JP2009254615A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

【課題】少ない消費電力で乾燥終了後の衣類のシワを少なくする。
【解決手段】送風機12と空気通過断面積可変手段15を制御する制御手段8とを備え、前記制御手段は、乾燥運転を開始してから第1の所定時間T1が経過するまで前記空気通過断面積可変手段により循環風路11を第1の断面積に設定するとともに前記送風機を第1の回転数で回転させ、第1の所定時間経過後は、前記空気通過断面積可変手段により前記循環風路を第1の断面積より少ない第2の断面積に設定するとともに前記送風機を第1の回転数より多い第2の回転数で回転させるようにしたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、衣類の洗濯および乾燥をおこなう洗濯乾燥機に関するものである。
従来、この種の洗濯乾燥機は、衣類を投入して、洗濯、脱水、乾燥をおこなうものであり、特に、洗濯、脱水に続いて乾燥をおこなう場合は、限られた狭い空間内で衣類の乾燥をおこなうことから、乾燥後の衣類は強いシワがついた状態になるという問題があり、その解決に種々の方法が考えられている。
その1つは、乾燥工程において温風循環経路にミストを噴霧して乾燥終了後のシワを低減することである(例えば、特許文献1参照)。他の1つは、ヒートポンプ装置により乾燥用空気を所定の温度以下に制御することでシワを低減することである(例えば、特許文献2参照)。さらに、他の1つは、洗濯物の出し入れを容易にするために、ドラムを前上がりに傾斜させたドラム式洗濯乾燥機が考えられているが、洗濯物がドラムの底面側に偏る状態を攪拌体により改善してシワを少なくすることである(例えば、特許文献3参照)。
特開2003−311067号公報 特開2004−358028号公報 特開2006−158488号公報
しかしながら、前記従来のミストを噴霧して衣類を加湿しながら乾燥する構成、ならびに、所定の温度以下の乾燥用空気により低温で乾燥をおこなう構成では、乾燥に時間がかかるという問題がある。また、攪拌体により衣類の偏りをなくす構成では、ドラム内で衣類を分散させることができるので乾燥時間を短縮することができるものの、衣類に対して攪拌による機械力が作用してシワを少なくするという効果は十分ではなかった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、乾燥終了後の衣類のシワを少なくすることを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯乾燥機は、洗濯物を収容する回転ドラムと、前記回転ドラムを内装した筐体と、前記回転ドラムを内包し前記筐体内に支持された水槽と、前記水槽の背面に設け前記回転ドラムの回転軸を水平または前上がりに傾斜して回転させるドラム駆動モータと、前記水槽の背面および周側面に開口した給気口および排気口と、一端が前記排気口に接続され他端が前記給気口に接続された乾燥用空気の循環風路と、前記回転ドラム内と前記循環風路に乾燥用空気を送風する送風機と、前記回転ドラム内に収容した洗濯物から水分を奪った乾燥用空気を除湿する除湿手段と、前記除湿手段により除湿した乾燥用空気を加熱する加熱手段と、乾燥用空気が通過する前記循環風路の断面積を可変する空気通過断面積可変手段と、前記送風機と前記空気通過断面積可変手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、乾燥運転を開始してから第1の所定時間が経過するまで前記空気通過断面積可変手段により前記循環風路を第1の断面積に設定するとともに前記送風機を第1の回転数で回転させ、第1の所定時間経過後は、前記空気通過断面積可変手段により前記循環風路を第1の断面積より少ない第2の断面積に設定するとともに前記送風機を第1の回転数より多い第2の回転数で回転させるようにしたものである。
これによって、衣類のシワ固着が少ない乾燥序盤(乾燥運転を開始してから第1の所定時間経過するまで)は、空気通過断面積を大きくしているので、大風量の風を送風機の少ない回転数で得ることができ、乾燥時間の短縮と、送風機の消費電力が低減できる。そして、乾燥中盤以降(第1の所定時間経過後)は、空気通過断面積を小さくし、送風機を大きな回転数で回転させるので、風速を高めた温風が衣類に送風され、衣類に固着するシワを低減し、同時に、大電力を用いて送風機を大きな回転数で回転させるので、大風量の風が得られるとともに、大電力運転で発生した熱が温風に付与されるので温風温度が上昇し、乾燥時間の短縮が図れ、乾燥終了後の衣類のシワを効果的に低減する。併せて、消費電力も抑制される。
本発明の洗濯乾燥機は、乾燥終了後の衣類のシワを効果的に低減することができる。
第1の発明は、洗濯物を収容する回転ドラムと、前記回転ドラムを内装した筐体と、前記回転ドラムを内包し前記筐体内に支持された水槽と、前記水槽の背面に設け前記回転ドラムの回転軸を水平または前上がりに傾斜して回転させるドラム駆動モータと、前記水槽の背面および周側面に開口した給気口および排気口と、一端が前記排気口に接続され他端が前記給気口に接続された乾燥用空気の循環風路と、前記回転ドラム内と前記循環風路に乾燥用空気を送風する送風機と、前記回転ドラム内に収容した洗濯物から水分を奪った乾燥用空気を除湿する除湿手段と、前記除湿手段により除湿した乾燥用空気を加熱する加熱手段と、乾燥用空気が通過する前記循環風路の断面積を可変する空気通過断面積可変手段と、前記送風機と前記空気通過断面積可変手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、乾燥運転を開始してから第1の所定時間が経過するまで前記空気通過断面積可変手段により前記循環風路を第1の断面積に設定するとともに前記送風機を第1の回転数で回転させ、第1の所定時間経過後は、前記空気通過断面積可変手段により前記循環風路を第1の断面積より少ない第2の断面積に設定するとともに前記送風機を第1の回転数より多い第2の回転数で回転させるようにしたことにより、衣類のシワ固着が少ない乾燥序盤(乾燥運転を開始してから第1の所定時間経過するまで)は、空気通過断面積を大きくしているので、大風量の風を送風機の少ない回転数で得ることができ、乾燥時間の短縮と、送風機の消費電力の低減がはかれる。そして、乾燥中盤以降(第1の所定時間経過後)は、空気通過断面積を小さくし、送風機を大きな回転数で回転させるので、風速を高めた温風が衣類に送風され、衣類に固着するシワを低減し、同時に、大電力を用いて送風機を大きな回転数で回転させるので、大風量の風が得られるとともに、大電力運転で発生した熱が温風に付与されるので温風温度が上昇し、乾燥時間の短縮が図れ、乾燥終了後の衣類のシワを効果的に低減する。併せて、消費電力も抑制される。
第2の発明は、特に、第1の発明の空気通過断面積可変手段は、循環風路内に可動自在に設けた可動体と、前記可動体を駆動する可動体駆動手段を有する構成としたことにより、可動体の位置を循環風路の通路断面積が変わるように変位させるだけの簡単な構成で、乾燥用空気が通過する空気通過断面積を容易に可変することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の空気通過断面積可変手段は、循環風路内に可動体を回動自在に設け、前記可動体は、乾燥運転を開始してから第1の所定時間が経過するまで乾燥用空気の送風方向と略平行状態に位置させて第1の断面積に設定するとともに、第1の所定時間経過後は、乾燥用空気の送風方向と略直交状態に変位させて第2の断面積に設定するようにしたことにより、第1の断面積と第2の断面積の切り替えが可動体の回転動作によって的確におこなえるとともに、送風機を少ない回転数で大風量の温風を第1の断面積で送風することができ、また、送風機を大きな回転数で風速を高めた温風
を第2の断面積で送風して、衣類のシワを低減することができる。
第4の発明は、特に、第1または第2の発明の空気通過断面積可変手段は、循環風路に対して可動体を進退自在に設け、前記可動体は、乾燥運転を開始してから第1の所定時間が経過するまで前記循環風路外に位置させて第1の断面積に設定するとともに、第1の所定時間経過後は、前記循環風路内に位置させて第2の断面積に設定するようにしたことにより、第1の断面積と第2の断面積の切り替えが可動体の進退動作によって的確におこなえるとともに、送風機を少ない回転数で大風量の温風を第1の断面積で送風することができ、また、送風機を大きな回転数で風速を高めた温風を第2の断面積で送風して、衣類のシワを低減することができる。
第5の発明は、特に、第2〜第4のいずれか1つの発明の空気通過断面積可変手段は、可動体に多数の小穴を設けて第2の断面積に設定するようにしたことにより、第2の断面積に容易に設定することができる。
第6の発明は、特に、第2〜第4のいずれか1つの発明の空気通過断面積可変手段は、循環風路と可動体との間に隙間を設けて第2の断面積に設定するようにしたことにより、第2の断面積に容易に設定することができる。
第7の発明は、特に、第1〜第6のいずれか1つの発明の洗濯物の量を検知する布量検知手段を設け、制御手段は、前記布量検知手段により検知した布量に基いて第1の所定時間を設定するようにしたことにより、洗濯物の量に応じて第1の所定時間を精度よく設定することができる。
第8の発明は、特に、第1〜第7のいずれか1つの発明の制御手段は、空気通過断面積可変手段により循環風路を第2の断面積に設定するとともに送風機を第2の回転数で回転させて第2の所定時間経過後、第3の所定時間第1の断面積で第1の回転数により回転させて乾燥運転を終了するようにしたことにより、シワ固着が一層少なくでき、かつ、送風機の電力消費を少なくすることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、本発明の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の洗濯乾燥機の構成図、図2は空気通過断面積可変手段の断面図、図3は同側面図である。洗濯乾燥機は、筐体1内にサスペンション2によって弾性支持される水槽3と、この水槽3内に洗濯物を収容する回転ドラム4を回転可能に設けている。回転ドラム4の前面側には洗濯物を出し入れする投入口5を設けて扉6により開閉自在とし、投入口5を設けた前面側を前上がりに傾斜させている。回転ドラム4は、水槽4の背面側に設けたドラム駆動モータ7により正逆回転駆動し、制御手段8によって制御される。
水槽3の背面に開口した給気口9と側周面に開口した排気口10に乾燥用空気が循環する循環風路11を接続している。循環風路11には、乾燥用空気を送風する送風機12と、回転ドラム4内の洗濯物から奪った水分を除湿する除湿手段13と、この除湿手段13で除湿した空気を加熱する加熱手段14を配置している。水槽3に開口した給気口9と排気口10は、ドラム駆動モータ7より上方に配設され、洗濯および脱水で発生する水が循環風路11内へ浸入しないようにしている。
給気口9近傍の循環風路11には、乾燥用空気が通過する循環風路11の断面積を可変
する空気通過断面積可変手段15を設けている。この空気通過断面積可変手段15は、循環風路11内に可動自在に設けた可動体16と、この可動体16を駆動するモータで構成した可動体駆動手段17を循環風路11外に設けて構成している。
可動体16は、循環風路11内の偏った位置に設けた回転軸18を中心に回動自在に設けて可動体駆動手段17で駆動され、乾燥用空気の送風方向イと略平行状態となる(a)位置と、送風方向イと略直交状態となる(b)位置とに切り替えられ、矢印ロ方向に動作するよう制御手段8により制御される。可動体16には、送風方向イと略直交状態となる(b)位置にあるときは、乾燥用空気が通過する循環風路11の断面積が少なくなるように複数の小孔19を設けている。
次に、本発明の洗濯乾燥機の動作を説明する。回転ドラム4内に投入口5から洗濯物と洗剤を投入して扉6を閉め、スタート釦(図示せず)を押すと、洗濯物の量を検知する布量検知手段20により投入された洗濯物の量に応じて設定されている水量が注水され、ドラム駆動モータ7により回転ドラム4を回転駆動して洗濯工程が実行される。その後、水が注水されて洗剤が洗い流され、回転ドラム4が高速回転して脱水がおこなわれる。制御手段8は、洗濯工程、脱水工程、すすぎ工程等、予め設定されたプログラムにしたがい、続いて乾燥工程を逐次実行する。
乾燥工程では、送風機12により循環風路11に乾燥用空気が送風され、回転ドラム4内で脱水された洗濯物から水分を奪い、湿った空気が排気口10から循環風路11に入って除湿手段13で冷却除湿される。除湿された低温低湿の乾いた空気は加熱手段14で加熱されて給気口9から回転ドラム4内へ入り、この一連の動作を繰り返し乾燥用空気が循環風路11を循環して衣類の乾燥が進行する。この間、回転ドラム4は所定の回転数で正逆回転を繰り返して衣類を攪拌する。
乾燥運転を開始してから第1の所定時間T1が経過するまでは、循環風路11を通過する乾燥用空気の通過断面積が大きくなるように、制御手段8によって空気通過断面積可変手段15の可動体16が、可動体駆動手段17で駆動されて乾燥用空気の送風方向イと略平行状態となる(a)位置とし、第1の断面積に設定するとともに送風機12を第1の回転数で回転させる。そして、第1の所定時間T1経過後は、可動体16を送風方向イと略直交状態となる(b)位置へと変位させて乾燥用空気が小孔19を通過するようにする。
可動体16の先端部16aは、循環風路11に設けた受部11aで支持されるようにしているので、送風機12から大風量の風が可動体16を押圧しても受部11aで支持されて、送風方向イと略直交状態となる(b)位置に保持することができるようにしている。したがって、循環風路11は第1の断面積より少ない第2の断面積に設定するとともに、送風機12を第1の回転数より多い第2の回転数で回転させる。
衣類のシワ固着が少ない乾燥序盤(乾燥運転を開始してから第1の所定時間T1経過するまで)は、空気通過断面積を大きくしているので、大風量の風を送風機12の少ない第1の回転数で得ることができ、乾燥時間の短縮と送風機12の消費電力の低減がはかれる。そして、乾燥中盤以降(第1の所定時間T1経過後)は、空気通過断面積を第1の断面積より小さい第2の断面積とし、送風機12を第1の回転数より大きな第2の回転数で回転させるので、風速を速めた温風が衣類に送風され、衣類に固着するシワを低減し、同時に、大電力を用いて送風機12を大きな回転数で回転させるので、大風量の風が得られるとともに、大電力運転で発生した熱が温風に付与されるので温風温度が上昇し、乾燥時間の短縮が図れ、乾燥終了後の衣類のシワを効果的に低減する。
乾燥運転を開始してから循環風路11を第2の断面積に切り替える第1の所定時間T1
は、タイマーによる乾燥開始からの経過時間や、衣類の乾燥状態を検知する目的で循環風路11などに配置した温度センサ(図示せず)などの乾燥度検知手段などで決められる。その時期は、乾燥の中盤であり、乾燥率で表現すると85〜95%の領域において任意に決めた乾燥率であり、図4のタイムチャートに示す通りである。
乾燥運転の前半(前述の乾燥率より小さい乾燥率領域)は、衣類は水分を多量に含んでいるので柔らかく、衣類に当たる温風の速度の高低に関わらず、シワは固着し難い。一方、乾燥中盤以降(前述の乾燥率より大きい乾燥率領域)は、衣類は水分を僅かしか含んでいないのでやや硬く、低速温風による乾燥運転によれば、衣類を広げる力が弱いのでシワが多く固着するが、温風の速度を高速化することによって、衣類を広げる力が強くすることができ、シワの固着を少なくすることができる。
次に、可動体16により空気通過断面積を大と小に変化させた場合の送風機12の特性を図5〜図8に示す。図5は送風機の消費電力と回転数の関係、図6は送風機の消費電力と送風量の関係、図7は送風機の回転数と送風量の関係、図8は送風機の回転数と風速の関係を各々示している。実線は、空気通過断面積を小にした場合の特性曲線、破線は、空気通過断面積を大にした場合の特性曲線である。両者の相違を明確にするため、同一の送風量を得るために必要な特性値を、空気通過断面積を小にした場合は○、空気通過断面積を大にした場合は▲としている。
空気通過断面積を小にすると、送風機12は電力を大きくして回転数を高くする必要があり、このことで給気口9を通過する風速が速くなる。一方、これと同一の送風量を得るためには、空気通過断面積を大にすると、送風機12は電力と回転数が小さくすみ、給気口9を通過する風速も低くなる。
これらのことより、衣類のシワ固着への影響が小さい乾燥前半(乾燥開始から第1の所定時間T1経過するまで)は、送風機12を少ない回転数で回転させ、可動体16を開いた状態にして空気通過断面積を大きくすると、送風機12の消費電力が小さくなる。
したがって、衣類のシワ固着が少ない乾燥中盤以前(乾燥開始から第1の所定時間T1経過するまで)は、可動体16を開いた状態にして空気通過断面積を大きくしているので、大風量の風を、送風機12を少ない回転数で回転させることで得ることができる。そのため、乾燥時間の短縮と、送風機12の消費電力が低減できる。
乾燥中盤以降(第1の所定時間T1経過後)は、可動体16を閉じた状態にして空気通過断面積を小さくし、送風機12を大きな回転数で回転させるので、風速を高めた温風が衣類に送風され、衣類に固着するシワが低減する。また同時に、大電力を用いて送風機12を大きな回転数で回転させているので、大風量の風が得られるとともに、大電力運転で発生した熱が温風に付与されるので温風温度が上昇し、乾燥時間の短縮が図れる。
これらのことより、消費電力の増大が抑制されるとともに衣類のシワが低減できることに加えて、本発明によれば、洗濯中は、可動体16を閉じた状態にすることで、洗濯工程において多量に発生した洗浄泡などが給気口9から循環風路11内に流入するのを防止することができる。
除湿手段13は、空気冷却ファンや水冷熱交換器、加熱手段14は電気ヒータ、送風手段12は管路抵抗があっても多量の風を送風できる高圧タイプの電動送風機、などを使用する。また、ヒートポンプを用いてその蒸発器に併設した吸熱側熱交換器を除湿手段13とし、その凝縮器に併設した放熱側熱交換器を加熱手段14として使用してもよい。
なお、循環風路11を流れる乾燥用空気の循環方向は、図1と逆の方向としてもよく、水槽3の側周面に給気口を、背面に排気口に設ける構成となる。この場合、衣類からの水分を含んだ空気は、背面の排気口から循環風路11に流入し、除湿手段13で水分が除去されたのち加熱手段14で加熱され、除湿された温風が送風機12によって、側周面の給気口から回転ドラム4内に吐出される流れとなる。
図9は、空気通過断面積可変手段15および送風機12の他の例の動作を示すタイムチャートである。乾燥運転を開始してから第1の所定時間T1経過後、送風機12を第2の回転数に増加させるとともに、循環風路11を第2の断面積に切り替えて第2の所定時間T2経過後、第3の所定時間T3第1の断面積で第1の回転数により回転させて乾燥運転を終了するようにしたものである。送風機12の回転数の増加と、可動体16の回転または移動による空気通過断面積の減少は、ここでは第2の所定時間T2だけおこなわれ、その後は再び、送風機12の回転数の減少と、可動体16の回転または移動による空気通過断面積の増大を第3の所定時間T3おこなって乾燥が終了する。
これにより、乾燥の終了前は、衣類にシワが固着しにくいので、送風機12の回転数を減少させ、空気通過断面積を増大させて乾燥させることで、シワ固着の少ない状態で衣類を乾燥させることができるとともに、送風機12の電力消費を少なくすることができる。
なお、第1の所定時間T1は、タイマーによる乾燥開始からの経過時間や、衣類の乾燥状態を検知する目的で循環風路11などに配置した温度センサ(図示せず)などの乾燥度検知手段、あるいは、布量検知手段20などで決められる。
布量検知手段20は、衣類を収容した回転ドラム4を短時間回転させて、布量に関する電気信号(布量検出手段の検出信号)を得る例を、モータ電流で説明する。洗濯開始前にドラム駆動モータ7を作動させて、衣類を収容した回転ドラム4を短時間回転させると、加速に起因するモータ電流(加速電流と称す)が発生する。また、ドラム駆動モータ7の作動を止めると減速に起因するモータ電流(減速電流と称す)が発生する。
この加速電流と減速電流の合計である合計電流は、布量に比例するので、この合計電流を検出すると布量が判明する。また、これ以外に、回転ドラム4を短時間正逆回転させた際のモータ電流(または電力)と、回転ドラム4の回転停止時の慣性で回る惰性回転角度との両方から、布量を検知する方法もあり、布量が多いとモータ電流が多いうえに惰性回転角度が小さく、布量が少ないとモータ電流が少ないうえに惰性回転角度が大きい特性を利用している。
(実施の形態2)
図10は、本発明の実施の形態2の空気通過断面積可変手段の構成を示す断面図である。空気通過断面積可変手段15は、可動板16を循環風路11に対して矢印ハ方向に可動して進退自在に構成してあり、複数の小孔19を設けている。他の構成は、実施の形態1と同じであるため説明を省略する。
乾燥運転を開始からの第1の所定時間T1が経過するまでは、循環風路11を通過する乾燥用空気の通過断面積が大きくなるように、制御手段8によって空気通過断面積可変手段15の可動体16が、可動体駆動手段17に取り付けられたギヤ21等を介してガイド部22を摺動して、循環風路11を開放状態とする(a)位置とし、第1の断面積に設定するとともに送風機12を第1の回転数で回転させる。
そして、第1の所定時間T1経過後は、可動体駆動手段17により可動体16はガイド部22を摺動して循環風路12内に進入し、送風方向イと略直交状態となる(b)位置へ
と変位させて乾燥用空気が小孔19を通過するようにする。可動体16は、循環風路11に設けたガイド部22の受部22aで支持されるようにしているので、送風機12から大風量の風が可動体16を押圧しても受部22aで支持されて、送風方向イと略直交状態となる(b)位置に保持することができるようにしている。したがって、循環風路11は第1の断面積より少ない第2の断面積に設定するとともに送風機12を第1の回転数より多い第2の回転数で回転させる。
したがって、衣類のシワ固着が少ない乾燥序盤(乾燥運転を開始してから第1の所定時間T1経過するまで)は、空気通過断面積を大きくしているので、大風量の風を送風機12の少ない第1の回転数で得ることができ、乾燥時間の短縮と、送風機12の消費電力が低減できる。そして、乾燥中盤以降(第1の所定時間T1経過後)は、空気通過断面積を第1の断面積より小さい第2の断面積とし、送風機12を第1の回転数より大きな第2の回転数で回転させるので、風速を速めた温風が衣類に送風され、衣類に固着するシワを低減し、同時に、大電力を用いて送風機12を大きな回転数で回転させるので、大風量の風が得られるとともに、大電力運転で発生した熱が温風に付与されるので温風温度が上昇し、乾燥時間の短縮が図れ、乾燥終了後の衣類のシワを効果的に低減することができる。
(実施の形態3)
図11は、本発明の実施の形態3の空気通過断面積可変手段の構成を示す側面図である。空気通過断面積可変手段15の可動体16は、循環風路11内の偏った位置に設けた回転軸18を中心に回動自在に設けて可動体駆動手段17で駆動され、乾燥用空気の送風方向イと略平行状態となる(a)位置と、送風方向イと略直交状態となる(b)位置とに切り替えられ、制御手段8により制御される。可動体16が送風方向イと略直交状態となる(b)位置にあるときは、乾燥用空気が通過する循環風路11の断面積が少なくなるように、可動体16の端部16bと循環風路11の内壁との間に間隙23を設けている。可動体16の動作とその位置(a)(b)等、他の構成は、実施の形態1と同じであるため説明を省略する。
乾燥運転を開始してから第1の所定時間が経過するまでは、実施の形態1と同様に、循環風路11を通過する乾燥用空気の通過断面積が大きくなるように、制御手段8によって空気通過断面積可変手段15の可動体16が、可動体駆動手段17で駆動されて乾燥用空気の送風方向イと略平行状態となる(a)位置とし、第1の断面積に設定するとともに送風機12を第1の回転数で回転させる。そして、第1の所定時間T1経過後は、可動体16を送風方向イと略直交状態となる(b)位置へと変位させて乾燥用空気が間隙23を通過するようにする。
可動体16の先端部16aは、循環風路11に設けた受部11aで支持されるようにしているので、送風機12から大風量の風が可動体16を押圧しても受部11aで支持されて、送風方向イと略直交状態となる(b)位置に保持することができるようにしている。したがって、循環風路11は第1の断面積より少ない第2の断面積に設定するとともに送風機12を第1の回転数より多い第2の回転数で回転させる。これにより、前記実施の形態1、2と同様の作用効果が得られるものである。
以上のように、本発明にかかる洗濯乾燥機は、少ない消費電力で衣類のシワを効果的に低減することができるので、衣類乾燥機および洗濯乾燥機として有用である。
本発明の実施の形態1の洗濯乾燥機の構成図 同洗濯乾燥機の空気通過断面積可変手段の断面図 同洗濯乾燥機の空気通過断面積可変手段の側面図 同洗濯乾燥機の動作を示すタイムチャート 同洗濯乾燥機の送風機の消費電力と回転数の関係を示す特性図 同洗濯乾燥機の送風機の消費電力と送風量の関係を示す特性図 同洗濯乾燥機の送風機の回転数と送風量の関係を示す特性図 同洗濯乾燥機の送風機の回転数と風速の関係を示す特性図 同洗濯乾燥機の他の例の動作を示すタイムチャート 本発明の実施の形態2の洗濯乾燥機の空気通過断面積可変手段の断面図 本発明の実施の形態3の洗濯乾燥機の空気通過断面積可変手段の側面図
符号の説明
1 筐体
3 水槽
4 回転ドラム
7 ドラム駆動モータ
8 制御手段
9 給気口
10 排気口
11 循環風路
12 送風機
13 除湿手段
14 加熱手段
15 空気通過断面積可変手段
16 可動体
17 可動体駆動手段

Claims (8)

  1. 洗濯物を収容する回転ドラムと、前記回転ドラムを内装した筐体と、前記回転ドラムを内包し前記筐体内に支持された水槽と、前記水槽の背面に設け前記回転ドラムの回転軸を水平または前上がりに傾斜して回転させるドラム駆動モータと、前記水槽の背面および周側面に開口した給気口および排気口と、一端が前記排気口に接続され他端が前記給気口に接続された乾燥用空気の循環風路と、前記回転ドラム内と前記循環風路に乾燥用空気を送風する送風機と、前記回転ドラム内に収容した洗濯物から水分を奪った乾燥用空気を除湿する除湿手段と、前記除湿手段により除湿した乾燥用空気を加熱する加熱手段と、乾燥用空気が通過する前記循環風路の断面積を可変する空気通過断面積可変手段と、前記送風機と前記空気通過断面積可変手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、乾燥運転を開始してから第1の所定時間が経過するまで前記空気通過断面積可変手段により前記循環風路を第1の断面積に設定するとともに前記送風機を第1の回転数で回転させ、第1の所定時間経過後は、前記空気通過断面積可変手段により前記循環風路を第1の断面積より少ない第2の断面積に設定するとともに前記送風機を第1の回転数より多い第2の回転数で回転させるようにした洗濯乾燥機。
  2. 空気通過断面積可変手段は、循環風路内に可動自在に設けた可動体と、前記可動体を駆動する可動体駆動手段を有する構成とした請求項1記載の洗濯乾燥機。
  3. 空気通過断面積可変手段は、循環風路内に可動体を回動自在に設け、前記可動体は、乾燥運転を開始してから第1の所定時間が経過するまで乾燥用空気の送風方向と略平行状態に位置させて第1の断面積に設定するとともに、第1の所定時間経過後は、乾燥用空気の送風方向と略直交状態に変位させて第2の断面積に設定するようにした請求項1または2記載の洗濯乾燥機。
  4. 空気通過断面積可変手段は、循環風路に対して可動体を進退自在に設け、前記可動体は、乾燥運転を開始してから第1の所定時間が経過するまで前記循環風路外に位置させて第1の断面積に設定するとともに、第1の所定時間経過後は、前記循環風路内に位置させて第2の断面積に設定するようにした請求項1または2記載の洗濯乾燥機。
  5. 空気通過断面積可変手段は、可動体に多数の小穴を設けて第2の断面積に設定するようにした請求項2〜4のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  6. 空気通過断面積可変手段は、循環風路と可動体との間に隙間を設けて第2の断面積に設定するようにした請求項2〜4のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  7. 洗濯物の量を検知する布量検知手段を設け、制御手段は、前記布量検知手段により検知した布量に基いて第1の所定時間を設定するようにした請求項1〜6のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  8. 制御手段は、空気通過断面積可変手段により循環風路を第2の断面積に設定するとともに送風機を第2の回転数で回転させて第2の所定時間経過後、第3の所定時間第1の断面積で第1の回転数により回転させて乾燥運転を終了するようにした請求項1〜7のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
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