JP2008102339A - プロジェクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】既存のリモコン等の操作手段を用いて操作することのできるプロジェクタを提供する。
【解決手段】命令コードに対応した操作信号に基づいて本体の動作を制御する制御部21を有するプロジェクタであって、本体付属リモコン以外のリモコンが送信する命令コードを格納した記憶部51を備え、制御部21は、本体付属リモコン以外のリモコンが送信した操作信号を受け取ると、記憶部51に格納した命令コードを読み取り、当該操作信号に対応する命令コードと、記憶部51より読み取った命令コードとが一致した際には、当該命令コードに対応付けられた動作を行うように、プロジェクタ本体を制御することを特徴とする。
【選択図】図5
【解決手段】命令コードに対応した操作信号に基づいて本体の動作を制御する制御部21を有するプロジェクタであって、本体付属リモコン以外のリモコンが送信する命令コードを格納した記憶部51を備え、制御部21は、本体付属リモコン以外のリモコンが送信した操作信号を受け取ると、記憶部51に格納した命令コードを読み取り、当該操作信号に対応する命令コードと、記憶部51より読み取った命令コードとが一致した際には、当該命令コードに対応付けられた動作を行うように、プロジェクタ本体を制御することを特徴とする。
【選択図】図5
Description
本発明は、プロジェクタに関するものである。
従来、複数の操作対象機器の命令コードを内部に記憶し、1台で複数の機器の操作が可能なリモコン(一般に学習リモコンなどと呼ぶ)が、一般家庭等においてしばしば利用されている。
また、『複数のリモコンを統合して一つのリモコンで全てのリモコン機器の操作を簡単に行えるようにするシステムを提供する。』ことを目的とした技術として、『複数のリモコン操作機器の名称及び操作項目に関連づけて複数のリモコンから発信される複数のリモコン信号をメモリに記憶し、記憶されているリモコン操作機器の名称61〜64及び操作項目71〜75を選択可能な状態でTV等の画面に表示する。TV用のリモコンを用いてリモコン操作したい機器の名称及び操作項目を選択すると、メモリから必要なリモコン信号を再生し、TVに付属させた発信手段から発信する。このリモコン信号は中継器を経て室内全域に発信され、所望の機器の所望の機能が実現される。』というものが提案されている(特許文献1)。
特開平8−223661号公報(要約)
また、『複数のリモコンを統合して一つのリモコンで全てのリモコン機器の操作を簡単に行えるようにするシステムを提供する。』ことを目的とした技術として、『複数のリモコン操作機器の名称及び操作項目に関連づけて複数のリモコンから発信される複数のリモコン信号をメモリに記憶し、記憶されているリモコン操作機器の名称61〜64及び操作項目71〜75を選択可能な状態でTV等の画面に表示する。TV用のリモコンを用いてリモコン操作したい機器の名称及び操作項目を選択すると、メモリから必要なリモコン信号を再生し、TVに付属させた発信手段から発信する。このリモコン信号は中継器を経て室内全域に発信され、所望の機器の所望の機能が実現される。』というものが提案されている(特許文献1)。
しかしながら、上述のような学習リモコンは、複数の命令コードを記憶する機能や、多機器の命令コードを学習する機能を有するため、一般に高価である。上記特許文献1に記載のようなシステムについても同様のことが言える。
また、こうした学習リモコンや特許文献1のようなシステムは、ユーザが操作対象機器とは別に購入等しなければならず、ユーザにとって負担であった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、既存のリモコン等の操作手段を用いて操作することのできるプロジェクタを提供することを目的とする。
また、こうした学習リモコンや特許文献1のようなシステムは、ユーザが操作対象機器とは別に購入等しなければならず、ユーザにとって負担であった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、既存のリモコン等の操作手段を用いて操作することのできるプロジェクタを提供することを目的とする。
本発明に係るプロジェクタは、命令コードに対応した操作信号に基づいて本体の動作を制御する制御部を有するプロジェクタであって、本体付属リモコン以外のリモコンが送信する命令コードを格納した記憶部を備え、前記制御部は、本体付属リモコン以外のリモコンが送信した操作信号を受け取ると、前記記憶部に格納した命令コードを読み取り、当該操作信号に対応する命令コードと、前記記憶部より読み取った命令コードとが一致した際には、当該命令コードに対応付けられた動作を行うように、プロジェクタ本体を制御する。
そのため、あらかじめ記憶部に格納しておいた命令コードに対応付けられた動作を、本体付属リモコン以外のリモコンで行うことができるので、複数のリモコンを購入等して準備する必要がなく、ユーザにとっての負担が軽くなる。また、1つのリモコンで複数の機器を操作できるので、ユーザにとって便宜である。
そのため、あらかじめ記憶部に格納しておいた命令コードに対応付けられた動作を、本体付属リモコン以外のリモコンで行うことができるので、複数のリモコンを購入等して準備する必要がなく、ユーザにとっての負担が軽くなる。また、1つのリモコンで複数の機器を操作できるので、ユーザにとって便宜である。
また、本発明に係るプロジェクタにおいて、前記記憶部は、本体付属リモコン以外のリモコンが送信する命令コードと、プロジェクタ本体の命令コードとのセットを格納し、前記制御部は、本体付属リモコン以外のリモコンが送信した操作信号を受け取ると、前記記憶部に格納した前記セットを読み取り、当該操作信号に対応する命令コードと、前記記憶部より読み取った、前記本体付属リモコン以外のリモコンが送信する命令コードとが一致した際には、前記プロジェクタ本体の命令コードが規定する動作に基づいて本体の動作を制御する。
そのため、あらかじめ記憶部に格納しておいた、外部リモコンの命令コードとプロジェクタ本体の命令コードとの対応関係に基づき、外部リモコンを用いてプロジェクタに所望の動作を行わせることができる。
また、外部リモコンの命令コードとプロジェクタ本体の命令コードとの対応関係を、外部リモコンのキー配置等に応じて適切に設定しておけば、ユーザにとっての操作性も良くなり、利便性が向上する。
そのため、あらかじめ記憶部に格納しておいた、外部リモコンの命令コードとプロジェクタ本体の命令コードとの対応関係に基づき、外部リモコンを用いてプロジェクタに所望の動作を行わせることができる。
また、外部リモコンの命令コードとプロジェクタ本体の命令コードとの対応関係を、外部リモコンのキー配置等に応じて適切に設定しておけば、ユーザにとっての操作性も良くなり、利便性が向上する。
また、本発明に係るプロジェクタにおいて、前記記憶部は、本体付属リモコン以外のリモコンの機種識別情報を格納し、前記制御部は、本体付属リモコン以外のリモコンが送信した操作信号を受け取ると、前記記憶部に格納した前記機種識別情報を読み取り、当該操作信号に含まれるリモコン機種識別情報と、前記記憶部より読み取った機種識別情報とを比較し、両者が一致しない際には、当該操作信号を破棄する。
そのため、対応する外部リモコン機種をあらかじめ設定しておくことにより、多機種のリモコンに対応する必要がなくなり、実装コストの観点から有利である。
また、対応していない外部リモコンが送信する信号がプロジェクタに到達しても、プロジェクタは何ら反応しないので、偶然プロジェクタ近傍で外部機器のリモコンを操作したときなどに、プロジェクタがユーザにとって想定外の動作をするようなことがなくなり、ユーザの使用性の観点から好ましい。
そのため、対応する外部リモコン機種をあらかじめ設定しておくことにより、多機種のリモコンに対応する必要がなくなり、実装コストの観点から有利である。
また、対応していない外部リモコンが送信する信号がプロジェクタに到達しても、プロジェクタは何ら反応しないので、偶然プロジェクタ近傍で外部機器のリモコンを操作したときなどに、プロジェクタがユーザにとって想定外の動作をするようなことがなくなり、ユーザの使用性の観点から好ましい。
また、本発明に係るプロジェクタにおいて、前記制御部は、本体付属リモコン以外のリモコンが送信した操作信号を受け取ると、前記記憶部に格納した、前記本体付属リモコン以外のリモコンが送信する命令コードを読み取り、当該操作信号に対応する命令コードと、前記記憶部より読み取った、前記本体付属リモコン以外のリモコンが送信する命令コードとを比較し、両者が一致しない際には、当該操作信号を破棄する。
そのため、上述の機種識別情報による動作制限と同様の効果を奏する。
また、外部リモコンの命令コードとプロジェクタ本体の命令コードの対応関係は、必要な範囲内で設定しておけばよいので、細かな機能はリモコンで行いたくないような場合には、最小限の対応関係のみを記憶部に格納しておけばよい。したがって、外部リモコンのキーとプロジェクタ本体の動作との関係を、ユーザが全て暗記しておく必要はなく、ユーザにとって必要な範囲内で対応関係を定義しておけばよい。
これにより、複雑な操作が苦手なユーザにとっても使い勝手の良いプロジェクタを提供することができる。
そのため、上述の機種識別情報による動作制限と同様の効果を奏する。
また、外部リモコンの命令コードとプロジェクタ本体の命令コードの対応関係は、必要な範囲内で設定しておけばよいので、細かな機能はリモコンで行いたくないような場合には、最小限の対応関係のみを記憶部に格納しておけばよい。したがって、外部リモコンのキーとプロジェクタ本体の動作との関係を、ユーザが全て暗記しておく必要はなく、ユーザにとって必要な範囲内で対応関係を定義しておけばよい。
これにより、複雑な操作が苦手なユーザにとっても使い勝手の良いプロジェクタを提供することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るプロジェクタの構成を示すブロック図である。
図1のプロジェクタ1は、光源13、液晶ライトバルブ駆動部14、液晶ライトバルブ15R、15G、及び15B、投射光学系16、スクリーンSC、制御部21、映像入力部31、映像信号処理部32、フレームメモリ33、操作パネル41、操作信号処理部42、記憶部51を備える。
図1は、本発明の実施の形態1に係るプロジェクタの構成を示すブロック図である。
図1のプロジェクタ1は、光源13、液晶ライトバルブ駆動部14、液晶ライトバルブ15R、15G、及び15B、投射光学系16、スクリーンSC、制御部21、映像入力部31、映像信号処理部32、フレームメモリ33、操作パネル41、操作信号処理部42、記憶部51を備える。
光源13は、最終的にユーザへ表示する映像のための光源供給部であり、液晶ライトバルブ15R、15G、及び15Bに向けて光を射出する。
液晶ライトバルブ駆動部14は、映像信号処理部32が出力する出力映像信号に基づいて、液晶ライトバルブ15R、15G、及び15Bを駆動する。
液晶ライトバルブ15R、15G、及び15Bは、複数の図示しない画素がマトリクス状に形成されており、液晶ライトバルブ駆動部14により各画素の透過率が調整されることにより、光源13から射出された光を変調し、投射光学系16に向けて射出する。
液晶ライトバルブ15R、15G、及び15Bから射出された光は、投射光学系16によってスクリーンSC上に拡大投射される。
投射光学系16には、投射光の焦点を変更可能なフォーカス機構と、投射光の拡大率を変更可能なズーム機構とが備えられている。
液晶ライトバルブ駆動部14は、映像信号処理部32が出力する出力映像信号に基づいて、液晶ライトバルブ15R、15G、及び15Bを駆動する。
液晶ライトバルブ15R、15G、及び15Bは、複数の図示しない画素がマトリクス状に形成されており、液晶ライトバルブ駆動部14により各画素の透過率が調整されることにより、光源13から射出された光を変調し、投射光学系16に向けて射出する。
液晶ライトバルブ15R、15G、及び15Bから射出された光は、投射光学系16によってスクリーンSC上に拡大投射される。
投射光学系16には、投射光の焦点を変更可能なフォーカス機構と、投射光の拡大率を変更可能なズーム機構とが備えられている。
制御部21は、映像信号処理部32の動作を制御するための信号を、映像信号処理部32に出力する。また、操作信号処理部42より受け取った操作信号に基づき、対応する制御動作を実行する。
さらに、記憶部51が格納している後述の各テーブルのデータを読み出し、当該データに対応付けられた動作を行うように、プロジェクタ1本体の動作を制御する。各テーブルの詳細は、後述の図3〜図4で説明する。
制御部21は、例えばマイコンやDSP(Digital Signal Processor)のような演算装置で構成することができる。
さらに、記憶部51が格納している後述の各テーブルのデータを読み出し、当該データに対応付けられた動作を行うように、プロジェクタ1本体の動作を制御する。各テーブルの詳細は、後述の図3〜図4で説明する。
制御部21は、例えばマイコンやDSP(Digital Signal Processor)のような演算装置で構成することができる。
映像入力部31は、プロジェクタ1の外部機器等から与えられる映像信号を受け取り、アナログ映像信号であればデジタル映像信号に変換するなどの処理を施して、映像信号処理部32に出力する。
映像信号処理部32は、映像入力部31からの入力映像信号を1フレーム(1画面)毎にフレームメモリ33に記憶させるとともに、フレームメモリ33に記憶された映像(以下、フレーム映像ともいう)を読み出す機能を有し、入力映像信号と制御部21の指示に基づいてデジタルの出力映像信号を生成して液晶パネル駆動部11に出力する。
映像信号処理部32は、マイクロプロセッサ等により構成され、内蔵したプログラムを実行することにより、上記の処理を行う。
映像信号処理部32は、映像入力部31からの入力映像信号を1フレーム(1画面)毎にフレームメモリ33に記憶させるとともに、フレームメモリ33に記憶された映像(以下、フレーム映像ともいう)を読み出す機能を有し、入力映像信号と制御部21の指示に基づいてデジタルの出力映像信号を生成して液晶パネル駆動部11に出力する。
映像信号処理部32は、マイクロプロセッサ等により構成され、内蔵したプログラムを実行することにより、上記の処理を行う。
映像入力部31に入力される映像信号の供給源としては、例えばTVチューナーからの放送映像信号や、VTR機器からの録画映像信号、コンピュータの映像出力端子から出力される映像信号、等がある。
また、映像入力部31の具体的な構成としては、入力映像信号のフォーマット等に応じて、ピン端子やコンポジット入力端子、S端子などの一般的なAV端子の他、同軸ケーブルの入力端子、赤外線入力部、等の構成とすることができる。
なお、図1においては、PC(パーソナルコンピュータ)2の表示画面を、プロジェクタ1を用いて投射する場合について例示している。
また、映像入力部31の具体的な構成としては、入力映像信号のフォーマット等に応じて、ピン端子やコンポジット入力端子、S端子などの一般的なAV端子の他、同軸ケーブルの入力端子、赤外線入力部、等の構成とすることができる。
なお、図1においては、PC(パーソナルコンピュータ)2の表示画面を、プロジェクタ1を用いて投射する場合について例示している。
操作パネル41は、プロジェクタ1の本体筐体の外側に設けられ、ユーザの操作情報を受け付けるためのものである。
ユーザが操作パネル41に配置されたキーを押下等すると、それに対応した操作信号が操作信号処理部42に出力される。
また、リモコンRCも操作パネル41と同様にユーザの操作情報を受け付け、それに対応した操作信号を無線により操作信号処理部42に出力する。
操作信号処理部42は、操作パネル41やリモコンRCが出力した操作信号を受け取り、デジタル信号に変換するなどの処理を施して、制御部21に出力する。
ユーザが操作パネル41に配置されたキーを押下等すると、それに対応した操作信号が操作信号処理部42に出力される。
また、リモコンRCも操作パネル41と同様にユーザの操作情報を受け付け、それに対応した操作信号を無線により操作信号処理部42に出力する。
操作信号処理部42は、操作パネル41やリモコンRCが出力した操作信号を受け取り、デジタル信号に変換するなどの処理を施して、制御部21に出力する。
記憶部51は、後述の図3で説明するリモコン機種テーブル511と、図4で説明するリモコンコード変換テーブル512を格納している。
記憶部51は、HDDやROM(Read Only Memory)等の不揮発性記憶装置により構成される。
記憶部51は、HDDやROM(Read Only Memory)等の不揮発性記憶装置により構成される。
なお、リモコンRCは、プロジェクタ1に付属しているリモコンではなく、テレビ等(図示せず)の他の電子機器を操作するためのものである。
したがって、リモコンRCが送信する信号は、当該操作対象機器に対応した命令コードを含むものであり、プロジェクタ1の命令コードには対応していないものとする。
したがって、リモコンRCが送信する信号は、当該操作対象機器に対応した命令コードを含むものであり、プロジェクタ1の命令コードには対応していないものとする。
図2は、リモコンRCが送信する信号のイメージを例示するものである。
一般に、家庭用電化機器を操作するためのリモコンが送信する信号は、所定のフォーマットに準拠している。例えば図2に示すように、信号の先頭にヘッダ領域を有し、その後のデータ領域には、当該リモコンの機種を識別する情報としての機種コードや、ユーザがリモコンにより指示した操作内容を表す命令コードなどが含まれている。
一般に、家庭用電化機器を操作するためのリモコンが送信する信号は、所定のフォーマットに準拠している。例えば図2に示すように、信号の先頭にヘッダ領域を有し、その後のデータ領域には、当該リモコンの機種を識別する情報としての機種コードや、ユーザがリモコンにより指示した操作内容を表す命令コードなどが含まれている。
図2のような信号パターンをプロジェクタ1が識別する際には、リモコンRCが送信する信号の周波数に合わせたタイミングで、信号の立ち上がりエッジを検出し、信号のHi−Loパターンをカウントするようにすればよい。
例えば図2の例においては、Hi信号が15区画連続すれば、その部分はヘッダ信号であるとみなすことができ、続く信号はリモコンキーに対応するデータ信号であると判別できる。
例えば図2の例においては、Hi信号が15区画連続すれば、その部分はヘッダ信号であるとみなすことができ、続く信号はリモコンキーに対応するデータ信号であると判別できる。
図3は、記憶部51が格納しているリモコン機種テーブル511の構成を説明するものである。
リモコン機種テーブル511は、「リモコン機種コード」列を有している。
「リモコン機種コード」列は、図2の信号フォーマットにおける機種コードに相当するデータを格納する。格納形式は、図2のフォーマットをビット列に置き換えたもので、Hi信号を「1」、Lo信号を「0」として表現したものである。
リモコン機種テーブル511は、「リモコン機種コード」列を有している。
「リモコン機種コード」列は、図2の信号フォーマットにおける機種コードに相当するデータを格納する。格納形式は、図2のフォーマットをビット列に置き換えたもので、Hi信号を「1」、Lo信号を「0」として表現したものである。
リモコン機種テーブル511が格納しているリモコン機種コードの値は、プロジェクタ1が受け付けることのできるリモコンの機種を表す。
即ち、リモコンから送信された信号を受け付け、当該信号に含まれる機種コードを解析して、リモコン機種テーブル511が格納しているリモコン機種コードの値と異なっている場合や、機種コード自体が信号に含まれていない場合は、プロジェクタ1が対応していないリモコンであると判断する。
対応していないリモコンの信号を受け付けた際には、当該信号は破棄される。
なお、プロジェクタ1に付属しているリモコンの識別は、一般的に用いられている別の手段で行うこととし、ここでは言及しない。
即ち、リモコンから送信された信号を受け付け、当該信号に含まれる機種コードを解析して、リモコン機種テーブル511が格納しているリモコン機種コードの値と異なっている場合や、機種コード自体が信号に含まれていない場合は、プロジェクタ1が対応していないリモコンであると判断する。
対応していないリモコンの信号を受け付けた際には、当該信号は破棄される。
なお、プロジェクタ1に付属しているリモコンの識別は、一般的に用いられている別の手段で行うこととし、ここでは言及しない。
図4は、記憶部51が格納しているリモコンコード変換テーブル512の構成を説明するものである。
リモコンコード変換テーブル512は、「リモコン命令コード」列、「本体命令コード」列を有している。
「リモコン命令コード」列は、図2の信号フォーマットにおける命令コードに相当するデータを格納する。格納形式は、図2のフォーマットをビット列に置き換えたもので、Hi信号を「1」、Lo信号を「0」として表現したものである。
「本体命令コード」列は、プロジェクタ1に動作指示を与える際の命令コードをビット列で格納する。
リモコンコード変換テーブル512は、「リモコン命令コード」列、「本体命令コード」列を有している。
「リモコン命令コード」列は、図2の信号フォーマットにおける命令コードに相当するデータを格納する。格納形式は、図2のフォーマットをビット列に置き換えたもので、Hi信号を「1」、Lo信号を「0」として表現したものである。
「本体命令コード」列は、プロジェクタ1に動作指示を与える際の命令コードをビット列で格納する。
リモコンコード変換テーブル512は、プロジェクタ1が受け付けることのできるリモコンが送信する命令コードと、当該命令コードを受け付けた際に実行すべきプロジェクタ1の動作との対応関係を表している。
即ち、プロジェクタ1に付属するリモコン以外のリモコンからの信号を受け付けた際に、これに対応付けられたプロジェクタ1の本体動作をあらかじめリモコンコード変換テーブル512上で定義しておくことにより、プロジェクタ1に付属するリモコン以外のリモコンを用いて、プロジェクタ1を操作できるのである。
即ち、プロジェクタ1に付属するリモコン以外のリモコンからの信号を受け付けた際に、これに対応付けられたプロジェクタ1の本体動作をあらかじめリモコンコード変換テーブル512上で定義しておくことにより、プロジェクタ1に付属するリモコン以外のリモコンを用いて、プロジェクタ1を操作できるのである。
図5は、プロジェクタ1がリモコンRCからの信号を受信した際の内部動作を表すフローである。以下、各ステップについて説明する。
(S501)
リモコンRCがユーザの操作に基づき信号を送信すると、操作信号処理部42がこれを受け取り、所定のデジタル化処理などを施して、制御部21に出力する。
制御部21は、当該信号に含まれる機種コードを解析し、プロジェクタ1に付属するリモコンであるか否かを判断する。
プロジェクタ1に付属するリモコンである場合はステップS505へ進み、それ以外のリモコンである場合はステップS502へ進む。
(S502)
制御部21は、記憶部51にアクセスし、リモコン機種テーブル511に格納しているデータを読み取る。
次に、制御部21は、リモコンRCが送信した信号に含まれる機種コードと、リモコン機種テーブル511に格納している「リモコン機種コード」列の値とを比較する。
両者が一致していればステップS503へ進み、一致していなければリモコンRCが送信した信号は破棄して、リモコンRCからの信号を受信した際の動作を終了する。
(S503)
制御部21は、記憶部51にアクセスし、リモコンコード変換テーブル512に格納しているデータを読み取る。
次に、制御部21は、リモコンRCが送信した信号に含まれる命令コードと、リモコンコード変換テーブル512に格納している「リモコン命令コード」列の値とを比較する。
リモコンコード変換テーブル512に格納しているデータの中に、リモコンRCが送信した信号に含まれる命令コードの値と同じ「リモコン命令コード」列の値を持つデータが存在すれば、ステップS504へ進む。
同じ値を持つデータが存在しなければ、リモコンRCが送信した信号は破棄して、リモコンRCからの信号を受信した際の動作を終了する。
(S504)
制御部21は、リモコンコード変換テーブル512の「本体命令コード」列の値を用いて、リモコンRCが送信した命令コードをプロジェクタ1の命令コードに変換する。
(S505)
制御部21は、プロジェクタ1本体の命令コードに対応する動作を行うように、プロジェクタ1を制御する。
(S501)
リモコンRCがユーザの操作に基づき信号を送信すると、操作信号処理部42がこれを受け取り、所定のデジタル化処理などを施して、制御部21に出力する。
制御部21は、当該信号に含まれる機種コードを解析し、プロジェクタ1に付属するリモコンであるか否かを判断する。
プロジェクタ1に付属するリモコンである場合はステップS505へ進み、それ以外のリモコンである場合はステップS502へ進む。
(S502)
制御部21は、記憶部51にアクセスし、リモコン機種テーブル511に格納しているデータを読み取る。
次に、制御部21は、リモコンRCが送信した信号に含まれる機種コードと、リモコン機種テーブル511に格納している「リモコン機種コード」列の値とを比較する。
両者が一致していればステップS503へ進み、一致していなければリモコンRCが送信した信号は破棄して、リモコンRCからの信号を受信した際の動作を終了する。
(S503)
制御部21は、記憶部51にアクセスし、リモコンコード変換テーブル512に格納しているデータを読み取る。
次に、制御部21は、リモコンRCが送信した信号に含まれる命令コードと、リモコンコード変換テーブル512に格納している「リモコン命令コード」列の値とを比較する。
リモコンコード変換テーブル512に格納しているデータの中に、リモコンRCが送信した信号に含まれる命令コードの値と同じ「リモコン命令コード」列の値を持つデータが存在すれば、ステップS504へ進む。
同じ値を持つデータが存在しなければ、リモコンRCが送信した信号は破棄して、リモコンRCからの信号を受信した際の動作を終了する。
(S504)
制御部21は、リモコンコード変換テーブル512の「本体命令コード」列の値を用いて、リモコンRCが送信した命令コードをプロジェクタ1の命令コードに変換する。
(S505)
制御部21は、プロジェクタ1本体の命令コードに対応する動作を行うように、プロジェクタ1を制御する。
このように、リモコンコード変換テーブル512で定義される対応関係に基づき、命令コードを変換し、プロジェクタ1に付属するリモコン以外のリモコンでプロジェクタ1を操作することが可能となる。
例えば、ビデオデッキやDVDプレイヤーが備えるリモコンの中には、テレビを操作するための命令コードを内蔵し、当該リモコン単独でテレビの操作をも行うことのできるものが存在する。
この命令コードを、リモコンコード変換テーブル512によりプロジェクタ1の命令コードに変換することにより、例えばリモコンの音量キーをカラーモードキーに割り当て、チャンネルキーをアスペクト切り替えキーに割り当てる、などとすることができる。
即ち、リモコンの音量キーやチャンネルキーといったよく使用するキーを、プロジェクタ1の操作キーとして割り当て、操作感を損なうことなく、プロジェクタ1をビデオデッキやDVDプレイヤーが備えるリモコンで操作することができる。
例えば、ビデオデッキやDVDプレイヤーが備えるリモコンの中には、テレビを操作するための命令コードを内蔵し、当該リモコン単独でテレビの操作をも行うことのできるものが存在する。
この命令コードを、リモコンコード変換テーブル512によりプロジェクタ1の命令コードに変換することにより、例えばリモコンの音量キーをカラーモードキーに割り当て、チャンネルキーをアスペクト切り替えキーに割り当てる、などとすることができる。
即ち、リモコンの音量キーやチャンネルキーといったよく使用するキーを、プロジェクタ1の操作キーとして割り当て、操作感を損なうことなく、プロジェクタ1をビデオデッキやDVDプレイヤーが備えるリモコンで操作することができる。
なお、命令コードの変換方法は本実施の形態1で説明したテーブルによるものに限られるものではなく、他の変換ルールに基づいて行うことも可能である。
例えば、以下のような変換方法が考えられる。
(1)リモコンRCが送信した信号に含まれる命令コードの所定部分のみを、プロジェクタ1本体の命令コードとして用いる。
(2)リモコンRCが送信した信号に含まれる命令コードを所定の演算式に代入して結果を求める。
例えば、以下のような変換方法が考えられる。
(1)リモコンRCが送信した信号に含まれる命令コードの所定部分のみを、プロジェクタ1本体の命令コードとして用いる。
(2)リモコンRCが送信した信号に含まれる命令コードを所定の演算式に代入して結果を求める。
本実施の形態1では、図3及び図4において、各コードはビット列で保存することとしたが、保存形式はこれに限られるものではなく、対応する16進値や、所定のワードに置き換えた値など、任意の保存形式を用いることができる。
また、図3においてリモコン機種テーブル511が格納するエントリは1つのみとしたが、複数のエントリを格納し、複数のリモコンからの信号受信を許可するようにしてもよい。ただし、この場合は、受信を許可したリモコン同士の命令コードが重複してしまう可能性に配慮する必要がある。
また、図3においてリモコン機種テーブル511が格納するエントリは1つのみとしたが、複数のエントリを格納し、複数のリモコンからの信号受信を許可するようにしてもよい。ただし、この場合は、受信を許可したリモコン同士の命令コードが重複してしまう可能性に配慮する必要がある。
以上のように、本実施の形態1によれば、リモコンRCの命令コードとプロジェクタ1の命令コードとの対応関係を、記憶部51のテーブルにあらかじめ格納しておくので、外部機器のリモコンRCでプロジェクタ1を操作でき、ユーザの経済的負担や使用性の観点で優れたプロジェクタを提供することができる。
実施の形態2.
実施の形態1においては、プロジェクタ1に付属するリモコン以外のリモコンにおいて、1つのリモコンキーがプロジェクタ1の1つの動作に対応する、1対1の関係を有する構成を説明した。
本発明の実施の形態2に係るプロジェクタでは、リモコンキーとプロジェクタ1の動作が、多対1の関係を有する場合について説明する。
実施の形態1においては、プロジェクタ1に付属するリモコン以外のリモコンにおいて、1つのリモコンキーがプロジェクタ1の1つの動作に対応する、1対1の関係を有する構成を説明した。
本発明の実施の形態2に係るプロジェクタでは、リモコンキーとプロジェクタ1の動作が、多対1の関係を有する場合について説明する。
本実施の形態2においては、記憶部51は、リモコンコード変換テーブル512に替えて、本体コードテーブル513とリモコンコードテーブル514を格納している。
なお、プロジェクタ1の構成は、記憶部51が格納するテーブルの構成を除いて実施の形態1と同様であるため、同様の符号を付して説明を省略する。
なお、プロジェクタ1の構成は、記憶部51が格納するテーブルの構成を除いて実施の形態1と同様であるため、同様の符号を付して説明を省略する。
図6は、記憶部51が格納している本体コードテーブル513の構成を説明するものである。
本体コードテーブル513は、「本体命令コードID」列と、「本体命令コード」列を有している。
「本体命令コードID」列は、本体コードテーブル513のエントリを識別するために内部的に便宜上付与されたID番号である。
「本体命令コード」列は、プロジェクタ1に動作指示を与える際の命令コードをビット列で格納する。
本体コードテーブル513は、「本体命令コードID」列と、「本体命令コード」列を有している。
「本体命令コードID」列は、本体コードテーブル513のエントリを識別するために内部的に便宜上付与されたID番号である。
「本体命令コード」列は、プロジェクタ1に動作指示を与える際の命令コードをビット列で格納する。
図7は、記憶部51が格納しているリモコンコードテーブル514の構成を説明するものである。
リモコンコードテーブル514は、「リモコン命令コードID」列、「リモコン命令コード」列、「本体命令コードID」列を有している。
「リモコン命令コードID」列は、リモコンコードテーブル514のエントリを識別するために内部的に便宜上付与されたID番号である。
「リモコン命令コード」列は、図2の信号フォーマットにおける命令コードに相当するデータを格納する。格納形式は、図2のフォーマットをビット列に置き換えたもので、Hi信号を「1」、Lo信号を「0」として表現したものである。
「本体命令コードID」列は、当該エントリに対応付けられる本体コードテーブル513のエントリを指定するため、本体コードテーブル513上の「本体命令コードID」列の値を格納する。
リモコンコードテーブル514は、「リモコン命令コードID」列、「リモコン命令コード」列、「本体命令コードID」列を有している。
「リモコン命令コードID」列は、リモコンコードテーブル514のエントリを識別するために内部的に便宜上付与されたID番号である。
「リモコン命令コード」列は、図2の信号フォーマットにおける命令コードに相当するデータを格納する。格納形式は、図2のフォーマットをビット列に置き換えたもので、Hi信号を「1」、Lo信号を「0」として表現したものである。
「本体命令コードID」列は、当該エントリに対応付けられる本体コードテーブル513のエントリを指定するため、本体コードテーブル513上の「本体命令コードID」列の値を格納する。
図7に示す「本体命令コードID」列により、リモコン命令コードと本体命令コードとの対応関係を表すことができる。
例えば図7に示すデータ例では、リモコンコードテーブル514における「リモコン命令コードID」列の値が「0001」のエントリと、本体コードテーブル513における「本体命令コードID」列の値が「0006」のエントリが、対応付けられていることとなる。
これにより、実施の形態1の図4で示したような、リモコンRCが送信する信号とプロジェクタ1の動作との関係が、図4と同様に定義される。
例えば図7に示すデータ例では、リモコンコードテーブル514における「リモコン命令コードID」列の値が「0001」のエントリと、本体コードテーブル513における「本体命令コードID」列の値が「0006」のエントリが、対応付けられていることとなる。
これにより、実施の形態1の図4で示したような、リモコンRCが送信する信号とプロジェクタ1の動作との関係が、図4と同様に定義される。
さらには、リモコンコードテーブル514における複数のエントリを、本体コードテーブル513における1つのエントリに対応付けることができる。
例えば図7に示すデータ例では、リモコンコードテーブル514における「リモコン命令コードID」列の値が「0001」のエントリと「0015」のエントリは、本体コードテーブル513における「本体命令コードID」列の値が「0006」のエントリと対応付けられている。
即ち、「本体命令コードID」列の値が「0006」であるエントリが2つ存在することとなるので、リモコンRCの2つのキーを、プロジェクタ1の1つの動作に対応付けることができる。
このような構成により、リモコンキーとプロジェクタ1の動作が多対1の関係を有する状態を表現できる。
例えば図7に示すデータ例では、リモコンコードテーブル514における「リモコン命令コードID」列の値が「0001」のエントリと「0015」のエントリは、本体コードテーブル513における「本体命令コードID」列の値が「0006」のエントリと対応付けられている。
即ち、「本体命令コードID」列の値が「0006」であるエントリが2つ存在することとなるので、リモコンRCの2つのキーを、プロジェクタ1の1つの動作に対応付けることができる。
このような構成により、リモコンキーとプロジェクタ1の動作が多対1の関係を有する状態を表現できる。
リモコンキーとプロジェクタ1の動作が多対1の関係を有する場合とは、リモコンRCにおける複数のキーを、プロジェクタ1の1つの動作に対応付けたいような場合が想定される。即ち、リモコンRCで行いたい操作が少数であるにもかかわらず、リモコンRC上に多数のキーが配置されていて、ユーザにとって操作が分かりにくいような場合である。
このような場合には、上述の通り記憶部51に格納するテーブルの構成を工夫することにより、構成の柔軟性が増すので、リモコンの操作性を考慮してキー配置を任意に構成でき、ユーザにとって使い勝手の良いプロジェクタを提供することができる。
このような場合には、上述の通り記憶部51に格納するテーブルの構成を工夫することにより、構成の柔軟性が増すので、リモコンの操作性を考慮してキー配置を任意に構成でき、ユーザにとって使い勝手の良いプロジェクタを提供することができる。
図8は、プロジェクタ1がリモコンRCからの信号を受信した際の内部動作を表すフローである。以下、各ステップについて説明する。
(S801)〜(S802)
図5のステップS501〜S502と同様であるため、説明を省略する。
(S803)
制御部21は、記憶部51にアクセスし、リモコンコードテーブル514に格納しているデータを読み取る。
次に、制御部21は、リモコンRCが送信した信号に含まれる命令コードと、リモコンコードテーブル514に格納している「リモコン命令コード」列の値とを比較する。
リモコンコードテーブル514に格納しているデータの中に、リモコンRCが送信した信号に含まれる命令コードの値と同じ「リモコン命令コード」列の値を持つデータが存在すれば、ステップS804へ進む。
同じ値を持つデータが存在しなければ、リモコンRCが送信した信号は破棄して、リモコンRCからの信号を受信した際の動作を終了する。
(S804)
制御部21は、記憶部51にアクセスし、本体コードテーブル513に格納しているデータを読み取る。このとき、リモコンコードテーブル514における「本体命令コードID」列の値をキーにする。
(S805)
制御部21は、ステップS804で読み取った本体コードテーブル513のエントリにおける「本体命令コード」列の値を用いて、リモコンRCが送信した命令コードをプロジェクタ1の命令コードに変換する。
(S806)
図5のステップS505と同様であるため、説明を省略する。
(S801)〜(S802)
図5のステップS501〜S502と同様であるため、説明を省略する。
(S803)
制御部21は、記憶部51にアクセスし、リモコンコードテーブル514に格納しているデータを読み取る。
次に、制御部21は、リモコンRCが送信した信号に含まれる命令コードと、リモコンコードテーブル514に格納している「リモコン命令コード」列の値とを比較する。
リモコンコードテーブル514に格納しているデータの中に、リモコンRCが送信した信号に含まれる命令コードの値と同じ「リモコン命令コード」列の値を持つデータが存在すれば、ステップS804へ進む。
同じ値を持つデータが存在しなければ、リモコンRCが送信した信号は破棄して、リモコンRCからの信号を受信した際の動作を終了する。
(S804)
制御部21は、記憶部51にアクセスし、本体コードテーブル513に格納しているデータを読み取る。このとき、リモコンコードテーブル514における「本体命令コードID」列の値をキーにする。
(S805)
制御部21は、ステップS804で読み取った本体コードテーブル513のエントリにおける「本体命令コード」列の値を用いて、リモコンRCが送信した命令コードをプロジェクタ1の命令コードに変換する。
(S806)
図5のステップS505と同様であるため、説明を省略する。
実施の形態1、2において、記憶部51は、各テーブルのエントリをあらかじめ格納しているものとして説明したが、例えばユーザの操作に基づき、リモコンRCが送信する命令コードをプロジェクタ1に学習させるように構成することもできる。
この場合は、各テーブルのエントリは任意に書き換え可能とし、所定の設定画面等を設けて、プロジェクタ1に学習させるための操作をユーザに促すなどすればよい。
この場合は、各テーブルのエントリは任意に書き換え可能とし、所定の設定画面等を設けて、プロジェクタ1に学習させるための操作をユーザに促すなどすればよい。
以上のように、本実施の形態2によれば、リモコンRCの命令コードとプロジェクタ1の命令コードとの対応関係を柔軟に定義でき、構成の自由度が増す。
これにより、リモコンの操作性を考慮してキー配置を任意に構成でき、ユーザにとって使い勝手の良いプロジェクタを提供することができる。
これにより、リモコンの操作性を考慮してキー配置を任意に構成でき、ユーザにとって使い勝手の良いプロジェクタを提供することができる。
1 プロジェクタ、2 PC、13 光源、14 液晶ライトバルブ駆動部、15R 液晶ライトバルブ、15G 液晶ライトバルブ、15B 液晶ライトバルブ、16 投射光学系、21 制御部、31 映像入力部、32 映像信号処理部、33 フレームメモリ、41 操作パネル、42 操作信号処理部、51 記憶部、SC スクリーン、511 リモコン機種テーブル、512 リモコンコード変換テーブル、513 本体コードテーブル、514 リモコンコードテーブル。
Claims (4)
- 命令コードに対応した操作信号に基づいて本体の動作を制御する制御部を有するプロジェクタであって、
本体付属リモコン以外のリモコンが送信する命令コードを格納した記憶部を備え、
前記制御部は、
本体付属リモコン以外のリモコンが送信した前記操作信号を受け取ると、前記記憶部に格納した命令コードを読み取り、
当該操作信号に対応する命令コードと、前記記憶部より読み取った命令コードとが一致した際には、
当該命令コードに対応付けられた動作を行うように、プロジェクタ本体を制御することを特徴とするプロジェクタ。 - 前記記憶部は、
本体付属リモコン以外のリモコンが送信する命令コードと、プロジェクタ本体の命令コードとのセットを格納し、
前記制御部は、
本体付属リモコン以外のリモコンが送信した前記操作信号を受け取ると、前記記憶部に格納した前記セットを読み取り、
当該操作信号に対応する命令コードと、
前記記憶部より読み取った、前記本体付属リモコン以外のリモコンが送信する命令コードとが一致した際には、
前記プロジェクタ本体の命令コードが規定する動作に基づいて本体の動作を制御することを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。 - 前記記憶部は、
本体付属リモコン以外のリモコンの機種識別情報を格納し、
前記制御部は、
本体付属リモコン以外のリモコンが送信した前記操作信号を受け取ると、前記記憶部に格納した前記機種識別情報を読み取り、
当該操作信号に含まれるリモコン機種識別情報と、前記記憶部より読み取った機種識別情報とを比較し、
両者が一致しない際には、当該操作信号を破棄することを特徴とする請求項2に記載のプロジェクタ。 - 前記制御部は、
本体付属リモコン以外のリモコンが送信した前記操作信号を受け取ると、
前記記憶部に格納した、前記本体付属リモコン以外のリモコンが送信する命令コードを読み取り、
当該操作信号に対応する命令コードと、
前記記憶部より読み取った、前記本体付属リモコン以外のリモコンが送信する命令コードとを比較し、
両者が一致しない際には、当該操作信号を破棄することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のプロジェクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006285147A JP2008102339A (ja) | 2006-10-19 | 2006-10-19 | プロジェクタ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2006
- 2006-10-19 JP JP2006285147A patent/JP2008102339A/ja not_active Withdrawn
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