JP6012221B2 - インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の制御方法 - Google Patents
インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6012221B2 JP6012221B2 JP2012076339A JP2012076339A JP6012221B2 JP 6012221 B2 JP6012221 B2 JP 6012221B2 JP 2012076339 A JP2012076339 A JP 2012076339A JP 2012076339 A JP2012076339 A JP 2012076339A JP 6012221 B2 JP6012221 B2 JP 6012221B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- temperature
- recording head
- ejection
- recording apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 18
- 238000011084 recovery Methods 0.000 claims description 67
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 10
- 239000006260 foam Substances 0.000 claims description 5
- 239000000976 ink Substances 0.000 description 311
- 230000008859 change Effects 0.000 description 41
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- TWNQGVIAIRXVLR-UHFFFAOYSA-N oxo(oxoalumanyloxy)alumane Chemical compound O=[Al]O[Al]=O TWNQGVIAIRXVLR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 5
- 230000006870 function Effects 0.000 description 5
- 230000008569 process Effects 0.000 description 5
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 5
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 5
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 5
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000005187 foaming Methods 0.000 description 2
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 238000001454 recorded image Methods 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000009291 secondary effect Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Description
図2(a)は、本実施形態におけるインクジェット記録装置の概略斜視図である。本例の記録装置(プリンタ)1において、通常の記録を行う場合、給紙トレー4から給紙された記録媒体3は、上下に複数配置された搬送ローラ5の回転により、矢印Y方向に搬送される。記録ヘッド2は、後述する吐出部からインクを吐出することにより、記録媒体3に画像を記録可能である。記録ヘッド2により画像が記録された記録媒体3は、排紙トレー6上に排紙される。記録ヘッド2に対しては、インク循環部7からインク循環経路8を通してインクが供給される。
第1の実施形態では、単一のチップを含む記録ヘッドにおいて、空吐出中にインクを逆方向(矢印A2方向)に循環させつつ、検出温度の変化に基づいて微細な泡Bを検知する。近年、記録物の大サイズ化への要求に伴い、複数のチップを千鳥状に配列したマルチチップタイプの長尺な記録ヘッド(以下、「ラインヘッド」ともいう)が開発されつつある。このようなラインヘッドの内部を通してインクを循環させる場合には、千鳥状に配列された複数のチップの間を湾曲したインク流路によって接続することになり、インク溜まりの領域の発生確率が高くなる。
第3の実施形態においては、泡の移動時に生じる検出温度の変化に基づいて、泡の大きさを推定する。泡が大きいときには、空吐出時にノズルがインクを吐出しない非吐出の時間が長くなり、その分、温度上昇も大きくなる。このような現象を利用して、泡の大きさを推定することにより、その泡の大きさに応じた最適な回復動作を実施することを可能とする。
本発明は、記録ヘッドのインク吐出状態を検出するときに、記録動作時と異なる方向にインクを流動させることにより、記録動作時におけるインク溜まりの領域に位置していた泡を移動させて、そのときに空吐出をしつつ記録ヘッドの温度変化が検出できればよい。通常、記録動作時における記録ヘッド内のインク溜まりは、記録動作時におけるインクの流動方向の下流側の隅の領域に位置し、その隅の領域は、記録ヘッドの構造上、放熱特性が高いために温度変化の検出が難しい。したがって、上述した実施形態においては、このようなインク溜まりの領域以外の位置に温度センサを備えて、その温度センサの位置の近傍を泡が通過するように、インクの流動方向を記録動作時と異ならせた。記録ヘッドのインク吐出状態を検出するときのインクの流動方向は、泡と温度センサとの位置関係をずらすことができる方向であればよく、記録動作時とは異なる如何なる方向であってもよい。
2 記録ヘッド
7 インク循環部
51 ヘッドホルダ
52 チップ
53 インク流路
54,55 流路部
56 ノズル列
58 温度センサ
A1 正方向(第1の方向)
A2 逆方向(第2の方向)
Claims (11)
- ヒータの発熱によってインクを発泡させ吐出口からインクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドの温度を検出可能な温度センサと、前記吐出口からインクを排出して前記記録ヘッドの吐出性能を回復する回復動作を実行可能な回復手段と、を備え、前記記録ヘッドの内部を第1の方向にインクを流動させているときに前記吐出口からインクを吐出させて記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置であって、
前記記録ヘッドの内部を前記第1の方向と反対の第2の方向にインクを流動させつつ前記吐出口からインクを吐出させたときに前記温度センサにより検出された温度に基づいて前記回復動作を実行する制御手段を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記制御手段は、インクを前記第2の方向に流動させる前にインクを前記第1の方向に流動させることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記制御手段は、インクを前記第1の方向に流動させてから前記第2の方向に流動させる動作を複数回繰り返し、少なくともインクを前記第2の方向に1回流動させたときに前記温度センサにより検出された温度に基づいて前記回復動作を実行することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記記録ヘッドは、前記吐出口が形成されたチップと前記チップの裏側に形成されたインク室とを有し、
前記温度センサは、前記チップに設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記記録ヘッドは複数の前記チップを有し、
前記複数のチップのそれぞれに対応する複数の前記インク室は、当該複数のインク室を通してインクを前記第1の方向および前記第2の方向に流動させるインク流路に接続されることを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。 - 前記制御手段は、前記温度センサにより検出された温度の上昇値が規定値以上である場合に前記回復動作を実行することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記制御手段は、前記第2の方向にインクを流動させつつ前記吐出口からインクを吐出させている間に、前記温度センサにより検出された温度の上昇値が規定値以上となった後に、前記温度の上昇値が規定値未満となった場合は、前記回復動作を実行しないことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記制御手段は、前記回復動作を実行した後に、前記記録ヘッドの内部を前記第2の方向にインクを流動させつつ前記吐出口からインクを吐出させたときに前記温度センサにより検出された温度の上昇値が規定値以上である場合は、ユーザーに対してエラーを通知することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記制御手段は、前記温度センサにより検出された温度の上昇値に応じて、インクの排出量の異なる前記回復動作を実行することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記制御手段は、前記温度センサにより検出された温度の上昇値が大きい程、または前記温度センサにより検出された温度の上昇が早く生じる程、インクの排出量が多い前記回復動作を実行することを特徴とする請求項9に記載のインクジェット記録装置。
- ヒータの発熱によってインクを発泡させ吐出口からインクを吐出する記録ヘッドを備え、当該記録ヘッドの内部を第1の方向にインクを流動させているときに前記吐出口からインクを吐出させて記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置の制御方法であって、
前記記録ヘッドの内部を前記第1の方向と反対の第2の方向にインクを流動させつつ前記吐出口からインクを吐出させる吐出工程と、
当該吐出工程において検出された温度に基づいて前記吐出口からインクを排出して前記記録ヘッドの吐出性能を回復させる回復動作を実行する回復工程と、を有することを特徴とするインクジェット記録装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012076339A JP6012221B2 (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012076339A JP6012221B2 (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013202993A JP2013202993A (ja) | 2013-10-07 |
JP6012221B2 true JP6012221B2 (ja) | 2016-10-25 |
Family
ID=49522614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012076339A Expired - Fee Related JP6012221B2 (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6012221B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6067521B2 (ja) * | 2013-09-17 | 2017-01-25 | 富士フイルム株式会社 | 液滴吐出ヘッドの気泡除去方法 |
JP6442882B2 (ja) * | 2014-06-24 | 2018-12-26 | 株式会社リコー | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム |
JP6394297B2 (ja) | 2014-11-07 | 2018-09-26 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP7166869B2 (ja) | 2018-10-05 | 2022-11-08 | キヤノン株式会社 | 記録装置および記録方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2610012B2 (ja) * | 1984-10-19 | 1997-05-14 | キヤノン株式会社 | 液体吐出装置 |
JP3124022B2 (ja) * | 1990-09-27 | 2001-01-15 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録装置および不吐出検知方法 |
JPH1191137A (ja) * | 1997-09-19 | 1999-04-06 | Toshiba Tec Corp | インクジェットプリンタ |
CN102036829B (zh) * | 2008-05-23 | 2013-10-30 | 富士胶片株式会社 | 流体液滴喷射装置和用于流体液滴喷射的方法 |
-
2012
- 2012-03-29 JP JP2012076339A patent/JP6012221B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013202993A (ja) | 2013-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5009229B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP3903074B2 (ja) | 画像形成装置及び液管理方法 | |
JP2009023159A (ja) | インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置のメンテナンス方法 | |
JP2011079277A (ja) | インクジェット記録装置および記録ヘッドの温度制御方法 | |
JP6012221B2 (ja) | インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の制御方法 | |
JP2007261088A (ja) | 液体吐出装置及び液体吐出ヘッドのメンテナンス方法 | |
JP2008188839A (ja) | インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 | |
JP5138112B2 (ja) | 記録装置 | |
JP2010264689A (ja) | インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 | |
US7240983B2 (en) | Inkjet recording apparatus and preliminary discharge control method | |
JP4979485B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP3903075B2 (ja) | 吐出ヘッド及び画像形成装置並びに吐出制御方法 | |
JP2007216582A (ja) | 液体吐出装置および液体回復方法 | |
JP2005104037A (ja) | 画像形成装置及び記録制御方法 | |
JP4836266B2 (ja) | インクジェット記録装置及びその記録方法 | |
JP2005288915A (ja) | 液滴吐出ヘッド及び画像形成装置 | |
JP5153024B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
JP5300227B2 (ja) | インクジェット記録装置およびインク残量の推定方法 | |
JP2005111981A (ja) | インクジェット記録装置及び予備吐出制御方法 | |
JP4850670B2 (ja) | 記録装置 | |
JP4042123B2 (ja) | 画像形成装置並びに打滴制御方法 | |
JP5850667B2 (ja) | インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 | |
JP2008188838A (ja) | インクジェット記録装置および吐出回復制御方法 | |
JP2006272880A (ja) | 液滴吐出ヘッド、液滴吐出装置、及び画像記録方法 | |
JP3903197B2 (ja) | 画像形成装置及び記録素子駆動制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150313 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160121 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160126 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160325 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160823 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160920 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6012221 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |