JP2009248417A - タイヤ加硫用コンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】作業を煩雑にすることなく簡素な構造でありながら、セクター等の構成部品を誤った配置で組み付ける不具合を防止できるタイヤ加硫用コンテナを提供する。
【解決手段】セクター位置決めピン9aとピン穴9bとを嵌合させて基準となる1組のセクター2aとセグメント3aを組み合わせて取付けて、コンテナ内の所定位置に位置決め後、残りのセクター2b〜2hは、位置合わせ表示14が一致するセグメント3b〜3hに取付けて、周方向に正規の配列で組み付けるとともに、コンテナ内の予め設定された位置に配置し、上型及び下型位置決め嵌合部によって、上及び下コンテナプレートに対して上型及び下型サイドプレートをそれぞれ所定の位置に位置決めし、上及び下コンテナ位置決め嵌合部によって、コンテナリングに対して上及び下コンテナプレートを予め設定された位置に位置決めする。
【選択図】図3

Description

本発明は、タイヤ加硫用コンテナに関し、さらに詳しくは、作業を煩雑にすることなく簡素な構造でありながら、セクター等の構成部品を誤った配置で組み付ける不具合を防止できるタイヤ加硫用コンテナに関するものである。
セクショナルタイプのタイヤ加硫用金型を構成するセクターは、環状のタイヤトレッド成形面を周方向に複数に分割(例えば8分割)するように形成されている。それぞれのセクターは、別々のセグメントに固定されてコンテナの内部で環状に組み付けられる。一方、コンテナには、タイヤのサイドウォール部を成形する上型サイドプレート、下型サイドプレートが設けられている。
一般にセグメントは様々なセクターとの共用を図るため、すべてのセグメントにおいて、セクター取付けボルトのボルト穴の大きさや配置等を同じにしている。しがたって、これらセクターどうしの周方向の配列が正規どおりになっていれば、それぞれのセクターが、本来固定すべきセグメントではなくても固定できる構造になっている。このようにセクターがセグメントに対して誤った配列で組み付けられ、コンテナには正規どおりの位置に上型サイドプレート、下型サイドプレートが取付けられていれば、製造されたタイヤのトレッドパターンとサイドウォール部の模様との間に、周方向のずれが生じることになる。このようなセクターの誤った配列により、外観上の品質が低下するだけでなく、規定で定められた表示(矢印等)が所定位置からずれるという問題も生じる。
セクターをセグメントに対して誤った配置で組み付けてしまうという不具合を解消する方法として、凹凸嵌合部などの位置決め手段を設ける構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、すべてのセクターとセグメントとの間に、固有の位置にスプリングピンを設けて、それぞれのセクターとセグメントとが所定どおりの組み合わせで取り付くようにしている。しかしながら、すべてのセクターとセグメントに対して、それぞれに固有の位置にスプリングピンを設けると、セクターの取付け作業が煩雑になるとともに、製造工数が増大するという問題があった。
特開昭59−218831号公報
本発明の目的は、セクター等の構成部品を組み付ける際に、作業を煩雑にすることなく簡素な構造でありながら、誤った配置で組み付ける不具合を防止できるタイヤ加硫用コンテナを提供することにある。
上記目的を達成するため本発明のタイヤ加硫用コンテナは、上コンテナプレート、下コンテナプレートにそれぞれ環状の上型サイドプレート、下型サイドプレートを固定し、外周側にセグメントを取付けた複数のセクターを、上コンテナプレートと下コンテナプレートの間で環状に配置し、前記セグメントの外周側で上下移動するコンテナリングの内周側の傾斜係合部と、それぞれのセグメントの外周側の傾斜係合部とを係合させて、このコンテナリングの上下移動により、前記複数のセクターを環状の半径方向に移動させる構成にしたタイヤ加硫用コンテナにおいて、前記複数のセクターとセグメントの組み合わせのうち、1組のセクターとセグメントのみに互いに嵌合するセクター位置決め嵌合部を設けるとともに、それぞれのセクターおよびセグメントには、予め設定された互いの組み合わせを示すとともにコンテナ内での配置を示す位置合わせ表示を設け、前記上コンテナプレートに対して上型サイドプレートを所定の位置に位置決めする上型位置決め嵌合部と、前記下コンテナプレートに対して下型サイドプレートを所定の位置に位置決めする下型位置決め嵌合部と、前記上コンテナプレートとコンテナリングとに所定の位置で互いに嵌合する上コンテナ位置決め嵌合部と、前記下コンテナプレートとコンテナリングとに所定の位置で互いに嵌合する下コンテナ位置決め嵌合部とを設けたことを特徴とするものである。
ここで、前記セクター位置決め嵌合部を、前記1組のセクターとセグメントの一方に設けられたピンと、他方に設けられたピン穴で構成することもできる。或いは、前記セクター位置決め嵌合部を、前記1組のセクターとセグメントとを固定する取付けボルトとして、この取付けボルトの径を、他のセクターとセグメントとを固定する取付けボルトの径よりも大きく設定する、または、この取付けボルトの配置を、他のセクターとセグメントとを固定する取付けボルトの配置と異なるようにすることもできる。
また、前記コンテナリングの内周側の傾斜係合部と、それぞれのセグメントの外周側の傾斜係合部とを、予め設定された組み合わせで係合させる傾斜係合部位置決め手段を設けることもできる。
本発明のタイヤ加硫用コンテナによれば、複数のセクターとセグメントの組み合わせのうち、1組のセクターとセグメントのみに互いに嵌合するセクター位置決め嵌合部を設けるとともに、それぞれのセクターおよびセグメントには、予め設定された互いの組み合わせを示すとともにコンテナ内での配置を示す位置合わせ表示を設けたので、セクター位置決め嵌合部を嵌合させて基準となる1組のセクターとセグメントを位置決めすれば、残りのセクターは位置合わせ表示に基づいて、対応するセグメントに取付けることにより、それぞれのセクターを周方向に正規の配列で組み付けることができるとともに、コンテナに対しても予め設定された位置に配置することができる。
また、上型位置決め嵌合部を嵌合させることにより、上コンテナプレートに対して上型サイドプレートを所定の位置に位置決めすることができ、下型位置決め嵌合部を嵌合させることにより、下コンテナプレートに対して下型サイドプレートを所定の位置に位置決めすることができる。また、上コンテナ位置決め嵌合部を嵌合させることにより、上コンテナプレートとコンテナリングとを予め設定された位置に位置決めすることができ、下コンテナ位置決め嵌合部を嵌合させることにより、下コンテナプレートとコンテナリングとを予め設定された位置に位置決めすることができる。
このように、着脱する頻度が高いセクターに対しては、1組のセクターとセグメントに設けたセクター位置決め嵌合部と、位置合わせ表示との簡素な構造で、作業を煩雑にすることがなく、誤った配置で組み付ける不具合を防止することができる。また、上型サイドプレート、下型サイドプレート等の構成部材もコンテナ内の所定位置に位置決めできるので、製造されたタイヤのトレッドパターンとサイドウォール部の模様との間に、周方向のずれが生じることもなくなる。
以下、本発明のタイヤ加硫用コンテナを図に示した実施形態に基づいて説明する。
図1〜図3に例示するように、本発明のタイヤ加硫用コンテナ1(以下、コンテナ1という)は、トレッド成形面をタイヤ周方向に分割するように形成された8つのセクター2a〜2hと、サイドウォール成形面となる環状の上型サイドプレート4、下型サイドプレート5とを備えている。上型サイドプレート4は、上コンテナプレート6に固定され、下型サイドプレート5は下コンテナプレート7に固定されている。上コンテナプレート6は上型サイドプレート4とともに油圧シリンダ等により上下移動する。
それぞれのセクター2a〜2hの外周側には、取付けボルト15によって、セグメント3a〜3hが取付けられて、上コンテナプレート6と下コンテナプレート7の間で環状に配置されている。セグメント3a〜3hの外周面には、傾斜係合部として傾斜係合溝16が設けられている。この傾斜係合溝16は、下方に向かって外周側に広がるように傾斜している。セクター2a〜2hおよびセグメント3a〜3hは8つに限らず、複数であればよい。
セグメント3a〜3hの外周側には、油圧シリンダ等により上下移動するコンテナリング8が設けられている。コンテナリング8の内周面には、傾斜係合部として傾斜係合突起17が設けられている。この傾斜係合突起17は、下方に向かって外周側に広がる傾斜している。このコンテナリング8の傾斜係合突起17と、セグメント3a〜3hの傾斜係合溝16とは互いに係合して、コンテナリング8とセグメント3a〜3hとが相対的に、この傾斜に沿って摺動できる構造になっている。
傾斜係合溝16と傾斜係合突起17との配置を逆にして、傾斜係合溝16をコンテナリング8に設けてもよい。また、セグメント3a〜3hおよびコンテナリング8の傾斜係合部は、傾斜係合溝16、傾斜係合突起17に限定されず、他の構造にすることもできる。
このコンテナ1では、図2に示すようにコンテナリング8が下方移動すると、セグメント3a〜3hの傾斜係合溝16とコンテナリング8の傾斜係合突起17とが係合しているので、セグメント3a〜3hは、下コンテナプレート7上を摺動して、内周側に移動する。即ち、コンテナリング8の上下移動により、環状に配置されたセクター2a〜2hがセグメント3a〜3hとともに環状の半径方向に移動するように構成されている。
このコンテナ1を加硫機に設置して空気入りタイヤを加硫する際には、中心機構によって保持されたグリーンタイヤをコンテナ1の中心部に配置した後、図1に例示するように、上コンテナプレート6とともに上型サイドプレート4を所定位置まで下方移動させる。
次いで、図2に例示するように、コンテナリング8を下方移動させる。コンテナリング8が下方移動すると、セクター2a〜2hがグリーンタイヤの中心に向かって移動して環状に組み付けられる。グリーンタイヤは、環状に組み付けられたセクター2a〜2hと、上型サイドプレート4および下型サイドプレート5によって囲まれて、所定の温度および圧力条件下で所定時間加硫されることになる。
本発明では、複数のセクター2a〜2hとセグメント3a〜3hの組み合わせのうち、1組のセクター2aとセグメント3aのみに互いに嵌合するセクター位置決め嵌合部が設けられている。この実施形態では、1つのセグメント3aに突設したセクター位置決めピン9aと、1つのセクター2aに形成したピン穴9bとでセクター位置決め嵌合部が構成されている。セクター位置決めピン9aとピン穴9bとの配置を逆にして、ピン穴9bをセグメント3aに形成してもよい。
また、それぞれのセクター2a〜2hおよびセグメント3a〜3hには、予め設定された互いの組み合わせを示すとともにコンテナ1内での配置を示す位置合わせ表示14が設けられている。この実施形態では、アルファベット文字A〜Hが位置合わせ表示14として刻印されている。例えば、位置合わせ表示14が文字Bどうしのセクター2bとセグメント3bとが互いに組み合わせになり、位置合わせ表示14が文字Cどうしのセクター2cとセグメント3cとが互いに組み合わせになる。また、コンテナ1内での位置合わせ表示14の文字B、Cの位置は予め設定されている。
したがって、セクター位置決めピン9aとピン穴9bとを嵌合させることにより、基準となる1組のセクター2aとセグメント3aをと確実に組み合わせて取付けることができる。このように基準となる1組のセクター2aとセグメント3aを位置決めすれば、残りのセクター2b〜2hは位置合わせ表示14が一致するセグメント3b〜3hに取付けることにより、それぞれのセクター2a〜2hを周方向に正規の配列で組み付けることができ、また、コンテナ1に対しても予め設定された位置に配置することができる。
セクター位置決め嵌合部は、上記したセクター位置決めピン9aとピン穴9bに限らず、他の構造にすることもできる。例えば、セクター2aとセグメント3aとを固定する取付けボルト15を用いることができる。この場合、1組のセクター2aとセグメント3aとを固定する取付けボルト15の径を、他のセクター2b〜2hとセグメント3b〜3hとを固定する取付けボルト15の径よりも大きく設定する。これにより、基準となる1組のセクター2aとセグメント3aとを確実に組み合わせて取付けることができる。
或いは、1組のセクター2aとセグメント3aを固定する取付けボルト15の配置を、他のセクター2b〜2hとセグメント3b〜3hとを固定する取付けボルト15の配置と異なるようにする。図3では、すべてのセクター2a〜2hとセグメント3a〜3hとが互いに、同じ配置の2本の取付けボルト15によって取付けられているが、1組のセクター2aとセグメント3aに対する取付けボルト15の配置のみを他の取付けボルト15に対して、上下左右方向にずらした配置にする。これにより、基準となる1組のセクター2aとセグメント3aとを確実に組み合わせて固定することができる。
位置合わせ表示14は、アルファベット文字の他に数字や符号等、組み合わせどうしで一致する表示を用いることができる。
上コンテナプレート6には上型位置決めピン10aが下方に突設され、上型サイドプレート4には、上型位置決めピン10aが嵌合するピン穴10bが形成されている。この上型位置決めピン10aとピン穴10bとにより、上コンテナプレート6に対して上型サイドプレート4を所定の位置に位置決めする上型位置決め嵌合部が構成されている。上型位置決めピン10aとピン穴10bとの配置を逆にして、ピン穴10bを上コンテナプレート6に形成してもよい。
同様に、下コンテナプレート7には下型位置決めピン11aが上方に突設され、下型サイドプレート5には、下型位置決めピン11aが嵌合するピン穴11bが形成されている。この下型位置決めピン11aとピン穴11bとにより、下コンテナプレート7に対して下型サイドプレート5を所定の位置に位置決めする下型位置決め嵌合部が構成されている。下型位置決めピン11aとピン穴11bとの配置を逆にして、ピン穴11bを下コンテナプレート7に形成してもよい。
上型位置決めピン10aとピン穴10bを嵌合させることにより、上コンテナプレート6に対して上型サイドプレート4を所定の位置に位置決めすることができる。同様に、下型位置決めピン11aをピン穴11bに嵌合させることにより、下コンテナプレート7に対して下型サイドプレート5を所定の位置に位置決めすることができる。
上型位置決め嵌合部および下型位置決め嵌合部は、上記構造に限定されず、他の構造にすることもできる。
上コンテナプレート6の外縁部には、上下に貫通する切欠き部12bが形成されている。コンテナリング8の上端部には、切欠き部12bと嵌合する上コンテナ位置決めピン12aが設けられている。この上コンテナ位置決めピン12aと切欠き部12bとにより、上コンテナプレート6とコンテナリング8とを所定の位置で互いに嵌合させる上コンテナ位置決め嵌合部が構成されている。
また、下コンテナプレート7の外縁部には、上方に突出する係合部13bが形成されている。コンテナリング8の下端部には、係合部13bと嵌合する下コンテナ位置決め突起13aが突設されている。この下コンテナ位置決め突起13aと係合部13bとにより、下コンテナプレート7とコンテナリング8とを所定の位置で互いに嵌合させる下コンテナ位置決め嵌合部が構成されている。
上コンテナ位置決めピン12aと切欠き部12bとを嵌合させるように配置することで、コンテナリング8を基準にして上コンテナプレート6(上型サイドプレート4)を所定の位置に位置決めすることができる。同様に、下コンテナ位置決め突起13aと係合部13bとを嵌合させるように配置することで、コンテナリング8を基準にして下コンテナプレート7(下型サイドプレート5)を所定の位置に位置決めすることができる。
上コンテナ位置決め嵌合部および下コンテナ位置決め嵌合部は、上記構造に限定されず、他の構造にすることもできる。
このように、本発明では、着脱する頻度が高く、取付け作業が面倒であるセクター2a〜2hに対しては、1組のセクター2aとセグメント3bに設けたセクター位置決めピン9aおよびピン穴9bと、それぞれのセクター2a〜2h、セグメント3a〜3hに設けた位置合わせ表示14との簡素な構造で、取付け作業を煩雑にすることなく、セクター2a〜2hを周方向に正規の配列にして、コンテナ1内で所定の位置に組み付けることができる。セクター位置決めピン9aおよびピン穴9bを、1組のセクター2aとセグメント3aにだけに設ければよいので、製造工数の増大を抑えることができる。
また、上型サイドプレート4、下型サイドプレート5もコンテナ1内で所定位置に位置決めして配置できるので、製造されたタイヤのトレッドパターンとサイドウォール部の模様との間に、周方向のずれが生じることもなくなる。
さらに、コンテナリング8を基準にして上コンテナプレート6(上型サイドプレート4)、下コンテナプレート7(下型サイドプレート5)を予め設定した所定の位置に位置決めできるので、コンテナ1の内部に配置されるすべて構成部材を、設定どおりの所定の位置に配置することができ、構成部材を誤った配置で組み付ける不具合を防止することができる。
セグメント3a〜3hは、コンテナ1のメンテナンス等の際に取外されて、再度、コンテナ1に組み付けられることがある。このような場合に、セグメント3a〜3hが誤った配置でコンテナ1内に組み付けられる可能性がある。
そこで、コンテナリング8の傾斜係合突起17と、それぞれのセグメント3a〜3hの傾斜係合溝16とを、予め設定された組み合わせで係合させる傾斜係合部位置決め手段を設けるとよい。例えば、図4に示すように、それぞれセグメント3a〜3hごとに傾斜係合溝16を異なる位置に設け、それぞれの傾斜係合溝16に係合するコンテナリング8の傾斜係合突起17の配置も変更する。このように構成した傾斜係合部位置決め手段によれば、それぞれのセグメント3a〜3hの傾斜係合溝16とコンテナリング8の傾斜係合突起17とは予め設定された組み合わせ以外では係合しないので、それぞれのセグメント3a〜3hを、コンテナ1内に正規の配置で組み付けることができる。
また、それぞれセグメント3a〜3hごとに傾斜係合溝16の形状や大きさを変え、これに対応して、それぞれの傾斜係合溝16に係合するコンテナリング8の傾斜係合突起17の形状や大きさを変更して、傾斜係合部位置決め手段にすることもできる。
本発明のタイヤ加硫用コンテナの上型サイドプレートと下型サイドプレートを閉型した状態を例示する半断面図である。 図1のセクターを閉型した状態を例示する半断面図である。 図2のセクターとセグメントを模式的に例示する平面図である。 図3のセグメントの外周側の傾斜係合溝の変形例を示す平面図である。
符号の説明
1 タイヤ加硫用コンテナ
2a、2b、2c、2d、2e、2f、2g、2h セクター
3a、3b、3c、3d、3e、3f、3g、3h セグメント
4 上型サイドプレート
5 下型サイドプレート
6 上コンテナプレート
7 下コンテナプレート
8 コンテナリング
9a セクター位置決めピン
9b ピン穴
10a 上型位置決めピン
10b ピン穴
11a 下型位置決めピン
11b ピン穴
12a 上コンテナ位置決めピン
12b 切欠き部
13a 下コンテナ位置決め突起
13b 係合部
14 位置合わせ表示
15 取付けボルト
16 傾斜係合溝
17 傾斜係合突起

Claims (4)

  1. 上コンテナプレート、下コンテナプレートにそれぞれ環状の上型サイドプレート、下型サイドプレートを固定し、外周側にセグメントを取付けた複数のセクターを、上コンテナプレートと下コンテナプレートの間で環状に配置し、前記セグメントの外周側で上下移動するコンテナリングの内周側の傾斜係合部と、それぞれのセグメントの外周側の傾斜係合部とを係合させて、このコンテナリングの上下移動により、前記複数のセクターを環状の半径方向に移動させる構成にしたタイヤ加硫用コンテナにおいて、前記複数のセクターとセグメントの組み合わせのうち、1組のセクターとセグメントのみに互いに嵌合するセクター位置決め嵌合部を設けるとともに、それぞれのセクターおよびセグメントには、予め設定された互いの組み合わせを示すとともにコンテナ内での配置を示す位置合わせ表示を設け、前記上コンテナプレートに対して上型サイドプレートを所定の位置に位置決めする上型位置決め嵌合部と、前記下コンテナプレートに対して下型サイドプレートを所定の位置に位置決めする下型位置決め嵌合部と、前記上コンテナプレートとコンテナリングとに所定の位置で互いに嵌合する上コンテナ位置決め嵌合部と、前記下コンテナプレートとコンテナリングとに所定の位置で互いに嵌合する下コンテナ位置決め嵌合部とを設けたことを特徴とするタイヤ加硫用コンテナ。
  2. 前記セクター位置決め嵌合部が、前記1組のセクターとセグメントの一方に設けられたピンと、他方に設けられたピン穴である請求項1に記載のタイヤ加硫用コンテナ。
  3. 前記セクター位置決め嵌合部が、前記1組のセクターとセグメントとを固定する取付けボルトであり、この取付けボルトの径を、他のセクターとセグメントとを固定する取付けボルトの径よりも大きく設定した、または、この取付けボルトの配置を、他のセクターとセグメントとを固定する取付けボルトの配置と異なるようにした請求項1に記載のタイヤ加硫用コンテナ。
  4. 前記コンテナリングの内周側の傾斜係合部と、それぞれのセグメントの外周側の傾斜係合部とを、予め設定された組み合わせで係合させる傾斜係合部位置決め手段を設けた請求項1〜3のいずれかに記載のタイヤ加硫用コンテナ。
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