JP2009251347A - 定着ユニットの着脱機構及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置本体に対する定着ユニットの装着不良に基づく画像への不具合の発生を抑制することを目的とする。
【解決手段】 画像形成装置本体31に定着ユニット100を着脱する定着ユニットの着脱機構において、定着ユニット100は、ヒータ113を内蔵する加熱ローラ112及び加熱ローラ112に圧接される加圧ローラ107を含む定着手段と、加圧ローラ107に駆動を伝達する第1ギア102と、定着手段を画像形成装置本体31に対して位置決めする位置決めピン105とを有し、画像形成装置本体31は、第1ギア102に噛み合って駆動力Qを伝達する第2ギア202と、位置決めピン105に係合される被係合穴204とを有し、第2ギア202から第1ギア102に駆動力Qが伝達されると、位置決めピン105が被係合穴204に係合する定着ユニットの着脱機構を構成した。
【選択図】図11

Description

本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機、マルチファンクションプリンタ等の画像形成装置に備える定着ユニットの着脱機構及び画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置では、画像情報に基づいて感光体ドラムの表面に静電潜像が形成される。感光体ドラムは所定の極性に帯電されており、画像情報に基づいて感光体ドラムに光が照射されると、その部分の電荷が除去されて静電潜像となる。感光体ドラムに隣接して、内部にトナーを収納する現像装置が設けられている。トナーは感光体ドラムと同極性に帯電されており、感光体ドラムの表面の電荷のない部分に吸着される。トナー画像が転写される用紙は、給紙ローラや搬送ローラなどからなる搬送手段によって、感光体ドラムと転写ローラのニップ部に搬送される。転写ローラも感光体ドラムに隣接して設けられており、用紙の裏面からトナーと逆極性の電荷を印加して、感光体ドラムの表面のトナーを用紙上に引きつけて転写する。トナー画像が転写された用紙は、加熱装置であるヒータを内蔵した加熱ローラと加熱ローラに圧接される加圧ローラとで構成される定着手段のニップ部に搬送される。加熱ローラの内部には、温度検出部材としてサーミスタを設けている。サーミスタによる温度測定結果に基づき、ヒータへの投入電力を増減させ、ヒータ発熱温度制御をおこなって、定着手段のニップ部の温度を最適化するようにしている。さらに、ヒータの異常昇温時に給電を遮断する給電遮断部材としてサーモスイッチも設けている。定着手段によって熱及び圧を加えてトナー画像を用紙に定着させた後、用紙は搬送ローラ対によって搬送され、用紙排出口から用紙積載部に排出される。
前述の加熱ローラ及び加圧ローラの使用回数が多くなると、加熱ローラの表面には傷が付いたり、加圧ローラの表面にはしわが発生したりする。こうした傷やしわ等によって定着不良や画像不良が発生する。そのために、加熱ローラと加圧ローラが定期的に交換することができるように、加熱ローラと加圧ローラを具備した定着ユニットになっている場合が一般的である。また、定着ユニットにはヒータ、サーミスタ、サーモスイッチ等の画像形成装置本体側との電気的な接続が必要とされている部品が備えられている。それらの電気的な接続手段として、ドロアーコネクタが一般的に使用されている。
定着ユニット側に設けられたユニット側ドロアーコネクタは、画像形成装置本体側に設けられた本体側ドロアーコネクタに嵌合される。ユニット側ドロアーコネクタ及び本体側ドロアーコネクタの内部には、電気的な接続数に応じた個数で複数の接続端子が配列される。この複数の接続端子同士が接触すると、ヒータ、サーミスタ、サーモスイッチ等の部品が電気的に接続される。このようなサービスマン及びユーザ等が簡単に交換することができる定着ユニットが昨今市場で望まれる。
こうした定着ユニットを画像形成装置本体に着脱する機構として特許文献1〜3に記載の発明が提案される。特許文献1に記載の定着ユニットの着脱機構では、定着ユニットに設けられる軸が画像形成装置本体に設けられる溝に係合する。そして、画像形成装置本体に取り付けられる定着装置固定部材に形成される凹部が定着ユニットの軸に係合する。
特許文献2に記載の定着ユニットの着脱機構では、定着ユニットにはユニット側ドロアコネクタが形成される。画像形成装置本体には本体側コネクタが形成される。本体側コネクタに対してユニット側コネクタが嵌合される。定着ユニットに形成されるピンが画像形成装置本体に形成される係合孔に挿入されて定着ユニットが倒されていくと、レバーが次第に直立してレバーは定着ユニットを保持する。
特許文献3に記載の定着ユニットの着脱機構では、定着ユニットが画像形成装置本体に収納された後に圧解除部材が回転されると、定着装置のコネクタ及び画像形成装置本体のコネクタが接続される。
これらの特許文献1〜3に記載の構成によれば、定着ユニットは画像形成装置本体に確実に固定される。
特開平11−212428号公報 特開2000−356938号公報 特開2000−75718号公報
しかしながら、特許文献1に記載の定着ユニットの着脱機構では、定着装置固定部材が取り付けられることからコストが上がる。また、定着ユニットが画像形成装置のカバーに対して有する位置関係が確保し難いことからガタが発生して画像に不具合が生じたりする可能性があった。
特許文献2に記載の定着ユニットの着脱機構では、定着ユニットが画像形成装置本体に装填する場合には、定着ユニット自体が押されてレバーが回転して定着ユニットが固定される。反対に、定着ユニットが画像形成装置本体から取り外される場合には、ユーザがレバーを傾倒して2アクションの動作が必要となる。また、レバーの取り付けや、定着ユニットのドロアーコネクタを揺動可能な構成とすることに伴う部品の追加でコストが上がる。
特許文献3に記載の定着ユニットの着脱機構では、定着ユニットが画像形成装置本体に配置された後にレバーが動作されなければならないことから、2アクションになってしまう。また、ユーザが定着ユニットを外すとき以外は接圧が解除されないために、圧接される加圧ローラの変形は防止されず、又、画像の不具合が発生してしまう懸念があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、画像形成装置本体に対する定着ユニットの装着不良に基づく画像への不具合の発生を抑制することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の定着ユニットの着脱機構は、画像形成装置本体に定着ユニットを着脱する定着ユニットの着脱機構において、前記定着ユニットは、加熱部材を内蔵する加熱手段及び該加熱手段に圧接される加圧ローラを含む定着手段と、前記加圧ローラに駆動力を伝達する第1ギアと、前記定着手段を前記画像形成装置本体に対して位置決めする位置決めピンとを有し、前記画像形成装置本体は、前記第1ギアに噛み合って駆動力を伝達する第2ギアと、前記位置決めピンに係合される被係合部とを有し、前記第2ギアから前記第1ギアに駆動力が伝達されると、前記位置決めピンが前記被係合部に係合することを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置本体側の第2ギアが定着ユニット側の第1ギアに噛み合って、駆動力が第2ギアから第1ギアに対して伝達される。この駆動力で定着ユニット側の位置決めピンが画像形成装置本体側の被係合部に係合する。したがって、伝達された駆動力は、位置決めピンが被係合部に係合することに活用される。定着ユニットは画像形成装置本体に確実に装着される。その結果、画像形成装置本体に対する定着ユニットの装着不良に基づく画像への不具合の発生は抑制される。
以下、本発明の実施形態の一例を説明する。まず、図1を用いて本発明に係る画像形成装置30の概略構成について説明する。画像形成装置30は、シートPを積載可能なシート収納庫13、給送ローラ14、縦搬送パス15を備える。
また、画像形成装置30は、縦搬送パス15よりもシートの搬送方向の下流側に中間転写ベルト8を備える。中間転写ベルト8は二次転写対向ローラ9及びテンションローラ10の間に張架される。また、二次転写対向ローラ9には中間転写ベルト8を介して二次転写ローラ11が圧接するように配設される。中間転写ベルト8及び及び二次転写ローラ11との当接部が二次転写部である。
中間転写ベルト8には4つの画像形成部1(1Y、1M、1C、1Bk)が所定間隔毎に配置される。各画像形成部1は矢印に示す時計回りに回転する感光体ドラム2を有する。感光体ドラム2及び中間転写ベルト8の当接部が一次転写部である。感光体ドラム2の回りには一次帯電器3、現像装置4、転写ローラ5、ドラムクリーナ装置6が配置される。また、感光体ドラム2に対して露光するレーザ露光装置7が配設される。
さらに、画像形成装置30は、二次転写部よりもシートの搬送方向の下流側に、縦ガイド19、定着ユニット100、搬送パス21、排出ローラ22を備える。
こうした画像形成装置30では、図示しない制御部の指令により給送ローラ14が駆動すると、シートPは、一枚ずつ分離給送されて縦搬送パス15を通ってレジストローラ16に搬送される。各画像形成部1の感光体ドラム2の面に形成されるトナー像は、順次重畳転写されて未定着のフルカラートナー像として中間転写ベルト8上に形成される。シートPが二次転写部に到達すると、シートPには中間転写ベルト8上のトナー像が転写される。シートPは縦ガイド19に案内されて定着ユニット100へと誘導される。定着ユニット100では、トナー像が溶融混色されてシートPに永久固着像として定着される。シートPはフルカラー画像形成物として搬送パス21を通って排出ローラ22により排出トレイ23上に送り出される。
図2は本発明の実施形態に係る画像形成装置に着脱する定着ユニット100の正面図、図3は定着ユニット100の左側面図、図4は定着ユニット100の右側面図である。図2、図3、図4に示すように、『定着ユニットの着脱機構』の一部である定着ユニット100には、第1ドロアーコネクタ101、第1ギア102、第3ギア103、フラグ104、位置決めピン105が設けられる。位置決めピン105は、画像形成装置本体31(図1参照)の内部で定着ユニット100の位置を決めるために用いられる。第3ギア103は第1ギア102と別系統にして設けられる。なお、画像形成装置本体31側には後述する第2ギア202及び第4ギア203が取り付けられる。
また、図2に示すように、定着ユニット100の長手方向の一端側には、第1ドロアーコネクタ101、第1ギア102、第3ギア103が取り付けられる。定着ユニット100の長手方向の他端側にはフラグ104が取り付けられる。位置決めピン105は定着ユニット100の一端側及び他端側の両方に各一個所ずつ形成される。
図5は定着ユニット100の内部の構成図である。図5に示すように、定着ユニット100の『支持体』としてのフレーム96には第1アーム部96a及び第2アーム部96bが形成される。第1アーム部96aには軸97が回転自在と取り付けられる。軸97には第1ギア102が固定される。軸97の近傍には、軸97と平行に『定着手段』の一部である加圧ローラ107が配置される。加圧ローラ107の回転軸には加圧ローラギア106が固定される。加圧ローラギア106は第1ギア102の裏面に形成されるギア102aと噛み合わされる。したがって、第1ギア102に伝達された駆動力が加圧ローラギア106にさらに伝達されると、加圧ローラ107は回転する。
定着ユニット100には定着ニップの接圧解除機構が設けられる。定着ニップの接圧解除機構は、ジャム処理時のシートの引き抜き力を低減することでユーザビリティを向上させるために、また、プリンタの使用頻度が少ない時に圧接されている加圧ローラ107の変形を防止するために設けられる。第1アーム部96a及び第2アーム部96bには軸109が回転自在に取り付けられる。軸109の第1アーム部96a側の端部には第3ギア103及びカム108aが固定され、軸109の第2アーム部96b側の端部にはフラグ104及びカム108bが固定される。したがって、第3ギア103に駆動力が伝達されると、軸109、カム108a、108b及びフラグ104にも同時に駆動力が伝達される。
軸109の近傍には、軸109と平行に『定着手段』の一部である『加熱手段』としての加熱ローラ112が配置される。第1アーム部96aには加圧板金110aが取り付けられる。第2アーム部96bには加圧板金110bが取り付けられる。この加圧板金110a、110bには加熱ローラ112の回転軸を加圧ローラ107の方向に付勢する加圧バネ111a、111bが取り付けられる。加圧板金110a、110bはカム108a、108bと当接して配置される。したがって、加圧バネ111a、111bの付勢力で加圧板金110a、110bが加熱ローラ112の回転軸を押圧することから、定着ユニット100内で加熱ローラ112による押圧力は確保される。
図6は加熱ローラ112の内部構成図である。加熱ローラ112は、ヒータユニット112aを有する。図6に示すように、ヒータユニット112aは、『加熱部材』であるヒータ113を有する。また、加熱ローラ112は、ヒータ113の発熱温度を制御してニップ部の温度を最適化するためのサーミスタ114と、ヒータ113の異常昇温時に給電を遮断するサーモスイッチ115を内蔵する。ヒータ113、サーミスタ114及びサーモスイッチ115は全て矢印方向の側で第1ドロアーコネクタ101に接続されている。
図7は接圧解除機構の当接状態の説明図である。図7に示すように、接圧動作のときには加圧板金110aとカム108aの間には隙間Sが設定される。そのために、加圧バネ111aの押圧力Fは、加圧板金110aを介して加熱ローラ112の回転軸に押圧力F1として直接に掛かっている。
同様に、加圧板金110bとカム108bの間には隙間Sが設定される。そのために、加圧バネ111bの押圧力Fは、加圧板金110bを介して加熱ローラ112の回転軸に押圧力F1として直接に掛かっている。
これらの結果、加熱ローラ112から加圧ローラ107に対して押圧力N1が生じ、加熱ローラ112及び加圧ローラ107は当接状態となる。
図8は接圧解除機構の離間状態の説明図である。図8に示すように、電源OFFや用紙ジャム等のときには、カム108aが矢印Lの方向に回転して加圧板金110aとカム108aの間には隙間Sがなくなる。カム108aが更に矢印Lの方向に回転していくとカム108aは加圧板金110aを押圧する。加圧板金110aは矢印Mで示すように加圧ローラ107から離間する方向に移動する。加熱ローラ112に掛かる加圧バネ111aの押圧力Fは低減され、加熱ローラ112は加圧ローラ107から離間する方向に移動する。そして、加圧板金110aは加熱ローラ112を押圧力Fよりも小さい押圧力F2で押圧する。
同様に、カム108bが回転して加圧板金110bとカム108bの間には隙間Sがなくなる。カム108bが更に回転していくとカム108bは加圧板金110bを押圧する。加圧板金110bは加圧ローラ107から離間する方向に移動する。加熱ローラ112に掛かる加圧バネ111bの押圧力Fは低減され、加熱ローラ112は加圧ローラ107から離間する方向に移動する。そして、加圧板金110bは加熱ローラ112を押圧力Fよりも小さい押圧力F2で押圧する。
この結果、加熱ローラ112には加圧ローラ107から離間する方向に離間力N2が生じ、加熱ローラ112及び加圧ローラ107は離間状態となる。
図9は定着ユニット100の装填方法の説明図である。図9(A)〜(C)に示されるように、定着ユニット100は画像形成装置本体31に対して装填される。『定着ユニットの着脱機構』の一部を含む画像形成装置本体31の側には、第1ドロアーコネクタ101と嵌合可能で電気的な接続を確保可能な第2ドロアーコネクタ201が設けられる。また、画像形成装置本体31の側には、第1ギア102に駆動を伝達するための第2ギア202、第3ギア103に駆動を伝達するための第4ギア203が設けられる。また、図9(B)、(C)に示すように、画像形成装置本体31の側には、位置決めピン105が係合する『被係合部』である被係合穴204、位置決めピン105を付勢する押さえバネ205が設けられる。さらに、図9(C)に示すように、画像形成装置本体31の側には、フラグ104の回転動作を検知して、加圧ローラ107の当接状態と離間状態とを切り替えるための『駆動力検知手段』であるセンサ206が設けられる。
また、図9(A)に示すように、画像形成装置本体31にはフレーム150aおよび150bが形成される。フレーム150aにはスリット151aが形成され、フレーム150bにはスリット151bが形成される。
図10(A)及び(B)は、定着ユニット100が画像形成装置本体31に装着される直前の状態を示す状態図である。図10(A)に示すように、スリット151aには斜面207が形成される。斜面207の頂点208を超えた位置に被係合穴204が形成される。表現を変えて言うと、頂点208を境として斜面207が下り傾斜に形成されると共に被係合穴204が下り傾斜に形成される。被係合穴204は加圧ローラ107や第1ギア102から離間する方向に延びて形成される。
位置決めピン105は被係合穴204に向かって移動する。そして、定着ユニット100は画像形成装置本体31内の所定の位置に装填されることとなる。被係合穴204は、位置決めピン105が確実に着脱されるように構成される。被係合穴204の手前には斜面207が形成され、位置決めピン105は斜面207を摺動して上って被係合穴204に向かう。このときには、図10(B)に示すように、第1ドロアーコネクタ101及び第2ドロアーコネクタ201とは機械的に完全には接続されていない。
図11(A)〜(C)は、定着ユニット100が画像形成装置本体31に装着されつつある場合の状態図である。詳しくは、第3ギア103と第4ギア203が噛み合う最も離れた位置としての最離位置(寸法A)に定着ユニット100が位置している時の状態図とその時のドロアーコネクタ接続状態図である。詳しくは、定着ユニット100が被係合穴204の15mm手前に位置している時の状態図である。図11(A)に示すように、第3ギア103と第4ギア203が噛み合う最も離れた位置としての最離位置(寸法A)に定着ユニット100が位置している。このときに、図11(B)に示すように、位置決めピン105は被係合穴204に対して最離位置(寸法A)に配置される。この時、第1ドロアーコネクタ101と第2ドロアーコネクタ201は電気的には接続されているが、図11(C)に示すように、最離位置(寸法A)の分だけ機械的に接続しきれていない状態になっている。第1ドロアーコネクタ101と第2ドロアーコネクタ201の摩擦力にはばらつきが大きいため、摩擦力が大きい時にこのような状態が時折発生する。
第3ギア103と第4ギア203は噛み合っているため、定着ニップの接圧解除機構が正常に動作して、加熱ローラ112と加圧ローラ107は当接状態になる。第2ギア202と第1ギア102とは噛み合っているために、第2ギア202がCCW方向に回転すると第1ギア102がCW方向に回転する。第2ギア202から第1ギア102に矢印に示す被係合穴204の形成方向に駆動力Qが伝達される。この時、位置決めピン105は、被係合穴204の手前の頂点208に対して、軸中心よりも被係合穴204方向に位置している。そのため、第1ギア102と第2ギア202に発生する駆動力Qによって、位置決めピン105は被係合穴204に矢印で示すような駆動力Tで装填される。
また、位置決めピン105が斜面207を摺動している間、位置決めピン105は押さえバネ205によって下方向に付勢力Rで付勢されている。その付勢力により、位置決めピン105が被係合穴204に装填された際のクリック感を出している。クリック感を出すことで確実に定着ユニット100が画像形成装置本体31に装填されたことをユーザーに認識させている。この被係合穴204に位置決めピン105が係合されると、第1ギア102は第2ギア202と、第3ギア103は第4ギア203と噛み合うこととなる。
なお、駆動力Qは位置決めピン105が被係合穴204に係合する係合方向に向けられていれば良い。駆動力Qと付勢力Rとの合力が組み合わされて駆動力Tが生じることになる。
また、前述の図10で示すように定着ユニット100が最離位置(寸法A)以上離れている時は、第3ギア103と第4ギア203は噛み合うことはなく、フラグ104も回転動作を行わない。フラグ104が回転動作を行っていないことをセンサ206で検知することで、定着ユニット100の装填不良として表示パネルに表示してユーザーに知らせている。また、センサ206側の位置決めピン105が被係合穴204に係合されていない場合は、フラグ104の位置がセンサ206から離れるため、接圧解除機構が正常に動作していても検知することが出来ない。従って、定着ユニット100の装填不良が認識可能である。第1ドロアーコネクタ101及び第2ドロアーコネクタ201側と同様に、定着ユニット100の装填不良として表示パネルに表示してユーザーに知らせている。
図12(A)〜(C)は、定着ユニット100が画像形成装置本体31に完全に装着された状態を示す状態図である。図12(A)に示すように、第1ギア102が第2ギア202に噛み合い、第3ギア103が第4ギア203に噛み合う。その上で、図12(B)に示すように、駆動力Tに基づいて、位置決めピン105が被係合穴204へと係合する。そうすると、図12(C)に示すように、第1ドロアーコネクタ101が第2ドロアーコネクタ201に嵌合される。こうして、定着ユニット100が画像形成装置本体31に完全に装着される。
前述のような定着ユニットの着脱装置を含む画像形成装置30によれば、画像形成装置本体31の側の第2ギア202が定着ユニット100側の第1ギア102に噛み合って、駆動力Qが第2ギア202から第1ギア102に対して伝達される。この駆動力Qで、定着ユニット100の側の位置決めピン105が画像形成装置本体31の側の被係合穴204に係合する。したがって、伝達された駆動力Qは、位置決めピン105が被係合穴204に係合することに活用される。定着ユニット100は画像形成装置本体31に確実に装着される。その結果、定着ユニット100の装着不良に基づく画像への不具合の発生は抑制される。
また、第1ドロアーコネクタ101及び第2ドロアーコネクタ201の嵌合位置、並びに、第1ギア102及び第2ギア202の噛み合い位置は、加圧ローラ107の一端部の側に配置される。第1ドロアーコネクタ101及び第2ドロアーコネクタ201の嵌合位置、並びに、第1ギア102及び第2ギア202の噛み合い位置は比較的に近い。その結果、第1ドロアーコネクタ201及び第2ドロアーコネクタ201が電気的に接続される状態であるが機械的に接続されない状態である場合であっても、次のような効果がある。すなわち、第1ギア102及び第2ギア202に基づく駆動力Qが第1ドロアーコネクタ101及び第2ドロアーコネクタ201の機械的な接続に効率良く活用される。
定着ユニット100のニップ部の接圧の変更は、ジャム処理時のシートPの引き抜き力を低減してユーザの操作性を向上するために、及び、プリンタの使用頻度が少ない時に圧接されている加圧ローラ107の変形を防止するために一般的に行われる。第3ギア103は、定着ユニット100のニップ部の接圧変更に活用されると共に、定着ユニット100を画像形成装置本体31に引き込むために用いられる。その結果、2つの機能毎に部品を備える必要がないことから、低コスト化が実現される。
定着ユニット100は、画像形成装置本体31よりも寿命が短く、定期的に交換される。その結果、第3ギア103への駆動力の伝達を検知するセンサ206が定着ユニット100よりも画像形成装置本体31に設けられるとセンサ206の交換回数が低減されることから、コストはより低減される。
また、画像形成装置本体31の第4ギア203が定着ユニット100の第3ギア103に噛み合わない位置関係の場合には、第3ギア103に駆動力が伝達されていないことをセンサ206が検知する。この場合に、第2ギア202及び第1ギア102が互いに噛み合わない位置関係にあり、又、位置決めピン105が被係合穴204に係合されていない状態にあると判断することができる。この場合には、第1ドロアーコネクタ101と第2ドロアーコネクタ201は機械的に接続されていないことが認識される。
押さえバネ205の付勢力Rで位置決めピン105は被係合穴204に押圧される。したがって、従来のように定着ユニット100を画像形成装置本体31に固定する場合に、定着ユニット100を画像形成装置本体31の内部に収容した後に、レバー等で固定する作業が不要となる。その結果、定着ユニット100の固定にあたって、操作回数が低減される。また、押さえバネ205の付勢力Rで、位置決めピン105の押圧にあたってクリック感が生じる。その結果、ユーザは定着ユニット100の装着を確実に認識でき、ユーザにとっての操作性は向上する。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に着脱する定着ユニットの正面図である。 定着ユニットの左側面図である。 定着ユニットの右側面図である。 定着ユニットの内部の構成図である。 加熱ローラの内部の構成図である。 接圧解除機構による加圧ローラおよび加熱ローラの当接状態の説明図である。 接圧解除機構による加圧ローラおよび加熱ローラの離間状態の説明図である。 定着ユニットの装填方法の説明図である。 定着ユニットが被係合穴の15mm手前に位置している時の状態図とその時のドロアーコネクタ接続状態図である。 第3ギアと4ギアが噛み合う最離位置(寸法A)に定着ユニットが位置している時の状態図とその時のドロアーコネクタ接続状態図である。 位置決めピンが被係合穴に係合されている時の状態図とその時のドロアーコネクタ接続状態図である。
符号の説明
30・・・・・画像形成装置
31・・・・・画像形成装置本体
100・・・・定着ユニット
101・・・・第1ドロアーコネクタ
102・・・・第1ギア
103・・・・第3ギア
105・・・・位置決めピン
107・・・・加圧ローラ(定着手段)
112・・・・加熱ローラ(定着手段)
201・・・・第2ドロアーコネクタ
202・・・・第2ギア
203・・・・第4ギア
204・・・・被係合穴(被係合部)
205・・・・押さえバネ
206・・・・センサ(駆動力検知手段)

Claims (6)

  1. 画像形成装置本体に定着ユニットを着脱する定着ユニットの着脱機構において、
    前記定着ユニットは、加熱部材を内蔵する加熱手段及び該加熱手段に圧接される加圧ローラを含む定着手段と、前記加圧ローラに駆動力を伝達する第1ギアと、前記定着手段を前記画像形成装置本体に対して位置決めする位置決めピンとを有し、
    前記画像形成装置本体は、前記第1ギアに噛み合って駆動力を伝達する第2ギアと、前記位置決めピンに係合される被係合部とを有し、
    前記第2ギアから前記第1ギアに駆動力が伝達されると、前記位置決めピンが前記被係合部に係合することを特徴とする定着ユニットの着脱機構。
  2. 前記第1ギアは前記加圧ローラの一端部の側に配置され、
    前記第2ギアは前記加圧ローラの一端部の側で前記第1ギアと噛み合い可能に配置され、
    前記定着ユニットは、前記加圧ローラの一端部の側に配置されて前記加熱部材に電気的に接続される第1ドロアーコネクタをさらに有し、
    前記画像形成装置本体は、前記加圧ローラの一端部の側で前記第1ドロアーコネクタと嵌合可能な第2ドロアーコネクタをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の定着ユニットの着脱機構。
  3. 前記定着ユニットは、前記第1ギアの回転軸と別系統の第3ギアをさらに有し、前記画像形成装置本体は、前記第3ギアに噛み合って駆動力を伝達する第4ギアをさらに有し、前記第4ギアの回転に基づいて前記第3ギアが回転すると、前記加圧ローラに対する前記加熱手段の位置が変更され、前記加熱手段及び前記加圧ローラのニップ部の接圧が変更されることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着ユニットの着脱機構。
  4. 前記画像形成装置本体は、前記第3ギアへの駆動力の伝達を検知する駆動力検知手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の定着ユニットの着脱機構。
  5. 前記位置決めピンは、前記画像形成装置本体の側に設けられた押さえバネで前記被係合部の方向に押圧されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の定着ユニットの着脱機構。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の定着ユニットの着脱機構と、シートに画像を形成する画像形成部とを備えることを特徴とする画像形成装置。
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