表示部に行き先階登録ボタンを表示するよう制御する制御部と、を備える。
本発明に係るエレベータにおいて、制御部は、情報読取部で読み取られた識別情報の判定結果に基づいて、行き先階登録ボタンを含む通常モードと、行き先階登録ボタンに加えて保守用メニューまたは管理用メニューを含む保守管理モードとの間で表示部の表示画面を切り替え可能な切替部をさらに含んでもよい。
また、本発明に係るエレベータにおいて、保守管理モードでは、通常モードの場合に比べて行き先階登録ボタンの表示領域をずらして保守用メニューまたは管理用メニューの表示領域を確保してもよい。
また、本発明に係るエレベータにおいて、識別情報を記憶した記憶媒体は識別カードであり、情報読取部は識別カードが挿入されて保持されるカード挿入スロットを有してもよい。この場合、識別カードは、識別情報をICチップに記憶するICカード、または、識別情報を磁気的に記憶する磁気カードであってもよい。
また、本発明に係るエレベータにおいて、表示部に表示される保守用メニューは点検終了ボタンを含み、保守用メニュー表示中に点検終了ボタンが押されることなく識別カードが情報読取部のカード挿入スロットから抜かれたとき、保守用メニューで変更された機能設定を維持しつつタッチパネルを無機能化してもよい。
さらに、本発明に係るエレベータにおいて、通常モードの表示画面中において、乗客に対するメッセージ画像を表示させてもよい。
本発明に係るエレベータによれば、情報読取部によって読み取られた識別情報が判定部で予め登録されているものであると判定されたときだけにタッチパネル式の表示部に行き先階登録ボタンを表示させるので、それ以外の第三者はかご内での行き先階登録を行うことができず、エレベータの利用が特定者だけに制限されセキュリティ性が確保される。
また、かご内操作盤にタッチパネル式の表示部を設けたことで、表示部に行き先階登録ボタンを表示する以外に、例えばマンション管理人やエレベータ保守員が利用する保守管理用スイッチ類を表示させることができるので、従前のように保守管理用スイッチ類を収納する鍵付きのスイッチ類収納部を別途設ける必要がなく、かご内操作盤の意匠的美観がすっきりとした良好なものになると共に小型化および省スペース化を図れる。
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。この説明において、具体的な形状、材料、数値、方向等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等にあわせて適宜変更することができる。また、本実施形態においては、マンションに設置されているエレベータを例に説明するが、本発明はオフィスビル、商業施設等の他のビルに設置されるエレベータにも適用可能である。
図1は、本発明の一実施形態であるエレベータ10のかご12をかご内からかご扉14に向かって見た正面図である。かご12の上部にはワイヤ製のロープ13が連結されており、ロープが図示しない巻上機によって巻き上げまたは巻き降ろしされることによって昇降路内を上下に移動するようになっている。
かご12の乗降口となるかご扉14は、かご上に設けられる図示しない扉駆動装置によって、両開き式または片開き式で開閉作動するようになっている。
かご12において、かご扉14の側方に位置する壁面には、かご内操作盤16が設置されている。かご内操作盤16は、カードが挿入されて保持されるカード挿入スロット18、乗客がかご扉14を開閉動作させるための扉開閉ボタン20、閉じ込め等の非常時に乗客が外部と連絡を取り合うための非常用インターホン22、および、タッチパネル式の表示部24を下方から順に含んで構成されている。
かご内操作盤16においてカード挿入スロット18の奥には、カード情報読取部26(図2参照)が配置されている。かご12内に乗り込んだマンション居住者、マンション管理人およびエレベータ保守員である特定者1が持つ識別カード(記憶媒体)2をカード挿入スロット18に挿入することによって、識別カード2に記憶されている識別情報がカード情報読取部26によって読み取られるようになっている。
識別カード2は、識別情報をICチップに記憶するICカードであることが好ましいが、識別情報を磁気的に記憶する磁気カードであってもよい。また、カード情報読取部26による識別カード2からの情報読取方式は、非接触型または接触型のいずれでもよい。
さらに、識別情報を記憶する記憶媒体はカードに限らず、他の形態もの、例えばキー自体やキーホルダにICチップを埋設したものであってもよい。この場合のカード情報読取部26は、カード挿入スロットを有していなくてもよく、ICチップ内蔵の記憶媒体をカード情報読取部26にかざすか、または近接させることにより識別情報を読み取ることができる非接触式のものが好適に用いられる。
なお、本実施形態では、かご内操作盤16がカード挿入スロット18、扉開閉ボタン20、非常用インターホン22および表示部24を一体に含んで構成されるように図示しているが、これに限定されるものではなく、扉開閉ボタン20、非常用インターホン22および表示部24の少なくとも一部がかご内側壁面に別個に配置されてかご内操作盤を構成していてもよい。
タッチパネル式の表示部24は、かご内操作盤16の輪郭に沿うように縦長の長方形状に形成されている。また、タッチパネルの方式は、抵抗膜方式、静電容量方式または他の周知の方式のものを用いることができる。さらに、表示部24を構成する表示装置としては、例えばLCD、有機EL、SED等の薄型の表示装置が好適に用いられる。
図2は、かご内操作盤16の表示部24の表示制御を実行する制御部28を中心として電気的接続関係を示すブロック図である。かご内操作盤16においてカード挿入スロット18の奥に設けられるカード情報読取部26は、制御部28に接続されている。制御部28は、情報判定部30、表示画面切替部32および機能設定部34を含み、具体的には、制御プログラムや予め登録される識別情報を記憶するメモリや、メモリから制御プログラムを読み出して実行するCPU(中央演算処理装置)等から構成される。制御部28は、エレベータ10の全体の制御を司るエレベータ制御盤36に接続されている。なお、制御部28は、エレベータ制御盤36の一部として組み込まれてもよい。
制御部28において、情報判定部30は、カード情報読取部26によって識別カード2から読み取られた識別情報が予め登録されているものであるか否かを判定する機能を有する。ここで、予め登録されている識別情報は、マンション居住者に付与されているもの、マンション管理人に付与されるもの、および、エレベータ管理会社の保守員に付与されているもの、の3つに分類され、情報判定部30は識別情報がどの分類に属するものかを判定する機能も有する。
制御部28において表示画面切替部32は、情報判定部30の判定結果に基づいて、かご内操作盤16の表示部24の表示画面を切り替える機能を有する。具体的には、表示部24による表示画面には、カード挿入スロット18にカードが未挿入の状態で行き先階登録ボタンが表示されていないオフモード、マンション居住者用の通常モード、マンション管理人用の管理モード、および、保守員用の保守モードの4つのモードがある。ここで、管理モードと保守モードとでは共通する表示部分があるため、併せて保守管理モードということとする。
通常モードでの表示部24の表示画面を図3に示す。図示するように、通常モードでの表示部24には、かご12の現在位置する階床数とかご移動方向を示す矢印とを表示するインジケータ部38、および、かご12が停止可能な各階床に対応する複数のタッチパネル式の行き先階登録ボタン40が表示される。また、行き先階登録ボタン40の下方(または上方)に位置する掲示領域42には、乗客に対するメッセージ画像、例えば、マンション入居者に対するお知らせや注意事項等を表示することができる。
このようにタッチパネル式行き先階登録ボタン40が表示されている状態で、マンション居住者である乗客が例えば5階のボタンにタッチすると、図4に示すように、5階ボタンが反転表示して、5階が行き先階または目的階として登録されたことが分かるようになっている。なお、タッチボタン操作者に操作結果が分かるようにする方法は、反転表示に限定されず、他の方法、例えば表示数字の周囲をタッチ後に地色および表示数字とは異なる別の色に発色させてもよく、このことは後述する保守管理モードでのタッチパネル式機能設定切替スイッチの変更表示についても同様である。
続いて、保守管理モードでの表示部24の表示画面について図5〜9を参照して説明する。管理人または保守員が認識カード2をかご内操作盤16のカード挿入スロット18に挿入すると、表示部24には図5に示すよう画面が表示される。この表示画面では、インジケータ部38およびタッチパネル式行き先階登録ボタン40が表示されることについては通常モードの場合と同様であるが、行き先階登録ボタン40の表示位置が通常モードの場合よりも上方にずらしてあることで、行き先階登録ボタン40の下方に管理用メニューまたは保守用メニューを表示する保守管理領域44が確保されている。この保守管理領域44は、複数の機能設定切替スイッチを見やすく表示することが望ましいことから、通常モードにおける掲示領域42よりも大きく設定されるのが好ましい。
識別カード2が管理人用のものである場合、図5における表示部24の保守管理領域44には、図6に示すような管理用メニューが表示される。この管理用メニューには、かご12の運転・休止を設定する運転・休止スイッチ46、かご12内の照明を点灯・消灯を設定するかご内照明スイッチ48、かご内ファンの運転・休止を設定するファン用スイッチ50、かご12の停止階を平常・各階に設定する各階強制停止運転スイッチ52、および、「独立」に設定されるとかご12が乗場からの呼びに応答しなくなる独立運転スイッチ54の各種機能切替スイッチが表示される。この管理用メニューにおいて管理人が、例えばかご内ファンを作動停止させるためにファン用スイッチ50の「切」をタッチ操作すると、図7に示すように「切」スイッチが反転表示してファン停止状態に設定されたことを視覚により確認することができる。
一方、識別カード2が保守員用のものである場合、図5における表示部24の保守管理領域44には、図8に示すような保守用メニューが表示される。この保守用メニューは、管理用メニューを全て含むと共に、かご12の運転を自動・手動に切り替えるかご運転切替スイッチ56、保守時に平常から点検中に切り替える点検用スイッチ58、かご扉14の作動を停止させるドア用スイッチ60、手動運転設定時にかご12を上下に手動で移動させるためのかご移動スイッチ62、および、点検終了時にタッチ操作される点検終了ボタン64をさらに含む。保守員がエレベータ10の保守点検や修理等を行う際、この保守用メニューを使用して、図9に示すように、例えばかご運転切替スイッチ56の「手動」スイッチ、点検用スイッチ58の「点検中」スイッチ、ドア用スイッチ60の「切」スイッチをそれぞれタッチ操作することで機能設定の変更を行い、そのタッチ操作されたスイッチを反転表示させることで各種機能設定が変更されたことを視覚的に確認することができる。
また、保守用メニューにおける点検終了ボタン64は、保守員が保守点検や補修等の作業を終了したときにタッチ操作することで、上記のように設定変更された各機能を初期設定に自動復帰させる機能を有する。
次に、上記構成からなるエレベータ10の動作について図10〜13を参照しながら説明する。図10〜13は、制御部28において実行される各処理手順を示すフローチャートである。
エレベータ10を利用等しようとする人が乗場壁にあるかご呼びボタンを押し操作することで、かご12がその乗場階に停止しているときは直ちに、あるいは、かご12がその乗場階以外の階床にあるときはその乗場階まで移動して着床した後、かご扉14およびこれに連動する乗場扉が開動作する。このとき、かご内操作盤16では、カード挿入スロット18にはカード未挿入であるため、表示部24は行き先階登録ボタンが表示されていないオフモードになっている。
まず、制御部28では、扉開動作の後、かご内操作盤16のカード挿入スロット18に識別カード2が挿入されたか否かを判定する(ステップS10)。かご12内に乗り込んだ乗客が居住者、管理人および保守員である特定者以外の第三者の場合、識別カード2を持っていないために表示部24はオフモードのままで行き先階登録ができない。また、何らかのカードをカード挿入スロット18に挿入したとしても、カード情報読取部26で識別情報を読み取ることができないか、仮に読み取ったとしても情報判定部30において特定者であると判定されない。したがって、上記特定者以外の第三者はエレベータ10を利用することができず、エレベータ10のセキュリティ性の向上を図れる。
一方、かご12内の乗り込んだ乗客が上記特定者である場合、識別カード2がカード挿入スロット18に挿入されると、カード情報読取部26は識別カード2から識別情報を読み取って制御部28へ送信する。制御部28では、情報判定部30によってその識別情報が予め登録されているものであるか否かが判定され(ステップS12)、そのカード保持者が居住者、管理人、保守員のいずれであるかを判定する。そして、その判定結果に応じて、かご内操作盤16の表示部24に、居住者の場合は図3に示す通常モードの表示画面、管理人の場合には図5に示す保守管理モードで図6に示す管理用メニューを保守管理領域44に付加した表示画面、保守員の場合には図5に示す保守管理モードで図8に示す保守メニューを保守管理領域44に付加した表示画面が、それぞれ表示される(ステップS14,S16,S18)。
図11に示すように、表示部24に通常モードの表示画面が表示されたとき、所定時間(例えば10秒程度)内に行き先階登録がなされたか否かを判定する(ステップS20)。このとき、居住者が表示部24上で行き先階登録ボタン40を選択してタッチ操作することにより行き先階または目的階が登録される。その後は、エレベータ制御盤36による制御にしたがって、かご12が目的階まで移動して着床し、扉開動作を実行する。そして、扉開動作が完了したことを確認して(ステップS22)、表示部24をオフモードにする(ステップS24)。なお、何らかの理由で所定時間内に行き先階登録がない場合にも(ステップS20でNO)、表示部24をオフモードにする(ステップS24)。この場合には、かご12内にいる居住者は、識別カード2を挿入し直して、表示部24に通常モード画面を再表示させることができる。
図12に示すように、表示部24に管理用メニュー(図6参照)を含む保守管理モード画面が表示されたとき、管理人による機能設定切替スイッチ46〜54のタッチ操作で機能設定の変更がなされると(ステップS26でYES)、その変更された機能の設定変更指令をエレベータ制御盤36へ出力する(ステップS28)。エレベータ制御盤36は、この設定変更指令にしたがって機能設定を実行すると共に、その機能設定状態を記憶する。例えば、運転・休止スイッチ46によるかご12の運転休止、かご内照明スイッチ48によるかご内照明の消灯、ファン用スイッチ50によるファンの作動停止等である。
その後、カード挿入スロット18から識別カード2が抜かれたか否かを判定する(ステップS30)。また、機能設定切替スイッチ46〜54のタッチ操作による機能変更がなされなかった場合も同様に(ステップS26でNO)、識別カード2が抜かれたか否かを判定する。識別カード2が抜かれていない場合には上記ステップS26に戻り、一方、識別カード2が抜かれた場合には表示部24をオフモードにする(ステップS32)。
図13に示すように、表示部24に保守用メニュー(図8参照)を含む保守管理モード画面が表示されたとき、保守員による機能設定切替スイッチ46〜62のタッチ操作で機能設定の変更がなされると(ステップS34でYES)、その変更された機能の設定変更指令をエレベータ制御盤36へ出力する(ステップS36)。エレベータ制御盤36は、この設定変更指令にしたがって機能設定を実行すると共に、その機能設定状態を記憶する。例えば、かご運転切替スイッチ56によるかご12の自動運転から手動運転への変更、点検用スイッチ58による平常から点検中への変更、ドア用スイッチ60によるかご扉14の作動オフへの変更等である。
また、保守用メニューは上記管理用メニューと同様の機能設定切替スイッチ46〜54も表示されるため、保守員が運転・休止スイッチ46、かご内照明スイッチ48、ファン用スイッチ50等をタッチ操作で機能変更することも可能である。
その後、点検終了ボタン64がタッチ操作されたか否かを判定する(ステップS38)。点検終了ボタン64は保守員が保守点検終了時に操作することになっているため、点検終了ボタン64がタッチ操作されたときには(ステップS38でYES)、保守点検開始に当たって変更された機能設定を全て初期設定に自動復帰させるようエレベータ制御盤36へ指令を出力する(ステップS48)。そして、カード挿入スロット18から識別カード2が抜かれたか否かを判定し(ステップS50)、識別カード2が抜かれるのを待って(ステップS50でYES)、表示部24をオフモードにする(ステップS52)。
点検終了ボタン64がタッチ操作されていない場合にも(ステップS38でNO)、カード挿入スロット18から識別カード2が抜かれたか否かを判定する(ステップS40)。保守点検中に、保守員がかご12が位置する階床とは別の階床に行って作業することがあり、そのときに識別カード2を一旦抜いて持っていくためである。
識別カード2が抜かれていない場合には(ステップS40でNO)、上記ステップS34に戻ってステップS34〜38を繰り返し処理する。一方、識別カード2が抜かれたとき(ステップS40でYES)、表示部24の表示画面を維持したままタッチパネルを無機能化または無効化する(ステップS42)。これにより、保守点検中に保守員が別の階床に行っている間に、保守員以外の者によって保守管理メニューを含む表示画面でタッチ操作されてしまうのを防止できる。また、このとき表示部24を消灯させて、行き先階登録ボタン40や保守管理メニューが表示されないようにしてもよい。
その後、カード挿入スロット18に保守開始時に挿入されたのと同一の識別カード2が挿入されたか否かを判定する(ステップS44)。ここで、同一の識別カードとするのは、居住者や管理人が所持する識別カード2と区別するためである。ただし、複数の保守員が保守点検作業を行っている場合に、保守開始時に挿入されたのとは別の保守員用識別カード2が挿入されたときには、同一カードであるとみなしてもよい。
同一の識別カード2が挿入されると(ステップS44でYES)、表示部24のタッチパネルを機能復帰または有効化し(ステップS46)、各保守用機能設定切替スイッチ46〜62をタッチ操作可能にする。その後、上記ステップS34へ戻ってステップS34〜38を繰り返し処理し、点検終了ボタン64がタッチ操作されたとき(ステップS38でYES)、変更された機能設定を初期設定に自動復帰させた後(ステップS48)、識別カード2が抜かれるのを待って(ステップS50)、表示部24をオフモードにする(ステップS52)。
上述したように、本実施形態のエレベータ10によれば、カード情報読取部26によって読み取られた識別情報が情報判定部30で予め登録されているものであると判定されたときだけにタッチパネル式の表示部24に行き先階登録ボタン40を表示させるので、それ以外の第三者はかご12内での行き先階登録を行うことができず、エレベータ10の利用が居住者、管理人および保守員の特定者だけに制限されセキュリティ性が確保される。
また、かご内操作盤16にタッチパネル式の表示部24を設けたことで、表示部24に行き先階登録ボタン40を表示する以外に、管理人や保守員が利用する保守管理用スイッチ類46〜62を表示させることができるので、従前のように保守管理用スイッチ類を収納する鍵付きのスイッチ類収納部を別途設ける必要がなく、かご内操作盤16の意匠的美観がすっきりとした良好なものになると共に、かご内操作盤16の小型化および省スペース化を図れる。
なお、本発明に係るエレベータは、上記エレベータ10の構成に限定されるものではなく、種々の変更や改良が可能である。
例えば、識別カード2の抜き忘れ防止のために、かご扉14の開動作または閉動作の開始時に「カードが残っています」といったような音声アナウンスを非常用インターホン22のスピーカから発するようにしてもよい。
本発明の一実施形態であるエレベータのかごの概略構成図である。 カード情報読取部、制御部およびエレベータ制御盤の接続関係を示すブロック図である。 かご内操作盤の表示部に、通常モード画面が表示されている状態を示す図である。 タッチパネル式行き先階登録ボタンがタッチ操作によって反転表示された状態を示す図である。 かご内操作盤の表示部に、保守管理モード画面が表示されている状態を示す図である。 図5における保守管理領域に表示される管理用メニューを示す図である。 図6においてファン用スイッチが切に設定された状態を示す図である。 図5における保守管理領域に表示される保守用メニューを示す図である。 図8においてかご運転スイッチが手動に、点検用スイッチが点検中に、ドア用スイッチが切にそれぞれ設定された状態を示す図である。 制御部において実行される制御プログラムの処理を示すフローチャートである。 制御部において実行される制御プログラムの処理を示すフローチャートであり、図10の続きである。 制御部において実行される制御プログラムの処理を示すフローチャートであり、図10の続きある。 制御部において実行される制御プログラムの処理を示すフローチャートであり、図10の続きである。
符号の説明
1 特定者、2 識別カード、10 エレベータ、12 かご、13 ロープ、14 かご扉、16 かご内操作盤、18 カード挿入スロット、20 かご扉開閉ボタン、22 非常用インターホン、24 表示部、26 カード情報読取部、28 制御部、30 情報判定部、32 表示画面切替部、34 機能設定部、36 エレベータ制御盤、38 インジケータ部、40 行き先階登録ボタン、42 掲示領域、44 保守管理領域、46 運転・休止スイッチ、48 かご内照明スイッチ、50 ファン用スイッチ、52 各階強制停止運転スイッチ、54 独立運転スイッチ、56 運転切替スイッチ、58 点検用スイッチ、60 ドア用スイッチ、62 かご移動スイッチ、64 点検終了ボタン。

Claims (7)

  1. かご扉を開閉させる扉開閉ボタン、識別情報を記憶した記憶媒体から識別情報を読み取る情報読取部、および、情報読取部によって読み取られた識別情報が予め登録されているものである場合にタッチパネル式行き先階登録ボタンを表示可能なタッチパネル式の表示部を含むかご内操作盤と、情報読取部で読み取られた識別情報が予め登録されているものか否かを判定する判定部と、判定部によって識別情報が予め登録されているものであると判定されたとき表示部に行き先階登録ボタンを表示するよう制御する制御部と、を備えるエレベータ。
  2. 請求項1に記載のエレベータにおいて、
    制御部は、情報読取部で読み取られた識別情報の判定結果に基づいて、行き先階登録ボタンを含む通常モードと、行き先階登録ボタンに加えて保守用メニューまたは管理用メニューを含む保守管理モードとの間で表示部の表示画面を切り替え可能な切替部をさらに含むことを特徴とするエレベータ。
  3. 請求項2に記載のエレベータにおいて、
    保守管理モードでは、通常モードの場合に比べて行き先階登録ボタンの表示領域をずらして保守用メニューまたは管理用メニューの表示領域を確保していることを特徴とするエレベータ。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載のエレベータにおいて、
    識別情報を記憶した記憶媒体は識別カードであり、情報読取部は識別カードが挿入されて保持されるカード挿入スロットを有することを特徴とするエレベータ。
  5. 請求項4に記載のエレベータにおいて、
    識別カードは、識別情報をICチップに記憶するICカード、または、識別情報を磁気的に記憶する磁気カードであることを特徴とするエレベータ。
  6. 請求項4または5に記載のエレベータにおいて、
    表示部に表示される保守用メニューは点検終了ボタンを含み、保守用メニュー表示中に点検終了ボタンが押されることなく識別カードが情報読取部のカード挿入スロットから抜かれたとき、保守用メニューで変更された機能設定を維持しつつタッチパネルを無機能化することを特徴とするエレベータ。
  7. 請求項1から6のいずれか1つに記載のエレベータにおいて、
    通常モードの表示画面中において、乗客に対するメッセージ画像を表示させることを特徴とするエレベータ。
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