JP2009254345A - ペット用排泄物吸収性物品用の表面シート、およびこれを有したペット用排泄物吸収性物品 - Google Patents

ペット用排泄物吸収性物品用の表面シート、およびこれを有したペット用排泄物吸収性物品 Download PDF

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Abstract

【課題】ペット排泄物に起因した汚れに対する隠蔽性に優れ、長時間使用可能とするペット用排泄物吸収性物品の表面シート、およびこれを有したペット用排泄物吸収性物品を提供。
【解決手段】ペット用排泄物吸収性物品10用の表面シート11は、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シート13と、それらの間に設けられた吸収体12とを有したペット用排泄物吸収性物品10用の表面シート11であって、上層14と下層15の2層からなり、上層14が白色で、複数の開孔を有し、下層15がマンセル色相2.5YR〜7.5GY〜10.0BGに着色されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ペット用排泄物吸収性物品用の表面シート、およびこれを有したペット用排泄物吸収性物品に関する。
近年、犬、猫等のペットは家族同然であり、人とペットとが同じ空間で生活することが多くなっている。そこで、快適な共生の実現のために、ペット排泄物に起因した汚れに対する隠蔽性に優れたペット用排泄物吸収性物品が求められている。
室内で飼われるペット用の排尿処理成形物として、シートタイプのペット用排泄物吸収シートが知られている。ペット用排泄物吸収シートは、上から順に、液透過性の表面シート、吸収体、液不透過性の裏面シートを基本構成としており、吸収体にペットの尿を留められるようになっている。
犬、猫等の動物は青色等に着色された部分を認識する。このことを利用して、着色されたシートに排泄するよう躾けるため、従来、青色のペット用排泄物吸収シートが用いられてきた。特許文献1には、中心部のみを青色等で着色したペット用排泄物吸収シートが開示されている。これは、中心部のみに排泄するように躾けることを目的としている。
しかしながら、青色のシートは尿跡が目立つという問題があった。このような、尿跡の目立つペット用排泄物吸収シートは、飼い主が不衛生感を感じる、ペットが使用を嫌がる等の理由から、人が多く出入りする室内に長時間設置するには不向きであり、排泄のたびに交換する必要があった。
近年、共働きの家庭が増え、その都度ペット用排泄物吸収シートを交換するのはむずかしく、長時間設置しても尿跡の目立たない、ペット用排泄物吸収シートが求められている。
そこで、尿跡を目立たなくするために、緑色に着色されたペット用排泄物吸収シートが市販されている。
特許第3548384号公報
しかしながら、従来の緑色に着色されたペット用排泄物吸収シートは、尿跡の輪染みなどが目立ち、尿跡の隠蔽性が十分ではないという問題があり、室内に長時間設置するのに好ましいものではなかった。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたもので、ペット排泄物に起因した汚れに対する隠蔽性に優れ、長時間使用可能とするペット用排泄物吸収性物品の表面シート、およびこれを有したペット用排泄物吸収性物品を提供することを目的とする。
本発明のペット用排泄物吸収性物品用の表面シートは、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、それらの間に設けられた吸収体とを有したペット用排泄物吸収性物品用の表面シートであって、上層と下層の2層からなり、上層が白色で、複数の開孔を有し、下層がマンセル色相2.5YR〜7.5GY〜10.0BGに着色されていることを特徴とする。
本発明のペット用排泄物吸収性物品用の表面シートは、前記上層の開孔率が32〜50%、開孔密度が50〜200孔/cm、厚みが300〜1000μmであると好ましい。
本発明のペット用排泄物吸収性物品用の表面シートは、前記上層が、上段と下段との2段構造であり、上段が下段の開孔率よりも高い開孔率を有していると好ましい。
本発明のペット用排泄物吸収性物品は、本発明のペット用排泄物吸収性物品用の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、それらの間に設けられた吸収体とを有したことを特徴とする。
本発明のペット用排泄物吸収性物品用表面シートは、ペット排泄物に起因した汚れに対する隠蔽性に優れ、ペット用排泄物吸収性物品を長時間使用可能とする。
また、本発明のペット用排泄物吸収性物品は、ペット排泄物に起因した汚れに対する隠蔽性に優れ、長時間使用可能である。
以下、本発明を詳細に説明する。
図1に示されるように、本発明のペット用排泄物吸収性物品用の表面シート11は、液透過性の該表面シート11と、液不透過性の裏面シート13と、それらの間に設けられた吸収体12とを有したペット用排泄物吸収性物品10に用いる表面シートであり、上層14と下層15の2層からなるものである。
〔ペット用排泄物吸収性物品用の表面シート〕
(上層)
図1に示されるペット用排泄物吸収性物品用の表面シート11において、ペットの排泄物が始めに当たる面に配置されている上層14は、白色で複数の開孔を有することを特徴としている。
上層としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリ塩化ビニル等のビニル系ポリマーなどの熱可塑性樹脂による白色の開孔フィルムを用いるのが好ましい。
ポリエチレン等による開孔フィルムの坪量は15〜35g/m、特に20〜30g/mであることが好ましい。本発明においては、フィルムに液透過用の孔を開ける際、フィルムの表面から下方へ孔が延びるように加工すると好ましい。
このとき、孔がすり鉢状になるように開孔すると好ましい。図3の孔22のように、孔の形状がすり鉢状であると、尿が下方に流れやすく尿の吸収が早くなるだけでなく、吸収体側の開孔面の径が小さくなるため、尿が逆戻りしにくい。
本発明に係る上層とは、開孔フィルム表面から、開孔フィルムの表面から下方に向かって延びた孔の最下部までを示し、その厚みが300〜1000μmであると好ましく、320〜800μmであると更に好ましく、350〜600μmであると特に好ましい。上層の厚みが300μm以上であれば、使用する際にペットが引掻く等しても破れにくい程度の、強度が保持される。対して厚みが1000μm以下であれば、シートを加工する際、孔が開けやすく加工し易い。
上層の面積あたりの開孔率は32〜50%であると好ましく、35〜50%であると更に好ましい。開孔率が32%以上であるとペット用排泄物吸収性物品の表面に尿が残りにくく、50%以下であれば、尿跡の隠蔽性が良好である。
また、上層の面積あたりの開孔率が前記開孔率であるとき、上層の開孔密度は50〜200孔/cmであると好ましく、50〜180孔/cmであると更に好ましく、50〜150孔/cmであると特に好ましい。開孔密度が50孔/cm以上であれば、尿跡の隠蔽性が良好であり、200孔/cm以下であると、ペット用排泄物吸収性物品の表面に尿が残りにくい。
上層は、図2及び図3に示されるように、フィルム21が孔22を有する1段構造であっても、図4及び図5に示されるように、フィルムが上段31と下段32を形成し、下段32に孔33を有する2段構造であってもよい。
図3のように、ペット用排泄物吸収性物品用の表面シートの上層が1段構造である場合、ペットがその上を踏むと、吸収体で保持されている尿が逆戻りを起こし、ペットの足等が濡れる可能性がある。
しかし、図5のようにペット用排泄物吸収性物品用の表面シートの上層が、上段と下段とを有する場合、ペットの足は、上段の部分を踏むこととなる。従って、尿が逆戻りする恐れのある下段の部分を直接踏むことがなく、ペットの足が濡れず、屋内で飼うペットにとって衛生的であり好ましい。
上層が図5に示すように、上段31と下段32とを有する2段構造であるとき、上段が下段の開孔率よりも高い開孔率を有していると好ましい。
下段の面積あたりの開孔率は32〜50%であると好ましく、35〜50%であると更に好ましい。開孔率が32%以上であるとペット用排泄物吸収性物品の表面に尿が残りにくく、50%以下であれば、尿跡の隠蔽性が良好である。これに対して、上段の面積あたりの開孔率は、50〜99%が好ましく、55〜97%であると更に好ましく、60〜95%であると特に好ましい。開孔率が50%以上であるとペットの足がペット用排泄物吸収性物品用の表面シートに接触する面積が減り、99%以下であると、上段の開孔率が大きすぎてペットの足が直接下段に触れる等のことがない。
またこのとき、上段の開孔密度は下段の開孔密度より低いと好ましい。
下段の開孔密度は50〜200孔/cmであると好ましく、50〜180孔/cmであると更に好ましく、50〜150孔/cmであると特に好ましい。開孔密度が50孔/cm以上であれば、尿跡の隠蔽性が良好であり、200孔/cm以下であると、ペット用排泄物吸収性物品の表面に尿が残りにくい。対して、上段の開孔密度は1〜25孔/cmであると好ましく、1.5〜20孔/cmであると更に好ましく、2〜15孔/cmであると特に好ましい。開孔密度が1孔/cm以上であれば、上段の開孔密度が小さすぎてペットの足が直接下段に触れる等のことがなく、25孔/cm以下であれば、ペットの足がペット用排泄物吸収性物品用の表面シートに接触する面積が減る。
更に、上段の厚みは100〜900μmであると好ましく、200〜800μmであると更に好ましい。このとき下段の厚みが100〜900μmであると好ましく、200〜800μmであると更に好ましい。
上段の厚みが100μm以上であれば尿が逆戻りする恐れのある下段の部分を直接踏むことがなく、900μm以下であれば尿の吸収を妨げる事もない。また、下段の厚みが100μm以上であれば尿の逆戻りをなくすことができ、900μm以下で尿の吸収を妨げる事もない。
(下層)
図1に示されるペット用排泄物吸収性物品用の表面シート11において、吸収体12側に配置されている下層15は、マンセル色相2.5YR〜7.5GY〜10.0BGに着色されていることを特徴としている。
マンセル色相とは、アメリカのアルバート・マンセル(Albert H. Munsell(1858−1918))によって、創り出された色を数値的に表すための体系(表色系)の色彩を表現する3属性の中の1つである。他の2つの属性は明度と彩度である。色相は、色の種類を表すものである。マンセルはこれを基本となる5色、赤(R)、黄(Y)、緑(G)、青(B)、紫(P)と中間の5色、黄赤(YR)、黄緑(GY)、青緑(BG)、青紫(PB)、赤紫(RP)の合計10色に分割した。さらにそれらの色相を10で分割した計100色相で表現した。これを順番に円形に並べたものを色相環という。色相環では各色の基本5色を5で、10分割した色を10として色名の頭文字に付加して表現する。黄色であれば5Y、青緑であれば10BGとなる。100分割した色の場合、それぞれ1〜4、6〜9を付ける。
下層のマンセル色相は2.5YR〜7.5GY〜10.0BGであり、7.5YR〜7.5GY〜2.5BGであると好ましく、7.5Y〜7.5GY〜10.0Gであると更に好ましい。下層のマンセル色相が、2.5YR〜7.5GY〜10.0BGの範囲内であれば、尿跡の隠蔽性に優れ、かつ血尿の色が確認できるので、ペットの健康管理をおこなえる。
しかしながら、下層のマンセル色相が、10PB〜10B〜1.0Bの範囲であると、尿跡の隠蔽性に劣る傾向にある。また、下層のマンセル色相が1YR〜10PR〜1Pの範囲であると、血尿の色が確認できず、ペットの健康管理に支障をきたす恐れがある。
下層として用いるのは、薄葉紙、ティッシュ、拡散紙、クレープ紙、吸水紙または不織布が好ましい。
不織布としては具体的に、パルプやレーヨンなどのセルロース系繊維で形成されたスパンレース不織布、前記セルロース系繊維と親水処理された合成樹脂繊維とで形成されたスパンレース不織布、親水処理された熱融着性の合成樹脂繊維で形成されたエアースルー不織布、親水処理された熱融着性の合成樹脂繊維で形成されたポイントボンド不織布などである。あるいは親水処理されたスパンボンド不織布、スパンボンド不織布にマイクロファイバーをラミネートした複合不織布で、具体的には、メルトブロー不織布/スパンボンド不織布/メルトブロー不織布の3層複合不織布等が用いられると好ましい。
〔裏面シート〕
図1に示されるペット用排泄物吸収性物品10において、裏面シート13は、尿漏れを防止するため液不透過性である。裏面シートは、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート等による樹脂フィルム、ポリエチレンフィルムとポリプロピレンフィルムとを積層した複層の樹脂フィルム、又は撥水性あるいは疎水性の不織布等で形成されると好ましい。この不織布は、メルトブロー不織布またはスパンボンド不織布、あるいはメルトブロー不織布とスパンボンド不織布とが積層された積層不織布などである。
裏面シートはその厚みが15〜30μmであると好ましく、20〜25μmであると更に好ましい。裏面シートの厚さが15μm以上であれば使用中および廃棄する際に破れにくい程度の強度が保持され、30μm以下であれば容易に折り畳むことができ、さまざまな形態に梱包することが可能である。
〔吸収体〕
図1に示されるペット用排泄物吸収性物品10において、吸収体12としては、尿などの液体を吸収する吸収性物質であればその種類は特に制限されず、例えば綿状パルプ、破木パルプ、高吸収性ポリマー等の吸収性ポリマー、それらの混合積載体、ティッシュペーパー、これら吸収性物質を紙(台紙)や不織布に挟み込んだものなどが挙げられる。
このような吸収体としては、例えば図6に示すように、フラッフパルプ等のパルプ16の集合体内の表面シート11側に吸収性ポリマー17が局在するように分散配置され、全体が薄葉紙18等の薄い台紙で覆われて形成されているものが好適に使用できる。吸収性ポリマー17を表面シート11側に局在するようにパルプ16内に分散配置することで、尿などの液体を効率的に吸収できる。また、吸収体12を薄葉紙18で覆うことで、保形成を確保したり、吸収性ポリマー17および後述する消臭剤19の脱落を防止したりできる。
なお、図6において、図1と同じ構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
吸収性ポリマー17は、図6に示すようにパルプ16中の表面シート11側に局在するように分散配置される他、パルプ16中に均一混合された状態で用いられたり、裏面シート13側に散布したり、層状にして厚み方向中央に挿入したりすることができる。あるいは、吸水性ポリマー17をシート化するなどの手段で部分的に配置してもよい。
吸水性ポリマーとしては、当該技術分野において通常用いられているものを適宜用いることができる。例えば、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム架橋体、(アクリル酸−ビニルアルコール)共重合体、(デンプン−アクリル酸)グラフト重合体、(イソブチレン−無水マレイン酸)共重合体及びそのケン化物、ポリアクリル酸カリウム、並びにポリアクリル酸セシウム等が挙げられる。これら吸水性ポリマーは1種単独で、又は2種以上を組み合わせて用いることができる。特に、尿の保持力や吸収速度の観点からポリアクリル酸ナトリウム系のものが好ましい。
吸水性ポリマーの使用量は、吸収体(吸水性ポリマー、および後述する消臭剤等を含み、例えば図6に示すペット用排泄物吸収性物品10の薄葉紙18と、本発明のペット用排泄物吸収性物品用の表面シート11の下層15に包含された部分)の乾燥質量100質量部に対して、乾燥質量で1〜50質量部であると好ましく、3〜45質量部であるとより好ましく、5〜40質量部であると特に好ましい。
また、吸収体12に合成繊維や架橋処理等を行った嵩高パルプ繊維等の繊維を配合して、液吸収時の圧縮部の復元性を向上させてもよい。
吸収体に繊維を配合した繊維状吸収体の場合、その使用量は、目付けが30〜500g/mであると好ましく、45〜400g/mであるとより好ましく、40〜300g/mであると更に好ましい。目付けが30g/m以上であれば、十分な吸液性が確保でき、500g/m以下であれば、容易に折り畳むことができ、さまざまな形態に梱包することが可能である。
また、吸収体12には、消臭剤19が配合されていることが好ましい。消臭剤が配合されることで、ペット排泄物に起因した悪臭に対する消臭性に優れるようになる。
消臭剤としては、ペット排泄物に起因する水分と接触しても色素の溶出がなく、ペットと接触しても皮膚感作性などの問題がなく、ペット用排泄物吸収性物品の外観を損なわない色を有するものを用いる。好ましく用いられる消臭剤としては、例えば消臭性を有する天然木材が挙げられる。そのような木材としては、ヒノキ、ヒバ、サワラ、アスナロ、タイヒ、ベニヒ、ネズコ、スギ、ヤクスギアカマツ、ベイヒバ、ベイスギ、カラマツ、トドマツ、ツガ、モミ等のスギ科、マツ科又はヒノキ科、コウヤマキ、イヌマキ等の針葉樹、ユーカリ、クスノキ、センダン、マヌカ等を挙げることができる。これらの木材は1種単独で、又は2種以上を組み合わせて用いることができる。中でも、色素が溶出しにくく、尿に対する消臭力の観点から、スギ科、マツ科又はヒノキ科が好ましいが、特にヒノキおよび/またはヒバが好ましい。
これらの木材は、長辺が5mm以下のおが屑、具体的には粉砕物もしくは圧縮物、または糸状もしくはリボン状にして使用することが望ましく、ペット用排泄物吸収性物品の吸収体に混合するのが好ましい。なお、木材のおが屑は、比重が軽いため単独で散粒するよりパルプ16に混合しながら積載する方が、安定生産しやすい。
消臭剤の配合量は、吸収体の乾燥質量100質量部に対して、0.5〜30質量部であると好ましく、1.0〜25質量部であるとより好ましく、1.5〜20質量部であると特に好ましい。消臭剤の配合量が0.5質量部以上であれば消臭性を十分に発揮でき、30質量部以下であれば製造しやすい。
ところで、従来のペット用排泄物吸収性物品用の消臭剤としては、香料や精油等が用いられる場合が多かったが、香料や精油等は保存中に変色したり分解したりして消臭効果が軽減しやすかった。また、精油の種類によっては皮膚感作性を有するため、ペットへの配慮が必要となることがあった。
しかし、本発明のように、消臭剤として上述した消臭剤、特にヒノキおよび/またはヒバからなる消臭剤を用いれば、ペットと接触しても問題がない。また、このような消臭剤は、保存中に変色や分解しにくいので、消臭効果を持続できる。
以上説明した表面シート、裏面シート、吸収体を有するペット用排泄物吸収性物品に用いる、本発明のペット用排泄物吸収性物品用の表面シートは、上層と下層の2層からなり、下層をマンセル色相2.5YR〜7.5GY〜10.0BGとすることで、ペットの尿跡を隠蔽することを可能とした。また、この範囲の色ではペットの血尿を確認できるので、ペットの健康管理もできる。
更に、その上層に白色で複数の開孔を有するシートを用い、尿の吸収を妨げることなく、尿跡の輪染み等を目立たなくすることを可能とし、清潔感があり、長期間使用可能なペット用排泄物吸収性物品を得ることを可能とした。
また、該上層が上段と下段との2段構造であり、その上段が下段の開孔率よりも高い開孔率を有している場合、ペットの足がペット用排泄物吸収性物品より逆戻りをした尿を直接踏むことを防ぐことができ、衛生的である。
〔ペット用排泄物吸収性物品〕
本発明のペット用排泄物吸収性物品は、図1、6に示すように、上述した本発明のペット用排泄物吸収性物品用の表面シート11と、裏面シート13と、それらの間に設けられた吸収体12とを有する。
例えば図1に示すペット用排泄物吸収性物品10は、以下のようにして製造できる。すなわち、裏面シート13、吸収体12、及び本発明のペット用排泄物吸収性物品用の表面シート11の下層15をこの順に下から積層させ、裏面シートの縁を折り返す。その上に得られた本発明のペット用排泄物吸収性物品用の表面シート11の上層14を、糊、ホットメルト系の接着剤、熱融着等を用いて、その周囲を接着し、ペット用排泄物吸収性物品10を成形する。
また、例えば図6に示すペット用排泄物吸収性物品10は、以下のようにして製造できる。すなわち、裏面シート13、薄葉紙18の上に積載された吸収体12、及び本発明のペット用排泄物吸収性物品用の表面シート11の下層15、その上に得られた本発明のペット用排泄物吸収性物品用の表面シート11の上層14をこの順に下から積層させる。ついで、糊、ホットメルト系の接着剤A、熱融着等を用いて、その周囲を接着し、ペット用排泄物吸収性物品10を成形する。
以上説明した本発明のペット用排泄物吸収性物品は、本発明のペット用排泄物吸収性物品用の表面シートを有しているので、ペットの尿跡を隠蔽すると共に、尿の吸収を妨げることなく、尿跡の輪染み等を目立たなくでき、清潔感があり、長期間使用可能である。
さらに、ペット用排泄物吸収性物品に備わる吸収体に特定の消臭剤を配合した場合、ペットと接触しても問題がなく、消臭効果を持続できる。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
また、各実施例及び比較例における諸物性の測定、及び評価は次の方法による。
〔マンセル色相〕
各薄葉紙のマンセル色相は、薄葉紙を10枚重ねた状態でハンディ型簡易分光色差計 NF333(色差日本電色株式会社製)を用いて測定した。
〔尿跡の隠蔽性〕
成形した各試料に、人尿30mLを一箇所に滴下し、6時間後、パネル5名にて表面から見た尿跡の目立ちにくさを目視判定した。
(評価基準)
4点:全く目立たない
3点:ほとんど目立たない
2点:あまり目立たない
1点:目立つ
0点:非常に目立つ
(判定基準)
◎◎:5人の平均点が4点以上
◎:5人の平均点が3点以上4点未満
○:5人の平均点が2点以上3点未満
△:5人の平均点が1点以上2点未満
×:5人の平均点が1点未満
なお、判定基準において○以上を合格とする。
〔逆戻り防止性〕
成形した各試料の高さ10cmの位置から、1質量%の塩化ナトリウム水溶液30mLを10秒間で50mLメスシリンダーを用いて各試料に注入した。
注入完了後、事前に質量を測定した濾紙(ADVANTEC製、5Aφ11cm)10枚を試料の表面に置き、その上から2kgの荷重を3秒間5×5×πcmの範囲に加えた。
その後、再び濾紙の質量を測定し、質量増加分を逆戻り量(g)とした。これを5回行い、平均値を表1及び2に示す。
〔色素溶出による外観の不衛生感〕
成形した各試料に、1質量%の塩化ナトリウム水溶液30mLを一箇所に滴下し、6時間後、パネル5名にて表面から見た色素溶出による外観の不衛生感を目視判定した。
(評価基準)
3点:色素溶出がない
2点:色素溶出がわずかにあるが、ほとんど目立たない
1点:色素溶出があり、目立つ
0点:色素溶出があり、非常に目立つ
(判定基準)
なし:5人全員の評価点が2点以上
あり:1点以下と判定した人が、1人以上
〔消臭効果〕
成形した各試料に、犬尿10mLを一箇所に滴下した後、アクリル製ボックス(0.5m)内に6時間放置し、放置後パネル3名にてボックス内の臭いの強さを官能評価した。臭いの強さは、6段階臭気強度表示法に準じ、以下の基準で判定し、平均値を求めた。
(判定基準)
5点:強烈な臭い
4点:強い臭い
3点:楽に感知できる臭い
2点:何のにおいであるかわかる弱い臭い
1点:やっと感知できる臭い
0点:無臭
下記の実施例、及び比較例において、上層として以下のフィルムを用意した。
開孔フィルム(A):
図2及び図3に示すような、ポリエチレン(坪量23g/m)、開孔率36%、開孔密度100孔/cm、厚さ400μmであり、1段構造の白色開孔フィルム。
開孔フィルム(B):
図4及び図5に示すような、ポリエチレン(坪量23g/m)、上段の開孔率60%、開孔密度10孔/cm、厚さ250μm、下段の開孔率37%、開孔密度120孔/cm、厚さ240μmである2段構造の白色開孔フィルム。
開孔フィルム(C):
ポリエチレン(坪量23g/m)、開孔率30%、開孔密度230孔/cm、厚さ280μmである1段構造の白色開孔フィルム。
〔実施例1〕
上層である開孔フィルム(A)(350mm×450mm)の裏面全面に、薄く糊を塗布した。次に、下層であるマンセル色相4.9Gの薄葉紙(株式会社シモジマ社製、ライトグリーン2102505、300mm×400mm)を開孔フィルム(A)の裏面全面に貼付け、表面シートを作成した。
表面シートを坪量208g/mの綿状パルプの上にのせて試料を成形し、各評価を行った。結果を表1に示す。
〔実施例2〕
上層として開孔フィルム(B)(350mm×450mm)を用いた以外は実施例1と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表1に示す。
〔実施例3〕
下層としてマンセル色相4.1BGの薄葉紙(株式会社ボンビアルコン社製、しつけるシーツ レギュラーサイズ(Lot.07.12.04)に使用されているものを剥がして使用、300mm×400mm)を用いた以外は実施例1と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表1に示す。
〔実施例4〕
下層としてマンセル色相5.1Yの薄葉紙(株式会社シモジマ社製、イエロー2102518、300mm×400mm)を用いた以外は実施例2と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表1に示す。
Figure 2009254345
表1に示されるように、実施例1〜4で成形した表面シートは上層が白色で複数の開孔を有し、かつ下層に用いた薄葉紙のマンセル色相が条件を満たしているので、尿跡の隠蔽性に優れたものであった。中でも、2段構造で開孔密度が高い開孔フィルム(B)を用いた実施例2及び4については、尿跡の輪染み等がぼける効果も見られた。
更に、上層が2段構造である実施例2及び実施例4については、尿の逆戻りが少なく、1段構造である上層よりも衛生的であった。
〔比較例1〕
下層としてマンセル色相3.3Bの薄葉紙(株式会社シモジマ社製、ブルー2102504、300mm×400mm)を用いた以外は実施例1と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表2に示す。
〔比較例2〕
下層としてマンセル色相4.1PBの薄葉紙(ユニ・チャームペットケア株式会社社製、デオシート レギュラーサイズ(Lot.862023021)に使用されているものを剥がして使用、300mm×400mm)を用いた以外は実施例1と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表2に示す。
〔比較例3〕
下層としてマンセル色相8.4Rの薄葉紙(株式会社シモジマ社製、オレンジ2102519、300mm×400mm)を用いた以外は実施例1と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表2に示す。
〔比較例4〕
下層としてマンセル色相4.3Rの薄葉紙(株式会社シモジマ社製、レッド2102600、300mm×400mm)を用いた以外は実施例1と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表2に示す。
〔比較例5〕
下層としてマンセル色相4.1PBの薄葉紙(ユニ・チャームペットケア株式会社社製、デオシート レギュラーサイズ(Lot.862023021)に使用されているものを剥がして使用、300mm×400mm)を用いた以外は実施例2と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表2に示す。
〔比較例6〕
上層である開孔フィルム(C)(350mm×450mm)の裏面全面に、薄く糊を塗布した。次に、下層であるマンセル色相3.3Bの薄葉紙(株式会社シモジマ社製、ブルー2102504、300mm×400mm)を開孔フィルム(C)の裏面全面に貼付け、表面シートを作成し用いた以外は実施例2と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表2に示す。
Figure 2009254345
表2に示されるように、比較例1〜5で成形した表面シートは、上層は白色で複数の開孔を有するものであるが、下層に用いた薄葉紙のマンセル色相が条件を満たしていないので、尿跡の隠蔽性が好ましくなかった。比較例6で成形した表面シートは、上層は白色で複数の開孔を有するものであり、下層に用いた薄葉紙のマンセル色相が条件を満たしていないので、尿跡の隠蔽性が好ましくなかった。また、上層が薄く、開孔密度が高いため、逆戻り量が多かった。
〔参考例1〕
ヒノキおが屑1gを綿状パルプに混合した以外は実施例1と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表3に示す。
〔参考例2〕
ヒバおが屑1gを綿状パルプに混合した以外は実施例2と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表3に示す。
〔参考例3〕
緑茶葉1gを綿状パルプに混合した以外は実施例1と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表3に示す。
〔参考例4〕
紅茶葉1gを綿状パルプに混合した以外は実施例2と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表3に示す。
〔参考例5〕
粉砕コーヒー豆1gを綿状パルプに混合した以外は実施例1と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表3に示す。
〔参考例6〕
実施例1と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表3に示す。
Figure 2009254345
表3に示されるように、参考例1〜2、および6で成形した試料は、色素溶出による外観の不衛生感を与えることなく消臭効果が良好であった。これに対して参考例3〜5で成形した試料は、外観の不衛生感のなさと消臭効果を同時に満たすことが困難であった。
ペット用排泄物吸収性物品の一例の断面図である。 1段構造の上層の一例の上面図である。 1段構造の上層の一例の断面図である。 2段構造の上層の一例の上面図である。 2段構造の上層の一例の断面図である。 ペット用排泄物吸収性物品の他の例の断面図である。
符号の説明
10:ペット用排泄物吸収性物品、11:ペット用排泄物吸収性物品用の表面シート、12:吸収体、13:裏面シート、14:上層、15:下層、16:パルプ、17:吸収性ポリマー、18:薄葉紙、19:消臭剤、20:1段構造の上層、21:フィルム、22:孔、30:2段構造の上層、31上段、32:下段、33:孔。

Claims (4)

  1. 液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、それらの間に設けられた吸収体とを有したペット用排泄物吸収性物品用の表面シートにおいて、
    上層と下層の2層からなり、上層が白色で、複数の開孔を有し、下層がマンセル色相2.5YR〜7.5GY〜10.0BGに着色されているペット用排泄物吸収性物品用の表面シート。
  2. 前記上層の開孔率が32〜50%、開孔密度が50〜200孔/cm、厚みが300〜1000μmである請求項1記載のペット用排泄物吸収性物品用の表面シート。
  3. 前記上層が、上段と下段との2段構造であり、上段が下段の開孔率よりも高い開孔率を有している請求項1又は2記載のペット用排泄物吸収性物品用の表面シート。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のペット用排泄物吸収性物品用の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、それらの間に設けられた吸収体とを有したペット用排泄物吸収性物品。
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