JP2009249854A - プッシュプル錠 - Google Patents
プッシュプル錠 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009249854A JP2009249854A JP2008096268A JP2008096268A JP2009249854A JP 2009249854 A JP2009249854 A JP 2009249854A JP 2008096268 A JP2008096268 A JP 2008096268A JP 2008096268 A JP2008096268 A JP 2008096268A JP 2009249854 A JP2009249854 A JP 2009249854A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- door
- push
- lock bolt
- pull
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
【解決手段】閉扉で縦枠17から横方向に錠ボルト25を突出するとともに、開扉で錠ボルト25を後退させて収納保持するプッシュプル錠100において、開扉方向と同方向の押し引き操作力を扉面11aに垂直な軸回りの回転操作力として操作軸に入力する変換機構33と、錠ボルト突出状態で操作軸を回転規制するロック爪と、解錠回転される解錠軸に従動しロック爪の回転規制を解除するリンク機構と、操作軸の回転で縦枠の長手方向にスライドされ錠ボルト25を後退方向に従動させるスライドカム板と、錠ボルト25が突出する方向にスライドカム板を付勢する第1付勢手段と、錠ボルト25を後退位置に保持するラチェット爪と、閉扉にて被施錠体から磁気反発力を受けて作動しラチェット爪による錠ボルト25の保持を解除するリリーサとを設けた。
【選択図】 図1
Description
本発明の請求項1記載のプッシュプル錠は、扉11の縦枠17に設けられ閉扉で該縦枠17から横方向に錠ボルト25を突出するとともに、開扉で該錠ボルト25を後退させて収納保持するプッシュプル錠100であって、
開扉方向と同方向の押し引き操作力を扉面11aに垂直な軸回りの回転操作力として操作軸31に入力する変換機構33と、
錠ボルト突出状態で前記操作軸31を回転規制するロック爪35と、
解錠回転される解錠軸37に従動し該ロック爪35の回転規制を解除するリンク機構39と、
前記操作軸31の回転で前記縦枠17の長手方向にスライドされ斜め穴41に係合させた前記錠ボルト25を後退方向に従動させるスライドカム板43と、
前記錠ボルト25が突出する方向に該スライドカム板43を付勢する第1付勢手段45と、
前記錠ボルト25を後退位置に保持するラチェット爪47と、
閉扉にて被施錠体から磁気反発力を受けて作動し該ラチェット爪47による前記錠ボルト25の保持を解除するリリーサ49と、
を具備したことを特徴とする。
前記操作軸31の回転にてスライドされる前記スライドカム板43により該保持プレート51の保持が解除されることを特徴とする。
図1は本発明に係るプッシュプル錠を備えたガラス扉の斜視図である。
プッシュプル錠100の設けられる扉11は、矢印a方向へ開扉可能に不図示のヒンジにて支持される。本実施の形態の扉11は、ガラス13の外周に枠体15を付設したガラス扉として構成される。プッシュプル錠100は、枠体15の開閉端側の縦枠17に取り付けられる。
図中、31は操作軸、33(図1参照)は変換機構、35はロック爪、37は解錠軸、39はリンク機構、41は斜め穴、43はスライドカム板、45は第1付勢手段、47(図3参照)はラチェット爪、49はリリーサ、51は保持プレート、53(図8参照)は第2付勢手段、55(図6参照)はスリット、57は樹脂製スペーサ部材、59(図4参照)は垂直穴、61はダンパ機構を示す。
図3に示すように、錠ボルト25は、錠ケース19に、進退自在に設けられている。図6に示すように、錠ボルト25は、スリット55を挟んで扉11の厚み方向に分割され、このスリット55にスライドカム板43が縦枠17の長手方向(図6の上下方向)にスライド自在に配置される。錠ボルト25には厚み方向に係合ピン103が貫通し、係合ピン103はスライドカム板43の斜め穴41を貫通する。錠ボルト25は、両側面が、錠ケース19の側板との間に設けられたニードルベアリング63を介して低摩擦で支持される。このように錠ボルト25とスライドカム板43が重ねて配置され、従来、錠ボルトの後方に必要であった錠ボルト駆動部品群の配置スペースが不要となる。これにより、小幅スペースでの錠機構の収容を可能にしている。
解錠アーム69は、支持軸127に回動自在に支持される。支持軸127の端部には錠ケース19を外側から貫通する支持ネジ129が螺合される。解錠軸37が解錠方向(図7の反時計回り)に回転されると、解錠アーム69の揺動先端69aは、解錠軸37の外周に突出する突起131にて、図7の時計回りに揺動される。
開扉時、錠ケース19は後退保持され、解錠アーム69は反時計回りに揺動されている(解錠アーム69の位置のみ図2参照)。このとき、保持プレート51は、図9(a)に示すように、解錠アーム69の揺動他端69bにて凹部139に押し込まれている。
図10は閉扉解錠途中の作用説明図、図11は閉扉解錠操作後の作用説明図、図12は開扉操作途中の作用説明図である。
プッシュプル錠100は、開扉時、錠ボルト25が後退保持される。
扉11が閉められると、リリーサ49の揺動によって、図3(d)に示すように、ラチェット爪47が外れ、第1付勢手段45の付勢力にて錠ボルト25が突出(図4参照)し、図2に示す状態、すなわち、施錠状態となる。この状態では、ロック爪35が駆動カム85に係止することで、操作軸31の操作は不能となっている。つまり、扉11を開くことができない。
11a…表面(扉面)
17…縦枠
19…錠ケース
25…錠ボルト
31…操作軸
33…変換機構
35…ロック爪
37…解錠軸
39…リンク機構
41…斜め穴
43…スライドカム板
45…第1付勢手段
47…ラチェット爪
49…リリーサ
51…保持プレート
53…第2付勢手段
55…スリット
57…樹脂製スペーサ部材
59…垂直穴
61…ダンパ機構
100…プッシュプル錠
Claims (8)
- 扉の縦枠に設けられ閉扉で該縦枠から横方向に錠ボルトを突出するとともに、開扉で該錠ボルトを後退させて収納保持するプッシュプル錠であって、
開扉方向と同方向の押し引き操作力を扉面に垂直な軸回りの回転操作力として操作軸に入力する変換機構と、
錠ボルト突出状態で前記操作軸を回転規制するロック爪と、
解錠回転される解錠軸に従動し該ロック爪の回転規制を解除するリンク機構と、
前記操作軸の回転で前記縦枠の長手方向にスライドされ斜め穴に係合させた前記錠ボルトを後退方向に従動させるスライドカム板と、
前記錠ボルトが突出する方向に該スライドカム板を付勢する第1付勢手段と、
前記錠ボルトを後退位置に保持するラチェット爪と、
閉扉にて被施錠体から磁気反発力を受けて作動し該ラチェット爪による前記錠ボルトの保持を解除するリリーサと、
を具備したことを特徴とするプッシュプル錠。 - 前記ロック爪が規制解除位置となるよう前記リンク機構の作動を保持する保持プレートを具備し、
前記操作軸の回転にてスライドされる前記スライドカム板により該保持プレートの保持が解除されることを特徴とする請求項1記載のプッシュプル錠。 - 前記錠ボルトを後退操作した前記操作軸が前記ロック爪にて回転規制されるよう前記リンク機構を付勢する第2付勢手段を具備したことを特徴とする請求項1又は2記載のプッシュプル錠。
- 前記錠ボルトが、スリットを挟んで前記扉の厚み方向に分割され、該スリットに前記スライドカム板がスライド自在に配置されることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載のプッシュプル錠。
- 少なくとも前記錠ボルト、前記リンク機構及び前記スライドカム板などの摺動部品と、少なくとも前記ロック爪及び前記ラチェット爪などの揺動部品が、錠ケースとの隙間に配設される樹脂製スペーサ部材に摺接して位置保持及び動作案内されることを特徴とする請求項1,2,3,4のいずれか1つに記載のプッシュプル錠。
- 前記スライドカム板を挟み、前記操作軸、前記ロック爪及び前記リンク機構が一対配設され、これら部品が前記扉の表裏側でそれぞれに作動することを特徴とする請求項1記載のプッシュプル錠。
- 前記スライドカム板の前記斜め穴の上端に垂直穴が延設され、該垂直穴が前記錠ボルトの後退を阻止することを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6のいずれか1つに記載のプッシュプル錠。
- 前記錠ボルトの突出動作に負荷を付与して突出速度を減速させるダンパ機構を装備したことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7のいずれか1つに記載のプッシュプル錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008096268A JP5058867B2 (ja) | 2008-04-02 | 2008-04-02 | プッシュプル錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008096268A JP5058867B2 (ja) | 2008-04-02 | 2008-04-02 | プッシュプル錠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009249854A true JP2009249854A (ja) | 2009-10-29 |
JP5058867B2 JP5058867B2 (ja) | 2012-10-24 |
Family
ID=41310810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008096268A Expired - Fee Related JP5058867B2 (ja) | 2008-04-02 | 2008-04-02 | プッシュプル錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5058867B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1046884A (ja) * | 1996-08-03 | 1998-02-17 | Miwa Lock Co Ltd | 電気錠 |
JPH1193487A (ja) * | 1997-09-16 | 1999-04-06 | Miwa Lock Co Ltd | 扉用錠箱のラッチボルト出没機構 |
JP2005120703A (ja) * | 2003-10-16 | 2005-05-12 | Hinaka Seisakusho:Kk | ドアのラッチ装置 |
-
2008
- 2008-04-02 JP JP2008096268A patent/JP5058867B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1046884A (ja) * | 1996-08-03 | 1998-02-17 | Miwa Lock Co Ltd | 電気錠 |
JPH1193487A (ja) * | 1997-09-16 | 1999-04-06 | Miwa Lock Co Ltd | 扉用錠箱のラッチボルト出没機構 |
JP2005120703A (ja) * | 2003-10-16 | 2005-05-12 | Hinaka Seisakusho:Kk | ドアのラッチ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5058867B2 (ja) | 2012-10-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11268298B2 (en) | Electric door strike having a dead latch release platform actuated by a spring latch keeper and a spring latch lifter feature | |
TWI529290B (zh) | 多取用方式門鎖機構 | |
US11959307B2 (en) | Lever action automatic shootbolt operator with magnetically-triggered locking mechanism | |
EP2821569A1 (en) | Strike plate and lock | |
JP5058867B2 (ja) | プッシュプル錠 | |
US20110285149A1 (en) | Multiple access door lock mechanism with reversible cam actuation | |
JP5074991B2 (ja) | プッシュプル電気錠 | |
JP5058868B2 (ja) | プッシュプル電気錠 | |
JP2008057208A (ja) | アクションボルト機構 | |
JP2009197492A (ja) | 防火ドア | |
JP2012225100A (ja) | 引き戸用錠装置 | |
CN201810102U (zh) | 一种能自动开关门的保险箱 | |
JP4177283B2 (ja) | ドア錠 | |
JP5289750B2 (ja) | 面付錠のラッチ構造 | |
JP2009185467A (ja) | 開閉補助機構 | |
JP2008285892A (ja) | ラッチ錠 | |
JP3421651B2 (ja) | 引き出し回転操作型ロックハンドル装置 | |
JP5330732B2 (ja) | プッシュプル電気錠 | |
JP2004204451A (ja) | 引戸のハンドル | |
CN219931877U (zh) | 锁具非启动件开锁机构 | |
JP5107780B2 (ja) | プッシュプル電気錠 | |
US20230063848A1 (en) | Magnetic door latch and lock mechanisms | |
JP6581070B2 (ja) | 電気錠 | |
JP2007120079A (ja) | 引戸用自動施錠装置 | |
JP2007077765A (ja) | 引戸鎌錠 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110401 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120709 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120717 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120801 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |