JP2009248528A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 記録データに基づいてインクを吐出して記録動作を行うための吐出口が複数設けられた基板と、該基板を加熱するために設けられた加熱手段と、を有する記録ヘッドと、
   単位時間あたりに複数の前記吐出口から吐出されるインクの吐出総量を、前記記録データから算出する算出手段と、
   前記吐出総量が所定の値を超えたときに、前記吐出総量が増えるにつれて前記基板の温度が高くなるように、前記加熱手段を制御する加熱制御手段と、
   を備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
2. 単位時間に対応する前記記録データの一部に基づいて前記加熱手段が前記基板を加熱するときに、前記記録ヘッドは、前記記録データの一部を用いて記録動作を行うことを特徴とする請求項１に記載のインクジェット記録装置。
3. 前記加熱制御手段は、前記吐出総量が所定の値を超えるまでは、前記基板が一定の温度になるように前記加熱手段を制御することを特徴とする請求項１または請求項２に記載のインクジェット記録装置。
4. 前記記録ヘッドに前記記録データを転送する転送手段をさらに備えることを特徴とする請求項１乃至請求項３のいずれか１項に記載のインクジェット記録装置。
5. 前記算出手段は、前記吐出口から吐出される予定のインクの吐出数を用いて前記吐出総量を算出することを特徴とする請求項１乃至請求項４のいずれか１項に記載のインクジェット記録装置。
6. 複数の前記吐出口は、第一インク滴を吐出する複数の第一吐出口と、前記第一インク滴と異なる量の第二インク滴を吐出する複数の第二吐出口と、を有することを特徴とする請求項１乃至請求項５のいずれか１項に記載のインクジェット記録装置。
7. 前記記録ヘッドを主走査方向に移動させる移動手段と、
   記録媒体を前記主走査方向と交差する副走査方向に搬送可能な搬送手段と、
   をさらに備えたことを特徴とする請求項１乃至請求項６のいずれか１項に記載のインクジェット記録装置。
8. インクを吐出して記録動作を行うための吐出口が複数設けられた基板と、該基板を加熱するために設けられた加熱手段と、を有する記録ヘッドを用いて記録動作を行うインクジェット記録方法であって、
   単位時間あたりに複数の前記吐出口から吐出されるインクの吐出総量を、記録データから算出する算出工程と、
   前記吐出総量が所定の値を超えたときに、前記吐出総量が増えるにつれて前記基板の温度が高くなるように、前記加熱手段を用いて加熱する加熱工程と、
   前記記録データに基づいて記録動作を行う記録工程と、
   を含むことを特徴とするインクジェット記録方法。
9. 単位時間に対応する前記記録データの一部に基づいて前記加熱工程が行われるときに、前記記録データの一部を用いて前記記録工程が行われることを特徴とする請求項８に記載のインクジェット記録方法。
10. 前記加熱制御工程は、前記吐出総量が所定の値を超えるまでは、前記基板が一定の温度になるように前記加熱手段を制御することを特徴とする請求項８または請求項９に記載のインクジェット記録方法。