JP2009247748A - パチンコ機 - Google Patents

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Abstract

【課題】長期間に亘って遊技球が返し部材に衝突し続けた場合でも、返し部材と隣接した障害釘や遊技部材が損傷しにくいパチンコ機を提供する。
【解決手段】パチンコ機は、発射装置によって打ち込まれた遊技球を遊技領域の上方へ導くためのガイドレール8が遊技盤4に設置されており、そのガイドレール8の先端縁際には、装飾用のコーナー飾りが設置されている。そして、当該コーナー飾りを利用して、ガイドレール8に沿って右サイドへ跳躍した遊技球をはね返すための返し部材11が設置されており、その返し部材11の先端面が、隣接したガイドレール8の接線と直交した状態になっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、パチンコ機に関するものである。
通常のパチンコ機は、発射装置によって打ち込まれた遊技球を遊技領域の上方へ導くためのガイドレールが遊技盤に設置されているとともに、そのガイドレールの先端縁際に、強く打ち込まれた遊技球をはね返すための返し部材(返しゴム)が設置されている。また、パチンコ機の中には、所定のタイミングで遊技球を遊技領域の右サイドに強く打ち込むことによって特典が得られるように構成された所謂“右打ち”タイプのパチンコ機がある。かかる右打ちタイプのパチンコ機は、返しゴムに対向する位置に複数の障害釘が並べて設置されており、それらの障害釘によって、返しゴムで跳ね返された遊技球を下方へ落下させることにより、遊技球が遊技領域の左サイドを流下しないように構成されている。
ところが、そのような返しゴムと対向する位置に障害釘を並べて設置した右打ちタイプのパチンコ機においては、長期間に亘って使用すると、返しゴムによって跳ね返された遊技球を受ける障害釘が損傷してしまうことがあった。それゆえ、右打ちタイプのパチンコ機の中には、特許文献1の如く、返しゴムによって跳ね返された遊技球を所定の方向へ誘導するための誘導部材を設置したものもある。
特開平8−322988号公報
しかしながら、上記の如く誘導部材を設置したパチンコ機は、誘導部材を設置するために盤面上に大きなスペースが必要とされる上、誘導部材に衝突した後の遊技球の流下方向が一定のものとなり易いため、遊技内容が限定されてしまう、という不具合がある。また、誘導部材そのものが損傷してしまう、という不具合もある。
本発明の目的は、上記従来のパチンコ機が有する問題点を解消し、長期間に亘って遊技球が返し部材に衝突し続けた場合でも、返し部材と隣接した障害釘や遊技部材が損傷しにくい上、返し部材に衝突した後の遊技球の落下方向を制限せず、遊技内容をバラエティに富んだものとすることが可能なパチンコ機を提供することにある。
本発明の内、請求項1に記載された発明は、発射装置によって打ち込まれた遊技球を遊技領域の上方へ導くためのガイドレールが遊技盤に設置されているとともに、打ち込まれた遊技球をはね返すための返し部材が、前記ガイドレールの先端縁際に設置されたパチンコ機であって、前記返し部材が、表面から裏面へ貫通した円柱状の係止孔を設けたものであり、その係止孔に、前記遊技盤に対して直交するように設けられた係止ピンを挿通させた状態で設置されているとともに、前記返し部材の先端面が、隣接したガイドレールの接線と直交した状態になっている(すなわち、返し部材の先端面とガイドレールによって形成される円弧の中心とが略同一面上に位置するようになっている)ことを特徴とするものである。なお、本発明において、返し部材の先端面が隣接したガイドレールの接線と直交であるとは、返し部材の先端面とガイドレールの接線とのなす角度が90°±10°程度の範囲内であることを意味する。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記ガイドレールの先端縁際に、装飾部材が設置されており、その装飾部材の裏面に、前記係止ピンが立設されているとともに、その係止ピンを挟むように一対の規制壁が略平行に立設されており、前記返し部材が、前記一対の規制壁の間に嵌め込まれ前記係止孔に前記係止ピンを挿通させた状態で設置されていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1、または請求項2に記載された発明において、前記返し部材と少なくとも片方の規制壁との間に所定の大きさの間隙が形成されていることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1〜3のいずれかに記載された発明において、前記装飾部材の裏面に柱状ボスが立設されており、前記返し部材が、基端に形成された切り欠きを前記柱状ボスに係合させた状態で設置されていることを特徴とするものである。
請求項1に記載のパチンコ機は、返し部材の先端面がガイドレールの接線(返し部材の先端面と隣接した部分の接線)と直交した状態になっており、打ち込まれた遊技球が返し部材に衝突する際に、遊技球を入射方向に近い方向に跳ね返すことができるので、遊技球による衝撃を非常に効果的に低減することができる。また、遊技球を入射方向に近い方向に跳ね返すので、跳ね返った遊技球が同じ障害釘や遊技部材に当たり続けるという事態が生じない。したがって、長期間に亘って使用される場合でも、返し部材と隣接した障害釘や遊技部材を効果的に防止することができる。
請求項2に記載のパチンコ機は、返し部材が装飾部材に立設された内側規制壁と外側規制壁との間に嵌め込まれているため、返し部材の先端面に遊技球が衝突する際に、遊技球の入射方向に対する返し部材の先端面の角度が一定の範囲内に制限され、遊技球を入射方向に非常に近い方向に跳ね返すことができるので、遊技球による衝撃をきわめて効果的に低減することができる。
請求項3に記載のパチンコ機は、返し部材と規制壁との間の間隙によって、返し部材の先端面に遊技球が衝突する際の変形を吸収することができる上、返し部材の先端面が係止ピンを中心としてわずかに回動することができるので、遊技球による衝撃をきわめて効果的に低減することができる。
請求項4に記載のパチンコ機は、返し部材が基端の切り欠きを装飾部材の柱状ボスに係合させた状態で設置されており、返し部材の先端面に遊技球が衝突する際に、遊技球の入射方向に対する返し部材の先端面の角度が大きく変動せず、遊技球を入射方向と略同じ方向に跳ね返し続けるので、遊技球による衝撃をきわめて効果的に低減することができる。加えて、返し部材の先端面に遊技球が衝突する際の衝撃が、柱状ボスにも加わり、係止ピンに集中的に加わるという事態が生じないので、係止ピンの損傷を非常に効果的に防止することができる。
以下、本発明のパチンコ機について、図面にしたがって詳細に説明する。図1は、本発明に係るパチンコ機を示したものであり、パチンコ機1は、機枠2の片側縁に、前面枠3が開閉自在に蝶着されており、前面枠3の中央よりやや上側の後方には、遊技盤4が設置されている。図2は、遊技盤4を示したものであり、遊技盤4の表面には、発射装置によって発射された遊技球を遊技盤4の上方まで導くための金属製で帯状のガイドレール8が円弧状に立設されており、当該ガイドレール8によって、略円形の遊技領域10が区画された状態になっている。
遊技領域10には、液晶画面を有する図柄表示装置19が設けられており、その図柄表示装置19の左右上下の外周を覆うように大型遊技部材34が設置されている。大型遊技部材34の上端際には、大入賞口35が穿設されており、その大入賞口35の上側には、大入賞口35を開閉するための板状の扉部材36が、右上がりに傾斜した状態を保ったまま前後にスライド可能に設けられている。また、大型遊技部材34の右下方には、入賞口20が設けられており、その入賞口20の上側には、入賞口20を開閉するための板状の開閉扉23が、右上がりに傾斜した状態を保ったまま前後にスライド可能に設けられている。さらに、大型遊技部材34の中央の下側には、図柄始動口21が設けられており、その図柄始動口21の下側には、電動開閉式入賞装置(所謂、電動式チューリップ)22が設けられている。また、図柄始動口21の右側には、遊技球が通過可能なゲート37が設けられている。加えて、遊技領域10には、電飾ランプ、風車等が設置されているとともに、多数の障害釘9,9・・等が植設されている。
そして、ガイドレール8の先端(右側上方の部分)と隣接した位置には、装飾部材であるコーナー飾り24が設置されており、ガイドレール8に沿って右サイドへ跳躍した遊技球をはね返すための返し部材11が、当該コーナー飾り24を利用して設置されている。
図2は、返し部材11の設置部分を示したものであり、図3は、返し部材11の設置部分の鉛直断面(図2におけるA−A線断面)を示したものである。また、図4は、コーナー飾り24の裏面の様子を示したものである。返し部材11は、シリコーンゴムによって略直方体状に一体成形されており、表面(前面)と裏面(後面)とが平行になっている。そして、略中央に、円柱状の係止孔12が、表面側から裏面側へと貫通するように設けられており、当該係止孔12は、略中央よりも表面側の方が裏面側に比べて大径になっている。なお、大径部16、小径部17の内径は、それぞれ、約6.5mm、約4.5mmになっている。また、返し部材11の基端には、半円柱状の切り欠き13が設けられており、内側の側面には、係止用の段差14が設けられている。一方、外側の側面の先端際には、テーパ面15が設けられており、他の部分と鋭角をなした状態になっている。
一方、コーナー飾り24は、合成樹脂によって縦長な長尺状に一体的に形成されている。そして、弓形の表面板25の左右両サイドに、それぞれ、内側規制壁26、外側規制壁27が、後方に突出するように設けられており、断面(長手方向に垂直な断面)がコ字状になっている。また、内側規制壁26は、ガイドレール8と略同一の曲率半径となるようにカーブしており、その上部においては、外側規制壁27が略平行に対峙した状態になっている。さらに、表面板25の裏面の上部には、返し部材11を固定するための係止ピン28が突設されている。当該係止ピン28は、略中央よりも基端側の方が先端側に比べて大径になっており、大径部31、小径部32の直径は、それぞれ、約6.0mm、約4.0mmになっている。その係止ピン28の下側には、コーナー飾り24を遊技盤4に設置するための2個の柱状ボス29,30が上下に並べて突設されている。各柱状ボス29,30は、十字状の断面を有しており、幅と高さとが同一寸法になっている。加えて、外側規制壁27の外側には、コーナー飾り24を遊技盤4に当着させるための当着板33が設けられている。
返し部材11は、内側規制壁26と外側規制壁27との間に嵌め込まれ、段差14を内側規制壁26の端縁に係止させ、係止孔12に係止ピン28を挿通させた状態で、コーナー飾り24に装着されている。なお、そのように返し部材11がコーナー飾り24に装着されると、返し部材11のテーパ面15と内側規制壁26との間に隙間(テーパ面の先端で約2.0mmの隙間)が形成される。そして、返し部材11と一体になったコーナー飾り24は、柱状ボス29,30を、遊技盤4に穿設された係合孔(図示せず)内に挿入することによって、ガイドレール8の端縁の下側に位置するように設置されている。そのようにコーナー飾り24が遊技盤4に設置されると、返し部材11の先端面が、ガイドレール8の端縁際の接線Tと直交した状態(すなわち、ガイドレール8に沿って跳躍してくる遊技球の入射角度と概ね直交した状態)となる(図2参照)。
一方、前面枠3の下側には、遊技球を発射装置(図示せず)へ供給するための供給皿5と、遊技球を貯留させるための貯留皿6とが上下に併設されており、その貯留皿6の右側には、発射装置を操作するための発射ハンドル7が突設されている。
上記の如く構成されたパチンコ機1においては、発射ハンドル7の回動操作によって発射装置(図示せず)から遊技球が発射され、発射された遊技球が図柄始動口21に入賞した場合に、内部に設置された制御装置(図示せず)において大当たり抽選が実行され、大当たり抽選の結果、「大当たり」になった場合には、「大当たり状態」が生起する。また、遊技球が図柄始動口21に入賞する毎に、入賞図柄表示装置19においては所定の時間だけ図柄の変動表示を実行し、当該変動表示の後に「大当たり図柄」あるいは「はずれ図柄」を表示することによって大当たり抽選の結果を表示する。
「大当たり状態」においては、大入賞口35の扉部材36が所定回数だけ断続的に開成する(後方へスライドして遊技盤4の内部に没入する)。したがって、遊技者は、「大当たり」が発生した場合には、多くの遊技球を大入賞口35に入賞させることによって、多くの賞品球を獲得することができる。
また、所定の「大当たり図柄」が表示された後に「大当たり状態」が生起した場合には、「大当たり状態」の終了後に、入賞図柄表示装置19における図柄の変動表示の時間を所定の回数だけ短縮する「時短状態」が生起する。当該「時短状態」においては、遊技球がゲート37を通過する毎に、内部の制御装置において当たり抽選が実行され、その当たり抽選において高い確率で小当たりとなり、電動開閉式入賞装置22が開成する。そして、開成した電動開閉式入賞装置22に遊技球が入賞した場合に、開閉扉23が後方へスライドすることによって入賞口20が開成し、多くの遊技球を入賞させることが可能となる。したがって、遊技者は、「時短状態」が発生した場合には、発射ハンドル7を大きく回動させて遊技球を強く発射することにより(すなわち、“右打ち”することにより)、右サイドの入賞口20に入賞させることができ、「大当たり状態」の生起によって得られた遊技球の数を大きく変動させることなく遊技を継続させることが可能となる。
そして、そのように遊技者が所謂“右打ち”を実施した場合には、打ち込まれた遊技球が返し部材11に衝突するが、その際に、返し部材11は、遊技球を入射方向と略同じ方向に跳ね返して、遊技球による衝撃を非常に効果的に低減する。そのため、返し部材11と隣接した障害釘9,9・・が損傷する、という事態が起こらない。
パチンコ機1は、上記の如く、返し部材11の先端面(図3におけるS)が、隣接したガイドレール8の接線Tと直交した状態になっており、打ち込まれた遊技球が返し部材11に衝突する際に、遊技球を入射方向に近い方向に跳ね返すことができるので、遊技球による衝撃を非常に効果的に低減することができる。また、遊技球を入射方向に近い方向に跳ね返すので、跳ね返った遊技球が同じ障害釘9や遊技部材に当たり続けるという事態が生じない。したがって、長期間に亘って使用される場合でも、返し部材11と隣接した障害釘9,9・・や遊技部材の損傷を効果的に防止することができる。
また、パチンコ機1は、返し部材11がコーナー飾り24に立設された内側規制壁26と外側規制壁27との間に嵌め込まれているため、返し部材11の先端面に遊技球が衝突する際に、遊技球の入射方向に対する返し部材11の先端面の角度が一定の範囲内に制限され、遊技球を入射方向に非常に近い方向に跳ね返すことができるので、遊技球による衝撃をきわめて効果的に低減することができる。
さらに、パチンコ機1は、返し部材11のテーパ面15と外側規制壁27との間隙によって、返し部材11の先端面に遊技球が衝突する際の変形を吸収することができる上、返し部材11の先端面が係止ピン28を中心としてわずかに回動することができるので、遊技球による衝撃をきわめて効果的に低減することができる。
加えて、パチンコ機1は、返し部材11が基端の切り欠き13をコーナー飾り24の柱状ボス29に係合させた状態で設置されており、返し部材11の先端面に遊技球が衝突する際に、遊技球の入射方向に対する返し部材11の先端面の角度が大きく変動せず、遊技球を入射方向と略同じ方向に跳ね返し続けるので、遊技球による衝撃をきわめて効果的に低減することができる。さらに、返し部材11の先端面に遊技球が衝突する際の衝撃が、柱状ボス29にも加わり、係止ピン28に集中的に加わるという事態が生じないので、係止ピン28の損傷を非常に効果的に防止することができる。
なお、本発明のパチンコ機の構成は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、機枠、前面枠、遊技盤、供給皿、貯留皿、発射ハンドル、ガイドレール、返し部材、コーナー飾り(装飾部材)、遊技部材等の形状、構造、材質等の構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更できる。
たとえば、返し部材は、上記実施形態の如く、シリコーンゴムによって形成されたものに限定されず、合成ゴム、天然ゴム等の他の弾性素材によって形成されたもの等に変更することも可能である。加えて、返し部材を合成ゴムによって形成する場合には、合成ゴムとして、アクリルゴム(ACM)、アクリロニトリルブタジエンゴム(ニトリルゴム NBR)、イソプレンゴム(IR)、ウレタンゴム(U)、エチレンプロピレンゴム(EPM,EPDM)、エピクリルヒドリンゴム(CO,ECO)、クロロプレンゴム(CR)、シリコーンゴム(Q)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、ブチルゴム(IIR)、フッ素ゴム(FKM)等を好適に用いることができる。加えて、合成ゴムや天然ゴム等と他の弾性素材とを組み合わせた複合素材によって、返し部材を形成することも可能である。
また、返し部材は、上記実施形態の如く、コーナー飾りを利用して遊技盤に設置されるものに限定されず、遊技盤に直接的に設置されるものでも良い。さらに、返し部材は、上記実施形態の如く、1つの係止ピンを利用して設置されるものに限定されず、2つ以上の係止ピンを利用して設置されるものでも良い。加えて、返し部材は、上記実施形態の如く、直方体状のものに限定されず、先端面がガイドレールの接線(先端面と隣接した部分の接線)と概ね直交したものであれば、直方体状以外の形状を有するものに変更することも可能である。
一方、コーナー飾りは、上記実施形態の如く、2つの柱状ボスによって遊技盤に設置するものに限定されず、1つあるいは3つ以上の柱状ボスを利用して遊技盤に設置するものでも良い。さらに、コーナー飾りは、上記実施形態の如く、1つの柱状ボスを返し部材の基端に係合させるものに限定されず、2つ以上の柱状ボスを返し部材の基端に係合させるものに変更することも可能である。
また、遊技盤は、上記実施形態の如く、返し部材によって跳ね返された遊技球が種々の方向へ流下するように構成されたものに限定されず、返し部材の近傍に遊技部材(遊技盤面と直交する外周面を有するもの)が設けられており、跳ね返された遊技球の流下方向が一定となるように構成されたものに変更することも可能である。かかる構成を採用した場合には、右打ちタイプのパチンコ機を設計し易くなる、というメリットがある。
加えて、本発明のパチンコ機においては、遊技盤面上の遊技部材や障害釘等のレイアウトも特に限定されないが、上記実施形態の如く、返し部材の先端面と略直交した位置(ガイドレールの内側の部分)に遊技部材や障害釘等を設けないことが望ましい。かかる構成を採用することによって、返し部材の先端面で跳ね返った直後の遊技球が同じ遊技部材や障害釘等に当たり続ける事態が回避されるため、遊技部材や障害釘等の損傷をより高度に防止することが可能となる。
パチンコ機の正面図である。 返し部材の設置部分を示す説明図である。 返し部材の設置部分の鉛直断面(図2におけるA−A線断面)を示す説明図である。 コーナー飾りの裏面の様子を示す説明図である。
符号の説明
1・・パチンコ機
4・・遊技盤
7・・発射ハンドル
8・・ガイドレール
10・・遊技領域
11・・返し部材
12・・係止孔
13・・切り欠き
24・・コーナー飾り(飾り部材)
26・・内側規制壁
27・・外側規制壁
28・・係止ピン
29・・柱状ボス

Claims (4)

  1. 発射装置によって打ち込まれた遊技球を遊技領域の上方へ導くためのガイドレールが遊技盤に設置されているとともに、打ち込まれた遊技球をはね返すための返し部材が、前記ガイドレールの先端縁際に設置されたパチンコ機であって、
    前記返し部材が、表面から裏面へ貫通した円柱状の係止孔を設けたものであり、その係止孔に、前記遊技盤に対して直交するように設けられた係止ピンを挿通させた状態で設置されているとともに、
    前記返し部材の先端面が、隣接したガイドレールの接線と直交した状態になっていることを特徴とするパチンコ機。
  2. 前記ガイドレールの先端縁際に、装飾部材が設置されており、その装飾部材の裏面に、前記係止ピンが立設されているとともに、その係止ピンを挟むように一対の規制壁が略平行に立設されており、
    前記返し部材が、前記一対の規制壁の間に嵌め込まれ前記係止孔に前記係止ピンを挿通させた状態で設置されていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
  3. 前記返し部材と少なくとも片方の規制壁との間に所定の大きさの間隙が形成されていることを特徴とする請求項1、または請求項2に記載のパチンコ機。
  4. 前記装飾部材の裏面に柱状ボスが立設されており、
    前記返し部材が、基端に形成された切り欠きを前記柱状ボスに係合させた状態で設置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のパチンコ機。
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