JP2009254004A - 電動機の制御回路および電動機の制御回路を備えた移動体 - Google Patents

電動機の制御回路および電動機の制御回路を備えた移動体 Download PDF

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Abstract

【課題】比較的簡単な構成で、複数の電動機の回転速度を制御することのできる技術を提供する。
【解決手段】
複数の電動機を備えた移動体の制御回路100は、複数の電動機をそれぞれ駆動させる駆動信号をそれぞれ生成する複数の駆動信号生成部120L,120Rと、複数の電動機のうちの1つの電動機の回転速度を検出し、回転速度に応じた周波数を示す回転信号を生成する回転信号生成部32Lと、複数の電動機のうちの1つの電動機に関する目標回転速度を設定し、設定された目標回転速度に応じた周波数を示す基準回転信号を生成する基準回転信号生成部104と、回転信号と基準回転信号との位相差を検出し、位相差を示す位相差信号を生成する位相差信号生成部108と、を備える。複数の駆動信号生成部120L,120Rは、位相差信号に基づいて、駆動信号をそれぞれ生成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電動機の制御回路に関するものである。
近年、電動機の回転速度の制御の精度の向上が望まれている。回転速度を制御する場合における電動機としては、ブラシレスモータが利用されることがある。ブラシレスモータに関する技術としては、例えば、特許文献1に開示されたものが知られている。
特開2001−298982号公報
ところで、近年では、内燃機関の代わりに複数の電動機を採用した車両も開発されている。しかしながら、複数の電動機の制御はかなり複雑であり、その回路構成も複雑であるという問題があった。
本発明は、比較的簡単な構成で、複数の電動機の回転速度を制御することのできる技術を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するために、以下の形態または適用例を取ることが可能である。
[適用例1]
複数の電動機を備えた移動体の制御回路であって、
前記複数の電動機をそれぞれ駆動させる駆動信号をそれぞれ生成する複数の駆動信号生成部と、
前記複数の電動機のうちの1つの電動機の回転速度を検出し、前記回転速度に応じた周波数を示す回転信号を生成する回転信号生成部と、
前記複数の電動機のうちの1つの電動機に関する目標回転速度を設定し、前記設定された目標回転速度に応じた周波数を示す基準回転信号を生成する基準回転信号生成部と、
前記回転信号と前記基準回転信号との位相差を検出し、前記位相差を示す位相差信号を生成する位相差信号生成部と、
を備え、
前記複数の駆動信号生成部は、前記位相差信号に基づいて、前記駆動信号をそれぞれ生成する、制御回路。
適用例1の制御回路によれば、複数の電動機のうちの1つの電動機の目標回転速度に基づいて、複数の電動機の回転速度を制御することができる。
[適用例2]
適用例1に記載の制御回路であって、
前記複数の駆動信号生成部は、前記位相差が小さくなるように、前記駆動信号をそれぞれ生成する、制御回路。
適用例2の制御回路によれば、複数の電動機の回転速度を、目標回転速度に精度よく追従させることができる。
[適用例3]
適用例1または2に記載の制御回路であって、
前記複数の駆動信号生成部は、前記複数の電動機の回転速度に差を生じさせるように前記駆動信号をそれぞれ生成して、前記移動体の舵角制御を行なう、制御回路。
適用例3の制御回路によれば、複数の電動機の回転速度に差が生じるので、移動体の舵角制御を行なうことができる。
[適用例4]
適用例1ないし3のいずれかに記載の制御回路であって、
前記複数の駆動信号生成部は、前記複数の電動機のうちの少なくとも1つの回転方向が、他の電動機の回転方向と異なるように前記駆動信号をそれぞれ生成して、前記移動体の向きの変更を行なう、制御回路。
適用例4の制御回路によれば、複数の電動機の回転方向のうちの少なくとも1つの回転方向が、他の回転方向とは異なることとなるので、移動体の向きの変更を容易に行なうことができる。
[適用例5]
適用例1ないし4のいずれかに記載の制御回路であって、さらに、
前記複数の電動機をそれぞれ発電機として機能させる複数の回生回路部を備え、
前記複数の回生回路部は、前記複数の電動機の回転速度に差を生じさせるように、前記複数の電動機のうちの少なくとも1つを発電機として機能させて、前記移動体の舵角制御を行なう、制御回路。
適用例5の制御回路によれば、複数の電動機の回転速度に差が生じるので、移動体の舵角制御を行なうことができる。さらに、回生回路部から回生された電力を蓄電することもできる。
[適用例6]
複数の電動機を備えた移動体であって、
適用例1ないし5のいずれかに記載の制御回路を備える、
移動体。
[適用例7]
適用例6に記載の移動体であって、さらに、
前記複数の電動機の回転をそれぞれ制動させる複数の制動装置を備え、
前記複数の制動装置は、前記複数の電動機の回転速度に差を生じさせるように、前記複数の電動機のうちの少なくとも1つの回転を制動させて、前記移動体の舵角制御を行なう、移動体。
適用例6および適用例7によれば、移動体の速度制御や舵角制御を行うことができる。
[適用例8]
適用例6または7に記載の移動体であって、
前記複数の電動機の数は2つであり、
前記2つの電動機が回転させる2つの車輪の回転軸は直線上にある、移動体。
適用例8によれば、2つの車輪の回転軸が直線上である移動体の速度制御や舵角制御を行うことができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、移動体の制御方法、制御装置および制御システム、それらの方法または装置の機能を実現するための集積回路、コンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の形態で実現することができる。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.第1実施例:
B.第2実施例:
C.第3実施例:
D.第4実施例:
E.第5実施例:
F.第6実施例:
G.変形例:
A.第1実施例:
図1は、本発明の一実施例としての移動体1000の構成を示す説明図である。図1(A)は、移動体1000を上から見た図であり、図1(B)は、移動体1000を正面から見た図である。移動体1000は、固定台10と、2つの車輪20L,20Rと、2つのモータ30L,30Rと、2つの回転センサ32L,32Rと、制御回路100とを備えている。2つのモータ30L,30Rは、車輪20L,20Rをそれぞれ回転させる。2つの回転センサ32L,32Rは、モータ30L,30Rの回転速度をそれぞれ検出する。ただし、後述するように、2つの回転センサ32L,32Rは省略することが可能である。制御回路100は、2つのモータ30L,30Rを制御する。この移動体1000は、第1モータ30Lと、第2モータ30Rの回転速度を制御することによって、直進や旋回をすることが可能である。なお、移動体1000は二輪であるため、固定台10上にジャイロセンサや傾斜センサを設けて、固定台10のバランスを取ることが好ましい。
図2は、第1実施例における移動体1000の制御回路100の構成を示すブロック図である。制御回路100は、CPU102と、基準回転信号生成部104と、PLL制御部106とを備えている。PLL制御部106は、位相比較部108と、ループフィルタ110と、分周器112とを備えている。さらに、制御回路100は、第1モータ30Lを制御対象とする回路として、第1PWM駆動制御部120Lと、第1駆動ドライバ部122Lとを備えている。同様に、制御回路100は、第2モータ30Rを制御対象とする回路として、第2PWM駆動制御部120Rと、第2駆動ドライバ部122Rとを備えている。これらの動作については後述する。また、第1と第2のモータ30L,30Rには、それぞれ第1と第2のホールセンサ31L,31Rが設けられている。この第1と第2のホールセンサ31L,31Rは、第1と第2のモータ30L,30R内におけるロータとステータとの位置関係を示す第1と第2の磁極位置信号SS1,SS2をそれぞれ出力する。第1と第2の磁極位置信号SS1,SS2の波形は、略正弦波状である。なお、この制御回路100では、第2の回転センサ32Rは省略された構成となっている。また、第1と第2のモータ30L,30Rは、単相全波駆動のモータとして説明する。
図3は、制御回路100内の信号を示すタイミングチャートである。この図3には、基準回転信号生成部104の出力である基準回転信号BRと、第1回転センサ32Lの出力である第1センサパルス信号CP1と、分周器112の出力である実回転速度パルス信号RPと、位相比較部108の出力であるアップ信号UP及びダウン信号DWと、クロック信号CLKと、ループフィルタ110の出力であるLPF信号Q110と、第1PWM駆動制御部120Lの内部(図7)で生成される第1PWM信号PWM1とが描かれている。以下では、図2及び図3を参照して、制御回路100内の動作について説明する。
CPU102(図2)は、基準回転信号生成部104に対して基準周波数指令BFを供給する。この基準周波数指令BFは、外部からの速度指令に基づいて、基準回転信号BRの周波数を定める。基準回転信号BRの周波数は、外部からの速度指令が示す目標の回転速度を示している。
さらに、CPU102は、後述する第1と第2のPWM駆動制御部120L,120Rに対して、第1と第2の正転・逆転指令RD1,RD2をそれぞれ供給する。第1と第2の正転・逆転指令RD1,RD2は、第1と第2のモータ30L,30Rのそれぞれの回転方向を定める指令である。基準回転信号生成部104は、基準周波数指令BFに基づいて、基準回転信号BRを生成する。基準回転信号BRは、前述したように、第1と第2のモータ30L,30Rの制御目標の回転速度を示す信号である。
第1回転センサ32Lは、第1モータ30Lの回転速度に応じた周波数を示す第1センサパルス信号CP1を出力する。この第1回転センサ32Lとしては、例えば、ロータリーエンコーダ等を用いることができる。分周器112は、この第1センサパルス信号CP1を分周することによって、第1モータ30Lの回転速度に即した実回転速度パルス信号RPを出力する。本実施例における第1センサパルス信号CP1では、モータが1回転した場合に、6つのパルスを発生する。そして、実回転速度パルス信号RPは、第1センサパルス信号CP1が6つのパルスを発生する間に、1つのパルスを発生する。すなわち、実回転速度パルス信号RPは、モータが1回転した場合に、1つのパルスを発生する。ただし、モータの1回転の間にそれぞれの信号が発生するパルスの数は、任意の数に設定することができる。
位相比較部108は、基準回転信号BRの位相と、実回転速度パルス信号RPの位相とを比較し、その位相差を示す位相差信号PDを出力する。本実施例では、この位相差信号PDに基づいて、2つのモータ30L,30Rの回転速度の制御を行なう。この位相差信号PDは、アップ信号UPと、ダウン信号DWとを含んでいる。すなわち、位相比較部108は、実回転速度パルス信号RPよりも先に基準回転信号BRが立ち上がった場合には、実回転速度パルス信号RPの位相を進めるため、基準回転信号BRの立ち上がりエッジにおいてアップ信号UPをハイレベルとし、その後、実回転速度パルス信号RPの立ち上がりエッジにおいてアップ信号UPをローレベルとする。また、位相比較部108は、基準回転信号BRよりも先に実回転速度パルス信号RPが立ち上がった場合には、実回転速度パルス信号RPの位相を遅らせるため、実回転速度パルス信号RPの立ち上がりエッジにおいてダウン信号DWをハイレベルとし、その後、基準回転信号BRの立ち上がりエッジにおいてダウン信号DWをローレベルとする。ループフィルタ110は、位相差信号PDのアップ信号UPと、ダウン信号DWとに基づいて、LPF信号Q110を出力する。なお、ループフィルタ110の動作については後述する。
第1PWM駆動制御部120Lは、後述するように、LPF信号Q110に基づいて第1PWM信号PWM1を生成し、さらにこの第1PWM信号PWM1と、CPU102から供給される第1正転・逆転指令RD1と、第1ホールセンサ31Lから供給される第1磁極位置信号SS1とに基づいて、第1駆動信号DRV1を生成する。この第1PWM信号PWM1のデューティ比は、LPF信号Q110に基づいて算出される。第1駆動ドライバ部122Lは、第1駆動信号DRV1に基づいて第1モータ30Lを駆動する。なお、第2PWM駆動制御部120Rと、第2駆動ドライバ部122Rの動作については、それぞれ第1PWM駆動制御部120Lと、第1駆動ドライバ部122Lと同じであるため、説明を省略する。
図4は、基準回転信号生成部104の内部構成を示す説明図である。基準回転信号生成部104は、水晶発振器130と、分周器131と、位相比較部132と、ループフィルタ134と、電圧発振器(VCO)136と、分周器138とを備えている。ここで、位相比較部132と、ループフィルタ134と、電圧発振器136と、分周器138は、PLL回路140を構成している。CPU102は、基準周波数指令BFによって、分周器131の分周値Mの値と、分周器138の分周値Nの値を書き換えることが可能であり、電圧発振器136から出力される基準回転信号BRの周波数を任意に設定することができる。
図5(A)は、ループフィルタ110の構成を示す説明図であり、図5(B)は、ループフィルタ110に対して入出力される信号を示すタイミングチャートである。ループフィルタ110は、アップダウンカウンタであり、位相比較部108から出力されるアップ信号UP及びダウン信号DWと、クロック信号CLKとを入力とし、LPF信号Q110を出力する。すなわち、ループフィルタ110は、アップ信号UPがハイレベルを示している期間では、LPF信号Q110の出力値をクロック信号CLKに同期して加算し、ダウン信号DWがハイレベルを示している期間では、LPF信号Q110の出力値をクロック信号CLKに同期して減算する。
図6は、アナログ回路で実現したループフィルタ110の一例を示す説明図である。この図6で示すループフィルタ110は、ラグ型のローパスフィルタである。ループフィルタ110をこのようなアナログ回路で構成しても、位相比較部108からの出力である位相差信号PDを平滑化することができる。なお、このループフィルタ110では、アナログ信号の出力をデジタル信号に変換してから、LPF信号Q110の出力を行なっている。
図7は、第1PWM駆動制御部120Lの内部構成の一例を示す説明図である。第1PWM駆動制御部120Lは、PWM信号生成部152と、マルチプレクサ154とを備えている。PWM信号生成部152は、LPF信号Q110の信号レベルに応じて、第1PWM信号PWM1を生成する。マルチプレクサ154は、第1PWM信号PWM1と、CPU102からの正転・逆転指令RDと、第1ホールセンサ31Lからの第1磁極位置信号SS1とに基づいて、第1駆動信号DRV1を生成する。この第1駆動信号DRV1は、第1駆動ドライバ部122Lに供給される(図2)。
図8(A)は、PWM信号生成部152内での第1PWM信号PWM1の生成方法の一例を示す説明図である。図8(B)は、LPF信号Q110の出力レベルと、第1PWM信号PWM1のデューティ比との関係を示すグラフである。PWM信号生成部152内に設けられたコンパレータ156は、LPF信号Q110と、基準となる三角波TWとを比較し、その比較結果を第1PWM信号PWM1として出力する(図8(A))。すなわち、LPF信号Q110の出力レベルが大きければ、PWM信号生成部152によって生成される第1PWM信号PWM1のデューティ比は大きくなり(図8(B))、第1モータ30Lの回転速度は大きくなる。反対に、LPF信号Q110の出力レベルが小さければ、PWM信号生成部152によって生成される第1PWM信号PWM1のデューティ比は小さくなり、第1モータ30Lの回転速度は小さくなる。ここで、第1PWM駆動制御部120Lと、第2PWM駆動制御部120Rには、同じ出力レベルのLPF信号Q110が供給されるため(図2)、第1と第2のモータ30L,30Rの回転速度を等しくすることができる。
図9は、マルチプレクサ154内の信号を示すタイミングチャートである。なお、この図9では、LPF信号Q110の出力レベルが一定の場合を示しており、第1PWM信号PWM1のデューティ比は一定として描かれている。また、この図9は、第1正転・逆転指令RD1が正転を指示している場合についての信号を示している。
マルチプレクサ154は、第1PWM信号PWM1と、第1磁極位置信号SS1とに基づいて、2つの第1駆動信号DRV1a,DRV1bを出力する。すなわち、マルチプレクサ154は、第1磁極位置信号SS1の信号レベルが所定の閾値Thよりも大きい区間では、第1PWM信号PWM1を第1駆動信号DRV1aとして出力し、一方、第1磁極位置信号SS1の信号レベルが所定の閾値Thよりも小さい区間では、第1PWM信号PWM1を第1駆動信号DRV1bとして出力する。なお、第1正転・逆転指令RD1が逆転を指示している場合には、第1と第2のPWM信号PWM1,PWM2を入れ替えて出力する。また、この閾値Thは、第1磁極位置信号SS1が示す最大値の中位点であることが好ましい。
図10は、第1駆動ドライバ部122Lの内部構成の一例を示す回路図である。この第1駆動ドライバ部122Lは、4つのダイオードD1〜D4と、4つのトランジスタTR1〜TR4とを備えたH型ブリッジ回路である。トランジスタTR1と、トランジスタTR4には、第1駆動信号DRV1aが供給されており、一方、トランジスタTR2と、トランジスタTR3には、第1駆動信号DRV1bが供給されている。図9で示すように、2つの第1駆動信号DRV1a,DRV1bは、第1磁極位置信号SS1の半周期ごとに、交互にハイレベルを示す。これにより、第1モータ30L内の電磁コイル38に流れる電流の向きは、i1方向とi2方向とに交互に入れ替わる。したがって、電磁コイル38が発生させる磁界の向きが、第1磁極位置信号SS1の半周期ごとに入れ替わるため、第1モータ30Lは回転することができる。なお、4つのダイオードD1〜D4は、4つのトランジスタTR1〜TR4のON/OFFを切り替える時に発生するサージ電圧からトランジスタTR1〜TR4を保護するために設けられている。
以上の構成による移動体によれば、制御回路100内に1つのPLL制御部106を設けるだけで、第1と第2のモータ30L,30Rの回転速度を、目標の回転速度に制御することが可能となる。さらに、第1と第2のモータ30L,30Rのうちの一方のモータをショートブレーキにより一時的に停止させれば、移動体の向きを変更することが可能となる。ここで「ショートブレーキ」とは、例えば図10におけるトランジスタTR1とトランジスタTR3に入力される信号レベルをVCCとし、かつ、トランジスタTR2とトランジスタTR4に入力される信号レベルをGNDに落とすことにより、モータの回転を停止させる方法である。また、第1と第2のモータ30L,30Rのうちの一方を正転させ、他方を逆転させることによっても、移動体の向きを変更することができる。
なお、PWM駆動制御部120L,120Rは、本発明における駆動信号生成部に相当し、回転センサ32L,32Rは、本発明における回転信号生成部に相当する。また、位相比較部108は、本発明における位相差信号生成部に相当する。
B.第2実施例:
図11は、第2実施例における移動体の制御回路100bの構成を示すブロック図である。図2に示した第1実施例との違いは、第1と第2のモータ30L,30Rのそれぞれに、第1と第2の機械ブレーキ34L,34Rが設けられている点だけであり、他の構成は第1実施例と同じである。この制御回路100b内のCPU102は、2つの機械ブレーキ34L,34Rに対して、それぞれ第1と第2のブレーキ指令BC1,BC2を供給する。第1と第2の機械ブレーキ34L,34Rは、それぞれのブレーキ指令BC1,BC2に従って、ブレーキ力を調節する。ここで、CPU102は、2つの機械ブレーキ34L,34Rのブレーキ力が異なるように2つのブレーキ指令BC1,BC2を生成することができる。このようにすれば、2つのモータ30L,30Rの駆動力が同じであっても、2つのモータ34L,34Rの回転速度に差を生じさせることができる。したがって、第2実施例の移動体によれば、車輪20L,20Rの回転速度に差を生じさせることができ、移動体の舵角制御を実現することが可能となる。
図12は、第1機械ブレーキ34Lの構成を示す説明図である。なお、第2機械ブレーキ34Rの構成は、図12で示す第1機械ブレーキ34Lと同じであるため、説明を省略する。第1機械ブレーキ34Lは、励磁コイル60と、スプリング62と、可動鉄心64と、ブレーキライニング66とを備えている。この第1機械ブレーキ34Lは、無励磁動作型ブレーキである。すなわち、励磁コイル60が無通電状態の場合には、可動鉄心64がスプリング62の力によりブレーキライニング66に押し付けられて、第1モータ30Lに対してブレーキ力が発生する。一方、励磁コイル60が通電状態の場合には、可動鉄心64が励磁コイル60に吸着されることにより、可動鉄心64とブレーキライニング66との間に隙間ができる。したがって、励磁コイル60が通電状態の場合には第1モータ30Lに対するブレーキ力が発生しなくなる。
なお、機械ブレーキ34L,34Rは、本発明における「制動装置」に相当する。
C.第3実施例:
図13は、第3実施例における移動体の制御回路100cの構成を示すブロック図である。図11で示した第2実施例との違いは、機械ブレーキ34L,34Rの代わりに、回生ブレーキシステム172L,172Rが設けられている点と、蓄電部174が設けられている点だけであり、他の構成は第2実施例と同じである。回生ブレーキシステム172L,172Rは、それぞれ回生ブレーキ指令RBC1,RBC2に従って、それぞれのブレーキ力を調節する。したがって、この2つの回生ブレーキシステム172L,172Rによっても、移動体の車輪20L,20Rの回転速度に差を生じさせ、移動体の舵角制御を実現することが可能となる。さらに、この回生ブレーキシステム172L,172Rでは、ブレーキ時に、蓄電部174に充電をすることが可能となる。
なお、回生ブレーキシステム172L,172Rは、本発明における「回生回路部」に相当する。
D.第4実施例:
図14は、第4実施例における移動体の制御回路100dの構成を示すブロック図である。図2に示した第1実施例との違いは、2つのPWM駆動制御部120L,120Rのそれぞれの前段に、第1と第2の振幅調整部176L,176Rが設けられている点だけであり、他の構成は第1実施例と同じである。第1振幅調整部176Lは、CPU102からの第1振幅調整指令AS1に従って、ループフィルタ110の出力であるLPF信号Q110のレベルを調整し、調整後の信号を第1PWM駆動制御部120Lに供給する。同様に、第2振幅調整部176Rは、CPU102からの第2振幅調整指令AS2に従って、ループフィルタ110の出力であるLPF信号Q110のレベルを調整し、調整後の信号を第2PWM駆動制御部120Rに供給する。
ここで、第1振幅調整指令AS1と、第1振幅調整指令AS2とが異なれば、第1PWM駆動制御部120Lに供給されるLPF信号Q110のレベルと、第2PWM駆動制御部120Rに供給されるLPF信号Q110のレベルとが異なることになり、第1モータ30Lの回転速度と、第2モータ30Rの回転速度とに差が生じることとなる。したがって、この2つの振幅調整部176L,176Rによっても、移動体の車輪20L,20Rの回転速度に差を生じさせ、移動体の舵角制御を実現することが可能となる。
なお、振幅調整部176L,176Rと、PWM駆動制御部120L,120Rは、本発明における「駆動信号生成部」に相当する。
E.第5実施例:
図15は、第5実施例における移動体の制御回路100eの構成を示すブロック図である。図2に示した第1実施例との違いは、第1と第2のPWM駆動制御部120Le,120Reの内部構成が異なっている点と、第1と第2のPWM駆動制御部120Le,120Reに対して、第1と第2の励磁割合指令EC1,EC2がそれぞれ供給されている点である。
図16は、第5実施例における第1PWM駆動制御部120Leの内部構成を示すブロック図である。この第1PWM駆動制御部120Leは、PWM信号生成部152と、マルチプレクサ154eと、励磁区間設定部155とを備えている。PWM信号生成部152の動作は、第1実施例におけるPWM信号生成部152(図7,図8)と同じである。励磁区間設定部155は、CPU102から供給される第1励磁割合指令EC1と、第1磁極位置信号SS1とに基づいて、第1励磁信号ENB1を生成する。この第1励磁信号ENB1は、後述するように、第1PWM信号PWM1を有効とする期間(以下では励磁区間EPとも呼ぶ)と、無効とする期間(以下では非励磁区間NEPとも呼ぶ)とを規定する信号である。マルチプレクサ154eは、第1PWM信号PWM1と、第1磁極位置信号SS1と、第1励磁信号ENB1とに基づいて、2つの駆動信号DRV1a,DRV1bを生成する。
図17は、励磁区間設定部155の内部構成と動作を示す説明図である。励磁区間設定部155は、電子可変抵抗器592と、電圧比較器594,596と、OR回路598とを有している。電子可変抵抗器592の抵抗値Rvは、CPU102から供給される第1励磁割合指令EC1によって設定される。電子可変抵抗器592の両端の電圧V1,V2は、電圧比較器594,596の一方の入力端子に与えられている。電圧比較器594,596の他方の入力端子には、第1磁極位置信号SS1が供給されている。電圧比較器594,596の出力信号Sp,Snは、OR回路598に入力されている。OR回路598の出力は、前述したように、励磁区間EPと非励磁区間NEPとを区別するための第1励磁信号ENB1である。
図17(B)は、励磁区間設定部155の動作を示している。電子可変抵抗器592の両端電圧V1,V2は、抵抗値Rvを調整することによって変更される。具体的には、両端電圧V1,V2は、電圧レンジの中央値(=VDD/2)からの差分が等しい値に設定される。第1磁極位置信号SS1が第1の電圧V1よりも高い場合には第1の電圧比較器594の出力SpがHレベルとなり、一方、第1磁極位置信号SS1が第2の電圧V2よりも低い場合には第2の電圧比較器596の出力SnがHレベルとなる。第1励磁信号ENB1は、これらの出力信号Sp,Snの論理和を取った信号である。従って、図17(B)の下部に示すように、第1励磁信号ENB1は、励磁区間EPと非励磁区間NEPとを示す信号として使用することができる。励磁区間EPと非励磁区間NEPの設定は、CPU102から供給される第1励磁割合指令EC1に従って可変抵抗値Rvを調整することによって行なわれる。
図18は、第1励磁割合指令EC1と、第1励磁信号ENB1との関係を示す説明図である。第1励磁信号ENB1が示す励磁区間EPと非励磁区間NEPとの割合(以下では励磁率とも呼ぶ)は、第1励磁割合指令EC1のレベルに従って設定される。なお図18(A)には、励磁率が20%,50%,100%の場合の第1励磁信号ENB1の例が記載されている。また、第1励磁割合指令EC1の信号レベルと、励磁率との関係は、図18(B)で示すような比例関係に設定することが可能である。
図19は、マルチプレクサ154e内の信号を示すタイミングチャートである。2つの駆動信号DRV1a,DRV1bは、第1励磁信号ENB1がハイレベルを示している励磁区間EPのみに第1PWM信号PWM1のパルスを発生させている。すなわち、マルチプレクサ154eは、第1PWM信号PWM1を、非励磁区間NEPによってマスクしている。したがって、第1励磁割合指令EC1によって、励磁率を小さく設定すれば、第1PWM信号PWM1のうちでマスクされる領域が大きくなるため、第1モータ30Lの回転速度を小さくすることができる。一方、第1励磁割合指令EC1によって、励磁率を大きく設定すれば、第1PWM信号PWM1のうちでマスクされる領域が小さくなるので、第1モータ30Lの回転速度を大きくすることが可能となる。
以上の構成の制御回路100eによれば、CPU102によって第1励磁割合指令EC1と、第2励磁割合指令EC2とを異なるように設定すれば、第1と第2のモータ30L,30Rを異なる回転速度とすることが可能となる。したがって、この制御回路100eによっても、移動体の車輪20L,20Rの回転速度に差を生じさせ、移動体の舵角制御を実現することが可能となる。
なお、PWM駆動制御部120Le,120Reは、本発明における「駆動信号生成部」に相当する。
F.第6実施例:
図20は、第6実施例における移動体の制御回路100fの構成を示すブロック図である。図2に示した第1実施例との違いは、基準回転信号生成部104と、PLL制御部106が2つずつ設けられている点である。この制御回路100fによれば、第1と第2のモータ30L,30Rを独立して制御することが可能となる。つまり、CPU102によって第1基準周波数指令BF1と、第2基準周波数指令BF2とを異なるように設定すれば、第1と第2のモータ30L,30Rを異なる回転速度とすることが可能となる。したがって、この制御回路100fによっても、移動体の車輪の回転速度に差を生じさせ、移動体の舵角制御を実現することが可能となる。
G.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
G1.変形例1:
上記実施例では、モータの回転速度を示す信号として、第1回転センサ32Lの出力である第1センサパルス信号CP1を用いていたが、この代わりに、第1ホールセンサ31Lの出力である第1磁極位置信号SS1の出力をコンパレータによって矩形波に変換した信号を用いることも可能である。この場合には、第1回転センサ32Lは省略することが可能である。
G2.変形例2:
上記実施例では、第1と第2のPWM駆動制御部120L,120Rは、それぞれ第1と第2のホールセンサ31L,31Rの出力である第1と第2の磁極位置信号SS1,SS2に基づいて、第1と第2の駆動信号DRV1を生成していたが、この代わりに、回転センサを2つ設けて、この2つの回転センサの出力である第1と第2のセンサパルス信号CP1,CP2に基づいて、第1と第2の駆動信号DRV1を生成することとしてもよい。
本発明の一実施例としての移動体の構成を示す説明図である。 第1実施例における移動体の制御回路の構成を示すブロック図である。 制御回路内の信号を示すタイミングチャートである。 基準回転信号生成部の内部構成を示す説明図である。 ループフィルタの構成を示す説明図と、ループフィルタに対して入出力される信号を示すタイミングチャートである。 アナログ回路で実現したループフィルタの一例を示す説明図である。 第1PWM駆動制御部の内部構成の一例を示す説明図である。 PWM信号生成部内での第1PWM信号の生成方法の一例を示す説明図と、LPF信号の出力レベルと第1PWM信号のデューティ比との関係を示すグラフである。 マルチプレクサ内の信号を示すタイミングチャートである。 第1駆動ドライバ部の内部構成の一例を示す回路図である。 第2実施例における移動体の制御回路の構成を示すブロック図である。 第1機械ブレーキの構成を示す説明図である。 第3実施例における移動体の制御回路の構成を示すブロック図である。 第4実施例における移動体の制御回路の構成を示すブロック図である。 第5実施例における移動体の制御回路の構成を示すブロック図である。 第5実施例における第1PWM駆動制御部の内部構成を示すブロック図である。 励磁区間設定部の内部構成と動作を示す説明図である。 第1励磁割合指令と第1励磁信号との関係を示す説明図である。 マルチプレクサ内の信号を示すタイミングチャートである。 第6実施例における移動体の制御回路の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10…固定台
20L…車輪
20R…車輪
30L…第1モータ
30R…第2モータ
31L…第1ホールセンサ
31R…第2ホールセンサ
32L…第1回転センサ
32R…第2回転センサ
34L…第1機械ブレーキ
34R…第2機械ブレーキ
38…電磁コイル
60…励磁コイル
62…スプリング
64…可動鉄心
66…ブレーキライニング
100…制御回路
100b…制御回路
100c…制御回路
100d…制御回路
100e…制御回路
100f…制御回路
102…CPU
104…基準回転信号生成部
106…PLL制御部
108…位相比較部
110…ループフィルタ
112…分周器
122L…第1駆動ドライバ部
122R…第2駆動ドライバ部
130…水晶発振器
131…分周器
132…位相比較部
134…ループフィルタ
136…電圧発振器
138…分周器
140…PLL回路
152…PWM信号生成部
154…マルチプレクサ
154e…マルチプレクサ
155…励磁区間設定部
156…コンパレータ
172L…第1回生ブレーキシステム
172R…第2回生ブレーキシステム
174…蓄電部
176L…第1振幅調整部
176R…第2振幅調整部
592…電子可変抵抗器
594…電圧比較器
594…第1の電圧比較器
596…第2の電圧比較器
1000…移動体

Claims (8)

  1. 複数の電動機を備えた移動体の制御回路であって、
    前記複数の電動機をそれぞれ駆動させる駆動信号をそれぞれ生成する複数の駆動信号生成部と、
    前記複数の電動機のうちの1つの電動機の回転速度を検出し、前記回転速度に応じた周波数を示す回転信号を生成する回転信号生成部と、
    前記複数の電動機のうちの1つの電動機に関する目標回転速度を設定し、前記設定された目標回転速度に応じた周波数を示す基準回転信号を生成する基準回転信号生成部と、
    前記回転信号と前記基準回転信号との位相差を検出し、前記位相差を示す位相差信号を生成する位相差信号生成部と、
    を備え、
    前記複数の駆動信号生成部は、前記位相差信号に基づいて、前記駆動信号をそれぞれ生成する、制御回路。
  2. 請求項1に記載の制御回路であって、
    前記複数の駆動信号生成部は、前記位相差が小さくなるように、前記駆動信号をそれぞれ生成する、制御回路。
  3. 請求項1または2に記載の制御回路であって、
    前記複数の駆動信号生成部は、前記複数の電動機の回転速度に差を生じさせるように前記駆動信号をそれぞれ生成して、前記移動体の舵角制御を行なう、制御回路。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の制御回路であって、
    前記複数の駆動信号生成部は、前記複数の電動機のうちの少なくとも1つの回転方向が、他の電動機の回転方向と異なるように前記駆動信号をそれぞれ生成して、前記移動体の向きの変更を行なう、制御回路。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の制御回路であって、さらに、
    前記複数の電動機をそれぞれ発電機として機能させる複数の回生回路部を備え、
    前記複数の回生回路部は、前記複数の電動機の回転速度に差を生じさせるように、前記複数の電動機のうちの少なくとも1つを発電機として機能させて、前記移動体の舵角制御を行なう、制御回路。
  6. 複数の電動機を備えた移動体であって、
    請求項1ないし5のいずれかに記載の制御回路を備える、
    移動体。
  7. 請求項6に記載の移動体であって、さらに、
    前記複数の電動機の回転をそれぞれ制動させる複数の制動装置を備え、
    前記複数の制動装置は、前記複数の電動機の回転速度に差を生じさせるように、前記複数の電動機のうちの少なくとも1つの回転を制動させて、前記移動体の舵角制御を行なう、移動体。
  8. 請求項6または7に記載の移動体であって、
    前記複数の電動機の数は2つであり、
    前記2つの電動機が回転させる2つの車輪の回転軸は直線上にある、移動体。
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