JP5483598B2 - ペット用トイレシート - Google Patents

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Description

本発明は、犬や猫等のペット(小動物)の排泄液の処理に用いられるペット用トイレシートに関する。
従来、犬や猫等のペットを住居内で飼育する場合、ペットが排泄した尿等の排泄物を吸収するために、トイレシートが使用されている(例えば下記特許文献1参照)。同文献に記載のシートは、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート及び両シート間に介在する例えば吸水ポリマーのような液保持性の吸収体を備えている。このようなシートは、一般的には床に載置して用いられ、ペットがその上で排尿をすると、吸収体の吸収性によって、排泄物が吸収される。このようなシートは、ペットの大きさにもよるが、通常1〜数回の尿を吸収した後に、又は1日使用した後に新しいシートと交換される。
ペット用トイレシートに排尿がなされると住居内に尿臭が拡散する。これを防ぐものとして、消臭機能を付与したシートが知られている(例えば、特許文献2〜4)。これらの技術によれば、尿臭に対する有効な消臭効果が期待される。
特開2003−92940号公報 特開平1−120234号公報 特開2008−142014号公報 特開2008−161150号公報
消臭剤を配合したトイレシートでは、その消臭性能が高ければ高いほど、嗅覚的にペットの排尿の有無を判断することが困難になる。特に、特許文献2のように、消臭剤として活性炭等の黒色系のものを使用した場合には、尿の色が見えないか極めて見え難くなるため、排尿の有無を視認することが困難となる。特に、ペットが排尿している行動を見逃した場合に、長時間経過後の排尿の有無を判断することが困難である。
従って本発明の課題は、有色の消臭剤を含有して消臭性能を有しながら、ペットの排尿の有無を長時間経過した後も視認し易いペット用トイレシートを提供することにある。
本発明は、排泄側の表面に配された光透過性である液透過性の表面シートと、非排泄側に配された液不透過性の裏面シートと、それらシートの間に配された液保持性の吸収体とを含むペット用トイレシートであって、前記表面シートと前記吸収体との間には、有色の消臭剤を含む液透過性の消臭シートが配されており、排泄側の表面から見たときに、前記ペット用トイレシートの少なくとも周縁部を除く部分に、前記消臭剤の色よりも淡い色の液保持可能領域が形成されているペット用トイレシートを提供することにより、前記課題を解決したものである。
本発明のペット用トイレシートは、消臭性能を有しかつ排尿の有無を長時間経過した後も視認し易い。
図1は、本発明のペット用トイレシートの第1実施形態を模式的に示す斜視図である。 図2は、図1のX1−X1線断面を模式的に示す断面図である。 図3は、図1のペット用トイレシートの有する消臭シート5の斜視図である。 図4は、本発明のペット用トイレシートの第2実施形態を模式的に示す斜視図である(図2相当図)。 図5は、図4のペット用トイレシートの有する消臭シート5の斜視図である(図3相当図)。 図6は、本発明のペット用トイレシートの第3実施形態を模式的に示す斜視図である(図2相当図)。 図7(a)〜(d)は、本発明のペット用トイレシートの更に別の実施形態を模式的に示す平面図である。
以下、本発明のペット用トイレシートについて、その好ましい第1実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。第1実施形態のペット用トイレシート1A(以下、「トイレシート1A」ともいう)は、図1、図2に示すように、排泄側の表面に配された液透過性の表面シート2と、非排泄側(排泄側遠方)に配された液不透過性の裏面シート3と、それらシート2,3間に液保持性の吸収体4とを備えている。表面シート2と吸収体4の間には、有色の消臭剤を含む消臭シート5を備え、トイレシート1Aにおいては、更に、消臭シート5と表面シート2の間に中間シート6を備えている。
なお本発明のペット用トイレシート又はペット用トイレシートを構成する材料においては、ペットが排泄を行う際に近い側を「排泄側」又は「上側」、遠い側を「非排泄側」又は「下側」と呼ぶ。また、上下方向(図中のZ方向)に対して垂直な方向を「面方向」と呼ぶ。
表面シート2は、光透過性であり、かつ液透過性である。ここで光透過性とは、通常家庭で使用される照明を一方の面から照射した場合に反対側の面から照射した光が見える程度のもの、即ち、表面シートの上側から光を照射した場合に照射側と反対側(下側)の面と接して配される部材が視認できる程度の性質を備えたものを言う。より具体的には、JIS K 7105法に準拠した全光線透過率測定方法に従った反射率として、反射・透過率計((株)村上色彩研究所製、商品名「HR−100」)を用い、表面シートの任意の点10点を、A光源で全光透過率Ttの値を測定し、その平均値を持って光透過率とし、当該値が30〜90%、特に40〜80%のものが好ましい。当該範囲であると、後述するメカニズムにおいて、排尿の有無が視認しやすいと共に、通常状態では下層側シートの色が適度に遮蔽され、視覚的に柔らかな印象となるので、室内に置くペットシートとして周囲との調和が取りやすく好ましい。
表面シート2としては、例えば不織布や多孔性フィルムシート等を用いることができる。好ましくは、液保持性がないか極めて低いもので、液を素早く下層側へ通過させやすい材料がよい。そのような材料を使用することにより、表面の液残りが少なくなるので尿臭が発生・拡散し難くなり、また、消臭シートと尿が接触し易くなるので、より消臭効果が発揮し易い。したがって、表面シート2の材料としては撥水性繊維からなる不織布又はそれを親水化処理した不織布や、樹脂性の多孔性フィルムシートが好ましい。
表面シート2に不織布を使用する場合には、ペットが特に犬等の場合には、いたずらで引っ掻いたり、掘り起こす動作などをするために、十分な強度を有するものが好ましい。そのような不織布としては、ヒートロール不織布、スパンボンド不織布、エアスルー不織布などが挙げられる。十分な液透過性及び機械的強度の確保、並びに経済性の観点から、不織布の坪量は10〜100g/m2、特に15〜40g/m2であることが好ましい。
図2に示すように、液不透過性の裏面シート3は非排泄側(排泄側遠方)に配されるもので、トイレシート1Aにおいては最も下側に位置するものであることから、使用状態においてはトイレシートと共に使用するトイレトレーや床等と直接接触する部位となる。そこで、裏面シート3は透湿性がないか低いものであると、トイレシートに尿が排泄された後放置されていても床やトイレトレーに湿気が溜まり難いので好ましい。裏面シート3としては、合成樹脂製の液不透過性フィルムや、スパンボンド−メルトブローン−スパンボンド積層(SMS)不織布等の耐水圧が高い撥水性の不織布を用いることができるが、低透湿性という点からは合成樹脂製のフィルムを用いることが好ましい。
液保持性の吸収体4としては、パルプ等のセルロース系繊維からなる吸液性繊維と、高吸収性ポリマー等のヒドロゲル材料からなる粒子との混合体から構成されているものや、又は該混合体がティッシュペーパーや不織布等からなる液透過性シートで包被されて構成されているもの、更には、2枚の不織布の間に膨潤可能な状態で高吸収性ポリマーが挟持されたパルプレス構造のものや、特開平8−246395号公報記載の吸収性シートなどを使用することができる。トイレシート1Aでは、吸水性ポリマー、解繊パルプ等の混合物を主とする吸収体4を未晒しパルプ製の紙によって包被して吸収構造体としている。
トイレシート1Aを平面視した形状は、図1に示すように、Y方向に長い長方形状であるが、平面視した形状に特に制限はなく、例えば楕円形、多角形等の形状であってもよい。トイレシート1Aを構成する吸収体4を平面視した形状は、特に限定されないが、トイレシート1Aを平面視した形状と一致していることが好ましく、トイレシート1Aにおいては、Y方向に長い長方形状である。トイレシート1Aを構成する表面シート2及び裏面シート3は、吸収体4の外周よりも外方に延出しており、トイレシート1Aにおいては、互いに同形同大に形成されており、トイレシート1Aの輪郭と一致する輪郭を有している。
図2に示すように、表面シート2と吸収体4との間、即ち吸収体4の上側には有色の消臭剤を含む液透過性の消臭シート5が配されている。本明細書において「有色」とは、無色透明を除くのみならず、白色(L*値が85以上)も除くことを意味する。尚、本明細書において「白色」とはL*値が85以上であり、「白色系」とはL*値が80以上であることを意味する。消臭シート5の消臭剤は、具体的には、CIE−L***表色系におけるL*値が40以下、特に25以下、更には10以下のものであることが好ましい。ここで「有色の消臭剤のL*値」とは、有色の消臭剤そのもののL*値のことであり、粒状等の場合には、シャーレ等に出来る限り隙間なく敷き詰めて測定される。本明細書においては、例えば、口内径30mm、高さ15mmの透明ガラスシャーレに有色の消臭剤を敷き詰め、蓋をしない状態で色差計によって測定する。これに代えて、粉末体を充填し得るセルやアタッチメントを備えた色差計を用いても良い。消臭シート5が吸収体4の上側に配されることにより、吸収体4が吸収保持した尿の臭いを有効に消臭することができる。
消臭シート5を平面視した形状は、特に限定されないが、トイレシート1Aにおいては、吸収体4と同じ長方形状に形成されており、吸収体4と同じ大きさに形成されている。消臭シート5の有色の消臭剤が配されている部分におけるL*値は35以下、特に25以下、更には15以下であることが、長時間経過後の尿の存在を遮蔽する観点から好ましい。また、有色の成分が消臭剤の場合には十分な消臭機能を確保する点で好ましい。なお、消臭シート5のL*値の測定方法は、後述する中間シート6の測定方法と同じである。
トイレシート1Aにおける消臭シート5は、図3に示すように、有色の消臭剤として活性炭を含む消臭層51を、上側のパルプシート52及び下側のパルプシート53に挟持された構造となっている。消臭層51とパルプシート52,53とは、抄き合わせ又は接着剤等を用いた貼り合わせにより積層される。トイレシート1Aにおける消臭シート5は、図3に示すように、消臭層51を複数有し、消臭シート5の輪郭と一致するパルプシート52,53を有している。各消臭層51は、トイレシート1Aにおいては、Y方向に長い長方形状に形成されており、各消臭層51のY方向の長さとパルプシート52,53のY方向の長さとは略同じである。トイレシート1Aの消臭シート5は、図3に示すように、パルプシート52,53の間に、パルプシート52,53のY方向に亘って各消臭層51を配して固定し、各消臭層51をX方向に一定間隔を空けて配して固定して形成されている。尚、各消臭層51同士の間隔については、後で詳述する。このように形成される消臭シート5としては、本出願人が先に出願した特開2001−309968号公報に記載の方法を用いて製造された消臭シートを用いることができる。
消臭シート5の厚み(消臭層51の配された位置での厚み)は、用途に応じて適宜調整されればよいが、好ましくは0.1〜2.0mm、更に好ましくは0.2〜0.5mmである。パルプシート52、53の厚みは、用途に応じて適宜調整されればよいが、好ましくは0.1〜2.0mm、更に好ましくは0.2〜0.5mmである。
本発明においてシート材の厚みは、特に断らない限り、測定法としてはキーエンス社製のレーザー厚み計(商品名:LK−080)にて0.245kPaの荷重下で測定した値を厚みとする。
トイレシート1Aにおける消臭シート5を構成する複数の消臭層51は、多孔性消臭剤と繊維原料を主体としてなる。繊維原料としては、NBKP、LBKP等の木材パルプの他、藁、綿等の非木材パルプ等の公知の天然繊維が使用できる。また、シート強度を向上させる目的で、ポリエチレン繊維等の合成繊維を適宜混合してもよい。消臭層51における繊維原料の含有率は、好ましくは50〜99質量%、更に好ましくは70〜97質量%である。50質量%以上とすることにより、シート強度やフレキシブル性が十分なものとなり、99質量%以下とすることにより消臭効果が十分に奏される。
消臭シート5の消臭層51を構成する消臭剤は多孔性であり、孔直径2〜20nmの細孔の容積が多孔性の消臭剤1g中に0.2ml/g以上のものが好ましく、0.6ml/g以上となるように、該細孔を有しているものがより好ましい。孔直径が小さすぎると粒子径が大きい場合など、吸着速度が遅くなり、消臭機能が発揮できないことがある。細孔の容積が小さすぎると、消臭剤の必要量が多くなり、製品のコストが嵩んだり、十分な消臭能力が発揮されない場合がある。
消臭シート5の消臭剤は、その少なくとも一部が疎水性であるのが好ましい。少なくとも一部が疎水性であるとは、少なくとも表面が疎水性であることを好ましくは意味し、これにより、多孔性の消臭剤が濡れにくくなり、排泄物で濡れることにより消臭性能が低下することが少なくなる。また、多孔性の消臭剤の平均粒子径は、1〜500μmとするのが、トイレシート1Aへ導入する際の固定性、分散性及び風合いの点から好ましい。
消臭シート5の消臭剤としては種々用いることができるが、活性炭、備長炭、竹炭、コーヒー殻や、その他有色又は着色した多孔質材料などを使用することができる。これらの中でも、活性炭を用いることが好ましい。活性炭としては、水蒸気賦活活性炭や薬品賦活活性炭を用いることができるが、薬品賦活活性炭が尿臭の消臭効果が高いので好ましい。薬品賦活活性炭としては、塩化亜鉛賦活活性炭、リン酸賦活活性炭等が挙げられる。
消臭シート5の消臭剤の含有量は、トイレシートの飽和吸収量(g)に対し2〜20nmの細孔の容積が0.3ml/100g以上であるのが好ましく、0.6ml/100g以上であるのが更に好ましい。0.3ml/100g以上とすることにより、十分な消臭効果を発揮することができる。なお、前記飽和吸収量は、下記のようにして測定される。
飽和吸収量;トイレシートを生理食塩水に30分間浸漬する。30分経過後吸収性物品を引き上げ、30分間水切りを行い、水切り後の重量(g)から浸漬前の重量(g)を差し引き、これを飽和吸収量とする。消臭層51は、多孔性の消臭剤及び繊維原料を含有したスラリーから、常法通り、通常の湿式抄紙法によりシート状に成形して得ることができる。
消臭シート5を構成するパルプシート52、53としては、液透過性の材料が用いられ、具体的には、紙、不織布等が用いられる。紙とした場合、繊維原料としては、消臭層51と同様のものが使用できる。また、不織布とした場合、例えば、スパンレース不織布、スパンボンド不織布等の公知の不織布がいずれも使用できる。トイレシート1Aにおいては、パルプシート52,53に紙を用いており、尿などの液体が、パルプシート52,53と接触した際にパルプシート上で面方向に拡散し、一部は暫くの間パルプシート上に残るので、有色の消臭剤の色を浮き立たせる効果があり、好ましい。特に、パルプシート52,53に未晒しパルプ製シートを用いると面方向の拡散性がより高く、また、消臭効果と有色の消臭剤の遮蔽効果が付加できるので好ましい。また、パルプシート52,53に紙を使用する場合には、クレープ加工した紙を用いることにより、液拡散性を高めることが可能となり好ましい。クレープ加工としてはドライクレープを用いると、液と接触した後にクレープ部分が伸びて面積が広がることから、有色の消臭剤の色を浮き立たせる面積が広がることが期待でき、好ましい。
トイレシート1Aにおいては、消臭シート5と表面シート2との間に、有色の消臭剤よりもL***表色系のL*値が大きく且つ光透過率が表面シート2よりも低い液保持可能な有色の液透過性の中間シート6が配されている。トイレシート1Aは、中間シート6を複数有している。各中間シート6は、トイレシート1Aにおいては、消臭シート5を構成する消臭層51の形状に略一致する形状をなしており、各消臭層51に対応するように、各消臭層51の上側に配して固定されている。中間シート6が消臭シート5を構成する消臭層51と表面シート2との間に配されることにより、以下の効果が奏される。
まず、排尿前のトイレシート1Aにおいては、有色の消臭剤が黒色の場合には、消臭剤の黒色が遮蔽されて、室内で使用するトイレシートと室内の雰囲気との美観の調和を取りやすい。また、排尿された直後においては、有色の消臭剤の黒色を浮き立たせることにより、消臭剤によって嗅覚的に分かり難くなった排尿の有無を視覚的に判断しやすくなる。排尿直後の視覚性の効果は、以下のメカニズムによって説明される。即ち、ペットがトイレシート1Aに排尿すると、尿は表面シート2を素早く通過した後に中間シート6に到達する。ここで、中間シート6は液保持性可能であるため、液を保持した状態でそれより下側にある消臭シート5に押し当てられる。また、中間シート6は液透過性でもあるので、中間シート6に到達した尿の大部分は下側へ透過され、消臭シート5に受け渡される。このとき、消臭シート5の、上側に位置するパルプシート52の濡れた部分に存在する有色の消臭剤の黒色が、濡れていない消臭剤の黒色の部分と比較して浮き出て見える。中間シート6が液保持可能なために、この浮き出て見える時間が暫く続くことから、排尿直後から暫くの間は、表面シート2側から排尿の有無を視認することが容易になる。
中間シート6は、L***表色系のL*値が有色の消臭剤よりも大きく、具体的には、有色の消臭剤よりもL*値が2〜40、特に2〜30、更に5〜25高いことが、未使用時の遮蔽効果の観点、及び濡れた際に有色の消臭剤が浮き出て見え易くなるので好ましい。また、中間シート6は、L*値が消臭シート5より大きいことがなお好ましい。なお、中間シート6のL*値は色差計によって測定できる。例えば、日本電色工業(株)のハンディ型分光色差計NF777(商品名)を用い、照明条件C、視野角条件2°、正面受光条件0/45°、光束径φ10mmの測定条件で、トイレシート1で配した枚数分の中間シート6の反射光を測定して求めることができる。このとき、背景板としてL*値が95以上の白色板を用いて測定することが好ましい。
また、中間シート6のL*値は消臭シート5のL*値よりも2〜30、特に5〜30、更に7〜25高いことが、同様の観点から好ましい。
中間シート6のL*値は、具体的には5〜60、特に10〜50であると、未使用時の遮蔽効果と、室内の美観との調和を両立する観点から、そして、排尿後の視認性の観点から好ましい。
中間シート6は光透過性であるが、表面シート2よりも光透過性が低い。このため、未使用時の遮蔽性に優れるとともに、表面シート側から排尿の有無の確認がし易くなっている。表面シート2と中間シート6の光透過率の差は20〜90%、特に25〜70%であることが好ましい。なお、光透過率の測定方法は、表面シート2における測定方法と同様にして行う。
本発明のトイレシート1は、表面シート2の上側から測定したL*値が8〜70、特に10〜65であると、未使用時の遮蔽効果と、室内の美観との調和を両立する観点から、そして、排尿後の視認性の観点から好ましい。ここで測定されるL*値は、消臭剤が配置されている部分と消臭剤の色よりも淡い色の液保持可能領域それぞれで任意の5点ずつ測定して得られた10点の値の平均値である。
中間シート6は液透過性であるとともに液保持可能である。ここで液保持可能とは、吸収体4に求められるような半永久的な保持能力に限定するものではなく、一時的な保持力を有する場合も含むものである。中間シート6は消臭シート5よりも上側に存在することから、一時的な保持力を有するものであることが臭いを外部に漏らしにくいので好ましい。液透過性でかつ液保持可能な性質を有する材料としては、ティッシュペーパー等の薄葉紙、ダンボール紙等の厚紙を含む紙製品、親水性繊維を構成成分とする親水性の不織布や織布が挙げられる。
中間シート6を構成するシートが紙製品の場合には、当該構成シートの坪量が10〜50g/m2、特に20〜45g/m2であると液体透過性と液保持性のバランスが良く、また、遮蔽効果も十分なので好ましい。特に、クレープ加工した紙を用いることが、未使用時の遮蔽性と排尿後の視認性の両立の観点から好ましい。中間シート6の繊維原料としては、NBKP、LBKP等の木材パルプの他、藁、綿等の非木材パルプ等の公知の天然繊維が使用できる。また、シート強度を向上させる目的で、ポリエチレン繊維等の合成繊維を適宜混合してもよい。
中間シート6の好ましいシート材料としては、未晒しパルプ製の紙が挙げられる。未晒しパルプ製の紙はそれ自体が茶色であって遮蔽性に優れるとともに、木材成分による消臭性能が付与され、また、リグニン等の成分によって適度な親水性を備えていることから面方向への液拡散性と下方向への液透過性のバランスが良い。このために、排尿後の液拡散面積が適度なので排尿の有無が視認し易い。更に、中間シート6に未晒しパルプ製の紙を用いると、消臭シート5の有色の消臭剤が特に黒色の場合に遮蔽効果が付加できる。
トイレシート1Aにおいては、消臭シート5の方が中間シート6よりも液拡散速度が速いことが好ましい。こうすることによって、消臭シート5表面では液が相対的に長い時間残り易く、面方向に拡がることで中間シート6の広い面積で尿が一時的に保持しやすい状態となる。したがって、排尿から比較的長い時間が経過した後であっても排尿の有無が視認し易くなる。液吸収速度をこのような関係とするためには、構成するシート材料を中間シート6よりも消臭シート5の方の親水性を低くする方法や、同等の吸収速度のシート材料を使用しながら消臭シート5に使用する消臭剤を疎水性のものとする方法等が挙げられる。後者の方法を使用することが、長期に亘った消臭性能を得られるとともに、大量の尿を一度に排泄された場合に消臭が素早く行われるので好ましい。なお、吸収速度は以下のようにして測定される。
液拡散速度の測定方法: 各シートを直径30mmのシャーレの上に緊張状態で静置し、上方から赤く着色した生理食塩水5mlを、ピペットを用いて1箇所に10秒かけて滴下する。滴下終了後の液の広がり面積を測定し、これを拡散速度とした。
本発明のペット用トイレシートは、排泄側の表面から見たときに、ペット用トイレシートの少なくとも周縁部を除く部分に、消臭剤の色よりも淡い色の液保持可能領域7が形成されている。詳述すると、トイレシート1Aは、図2に示すように、表面シート2及び裏面シート3の間に、吸収体4、吸収体4の上側にX方向に間隔を空けて配した複数の消臭層51を有する消臭シート5、及び消臭シート5の各消臭層51の上側に配された複数の中間シート6を配し、吸収体4の外周よりも外方に延出した、表面シート2及び裏面シート3の部分を互いに固定することにより形成されている。従って、トイレシート1Aにおける液保持可能領域7とは、トイレシート1Aを排泄側の表面から見たときに、X方向に一定間隔を空けて配した消臭層51同士の間の領域に一致する領域のことである。尚、トイレシート1Aは、上述したように、各消臭層51の上側に中間シート6を配しているため、液保持可能領域7は、中間シート6同士の間の領域にも一致している。トイレシート1Aにおいては、液保持可能領域7は、図1に示すように、排泄側の表面から見たときに、吸収体4の外周よりも外方に延出するペット用トイレシートの周縁部(吸収体4の外周よりも外方に延出した、表面シート2及び裏面シート3の部分を固定した部分)を除く部分、即ち、吸収体4の配された位置に、X方向に一定間隔を空けてストライプ状に形成されている。
吸収体4の表面積に対する、吸収体4上の液保持可能領域7の全面積(吸収体4の表面積から複数の消臭層51の表面積の総和を差し引いた面積)の割合は、ペットの排尿後の液保持可能領域7の美感性と消臭層51の消臭効果とのバランスの観点から、1〜40%であることが好ましく、5〜25%であることが更に好ましい。
各液保持可能領域7のX方向の長さ(各消臭層51同士の間隔)は、同様の観点から、1〜50mmであることが好ましく、5〜30mmであることが更に好ましい。
液保持可能領域7は、トイレシート1Aにおいては、視認性の点から、液保持可能領域7のCIE−L***表色系のL*値が65以上、特に80以上(白色系)であることが好ましく、90以上であることが更に好ましい。また、同様の観点から、液保持可能領域7において、a*値が−5〜5の範囲、特に−3〜3の範囲であることが好ましく、また、b*値が−10〜5の範囲、特に−10〜3の範囲であることが好ましい。
次に上述した本発明の第1実施形態のトイレシート1Aを使用した際の作用効果について説明する。
トイレシート1Aは、図1,図2に示すように、表面シート2と吸収体4との間には、有色の消臭剤を含む消臭シート5が配されており、排泄側の表面から見たときに、ペット用トイレシート1Aの周縁部を除く部分(吸収体4上)に、消臭剤の色よりも淡い色の液保持可能領域7が形成されている。このようなトイレシート1Aを使用すると、上述したように、排尿された直後においては、有色の消臭剤の例えば黒色を浮き立たせることにより、消臭剤によって嗅覚的に分かり難くなった排尿の有無を視覚的に判断しやすくなる。次いで、消臭シート5に受け渡された尿が、更に下側に通過し、最終的に吸収体4に保持されたとしても、吸収体4に保持された尿の色が、液保持可能領域7を通して視認できるので、排尿されてから時間が経過しても、消臭剤によって嗅覚的に分かり難くなった排尿の有無を視覚的に判断できる。特に、トイレシート1Aにおいては、液保持可能領域7がストライプ状に形成されているので、排尿箇所の如何に関らず、飼い主にとっては排尿の有無が確認しやすいと共に、来客者にとっては一見して排尿の有無が分かり難いというメリットがある。
次に、本発明の第2実施形態のトイレシートについて、図4に基づいて説明する。
第2実施形態のペット用トイレシート1B(以下、「トイレシート1B」ともいう)については、第1実施形態のトイレシート1Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、トイレシート1Aと同様であり、トイレシート1Aの説明が適宜適用される。
トイレシート1Bの有する消臭シート5の形状が、トイレシート1Aの有する消臭シート5の形状と異なっている。また、トイレシート1Bは、トイレシート1Aの有する中間シート6を有しておらず、図4に示すように、白色系のシート8を複数有している。
トイレシート1Bの消臭シート5は、吸収体4と同じ長方形状に形成されており、吸収体4と同じ大きさに形成されている。トイレシート1Bの消臭シート5は、図5に示すように、Y方向に長い1個の長方形状の消臭層51を有し、消臭シート5の輪郭と一致する輪郭の上側のパルプシート52及び下側のパルプシート53を有している。トイレシート1Bの消臭シート5を構成するパルプシート52,53は、図5に示すように、Y方向の長さがトイレシート1Bの消臭層51のY方向の長さと略一致しており、X方向の長さがトイレシート1Bの消臭層51のX方向の長さよりも長く形成されている。トイレシート1Bの消臭シート5は、図5に示すように、上側のパルプシート52及び下側のパルプシート53の間に長方形状の1個の消臭層51を配し、消臭層51のX方向の両端縁よりも外方に延出した、パルプシート52,53の部分を互いに固定することにより形成されている。このように形成されるトイレシート1Bの消臭シート5としては、本出願人が先に出願した特開2001−309968号公報に記載の方法を用いて製造された消臭シートを用いることができる。
トイレシート1Bは、表面シート2と消臭シート5との間に、白色系のシート8を複数有している。白色系の各シート8は、トイレシート1Bにおいては、Y方向に長い長方形状に形成されており、各シート8のY方向の長さと、消臭シート5及び吸収体4のY方向の長さとは略同じである。トイレシート1Bの白色系の複数のシート8は、図4に示すように、消臭シート5の上側に、消臭シート5のY方向に亘って配され、X方向に一定間隔を空けて配されている。
トイレシート1Bは、図4に示すように、表面シート2及び裏面シート3の間に、吸収体4、吸収体4の上側に消臭シート5、及び消臭シート5の上側にX方向に一定間隔を空けて配された複数の白色系のシート8を配し、吸収体4の外周よりも外方に延出した、表面シート2及び裏面シート3の部分を互いに固定することにより形成されている。従って、トイレシート1Bにおける液保持可能領域7とは、トイレシート1Bを排泄側の表面から見たときに、X方向に一定間隔を空けて配した白色系のシート8に一致する領域のことである。トイレシート1Bにおいては、液保持可能領域7は、排泄側の表面から見たときに、吸収体4の外周よりも外方に延出するペット用トイレシートの周縁部(吸収体4の外周よりも外方に延出した、表面シート2及び裏面シート3の部分を固定した部分)を除く部分、即ち、吸収体4の配された位置に、X方向に一定間隔を空けてストライプ状に形成されている。
吸収体4の表面積に対する、吸収体4上の液保持可能領域7の全面積(白色系の複数のシート8の表面積の総和)の割合や、液保持可能領域7のX方向の長さ(各白色系のシート8同士の間隔)各々の好ましい範囲は、トイレシート1Aと同じである。
白色系のシート8としては、ティッシュペーパー等の薄葉紙、親水性繊維を構成成分とする親水性の不織布や織布等を用いることができ、トイレシート1Bを排泄側の表面から見たときに、液保持可能領域7のCIE−L***表色系のL*値が80以上となるものであれば良い。例えば、白色系のシート8が親水性の不織布である場合には、その坪量が5〜80g/m2であることが好ましい。
第2実施形態のトイレシート1Bの形成材料について説明する。第2実施形態のトイレシート1Bについては、白色系のシート8以外、第1実施形態のトイレシート1Aの形成材料と同様である。
上述した本発明の第2実施形態のトイレシート1Bを使用した際の作用効果について説明する。
第2実施形態のトイレシート1Bの効果については、第1実施形態のトイレシート1Aの効果と異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態のトイレシート1Aの効果と同様であり、第1実施形態のトイレシート1Aの効果の説明が適宜適用される。
トイレシート1Bは、液保持可能領域7が尿を保持した状態が視認しやすいので、排尿後比較的長時間が経過した場合でも、排尿の有無が分かり易い。また、消臭シート5の面積を広く取ることが可能なので、高い消臭効果を長時間維持することが可能である。
次に、本発明の第3実施形態のトイレシートについて、図6に基づいて説明する。
第3実施形態のペット用トイレシート1C(以下、「トイレシート1C」ともいう)については、第1実施形態のトイレシート1Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、トイレシート1Aと同様であり、トイレシート1Aの説明が適宜適用される。
トイレシート1Cの有する消臭シート5の形状は、トイレシート1Aの有する消臭シート5の形状と異なっている。また、トイレシート1Cは、図6に示すように、トイレシート1Aの有する中間シート6を有していない。
トイレシート1Cは、吸収体4と表面シート2との間に、消臭シート5を複数有している。各消臭シート5は、トイレシート1Cにおいては、Y方向に長い長方形状に形成されており、各消臭シート5のY方向の長さと、吸収体4のY方向の長さとは略同じである。トイレシート1Cの複数の消臭シート5は、図6に示すように、吸収体4の上側に、吸収体4のY方向に亘って配され、X方向に一定間隔を空けて配されている。各消臭シート5を構成する消臭層51、上側のパルプシート52、及び下側のパルプシート53は、それぞれ、消臭シート5の輪郭と一致しており、X方向及びY方向の長さが同じである。トイレシート1Cの消臭シート5は、本出願人が先に出願した特開2001−309968号公報に記載の方法を用いて製造された消臭シートを短冊状に切断することにより形成することができる。
トイレシート1Cは、図6に示すように、表面シート2及び裏面シート3の間に、吸収体4、及び吸収体4の上側にX方向に一定間隔を空けて配された複数の消臭シート5を配し、吸収体4の外周よりも外方に延出した、表面シート2及び裏面シート3の部分を互いに固定することにより形成されている。従って、トイレシート1Cにおける液保持可能領域7とは、トイレシート1Cを排泄側の表面から見たときに、X方向に一定間隔を空けて配した消臭シート5同士の間の領域に一致する領域のことである。トイレシート1Cにおいては、液保持可能領域7は、図6に示すように、排泄側の表面から見たときに、吸収体4の外周よりも外方に延出するペット用トイレシートの周縁部(吸収体4の外周よりも外方に延出した、表面シート2及び裏面シート3の部分を固定した部分)を除く部分、即ち、吸収体4の配された位置に、X方向に一定間隔を空けてストライプ状に形成されている。
第3実施形態のトイレシート1Cの形成材料について説明する。第3実施形態のトイレシート1Cについては、第1実施形態のトイレシート1Aの形成材料と同様である。
上述した本発明の第3実施形態のトイレシート1Cを使用した際の作用効果について説明する。
第3実施形態のトイレシート1Cの効果については、第1実施形態のトイレシート1Aの効果と異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態のトイレシート1Aの効果と同様であり、第1実施形態のトイレシート1Aの効果の説明が適宜適用される。
トイレシート1Cは、排泄された液が消臭シート5,5の間の領域から直接吸収体4に到達するので、排泄された尿の色が固定されて視認しやすくなると共に、尿が吸収体に吸収・保持され易いので、吸収性能が発揮され易い。
本発明のトイレシートは、上述の第1実施形態のトイレシート1A、第2実施形態の使トイレシート1B、及び第3実施形態のトイレシート1Cに何ら制限されるものではなく、適宜変更可能である。また、上述の第1,第2,第3実施形態のトイレシートにおける各構成要件は、本発明の趣旨を損なわない範囲で、適宜組み合わせて実施できる。
例えば、上述の第1,第2,第3実施形態のトイレシート1A,1B,1Cにおいては、図1,図2,図4,図6に示すように、液保持可能領域7が、吸収体4の配された位置に、X方向に一定間隔を空けてストライプ状に形成されているが、ストライプ状に形成されていなくてもよい。例えば、本出願人が先に出願した特開2001−309968号公報に記載の方法を用いて製造された消臭シートを、図7(a)に示すように、矩形状に切断し、矩形状の各消臭シート片を吸収体4の上側にX方向及びY方向それぞれに一定間隔を空けて配したものを、表面シート2及び裏面シート3の間に配してトイレシートの液保持可能領域を形成してもよく、消臭シートを、図7(b)に示すように円形状に打ち抜いたり、図7(c)に示すようにペットの例えば犬の模様に打ち抜いたり、図7(d)に示すように犬の模様に様々な飾り模様を付けたような模様に打ち抜いたりし、図7(b)〜(d)に示すような模様に打ち抜いた消臭シートを吸収体4の上側に配したものを、表面シート2及び裏面シート3の間に配してトイレシートの液保持可能領域を形成してもよい。
また、本発明のペット用トイレシートの各構成材料には、本発明の効果を損ねない範囲で種々添加剤を配合しても良い。添加材としては、抗菌剤、無色系又は淡色系の消臭剤、香料などが挙げられる。
本実施形態のペット用トイレシートは、犬や猫などの動物用トイレシートとして好適であるが、このほか、ウサギ、ハムスター等の動物用トイレシートとしても使用可能である。
1,1A,1B,1C トイレシート
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 消臭シート
51 有色の消臭剤を含む消臭層
52、53 パルプシート
6 中間シート
7 液保持可能領域
8 白色系のシート

Claims (5)

  1. 排泄側の表面に配された光透過性である液透過性の表面シートと、非排泄側に配された液不透過性の裏面シートと、それらシートの間に配された液保持性の吸収体とを含むペット用トイレシートであって、
    前記表面シートと前記吸収体との間には、有色の消臭剤を含む液透過性の消臭シートが配されており、
    排泄側の表面から見たときに、前記ペット用トイレシートの少なくとも周縁部を除く部分で、且つ、前記吸収体に、前記消臭剤の色よりも淡い色の液保持可能領域が形成されているペット用トイレシート。
  2. 有色の前記消臭剤のL***表色系のL*値が40以下であり、前記液保持可能領域のL***表色系のL*値が65以上、a*値が−5〜5、b*値が−10〜5の範囲である請求項1に記載のペット用トイレシート。
  3. 前記消臭シートは、有色の前記消臭剤を2枚の未晒しパルプ製シートで挟持したものである請求項1又は2に記載のペット用トイレシート。
  4. 前記液保持可能領域は白色系である請求項1〜3の何れか1項に記載のペット用トイレシート。
  5. 前記消臭シートと前記表面シートとの間には、有色の前記消臭剤よりもL***表色系のL*値が大きく且つ光透過率が表面シートよりも低い中間シートを備えており、前記液保持可能領域は排泄表面側から見たときに該中間シートの色よりも淡い色である請求項1〜4の何れか1項に記載のペット用トイレシート。
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