JP2009251739A - 紙幣処理装置、及び紙幣取扱装置 - Google Patents
紙幣処理装置、及び紙幣取扱装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009251739A JP2009251739A JP2008096246A JP2008096246A JP2009251739A JP 2009251739 A JP2009251739 A JP 2009251739A JP 2008096246 A JP2008096246 A JP 2008096246A JP 2008096246 A JP2008096246 A JP 2008096246A JP 2009251739 A JP2009251739 A JP 2009251739A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- banknote
- loading table
- coil spring
- pair
- paper money
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Discharge By Other Means (AREA)
Abstract
【解決手段】積載台21の下方に配置された固定部上に下端部を支持され且つ上端部を積載台に支持されることにより該積載台を常時上向きに付勢するコイルバネ22を備えた収納庫20と、収納庫の上部にて停止した紙幣の幅方向両端縁下面を保持するガイド片対30と、昇降自在なプッシャ35と、導入搬送路、及び搬送部材40と、を備えた紙幣処理装置であって、コイルバネは、バネ本体51と、バネ本体の上端部を構成する線材と一体化されて該上端部の外径側へ延びる自由弾性片54と、を備え、自由弾性片が、前記積載台に連結されている。
【選択図】図2
Description
紙幣収納庫は、順次挿入されてきた紙幣を積載するための昇降自在な長方形状の積載台を備え、この積載台を加圧バネによって上向き付勢することにより積載台上の紙幣束を上方に設けた押え部材との間で圧縮し、コンパクト化して収納している。
光学センサ等を用いて積載台上の紙幣自体や積載台を検知することにより、紙幣の有無や満杯を精度良く検出するためには、積載台が傾斜したり、紙幣束が偏って圧縮されることを防止する必要があり、積載台の上下、左右のバランスの崩れを防止したり、紙幣束を均等に加圧するための工夫が必要である。そのためには、加圧バネによる積載台へのバランスのよい付勢が必須となる。
特許文献2には、紙幣積載台の底面を二本の円筒状の圧縮ストレートコイルバネにより上向き付勢する構成が開示されている。これによれば、長方形の積載台の長手方向に沿って同形状のコイルバネを均等に配置することにより積載台のバランスを保ちながら構造を簡略化できるが、圧縮ストレートコイルバネを用いることから圧縮方向への圧縮限界寸法(圧縮コイルバネの密着高さ)が装置高さに影響する不具合、つまり高さ寸法が増大する虞があり、高さ寸法の減縮に限界がある。
特許文献3には、長方形の紙幣堆積台の底面を二本の円錐状圧縮コイルバネで上向きに付勢する構成が開示されている。これによれば、積載台のバランスを保ちながら構造を簡略化することができ、しかも円錐状圧縮コイルバネを用いることから圧縮限界寸法(圧縮コイルバネの密着高さ)に制限がなく、装置高さを減縮させることができる。しかし、この場合も二本のバネを使用していることから部品点数の増大によるコストアップ、構造の複雑化という不具合がある。
更に、特許文献5には、長方形の紙幣積載台の底面中央部を一本の円錐状圧縮コイルバネ(大径側端部を紙幣積載台底面に固定)により上向き付勢することによりコストダウンを図った構成が開示されているが、コイルバネの大径側端部の径は紙幣積載台の幅方向寸法以内とならざるを得ないため、紙幣積載台の長手方向全長に亘ってコイルバネの上端部による押圧力を作用させることは不可能であり、紙幣積載台の長手方向へのバランスを維持することが難しい。更に、特許文献4と同様、コイルバネによる押圧時のバランスを高めるためにはプッシャの駆動機構を増強する必要があるという欠点を有している。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、長方形の紙幣積載台を底面から上向きに付勢する手段として単一の円錐状圧縮コイルバネを使用しながら積載台の長手方向へのバランスを維持することができ、特に積載台上の紙幣束が少枚数であっても均一に加圧することができる紙幣処理装置、及び紙幣取扱装置を提供することを目的としている。
長方形の紙幣積載台を底面から上向きに付勢する手段として単一の円錐状圧縮コイルバネを使用しながらも、コイルバネの一端から外径方向へ延長形成した自由弾性片を設け、この自由弾性片を積載台と非拘束状態で(積載台によって自由な伸縮動作を拘束されない状態で)連結するようにしたので、積載台の長手方向へのバランスを維持することができ、積載台上の紙幣束を均一に加圧することができる。特に、自由弾性片は、コイルバネが伸長した段階において、積載台の長手方向への傾斜を矯正して水平姿勢に復帰させる機能を有するため、積載枚数の増大によってコイルバネが圧縮した段階での積載台の傾斜を未然に予防することができる。しかも、積載板を付勢する弾性部材が単一であるために部品点数の削減、コストダウン、省スペース化を図ることができるばかりでなく、積載板の長手方向へのバランスを確保することにより、限られた紙幣収納スペースを最大限に有効活用することができる。また、積載板上の紙幣の満杯状態や紙幣の有無を検知する場合にも、積載板のバランスが維持されて水平な姿勢を維持し易いため、検知精度を高めることが可能となる。
積載台を支持する環状座を大径側端部に設けたので、積載台のバランスを更に効率よくとることができる。
請求項3の発明に係る紙幣処理装置では、前記環状座は、前記積載台の外周縁に沿って延びる矩形環状構造を備えていることを特徴とする。
請求項4の発明に係る紙幣処理装置では、前記環状座は、楕円環状構造、或いは長円環状構造を備えていることを特徴とする。
請求項5の発明に係る紙幣取扱装置は、請求項1乃至4の何れか一項に記載の紙幣処理装置を備えたことを特徴とする。
また、自由弾性片の終端部に対して一体化されてバネ本体の上端部を包囲するように該上端部の外径側に環状に延びる環状座を配置し、この環状座を積載台に取付けたので、自由弾性片による積載台の姿勢復帰機能を十分に活かしつつ積載台を安定して支持することが可能となる。
図1は本発明の一実施形態に係る紙幣処理装置の外観斜視図であり、図2(a)及び(b)は紙幣処理装置の紙幣押し込み前の状態を示す側部縦断面図、及び正面縦断面図であり、図3(a)及び(b)は紙幣処理装置の紙幣押し込み状態を示す側部縦断面図、及び正面縦断面図であり、図4(a)及び(b)は紙幣処理装置の紙幣押し込み完了状態を示す側部縦断面図、及び正面縦断面図であり、図5は搬送部材を省略した内部構成説明図であり、図6(a)(b)(c)及び(d)は上昇位置にある積載台とコイルバネとの関係を示す斜視図、コイルバネの構成説明図、コイルバネの斜視図、及びコイルバネの平面図であり、図7はコイルバネの大径側端部と積載台との連結状態の一例を示す底面図であり、図8は下降した状態にある積載台とコイルバネとの関係を示す斜視図である。
紙幣処理装置1は、長手方向一端縁を先頭にして挿入された紙幣Sを受け入れる紙幣挿入口2と、紙幣挿入口2から挿入された紙幣を装置内部へ搬送する導入搬送路3と、導入搬送路3から搬送されてきた紙幣を積載する昇降自在な積載台21及び積載台21の下方に配置された固定部(収納庫底部)20a上に下端部を支持され且つ上端部を積載台に支持されることにより積載台を常時上向きに付勢する弾性部材(コイルバネ)22を備えた紙幣収納庫20と、導入搬送路3に沿って搬送され紙幣収納庫20の上部にて停止した紙幣の幅方向両端縁下面を保持するガイド片対30と、ガイド片対30により幅方向両端縁を保持された紙幣の中間部を押し下げてガイド片対30を越えて積載台21上に移載する昇降自在なプッシャ35と、導入搬送路3、ガイド片対30に沿って前記紙幣を移動させたり停止させる搬送部材40と、搬送部材40を制御する制御部45を備えている。
搬送部材40は、ローラ41によって導入搬送路3及び紙幣収納庫20の上部(ガイド対片30の上部)にかけてエンドレスに張設されたベルト42と、駆動ローラ41aを駆動するパルスモータMと、を備え、パルスモータMによって駆動ローラ41aを駆動することによってベルト42は走行、走行停止を制御される。ベルト42は導入搬送路3及びガイド片対30上を搬送される紙幣の幅方向両端縁に相当する幅方向両端縁に沿って配置された二本のベルトから成り、導入搬送路3上面と、ガイド片対30上面との間で紙幣両端縁を挟圧しつつベルト面の摩擦力により下流側に搬送する。ガイド片対30上に搬送されてきた紙幣は下方に位置する紙幣収納庫20の積載台21上に移載するためにガイド片対30上の所定位置にて停止する。
プッシャ35は対向し合うガイド片対30間に形成される空間内を昇降するように構成された板部材であり、本例ではパンタグラフ式の昇降機構36を図示しないモータによって作動させることによって図2(b)に示した上昇位置(退避位置)から図3(b)に示した下降位置(押し込み位置)までの間を進退することができる。図2(b)のようにガイド片対30上に紙幣S1が停止した状態で図3(b)に示すように昇降機構36を作動させてプッシャ35を下降させるとプッシャ35は紙幣S1の幅方向中央部上面に接してこれを押し下げ開始する。プッシャ35がガイド片対30を越えて下方へ移動すると紙幣の幅方向(短手方向)両端縁は変形しつつガイド片対30上面から離脱して前記空間を経由して下方へ移動し、紙幣S1の幅方向両端縁が完全にガイド片対30を離脱する。プッシャ35が下降する過程でプッシャ35の下面と接している紙幣S1の中央部は弾性部材22によって上向きに付勢されている積載台21上の既積載紙幣S2の上面と当接し、弾性部材22に抗して積載台21を下方に押圧している。そして、紙幣S1の幅方向両端縁がガイド片対30を完全に離脱する距離を下降した時点でプッシャの下降を停止し、積載台上への移載を完了する。即ち、プッシャが図3(b)の状態から更に下降して紙幣S1の両端縁がガイド片対30から離脱して積載台21上への移載を完了した後で、プッシャは図2(b)の上昇位置に復帰して次に搬送されてくる紙幣がガイド片対30上の所定位置に達して停止するまで待機する。
このように満杯検知のためのセンサは、積載台21に設けた遮光片21aの高さ位置を手掛かりとして満杯の有無を検知するため、積載台21が幅方向、及び長手方向に傾斜している非水平状態にあるときには正確な満杯検知をすることが不可能となる。
円錐状圧縮コイルバネは、その性質上、大径側端部53の方が、小径側端部52よりも弾性変形し易い。つまり、積載台21上に積載された紙幣束の状態、例えば折れ癖等による紙幣束の長手方向厚みにバラツキがある場合には積載台が長手方向に傾いてバランスが崩れやすいが、このような場合には大径側端部53側の方が小径側端部52よりも変形し易い。
特に、自由弾性片54はバネ本体51の大径側端部(円形状部、或いは円弧状部)53の終端部53aから連設された線材であり、自由弾性片54の終端部54a以前の中間部位は積載台21には係止しない(図7参照)。つまり大径側端部53を構成する線材、及び自由弾性片54を構成する線材は積載台21には係止されないので自由に弾性変形することができ、その結果自由弾性片54は傾斜した積載台を水平姿勢に復帰させる機能を極めて有効に発揮することができる。従って、自由弾性片54の終端部54aを積載台21に安定して固定することができれば、自由弾性片54による水平姿勢への復帰機能は有効に発揮させることができる。
なお、自由弾性片54による水平姿勢への復帰力(姿勢矯正力)は積載台上の紙幣積載枚数が少ない段階、換言すれば弾性部材22が比較的伸長した段階に限る。積載枚数が増大して弾性部材22に加わる圧縮方向への負荷が過大になって圧縮された状態になると、自由弾性片54は自由な伸縮動作が既に不可能となっているため、傾斜した積載台を水平姿勢に復帰させる機能が発揮できなくなるからである。ただ、積載枚数が多くなった段階での積載台の傾斜は、積載枚数が少ない段階での傾斜が維持、増幅されることによって形成されることが多いため、積載枚数が少ない段階において自由弾性片54が積載台の傾斜を水平に復帰させる矯正機能を十分に発揮することにより積載枚数増大時の傾斜の大半は未然に予防することができる。
なお、自由弾性片54及び環状座55を構成する線材は、弾性部材22としてのコイルバネの大径側端部53を構成する線材を延長して一体的に形成することが望ましい。或いはコスト面でやや不利となるが、大径側端部53を構成する線材の端部に熔接等によって後から環状座55を構成する線材端部を固定してもよい。
図9(a)(b)は円錐状圧縮コイルバネの大径側端部を下側として固定し、小径側端部52を上側として積載台21底面に固定した場合の簡易モデルを示している。(b)に示すように積載台21側が長手方向へ傾斜した場合に大径側が先行して圧縮変形することにより発生した加重(F)は、コイルバネの小径側端部と積載台21との接触箇所に作用して積載台を水平姿勢に復帰させようとする復帰モーメントM1=F×L1を得る。
次に、図10(a)(b)は円錐状圧縮コイルバネの小径側端部を下側として固定し、大径側端部53を上側として積載台21底面に固定した場合の簡易モデルを示している。図10(b)のように積載台21が長手方向へ傾くことによって発生する加重(F)はコイルバネの大径側端部と積載台との接触箇所に作用し、積載台を水平に復帰させようとする復帰モーメントM2=F×L2を得る。
ここでL1<L2であり、大径側端部が変形することによって発生する荷重(F)が同一であるとすれば、積載台21の復帰モーメントは、M1<M2となる。このことから明かとなるのは、円錐状圧縮コイルバネを弾性部材22として用いた場合には、図10のように大径側端部53を積載台21側に取り付けた方が、積載台が傾いた場合の復帰力を得る上で有利になるということである。
図10において示したように円錐状圧縮コイルバネの大径側端部を積載台底面に固定するとすれば積載台の幅寸法程度までは大径側端部53の形状を大きくすることが可能であるため、積載台の幅方向への傾斜は抑えることができる。しかし、円錐状圧縮コイルバネに対する寸法制限から、大径側端部の寸法を積載台の長手方向全長に達する程度に大きくすることは不可能である。このため、積載台の長手方向への傾斜に対しては図10の構成をもってしても十分な復帰力を得ることはできない。つまり、長手方向に傾斜したままの状態が継続し、満杯検知センサによる誤検知が発生し易い状況となる。
なお、弾性部材22の小径側端部52の先端部に自由弾性片54及び環状座55を連設し、この環状座を積載台21の底面に固定すると共に、大径側端部53を収納庫20の底部20aに固定するように構成した場合には、水平姿勢への復帰力を改善できるものの、弾性部材22を上下逆転したことによる水平姿勢への復帰力の低下を克服するには到らず、弾性部材22が扁平状になるまで加圧したときにおける厚みが線材一本分だけ厚くなるため、その分に相当する紙幣収納スペースが減少するというデメリットがある。
即ち、図11(a)及び(b)は自由弾性片54及び環状座55を大径側端部53に設けた場合と、自由弾性片54及び環状座55を小径側端部52に設けた場合の各支持構造を示す略図である。
一方、図11(b)のように小径側端部52に設けた環状座55によって積載台21の底面を支持した場合には破線で示すように極限まで弾性部材22を圧縮した場合には線材二本分の厚みt4と積載台21の厚みt2との合計厚みt5に相当する高さ寸法となり、線材一本の厚み分(紙幣4〜5枚分)だけ積載台21上に形成される紙幣収納スペースが減少することとなる。このため、図11(b)の構成は省スペース化には向かない構成となる。但し、線材一本分の厚みを重視しない収納庫であれば、図11(b)の構成も採用可能である。
本発明は上記の実施形態に限定されない。例えば、環状座55は矩形に限定されず、例えば図12(a)に示した長円形、(b)に示した楕円形であってもよい。各図中には大径側端部53と自由弾性片54と環状座55との境界が示されている。
また、環状座55と積載台との連結部位は、バネ本体51の大径側端部53の終端部53aからできるだけ離間した位置が好ましい。
なお、図4(a)、図5に示した符号60は、軸61を支点として上下動自在に構成された回動レバー62と、回動レバー62に設けた遮光片63によってオンオフされるフォトインタラプタ70と、から成る紙幣の有無検知機構である。回動レバー62の下縁から突出した検知用の突起64が積載台上の紙幣上面と当接することにより回動レバー62が上方に回動し、遮光片63がフォトインタラプタ70を作動させて紙幣有りを出力するように構成されている。紙幣が存在しない場合には、積載台21に設けた回避穴内に突起64が嵌合することにより遮光片63はフォトリンタラプタ70から離間した状態を維持する。
更に、積載板を付勢する弾性部材が単一であるために部品点数の削減、コストダウン、省スペース化を図ることができるばかりでなく、積載板の長手方向へのバランスを確保することにより、限られた収納スペースを最大限に有効活用することができる。
また、積載板上の紙幣の満杯状態や紙幣の有無を検知する場合にも、積載板のバランスが維持されて水平な姿勢を維持し易いため、検知精度を高めることが可能となる。
なお、本発明の紙幣処理装置1は、各種自動販売機、入出金装置、両替機、パチンコ遊技場で使用される台間機等の紙幣取扱装置に適用することができる。
41…ローラ、41a…駆動ローラ、42…ベルト、45…制御部、46…フォトインタラプタ、51…バネ本体、52…小径側端部、53…大径側端部、54…自由弾性片、
55…環状座
Claims (5)
- 紙幣を搬送する紙幣導入路と、該紙幣導入路から搬送されてきた紙幣を積載する昇降自在な長方形の積載台、及び該積載台の下方に配置された固定部上に下端部を支持され且つ上端部を該積載台に支持されることにより該積載台を常時上向きに付勢するコイルバネを備えた収納庫と、前記導入搬送路に沿って搬送され前記収納庫の上部にて停止した紙幣の幅方向両端縁下面を保持するガイド片対と、前記ガイド片対により幅方向両端縁を保持された前記紙幣の中間部を押し下げて該ガイド片対を越えて前記積載台上に移載する昇降自在なプッシャと、前記導入搬送路、及び前記ガイド片対に沿って前記紙幣を移動させたり停止させる搬送部材と、を備えた紙幣処理装置であって、
前記コイルバネは、下端部が小径で上端部が大径である切頭円錐状をなしたバネ本体と、該バネ本体の上端部を構成する線材と一体化されて該上端部の外径側へ延びる自由弾性片と、を備え、
前記自由弾性片が、前記積載台に対して非拘束状態で連結されていることを特徴とする紙幣処理装置。 - 紙幣を搬送する紙幣導入路と、該紙幣導入路から搬送されてきた紙幣を積載する昇降自在な長方形の積載台、及び該積載台の下方に配置された固定部上に下端部を支持され且つ上端部を該積載台に支持されることにより該積載台を常時上向きに付勢するコイルバネを備えた収納庫と、前記導入搬送路に沿って搬送され前記収納庫の上部にて停止した紙幣の幅方向両端縁下面を保持するガイド片対と、前記ガイド片対により幅方向両端縁を保持された前記紙幣の中間部を押し下げて該ガイド片対を越えて前記積載台上に移載する昇降自在なプッシャと、前記導入搬送路、及び前記ガイド片対に沿って前記紙幣を移動させたり停止させる搬送部材と、を備えた紙幣処理装置であって、
前記コイルバネは、下端部が小径で上端部が大径である切頭円錐状をなしたバネ本体と、該バネ本体の上端部を構成する線材と一体化されて該上端部の外径側へ延びる自由弾性片と、該自由弾性片と一体化されて前記バネ本体の上端部を包囲するように該上端部の外径側に環状に延びる環状座と、を備え、
前記環状座が前記積載台に連結されていることを特徴とする紙幣処理装置。 - 前記環状座は、前記積載台の外周縁に沿って延びる矩形環状構造を備えていることを特徴とする請求項2に記載の紙幣処理装置。
- 前記環状座は、楕円環状構造、或いは長円環状構造を備えていることを特徴とする請求項2に記載の紙幣処理装置。
- 請求項1乃至4の何れか一項に記載の紙幣処理装置を備えたことを特徴とする紙幣取扱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008096246A JP5256416B2 (ja) | 2008-04-02 | 2008-04-02 | 紙幣処理装置、及び紙幣取扱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008096246A JP5256416B2 (ja) | 2008-04-02 | 2008-04-02 | 紙幣処理装置、及び紙幣取扱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009251739A true JP2009251739A (ja) | 2009-10-29 |
JP5256416B2 JP5256416B2 (ja) | 2013-08-07 |
Family
ID=41312422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008096246A Expired - Fee Related JP5256416B2 (ja) | 2008-04-02 | 2008-04-02 | 紙幣処理装置、及び紙幣取扱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5256416B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017107279A (ja) * | 2015-12-07 | 2017-06-15 | 沖電気工業株式会社 | 現金処理装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08153236A (ja) * | 1994-11-28 | 1996-06-11 | Sanyo Electric Co Ltd | 紙幣収納装置 |
JPH09272346A (ja) * | 1996-04-04 | 1997-10-21 | Mitsubishi Motors Corp | 燃料タンクのキャップ構造 |
JPH1021441A (ja) * | 1996-07-05 | 1998-01-23 | Kiyounan Seiki Kk | 紙幣識別機 |
JP2000249124A (ja) * | 1999-03-02 | 2000-09-12 | Sanjo Kinzoku Kk | 棒・線状体連結器具 |
-
2008
- 2008-04-02 JP JP2008096246A patent/JP5256416B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08153236A (ja) * | 1994-11-28 | 1996-06-11 | Sanyo Electric Co Ltd | 紙幣収納装置 |
JPH09272346A (ja) * | 1996-04-04 | 1997-10-21 | Mitsubishi Motors Corp | 燃料タンクのキャップ構造 |
JPH1021441A (ja) * | 1996-07-05 | 1998-01-23 | Kiyounan Seiki Kk | 紙幣識別機 |
JP2000249124A (ja) * | 1999-03-02 | 2000-09-12 | Sanjo Kinzoku Kk | 棒・線状体連結器具 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017107279A (ja) * | 2015-12-07 | 2017-06-15 | 沖電気工業株式会社 | 現金処理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5256416B2 (ja) | 2013-08-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8708327B2 (en) | Paper sheet handling machine | |
JP5196542B2 (ja) | 紙葉類処理装置 | |
US20100117294A1 (en) | Paper sheet holding apparatus | |
US7975909B2 (en) | Device of Supplying Paper Medium | |
US8297613B2 (en) | Sheet feeding apparatus and image forming apparatus | |
JP5256416B2 (ja) | 紙幣処理装置、及び紙幣取扱装置 | |
JP2006124052A (ja) | 用紙積載装置及び画像形成装置 | |
JP2012116625A (ja) | シート搬送装置および画像形成装置 | |
JP5298034B2 (ja) | 紙幣処理機の紙幣分離繰出機構 | |
AU2014319761B2 (en) | Paper sheet receiving stacker | |
US10173852B2 (en) | Sheet feeder and image forming apparatus that ensure stabilized sheet conveyance | |
JP2011148601A (ja) | 紙葉収納装置 | |
JP2011207483A (ja) | ガラス板パレット、ガラス板積載方法、ガラス板梱包体、およびガラス板の取り出し方法 | |
JP5130508B2 (ja) | 紙幣収納庫、紙幣処理装置、及び紙幣取扱装置 | |
WO2016117193A1 (ja) | 媒体搬送装置及び媒体取引装置 | |
WO2016121146A1 (ja) | 紙幣計数機 | |
JP2011162317A (ja) | 紙葉類搬送機構および紙葉類処理装置 | |
KR20200082845A (ko) | 지폐 분리 장치 | |
JP5612324B2 (ja) | 葉状農作物積載カセット | |
JP3825331B2 (ja) | 給紙装置および画像形成装置 | |
JP4766684B2 (ja) | 用紙搬送装置 | |
JP5261815B2 (ja) | 紙幣処理装置、及び紙幣取扱装置 | |
JP5256556B2 (ja) | 紙幣収納装置、紙幣処理装置、及び紙幣取扱装置 | |
JP5478694B2 (ja) | 箱詰め装置 | |
JP5261816B2 (ja) | 紙幣処理装置、及び紙幣取扱装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110315 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110616 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121211 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130208 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130312 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130314 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160502 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |