JP2009246564A - 圧電デバイスの製造方法 - Google Patents

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秀之 山崎
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Abstract

【課題】 接着剤の塗布量を正確に測定でき、品質、信頼性の高い圧電デバイスの製造方法を提供することを目的とするものである。
【解決手段】 基板上に配置されている電極部を画像認識し、得られた画像データを平坦部と傾斜部とに2値化して平坦部と傾斜部のそれぞれの面積を算出する工程と、前記電極部に導電性接着剤を塗布する工程と、前記導電性接着剤が塗布された電極部を画像認識し、得られた画像データを平坦部と傾斜部とに2値化して平坦部と傾斜部のそれぞれの面積を算出する工程と、前記導電性接着剤が塗布された電極部の傾斜部面積と導電性接着剤塗布前の前記電極部の傾斜部面積との面積差を算出する工程と、前記面積差が所定の範囲内にあるか否かを判定する工程と、前記判定後に前記導電性接着剤が塗布された電極上に圧電振動片を搭載する工程と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧電デバイスの製造方法に関するものである。
圧電振動子や圧電発振器等の圧電デバイスは、パッケージベース上に形成されたマウント電極にディスペンサ等を用いて接着剤を塗布し、前記接着剤を介して電極上に圧電振動片を搭載し、前記パッケージベース上面にリッドを接合して製造されている。図2は圧電デバイスを示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)のA−A断面図である。圧電デバイスは、平板上の底板12と、前記底板12の側辺を立ち上げてなる側部14を備えたパッケージベース16を有している。パッケージベース16の底面、すなわち前記底板12の上面には一対のマウント電極18が形成されている。前記マウント電極18はパッケージベース16に搭載される圧電振動片22に形成された接続電極24の位置に対応して形成されている。そして、マウント電極18はパッケージベース16の裏面、すなわち前記底板12の下面に形成された外部電極26を導通部(不図示)を介して電気的に接続されている。
このパッケージベース16上に形成されたマウント電極18上に、接着剤28がシリンジの先端にニードルを設けた塗布手段を用いて塗布されている。この場合、マウント電極18上に塗布される接着剤28は導電性を有する必要がある。マウント電極18上に接着剤28を塗布した後は、塗布量が基準を満たしているか否かを判定するために、画像認識を用いて判定を行う。すなわち、接着剤28が塗布されたマウント電極18を撮像し、撮像された画像を白色と黒色の2値データとして表示(2値化表示)し、表示された画像において接着剤28の塗布面積を算出する。この塗布面積が予め設定された基準を満たせばマウント電極18上に適正量の接着剤28が塗布されていると判定し、基準を満たさなければマウント電極18上に適正量の接着剤28が塗布されていないと判定する。
続いて、マウント電極18上に接着剤28が適正量塗布されいたら、接着剤28を介してマウント電極18上に圧電振動片22が搭載される。このときマウント電極18と前記接続電極24が電気的に接続している。なお、圧電発振器を形成するときは、圧電振動片22とともに発振回路もパッケージベース16上に搭載される。そして、圧電振動片22が搭載されたパッケージベース16の上面にリッド32が接合され、圧電デバイスの内部を気密封止している(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3436233号公報
しかしながら、前述の従来技術による圧電デバイスにはその製造方法において以下のような問題点がある。図3は、接着剤が塗布されたマウント電極の模式図であり、(a)は上面図、(b)は(a)の断面図、(c)は2値化表示を示す図である。パッケージベース16に形成されたマウント電極18はスクリーン印刷法等の手段により形成されるが、その断面形状は図3(b)に示すように電極の端部が傾斜を持つ傾斜部18aを有する形状となっている。このマウント電極18に接着剤28を塗布後、従来例に記載の画像認識により撮像された画像を2値化すると、図3の(c)に示すようにマウント電極18の傾斜部18aの2値化データ20と、接着剤28の2値化データ19とが同様の2値化データ(黒色)として認識されてしまう。したがって、接着剤28の塗布面積と前記傾斜部18aの面積とが合成された面積を接着剤28の塗布面積と認識してしまい、真の接着剤28の塗布面積を算出することができない。これは画像認識による撮像に起因するものであり、画像認識による撮像データの2値化処理の際、前記傾斜部18aとマウント電極18の平坦部18bとで照射された光の反射方向が異なりその反射光により明部と暗部を判別し2値データ化しているためである。
このようにマウント電極18に傾斜部18aが存在していると、接着剤28の塗布面積を正確に知ることができず、接着剤塗布量の基準を満たさない圧電デバイスも次工程へ流れてしまい、圧電デバイスの品質、信頼性の低下につながる。
本発明は、上記問題点に鑑み、接着剤の塗布量を正確に測定でき、品質、信頼性の高い圧電デバイスの製造方法を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するため、本発明の圧電デバイスの製造方法は、少なくとも、基板上に配置されている電極部を画像認識し、得られた画像データを平坦部と傾斜部とに2値化して平坦部と傾斜部のそれぞれの面積を算出する工程と、前記電極部に導電性接着剤を塗布する工程と、前記導電性接着剤が塗布された電極部を画像認識し、得られた画像データを平坦部と傾斜部とに2値化して平坦部と傾斜部のそれぞれの面積を算出する工程と、前記導電性接着剤が塗布された電極部の傾斜部面積と導電性接着剤塗布前の前記電極部の傾斜部面積との面積差を算出する工程と、前記面積差が所定の範囲内にあるか否かを判定する工程と、前記判定後に前記導電性接着剤が塗布された電極上に圧電振動片を搭載する工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、電極部に塗布された導電性接着剤の塗布量を正確に測定することができ、品質、信頼性の高い圧電デバイスを提供することが可能となる。
以下、図面を基に本発明の圧電デバイスの製造方法を説明する。図1は、本実施例の圧電振動子の製造方法を説明するための図である。また、本発明の圧電振動子の製造方法における圧電振動子の構造は従来例で示した構造と同一の構造を例とし、図2、図3も参照して本実施例を説明する。
圧電デバイスは、平板上の底板12と、前記底板12の側辺を立ち上げてなる側部14を備えたパッケージベース16を有している。パッケージベース16の底面、すなわち前記底板12の上面には一対のマウント電極18が形成されており、前記マウント電極18上に塗布された導電性の接着剤28を介して圧電振動片22がパッケージベース16に搭載されている。圧電振動片22とパッケージベース16とは、圧電振動片に形成された接続電極24と、マウント電極18により電気的に接続され、さらに、マウント電極18はパッケージベース16の裏面、すなわち前記底板12の下面に形成された外部電極26を導通部を介して電気的に接続されている。そして、圧電振動片22が搭載されたパッケージベース16にリッド32が接合されている。
圧電デバイスの製造方法は次の工程により行われる。ます、パッケージベース16を用意する(S100)。パッケージベース16は例えばトレー等に複数個整列された状態である。次に、パッケージベース16のマウント電極18の所定の撮像エリア(図3参照)を撮像装置により撮像しマウント電極18の画像を取得する(S101)。次いで、取得したマウント電極18の画像を予め決定しておいたしきい値で黒色と白色に撮像データを2値化する。ここでマウント電極18が傾斜面を有していると平坦部18bと傾斜部18aとが区別される。そして2値化データより黒色の画素数を計算し、傾斜部18aの面積(図3の2値化データ20)を算出する(S102)。
次に、マウント電極18上に、シリンジの先端にニードルを設けた塗布手段を用いて導電性の接着剤28を塗布する(S103)。続いて、接着剤28が塗布されたマウント電極28の所定の撮像エリアを撮像装置により撮像し接着剤28とマウント電極18の画像を取得する(S104)。次いで、取得した接着剤28とマウント電極18の撮像データを2値化する。ここでは図3(c)に示すように接着剤28の塗布面積と前記傾斜部18aの面積とが合成された面積が黒色の2値化データとして得られ、その画素数より接着剤28の塗布面積と前記傾斜部18aの面積とが合成された面積を算出する(S105)。
そして次の工程では、接着剤28が塗布されたマウント電極18を撮像し得られた接着剤28の塗布面積と傾斜部18aの面積とが合成された面積と、接着剤28が塗布されていないマウント電極18のみを撮像し得られた傾斜部18aの面積との差をとり、接着剤28の塗布面積を算出する(S106)。このように接着剤28が塗布されたマウント電極18の2値化データから接着剤28が塗布されていないマウント電極18の2値化データを引くことで、接着剤28塗布後の接着剤28と傾斜部18aの合成面積から傾斜部18aの面積を排除することができ、正確な接着剤塗布面積を得ることが可能となる。
次に、前工程で得られた接着剤28の塗布面積を基に、接着剤28が適正量塗布されているか判別を行い(S107)、接着剤28が適正量塗布されえたパッケージベース16に圧電振動片22を搭載する(S108)。最後に圧電振動片22が搭載されたパッケージベース16にリッド32を真空中でリッド32を接合する。
以上のような圧電デバイスの製造方法とすることで、接着剤28が適正量塗布されているか否か正確に判断することができ、品質が良く、信頼性の高い圧電デバイスを提供することが可能となる。
本実施例の圧電振動子の製造方法を説明するための図。 圧電デバイスを示す図。 接着剤が塗布されたマウント電極の模式図。
符号の説明
12 底板
14 側部
16 パッケージベース
18 マウント電極
18a 傾斜部
18b 平坦部
19 接着剤の2値化データ
20 傾斜部の2値化データ
22 圧電振動片
24 接続電極
26 外部電極
28 接着剤
32 リッド

Claims (1)

  1. 基板上に圧電振動片を搭載した圧電デバイスの製造方法であって、
    少なくとも、
    前記基板上に配置されている電極部を画像認識し、得られた画像データを平坦部と傾斜部とに2値化して平坦部と傾斜部のそれぞれの面積を算出する工程と、
    前記電極部に導電性接着剤を塗布する工程と、
    前記導電性接着剤が塗布された電極部を画像認識し、得られた画像データを平坦部と傾斜部とに2値化して平坦部と傾斜部のそれぞれの面積を算出する工程と、
    前記導電性接着剤が塗布された電極部の傾斜部面積と導電性接着剤塗布前の前記電極部の傾斜部面積との面積差を算出する工程と、
    前記面積差が所定の範囲内にあるか否かを判定する工程と、
    前記判定後に前記導電性接着剤が塗布された電極上に圧電振動片を搭載する工程と、
    を有する圧電デバイスの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012199861A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 水晶デバイス及び水晶デバイスの検査方法

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