JP2009253040A - Led照明ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構成で、電子部品の発熱も抑制できるようにしたLED照明ユニットを提供する。
【解決手段】上面に2本の電線を互いに離間して固定可能な電線配索溝12を有するプレート10と、長手方向の中間部に、被覆22を除去して芯線21を露出させた芯線露出部21aを有し、各芯線露出部をプレート上の中間部に位置させて、それぞれプレートの電線固定部にセットされた2本の被覆電線20と、2本の被覆電線の芯線露出部に跨るようにそれぞれ両端が半田付けにより接続されたLED31および抵抗32と、LEDの上面に被さるレンズ40を有し、プレートの上面に被せた状態で該プレートと結合されるカバー60と、を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、LEDを用いた照明ユニットに関するものである。
従来、自動車の室内照明装置として、この種のLEDを用いた照明ユニットが知られており、例えば、特許文献1には、基板上に圧接端子を有したブスバーを配置し、そのブスバー上にチップ型のLED(発光ダイオード)を半田付けすると共に、圧接端子に被覆電線を圧接することで、ユニット化したものが記載されている。
また、図14および図15に示すようなLED照明ユニットも知られている。このLED照明ユニットは、回路パターン311を有する実装基板310と、この実装基板310の下面に密着して配置される放熱板320と、実装基板310上に半田付けされたLED31、抵抗32および基板コネクタ33と、電線332の両端にコネクタ331、333を有する中継ハーネス330と、レンズ部41とフランジ42を有する樹脂製またはガラス製のレンズ40と、このレンズ40を固定するカバー部材としてのレンズ押え350とからなる。
レンズ押え350は、四角形の上壁351と、その4辺より垂下された周側壁352とを有する底面開口の箱形のもので、上壁351の中央にレンズ部41を露出させる開口部353を有し、周側壁352に、電線引出溝255を有すると共に、実装基板310および放熱板320と係合するためのロック爪358を有している。
そして、LED31、抵抗32および基板コネクタ33を半田付けした実装基板310の上にレンズ40を載せ、実装基板310の下面に放熱板32を配置し、レンズ押え350をその上に被せて、ロック爪358を実装基板310および放熱板32の周縁下面に係合させ、中継ハーネス330を基板コネクタ33に接続することでユニットが構成されており、中継ハーネス330の端末のコネクタ333に、外部ハーネス340のコネクタ341を接続することにより使用に供される。
特開2005−33158号公報
ところで、前記特許文献1に記載された従来のLED照明ユニットでは、圧接端子を有したブスバーを介して電線とLEDを接続しているので、部品点数が多く、加工や組立工数が多くかかるという問題がある。
また、図14および図15に示した従来のLED照明ユニットでは、実装基板310上の回路パターン311や基板コネクタ33や中継ハーネス330等を介して外部ハーネス340とLED31等を接続している上、放熱性を考慮して放熱板320を配置しているので、余計な部品が多くなり、加工や組立工数が多くかかるという問題がある。
本発明は、上記事情を考慮し、簡素な構成で、電子部品の発熱も抑制できるようにしたLED照明ユニットを提供することを目的とする。
請求項1の発明のLED照明ユニットは、上面に2本の電線を互いに離間して固定可能な電線固定部を有するプレートと、長手方向の中間部に、被覆を除去して芯線を露出させた芯線露出部を有し、各芯線露出部を前記プレート上の中間部に位置させて、それぞれ前記プレートの電線固定部にセットされた2本の被覆電線と、前記2本の被覆電線の芯線露出部に跨るようにそれぞれ両端が半田付けにより接続された少なくともLEDを含む電子部品と、前記LEDの上面に被さるレンズを有し、前記プレートの上面に被せた状態で該プレートと結合されるカバーとを具備することを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載のLED照明ユニットであって、前記被覆電線の芯線がスズメッキ線よりなることを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載のLED照明ユニットであって、前記芯線露出部が、前記電子部品との半田付け面を広くとるためにフラットに成形されていることを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のLED照明ユニットであって、前記電線固定部として、前記プレートの上面に2本の電線配索溝が形成されていることを特徴としている。
請求項5の発明は、請求項4に記載のLED照明ユニットであって、前記電線配索溝上の前記電子部品を半田付けした箇所を挟む両側の位置に、前記被覆電線に外力が加わった際にその外力を吸収する外力吸収部が設けられていることを特徴としている。
請求項6の発明は、請求項5に記載のLED照明ユニットであって、前記外力吸収部として、前記電線配索溝の経路末端に、前記プレートの厚み方向に被覆電線を屈曲させる縦溝が設けられていることを特徴としている。
請求項7の発明は、請求項5に記載のLED照明ユニットであって、前記外力吸収部として、前記電線配索溝の経路途中に、前記プレートの上面と平行な方向に屈曲した屈曲部が設けられていることを特徴としている。
請求項8の発明は、請求項5に記載のLED照明ユニットであって、前記外力吸収部として、前記電線配索溝の経路途中に、溝内側壁にリブを設けることによって溝幅が前記被覆電線の被覆の外径よりも局部的に狭められた隘路部が形成されていることを特徴としている。
請求項9の発明は、請求項4〜8のいずれか1項に記載のLED照明ユニットであって、前記2本の電線配索溝の間に、両溝を橋渡しするように、前記電子部品の嵌まる横断溝が設けられていることを特徴としている。
請求項10の発明は、請求項1〜9のいずれか1項に記載のLED照明ユニットであって、前記カバーの内面に、前記LEDの光が外に漏れるのを防止する環状の光漏れ防止突起が設けられており、その光漏れ防止突起が、前記LEDが半田付けされた部分の前記電線の両側をプレートに対して押圧する電線押圧部を兼ねていることを特徴としている。
請求項11の発明は、請求項1〜10のいずれか1項に記載のLED照明ユニットであって、前記カバーが、前記LEDに被さるレンズと、前記プレートに結合されることで前記レンズを前記プレートに対して押え付けるレンズ押えの2部品に分割されていることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、被覆電線の芯線露出部に直接電子部品を半田付けしているので、回路パターンを有した実装基板やブスバー付き基板を省略することができるし、圧接端子や基板コネクタも省略することができる。また、外部の電線を直接使用できるので、中継用のコネクタやハーネス類も省略できる。また、LEDを含む電子部品を直接被覆電線の芯線露出部に半田付けしているので、電子部品からの熱を直接電線の芯線を通して他へ逃がすことができ、電子部品の発熱を抑えることができて、従来使用していた放熱プレートを省略することができる。従って、部品の省略による構成の簡素化が図れ、加工や組立の工数が削減できて、コストダウンが可能となる。
請求項2の発明によれば、被覆電線の芯線がスズメッキ線よりなるので、電子部品を半田付けする部分の腐食を防止することができ、半田付け性能を高めることができる。
請求項3の発明によれば、半田付け面を広くとれるので、電子部品を容易に接続することができると共に、接続信頼性を高めることができる。
請求項4の発明によれば、プレートの上面に電線固定部として2本の電線配索溝を形成しているので、それらの配索溝に電線を嵌め込むだけで、2本の電線を互いに離間させて容易に位置ずれしないように配索することができる。
請求項5の発明によれば、電子部品の半田付け箇所の両側に外力吸収部を設けているので、電線に引き抜き力が作用した場合にも、半田付け箇所に外力が及ばないようにすることができると共に、電線の抜け防止強度の向上を図ることができる。
請求項6の発明によれば、電線配索溝の経路末端に縦溝が設けられており、その縦溝に沿って電線を配索することにより電線を屈曲させることができるので、その屈曲部を例えばカバーで押え付けることにより、電線に引き抜き方向の外力が加わった際に、電線の屈曲部により外力を吸収することができる。
請求項7の発明によれば、電線配索溝の経路途中に、プレートの上面と平行な方向に屈曲した屈曲部が設けられており、その屈曲部に沿って電線を配索することにより電線を屈曲させることができるので、電線に引き抜き方向の外力が加わった際に、その屈曲部により外力を吸収することができる。
請求項8の発明によれば、電線配索溝の経路途中にリブによる隘路部が設けられているので、その隘路部に被覆電線を押し込むことにより、その部分で、電線に加わる引っ張り方向の外力を吸収することができる。
請求項9の発明によれば、2本の電線配索溝の間に、両溝を橋渡しするように、電子部品の嵌まる横断溝が設けられているので、電子部品を容易に位置決めしながら半田付けすることができる。
請求項10の発明によれば、カバーに光漏れ防止突起が設けられており、この光漏れ防止突起で電線をプレートに対して押え付けるようにしているので、LEDの実装部への外力の影響を低減することができる。
請求項11の発明によれば、カバーが、レンズとレンズ押えの2部品に分割されているので、レンズを透明樹脂や透明ガラスにより成形し、レンズ押えを非透明樹脂により成形することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態のLED照明ユニットの分解斜視図、図2は同ユニットの構成部品であるレンズ押えの構成図で、図2(a)は下から見た斜視図、図2(b)は下面図、図2(c)は図2(a)のIIc−IIc矢視断面図、図3は組立工程の1つを示すもので、プレートの電線配索溝に被覆電線を嵌め込んだ状態を示す斜視図、図4は図3のように嵌め込んだ被覆電線の芯線露出部をプレスしてフラットに成形した状態を示す側断面図、図5はプレス後の芯線露出部にLEDと抵抗をセットしようとしている状態を示す側断面図、図6はプレス後の芯線露出部にLEDと抵抗を半田付けした状態を示す斜視図、図7はLEDと抵抗を半田付けした後にレンズとレンズ押えをセットしてLED照明ユニットの組立を完了した状態を示す断面図である。
図1に示すように、このLED照明ユニットは、絶縁材料で構成されたプレート10と、2本の被覆電線20と、電子部品としてのチップ型のLED31および抵抗32と、レンズ40およびレンズ押え50よりなるカバー60とを備えている。
プレート10は、プレート本体11の上面に、2本の被覆電線20を互いに離間して固定可能な電線配索溝12を電線固定部として有している。2本の電線配索溝12は、矩形上のプレート本体11の一対の対向辺に相当する一端縁11aから他端縁11bまで直線状に互いに平行に延びている。
2本の被覆電線20は、それぞれ長手方向の中間部に、被覆22を除去して芯線21を露出させた芯線露出部21aを有し、図3に示すように、各芯線露出部21aをプレート10上の中間部に位置させて、それぞれプレート10の電線配索溝12に嵌め込まれている。また、LED31と抵抗32は、図6に示すように、2本の被覆電線20の芯線露出部21aに跨るようにそれぞれ両端が半田付けにより接続されている。
芯線露出部21aは、図4に示すように、半田付け前にプレスによりフラットに成形されている。このようにフラットにすることにより、半田付け面を広くとれるので、LED31や抵抗32等の電子部品を容易に半田付けすることができると共に、半田付けによる接続信頼性を高めることができるようになる。
なお、被覆電線20には、芯線がスズメッキされた電線が使用されている。これは、電子部品を半田付けする芯線露出部21aの腐食を防止することができて、半田付け性能を高めることができるからである。
2本の電線配索溝12の間の仕切壁14には、両溝12を橋渡しするように、LED31および抵抗32の嵌まる横断溝15、16が設けられており、こられの横断溝15、16にLED31と抵抗32を嵌め込むことで、LED31および抵抗32を容易に位置決めしながら半田付けできるようになっている。
カバー60は、プレート10の上面に被せた状態でプレート10と結合されるもので、LED31の発光側を覆うように被せられるレンズ40と、プレート10に結合されることで、レンズ40をプレート10に対して押え付けるレンズ押え50の2部品に分割されている。なお、レンズ40は透明樹脂や透明ガラス等により成形され、レンズ押え50は非透明樹脂等の遮光性材料により成形されている。
レンズ40は、図1および図7に示すように、上部に半球状のレンズ部41を有すると共に、下端に環状のフランジ42を有するもので、環状のフランジ42の内側に、LED31を収容するための凹所43を有している。
レンズ押え50は、図2に示すように、四角形の上壁51と、その4辺より垂下された周側壁52とを有する底面開口の箱形のもので、上壁51の中央にレンズ部41を露出させる円形の開口部53を有し、互いに対向する一対の周側壁52、52に電線引出溝56を有している。また、4つの周側壁52の下端内面に、プレート10と結合するためのロック爪55を有すると共に、上壁51の内面(下面)に、開口部53の周囲に位置させて環状の光漏れ防止突起54を有している。
この光漏れ防止突起54は、LED31の光が外に漏れるのを防止する機能の他に、LED31が半田付けされた部分の電線20の両側をプレート10に対して押圧する電線押圧部の機能を兼ね備えている。
また、電線配索溝12上の電子部品を半田付けした箇所を挟む両側の位置には、被覆電線20に外力が加わった際にその外力を吸収する外力吸収部が設けられている。本実施形態では、外力吸収部として、電線配索溝12の経路末端に、プレート10の厚み方向に被覆電線20を屈曲させる縦溝13が設けられている。
そして、この縦溝13に沿って電線20を配索することにより、電線20を屈曲させることができ、その屈曲部をレンズ押え50の下端で押え付けることにより、電線20に引き抜き方向の外力が加わった際に、その屈曲部によって外力を吸収することができるようになっている。
また、図4に示すように、プレート10の下面には、電線配索溝12上の電子部品を半田付けする位置に対応させて、芯線露出部21aをプレスする際に下型102を挿入したり、半田付けの際に半田付け用の治具等を挿入したりするための下面孔17が設けられている。
次に、このLED照明ユニットを組み立てる手順について述べる。
まず、中間皮むきして長手方向中間部に芯線露出部21aを形成した被覆電線20を2本用意し、これら2本の被覆電線20を、図3に示すように、芯線露出部21aが横断溝15、16にかかるようにして、プレート10上の電線配索溝12に嵌め込む。次いで、図4に示すように、上型101と下型102を用いて、芯線露出部21aの半田付け予定箇所をプレスしフラット形状に押し潰す。
次に、図5および図6にに示すように、プレスした箇所にLED31と抵抗32をセットして、半田付けする。そして、半田付け後に、図7に示すように、レンズ40、レンズ押え50をプレート10上に順番に載せて、レンズ押え50のロック爪55をプレート10の周縁下面に係合させることにより、LED照明ユニットを完成する。
この状態で、レンズ押え50の光漏れ防止突起54が、被覆電線20をプレート10に対して押え付けるので、LED31の実装部への外力の影響を低減することができる。また、電線配索溝12の末端に縦溝13を設け、その縦溝13に被覆電線20を嵌めることで、電線20を下側に屈曲させ、その部分をレンズ押え50の下端部でプレート10に押え付けているので、電線20に引き抜き力が作用した場合にも、その部分で外力を吸収することができ、それにより、半田付け箇所に外力が及ばないようにすることができると共に、電線20の抜け防止強度の向上を図ることができる。
本実施形態のLED照明ユニットは、以上の構成のように、被覆電線20の芯線露出部21aに直接電子部品(LED31と抵抗32)を半田付けしているので、従来のように、回路パターンを有した実装基板やブスバー付き基板を省略することができるし、圧接端子や基板コネクタも省略することができる。また、外部の電線を直接使用できるので、中継用のコネクタも省略できる。また、LED31や抵抗32を直接被覆電線20の芯線露出部21aに半田付けしているので、LED31や抵抗32からの熱を直接電線20の芯線21を通して他へ逃がすことができ、LED31や抵抗32の発熱を抑えることができて、従来使用していた放熱プレートを省略することができる。従って、部品の省略による構成の簡素化が図れて、コストダウンが図れる。また、本実施形態では、電線固定部としてプレート10上に電線配索溝12を設けているので、電線配索溝12に被覆電線20を嵌め込むだけで、2本の被覆電線20を互いに離間させて容易に位置ずれしないように配索することができ、組み立て手間がかからない。
<第2実施形態>
図8は第2実施形態のLED照明ユニットの分解斜視図、図9は同ユニットの構成部品であるレンズ押えとプレートの構成を示す断面図、図10は組立工程の1つを示すもので、プレートの電線配索溝に被覆電線を嵌め込んだ状態を示す斜視図、図11は電線配索溝に嵌め込んだ被覆電線の芯線露出部にLEDと抵抗を半田付けした状態を示す斜視図、図12はLEDと抵抗を半田付けした後にレンズとレンズ押えをセットしてLED照明ユニットの組立を完了した状態を示す断面図で、図12(a)は全体断面図、図12(b)は図12(a)のXIIb部の拡大図である。
図8に示すように、このLED照明ユニットは、絶縁材料で構成されたプレート110と、2本の被覆電線20と、電子部品としてのチップ型のLED31および抵抗32と、レンズ40およびレンズ押え150よりなるカバー160とを備えている。
プレート110は、プレート本体111の上面に、2本の被覆電線20を互いに離間して固定可能な電線配索溝112を電線固定部として有している。2本の電線配索溝112は、矩形上のプレート本体111の一対の対向辺に相当する一端縁111aから他端縁111bまで互いに並列に延びており、後述する電子部品を半田付けする部分の両側に、それぞれ外力吸収部として、プレート110の上面と平行な方向に屈曲した屈曲部112aを有している。また、プレート本体111の四隅に近い位置にロック孔118を有している。ロック孔118は、図9に示すように、内部に係止壁118aとなる段部を有するものである。
2本の被覆電線20は、第1実施形態と同様のもので、それぞれ長手方向の中間部に、被覆22を除去して芯線21を露出させた芯線露出部21aを有しており、図10に示すように、各芯線露出部21aをプレート110上の中間部に位置させて、それぞれプレート110の電線配索溝112に嵌め込まれている。
この場合は、電線配索溝112の経路途中に屈曲部112aが設けられているので、その屈曲部112aに沿って被覆電線20を配索することにより、電線20を強制的に屈曲させることができる。従って、電線20に引き抜き方向の外力が加わった際に、その屈曲部により外力を吸収することができる。
また、LED31と抵抗32は、図11に示すように、2本の被覆電線20の芯線露出部21aに跨るようにそれぞれ両端が半田付けにより接続されている。ここで、電線配索溝112にセットされた芯線露出部21aは、図4に示した場合と同様に、半田付け前にプレスによりフラットに成形されている。また、被覆電線20には、芯線がスズメッキされた電線が使用されている。
また、第1実施形態と同様に、2本の電線配索溝112の間の仕切壁114には、両溝112を橋渡しするように、LED31および抵抗32の嵌まる横断溝115、116が設けられており、こられの横断溝115、116にLED31と抵抗32を嵌め込むことで、LED31および抵抗32を容易に位置決めしながら半田付けできるようになっている。
カバー160は、プレート110の上面に被せた状態でプレート110と結合されるもので、LED31の発光側を覆うように被せられるレンズ40と、プレート110に結合されることで、レンズ40をプレート110に対して押え付けるレンズ押え150の2部品に分割されている。レンズ40は透明樹脂や透明ガラス等により成形され、レンズ押え150は非透明樹脂等の遮光性材料により成形されている。レンズ40は、第1実施形態と同様の構成を有している。
また、レンズ押え50は、図8および図9に示すように、四角形の上壁151と、その4辺より垂下された周側壁152とを有する底面開口の箱形のもので、上壁151の中央にレンズ部41を露出させる円形の開口部153を有し、周側壁152の内側に、上壁151に基端が固定されたロックアーム158を有している。また、上壁51の内面(下面)に、開口部53の周囲に位置させて、環状の光漏れ防止突起154を有している。この光漏れ防止突起154は、第1実施形態と同様の機能を果たすものである。
また、図9に示すように、プレート110の下面には、電線配索溝112上の電子部品を半田付けする位置に対応させて、芯線露出部21aをプレスする際に下型102(図4参照)を挿入したり、半田付けの際に半田付け用の治具等を挿入したりするための下面孔117が設けられている。
次に、このLED照明ユニットを組み立てる手順について述べる。
まず、中間皮むきして長手方向中間部に芯線露出部21aを形成した被覆電線20を2本用意し、これら2本の被覆電線20を、図10に示すように、芯線露出部21aが横断溝115、116にかかるようにして、プレート110上の電線配索溝112に嵌め込む。次いで、図4に示した場合と同様に、芯線露出部21aの半田付け予定箇所をプレスしフラット形状に押し潰す。
次に、図11に示すように、プレスした箇所の芯線露出部21aにLED31と抵抗32をセットして、半田付けする。そして、半田付け後に、図12に示すように、レンズ40、レンズ押え150をプレート110上に順番に載せて、レンズ押え150のロックアーム158の先端をプレート110のロック孔118に差し込み先端フックを係止壁118aに係合させることにより、LED照明ユニットを完成する。
この状態で、レンズ押え150の光漏れ防止突起154が、被覆電線20をプレート110に対して押え付けるので、LED31の実装部への外力の影響を低減することができる。また、電線配索溝112の経路途中に屈曲部112aを設け、その屈曲部112aに被覆電線20を嵌めることで、電線20を強制的に屈曲させているので、電線20に引き抜き力が作用した場合にも、その部分で外力を吸収することができ、それにより半田付け箇所に外力が及ばないようにすることができると共に、電線20の抜け防止強度の向上を図ることができる。
なお、上記実施形態のように縦溝13や屈曲部112aを設けないでも、図13に示すように、電線配索溝12の経路途中に、溝内側壁にリブ12cを設けることによって溝幅が被覆電線20の被覆の外径よりも局部的に狭められた隘路部12dを形成し、その隘路部12dに被覆電線20を押し込むことにより、その部分で電線20に加わる引っ張り方向の外力を吸収することができる。
本発明の第1実施形態のLED照明ユニットの分解斜視図である。 同ユニットの構成部品であるレンズ押えの構成図で、(a)は下から見た斜視図、(b)は下面図、(c)は(a)のIIc−IIc矢視断面図である。 同ユニットの組立工程の1つを示すもので、プレートの電線配索溝に被覆電線を嵌め込んだ状態を示す斜視図である。 図3のように嵌め込んだ被覆電線の芯線露出部をプレスしてフラットに成形した状態を示す側断面図である。 プレス後の芯線露出部にLEDと抵抗をセットしようとしている状態を示す側断面図である。 プレス後の芯線露出部にLEDと抵抗を半田付けした状態を示す斜視図である。 LEDと抵抗を半田付けした後にレンズとレンズ押えをセットしてLED照明ユニットの組立を完了した状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態のLED照明ユニットの分解斜視図である。 同ユニットの構成部品であるレンズ押えとプレートの構成を示す断面図である。 同ユニットの組立工程の1つを示すもので、プレートの電線配索溝に被覆電線を嵌め込んだ状態を示す斜視図である。 同ユニットおいて、電線配索溝に嵌め込んだ被覆電線の芯線露出部にLEDと抵抗を半田付けした状態を示す斜視図である。 LEDと抵抗を半田付けした後にレンズとレンズ押えをセットしてLED照明ユニットの組立を完了した状態を示す断面図で、(a)は全体断面図、(b)は(a)のXIIb部の拡大図である。 他の実施形態の要部を示す斜視図である。 従来のLED照明ユニットの一例を示す分解斜視図である。 同ユニットの断面図である。
符号の説明
10 プレート
12 電線配索溝
12c リブ
12d 隘路部
13 縦溝
15,16 横断溝
20 被覆電線
21 芯線
21a 芯線露出部
22 被覆
31 LED(電子部品)
32 抵抗(電子部品)
40 レンズ
50 レンズ押え
54 環状の光漏れ防止突起
60 カバー
110 プレート
112 電線配索溝
112a 屈曲部
115,116 横断溝
150 レンズ押え
154 環状の光漏れ防止突起
160 カバー

Claims (11)

  1. 上面に2本の電線を互いに離間して固定可能な電線固定部を有するプレートと、
    長手方向の中間部に、被覆を除去して芯線を露出させた芯線露出部を有し、各芯線露出部を前記プレート上の中間部に位置させて、それぞれ前記プレートの電線固定部にセットされた2本の被覆電線と、
    前記2本の被覆電線の芯線露出部に跨るようにそれぞれ両端が半田付けにより接続された少なくともLEDを含む電子部品と、
    前記LEDの上面に被さるレンズを有し、前記プレートの上面に被せた状態で該プレートと結合されるカバーと、
    を具備することを特徴とするLED照明ユニット。
  2. 請求項1に記載のLED照明ユニットであって、
    前記被覆電線の芯線がスズメッキ線よりなることを特徴とするLED照明ユニット。
  3. 請求項1または2に記載のLED照明ユニットであって、
    前記芯線露出部が、前記電子部品との半田付け面を広くとるためにフラットに成形されていることを特徴とするLED照明ユニット。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のLED照明ユニットであって、
    前記電線固定部として、前記プレートの上面に2本の電線配索溝が形成されていることを特徴とするLED照明ユニット。
  5. 請求項4に記載のLED照明ユニットであって、
    前記電線配索溝上の前記電子部品を半田付けした箇所を挟む両側の位置に、前記被覆電線に外力が加わった際にその外力を吸収する外力吸収部が設けられていることを特徴とするLED照明ユニット。
  6. 請求項5に記載のLED照明ユニットであって、
    前記外力吸収部として、前記電線配索溝の経路末端に、前記プレートの厚み方向に被覆電線を屈曲させる縦溝が設けられていることを特徴とするLED照明ユニット。
  7. 請求項5に記載のLED照明ユニットであって、
    前記外力吸収部として、前記電線配索溝の経路途中に、前記プレートの上面と平行な方向に屈曲した屈曲部が設けられていることを特徴とするLED照明ユニット。
  8. 請求項5に記載のLED照明ユニットであって、
    前記外力吸収部として、前記電線配索溝の経路途中に、溝内側壁にリブを設けることによって溝幅が前記被覆電線の被覆の外径よりも局部的に狭められた隘路部が形成されていることを特徴とするLED照明ユニット。
  9. 請求項4〜8のいずれか1項に記載のLED照明ユニットであって、
    前記2本の電線配索溝の間に、両溝を橋渡しするように、前記電子部品の嵌まる横断溝が設けられていることを特徴とするLED照明ユニット。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のLED照明ユニットであって、
    前記カバーの内面に、前記LEDの光が外に漏れるのを防止する環状の光漏れ防止突起が設けられており、その光漏れ防止突起が、前記LEDが半田付けされた部分の前記電線の両側をプレートに対して押圧する電線押圧部を兼ねていることを特徴とするLED照明ユニット。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載のLED照明ユニットであって、
    前記カバーが、前記LEDに被さるレンズと、前記プレートに結合されることで前記レンズを前記プレートに対して押え付けるレンズ押えの2部品に分割されていることを特徴とするLED照明ユニット。
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