JP2009250470A - 潜熱回収型熱源機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガスバーナからの燃焼排気が凝縮したドレンを中和する中和装置を備えた潜熱回収型熱源機において、排気ダクト内でのドレン生成量を考慮して中和剤の寿命到来を判定できるようにし、前記寿命到来の判定精度を高める。
【解決手段】燃焼排気を屋外に排出する排気ダクト(6)の設置部に温度センサ(61)を設け、温度センサ(61)の検知温度が低下するに従って増加するようなドレン生成量を演算し、該ドレン生成量の時間的な積算値が基準値に到達した場合に前記中和剤(32)の寿命が到来したと判定する。又、排気ダクト(6)の長さLやガスバーナ(B)の燃焼量が大きくなるに従って、演算されるドレン生成量を増加させる補正を行なう。
【選択図】図3

Description

本発明は、ガスバーナで生じた燃焼排気の顕熱を吸収する顕熱熱交換器と、前記顕熱吸収後の燃焼排気から潜熱を吸収する潜熱熱交換器とを備えた潜熱回収型熱源機に関するものである。
この種の潜熱回収型熱源機として、特許文献1に開示されたものが知られている。
これは図7に示す構成で、ガスバーナ(B)の燃焼排気の顕熱を第1通水管(21)内の通水に吸収させる顕熱熱交換器(2)と、これの上方に連設され且つ顕熱熱交換器(2)から吐出される燃焼排気の潜熱を前記第1通水管(21)と繋がった第2通水管(59)内の通水に吸収させる潜熱熱交換器(5)と、顕熱熱交換器(2)及び潜熱熱交換器(5)を収納する本体ケース(4)を具備している。
潜熱熱交換器(5)の正面板(53)に開設された排気出口(51)から吐出される燃焼排気を屋外に排出する為の排気ダクト(6)は、本体ケース(4)の前蓋(40)に開設されたダクト挿通孔(41)に挿通されていると共に、前記排気ダクト(6)は下流端側に向かって順次高くなるように傾斜している。又、潜熱熱交換器(5)の正面板(53)の下部には、排気ダクト(6)のドレンを回収するためのドレン回収孔(54)が開設されている。
潜熱熱交換器(5)の熱交換室(55)の下方には、前記排気出口(51)側に向けて低くなるように傾斜した底板(52)が配設されていると共に、該底板(52)の上端と潜熱熱交換器(5)の後板(56)の間は排気入口(57)になっている。底板(52)の下端近傍に開設された排液孔(58)に接続された排液管(30)はドレン中和器(31)に接続されている。
このものでは、ガスバーナ(B)で生成される燃焼排気は、顕熱熱交換器(2)の第1通水管(21)(21)の配設部→潜熱熱交換器(5)の排気入口(57)→潜熱熱交換器(5)の熱交換室(55)における第2通水管(59)(59)の配設部→熱交換室(55)の排気吐出口(550)→潜熱熱交換器(5)の排気出口(51)→排気ダクト(6)の経路で流れて屋外に排出される。このとき、前記燃焼排気の顕熱は、顕熱熱交換器(2)の第1通水管(21)(21)内の通水に吸収され、その後の燃焼排気は潜熱熱交換器(5)の第2通水管(59)(59)で露点以下に冷却され、これにより、燃焼排気中の水蒸気が凝縮されてその潜熱が第2通水管(59)(59)内の通水に吸収される。そして、前記通水は、潜熱熱交換器(5)の第2通水管(59)(59)から顕熱熱交換器(2)の第1通水管(21)(21)を流れて外部配管に供給され、目的場所に給湯される。
一方、ガスバーナ(B)の燃焼排気中の水蒸気が潜熱熱交換器(5)の第2通水管(59)(59)で冷却・凝縮されて生成される強酸性のドレンは、潜熱熱交換器(5)の底板(52)に滴下し、その下端近傍の排液孔(58)→排液管(30)→ドレン中和器(31)の経路で流れ、該ドレン中和器(31)内に充填された中和剤(32)(32)で中和された後に図示しない下水道へ排出される。
一方、排気ダクト(6)は外気に晒されていることから、排気ダクト(6)が冷えている運転開始初期等では、燃焼排気内の水蒸気が排気ダクト(6)内で凝縮されてドレンが生成される。排気ダクト(6)は前述のように先端に向かって高くなるように傾斜しているから、前記ドレンは前記傾斜に案内されて排気ダクト(6)の上流部に向けて流動し、潜熱熱交換器(5)の正面板(53)に開設されたドレン回収孔(54)→排液孔(58)→排液管(30)の経路で流れ、ドレン中和器(31)に流れ込む。そして、ドレン中和器(31)内に充填された中和剤(32)(32)で中和された後に前記と同様に下水道へ排出される。
ドレン中和器(31)に充填された中和剤(32)(32)の中和効果は、熱源機の運転に伴って次第に低下するから、中和剤(32)(32)の寿命を判定して、中和剤(32)(32)を交換又は補充する必要がある。
中和剤(32)(32)の寿命を判定する技術として、特許文献2に開示されたものが知られている。このものは、潜熱熱交換器(5)でのドレン生成量に基づいて前記寿命を判定するもので、潜熱熱交換器(5)でのドレン生成量を時間的に積算し、この積算値が設定値に達すると、中和剤(32)(32)の寿命が到来したことを報知し、中和剤(32)(32)の交換又は充填の必要性の注意喚起を行なっていた。
特開2005−214549号公報 特開平10―122666号公報
しかしながら、上記従来のものでは、排気ダクト(6)を除いた熱源機本体(A)でのドレン生成量、具体的には、潜熱熱交換器(5)でのドレン生成量に基づいて中和剤の寿命が到来したことを判定している。従って、排気ダクト(6)内でのドレン生成量が考慮されていない分、中和剤(32)(32)の寿命到来の判定精度が悪くなるという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みて成されたもので、排気ダクト(6)内でのドレン生成量を考慮して中和剤の寿命到来を判定できるようにし、これにより、前記寿命到来の判定精度を高めることをその課題とする。
[請求項1に係る発明]
上記課題を解決する為の請求項1に係る発明の解決手段は、
『燃焼排気を生成するガスバーナと、
前記燃焼排気から顕熱を吸収する第1通水管(21)を備えた顕熱熱交換器(2)と、
前記顕熱が吸収された後の燃焼排気から潜熱を吸収する第2通水管(59)を備えた潜熱熱交換器(5)と、
前記潜熱熱交換器(5)で潜熱が吸収された後の燃焼排気を排出する排気ダクト(6)と、
前記燃焼排気中の水蒸気が前記潜熱熱交換器(5)及び排気ダクト(6)の構成壁で冷却されて凝縮したドレンを中和する中和剤(32)を具備するドレン中和器(31)と、
前記構成壁で冷却されて凝縮したドレン生成量に基づいて前記中和剤(32)の寿命が到来したか否かを判定する寿命判定手段と、を具備する潜熱回収型熱源機において、
前記排気ダクト(6)の設置部に温度センサを設け、
前記寿命判定手段は、前記温度センサの検知温度が低下するに従って増加するような前記ドレン生成量を演算し、該ドレン生成量の時間的な積算値が基準値に到達した場合に前記中和剤(32)の寿命が到来したと判定する』ものである。
上記解決手段は次のように作用する。
外気温の低下に伴って排気ダクト(6)の設置部の温度が低くなると、該排気ダクト(6)で生成されるドレンの量が増加する。一方、前記温度低下に伴って排気ダクト(6)の設置部に設けられた温度センサの検知温度も低くなることから、該検知温度に基づいて演算されるドレン生成量が増加する。
従って、前記ドレン生成量の時間的な積算値が増加するスピードは、前記温度センサの検知温度の低下に伴って速くなる。そして、前記積算値が基準値に到達した場合に中和剤(32)の寿命が到来したと判定される(寿命判定手段)から、外気温低下に伴って中和剤(32)の寿命が到来したと判定される時期が早くなる。これとは逆に、外気温が高くなると、中和剤(32)の寿命が到来したと判定される時期が遅くなる。
このように、本発明によれば、外気温に応じて変化する排気ダクト(6)でのドレン生成量を考慮して中和剤(32)の寿命到来を判定できるから、排気ダクト(6)でのドレン生成量を考慮しない既述従来のものに比べて、前記寿命到来の判定精度が高くなる。
[請求項2に係る発明]
請求項1に係る発明に於いて、
『前記温度センサは、前記排気ダクト(6)の下流側の先端部に設けられている』ものとすることができる。
排気ダクト(6)内にドレンが生成される温度条件下では、屋外に露出している排気ダクト(6)の先端部は、一般的には、屋内に位置する基端部より低温である。従って、排気ダクト(6)の先端部に設けられた温度センサの検知温度に基づいて演算される排気ダクト(6)でのドレンの生成量は、排気ダクト(6)の基端部(先端部に比べて温度が高い)に温度センサが配設されている場合に比べて多くなるから、中和剤の寿命到来の判定が遅れる不都合がない。
[請求項3に係る発明]
請求項1又は2に係る発明に於いて、
『更に、排気ダクト(6)の長さLを設定するダクト長さ設定手段を具備し、
前記寿命判定手段は、前記ダクト長さ設定手段で設定された前記排気ダクト(6)の長さLが長くなるに従って前記ドレン生成量を増加させる補正を行なう』ものとすることができる。
設置する排気ダクト(6)が長くなるに従って、該排気ダクト(6)内で生成されるドレンの量は増加する。このことを考慮し、前記寿命判定手段は、設置される排気ダクト(6)の長さLが長くなるに従って前記ドレン生成量を増加させる補正を行なう。従って、中和剤の寿命到来の判定精度が一層向上する。
[請求項4に係る発明]
請求項1〜3に係る発明に於いて、
『前記寿命判定手段は、前記ガスバーナ(B)の燃焼量IPが増加するに従って前記ドレン生成量を増加させる補正を行なう』ものとすることができる。
このものでは、ガスバーナ(B)の燃焼量IPが増加するに従って前記ドレン生成量を増加させる補正を行うから、中和剤の寿命到来の判定精度が更に向上する。
[請求項5に係る発明]
請求項1〜4に係る発明に於いて、
『前記寿命判定手段は、
前記潜熱熱交換器(5)の構成壁で凝縮される第1ドレン量を演算する本体側ドレン量演算手段と、
前記排気ダクト(6)の構成壁で凝縮される第2ドレン量を演算するダクト側ドレン量演算手段と、
前記第1ドレン量と第2ドレン量を加算して前記ドレン生成量とする加算手段とを具備し、
前記ダクト側ドレン量演算手段は、前記温度センサの検知温度が低下するに従って増加するような前記第2ドレン量を演算する』ものとすることができる。
このものでは、外気温低下に伴って排気ダクト(6)の設置部の温度が低くなると、ダクト側ドレン演算手段で演算される第2ドレン量が増加する。そして、該第2ドレン量と第1ドレン量(本体側ドレン量演算手段で演算される)が加算手段で加算され、この加算結果たるドレン生成量の時間的な積算値が基準値に達したときに中和剤(32)の寿命が到来したと判定される。
このように、本発明では、外気温低下に伴ってダクト側ドレン演算手段で演算される第2ドレン量が増加するから、外気温低下に伴って中和剤(32)の寿命が到来したと判定される時期が早くなる。これとは逆に、外気温が高くなると、中和剤(32)の寿命が到来したと判定される時期が遅くなる。従って、排気ダクト(6)でのドレン生成量を考慮しない既述従来のものに比べて、寿命到来の判定制度が高くなる。
本発明は次の特有の効果を有する。
請求項1に係る発明では、外気温に応じて変化する排気ダクト(6)でのドレン生成量を考慮して中和剤(32)の寿命到来を判定できるから、排気ダクト(6)でのドレン生成量を考慮しない既述従来のものに比べて、前記寿命到来の判定精度が高くなる。
請求項2に係る発明では、既述したように、中和剤の寿命到来の判定が遅れる不都合がない。
請求項3、4に係る発明では、設置される排気ダクト(6)の長さLやガスバーナ(B)の燃焼量IPに基づいて、排気ダクト(6)で生成されるドレンの量を補正するから、中和剤の寿命到来の判定精度が一層向上する。
請求項5に係る発明では、請求項1の発明と同様、前記寿命到来の判定精度が高くなる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る潜熱回収型熱源機の縦断面図であり、熱源機本体(A)は、既述した図7の従来例とほぼ同様に構成されており、同一部分には同一の符号を付している。尚、本実施形態に係る熱源機本体(A)は、潜熱熱交換器(5)から吐出される燃焼排気の温度を検知する本体側温度センサ(42)を備えている点で、既述従来のものと相違している。そして、該本体側温度センサ(42)の検知温度から、後述する潜熱熱交換器(5)で生成されるドレン量、即ち、第1ドレン量D0(本実施の形態では、10秒当たりに生成されるドレン量)が演算されるようになっている。
潜熱熱交換器(5)の排気出口(51)の下流側に連設される排気集合筒(60)に接続された排気ダクト(6)は、既述従来のものと同様に、下流側に向かって順次上昇するように傾斜していると共に、該排気ダクト(6)の下流端には外周壁に排気孔(63)が開設された排気トップ(62)が嵌合されている。そして、排気ダクト(6)の設置部、即ち、排気ダクト(6)の下流側の先端部には、外気温を検知する温度センサ(61)が配設されていると共に、排気ダクト(6)の先端近傍は、建物の壁(W)に支持されている。尚、本実施の形態に用いられる排気ダクト(6)の長さLは7mに,直径φは100mmに、夫々設定されている。
ドレン中和器(31)は、図示しない下水道に配管接続されていると共に、該ドレン中和器(31)に充填された中和剤(32)(32)は適宜の方法で、交換又は補充できるようになっている。尚、中和剤(32)(32)としては、例えば、酸化マグネシウムや炭酸マグネシウムなどのアルカリ性の粒体が採用できる。
図2は、本実施形態に係る熱源機の制御回路の説明図であり、排気ダクト(6)の先端近傍に配設された温度センサ(61)、ガスバーナ(B)にガス供給するガス弁(10)、中和剤(32)の交換又は補充が完了したときに操作するリセットスイッチ(80)、及びリモコン装置(7)は、制御装置(8)に配線接続されている。
本実施形態に係る潜熱回収型熱源機は、風呂の湯張り、床暖房、目的場所への給湯等を行なう機能を備えており、このため、リモコン装置(7)には、運転スイッチ(71)、風呂の湯張りスイッチ(72)、床暖房スイッチ(73)、及び、前記湯張り温度等の各種の値を設定するアップキー(74a)とダウンキー(74b)から構成される設定スイッチ(74)が設けられている。
前記制御装置(8)には、図3のフローチャートで示す内容のプログラムを実行するマイクロコンピュータが内蔵されている。
次に、図3のフローチャートに従って、本発明実施の形態に係る潜熱回収型熱源機からの温水で床暖房する場合の動作を説明する。
先ず、運転スッチ(71)が投入されると、図3のフローチャートに従った制御動作が開始する。
ステップ(ST1)で床暖房スイッチ(73)のON操作が確認されると、ステップ(ST2)で暖房運転を開始させる。即ち、給気ファン(11)を作動させると共にガスバーナ(B)を燃焼させる。このとき、第1通水管(21)(21)や第2通水管(59)(59)内には通水が流れ、加熱生成された温水が図示しない床暖房マットに供給される。
次に、ステップ(ST3)で、10秒間の時間待ちを実行した後、該10秒間に発生するドレンの総ドレン量Dを演算する(ステップ(ST4))。
本実施形態では、総ドレン量Dとして、前記10秒間(ステップ(ST3)の待ち時間)に潜熱熱交換器(5)で発生する第1ドレン量D0と、排気ダクト(6)内で発生する第2ドレン量D1の和(D=D0+D1)が演算されるようになっている。但し、温度センサ(61)の検知温度が燃焼排気の露点以下の場合にのみ、第2ドレン量D1が第1ドレン量D0に加算される。
潜熱熱交換器(5)で発生する第1ドレン量D0としては、特許文献2に開示された公知の式が用いられる。具体的には、
D0=K1×IP×(K2−S)×10 ・・・(I)
が用いられる。
ここで、IP:ガスバーナ(B)の単位時間当たりの燃焼量(Kcal/h)
K1,K2:定数
S:潜熱熱交換器(5)から吐出される燃焼排気の温度(本体側温度センサ(42)の検知温度)での飽和水蒸気圧
である。
一方、第2ドレン量D1は、本実施形態では、温度センサ(61)が検知する外気温Tの関数になっており、実験結果に基づく図4のグラフから求められる1時間当たりのダクト内ドレン生成量DA(排気ダクト(6)内に生成されるドレンの量)を10秒当たりのドレン生成量に換算したものである。尚、顕熱熱交換器(2)では、燃焼排気が露点以下に冷却されることがなく、ドレンが生成されないことは言うまでもない。
図4に示す1時間当たりのダクト内ドレン生成量DAは次のようにして求められている。
即ち、ガスバーナ(B)の一時間当たりの燃焼量IPを39500Kcal/hに、排気ダクト(6)の長さLを7mに、排気ダクト(6)の直径φを100mmに設定し、排気ダクト(6)を0℃から冷却して温度センサ(61)の検知温(外気温T)が0℃、−5℃、−15℃になった場合の夫々での1時間当たりの排気ダクト(6)内のドレン生成量を実測し、該実測値をプロットした点A1、A2、A3に最も近い直線の近似グラフを表す式を、ダクト内ドレン生成量DA(mL/h)とした。
その結果、
ダクト内ドレン生成量DA(mL/h)=−2.6286T+9.1429 ・・・(II)
となった。
式(II)で示されるダクト内ドレン生成量DAを10秒当たりの量に換算した第2ドレン量D1と、式(I)を加算することにより、
総ドレン量D=(K1×IP×(K2−S)×10)+(−2.6286T+9.1429)÷360) ・・・(III)
を求めた。
尚、前記外気温T以外に、後述する第2、第3実施形態のように、排気ダクト(6)の長さLや、ガスバーナ(B)の1時間当たりの燃焼量IPも、排気ダクト(6)内でのドレン生成量に影響を与える。このことを考慮し、前記第2ドレン量D1として、前記外気温T、排気ダクト(6)の長さL、及び燃焼量IPを変数とする3変数関数を採用してもよい。
この3変数関数の第2ドレン量D1(T,L,IP)は、第4実施形態で説明するように、
D1=(−2.6286T+9.1429)×(7L−1)×(0.0008IP+16.808)÷360÷2371 ・・・(IV)
になる。
次に、ステップ(ST5)で総ドレン量Dが0より大きいと判断される場合は、ステップ(ST6)で、総ドレン量Dの時間的な積算値Xを演算する。
具体的には、X=X+Dを演算する。
次に、ステップ(ST7)で積算値Xが、中和剤交換値K以上になったと判断されると、ステップ(ST8)で、暖房運転を停止(ガスバーナ(B)を消火し、床暖房マットへの温水供給を停止)した後、中和剤(32)の寿命が到来したと判断し、該中和剤(32)の交換時期が到来したことをステップ(ST9)でリモコン装置(7)の表示画面(70)に表示する。従って、本実施の形態では、ステップ(ST4)(ST6)(ST7)のステップが、請求項1の「寿命判定手段」に対応する。又、ステップ(ST4)で第1ドレン量D0を演算するマイクロコンピュータの機能部が、請求項5の「本体側ドレン量演算手段」に対応し、ステップ(ST4)で第2ドレン量D1を演算する機能部が「ダクト側ドレン量演算手段」に対応する。
ドレン中和器(31)の中和剤(32)を交換又は補充した後にリセットスイッチ(80)が操作されたことがステップ(ST10)で確認されると、表示画面(70)の前記表示を消去し(ステップ(ST11))、その後、ステップ(ST12)で総ドレン量Dの積算値Xを0にリセットし、制御工程をステップ(ST1)に戻す。
尚、前記ステップ(ST7)で積算値Xが中和剤交換値Kに達していないと判断されると、ステップ(ST13)で床暖房スイッチ(73)がOFF操作されたか否かを判断し、OFF操作された場合はステップ(ST14)で暖房運転を停止させた後、ステップ(ST1)に制御工程を戻す。一方、OFF操作されていない場合は、ステップ(ST13)からステップ(ST3)に制御を戻して暖房運転を継続させる。
このものでは、外気温の低下に伴って排気ダクト(6)の先端部に設けられた温度センサ(61)の検知温度が低くなると、該検知温度に基づいて演算される第2ドレン量D1が増加する。従って、第1ドレン量D0と第2ドレン量D1を加算した総ドレン量Dの時間的な積算値Xが増加するスピードは、前記温度センサ(61)の検知温度の低下に伴って速くなる。従って、外気温低下に伴って中和剤(32)の寿命が到来したと判定される時期が早くなる。これとは逆に、外気温が高くなると、中和剤(32)の寿命が到来したと判定される時期が遅くなる。よって、外気温に応じて変化する排気ダクト(6)でのドレン生成量を考慮して中和剤(32)の寿命到来を判定できるから、排気ダクト(6)でのドレン生成量を考慮しない既述従来のものに比べて、前記寿命到来の判定精度が高くなる。
尚、本実施の形態においては、ステップ(ST4)で排気ダクト(6)内の第2ドレン量D1を演算する際には、ステップ(ST2)でガスバーナ(B)の燃焼を開始してから所定時間は第2ドレン量D1をそのまま第1ドレン量D0に加算し、その後は、第2ドレン量D1を少な目に評価した補正量を第1ドレン量D0に加算してもよい。ガスバーナ(B)の燃焼が継続すると、燃焼排気によって排気ダクト(6)が温まることから、温度センサ(61)の検知温度に基づいて演算されるドレン量よりも、実際に生成されるドレン量が少なくなると考えられるからである。
尚、上記実施の形態では、床暖房運転の場合に対して本願発明を適用したが、風呂の湯張りや、給湯等、ガスバーナ(B)を燃焼させる何れの場合でも本願発明を適用できることは言うまでもない。
[第2実施形態]
第2実施形態の熱源機は、既述第1実施形態で説明した図1、図2と同一構成を有しており、制御用のフローチャートも図3と同様に構成されているが、図3のステップ(ST4)で総ドレン量Dを求めるのに使用される第2ドレン量D1は、排気ダクト(6)の長さLの関数になっている。このため、本実施の形態では、熱源機本体(A)の設置作業時に使用した排気ダクト(6)の長さLを、設置業者がリモコン装置(7)の設定スイッチ(74)でセットし、これにより、前記長さLに応じて変化する排気ダクト(6)内のドレンの生成量、即ち、第2ドレン量D1(本実施の形態では、10秒当たりに生成されるドレン量)に基づいて中和剤(32)(32)の寿命到来時期を判断できるようにしている。
第2ドレン量D1は、図5から求められる1時間当たりのダクト内ドレン生成量DAを10秒当たりのドレン生成量に換算したものである。
図5に示す1時間当たりのダクト内ドレン生成量DAは、実験に基づく近似式で、次のようにして求められている。
即ち、ガスバーナ(B)の一時間当たりの燃焼量IPを39500Kcal/hに、排気ダクト(6)を冷却して温度センサ(61)の検知温(外気温T)をー15℃に設定すると共に、排気ダクト(6)の直径φを100mmに設定し、この条件下で、排気ダクト(6)の長さLが1m、3m、7mの夫々の場合での1時間当たりの排気ダクト(6)内のドレン生成量を実測し、該実測値をプロットした点B1、B2、B3に最も近い直線の近似グラフを示す式を、ダクト内ドレン生成量DA(mL/h)とした。
その結果、
ダクト内ドレン生成量DA(mL/h)=7L−1
・・・(V)
となった。
式(V)で示されるダクト内ドレン生成量DAを10秒当たりの量に換算した第2ドレン量D1と、式(I)を加算することにより、
総ドレン量D=(K1×IP×(K2−S)×10)+(7L−1)÷360) ・・・(VI)
を求めた。
そして、総ドレン量Dを図3のステップ(ST4)で演算するようにした。
従って、このものでは、排気ダクト(6)の長さLに応じた第2ドレン量D1に基づいて、中和剤(32)の寿命到来を判定することができるから、排気ダクト(6)の長さLを考慮しない場合に比べて、判定精度が高くなる。
[第3実施形態]
第3実施形態の熱源機は、既述第1実施形態で説明した図1、図2と同一構成を有しており、制御用のフローチャートも図3と同様に構成されているが、図3のステップ(ST4)で総ドレン量Dを求めるのに使用される第2ドレン量D1は、ガスバーナ(B)の燃焼量IPの関数になっており、図6から求められる1時間当たりのダクト内ドレン生成量DAを10秒当たりのドレン生成量に換算したものである。
図6に示す1時間当たりのダクト内ドレン生成量DAは、実験に基づく近似式で、次のようにして求められている。
即ち、排気ダクト(6)を冷却して温度センサ(61)の検知温(外気温T)をー15℃に設定すると共に、排気ダクト(6)の直径φを100mmに、排気ダクト(6)の長さLを7mに夫々設定し、この条件下で、ガスバーナ(B)の燃焼量IPが10000Kcal/h、20000Kcal/h、39500Kcal/hの夫々の場合での1時間当たりの排気ダクト(6)内のドレン生成量を実測し、該実測値をプロットした点C1、C2、C3に最も近い直線の近似グラフを示す式を、ダクト内ドレン生成量DAとした。
その結果、
ダクト内ドレン生成量DA(mL/h)=0.0008IP+16.808
・・・(VII)
となった。
式(VII)で示される1時間当たりのダクト内ドレン生成量DAを10秒当たりの量に換算した第2ドレン量D1と、式(I)を加算することにより、
総ドレン量D=(K1×IP×(K2−S)×10)+(7L−1)÷360) ・・・(VIII)
を求めた。
そして、総ドレン量Dを図3のステップ(ST4)で演算するようにした。
従って、このものでは、ガスバーナ(B)の燃焼量IPに応じた第2ドレン量D1に基づいて、中和剤(32)の寿命到来を判断することができるから、燃焼量IPを考慮しない場合に比べて、判定精度が高くなる。
[第4実施形態]
第4実施形態の熱源機は、既述第1実施形態で説明した図1、図2と同一構成を有しており、制御用のフローチャートも図3と同様に構成されているが、図3のステップ(ST4)で総ドレン量Dを求めるのに使用される第2ドレン量D1として、外気温T、排気ダクト(6)の長さL、及び燃焼量IPを変数とする3変数関数が採用したものである。
この第2ドレン量D1(T,L,IP)は、既述した式(IV)で示されている。
式(IV)は、式(II),(V),(VII)から、次のようにして求められる。
式(II)で、T=−15に、式(V)で、L=7に、夫々固定すると、式(VII)になる。同様に、式(V)で、L=7に、式(VII)で、IP=39500に、夫々固定すると、式(II)になる。同様に、式(VII)で、IP=39500に、式(II)で、T=−15に、夫々固定すると、式(V)になる。
従って、D1(T,L,IP)は、式(II),(V),(VII)の積を、10秒当たりに換算した(360で割った)値に比例する。即ち、
D1(T,L,IP)
=((−2.6286T+9.1429))×((7L−1))×(0.0008IP+16.808)÷360×N ・・・(IX)
になる。但し、式(IX)でNは定数である。
式(IX)で、T=−15、L=7、IP=39500 とおいた結果を360倍したもの(1時間のドレン発生量に換算したもの)は、図4では点A3、図5では点B3,図6では点C3に、夫々対応しており、これらの各点でのドレン量は、図4〜6から分かるように、約48mLである。
そこで、式(IX)を360倍して、T,L,IPに夫々上記の数値を代入すると、
D1(T=−15,L=7,IP=39500)×360
=48=((−2.6286)×(−15)+9.1429))×((7×7−1))×(0.0008×39500+16.808)×N
となる。
よって、N=1/(48.5719×48.808)≒1/2371
となる。これを、式(IX)に代入して整理すると、
D1(T,L,IP)
=((−2.6286T+9.1429))×((7L−1))×(0.0008IP+16.808)÷360÷2371
となり、既述式(IV)が得られる。
そして、式(IV)に示される第2ドレン量D1と、式(I)を加算すると、
総ドレン量D=(K1×IP×(K2−S)×10)+(−2.6286T+9.1429)×(7L−1)×(0.0008IP+16.808)÷360÷2371 ・・・(X)
そこで、第4実施例のものでは、式(X)に示される総ドレン量Dを、図3のステップ(ST4)で演算し、ステップ(ST5)以下の制御を実行する。
このものでは、熱源機本体(A)の設置業者が排気ダクト(6)の長さLをリモコン装置(7)の設定スイッチ(74)で設定しておけば、該長さLと、温度センサ(61)が検知する外気温Tと、更に、運転時に制御装置(8)で適宜演算されるガスバーナ(B)の燃焼量IPを用いた演算によって、式(X)の第2ドレン量D1(T,L,IP)が求められる。よって、前記外気温T、排気筒(6)の長さL、ガスバーナ(B)の燃焼量IP、を考慮した第2ドレン量D1と第1ドレン量D0を加算した総ドレン量Dがステップ(ST4)で求められるから(請求項3に従属する請求項4の発明)、第1〜第3実施形態のものに比べて、中和剤(32)の寿命到来の判定精度が一層高くなる。
本発明の実施形態に係る熱源機の縦断面図 本発明の実施の形態に係る熱源機の制御回路の説明図 本発明の実施の形態に係る熱源機の制御動作を説明するフローチャート 温度センサ(61)が検知する外気温Tの関数として第2ドレン量D1を求める為の実験グラフ 排気ダクト(6)の長さLの関数として第2ドレン量D1を求める為の実験グラフ ガスバーナ(B)の燃焼量IPの関数として第2ドレン量D1を求める為の実験グラフ 従来例の説明図
符号の説明
(2)・・・顕熱熱交換器
(5)・・・潜熱熱交換器
(6)・・・排気ダクト
(21)・・・第1通水管
(31)・・・中和器
(32)・・・中和剤
(59)・・・第2通水管
(B)・・・ガスバーナ

Claims (5)

  1. 燃焼排気を生成するガスバーナと、
    前記燃焼排気から顕熱を吸収する第1通水管(21)を備えた顕熱熱交換器(2)と、
    前記顕熱が吸収された後の燃焼排気から潜熱を吸収する第2通水管(59)を備えた潜熱熱交換器(5)と、
    前記潜熱熱交換器(5)で潜熱が吸収された後の燃焼排気を排出する排気ダクト(6)と、
    前記燃焼排気中の水蒸気が前記潜熱熱交換器(5)及び排気ダクト(6)の構成壁で冷却されて凝縮したドレンを中和する中和剤(32)を具備するドレン中和器(31)と、
    前記構成壁で冷却されて凝縮したドレン生成量に基づいて前記中和剤(32)の寿命が到来したか否かを判定する寿命判定手段と、を具備する潜熱回収型熱源機において、
    前記排気ダクト(6)の設置部に温度センサを設け、
    前記寿命判定手段は、前記温度センサの検知温度が低下するに従って増加するような前記ドレン生成量を演算し、該ドレン生成量の時間的な積算値が基準値に到達した場合に前記中和剤(32)の寿命が到来したと判定する、潜熱回収型熱源機。
  2. 請求項1に記載の潜熱回収型熱源機に於いて、
    前記温度センサは、前記排気ダクト(6)の下流側の先端部に設けられている、潜熱回収型熱源機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の潜熱回収型熱源機に於いて、
    更に、排気ダクト(6)の長さLを設定するダクト長さ設定手段を具備し、
    前記寿命判定手段は、前記ダクト長さ設定手段で設定された前記排気ダクト(6)の長さLが長くなるに従って前記ドレン生成量を増加させる補正を行なう、潜熱回収型熱源機。
  4. 請求項1から請求項3の何れかに記載の潜熱回収型熱源機に於いて、
    前記寿命判定手段は、前記ガスバーナ(B)の燃焼量IPが増加するに従って前記ドレン生成量を増加させる補正を行なう、潜熱回収型熱源機。
  5. 請求項1から請求項4の何れかに記載の潜熱回収型熱源機に於いて、
    前記寿命判定手段は、
    前記潜熱熱交換器(5)の構成壁で凝縮される第1ドレン量を演算する本体側ドレン量演算手段と、
    前記排気ダクト(6)の構成壁で凝縮される第2ドレン量を演算するダクト側ドレン量演算手段と、
    前記第1ドレン量と第2ドレン量を加算して前記ドレン生成量とする加算手段とを具備し、
    前記ダクト側ドレン量演算手段は、前記温度センサの検知温度が低下するに従って増加するような前記第2ドレン量を演算する、潜熱回収型熱源機。
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