JP2009247903A - キャビネット傾倒防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、静電気防止地面を破壊しなく、機械室の空間も占めなく、且つ構造が簡単なキャビネット傾倒防止装置を提供する。
【解決手段】本発明に係るキャビネット傾倒防止装置は、底板及び該底板の両側から延在して形成された一対の側壁を備え、前記一対の側壁の一端の頂部から前記底板の内面までの距離と前記一対の側壁の他端の頂部から前記底板の内面までの距離が異なって、少なくとも一方の側壁に前記底板の内面に平行する当止部が設置される収容部品と、前記当止部と前記底板との間にガイド可能に収容され、且つ前記収容部品における前記側壁の頂部から前記底板の内面までの距離がわりに大きい一端から引き出すことができる延在アームと、前記延在アームの前記収容部品から引き出すことができる一端に設置され、支持面を当接してキャビネットが傾倒することを免れる支持部品と、を備える。
【選択図】図６

Description

本発明は、キャビネットの部品に関するものであって、特にキャビネット傾倒防止装置に関するものである。
従来の技術において、サーバーなどの電子設備を便利に管理するために、前記電子設備をキャビネットのガイド部に取り付けることにより、引き出しのように前記キャビネットから前記電子設備を便利に引き出すことができる。
しかし、前記キャビネットから非常に重い電子設備を取り出すか又は複数の電子設備を一緒に取り出す場合、前記キャビネットの重心が前に移動するため、前記キャビネットが傾倒し易い。
前記キャビネットが傾倒することを免れるために、前記キャビネットの底部にボルトを設置して、前記キャビネットを地面に固定するか、又は前記キャビネットの下部に安定部品を取り付けて、前記キャビネットのホルダーの接地面積を増加する。しかし、静電気防止地面を有する機械室で前記ボルトを使うことができなく、前記安定部品を取り付けると、機械室の空間を占めるばかりでなく、且つ機械室内の美観も影響する。
本発明の目的は、前記課題を解決し、静電気防止地面を破壊しなく、機械室の空間も占めなく、且つ構造が簡単なキャビネット傾倒防止装置を提供することである。
前記目的を達成するため、本発明に係るキャビネット傾倒防止装置は、底板及び該底板の両側から延在して形成された一対の側壁を備え、前記一対の側壁の一端の頂部から前記底板の内面までの距離と前記一対の側壁の他端の頂部から前記底板の内面までの距離が異なって、少なくとも一方の側壁に前記底板の内面に平行する当止部が設置される収容部品と、前記当止部と前記底板との間にガイド可能に収容され、且つ前記収容部品における前記側壁の頂部から前記底板の内面までの距離がより大きい一端から引き出すことができる延在アームと、前記延在アームの前記収容部品から引き出すことができる一端に設置され、支持面を当接してキャビネットが傾倒することを免れる支持部品と、を備える。
本発明に係るキャビネット傾倒防止装置において、延在アームが支持地面と一定の角度で傾斜するようになるように、収容部品から前記延在アームを引き出すことにより、前記キャビネットの接地面積を増加して、前記キャビネットが傾倒することを免れることができ、且つこのようなキャビネット傾倒防止装置は、構造が簡単であって、静電気防止地面を破壊しなく、機械室の空間も占めない。
本発明の実施形態に係るキャビネット傾倒防止装置の立体分解図である。 本発明の実施形態に係るキャビネット傾倒防止装置の立体組立図である。 図２に示すキャビネット傾倒防止装置の収容部品の側壁を示す図である。 本発明の実施形態に係るキャビネット傾倒防止装置の平面図である。 本発明の実施形態に係るキャビネット傾倒防止装置とキャビネットの使用状態を示す図である。 本発明の実施形態に係るキャビネット傾倒防止装置とキャビネットの使用状態を示す図である。
図１〜図６を参照すると、本発明に係わるキャビネット傾倒防止装置は、キャビネット１０の底部に取り付けられて、収容部品２０、延在アーム３０、当止部品４０及び支持部品５０を備える。
前記収容部品２０は、底板２１と、互いに平行し且つ前記底板２１に直交する一対の側壁２３及び該一対の側壁２３から外側に向かって延在し且つ前記底板２１に平行する一対の取り付け部２２を備える。前記側壁２３は、略台形であって、前記底板２１の所在平面と前記取り付け部２２の所在平面とが、一定の角度（図３に示すようである）で延在するようになる。前記一対の取り付け部２２に別々に複数の固定孔２２１が開設され、前記一対の側壁２３に別々に複数の固定孔２３２が開設される。前記一対の側壁２３の中部から相対向し且つ前記底板２１に平行する一対の当止部２３１が内側に向かって延在する。
前記延在アーム３０の断面は、略Ｃ形である。前記延在アーム３０の頂面の両端に別々に凹面３１及び突起３２が形成される。前記凹面３１は、前記取り付け部２２に平行する。前記凹面３１の上に内部ねじ山貫通孔を有する円柱状の積載部３１１が設置される。
前記当止部品４０の断面も略Ｃ形である。前記当止部品４０は、底面及び該底面の両側に位置する一対の側面を備え、前記一対の側面は、台形又は三角形であって、且つ前記底面に直交する。前記当止部品４０の底面の両端に別々に第一係止部４１及び第二係止部４３が形成される。前記第一係止部４１は、前端の開口が大きく、末端に近づく部分に相対向する一対の突出部４１１が形成されたＵ形開口であって、前記第二係止部４３は、Ｕ形開口である。前記収容部品２０の一対の側壁２３の固定孔２３２に対応して、前記当止部品４０の一対の側面に別々に複数の固定孔４２が開設される。
前記支持部品５０は、ホルダー５１及び調節部品５２を備える。前記ホルダー５１は、略円盤状であって、その中にねじ山孔が開設される。前記調節部品５２は、ハンドル５２１と、前記ホルダー５１のねじ山孔に対応して前記ハンドル５２１の中部から下に向かって直交的に延在するスクリュー（Ｓｃｒｅｗ）５２２を備える。
以下、図１〜図５を参照してキャビネット傾倒防止装置の組み立て過程を詳しく説明する。先ず、前記延在アーム３０を前記収容部品２０の底板２１と一対の当止部２３１との間にガイド可能に収容する。次に、前記当止部品４０の底面と前記延在アーム３０の頂面が対向し且つ前記当止部品４０の第一係止部４１と前記延在アーム３０の凹面３１が相対向するように、前記当止部品４０を前記収容部品２０の一対の側壁２３の間に配置し、複数のねじが前記収容部品２０の複数の固定孔２３２及び前記当止部品４０の複数の固定孔４２を横切ることにより、前記当止部品４０を前記収容部品２０に固定する。次に、前記支持部品５０の調節部品５２のスクリュー５２２が前記延在アーム３０の積載部３１１の内部ねじ山貫通孔を横切ってから前記支持部品５０のホルダー５１に螺合する。前記延在アーム３０の積載部３１１は、前記当止部品４０の一対の突出部４１１の間を通過して前記第一係止部４１のＵ形開口の底部に係止されて、前記延在アーム３０が前記収容部品２０から自動的にガイドすることを防止する。前記延在アーム３０が前記収容部品２０から外に向かってガイドする時、前記延在アーム３０の突起３２は、前記当止部品４０の第二係止部４３に当止されて、前記延在アーム３０が前記収容部品２０から完全に離れることを防止する。複数のねじが前記収容部品２０の固定孔２２１を横切ることにより、前記収容部品２０を前記キャビネット１０の底部に固定する。
図６を一緒に参照すると、前記キャビネット１０から非常に重い電子設備を取り出すか又は複数の電子設備を一緒に取り出す場合、場合によって前記収容部品２０から前記延在アーム３０を一定の距離だけ引き出し、且つ前記支持部品５０のハンドル５２１を回転させて前記ホルダー５１の高度を調節することにより、前記ホルダー５１を地面に当接させて前記キャビネット１０の接地面積を増加し、従って前記キャビネット１０が傾倒することを免れる。
以上本発明を実施例に基づいて具体的に説明したが、本発明は、上述の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能であることは勿論であって、本発明の保護範囲は、以下の特許請求の範囲から決まる。
１０ キャビネット
２０ 収容部品
２１ 底板
２２ 取り付け部
２３ 側壁
３０ 延在アーム
３１ 凹面
３２ 突起
４０ 当止部品
４１ 第一係止部
４２，２２１，２３２ 固定孔
４３ 第二係止部
５０ 支持部品
５１ ホルダー
５２ 調節部品
２３１ 当止部
３１１ 積載部
４１１ 突出部
５２１ ハンドル
５２２ スクリュー

Claims (8)

  1. 底板及び該底板の両側から延在して形成された一対の側壁を備え、前記一対の側壁の一端の頂部から前記底板の内面までの距離と前記一対の側壁の他端の頂部から前記底板の内面までの距離が異なって、少なくとも一方の側壁に前記底板の内面に平行する当止部が設置される収容部品と、
    前記当止部と前記底板との間にガイド可能に収容され、且つ前記収容部品における前記側壁の頂部から前記底板の内面までの距離がより大きい一端から引き出すことができる延在アームと、
    前記延在アームの前記収容部品から引き出すことができる一端に取り付けられ、支持面を当接して前記キャビネットが傾倒することを免れる支持部品と、
    を備えることを特徴とするキャビネット傾倒防止装置。
  2. 前記一対の側壁は、台形であって且つ前記底板に直交し、その中部から相対向し且つ前記底板に平行する一対の当止部が内に向かって延在することを特徴とする請求項１に記載のキャビネット傾倒防止装置。
  3. 前記支持部品は、ホルダー及び調節部品を備え、前記調節部品は、ハンドル及び該ハンドルの中部から下に向かって直交するように延在するスクリューを備え、前記延在アームの前記収容部品から引き出すことができる一端に内部ねじ山貫通孔を有する積載部が設置され、前記調節部品のスクリューが前記延在アームの積載部の内部ねじ山貫通孔を螺合するように横切ってから、前記スクリューの端部が前記支持部品のホルダーに固定されることを特徴とする請求項１に記載のキャビネット傾倒防止装置。
  4. 前記延在アームに緊密に接触する底面を有し且つ前記収容部品の前記支持部品に近い一端に取り付けられる当止部品を更に備え、前記延在アームの他の一端に突起が設置され、前記延在アームの積載部及び突起が別々に前記当止部品の底面の両端に当止されることを特徴とする請求項３に記載のキャビネット傾倒防止装置。
  5. 前記当止部品の底面の一端に前記延在アームの積載部を係止するための第一係止部が設置されることを特徴とする請求項４に記載のキャビネット傾倒防止装置。
  6. 前記第一係止部は、前端の開口が大きく、末端に近づく部分に相対向する一対の突出部が形成されたＵ形開口であって、前記延在アームの積載部は、円柱状であって且つ前記一対の突出部によって前記Ｕ形開口の底部に係止されることを特徴とする請求項５に記載のキャビネット傾倒防止装置。
  7. 前記当止部品の底面の他の一端に前記延在アームの突起を係止するための第二係止部が設置されることを特徴とする請求項４に記載のキャビネット傾倒防止装置。
  8. 前記延在アームにおける前記収容部品から引き出すことができる一端に凹面が形成され、前記積載部が前記凹面に設置されることを特徴とする請求項３〜請求項７の何れの一項に記載のキャビネット傾倒防止装置。
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