JP2009253448A - リモコン装置と電子機器のリモコンシステム及びその信号処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】リモコン装置の電池の電力量がある程度少なくなった際には、そのことを利用者に通知するとともに、それ以降は、通常時より少ない消費電力量でリモコン操作の処理を行うリモコンシステムを提供することを課題とする。
【解決手段】リモコン装置から受信したリモコン信号を基にリモコン装置の電源の電力量の多少を検知する機能を有し、リモコン装置の電源の電力量が少なくなったことを検知すると利用者にその旨を通知する電子機器と、前記通知を受けた利用者から自身を駆動するための電源の電力量が少なくなった旨を示す信号の入力を受付けることで電源の電力量が少なくなったことを検知すると、それ以降、電力量が少なくなる前のリモコン信号よりも短いリモコン信号を生成し送信するリモコン装置からなるリモコンシステムなどを提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子機器などを遠隔制御するよう動作するリモコン装置と、リモコン装置から送信される信号を受信する機能を備えた電子機器からなるリモコンシステムに関し、特にリモコン装置の電源残量が減少した場合のシステムに関する。
現在の電子機器、特にAV機器においては、リモコン装置による遠隔操作にて所定の操作をするものがほとんどである。中には、電子機器本体に操作をするための操作ボタンをほとんど設けず、リモコン装置なしでは操作できないような電子機器も存在する。
一般的に、リモコン装置による遠隔操作は以下のようにしてなされる。まず、利用者がリモコン装置に対して所定の操作を行うと、リモコン装置は利用者の操作に応じたリモコン信号を生成し、操作対象の電子機器に送信する。そして、リモコン装置からリモコン信号を受信した電子機器は、受信したリモコン信号に対して所定の処理を実行して操作指示内容を識別し、識別した指示内容を実行する。このようにして、リモコン装置による遠隔操作は実現される。
ここで、リモコン装置は前記のような処理を実行するため当然に所定の電力を必要とするが、現在広く普及しているリモコン装置は乾電池により駆動しているものがほとんどである。かかる場合、電池の残電力が少なくなってくると、リモコン装置は十分な強度のリモコン信号を電子機器に対して送信できなくなり、電子機器は操作指示内容を識別できず、所定の処理を実行することができなくなる。一般的に、利用者がリモコン装置の電池の残電力が少なくなったことを認識する手段としては、実際にリモコン装置による遠隔操作を行った時に、電子機器が操作通りの処理をなかなか実行しなくなったことを認識することで、電池の残電力が少なくなったことを認識する。当然に、利用者は電池の残電力が少なくなったことを認識すると新しい電池に交換する作業を行うことになるが、新しい電池のストックがない場合には直ぐに新しい電池に交換することができず、新しい電池を購入するまでの間、残電力の少なくなった電池を使用し続ける必要がある。かかる場合、新しい電池を購入するまでに使用中の電池の電力がほとんどなくなってしまい、リモコン装置による遠隔操作が全く行えなくなる恐れがある。前記の通り、近年は、電子機器本体に操作をするための操作ボタンをほとんど設けず、リモコン装置なしでは操作できないような電子機器も存在し、前記のような不都合が生じた場合、利用者はその電子機器を全く操作できなくなるという不都合が生じうる。
そこで、前記不都合を回避するため、リモコン装置の電池残量が少なくなっていることを事前に知らせると同時に、利用者に電池交換をするための十分な時間を提供する手段が求められる。
前記手段を備えた発明としては、例えば特許文献1のようなものがなされている。特許文献1に記載の発明は、リモコン装置が電子機器に対して送信するリモコン信号の中に、電池残量を判別するためのコードを新たに付与する。具体的には、操作内容を示すデータコードなどのメインコードよりノイズの影響を受け易いように構成されたキャリア強度判定コードを新たに付与し、前記コードを付与したリモコン信号を電子機器に対して送信する。そして、電子機器において、受信したリモコン信号を処理した際の前記キャリア強度判定コードの誤認率を算出し、前記誤認率に基づいてリモコン装置の電池残量を判断する。そして、前記判断結果に応じて、利用者に電池残量が少なくなったことを知らせるというものである。
特許文献1に記載の発明は、電子機器がデータコードなどのメインコードよりノイズの影響を受け易いように構成されたキャリア強度判定コードを利用して電池残量が少なくなったことを判断し、利用者にその旨を通知している。その結果、データコードなどのメインコードを正確に受信できなくなるまで(リモコン操作ができなくなるまで)の間、十分な時間を確保することが可能となる。
特開2005−86498
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、リモコン信号に新たなコードを付与しており、その分、従来技術に比べて、リモコン装置が一回の操作に応じて行う処理(リモコン信号の生成、送信など)に要する消費電力量は大きくなってしまう。かかる場合、従来技術のリモコン装置に比べて、同じ電力量で行えるリモコン操作の回数は少なくなる。その結果、リモコン装置の電池交換のための十分な時間を確保して電池残量が少なくなったことを利用者に事前に通知するためには、従来技術のリモコン装置よりも早いタイミングで電池残量が少なくなったことを通知し、電池交換を促す必要がある。かかる場合、電池残量が少なくなった通知を受けた利用者が直ぐに新しい電池に交換した場合、まだ電力が残っている電池を廃棄するという不都合が生じてしまう。
そこで、本発明においては、電源(電池)の電力を無駄にするという不都合が生じることなく、かつ、利用者が電源(電池)交換のための十分な時間を確保できるように電源(電池)の電力残量が少なくなったことを利用者に通知することが可能なリモコンシステムを提供することを課題とする。具体的には、リモコン装置の電源(電池)の電力量が少なくなった際には、そのことを利用者に通知するとともに、それ以降は、通常時より少ない消費電力量でリモコン操作の処理を行うリモコンシステムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するための手段として、以下のような発明などを提供する。
自身を駆動するための電源の電力量の多少を検知する機能を有し、電力量が少なくなったことを検知すると、それ以降、電力量が少なくなる前のリモコン信号よりも短いリモコン信号を生成し送信するリモコン装置と、リモコン装置から短いリモコン信号を受信すると、短いリモコン信号に応じて所定の処理を実行するとともに、利用者にリモコン装置の電源の電力量が少なくなった旨を通知する電子機器からなるリモコンシステムなどを提供する。
また、リモコン装置から受信したリモコン信号を基にリモコン装置の電源の電力量の多少を検知する機能を有し、リモコン装置の電源の電力量が少なくなったことを検知すると利用者にその旨を通知する電子機器と、前記通知を受けた利用者から自身を駆動するための電源の電力量が少なくなった旨を示す信号の入力を受付け、前記入力信号に基づいて電源の電力量が少なくなったことを検知し、それ以降、電力量が少なくなる前のリモコン信号よりも短いリモコン信号を生成し送信するリモコン装置からなるリモコンシステムなどを提供する。
具体的には、以下のような発明を提供する。
第一発明では、操作部と、自身を駆動するための電源の電力量の多少を検知する電力量検知部と、操作部での操作があった場合に、操作に応じて定められるリモコン信号であって、電力量検知部での検知結果が所定の値よりも小さくなった場合には、電力量検知部での検知結果が所定の値よりも小さくなっていない場合に比較してより電力消費量の少ないリモコン信号を取得する信号取得部と、信号取得部が取得したリモコン信号を送信する送信部を有するリモコン装置と、前記リモコン装置から前記電力消費量の少ないリモコン信号を受信する受信部と、受信した前記電力消費量の少ないリモコン信号に応じて所定の処理を実行するための処理部と、前記電力消費量の少ないリモコン信号を受信すると、リモコン装置を駆動するための電源の電力量が少なくなっている旨を利用者に通知する通知部を有する電子機器からなるリモコンシステムを提供する。
第二発明では、第一発明を基本とし、さらに、前記リモコン装置の信号取得部は、前記電力消費量の少ないリモコン信号として、より短いリモコン信号を取得する短縮リモコン信号取得手段を有するリモコンシステムを提供する。
第三発明では、第二発明を基本とし、さらに、前記リモコン装置の信号取得部の短縮リモコン信号取得手段は、前記より短いリモコン信号としてリーダ部と、データコード部と、トレーラ部のみからなるリモコン信号を取得するコアリモコン信号取得器を有するリモコンシステムを提供する。
第四発明では、第一発明から第三発明のいずれか一を基本とし、さらに、前記電子機器は、受信部でのリモコン信号の不完全受信を検知する不完全受信検知部と、検知した不完全受信の受信履歴が所定の条件を満たすか判断する判断部を有し、さらに通知部は、判断部での判断結果が所定の条件を満たすとの判断結果である場合には、リモコン装置を駆動するための電源の電力量が少なくなっている旨を利用者に通知する判断通知手段を有し、前記リモコン装置の電力量検知部は、自身を駆動するための電源の電力量の多少を示す信号の入力を受付ける電力量多少信号受付手段と、前記電力量多少信号を利用して自身を駆動するための電源の電力量の多少を検知する外来検知手段を有するリモコンシステムを提供する。
第五発明では、第二発明又は第三発明に従属する第四発明を基本とし、さらに、前記リモコン装置の信号取得部の短縮リモコン信号取得手段は、前記より短いリモコン信号として方向キーと決定キーのみに対応したリモコン信号を取得する方向キーリモコン信号取得器を有し、前記電子機器は、判断部での判断結果が所定の条件を満たすとの判断結果である場合には、方向キーで操作選択が可能なGUI表示を用いて操作信号の入力を受付ける方向キーインターフェイス部を有するリモコンシステムを提供する。
第六発明では、第二発明又は第三発明に従属する第四発明を基本とし、さらに、前記リモコン装置の信号取得部の短縮リモコン信号取得手段は、前記より短いリモコン信号として、操作可能キーのなかの一部の基本操作キーのみに対応したリモコン信号を取得する基本操作キーリモコン信号取得器を有し、前記電子機器は、判断部での判断結果が所定の条件を満たすとの判断結果である場合には、操作可能キーのなかの操作信号の入力を受付ける基本操作キーを表示する基本操作キー表示部を有するリモコンシステムを提供する。
第七発明では、第一発明から第五発明のいずれか一に記載のリモコンシステムに記載されたリモコン装置を提供する。
第八発明では、第一発明、第四発明から第六発明のいずれか一に記載のリモコンシステムに記載された電子機器を提供する。
第九発明では、操作ステップと、自身を駆動するための電源の電力量の多少を検知する電力量検知ステップと、操作ステップでの操作があった場合に、操作に応じて定められるリモコン信号であって、電力量検知ステップでの検知結果が所定の値よりも小さくなった場合には、電力量検知ステップでの検知結果が所定の値よりも小さくなっていない場合に比較してより電力消費量の少ないリモコン信号を取得する信号取得ステップと、信号取得ステップが取得したリモコン信号を送信する送信ステップを有するリモコン装置の信号処理方法と、前記リモコン装置からの前記電力消費量の少ないリモコン信号を受信する受信ステップと、受信した前記電力消費量の少ないリモコン信号に応じて所定の処理を実行するための処理ステップと、前記電力消費量の少ないリモコン信号を受信すると、リモコン装置を駆動するための電源の電力量が少なくなっている旨を利用者に通知する通知ステップを有する電子機器の信号処理方法からなるリモコンシステムの信号処理方法を提供する。
第十発明では、第九発明を基本とし、さらに、前記リモコン装置の信号処理方法の信号取得ステップは、前記電力消費量の少ないリモコン信号として、より短いリモコン信号を取得する短縮リモコン信号取得サブステップを有するリモコンシステムの信号処理方法を提供する。
第十一発明では、第十発明を基本とし、さらに、前記リモコン装置の信号処理方法の信号取得ステップの短縮リモコン信号取得サブステップは、前記より短いリモコン信号としてリーダ部と、データコード部と、トレーラ部のみからなるリモコン信号を取得するコアリモコン信号取得サブステップを有するリモコンシステムの信号処理方法を提供する。
第十二発明では、第九発明から第十一発明のいずれか一を基本とし、さらに、前記電子機器の信号処理方法は、受信ステップでのリモコン信号の不完全受信を検知する不完全受信検知ステップと、検知した不完全受信の受信履歴が所定の条件を満たすか判断する判断ステップと、さらに通知ステップは、判断ステップでの判断結果が所定の条件を満たすとの判断結果である場合には、リモコン装置を駆動するための電源の電力量が少なくなっている旨を利用者に通知する判断通知サブステップを有し、前記リモコン装置の信号処理方法の電力量検知ステップは、自身を駆動するための電源の電力量の多少を示す信号の入力を受付ける電力量多少信号受付サブステップと、前記電力量多少信号を利用して自身を駆動するための電源の電力量の多少を検知する外来検知サブステップを有するリモコンシステムの信号処理方法を提供する。
第十三発明では、第十発明又は第十一発明に従属する第十二発明を基本とし、さらに、前記リモコン装置の信号処理方法の信号取得ステップの短縮リモコン信号取得サブステップは、前記より短いリモコン信号として方向キーと決定キーのみに対応したリモコン信号を取得する方向キーリモコン信号取得サブステップを有し、前記電子機器の信号処理方法は、判断ステップでの判断結果が所定の条件を満たすとの判断結果である場合には、方向キーで操作選択が可能なGUI表示を用いて操作信号の入力を受付ける方向キーインターフェイスステップを有するリモコンシステムの信号処理方法を提供する。
第十四発明では、第十発明又は第十一発明に従属する第十二発明を基本とし、さらに、前記リモコン装置の信号処理方法の信号取得ステップの短縮リモコン信号取得サブステップは、前記より短いリモコン信号として、操作可能キーのなかの一部の基本操作キーのみに対応したリモコン信号を取得する基本操作キーリモコン信号取得サブステップを有し、前記電子機器の信号処理方法は、判断ステップでの判断結果が所定の条件を満たすとの判断結果である場合には、操作可能キーのなかの操作信号の入力を受付ける基本操作キーを表示する基本操作キー表示ステップを有するリモコンシステムの信号処理方法を提供する。
本発明のリモコンシステムにより、電源の電力量残量がある程度少なくなった適切なタイミングで利用者に電源の電力量残量が少なくなったことを通知し電池交換を促すことができるとともに、電源交換を促してから完全に電源の電力量残量がなくなる(リモコン操作ができなくなる)までの時間を従来技術のリモコン装置より長く確保することができる。その結果、利用者は、電源の電力残量が少なくなったことを通知されてからでも余裕を持って電源交換の作業を行うことが可能となる。また、リモコン操作できないため電子機器を操作できないという不都合な期間が生じることを回避できる。
以下本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明はこれら実施の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施しうる。
なお、以下の実施形態と請求項の関係は次のとおりである。実施形態1は主として請求項1、2、3、9、10、11などについて説明する。実施形態2は主として請求項4、12などについて説明する。実施形態3は主として請求項5、13などについて説明する。実施形態4は、主として請求項6、14などについて説明する。なお、実施形態1から実施形態3に記載のリモコン装置は請求項7についての説明でもある。また、実施形態1から実施形態4の電子機器は請求項8についての説明でもある。
<<実施形態1>>
<実施形態1の概要>
本実施形態のリモコンシステムのリモコン装置は、自身を駆動するための電源(電池)の電力量が少なくなったことを検知する機能を有し、電源(電池)の電力量が所定の値よりも少なくなったことを検知すると、それ以降、電源(電池)の電力量が所定の値よりも多いときに比べて電力消費量の少ないリモコン信号を生成し、電子機器に送信することを特徴とする。
また、本実施形態のリモコンシステムの電子機器は、前記リモコン装置より電力消費量の少ないリモコン信号を受信すると、そのリモコン信号に応じて所定の処理を実行するとともに、利用者にリモコン装置を駆動するための電源(電池)の電力量が少なくなったことを通知することを特徴とする。
<実施形態1の機能的構成>
図1は、本実施形態の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように本実施形態の「リモコンシステム」は、「リモコン装置」(01A00)と「電子機器」(01B00)から構成される。そして、本実施形態の「リモコン装置」(01A00)は、「操作部」(01A01)と、「電力量検知部」(01A02)と、「信号取得部」(01A03)と、「送信部」(01A04)を有する。また、本実施形態の「電子機器」(01B00)は、「受信部」(01B01)と、「処理部」(01B02)と、「通知部」(01B03)を有する。なお、「リモコン装置」(01A00)の「信号取得部」(01A03)は、「短縮リモコン信号取得手段」を有してもよい。さらに、「リモコン装置」(01A00)の「信号取得部」(01A03)の「短縮リモコン信号取得手段」は「コアリモコン信号取得器」を有してもよい。
なお、以下に記載する本装置の機能ブロックは、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェア及びソフトウェアの両方として実現され得る。具体的には、コンピュータを利用するものであれば、CPUやRAM、バス、あるいは二次記憶装置(ハードディスクや不揮発性メモリ、CD−ROMやDVD−ROMなどの記憶メディアとそれらメディアの読取ドライブなど)、印刷機器や表示装置、その他の外部周辺装置などのハードウェア構成部やその外部周辺機器用のI/Oポート、それらハードウェアを制御するためのドライバプログラムやその他アプリケーションプログラム、情報入力に利用されるユーザインターフェイスなどが挙げられる。
またこれらハードウェアやソフトウェアは、RAM上に展開したプログラムをCPUで演算処理したり、メモリやハードディスク上に保持されているデータや、インターフェイスを介して入力されたデータなどを加工、蓄積、出力処理したり、あるいは各ハードウェア構成部の制御を行ったりするために利用される。また、この発明は装置として実現できるのみでなく、方法としても実現可能である。また、このような発明の一部をソフトウェアとして構成することができる。さらに、そのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品、及び同製品を記憶媒体に固定した記憶媒体も、当然にこの発明の技術的な範囲に含まれる(本明細書の全体を通じて同様である)。
以下、本実施形態の「リモコン装置」(01A00)の「操作部」(01A01)と、「電力量検知部」(01A02)と、「信号取得部」(01A03)と、「送信部」(01A04)と、「信号取得部」(01A03)の「短縮リモコン信号取得手段」と、「信号取得部」(01A03)の「短縮リモコン信号取得手段」の「コアリモコン信号取得器」と、「電子機器」(01B00)の「受信部」(01B01)と、「処理部」(01B02)と、「通知部」(01B03)の機能的構成について説明する。
<<リモコン装置(01A00)>>
「操作部」(01A01)は、以下で説明する電子機器を操作するための入力を受付けるよう構成されている。具体的には、操作部(01A01)は、所定の操作と関連付けられた「操作キー」などの操作入力受付インターフェイスを有し、操作キーの押下などにより、電子機器を操作するための所定の入力を受付ける。電子機器を操作する「所定の操作」としては、電子機器の電源を入れる操作や、音量を調節する操作や、CHを変える操作や、画面に表示されたアイコンを移動させる操作や、決定入力する操作などが考えられるが、これらは当然に操作対象の電子機器により異なる。本実施形態の操作部(01A00)は、どのような操作のための操作入力受付インターフェイスを備えていてもよい。
「電力量検知部」(01A02)は、自身を駆動するための電源の電力量の多少を検知するよう構成されている。「自身を駆動するための電源」とは、リモコン装置を駆動するための電源のことである(以下のすべての実施形態において同様)。本実施形態のリモコン装置の電源は、電池により構成される。例えば、現在リモコン装置において一般的に広く利用されている一次電池により構成することができる。かかる場合、電力量検知部(01A02)は、リモコン装置の所定位置にセットされ使用中の電池の電力量の多少を検知するよう構成されている。「電源の電力量の多少の検知」とは、電池の残電力量がリモコン装置を駆動するのに十分な量か、または、リモコン装置を駆動するには不十分な量かを検知することである。なお、単に電力量が十分か不十分かを検知するだけでなく、電力量不十分の程度をレベル分けして、いかなるレベルの不十分な量かを検知してもよい。
電力量の多少を検知する手段としては特段制限されないが、例えば、電力量検知部(01A02)に電池の両端の電圧を検出する回路を備えておき、定期的に電圧値を測定してもよい。そして、測定した電圧値と、あらかじめ定めておいた所定の値を比較し、測定した電圧値が所定の値以下かどうかを判断することで、電力量の多少を検知してもよい。かかる手段の場合、電力量不十分の程度をレベル分けして、いかなるレベルの不十分な量かを検知するためには、それぞれのレベルに対応した所定の値を保持しておき、それらと測定した電圧値を比較することで、不十分のレベルを検知してもよい。なお、あらかじめ定めておく所定の値(電力量不十分のレベル)は、任意に設定可能である。
その他の電力量の多少を検知する手段としては、以下の実施形態で説明するように、リモコン信号を受信する電子機器に、受信したリモコン信号に基づいてリモコン装置の電源の電力量の多少を検知する手段と、電源の電力量が少なくなったと判断すると利用者にその旨を通知する手段を備えていてもよい。そして、リモコン装置は外部から電源の電力量の多少を示す信号の入力を受付ける手段を備えておき、電子機器から前記リモコン装置の電源の電力量の多少に関する情報を通知された利用者から、電源の電力量の多少を示す信号の入力を受付けてもよい。または、電子機器から電源の電力量の多少を示す信号を受信することで入力を受付けてもよい。そして、入力された前記電源の電力量の多少を示す信号を解析することで、電力量の多少を検知してもよい。なお、当該手段については、以下の実施形態で説明するので、ここでの詳細な説明は省略する。
「信号取得部」(01A03)は、操作部での操作があった場合に、操作に応じて定められるリモコン信号であって、電力量検知部での検知結果が所定の値よりも小さくなった場合には、電力量検知部での検知結果が所定の値よりも小さくなっていない場合に比較してより電力消費量の少ないリモコン信号を取得するよう構成されている。「電力量検知部での検知結果が所定の値よりも小さくなった場合」とは、電源の残電力量がリモコン装置を駆動するには不十分な量になった場合である(以下、「電力残量少の場合」という)。一方、「電力量検知部での検知結果が所定の値よりも小さくなっていない場合」とは、電源の残電力量がリモコン装置を駆動するのに十分な量である場合である(以下、「電力残量多の場合」という)。
ここで、「電力残量多の場合」に信号取得部(01A03)が取得するリモコン信号としては、例えば、現在広く一般的に利用されている家電製品協会フォーマットに従って生成されたリモコン信号などが考えられる。図2(a)に、家電製品協会フォーマットのリモコン信号の構成を示す。図に示すように、家電製品協会フォーマットのリモコン信号は、「リーダ部」、「カスタムコード部」、「パリティ部」、「データコード部」、「データ部」、「トレーラ部」で構成される。リーダ部には、リモコン信号の開始を示すスタートコードが入る。カスタムコード部には、リモコン装置及び電子機器のメーカーごとに割り当てられたメーカーコードが入る。パリティ部には、カスタムコードのパリティチェック用のデータが挿入される。データコード部には、実際のリモコン装置の操作ボタンに割り当てられたコードのビット列が入る。トレーラ部には、リモコン信号の終了を示すストップコードが入る。信号取得部(01A03)は、操作部での操作があった場合、その操作内容に応じたデータコード部を備えた図2(a)のようなリモコン信号を取得するよう構成されている。なお、信号取得部(01A03)が「電力残量多の場合」に取得するリモコン信号は、家電製品協会フォーマットに従って生成されたリモコン信号に制限されず、現在一般的に使用されているその他のフォーマットのリモコン信号を取得してもよい。現在一般的に使用されているフォーマットのリモコン信号は、図2(b)に示すように、リモコン信号の開始を示すスタートコードで始まり、その後に操作指示内容などを示すデータ部を設け、そしてリモコン信号の終了を示すストップコードで終わるように構成されているものがほとんどである。
一方、「電力残量少の場合」に信号取得部(01A03)が取得するリモコン信号は、「電力残量多の場合」のリモコン信号(例:図2(a)(b))に比較してより電力消費量の少ないリモコン信号である。信号取得部(01A03)は、前記電力消費量の少ないリモコン信号を取得するために、「短縮リモコン信号取得手段」を有してもよい。
「短縮リモコン信号取得手段」は、前記電力消費量の少ないリモコン信号として、「電力残量多の場合」のリモコン信号(例:図2(a)(b))に比較して、より短いリモコン信号を取得するよう構成されている。「より短いリモコン信号」とは、よりデータ数の少ないリモコン信号のことである。当然に、リモコン信号が短い場合には、操作部(01A01)での操作に応じてリモコン信号を生成するための電力消費量が少なくなる。また、以下で説明する送信部(01A04)が操作対象の電子機器(01B00)に対してリモコン信号を送信するための電力消費量も少なくなる。なお、リモコン信号を短くする具体的手段としては特段制限されず、「電力残量多の場合」のリモコン信号(例:図2(a))の中に含まれる複数のコードの中から、電子機器を操作するために必須のコード以外のコードを削除することで短くしてもよい。例えば、誤り訂正のためのコード(パリティ部など)を削除してもよい。 なお、短縮リモコン信号取得手段は、前記より短いリモコン信号を取得するために、「コアリモコン信号取得器」を有してもよい。
「コアリモコン信号取得器」は、前記より短いリモコン信号として、リーダ部とデータコード部とトレーラ部のみからなるリモコン信号(以下、「コアリモコン信号」という)を取得するよう構成されている。図3に、コアリモコン信号の構成例を示す。なお、リモコン信号における「リーダ部」と「データコード部」と「トレーラ部」の機能については前記の通りである。すなわち、「コアリモコン信号」とは、リモコン信号の開始を示すスタートコードと、実際のリモコンの操作ボタンに割り当てられたビット列を並べたデータコードと、リモコン信号の終了を示すストップコードのみからなるリモコン信号である。
ここで、信号取得部(01A03)が「電力残量多の場合」のリモコン信号を取得するモード(以下、「通常モード」という)から、電力量検知部(01A02)の検知結果に基づいて「電力残量少の場合」のリモコン信号を取得するモード(以下、「簡易モード」という)に切り替わった後、利用者の電源交換に伴って元の通常モードに切り替える手段としては、電源交換(電池交換)によりモードをリセットするように構成し、自動的に通常モードに切り替えるようにしてもよい。または、電源交換の後の電力量検知部(01A02)での検知結果に基づいて、通常モードに切り替えるようにしてもよい。
「送信部」(01A04)は、信号取得部が取得したリモコン信号を送信するよう構成されている。送信の手段としては、リモコンシステムにおいて一般的に利用されている赤外線通信を利用することができる。なお、送信部(01A04)は、信号取得部(01A03)が取得した「電力残量多の場合」のリモコン信号も、「電力残量少の場合」のリモコン信号も送信するよう構成されている。送信部(01A04)で送信されたリモコン信号は、以下で説明する電子機器(01B00)の受信部(01B01)により受信される。
<<電子機器(01B00)>>
本実施形態の電子機器としては、オーディオ機器やテレビジョンやHDD内蔵BD/DVDレコーダーやビデオデッキ、エアコン、換気扇、扇風機、風呂沸し器、ドアなど、リモコン装置により遠隔操作を行うあらゆる電子機器が該当する。
「受信部」(01B01)は、前記リモコン装置(01A00)から前記電力消費量の少ないリモコン信号を受信するよう構成されている。具体的には、赤外線受光ICなどにより構成することができる。その詳細については、従来技術と同様であるので、ここでの説明は省略する。なお、本実施形態の受信部(01B01)は、「電力残量多の場合」のリモコン信号をも受信するように構成されてもよい。
「処理部」(01B02)は、受信部が受信した前記電力消費量の少ないリモコン信号に応じて所定の処理を実行するよう構成されている。処理部(01B02)が実行する所定の処理とは、受信部(01B01)が受信したリモコン信号を解析する処理や、解析結果に応じて操作指示内容を実行する処理(例:「音量の調節など」)などである。
なお、本実施形態の処理部(01B02)は、「電力残量多の場合」のリモコン信号にも応じて所定の処理を実行するよう構成されてもよい。かかる場合、「電力残量多の場合」のリモコン信号と、「電力残量少の場合」のリモコン信号(電力消費量の少ないリモコン信号)はフォーマットが異なるため、処理部(01B02)は処理対象のリモコン信号がいずれのフォーマットにより構成されたリモコン信号かを識別する手段を備える必要がある。当該手段としては、例えば、リモコン信号の中にいずれのフォーマットであるかを識別するためのコードを付与し、処理部(01B02)は当該コードを解析することでいずれのフォーマットにより構成されたリモコン信号かを識別してもよい。なお、前記いずれのフォーマットかを識別するためのコードは、新たに付与するのでなく、リモコン信号の開始を示すスタートコードを利用してもよい。具体的には、それぞれのフォーマットのリモコン信号のスタートコードを異なった構成にし、処理部(01B02)はそれらのすべてのスタートコードを識別可能に構成しておく。そして、処理部(01B02)がスタートコードを識別した際には、同時にいずれのフォーマットのリモコン信号かを識別できるようにしてもよい。
「通知部」(01B03)は、受信部が前記電力消費量の少ないリモコン信号を受信すると、リモコン装置を駆動するための電源の電力量が少なくなっている旨を利用者に通知するよう構成されている。すなわち、通知部(01B03)は、受信部が受信したリモコン信号を処理部(01B02)が処理すると、処理結果を利用して、そのリモコン信号が電力消費量の少ないリモコン信号であったか否かを識別するよう構成されている。なお、利用者に「リモコン装置を駆動するための電源の電力量が少なくなっている旨」を通知する手段としては特段制限されない。例えば、音声情報で通知してもよいし、文字情報や図形情報をディスプレイなどに表示して通知してもよいし、あらかじめ備えられたランプを点灯することで通知してもよい。または前記を組み合わせて通知してもよい。なお、リモコン装置の電力量検知部(01A02)が、電力量不十分の程度をレベル分けしていかなるレベルの不十分な量かを検知しリモコン装置の信号取得部(01A03)が、そのレベルに応じたリモコン信号を取得するように構成されている場合には、通知部はそのレベルに応じた内容の通知をするように構成してもよい。
<実施形態1のハードウェア構成>
図4は、上記リモコン装置の機能的構成をハードウェアとして実現した際の構成の一例を表す図である。また、図5は、上記電子機器の機能的構成をハードウェアとして実現した際の構成の一例を表す図である。以下、図4、5のハードウェア図を用いて、本実施形態のリモコン装置および電子機器を実現する手段の一例を説明する。
<<リモコン装置(図4)>>
図4に示すように、本実施形態のリモコン装置は、「操作部」と、「電力量検知部」と、「信号取得部」と、「送信部」などを構成する「CPU」(0401)、「RAM」(0402)、「不揮発性メモリ」(0403)、「ユーザインターフェイス」(0404)、「変調部」(0405)、「LED」(0406)、「電源」(0407)、「電力量検知部」(0408)などを備え、これらは「システムバス」(0409)などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
まず、CPU(0401)は制御プログラムの電力量検知命令に従って電力量検知部(0408)を制御し、電源(0407)の残電力量を測定する。そして、測定した残電力量とあらかじめ保持していた所定の値を大小比較し、結果をRAM(0402)のデータ領域に格納する。大小比較の結果が「所定の値より大」だった場合は、リモコン信号送信プログラムI(一般的なフォーマット(家電製品協会フォーマットなど)で構成されたリモコン信号を生成し、送信するプログラム)を不揮発性メモリ(0403)より取り出して、RAM(0402)のワーク領域に展開する。そして、ユーザの入力待ち状態となる。一方、大小比較の結果が「所定の値より小」だった場合は、リモコン信号送信プログラムII(電力消費量の少ないリモコン信号を生成し、送信するプログラム)を不揮発性メモリ(0403)より取り出して、RAM(0402)のワーク領域に展開する。そして、ユーザの入力待ち状態となる。
その後、ユーザインターフェイス(0404)を介して利用者の操作入力を受付けると、CPU(0401)は、リモコン信号送信プログラムI又はIIの命令に従い、入力内容に応じたリモコン信号を生成し、RAM(0402)のデータ領域に格納する。そして、リモコン信号を変調部(0405)で電流に変調し、LED(0406)に流す。その結果、LED(0406)からリモコン信号が送信される。
<<電子機器(図5)>>
図5に示すように、本実施形態の電子機器は、「受信部」と、「処理部」と、「通知部」などを構成する「CPU」(0501)、「RAM」(0502)、「不揮発性メモリ」(0503)、「ユーザインターフェイス」(0504)、「ディスプレイ」(0505)、「スピーカー」(0506)、「赤外線受光部」(0507)などを備え、これらは「システムバス」(0508)などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。なお、「ディスプレイ」(0505)と「スピーカー」(0506)については本実施形態の電子機器においては必須の構成要素ではなく、これらを備えていなくてもよい。
まず、電子機器の電源を入れると、CPU(0501)は制御プログラムを実行し、それによって初期設定が行なわれ、ユーザの入力待ち状態となる。そして、利用者がリモコン装置を利用してリモコン信号を送信すると、リモコン信号受信プログラムに従い、赤外線受光部(0507)を制御してリモコン信号を受信し、RAM(0502)のデータ領域に格納する。そして、リモコン信号解析プログラムを不揮発性メモリ(0503)から取り出すと、RAM(0502)のワーク領域に展開して、プログラムを実行する。まず、リモコン信号のスタートコードを解析する。解析の結果、スタートコードが所定の構成となっていた場合には、その結果に応じて、以下のカスタムコードやデータコードなどの解析を実行する。一方、スタートコードが所定の構成となっていない場合には、リモコン信号の解析を中断する。
その後、データコードのビット列と所定の操作を関連付けたデータコードテーブルと、データコードの解析結果を利用して、取得したリモコン信号の指示内容を識別し、所定の実行プログラムを取り出して指示内容の処理を実行する。
なお、リモコン信号を解析した結果、受信したリモコン信号が電力消費量の少ないリモコン信号であった場合には、CPU(0503)は、不揮発性メモリ(0503)より通知プログラムを取り出してRAM(0502)に展開し、スピーカー(0506)やディスプレイ(0505)などを制御して、リモコン装置の電源の残電力量が少なくなっている旨を、利用者に通知する。
<実施形態1の処理の流れ>
以下、図6のシーケンス図を用いて、リモコン装置の電源の残電力量が少なくなった際のリモコン装置と電子機器からなるリモコンシステムの処理の流れの一例を示す。
リモコン装置は自身を駆動するための電源の電力量が所定の値より小さくなっていることを検知すると(S0601)、それ以降、リモコン操作を受付けた場合には(S0602)、電力消費量の少ないリモコン信号を生成し(S0603)、電力消費量の少ないリモコン信号を電子機器に対して送信する(S0604)。
電力消費量の少ないリモコン信号を受信した電子機器は、受信したリモコン信号を解析する(S0605)。そして、解析の結果、受信したリモコン信号が電力消費量の少ないリモコン信号であることを識別すると、受信したリモコン信号の指示内容に従って所定の処理を実行するとともに(S0606)、リモコン装置の電源の電力量が少なくなっている旨を利用者に通知する(S0607)。
<実施形態1の効果>
本実施形態のリモコンシステムにより、リモコン装置の電源の電力量が少なくなると、その旨を利用者に通知するとともに、それ以降の電源の電力量の消費スピードを抑えることができる。その結果、利用者はリモコン装置の電源を新たな電源に取り換えるための時間をある程度十分に確保することができ、新たな電源に取り換えるまでに使用中の電源の電力がなくなってしまい、全く使用できなくなるという不都合を回避することが可能となる。
<<実施形態2>>
<実施形態2の概要>
本実施形態のリモコンシステムの電子機器は、実施形態1を基本とし、さらに、リモコン装置から受信したリモコン信号の解析結果に基づいて、リモコン装置を駆動する電源の電力量の多少を判断する。そして、リモコン装置を駆動する電源の残電力量が少なくなっていると判断すると、その旨を利用者に通知することを特徴とする。
また、本実施形態のリモコンシステムのリモコン装置は、実施形態1を基本とし、さらに、外部から、自身を駆動する電源の電力量の多少を示す信号の入力を受付け、前記入力された信号に基づいて自身を駆動する電源の電力量の多少を検知することを特徴とする。
<実施形態2の機能的構成>
図7は、本実施形態の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように本実施形態の「リモコンシステム」は、「リモコン装置」(07A00)と「電子機器」(07B00)から構成される。そして、本実施形態の「リモコン装置」(07A00)は、「操作部」(07A01)と、「電力量検知部」(07A02)と、「信号取得部」(07A03)と、「送信部」(07A04)を有し、「電力量検知部」(07A02)は、「電力量多少信号受付手段」と「外来検知手段」を有する。また、本実施形態の「電子機器」(07B00)は、「受信部」(07B01)と、「処理部」(07B02)と、「通知部」(07B03)と、「不完全受信検知部」(07B04)と、「判断部」(07B05)を有し、「通知部」(07B03)は「判断通知手段」を有する。
なお、「リモコン装置」(07A00)の「操作部」(07A01)と「信号取得部」(07A03)と「送信部」(07A04)と、「電子機器」(07B00)の「受信部」(07B01)と「処理部」(07B02)の機能的構成については、実施形態1と同様であるのでここでの詳細な説明は省略する。以下、「リモコン装置」(07A00)の「電力量検知部」(07A02)の「電力量多少信号受付手段」と「外来検知手段」と、「電子機器」(07B00)の「不完全受信検知部」(07B04)と「判断部」(07B05)と「通知部」(07B03)の「判断通知手段」の機能的構成について説明する。
<<電子機器(07B00)>>
「不完全受信検知部」(07B04)は、受信部(07B01)でのリモコン信号の不完全受信を検知するよう構成されている。ここで、「不完全受信」とは、受信したリモコン信号の内容を処理部(07B02)で認識することができず、電子機器に対して所定の操作を行うことができないようなリモコン信号を受信することである。不完全受信したリモコン信号を処理部(07B02)が処理した場合、所定のコードを認識できなかった時点で処理を中断することとなる。処理部(07B02)で認識することができないリモコン信号とは、例えば、スタートコードが所定の構成になっていなかったり、データコードが途中で切れていたり、ストップコードが所定の構成になっていなかったりするリモコン信号などが考えられる。このような不完全受信は、リモコン装置(07A00)の電源の残電力量が少なくなったため十分な強度のリモコン信号(赤外線信号)を送信できなくなった際に、ノイズなどの影響を受けることで生じたりする。不完全受信検知部(07B04)は、前記のようなリモコン信号を正確に受信できなかった不完全受信の回数をカウントするよう構成されている。前記カウントする具体的手段としては、処理部(07B02)がリモコン信号の処理を中断した回数をカウントすることで実現してもよい。
「判断部」(07B05)は、検知した不完全受信の受信履歴が所定の条件を満たすか判断するよう構成されている。前記「所定の条件」とは、リモコン装置の電源の残電力量が、リモコン装置を駆動するのに十分な量か、または、リモコン装置を駆動するには不十分な量かを判断するための条件であり、不完全受信の履歴を利用して任意に定めることができる。例えば、「最新のN件の受信履歴における、不完全受信の確率が70%以上」とか、「前記条件を満たし、かつ、最新のM件の受信履歴の中で5回連続不完全受信したことがある」とかでもよい。また、前記条件を電力量不十分の程度に合わせて複数定めておき、いかなる程度の不十分な量かを判断してもよい。なお、判断部(07B05)は前記判断を実現するため、受信したリモコン信号が不完全受信だったか否かを識別可能にリモコン信号の受信履歴を保持するように構成してもよい。前記は、処理部(07B02)がリモコン信号の処理を中断したか否かを識別可能にリモコン信号の処理履歴を保持することで実現してもよい。
「通知部」(07B03)の「判断通知手段」は、判断部での判断結果が所定の条件を満たすとの判断結果である場合には、リモコン装置を駆動するための電源の電力量が少なくなっている旨を利用者に通知するよう構成されている。すなわち、判断通知手段は判断部より判断結果を取得し、判断結果に基づいて、利用者に電源の電力量が少なくなっている旨を通知する。なお、通知する手段としては、実施形態1で説明した通知部と同様の手段により実現することができる。
<<リモコン装置(07A00)>>
「電力量検知部」(07A02)の「電力多少信号受付手段」は、自身を駆動するための電源の電力量の多少を示す信号(以下、「電力量多少信号」という)の入力を受付けるよう構成されている。電力多少信号受付手段は、利用者から電力量多少信号の入力を受付けるように構成してもよいし、電子機器から電力量多少信号の入力を受付けてもよい。利用者から受付ける電力量多少信号は、「電力量十分」、「電力量不十分」などを特定する信号であってもよいし、残りの電力量の程度を示す残電力量レベルを特定する信号であってもよい。利用者は、前記の入力を行う際には、前記電子機器の通知部(07B03)の判断通知手段から通知された情報を利用して入力内容を決定することができる。また、電子機器から信号の入力を受付けるように構成する場合には、電子機器からリモコン装置に対して信号を送信可能に構成しておき(赤外線通信、Bluetooth通信(登録商標)など)、判断部での結果に応じてリモコン装置の電源の電力量の多少を示す信号を送受信するように構成してもよい。
「電力量検知部」(07A02)の「外来検知手段」は、前記電力多少信号受付手段が受付けた電力量多少信号を利用して自身を駆動するための電源の電力量の多少を検知するよう構成されている。かかる場合、電力量検知部(07A02)は、実施形態1で説明した電源の電圧値を測定するための回路などを備える必要はない。なお、外来検知手段が電力量多少信号を利用して、リモコン装置を駆動するための電源の電力量が所定の値よりも小さくなっていることを検知した場合には、実施形態1で説明したように、それ以降、信号取得部(07A03)は、電源の電力量が所定の値よりも小さくなっていない場合に比較して電力消費量の少ないリモコン信号を取得することとなる。
<<リモコン信号送受信のモード切替手段>>
ここで、実施形態1では、電子機器(07B00)の処理部(01B02)が、「電力残量多の場合」のリモコン信号と、「電力残量少の場合」のリモコン信号(電力消費量の少ないリモコン信号)のいずれも処理可能に構成した場合に、処理するリモコン信号がいずれのリモコン信号か(いずれのフォーマットで構成されたリモコン信号か)を識別するための手段として、リモコン信号の中にいずれの信号であるかを識別するためのコードを付与し、当該コードを解析することでいずれのリモコン信号かを識別する手段を説明した。本実施形態においては、前記と同様の手段を利用してもよいし、または、以下のような手段を利用してもよい。
例えば、電子機器(07B00)は、「電力残量多の場合」のリモコン信号と「電力残量少の場合」のリモコン信号のいずれかを解析可能な2以上のモードを保有しておく。そして、通常時(電力残量多の場合)は、「電力残量多の場合」のリモコン信号を解析するモード(通常モード)により受信したリモコン信号の解析を行う。そして、判断部(07B05)で不完全受信の履歴が所定の条件を満たすと判断し、通知部(07B03)が前記判断に基づいて利用者に電源の電力量が少なくなっている旨を通知すると、前記通知をトリガに、通常モードから「電力残量少の場合」のリモコン信号を解析するモード(以下、「簡易モード」という)に切り替えるように構成してもよい。かかる場合、リモコン装置(07A00)も、「電力残量多の場合」のリモコン信号と「電力残量少の場合」のリモコン信号のいずれかを送信可能な2以上のモードを保有しておき、通常時(電力残量多の場合)は、「電力残量多の場合」のリモコン信号を生成して送信するモード(通常モード)によりリモコン信号の送信を行う。そして、電力量検知部(07A02)の電力量多少信号受付手段が電力量が少なくなった旨の電力量多少信号を受付けると、それをトリガに、通常モードから「電力残量少の場合」のリモコン信号を生成して送信するモード(簡易モード)に切り替えるように構成してもよい。
なお、前記のように構成した場合、リモコン装置への電力量多少信号の入力を利用者が行うように構成すると、利用者が所定の電力量多少信号の入力を行わなかった際には、電子機器(07B00)とリモコン装置(07A00)のモードが異なったものになり、電子機器が受信したリモコン信号の解析を行えなくなる恐れがある。そこで、前記事態を回避するために、利用者がリモコン装置(07A00)に対して電力量多少信号の入力を行うと、当該入力を示す信号を電子機器(07B00)に対して送信するように構成してもよい。そして、リモコン装置(07A00)は、前記入力をトリガに、リモコン信号送信のモードを簡易モードに切り替え、電子機器(07B00)は、前記入力を示す信号を解析した結果に基づき、リモコン信号解析のモードを簡易モードに切り替えるように構成してもよい。
ここで、リモコン装置(07A00)が簡易モードから通常モードに切り替える手段としては、電源交換(電池交換)によりモードをリセットするように構成し、自動的に通常モードに切り替わるようにしてもよい。または、電源交換(電池交換)を行った利用者からモードを切り替える入力信号を受付け、前記入力をトリガに通常モードに切り替えるようにしてもよい。かかる場合、前記切り替えのための入力信号を電子機器に送信するように構成し、前記信号を受信した電子機器は信号の解析結果に基づいて、通常モードに切り換えてもよい。
<実施形態2のハードウェア構成>
図8は、上記電子機器の機能的構成をハードウェアとして実現した際の構成の一例を表す図である。また、図9は、上記リモコン装置の機能的構成をハードウェアとして実現した際の構成の一例を表す図である。以下、図8、9のハードウェア図を用いて、本実施形態の電子機器およびリモコン装置を実現する手段の一例を説明する。
<<電子機器(図8)>>
図8に示すように、本実施形態の電子機器は、「受信部」と、「処理部」と、「通知部」と、「不完全受信検知部」と、「判断部」などを構成する「CPU」(0801)、「RAM」(0802)、「不揮発性メモリ」(0803)、「ユーザインターフェイス」(0804)、「ディスプレイ」(0805)、「スピーカー」(0806)、「赤外線受光部」(0807)などを備え、これらは「システムバス」(0808)などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。なお、「ディスプレイ」(0805)と「スピーカー」(0806)については本実施形態の電子機器においては必須の構成要素ではなく、これらを備えていなくてもよい。
CPU(0801)は、RAM(0802)に展開されたリモコン信号受信プログラムに従い、赤外線受光部(0807)を制御してリモコン信号を受信すると、制御プログラムに従い、リモコン信号解析プログラムI(一般的なフォーマット(家電製品協会フォーマットなど)で構成されたリモコン信号を解析するプログラム)を実行して、受信したリモコン信号の解析を行う。そして、解析結果を利用して、取得したリモコン信号の指示内容を識別し、所定の実行プログラムを取り出して指示内容の処理を実行する。また、前記リモコン信号の解析が終了すると、解析を途中で中断したか否かを識別するデータを解析中断履歴として保存する。この際、必要に応じて過去の履歴データを削除などしてもよい。
そして、解析中断履歴データが更新されると、それをトリガに、リモコン電力量判断プログラムを実行し、解析中断履歴が不揮発性メモリ(0803)に保存されている条件データの内容を満たすか否か判断する。内容を満たさないと判断した場合には、そのまま処理を終了する。一方、内容を満たすと判断した場合には、不揮発性メモリ(0803)より通知プログラムを取り出してRAM(0802)のワーク領域に展開し、プログラムを実行する。そして、プログラムの命令に従い、スピーカー(0806)やディスプレイ(0805)などを制御して、リモコン装置の電源の残電力量が少なくなっている旨を、利用者に通知する。
その後、前記通知を受けた利用者がリモコン装置を操作して、電源の電力量が少なくなっている旨を示す電力量多少信号を入力する操作を行うと、CPU(0801)は、RAM(0802)に展開されたリモコン信号受信プログラムに従い、赤外線受光部(0807)を制御して前記入力信号を受信する。そして、以降リモコン信号を受信すると、リモコン信号解析プログラムII(電力消費量の少ないリモコン信号を解析するプログラム)を実行して、受信したリモコン信号の解析を行う。
<<リモコン装置(図9)>>
図9に示すように、本実施形態のリモコン装置は、「操作部」と、「電力量検知部」と、「信号取得部」と、「送信部」などを構成する「CPU」(0901)、「RAM」(0902)、「不揮発性メモリ」(0903)、「ユーザインターフェイス」(0904)、「変調部」(0905)、「LED」(0906)、「電源」(0907)などを備え、これらは「システムバス」(0909)などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。以下、リモコン装置が、利用者からの電力量多少信号の入力を受付けた後の処理の一例を説明する。
CPU(0401)は、ユーザインターフェイス(0904)を介して電源の電力量が少なくなっている旨を示す電力量多少信号の入力を受付けると、リモコン信号送信プログラムI(一般的なフォーマット(家電製品協会フォーマットなど)で構成されたリモコン信号を生成し、送信するプログラム)を実行し、LED(0906)より前記リモコン信号を電子機器に対して送信する。そして、それ以降ユーザインターフェイス(0904)を介して利用者の操作入力を受付けると、リモコン信号送信プログラムII(電力消費量の少ないリモコン信号を生成し、送信するプログラム)を実行して、電力消費量の少ないリモコン信号を生成して電子機器に対して送信する。
<実施形態2の処理の流れ>
以下、図10のシーケンス図を用いて、リモコン装置の電源の残電力量が少なくなった際のリモコン装置と電子機器からなるリモコンシステムの処理の流れの一例を示す。具体的には、「通常モード」から「簡易モード」に切り替える処理の流れの一例を説明する。
通常モードで駆動中のリモコン装置は、リモコン操作を受付けると(S1001)、一般的なフォーマット(家電製品協会フォーマットなど)で構成されたリモコン信号を生成し(S1002)、生成したリモコン信号を電子機器に対して送信する(S1003)。
前記リモコン信号を受信した電子機器は、受信したリモコン信号を解析する(S1004)。そして、リモコン信号がノイズなどの影響を受けており、その内容を認識できなかった場合(不完全受信)には、リモコン信号の解析を中断し(S1005)、リモコン信号の解析を中断したか否かの履歴を示す解析中断履歴データを更新する(S1006)。その後、更新後の解析中断履歴データを利用して、前記履歴データを所定の条件を満たすか判断し、「所定の条件を満たす」と判断すると(S1007)、リモコン装置の電源の電力量が少なくなっている旨を利用者に通知する(S1008)。
その後、リモコン装置は、前記通知を受けた利用者から電力量多少信号の入力を受付けると(S1009)、受付けた入力信号を電子機器に対して送信し(S1010)、自身のリモコン信号送信のモードを電力消費量の少ないリモコン信号を送信する簡易モードに切り替える(S1011)。また、前記信号を受信した電子機器は、受信したリモコン信号を解析し(S1012)、解析結果に基づいて、自身のリモコン信号解析のモードを電力消費量の少ないリモコン信号を解析する簡易モードに切り替える(S1013)。
<実施形態2の効果>
本実施形態のリモコンシステムにより、リモコン装置の電源の電力量が少なくなると、その旨を利用者に通知するとともに、それ以降の電源の電力量の消費スピードを抑えることができる。また、電子機器でリモコン装置の電源の電力量の多少を検知するため、リモコン装置自身で電力量の多少を検知する必要がない。その結果、リモコンの電源の消費スピードを抑えることが可能となり、利用者はリモコン装置の電源を新たな電源に取り換えるための時間をある程度十分に確保することが可能となる。
<<実施形態3>>
<実施形態3の概要>
本実施形態のリモコンシステムのリモコン装置は、実施形態1および2を基本とし、さらに、電力消費量の少ないリモコン信号として、方向キーと決定キーのみに対応したリモコン信号を生成し、電子機器に対して送信することを特徴とする。
また、本実施形態のリモコンシステムの電子機器は、実施形態1および2を基本とし、さらに、電力消費量の少ないリモコン信号を受信し解析する簡易モードの時には、方向キーと決定キーのみで電子機器の操作を可能とするGUI(疑似リモコンなど)をディスプレイなどに表示し、GUIからの入力に基づいて所定の処理を実行することを特徴とする。
<実施形態3の機能的構成>
図11は、本実施形態の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように本実施形態の「リモコンシステム」は、「リモコン装置」(11A00)と「電子機器」(11B00)から構成される。そして、本実施形態の「リモコン装置」(11A00)は、「操作部」(11A01)と、「電力量検知部」(11A02)と、「信号取得部」(11A03)と、「送信部」(11A04)を有し、さらに、「電力量検知部」(11A02)は「電力量多少信号受付手段」と「外来検知手段」を、「信号取得部」(11A03)は「短縮リモコン信号取得手段」を有し、さらに、「信号取得部」(11A03)の「短縮リモコン信号取得手段」は「方向キーリモコン信号取得器」を有する。また、本実施形態の「電子機器」(11B00)は、「受信部」(11B01)と、「処理部」(11B02)と、「通知部」(11B03)と、「不完全受信検知部」(11B04)と、「判断部」(11B05)と、「方向キーインターフェイス部」(11B06)を有し、さらに、「通知部」(11B03)は「判断通知手段」を有する。
なお、「リモコン装置」(11A00)の「操作部」(11A01)と「電力量検知部」(11A02)と「送信部」(11A04)と「電力量検知部」(11A02)の「電力量多少信号受付手段」と「外来検知手段」については実施形態1または2と同様であるのでここでの詳細な説明は省略する。また、「電子機器」(11B00)の「受信部」(11B01)と「処理部」(11B02)と「通知部」(11B03)と「不完全受信検知部」(11B04)と「判断部」(11B05)と「通知部」(11B03)の「判断通知手段」についても実施形態1または2と同様であるのでここでの詳細な説明は省略する。以下、「リモコン装置」(11A00)の「信号取得部」(11A03)の「短縮リモコン信号取得手段」の「方向キーリモコン信号取得器」と、「電子機器」(11B00)の「方向キーインターフェイス部」(11B06)の機能的構成について説明する。
<<リモコン装置(11A00)>>
「信号取得部」(11A03)の「短縮リモコン信号取得手段」の「方向キーリモコン信号取得器」は、より短いリモコン信号(電力消費量の少ないリモコン信号)として、方向キーと決定キーのみに対応したリモコン信号を取得するよう構成されている。具体的には、信号取得部(11A03)は、リモコン装置に設けられた複数の操作キーの中で、方向キーと決定キーのみにビット列を割り当てた簡易コード表を保持しておき、前記簡易コード表に基づいてリモコン信号を生成するように構成してもよい。かかる場合、リモコン信号のデータコード部は3ビットで構成することが可能となり、より短いリモコン信号とすることができる。参考までに、図12に、簡易コード表を模式的に示した図を示す。なお、データコード部を3ビットで構成し、方向キーと決定キーにビット列を割り当てた後の残りのビット列には、図12中、カッコで示しているように、電子機器の電源入力キーやリモコン信号のモード切替キーなどを割り当ててもよい。
<<電子機器(11B00)>>
「方向キーインターフェイス部」(11B06)は、判断部での判断結果が所定の条件を満たすとの判断結果である場合には、方向キーで選択可能なGUI表示を用いて操作信号の入力を受付けるよう構成されている。「判断部での判断結果が所定の条件を満たすとの判断結果である場合」とは、実施形態2で説明した通り、リモコン装置の電源の残電力量がリモコン装置を駆動するには不十分な量である旨を示す判断結果である場合である。かかる場合、方向キーインターフェイス部(11B06)は、方向キーで選択可能なGUIをディスプレイなどに表示する。すなわち、本実施形態の電子機器(11B00)は、GUI表示するためのディスプレイなどを備えるか、GUI表示するためのディスプレイなどの外部機器と接続可能に構成されている必要がある。このような電子機器としては、BD/DVDレコーダーやビデオデッキなどが考えられる。ここで、GUI表示の一例を図13に示す。図13は、ディスプレイ上に疑似リモコンを表示し、疑似リモコン上に表示されたカーソル(1301)で操作内容を選択するよう構成されている。そして、利用者がリモコン装置に設けられた決定キーを押下すると、電子機器は疑似リモコン上のカーソル位置を算出し、算出したカーソル位置で特定される操作内容を識別して実行するように構成されている。また、図に示すように、現在の状況(モードなど)を説明する文章をあわせて表示してもよい。なお、図13
に示すようなGUI表示はディスプレイいっぱいに表示するのでなく、ディスプレイ上の一部分に表示するようにしてもよい。
<実施形態3のハードウェア構成>
<<リモコン装置(図14)>>
図14に示すように、本実施形態のリモコン装置は、「操作部」と、「電力量検知部」と、「信号取得部」と、「送信部」などを構成する「CPU」(1401)、「RAM」(1402)、「不揮発性メモリ」(1403)、「ユーザインターフェイス」(1404)、「変調部」(1405)、「LED」(1406)、「電源」(1407)などを備え、これらは「システムバス」(1409)などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。以下、本実施形態のリモコン装置が、利用者の操作に応じて方向キーと決定キーに対応したリモコン信号を生成し、送信する処理の一例について説明する。
まず、CPU(1401)は、ユーザインターフェイス(1404)を介して方向キーまたは決定キーの入力信号を受付けると、当該信号をRAM(1402)のデータ領域に格納する。その後、不揮発性メモリ(1403)よりリモコン信号送信プログラムII(電力消費量の少ないリモコン信号を生成し、送信するプログラム)を取り出してRAM(1402)のワーク領域に展開すると、当該プログラムを実行する。そして、プログラムの命令に従い、不揮発性メモリ(1403)より、方向キーと決定キーのみにビット列を割り当てた簡易コード表を取り出すと、簡易コード表を利用して、より短いリモコン信号を生成し、RAM(1402)に格納する。その後、生成したリモコン信号を変量部(1405)で変調し、LED(1406)より電子機器に対して送信する。
<<電子機器(図15)>>
図15に示すように、本実施形態の電子機器は、「受信部」と、「処理部」と、「通知部」と、「不完全受信検知部」と、「判断部」と、「方向キーインターフェイス部」などを構成する「CPU」(1501)、「RAM」(1502)、「不揮発性メモリ」(1503)、「ユーザインターフェイス」(1504)、「ディスプレイ」(1505)、「スピーカー」(1506)、「赤外線受光部」(1507)などを備え、これらは「システムバス」(1508)などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。なお、「スピーカー」(1506)については本実施形態の電子機器においては必須の構成要素ではない。本実施形態の電子機器が、GUI表示からリモコン操作の入力を受付ける処理の一例について説明する。
CPU(1501)は、RAM(1502)に展開されたリモコン信号受信プログラムの命令に従い、赤外線受光部(1507)を介して、リモコン装置より電源の電力量が少なくなっている旨を示す電力量多少信号を受け取ると、RAM(1502)に展開されたリモコン信号解析プログラムI(一般的なフォーマット(家電製品協会フォーマットなど)で構成されたリモコン信号を生成し、送信するプログラム)を実行し受け取ったリモコン信号を解析する。そして、リモコン装置の電源の電力量が少なくなっている旨の解析結果に基づいて、GUI表示プログラムを実行し、不揮発性メモリ(1503)よりGUI表示データを取り出す。その後、GUI表示データを利用してディスプレイ(1505)にGUIを表示する。
それ以降、赤外線受光部(1507)を介してリモコン信号を受け取ると、リモコン信号解析プログラムII(電力消費量の少ないリモコン信号を生成し、送信するプログラム)を実行し、簡易データコードテーブルを利用して、リモコン信号を解析する。そして、解析結果に応じて、ディスプレイ(1505)に表示されたカーソルの表示位置を変更したり、決定入力された操作指示内容を識別して所定の実行プログラムを実行したりする。
<実施形態3の効果>
本実施形態のリモコンシステムにより、リモコン装置の電源の電力量が少なくなると、その旨を利用者に通知するとともに、それ以降の電源の電力量の消費スピードを可能な限り抑えることができる。その結果、リモコンの電源の消費スピードを抑えることが可能となり、利用者はリモコン装置の電源を新たな電源に取り換えるための時間を十分に確保することが可能となる。
<<実施形態4>>
<実施形態4の概要>
本実施形態のリモコン装置は、実施形態1および2を基本とし、さらに、電力消費量の少ないリモコン信号として、操作対象の電子機器において頻繁に利用される操作キーのみに対応したリモコン信号を生成し、電子機器に対して送信することを特徴とする。
また、本実施形態の電子機器は、実施形態1および2を基本とし、さらに、電力消費量の少ないリモコン信号を受信し解析する簡易モードの時には、リモコン装置で操作可能な操作キーをディスプレイなどに表示し、利用者に知らせることを特徴とする。
<実施形態4の機能的構成>
図16は、本実施形態の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように本実施形態の「リモコンシステム」は、「リモコン装置」(16A00)と「電子機器」(16B00)から構成される。そして、本実施形態の「リモコン装置」(16A00)は、「操作部」(16A01)と、「電力量検知部」(16A02)と、「信号取得部」(16A03)と、「送信部」(16A04)を有し、さらに、「電力量検知部」(16A02)は「電力量多少信号受付手段」と「外来検知手段」を、「信号取得部」(16A03)は「短縮リモコン信号取得手段」を有し、さらに、「信号取得部」(16A03)の「短縮リモコン信号取得手段」は「基本操作キーリモコン信号取得器」を有する。また、本実施形態の「電子機器」(16B00)は、「受信部」(16B01)と、「処理部」(16B02)と、「通知部」(16B03)と、「不完全受信検知部」(16B04)と、「判断部」(16B05)と、「基本操作キー表示部」(16B07)を有し、さらに、「通知部」(16B03)は「判断通知手段」を有する。
なお、「リモコン装置」(16A00)の「操作部」(16A01)と「電力量検知部」(16A02)と「送信部」(16A04)と「電力量検知部」(16A02)の「電力量多少信号受付手段」と「外来検知手段」については実施形態1または2と同様であるのでここでの詳細な説明は省略する。また、「電子機器」(16B00)の「受信部」(16B01)と「処理部」(16B02)と「通知部」(16B03)と「不完全受信検知部」(16B04)と「判断部」(16B05)と「通知部」(16B03)の「判断通知手段」についても実施形態1または2と同様であるのでここでの詳細な説明は省略する。以下、「リモコン装置」(16A00)の「信号取得部」(16A03)の「短縮リモコン信号取得手段」の「基本操作キーリモコン信号取得器」と、「電子機器」(16B00)の「基本操作キー表示部」(16B07)の機能的構成について説明する。
<<リモコン装置(16A00)>>
「信号取得部」(16A03)の「短縮リモコン信号取得手段」の「基本操作キーリモコン信号取得器」は、より短いリモコン信号(電力消費量の少ないリモコン信号)として、操作可能キーの中の一部の基本操作キーのみに対応したリモコン信号を取得するよう構成されている。ここで、「操作可能キー」とは、リモコン装置に設けられたすべての操作キーが該当する。また「基本操作キー」とは、リモコン装置に設けられたすべての操作キーの中で、頻繁に利用される基本的な操作のための操作キーが該当する。なお、当然に、「基本操作キー」は操作対象の電子機器ごとに異なるものであり、本実施形態のリモコン装置においてはいずれの操作キーを基本操作キーとしてもよい。例えば、操作対象の電子機器がBD/DVDレコーダーだった場合には、「再生」、「再生停止」、「録画」、「録画停止」の操作キーを基本操作キーとしてもよい。かかる場合、信号取得部(16A03)は、リモコン装置に設けられた複数の操作キーの中で、基本操作キーのみにビット列を割り当てた簡易コード表を保持しておき、前記簡易コード表に基づいてリモコン信号を生成するように構成してもよい。この様にした場合、リモコン信号のデータコード部は少ないビット数で構成することが可能となり、より短いリモコン信号とすることができる。
<<電子機器(16B00)>>
「基本操作キー表示部」(16B07)は、判断部での判断結果が所定の条件を満たすとの判断結果である場合には、操作可能キーの中の操作信号の入力を受付ける基本操作キーを表示するよう構成されている。「操作可能キー」や「基本操作キー」の概念については、前記と同様である。ここで、基本操作キー表示部(16B07)が基本操作キーを表示する目的は、利用者に現在操作可能なキーを通知することで利用者が容易に現在操作可能なキーを認識することができるようにするとともに、利用者が故障したなどと勘違いしないようにするためである。よって、前記目的を達成できれば、表示の態様は特段制限されない。例えば、図17に示すように、基本操作キーと現在の状況(モードなど)を説明する文章などとともに表示してもよい。なお、図17に示すような表示はディスプレイいっぱいに表示するのでなく、ディスプレイ上の一部分に表示するようにしてもよい。
<実施形態4のハードウェア構成>
本実施形態のハードウェア構成、及び、その処理については、実施形態3に準じて実現することができる。よって、ここでの詳細な説明は省略する。
<実施形態4の効果>
本実施形態のリモコンシステムにより、リモコン装置の電源の電力量が少なくなると、その旨を利用者に通知するとともに、それ以降の電源の電力量の消費スピードを可能な限り抑えることができる。その結果、リモコンの電源の消費スピードを抑えることが可能となり、利用者はリモコン装置の電源を新たな電源に取り換えるための時間を十分に確保することが可能となる。
実施形態1の機能ブロック図 家電製品協会フォーマットで構成されたリモコン信号の例 電力消費量の少ないリモコン信号の例 実施形態1のリモコン装置のハードウェア構成の一例を示した概念図 実施形態1の電子機器のハードウェア構成の一例を示した概念図 実施形態1の処理の流れの一例を示すシーケンス図 実施形態2の機能ブロック図 実施形態2の電子機器のハードウェア構成の一例を示した概念図 実施形態2のリモコン装置のハードウェア構成の一例を示した概念図 実施形態2の処理の流れの一例を示すシーケンス図 実施形態3の機能ブロック図 実施形態3の簡易コード表の模式図 実施形態3のGUI表示の一例 実施形態3のリモコン装置のハードウェア構成の一例を示した概念図 実施形態3の電子機器のハードウェア構成の一例を示した概念図 実施形態4の機能ブロック図 実施形態4の電子機器のディスプレイ表示の一例
符号の説明
01A00 リモコン装置
01A01 操作部
01A02 電力量検知部
01A03 信号取得部
01A04 送信部
01B00 電子機器
01B01 受信部
01B02 処理部
01B03 通知部

Claims (14)

  1. 操作部と、
    自身を駆動するための電源の電力量の多少を検知する電力量検知部と、
    操作部での操作があった場合に、操作に応じて定められるリモコン信号であって、電力量検知部での検知結果が所定の値よりも小さくなった場合には、電力量検知部での検知結果が所定の値よりも小さくなっていない場合に比較してより電力消費量の少ないリモコン信号を取得する信号取得部と、
    信号取得部が取得したリモコン信号を送信する送信部と、
    を有するリモコン装置と、
    前記リモコン装置から前記電力消費量の少ないリモコン信号を受信する受信部と、
    受信した前記電力消費量の少ないリモコン信号に応じて所定の処理を実行するための処理部と、
    前記電力消費量の少ないリモコン信号を受信すると、リモコン装置を駆動するための電源の電力量が少なくなっている旨を利用者に通知する通知部と、
    を有する電子機器と、
    からなるリモコンシステム。
  2. 前記リモコン装置の信号取得部は、
    前記電力消費量の少ないリモコン信号として、より短いリモコン信号を取得する短縮リモコン信号取得手段を有する請求項1に記載のリモコンシステム。
  3. 前記リモコン装置の信号取得部の短縮リモコン信号取得手段は、
    前記より短いリモコン信号としてリーダ部と、データコード部と、トレーラ部のみからなるリモコン信号を取得するコアリモコン信号取得器を有する請求項2に記載のリモコンシステム。
  4. 前記電子機器は、
    受信部でのリモコン信号の不完全受信を検知する不完全受信検知部と、
    検知した不完全受信の受信履歴が所定の条件を満たすか判断する判断部を有し、
    さらに通知部は、
    判断部での判断結果が所定の条件を満たすとの判断結果である場合には、リモコン装置を駆動するための電源の電力量が少なくなっている旨を利用者に通知する判断通知手段を有し、
    前記リモコン装置の電力量検知部は、
    自身を駆動するための電源の電力量の多少を示す信号の入力を受付ける電力量多少信号受付手段と、
    前記電力量多少信号を利用して自身を駆動するための電源の電力量の多少を検知する外来検知手段と、
    を有する請求項1から3のいずれか一に記載のリモコンシステム。
  5. 前記リモコン装置の信号取得部の短縮リモコン信号取得手段は、
    前記より短いリモコン信号として、方向キーと決定キーのみに対応したリモコン信号を取得する方向キーリモコン信号取得器を有し、
    前記電子機器は、
    判断部での判断結果が所定の条件を満たすとの判断結果である場合には、方向キーで操作選択が可能なGUI表示を用いて操作信号の入力を受付ける方向キーインターフェイス部を有する請求項2又は3に従属する請求項4に記載のリモコンシステム。
  6. 前記リモコン装置の信号取得部の短縮リモコン信号取得手段は、
    前記より短いリモコン信号として、操作可能キーのなかの一部の基本操作キーのみに対応したリモコン信号を取得する基本操作キーリモコン信号取得器を有し、
    前記電子機器は、
    判断部での判断結果が所定の条件を満たすとの判断結果である場合には、操作可能キーのなかの操作信号の入力を受付ける基本操作キーを表示する基本操作キー表示部を有する請求項2又は3に従属する請求項4に記載のリモコンシステム。
  7. 請求項1から5のいずれか一に記載のリモコンシステムに記載されたリモコン装置。
  8. 請求項1、4から6のいずれか一に記載のリモコンシステムに記載された電子機器。
  9. 操作ステップと、
    自身を駆動するための電源の電力量の多少を検知する電力量検知ステップと、
    操作ステップでの操作があった場合に、操作に応じて定められるリモコン信号であって、電力量検知ステップでの検知結果が所定の値よりも小さくなった場合には、電力量検知ステップでの検知結果が所定の値よりも小さくなっていない場合に比較してより電力消費量の少ないリモコン信号を取得する信号取得ステップと、
    信号取得ステップが取得したリモコン信号を送信する送信ステップと、
    を有するリモコン装置の信号処理方法と、
    前記リモコン装置からの前記電力消費量の少ないリモコン信号を受信する受信ステップと、
    受信した前記電力消費量の少ないリモコン信号に応じて所定の処理を実行するための処理ステップと、
    前記電力消費量の少ないリモコン信号を受信すると、リモコン装置を駆動するための電源の電力量が少なくなっている旨を利用者に通知する通知ステップと、
    を有する電子機器の信号処理方法と、
    からなるリモコンシステムの信号処理方法。
  10. 前記リモコン装置の信号処理方法の信号取得ステップは、
    前記電力消費量の少ないリモコン信号として、より短いリモコン信号を取得する短縮リモコン信号取得サブステップを有する請求項9に記載のリモコンシステムの信号処理方法。
  11. 前記リモコン装置の信号処理方法の信号取得ステップの短縮リモコン信号取得サブステップは、
    前記より短いリモコン信号としてリーダ部と、データコード部と、トレーラ部のみからなるリモコン信号を取得するコアリモコン信号取得サブステップを有する請求項10に記載のリモコンシステムの信号処理方法。
  12. 前記電子機器の信号処理方法は、
    受信ステップでのリモコン信号の不完全受信を検知する不完全受信検知ステップと、
    検知した不完全受信の受信履歴が所定の条件を満たすか判断する判断ステップと、
    さらに通知ステップは、
    判断ステップでの判断結果が所定の条件を満たすとの判断結果である場合には、リモコン装置を駆動するための電源の電力量が少なくなっている旨を利用者に通知する判断通知サブステップを有し、
    前記リモコン装置の信号処理方法の電力量検知ステップは、
    自身を駆動するための電源の電力量の多少を示す信号の入力を受付ける電力量多少信号受付サブステップと、
    前記電力量多少信号を利用して自身を駆動するための電源の電力量の多少を検知する外来検知サブステップと、
    を有する請求項9から11のいずれか一に記載のリモコンシステムの信号処理方法。
  13. 前記リモコン装置の信号処理方法の信号取得ステップの短縮リモコン信号取得サブステップは、
    前記より短いリモコン信号として方向キーと決定キーのみに対応したリモコン信号を取得する方向キーリモコン信号取得サブステップを有し、
    前記電子機器の信号処理方法は、
    判断ステップでの判断結果が所定の条件を満たすとの判断結果である場合には、方向キーで操作選択が可能なGUI表示を用いて操作信号の入力を受付ける方向キーインターフェイスステップを有する請求項10又は11に従属する請求項12に記載のリモコンシステムの信号処理方法。
  14. 前記リモコン装置の信号処理方法の信号取得ステップの短縮リモコン信号取得サブステップは、
    前記より短いリモコン信号として、操作可能キーのなかの一部の基本操作キーのみに対応したリモコン信号を取得する基本操作キーリモコン信号取得サブステップを有し、
    前記電子機器の信号処理方法は、
    判断ステップでの判断結果が所定の条件を満たすとの判断結果である場合には、操作可能キーのなかの操作信号の入力を受付ける基本操作キーを表示する基本操作キー表示ステップを有する請求項10又は11に従属する請求項12に記載のリモコンシステムの信号処理方法。
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