JP2009248123A - 半導体ウェーハの半田リフロー用治具及び半導体ウェーハの半田リフロー方法 - Google Patents

半導体ウェーハの半田リフロー用治具及び半導体ウェーハの半田リフロー方法 Download PDF

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Abstract

【課題】例え半導体ウェーハが薄く剛性が不十分な場合でも、保持やハンドリングを容易化して欠けや割れを防止できる半導体ウェーハの半田リフロー用治具及び半導体ウェーハの半田リフロー方法を提供する。
【解決手段】半田2が塗布される薄い半導体ウェーハ1を搭載して半田リフロー装置に投入される支持フレーム10と、支持フレーム10から半導体ウェーハ1を取り外す取り外し台座20とを備え、支持フレーム10を、中空のフレーム11と、フレーム11の中空部を被覆して半導体ウェーハ1を着脱自在に粘着する可撓性と耐熱性の自己粘着層14とから構成する。また、取り外し台座20を、フレーム11内に位置する基板21と、この基板21の対向凹み面22に突設されて自己粘着層14に接触する複数の凸部23と、自己粘着層14と複数の凸部23が区画する空間の空気を外部に排出する排気孔27とから構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、薄い半導体ウェーハに半田を塗布したり、半田リフローの際等に使用される半導体ウェーハの半田リフロー用治具及び半導体ウェーハの半田リフロー方法に関するものである。
従来、半導体ウェーハに半田リフローを施す場合には、図示しないが、所定の厚さを有する半導体ウェーハの上面に半田層を形成し、この半導体ウェーハを半田リフロー装置にセットして半導体ウェーハに電子部品や半田層を固着し、その後、半導体ウェーハを冷却するようにしている(特許文献1、2参照)。半導体ウェーハは、例えばφ200mmタイプの場合には725μmの厚さ、φ300mmタイプの場合には775μmの厚さにスライスされ、十分な剛性を有しており、加熱時の保持やハンドリングを容易化する。
ところで近年、半導体パッケージには、軽薄短小化が強く要求されているが、この軽薄短小化に伴い、半導体ウェーハや実装基板にも薄化が望まれている。例えば、D‐RAM等に代表されるメモリには、容量を増大させるため、複数枚の半導体ウェーハを積層する手法が多用されているが、これに関連して、1枚の半導体ウェーハには25μm等の厚さが望まれている。
特開平05‐245624号公報 特開平11‐284328号公報
近年の半導体ウェーハは、以上のように半導体パッケージの軽薄短小化のため、25μm等の薄さが望まれているが、この薄化が図られる場合には、十分な剛性を確保することができず、非常に撓み易く、割れ易くなるので、加熱時の保持やハンドリングがきわめて困難になり、その結果、欠けや割れが生じてしまうという問題がある。
本発明は上記に鑑みなされたもので、例え半導体ウェーハが薄く剛性が不十分な場合でも、保持やハンドリングを容易化して欠けや割れを防ぐことのできる半導体ウェーハの半田リフロー用治具及び半導体ウェーハの半田リフロー方法を提供することを目的としている。
本発明においては上記課題を解決するため、半田が塗布される半導体ウェーハを搭載して半田リフロー装置に投入される支持フレームと、この支持フレームから半導体ウェーハを取り外すための取り外し台座とを備えたものであって、
支持フレームは、半導体ウェーハよりも大きい中空のフレームと、このフレームの中空部を被覆して半導体ウェーハを着脱自在に粘着保持する可撓性と耐熱性の自己粘着層とを含み、
取り外し台座は、支持フレームのフレーム内に位置する基板と、この基板の支持フレームの自己粘着層に対向する対向面に設けられて自己粘着層に接触可能な複数の凸部と、支持フレームの自己粘着層と複数の凸部とが区画する空間の気体を外部に排出して自己粘着層を変形させる排気孔とを含んでなることを特徴としている。
なお、支持フレームと取り外し台座とを着脱自在とすることができる。
また、支持フレームに取り外し台座を内蔵して一体化することができる。
また、支持フレームの自己粘着層を、パーフルオロビニル系のフッ素ゴムを使用して20〜500μmの厚さに形成することができる。
また、支持フレームに取り外し台座を内蔵し、支持フレームのフレームに、取り外し台座の脱落を防止する脱落防止片を取り付けることもできる。
また、取り外し台座の基板の対向面に複数の開口を備えたシート体を接着し、このシート体を複数の凸部とすることも可能である。
また、取り外し台座の基板の対向面に複数の小部品をパターン接着し、この複数の小部品を複数の凸部とすることも可能である。
また、本発明においては上記課題を解決するため、請求項1ないし4いずれかに記載された半導体ウェーハの半田リフロー用治具における支持フレームの自己粘着層に半導体ウェーハを粘着してその露出面に半田を塗布し、この半導体ウェーハを粘着した支持フレームを半田リフロー装置に投入し、その後、支持フレームの自己粘着層と基板の複数の凸部とを接触させてそれらの間の空間の気体を排気孔から外部に排出し、自己粘着層を変形させて半導体ウェーハを取り外すことを特徴としている。
なお、40℃以上の雰囲気下で支持フレームの自己粘着層から半導体ウェーハを取り外すことが好ましい。
ここで、特許請求の範囲における半田は、半導体ウェーハの一部あるいは全面に塗布され、バンプ形成用でも良いし、部品固着用でも良い。半導体ウェーハは、特に限定されるものではないが、例えばφ200mmタイプ、φ300mmタイプ、φ450mmタイプ等が含まれ、25〜100μm、25〜50μm、あるいは25μmのきわめて薄いウェーハに形成される。
支持フレームの自己粘着層から半導体ウェーハを取り外す場合には、40℃以上、好ましくは50〜200℃、より好ましくは60〜80℃に温度調整された雰囲気下であると良い。支持フレームの自己粘着層から半導体ウェーハを取り外す場合には、半導体ウェーハをそのまま取り外しても良いし、半導体ウェーハを複数のチップに分割してから取り外しても良い。
本発明によれば、半導体ウェーハを半田リフローする場合には、支持フレームの自己粘着層に半導体ウェーハを粘着し、この半導体ウェーハの露出面に半田を塗布し、半田リフロー装置に少なくとも支持フレームをセットして半導体ウェーハの露出面に部品を半田により固着したり、半導体ウェーハの露出面に半田で所定数のバンプを形成等する。
半田リフローが終了したら、支持フレームの内部に位置する取り外し台座の排気孔から気体を排出すれば、自己粘着層と複数の凸部とが区画する空間が減圧され、自己粘着層が変形し、この変形した自己粘着層の半導体ウェーハに対する接触面積の減少により、自己粘着層から半導体ウェーハを安全に取り外すことができる。
本発明によれば、例え半導体ウェーハが薄く剛性が不十分な場合でも、半導体ウェーハの保持やハンドリングを容易化し、半導体ウェーハを取り外す際の安全性の向上により欠けや割れを有効に防ぐことができるという効果がある。また、厚い半導体ウェーハの保持やハンドリングを容易化して欠けや割れを有効に防ぐこともできる。
また、支持フレームと取り外し台座とを着脱自在とすれば、支持フレームを単独使用することができるので、支持フレームを軽量にしたり、支持フレームの搬送性や利便性を向上させることができる。
また、支持フレームに取り外し台座を内蔵して一体化すれば、支持フレームと取り外し台座とをまとめて管理することが実に容易となり、支持フレームあるいは取り外し台座が紛失するおそれを排除することができる。
さらに、40℃以上の雰囲気下で支持フレームの自己粘着層から半導体ウェーハを取り外せば、自己粘着層の粘着力が弱化するので、半導体ウェーハを簡易にピックアップすることが可能になる。
以下、図面を参照して本発明に係る半導体ウェーハの半田リフロー用治具の好ましい実施形態を説明すると、本実施形態における半導体ウェーハの半田リフロー用治具は、図1ないし図5に示すように、半田2が印刷される薄い半導体ウェーハ1を搭載して半田リフロー装置30に投入される支持フレーム10と、この支持フレーム10の一部を変形させて半導体ウェーハ1を取り外す取り外し台座20とを備え、これら支持フレーム10と取り外し台座20とを別々に構成して分離可能とするようにしている。
半導体ウェーハ1は、例えばφ300mmタイプの薄く丸いシリコンウェーハからなり、25〜50μm、あるいは25μmの厚さにバックグラインド形成されており、屈曲可能な可撓性を有している。この半導体ウェーハ1の露出する上面には、導通接続用の半田2が印刷され、この半田2によりチップ等の電子部品3が選択的に実装固着される。
支持フレーム10は、図2や図3に示すように、半導体ウェーハ1よりも大きい中空のフレーム11と、このフレーム11の中空部を被覆して半導体ウェーハ1を着脱自在に粘着保持する可撓性の自己粘着層14とを備えて構成される。フレーム11は、平面リング形の拡径フレーム12と、この拡径フレーム12の内部に密嵌して拡径フレーム12との間に自己粘着層14の周縁部を挟持する平面リング形の縮径フレーム13とを備え、耐熱性を有するガラス、ステンレス等の金属、PPSや液晶ポリマー等からなる結晶樹脂、フェノール等からなる熱硬化性樹脂を用いて切削加工されたり、射出成形される。
自己粘着層14は、図2や図3に示すように、所定の材料を用いて20〜500μmの厚さを有する平面円形の薄いフィルムに成形され、張力の作用した状態でフレーム11の中空部を上面側から被覆する。この自己粘着層14には、10〜1000%の破断伸び、すなわち伸縮性が要求される他、半田リフロー時に初期の形を維持することができる耐熱性、半田リフロー時に加熱しても、上記伸縮性を維持することができる耐熱性、半田リフロー時に加熱しても、半導体ウェーハ1の性能を低下させる物質を揮発しない耐熱性が要求される。これらの点に鑑み、自己粘着層14は、シリコーンゴム、フッ素ゴム、必要なフィラーを含む成形材料を用いて成形される。
シリコーンゴムは硬化反応により付加反応型と縮合反応型とに分類され、縮合反応型はさらに有機過酸化物加硫タイプと、水、酢酸、アミン類、オキシム類等を脱して縮合するタイプとに分類される。付加反応型のシリコーンゴムは、一般的に脂肪族不飽和基を有するオルガノポリシロキサンを主成分とし、オルガノハイドロジェンポリシロキサンが架橋剤、白金系化合物からなる触媒、アセチレンアルコール類等からなる反応抑制剤等から調製される。
付加反応型のシリコーンゴムには、酸化ケイ素系粉末からなる補強剤、耐熱剤、難燃剤、流動性調整剤、接着助剤等の各種添加剤が適宜配合される。この付加反応型のシリコーンゴムの主成分、架橋剤、触媒、反応抑制剤、各種添加剤の配合比は、何ら限定されるものではなく、自由に選択される。
フッ素ゴムは、例示すると、フッ化ビニリデン系共重合体、例えばフッ化ビニリデン、及び四フッ化エチレンから選択される少なくとも1種と六フッ化プロピレンとの共重合体、フッ化ビニリデン、四フッ化エチレン、五フッ化プロピレン、及び六フッ化プロピレンから選択される少なくとも1種とこれらと共重合可能な単量体との共重合体(例えば、トリフルオロエチレントリフルオロメチルエーテル等の側鎖にエーテル結合を有するオレフィン類、エチレン、プロピレン、イソブチレン等のオレフィン類、トリフルオロエチレン、モノクロルトリフルオロエチレン等のハロゲン化オレフィン類、パーフルオロブチルエチレン(CCH=CH)、パーフルオロヘキサエチレン(C13CH=CH)、パーフルオロオクチルエチレン(C17CH=CH)等のフッ化アルキル基を有するオレフィン類、パーフルオロパーフルオロビニルエーテル、アルキル‐フルオロビニルエーテル等のハロゲン化エーテル類、エチルビニルエーテル等のエーテル類等)があげられ、これらの1種又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
このようなフッ素ゴムの具体例としては、市販されているデュポン社製VITONシリーズ、3M社製フローレルシリーズ、ダイキン工業社製ダイエルシリーズ、JSR・旭硝子社製アフラスシリーズ、旭モント社製テクノフロンシリーズ、ダウケミカル社製カルレッツ等があげられる。また別のフッ素ゴムの具体例として、パーフルオロパーフルオロビニルエーテル、アルキル‐フルオロビニルエーテル等のハロゲン化エーテル類に、ケイ素系化合物を導入し、ヒドロシリル化反応により硬化する信越化学工業社製のSIFELがあるが、これをも使用することができる。
必要なフィラーとしては、例えばシリカ、炭酸カルシウム、カーボン、ベンガラ等の無定形粒子、タルク、アルミフレーク、粘度鉱物等の扁平状粒子、ガラス、液晶ポリマー、アラミド系樹脂等の繊維があげられ、これらが1種又は2種以上選択的に使用される。これらのフィラーの添加量や分散状態を調整すれば、半導体ウェーハ1と自己粘着層14との粘着保持力や剥離力を調整することができる。
自己粘着層14の粘着保持力や剥離力は、半導体ウェーハ1の粘着面の表面状態、換言すれば、平滑性により調整される。例えば、半導体ウェーハ1が鏡面加工されている場合には、5〜50g/cm程度に調整され、半導体ウェーハ1に回路パターンが形成されていたり、粗面加工されている場合には、50〜500g/cm程度に調整される。
取り外し台座20は、図2や図3に示すように、支持フレーム10のフレーム11内に着脱自在に嵌合される平面円形の平坦な基板21を備え、この基板21の自己粘着層14に下方から対向する対向面、具体的には周縁部を除く大部分の対向面が凹み形成されて平面円形の対向凹み面22とされており、この対向凹み面22に、自己粘着層14に接触可能な複数の凸部23が並べて一体的に突設される。
取り外し台座20は、基板21と複数の凸部23とが一体形成される場合には、支持フレーム10のフレーム11と同様の材料を使用して構成される。また、各凸部23は、例えば円柱形や円錐台形に形成され、基板21の対向面の周縁部の高さに揃えられており、自己粘着層14に接触してその接触裏面との間に密閉空間を区画形成する。
取り外し台座20は、基板21と複数の凸部23とが一括形成される場合には、射出成形、プレス成形、削り出し等の製法により製造することができるが、予め基板21を形成した後、複数の凸部23を設けることにより製造することもできる。この基板21の形成後に複数の凸部23を設ける方法としては、(1)基板21の対向面に複数の開口を備えた凸凹のシート体24を接着材25を介して接着し、シート体24の突出した複数の山部を複数の凸部23にする方法(図4参照)と、(2)基板21の対向面や対向凹み面22に、小さいチップ片やボール等からなる複数の小部品26を接着材25を介して接着し、複数の小部品26を複数の凸部23にする方法(図5参照)とがあげられる。
(1)のシート体24は、ステンレス、ガラス、アラミド樹脂、フッ素樹脂等からなる耐熱性の材料、フィラメント、拠り糸からなる織布、上記素材からなるハニカム、あるいはメッシュクロスからなり、開口の面積率が20%以上、好ましくは30〜70%とされており、厚さが0.1〜3.0mm、好ましくは0.5〜2.0mmとされる。シート体24が織布の場合、低コストの観点から平織りが好ましい。この場合の開口のサイズは、10〜40メッシュの範囲、好ましくは15〜25メッシュの範囲が良い。
このようなシート体24は、図4に示すように、半田リフローされる半導体ウェーハ1の面積よりも大きい面積でカットされ、基板21の対向面に凹んだ複数の谷部が接着材25を介して接着される。接着材25は、例えばシリコーン系やエポキシ系が好適である。
(2)の小部品26は、図5に示すように、チップ片よりも、工業的にサイズバラツキの少ないボールが好ましい。このボールは、ステンレス、ガラス、アラミド樹脂、フッ素樹脂等からなる耐熱性の材料を用いて構成され、0.1〜3.0mm、好ましくは0.5〜2.0mmの直径が最適である。このようなボール等からなる小部品26を使用して複数の凸部23を得る場合には、基板21の対向面に接着材25を部分的にパターン形成し、この接着材25が硬化する前に小部品26を配置して反転させれば、パターン形成された接着材25のみに小部品26が接着され、複数の凸部23を得ることができる。
基板21には、自己粘着層14と複数の凸部23とが区画する密閉空間に連通する排気孔27が厚さ方向に穿孔され、この排気孔27に外部から着脱自在に接続された真空ポンプ28が作動することにより、自己粘着層14と複数の凸部23とが区画する密閉空間の空気が外部に排出され、自己粘着層14が複数の凸部23に応じて凹凸に変形する。
半田リフロー装置30は、図1に部分的に示すように、半導体ウェーハ1を保持した支持フレーム10を上流から下流にコンベヤシステム31で水平に搬送する装置本体32と、搬送されてくる半導体ウェーハ1の半田2にチップ等の電子部品3を搭載する搭載機構と、搬送されてくる半導体ウェーハ1を上下方向から順次加熱し、半導体ウェーハ1の半田2を再溶融させて半導体ウェーハ1に電子部品3や半田2を実装固着する複数のヒータ33とを備えて構成される。
複数のヒータ33は、例えば温風ヒータや遠赤外線ヒータ等からなり、コンベヤシステム31の上流側のゾーンのヒータ33が半導体ウェーハ1を低温(例えば180℃で1分)で加熱し、コンベヤシステム31の中流側や下流側のゾーンのヒータ33が半導体ウェーハ1を異なる温度で順次加熱(例えば250℃で2分、180℃で1分)するよう機能する。
上記構成において、半導体ウェーハ1に半田2を印刷して半田リフローする場合には、先ず、支持フレーム10の自己粘着層14上に半導体ウェーハ1を配置してローラの圧接や減圧等により粘着保持させ、保持された半導体ウェーハ1の露出面に半田2をマスク印刷法等により印刷する。
こうして半導体ウェーハ1に半田2を印刷したら、半田リフロー装置30に支持フレーム10をセットして半導体ウェーハ1に電子部品3を搭載し、所定の温度で必要時間(例えば、250℃×10分や260℃×5分)放置することにより、半導体ウェーハ1の露出面に電子部品3や半田2を実装固着する(図1参照)。
半田リフローが終了したら、半田リフロー装置30から取り出した支持フレーム10の内部に取り外し台座20を下方から嵌入(図2参照)して熱膨張した自己粘着層14に複数の凸部23を圧接した後、取り外し台座20の基板21の排気孔27に真空ポンプ28を外部から接続して作動(図3参照)させれば、自己粘着層14と複数の凸部23とが区画する密閉空間の空気が外部に排出され、自己粘着層14が複数の凸部23に応じて凹凸に変形し、この変形した自己粘着層14から半導体ウェーハ1を簡単に取り外すことができる。
この際、半導体ウェーハ1の脱着を容易にする観点から、40℃以上、好ましくは50〜200℃、より好ましくは60〜80℃に温度調整された雰囲気下で自己粘着層14を変形させ、自己粘着層14から半導体ウェーハ1を取り外すことが好ましい。これは、40℃以上の雰囲気下で自己粘着層14を変形させれば、自己粘着層14を構成する分子のブラウン運動が活発になり、粘着力が弱化するので、半導体ウェーハ1に対するストレスを低減して容易にピックアップすることができるからである。そして、薄い半導体ウェーハ1の割れ等の破損のリスクを著しく低減することができるからである。
40℃以上の雰囲気下で自己粘着層14を変形させるためには、図示しない専用の加熱ステージを利用したり、半田リフロー後に自己粘着層14から半導体ウェーハ1を直ちに取り外せば良い。
上記構成によれば、支持フレーム10の自己粘着層14に半導体ウェーハ1を粘着して一体化し、半導体ウェーハ1の剛性を実質的に向上させるので、半導体ウェーハ1が厚い場合の他、例え半導体ウェーハ1が厚さ25μm等の薄い場合でも、十分な剛性を確保することができる。したがって、加熱時の保持やハンドリングがきわめて容易となり、半導体ウェーハ1に欠けや割れが生じるのを有効に防ぐことができる。
また、剥離用の溶剤を使用しなくても、自己粘着層14から半導体ウェーハ1を簡単に取り外すことができる。さらに、支持フレーム10に別体の取り外し台座20を必要な場合に嵌入するので、支持フレーム10の軽量化、搬送性、利便性の大幅な向上が期待できる。
次に、図6は本発明の第2の実施形態を示すもので、この場合には、支持フレーム10に取り外し台座20を必要な場合に嵌入するのではなく、支持フレーム10に耐熱性の取り外し台座20を内蔵して一体的に固定するようにしている。
この場合、支持フレーム10の自己粘着層14と取り外し台座20の凸部23とは、接着されていなければ、隙間を介して近接していても良いし、接触していても良い。取り外し台座20は、例えば耐熱性のゴムやシート等により支持フレーム10内に固定される。
上記構成において、半導体ウェーハ1に半田2を印刷して半田リフローする場合には、先ず、支持フレーム10の自己粘着層14上に半導体ウェーハ1を配置してローラの圧接や減圧により粘着保持させ、半導体ウェーハ1の露出面に半田2を印刷する。半導体ウェーハ1に半田2を印刷したら、半田リフロー装置30に支持フレーム10をセットして半導体ウェーハ1の露出面に電子部品3や半田2を実装固着する。
半田リフローが終了したら、取り出した支持フレーム10と一体の取り外し台座20を下方のステージ40上に押し当てて熱膨張した自己粘着層14に複数の凸部23を圧接するとともに、40℃以上の雰囲気下で取り外し台座20の排気孔27にステージ40中の真空ポンプ28を接続して作動させれば、自己粘着層14と複数の凸部23とが区画する密閉空間の空気が外部に排出され、自己粘着層14が複数の凸部23に応じて凹凸に変形し、この変形した自己粘着層14から半導体ウェーハ1を取り外すことができる。
なお、取り外し台座20の基板21をステージ40上に押し当てる際、半田リフロー装置30の加熱に伴う自己粘着層14の熱膨張を考慮し、自己粘着層14を1〜20%延伸した状態で凹凸に変形させると良い。その他の部分については、上記実施形態と略同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、支持フレーム10と取り外し台座20とを一体化するので、支持フレーム10と取り外し台座20の管理が実に容易となり、これらの紛失のおそれを容易に排除することができるのは明らかである。
次に、図7は本発明の第3の実施形態を示すもので、この場合には、支持フレーム10に耐熱性を有する別体の取り外し台座20を内蔵し、支持フレーム10のフレーム11下面に、取り外し台座20の脱落を防止する脱落防止片15を着脱自在に装着するようにしている。
支持フレーム10の内部には、取り外し台座20がバネ等を介し上下動可能に嵌合されていても良いし、固定されていても良い。また、支持フレーム10のフレーム11には、取り外し台座20の下面周縁部に干渉するエンドレスの脱落防止片15が着脱自在に装着されるが、複数の脱落防止片15を周方向に間隔をおき並べて装着しても良い。その他の部分については、上記実施形態と略同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、支持フレーム10から取り外し台座20が落下するのを簡易な構成の脱落防止片15により確実に抑制防止することができるのは明らかである。
次に、図8は第4の実施形態を示すもので、この場合には、第2、第3の実施形態における取り外し台座20の基板21の周縁部にエンドレスの土手壁29を形成し、基板21の対向凹み面22に複数の開口を備えた凸凹のシート体24を設け、このシート体24の突出した複数の山部を複数の凸部23とするようにしている。
この場合、基板21の対向面にシート体24を接着材25により接着しても良いが、支持フレーム10のフレーム11と基板21の土手壁29との間に、シート体24の周縁部を挟持させて接着材25を省略したり、土手壁29に、シート体24の周縁部を支持させて接着材25を省略しても良い。その他の部分については、上記実施形態と略同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、接着材25を省略することができるので、簡便な方法で取り外し台座20を得ることができるのは明白である。
なお、上記実施形態ではフレーム11に自己粘着層14の周縁部を挟持させたが、フレーム11に自己粘着層14の周縁部を接着や螺着等しても良い。また、上記実施形態では自己粘着層14を単に示したが、この自己粘着層14にシリコーンゲルを塗着して粘着保持力や剥離力を調整するようにしても良い。また、自己粘着層14に鏡面転写を施したり、エンボス面を転写して凹凸を形成することにより、粘着保持力や剥離力を調整しても良い。
また、自己粘着層14が破れ易い場合には、クロス、メッシュ、メンブレン等を複合化することにより補強しても良い。この場合、補強材料としては、耐熱性を有する金属、エンジニアリングプラスチック、液晶ポリマー、フッ素樹脂等を選択することができる。また、自己粘着層14は、パーフルオロビニル系のフッ素ゴムを使用して20〜500μmの厚さに成形されることが好ましいが、何らこれに限定されるものではない。
また、自己粘着層14は、半田リフロー装置30の加熱に伴う熱膨張を考慮して1〜20%程同心円に延伸された状態でフレーム11の中空部を被覆することが好ましいが、特に限定されるものではない。さらに、上記実施形態では半田リフロー装置30に支持フレーム10をセットして半導体ウェーハ1の露出面に電子部品3を半田2を介して固着したが、何らこれに限定されるものではない。例えば、半導体ウェーハ1の露出面に半田2で必要数のバンプを形成することもできる。
本発明に係る半導体ウェーハの半田リフロー用治具の実施形態における半田リフロー装置等を模式的に示す説明図である。 本発明に係る半導体ウェーハの半田リフロー用治具の実施形態を模式的に示す分解断面説明図である。 本発明に係る半導体ウェーハの半田リフロー用治具の実施形態を模式的に示す断面説明図である。 本発明に係る半導体ウェーハの半田リフロー用治具の実施形態における基板に複数の凸部を後から形成する方法を模式的に示す断面説明図である。 本発明に係る半導体ウェーハの半田リフロー用治具の実施形態における基板に複数の凸部を後から形成する他の方法を模式的に示す断面説明図である。 本発明に係る半導体ウェーハの半田リフロー用治具の第2の実施形態を模式的に示す断面説明図である。 本発明に係る半導体ウェーハの半田リフロー用治具の第3の実施形態を模式的に示す断面説明図である。 本発明に係る半導体ウェーハの半田リフロー用治具の第4の実施形態を模式的に示す断面説明図である。
符号の説明
1 半導体ウェーハ
2 半田
10 支持フレーム
11 フレーム
12 拡径フレーム
13 縮径フレーム
14 自己粘着層
15 脱落防止片
20 取り外し台座
21 基板
22 対向凹み面(対向面)
23 凸部
24 シート体
25 接着材
26 小部品
27 排気孔
28 真空ポンプ
29 土手壁
30 半田リフロー装置
33 ヒータ
40 ステージ

Claims (6)

  1. 半田が塗布される半導体ウェーハを搭載して半田リフロー装置に投入される支持フレームと、この支持フレームから半導体ウェーハを取り外すための取り外し台座とを備えた半導体ウェーハの半田リフロー用治具であって、
    支持フレームは、半導体ウェーハよりも大きい中空のフレームと、このフレームの中空部を被覆して半導体ウェーハを着脱自在に粘着保持する可撓性と耐熱性の自己粘着層とを含み、
    取り外し台座は、支持フレームのフレーム内に位置する基板と、この基板の支持フレームの自己粘着層に対向する対向面に設けられて自己粘着層に接触可能な複数の凸部と、支持フレームの自己粘着層と複数の凸部とが区画する空間の気体を外部に排出して自己粘着層を変形させる排気孔とを含んでなることを特徴とする半導体ウェーハの半田リフロー用治具。
  2. 支持フレームと取り外し台座とを着脱自在とした請求項1記載の半導体ウェーハの半田リフロー用治具。
  3. 支持フレームに取り外し台座を内蔵して一体化した請求項1記載の半導体ウェーハの半田リフロー用治具。
  4. 支持フレームの自己粘着層を、パーフルオロビニル系のフッ素ゴムを使用して20〜500μmの厚さに形成した請求項1、2、又は3記載の半導体ウェーハの半田リフロー用治具。
  5. 請求項1ないし4いずれかに記載された半導体ウェーハの半田リフロー用治具における支持フレームの自己粘着層に半導体ウェーハを粘着してその露出面に半田を塗布し、この半導体ウェーハを粘着した支持フレームを半田リフロー装置に投入し、その後、支持フレームの自己粘着層と基板の複数の凸部とを接触させてそれらの間の空間の気体を排気孔から外部に排出し、自己粘着層を変形させて半導体ウェーハを取り外すことを特徴とする半導体ウェーハの半田リフロー方法。
  6. 40℃以上の雰囲気下で支持フレームの自己粘着層から半導体ウェーハを取り外す請求項5記載の半導体ウェーハの半田リフロー方法。
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