JP2009249007A - 液体用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器本体に対してキャップを良好に案内しつつ装着できる一方で、ノズル部の変形等を未然に防止する。
【解決手段】液体用容器は、容器本体1とキャップ2とを備える。容器本体1の円筒状口頸部12は、外径寸法がノズル部14の最大径寸法よりも大きく形成され、その外周面にはキャップ2の係止用突起12aが設けられている。一方、キャップ2は、一対の係止アーム24を備えており、容器本体1にキャップ2を装着すると、係止アーム24が係止用突起12aに係止される。係止アーム24の対向面26は、キャップ装着操作の際に、円筒状口頸部12の外周面に接触して、キャップ2の栓突起22とノズル口14aとが対応するように円筒状口頸部12に沿ってキャップ2を案内する案内面とされる。
【選択図】図1

Description

本発明は、点眼薬、点鼻薬、コンタクトレンズの洗浄液等の容器として有用な液体用容器に関するものである。
従来から、点眼薬等の容器として、ノズルを備えた容器本体とこの容器本体に着脱可能に装着されるキャップとからなり、キャップを外してノズル先端を下向きにし、容器本体を軽く押圧してノズル先端から薬液を滴下させるものが一般に知られている。
特に、特許文献1に記載されるように、キャップ内周面に係止アームを備え、この係止アームを容器本体に形成される係止突起に係止させることにより容器本体に対してキャップを装着する一方、容器本体に対してキャップをひねることで係止アームと容器本体との係止を解除してキャップを取り外せるようにした、いわゆるツイストキャップタイプの液体用容器は、点眼薬等の容器として広く用いられている。
なお、点眼薬等の容器は携帯されるケースが多く、従って、ノズルからの液漏れを確実に防止する必要がある。そこで、特許文献1の容器では、キャップ内頂部に栓突起(シール部)を設け、この栓突起をノズル口に挿入させることにより液漏れを防止するとともに、キャップ装着操作時には、栓突起がスムーズにノズル口に挿入され得るように栓突起の周囲に案内部を設けてノズルと栓突起とを位置決めするようにしている。
特開平10―329855号公報
しかし、特許文献1に記載される容器では、キャップ装着操作の際に、キャップに設けられた案内部に沿ってノズル部を接触させて案内するため、キャップの脱着操作を繰り返すと、ノズルが変形する等して液滴形成に支障を来すことが考えられる。特に、ノズルの外周にリング状の突起を形成してノズルからの液垂れを防止すると共に、容器本体の姿勢(滴下角度)によらず液滴を良好に形成して点眼操作性を向上させるようにしたものでは(特開2004−196417号公報)、キャップの案内部に沿ってリング状突起の先端部分が案内されることとなるため、キャップの脱着を繰り返すと、リング状突起が変形するなどして液垂れ防止機能や液滴形成機能が阻害されることが考えられる。また、キャップの案内部に沿ってリング状突起の先端部分のみで接触するため、キャップ装着操作の際に、案内部に沿ってノズルを安定的に案内することが難しいという課題もある。従って、これらの課題を合理的な構成に基づいて改善することが求められている。
本発明は、上記のような事情に鑑みて成されたものであり、キャップ装着操作の際に、容器本体に対してキャップを良好に案内しつつ装着できる一方で、ノズル変形等の不都合を未然に防止できるようにすることを目的としている。
上記の課題を解決するために、本発明の液体用容器は、筒状口頸部を有し、この筒状口頸部の先端にノズル部を一体的に備える容器本体と、ノズル口をシールするシール部を具備し、前記ノズル部及び筒状口頸部に被さるように前記容器本体に対して装着される有頂筒状のキャップとを備えた液体用容器において、前記容器本体は、前記筒状口頸部の外径寸法が前記ノズル部の最大径寸法よりも大きく形成され、かつこの筒状口頸部の外周面に前記キャップの係止用突起を備えた構成とされ、前記キャップは、その内側頂部に前記筒状口頸部に沿って延び、かつ前記筒状口頸部の径方向に並ぶ一対の係止片を備え、前記容器本体に対してキャップを前記筒状口頸部の軸方向に沿って装着すると、各係止片の間に前記筒状口頸部が挿入されて当該係止片の対向面に形成される係止用凹部に前記係止用突起が挿入されて当該キャップが前記容器本体に対して係止されるように構成され、前記各係止片には、前記容器本体に対するキャップ装着の際に前記筒状口頸部の外周面に接触することにより、前記ノズル口とシール部とが対応するように前記筒状口頸部に沿って前記キャップを案内する案内面が設けられているものである。
このような液体用容器によれば、容器本体の筒状口頸部の軸方向に沿ってキャップを装着すると、キャップの内側頂部に設けられる一対の係止片の間にノズル及び筒状口頸部が挿入されると共に、係止片の案内面が筒状口頸部の外周面に接触することにより筒状口頸部の軸方向に沿ってキャップが案内される。このように各係止片の案内面に沿ってキャップが案内されることでシール部に対してノズル口が位置決めされる。そして、筒状口頸部の軸方向に沿って所定の終端位置までキャップが押し込まれると、各係止片の対向面に形成される係止用凹部に筒状口頸部の前記係止用突起が挿入され、その結果、キャップが容器本体に対して係止される。このような液体用容器によれば、従来のように、キャップに設けた案内部に沿ってノズル部を接触させて案内することがないので、当該接触に伴うノズルの変形等を未然に防止することが可能となる。しかも、キャップを容器本体に係止するための係止片に筒状口頸部の案内面を一体に設けているので、合理的な構成で上記のような作用を享受することが可能となる。
上記構成において、各係止片の案内面は、前記筒状口頸部の外周面に対してその周方向に連続して接触するように当該外周面の断面形状に対応した形状であってもよいし、又前記筒状口頸部の外周面に対してその周方向に断続的に接触するように形成されているものであってもよい。
なお、上記のような構成は、上記ノズル部の外周に、前記最大径部分としてリング状突起が形成されているような構成において特に有用となる。
すなわち、ノズル部の外周にリング状突起を形成することによりノズル部からの液垂れを防止し、又容器本体の姿勢(滴下角度)によらず液滴を良好に形成して滴下操作性を向上させることが行われるが、上記構成によれば、キャップ装着操作に際して、キャップに設けられた案内部に沿ってノズル部を接触させて案内する構成ではないため、リング状突起の変形等を未然に防止することができ、その結果、上記機能を長期的に良好に保つことが可能となる。
本発明によると、キャップ装着操作において、容器本体に対してキャップを案内しつつシール部に対してノズル口を適切に位置決めできるようにする一方で、ノズル部の変形等を未然に防止することができる。
本発明の好ましい実施の形態について図面を用いて説明する。
図1及び図2は、本発明に係る液体用容器の要部を示しており、図1(a)及び図2は縦断面図で、図1(b)は平断面図でそれぞれ液体用容器を概略的に示している。
同図に示す液体用容器(以下、容器と略す)は、いわゆるツイストキャップタイプの容器である。この容器は、当実施形態では点眼薬用の容器であり、ノズル部14を備える容器本体1と、ノズル部14に被さるようにこの容器本体1に着脱可能に装着されるキャップ2とから構成されており、点眼時には、キャップ2を外した状態でノズル部先端を下向きにし、容器本体1を軽く押圧して当該容器本体1に収容された薬剤をノズル部先端から滴下させる構成となっている。
容器本体1は、図1(b)に示すように前後方向(同図では上下方向)に扁平に形成されている。この容器本体1は、その上部中央位置に、ショルダ部10を介して断面円形の円筒状口頸部12を有し、この円筒状口頸部12の上部に前記ノズル部14を備えた構成とされており、ノズル部14以外の部分が、例えばポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂により一体成型されている。
ノズル部14は、上記円筒状口頸部12等とは別に形成された軸状のノズル体が前記円筒状口頸部12に圧入されることにより容器本体1に一体に設けられている。このノズル部14は、例えば低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン等の軟性合成樹脂により成型されている。
ノズル部14は、同図に示すように、外周にリング状突起15を備えると共に、当該リング状突起15よりも基端側(下側)にくびれ部を備えている。つまり、ノズル部14からの液垂れをリング状突起15で防止すると共に、点眼時には、容器本体1の姿勢(滴下角度)に拘わらずリング状突起15の部分に良好に液滴が形成される構成となっている。
なお、前記円筒状口頸部12は、その外径寸法がノズル部14の最大径寸法(当実施形態ではリング状突起15の外径寸法)よりも大きく設定されており、これにより容器本体1にキャップ2が装着された状態(以下、単にキャップ装着状態という)では、キャップ2の後記係止アーム24とノズル部14との間に隙間が形成され、キャップ2とリング状突起15とが非接触となるように構成されている。
キャップ2は、図1(図1(b)では便宜上、キャップ2はその一部のみ示している)、図2に示すように、ショルダ部10よりも上側部分に被さるように有頂筒状に形成されると共に、容器本体1に装着された状態で、同図に示すように、容器本体1の側面とキャップ2の側面とが上下方向に連続した滑らか外形ラインを形成するように構成されている。キャップ2は、容器本体1と同様に、例えばポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン等の合成樹脂から形成されるが、容器本体1に比べると若干硬質の構成とされている。
キャップ2の内側頂面20には、その中央部に栓突起22(本発明に係るシール部に相当する)が下向きに突設されており、キャップ装着状態では、この栓突起22がノズル部14のノズル口14aに挿入されてその内周面に密接し、その結果、ノズル口14aがシールされる構成となっている。
キャップ2の内側頂面20には、さらに栓突起22を挟んでその左右両側に係止アーム24(本発明に係る係止片に相当する)が一体に形成されている。
これら係止アーム24は、前記円筒状口頸部12の軸方向に沿って設けられると共に、その先端であって互いの対向面26には係止用凹部28が形成されており、キャップ装着状態では、図1(a)に示すように、前記ノズル部14及び円筒状口頸部12がこれら係止アーム24の間に挿入されると共に、円筒状口頸部12の基端部外周に形成される係止用突起12aがこれら係止用凹部28内に挿入され、これによりキャップ2が係止アーム24を介して容器本体1に係止される構成となっている。
各係止アーム24は、アーム長手方向の全体に亘って対向面26の断面形状が前記円筒状口頸部12の外周面形状に対応する円弧状に形成されると共に、各対向面26が円筒状口頸部12の外周面に対して左右両側から当接するように間隔設定されており、この構成により、キャップ装着操作時には、後述するように前記栓突起22とノズル口14aとが位置決めされるようになっている。つまり、この実施形態では、これら対向面26が本発明に係る案内面に相当する。なお、各係止アーム24の対向面26の先端部分には丸味を帯びたテーパ29が形成されており、キャップ装着操作時には、両係止アーム24の間へのノズル部14の円滑な挿入が可能となっている。
以上のように構成された容器では、点眼時には、図1(a)に示すキャップ装着状態から円筒状口頸部12回りにキャップ2を90°程度回転させ、これによりキャップ2を容器本体1から取り外す。すなわち、キャップ2を回転させると容器本体1のショルダ部10にキャップ2が乗り上げ、この乗り上げに伴いキャップ2が上方に押し上げられて各係止アーム24と円筒状口頸部12との係止状態が解除される。従って、その後、円筒状口頸部12に沿ってキャップ2を容器本体1から取り外すことで点眼が可能となる。
一方、使用後は、容器本体1の円筒状口頸部12に沿ってキャップ2を装着する。この際、円筒状口頸部12に沿ってキャップ2を装着操作すると、図3に示すように、両係止アーム24の間にノズル部14及び円筒状口頸部12が挿入され、係止アーム24の対向面26が円筒状口頸部12の外周面に接触することによりキャップ2が円筒状口頸部12に沿って案内される。このように各係止アーム24の対向面26に沿ってキャップ2が案内されることで栓突起22に対してノズル口14aが位置決めされ、栓突起22が当該ノズル口14aに良好に挿入される。この際、上記容器は、円筒状口頸部12の外径寸法がノズル部14の最大径寸法(リング状突起15の外径寸法)よりも大きく設定されているため係止アーム24とリング状突起15とが接触することがない。
そして、円筒状口頸部12に沿って所定の終端位置までキャップ2を押し込むと、係止アーム24が適度に弾性変位して各係止アーム24の係止用凹部28に円筒状口頸部12の係止用突起12aが挿入され、これによってキャップ2が容器本体1に係止される。
このように上記容器では、キャップ装着時、各係止アーム24を円筒状口頸部12に接触させてキャップ2を案内しつつノズル口14aに栓突起22を挿入する構成であるため、キャップに設けた案内面に沿ってノズル部を接触させて案内する従来の容器のように、キャップの脱着に伴いノズル部が変形等するおそれが無い。従って、ノズル部14の変形等により薬剤の滴下性能が損なわれるといった不都合を未然に防止することが可能となる。
特に、上記容器は、ノズル部14にリング状突起15が設けられ、ノズル部14からの液垂れをリング状突起15で防止すると共に、点眼時には、容器本体1の姿勢(滴下角度)に拘わらずリング状突起15の部分に良好に液滴を形成して点眼操作性を向上させる構成となっているが、上記の通りキャップ2の脱着に伴うノズル部14(特に、リング状突起15)の変形等を未然に防止できるため、上記機能を長期的に良好に保つことができる。
また、円筒状口頸部12に対応する円弧状の対向面26を当該円筒状口頸部12の外周面に広く接触させた状態でキャップ2を円筒状口頸部12に沿って案内するため、キャップ装着操作において、キャップ2を円筒状口頸部12に沿って安定的に案内しながらノズル口14aに栓突起22を挿入することができる。
しかも、上記容器は、ツイストキャップタイプの容器に特有の構成である係止アーム24に着目し、係止アーム24の対向面26を被案内面として利用することによりキャップ2を円筒状口頸部12に沿って案内する構成としているので、合理的な構成で上記の作用効果を享受することができるという利点もある。
加えて、上記の容器によれば、ノズル部14の形状のみが異なる他の容器との間でキャップ2を共用することが可能になるという利点もある。つまり、キャップに設けた案内面に沿ってノズル部を接触させて案内する従来容器では、キャップ側にノズル部の形状に応じた案内面を設ける必要があるため、ノズル部の外径寸法が異なる容器本体についてはそれぞれ専用のキャップが必要となる。これに対して上記実施形態の容器のように円筒状口頸部12に沿ってキャップ2を案内する構成によると、ノズル部14の最大径寸法が円筒状口頸部12の外径寸法よりも小さければ、ノズル部14の具体的な形状に関わらず円筒状口頸部12に沿って良好にキャップ2を案内することができる。具体的には、図4に示すように、先端先細りのノズル部14を有する容器本体1や、図5に示すように、外径寸法がほぼ軸方向に一定の円筒形状のノズル部14を有する容器本体1についてもキャップ2を共通使用することが可能であり、上記実施形態と同様の作用効果を享受することができる。特に、図4のような容器本体1は、液滴量を抑えると共に、滴下目標を定め易くするためにノズル部14が先端先細りの形状(テーパ形状)とされており、キャップに設けた案内部に沿ってノズル部を接触させて案内する従来の容器では、ノズル部を安定的に案内することが難しいため十分なガイド効果が得られず、またキャップの脱着に伴うノズル部の変形等により当該機能が損なわれるおそれがあるが、上記実施形態の容器によれば、このような不都合を未然に回避することができる。従って、ノズル部14の形状のみが異なる複数種類の容器本体1の間でキャップ2を共用することが可能となり、その結果、容器の製造を合理的に行うことができると共に在庫管理の負担を軽減することができるという利点がある。
なお、上述した容器は、本発明に係る液体用容器の好ましい実施形態の一例であって、その具体的な構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、ノズル部14の具体的な形状は、上述した通り、図1、図4及び図5に示した形状以外のものであってもよい。また、実施形態では、係止アーム24の対向面26が円筒状口頸部12の外周面形状に対応する円弧状に形成されることによって、キャップ2の被案内面が円筒状口頸部12に対してその周方向に連続して接触する構成となっているが、例えば図6に示すように、キャップ2の被案内面は、円筒状口頸部12に対してその周方向に断続的に接触する構成であってもよい。具体的には、各係止アーム24の対向面26に円筒状口頸部12に沿って延びる突条26aが突設されており、これら突条26aが円筒状口頸部12の外周面に接触する構成であってもよい。この場合、係止用凹部28はこの対向面26の途中部分に形成される。
また、実施形態では、本発明の液体用容器を点眼薬用の容器として適用した場合の例について説明したが、本発明の液体用容器は、勿論、点眼薬用の容器以外の用途、例えば点鼻薬やコンタクトレンズ洗浄液等の容器についても適用可能である。
本発明に係る液体用容器の要部を示す概略断面図である((a)は縦断面図、(b)は平断面図((a)のI−I線断面図))である。 液体用容器の要部を示す縦断面図(図1(a)のII−II線断面図)である。 キャップ装着操作中の状態を示す液体用容器の縦断面図(図1(a)に対応する図)である。 ノズル部の形状が異なる他の液体用容器の要部を示す概略断面図である(図1(a)に対応する図)である。 ノズル部の形状が異なる他の液体用容器の要部を示す概略断面図である(図1(a)に対応する図)である。 係止アーム(対向面)の形状が異なる他の液体用容器の要部を示す概略断面図である(図1(b)に対応する図)である。
符号の説明
1 容器本体
2 キャップ
10 ショルダ部
12 円筒状口頸部
12a 係止用突起
22 栓突起
24 係止アーム
26 対向面(案内面)
28 係止用凹部

Claims (4)

  1. 筒状口頸部を有し、この筒状口頸部の先端にノズル部を一体的に備える容器本体と、ノズル口をシールするシール部を具備し、前記ノズル部及び筒状口頸部に被さるように前記容器本体に対して装着される有頂筒状のキャップとを備えた液体用容器において、
    前記容器本体は、前記筒状口頸部の外径寸法が前記ノズル部の最大径寸法よりも大きく形成され、かつこの筒状口頸部の外周面に前記キャップの係止用突起を備えた構成とされ、
    前記キャップは、その内側頂部に前記筒状口頸部に沿って延び、かつ前記筒状口頸部の径方向に並ぶ一対の係止片を備え、前記容器本体に対してキャップを前記筒状口頸部の軸方向に沿って装着すると、各係止片の間に前記筒状口頸部が挿入されて当該係止片の対向面に形成される係止用凹部に前記係止用突起が挿入されて当該キャップが前記容器本体に対して係止されるように構成され、
    前記各係止片には、前記容器本体に対するキャップ装着の際に前記筒状口頸部の外周面に接触することにより、前記ノズル口とシール部とが対応するように前記筒状口頸部に沿って前記キャップを案内する案内面が設けられていることを特徴とする液体用容器。
  2. 請求項1に記載の液体用容器において、
    前記各係止片の案内面は、前記筒状口頸部の外周面に対してその周方向に連続して接触するように当該外周面の断面形状に対応した形状であることを特徴とする液体用容器。
  3. 請求項1に記載の液体用容器において、
    前記各係止片の案内面は、前記筒状口頸部の外周面に対してその周方向に断続的に接触するように形成されていることを特徴とする液体用容器。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の液体用容器において、
    前記ノズル部には、その外周に、前記最大径部分としてリング状突起が形成されていることを特徴とする液体用容器。
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