JP2008143066A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. インク滴を吐出するためのエネルギーを発生する複数の第１の記録素子と、前記第１の記録素子よりも大きなインク滴の吐出に対応して設けられてインク滴を吐出するためのエネルギーを発生する複数の第２の記録素子とを有する記録ヘッドを用い、記録媒体に対して大きさの異なるインク滴を吐出して記録を行うインクジェット記録装置であって、
   複数の前記第１の記録素子と複数の前記第２の記録素子とが異なるブロックに属するよう、複数の前記第１および第２の記録素子を複数のブロックに分割し、分割された前記ブロック毎に時分割で駆動する時分割駆動手段と、
   複数の前記第１の記録素子からなるブロックを、複数の前記第２の記録素子からなるブロックよりも先に駆動するよう前記時分割駆動手段による前記ブロック毎の駆動を制御する制御手段と、
   を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
2. 前記記録ヘッドは、
   各記録素子にインクを供給するインク流路と、前記インク流路にインクを供給するためのインク供給路と、を有し、
   複数の前記第１の記録素子にインクを供給するインク流路は、複数の前記第２の記録素子にインクを供給するインク流路よりも長いことを特徴とする請求項１に記載のインクジェット記録装置。
3. 前記記録ヘッドは、前記記録素子に対応した吐出口を有し、
   複数の前記第１の記録素子に対応した吐出口は、複数の前記第２の記録素子に対応した吐出口よりも小さいことを特徴とする請求項１に記載のインクジェット記録装置。
4. 前記記録ヘッドを往復移動させる走査手段をさらに有し、
   前記制御手段は、前記記録ヘッドが往路方向に移動する際は、前記往路方向に対して下流側に位置する記録素子からなるブロックを、複数の前記第１の記録素子からなるブロックとして、複数の前記第２の記録素子からなるブロックよりも先に駆動するように制御し、前記記録ヘッドが復路方向に移動する際は、前記復路方向に対して下流側に位置する記録素子からなるブロックを、複数の前記第１の記録素子からなるブロックとして、複数の前記第２の記録素子からなるブロックよりも先に駆動するように制御することを特徴とする請求項１に記載のインクジェット記録装置。
5. 前記記録ヘッドには、
   複数の前記第１の記録素子と複数の前記第２の記録素子とを配列した、１の記録素子列が設けられることを特徴とする請求項１乃至請求項４のいずれか１項に記載のインクジェット記録装置。
6. インク滴を吐出するためのエネルギーを発生する複数の第１の記録素子と、前記第１の記録素子よりも大きなインク滴の吐出に対応して設けられてインク滴を吐出するためのエネルギーを発生する複数の第２の記録素子とを有する記録ヘッドを用い、制御手段が前記記録ヘッドの駆動を制御することにより、記録媒体に対して大きさの異なるインク滴を吐出して記録を行うインクジェット記録装置における駆動制御方法であって、
   前記記録ヘッドの駆動を、複数の前記第1の記録素子と複数の前記第２の記録素子とが異なるブロックに属するよう、複数の前記第1および第２の記録素子を複数のブロックに分割し、分割された前記ブロック毎に時分割で駆動するとともに、複数の前記第1の記録素子からなるブロックを、複数の前記第２の記録素子からなるブロックよりも先に駆動するよう前記制御手段により前記記録ヘッドの駆動を制御することを特徴とする駆動制御方法。