JP2009246237A - 電流狭窄型発光素子およびその製造方法 - Google Patents

電流狭窄型発光素子およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 発光領域における発光分布が均一であり、特に高い電流密度であっても、高光出力性能を有する電流狭窄型発光素子およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 支持基板2の上面側に、金属積層体3を有し、金属積層体3は、第1導電型半導体層4に接触する凸部10aをもつ第1導電層10と、第1導電層10の、凸部10a以外の第1表面10bの部分上に位置し、第1導電型半導体層4に接触する第2表面11bをもつ第2導電層11とで構成され、第1導電層10は、第1導電型半導体層4に対するコンタクト抵抗が、第2導電層11に比べて低く、かつ凸部10aが、第1電極層7の配設位置の鉛直下部からずらした位置に配設してなることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、特に大電流にわたって内部量子効率ならびに光取り出し効率を向上させることができるとともに、高光出力性能の発光強度と信頼性を両立させた電流狭窄型発光素子およびその製造方法に関するものである。
近年、自動車のヘッドランプやブレーキランプ、または信号機への応用など、LED(半導体発光素子)の用途の多様化と共に、LEDの高出力化および大電流での使用が求められている。
一般に、LEDは、基板上に発光部を含む半導体層が積層され、その半導体層積層基板の下面および上面に第1電極層と下面に第2電極層がそれぞれ設けられ、その間に、p型半導体層のような第1導電型半導体層、n型半導体層のような第2導電型半導体層、およびこれらの半導体層間の活性層(発光部)を具える構造を有する。
LEDに電流を注入した場合、活性層で発生した光子は、全方位に進むが、そのうち第1電極層に達したものは、第1電極層の電極材料に吸収および反射され、LED外部へ光として出力されない。特にMOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法などにより積層された薄膜の半導体層では、第1電極層の配設直下位置の活性層で発生した光の大部分が第1電極層に吸収および反射され、光取り出し効率が大幅に低下するという問題があった。
そこで、第1電極層での光の遮蔽による出力低下は、例えば第1電極層の配設直下位置に位置していない活性層により多くの電流を導くことで改善される。光子の発生位置である活性層が、第1電極層の配設直下位置から離れた位置にあるほど、発生した光の第1電極層による遮蔽の影響を少なくすることができる。
また、活性層の特定の領域のみに電流を集中させる電流狭窄領域は、そこに注入した電子とホールを集中することで、キャリアの再結合確率が上昇するため、内部量子効率を向上させることができる。
例えば、特許文献1には、GaAs基板と、この基板上に第1導電型InGaAlP層及び第2導電型InGaAlP層を積層して形成された発光部と、この発光部上の一部に形成された電流狭窄のための電極とを具え、前記発光部の第1導電型層と基板との間に、基板よりもエネルギーギャップが大きく、且つ第1導電型層よりもエネルギーギャップが小さい第1導電型の中間エネルギーギャップ層を選択的に形成し、前記電極の下の少なくとも一部で第1導電型InGaAlP層と基板とを直接接触させる技術が開示され、基板との接合部で、中間エネルギーギャップ層により多くの電流が流れることで、電流狭窄による内部量子効率の向上と、発生した光の取り出し効率の向上により高出力が図られている。
しかるに、特許文献1に記載の半導体層では、GaAs基板を支持基板として用いるため、半導体層が薄くなり、横方向の電流の広がりが悪く、しばしば上部電極外周鉛直下近傍の活性層が強く発光し、光取り出し効率に改善の余地がある。
また、活性層から基板方向に向かった光を効率よく取り出すために、半導体層積層済み基板を、直接、もしくは接合層を介して他の基板と接合するウェハ接合技術があり、例えば特許文献2には、半導体層積層済み基板に、反射膜を含む接合層を介して他の基板を貼り合わせた後、半導体層積層に用いた基板を除去して発光素子を作成する技術が開示され、半導体層中の活性層で発生した光のうち、接合部側に向かった光が、高反射率の反射膜で反射されて接合部と対向する半導体層表面から取り出されることで、基板での光吸収を防ぎ、出力を向上させている。
さらに特許文献2に記載の構造では、接合部に、半導体層と接するように絶縁層が形成されており、上面電極鉛直下以外の領域の一部にのみ絶縁層の開口を作り、前述同様の電流狭窄による出力向上効果を得ることが開示されている。
しかるに、特許文献2記載の半導体層では、小さな開口部のある絶縁層で狭窄構造を形成した場合には、大電流通電時には局所的に電流の集中した部分での発熱量が増え、出力が低下するとともに発光素子としての信頼性にも悪い影響を与えるおそれがあった。
特許第2766311号公報 特開2007−221029号公報
そこで、本発明の目的は、高出力の発光素子を得るとともに、大電流では、その電流密度の集中が緩和されることで出力の低下を低減でき、発光素子としての信頼性も併せ持った電流狭窄型発光素子を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の要旨構成は以下の通りである。
(1)支持基板の上面側に、異種導電材料からなる2つの導電層からなる金属積層体、第1導電型半導体層、活性層、第2導電型半導体層および第1電極層を有し、前記支持基板の下面側に第2電極層を有する電流狭窄型発光素子において、前記金属積層体は、前記第1導電型半導体層に接触する凸部をもつ第1導電層と、該第1導電層の、凸部以外の第1表面の部分上に位置し、前記第1導電型半導体層に接触する第2表面をもつ第2導電層とで構成され、前記第1導電層は、前記第1導電型半導体層に対するコンタクト抵抗が、前記第2導電層に比べて低く、かつ前記凸部が、前記第1電極層の配設位置の鉛直下部からずらした位置に配設してなることを特徴とする電流狭窄型発光素子。
(2)前記第1導電層は、AuもしくはAgからなる金属層、または、AuもしくはAgを含む合金層である(1)記載の電流狭窄型発光素子。
(3)前記第2導電層は、AlもしくはAgからなる金属層、または、Alおよび/もしくはAgを含む合金層である(1)記載の電流狭窄型発光素子。
(4)第2導電型成長基板の上方に、第2導電型半導体層、活性層および第1導電型半導体層を順次形成する工程と、前記第1導電型半導体層の上方に、第2導電層を形成する工程と、該第2導電層に、凹部を形成する工程と、該凹部から露出した前記第1導電型半導体層の表面部分および前記第2導電層の上方に、第1導電層を形成する工程と、該第1導電層の上方に、支持基板を接合する工程と、前記第2導電型成長基板を除去する工程と
を具えることを特徴とする電流狭窄型発光素子の製造方法。
(5)前記支持基板接合工程は、金属接合層を介して前記支持基板を接合することを含む(4)記載の電流狭窄型発光素子の製造方法。
ここで、「コンタクト抵抗」とは、導電層と第1導電型半導体層の接触部でオーミック特性を示す狭義な抵抗成分のみではなく、接触部とその周辺を含めた部分での電圧降下等から見積もられる抵抗であり、例えば接触部とその周辺を含めた等価回路全体のインピーダンスなどで定義される特性のことをいうものとする。
本発明の半導体発光素子は、金属積層体が、第1導電型半導体層に接触する凸部をもつ第1導電層と、該第1導電層の、凸部以外の第1表面の部分上に位置し、前記第1導電型半導体層に接触する第2表面をもつ第2導電層とで構成されるとともに、第1導電層は、前記第1導電型半導体層に対するコンタクト抵抗が、前記第2導電層に比べて低く、かつ前記凸部が、前記第1電極層の配設位置の鉛直下部からずらした位置に配設することにより、大電流にわたって光取り出し効率を向上させることができるとともに、高光出力性能の発光強度と信頼性を両立させることができる。
また、本発明の半導体発光素子の製造方法は、第2導電層に、凹部を形成する工程と、該凹部から露出した第1導電型半導体層の表面部分および前記第2導電層の上方に、第1導電層を形成する工程と、前記第2導電層の上方に、第1導電層を形成する工程を具えることにより、電流狭窄型発光素子の光出力性能を向上させることができる。
以下に、図面を参照しながら本発明の電流狭窄型発光素子の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る電流狭窄型発光素子の実施形態を、半導体発光素子の一部の断面構造について模式的に示したものである。
図1に示す半導体発光素子1は、支持基板2の上面側に、金属積層体3、第1導電型半導体層4、活性層5、第2導電型半導体層6および第1電極層7を有し、支持基板2の下面側に第2電極層8を有する、いわゆる電流狭窄型発光素子である。
例えば、支持基板2を構成する好適な材料としては、例えばSi材料、GaAs材料、GaP材料、SiC材料、他の半導体基板材料のほか、CuやAlなどの金属基板等が挙げられ、第1導電型半導体層4を、AlGa(1−a)As(0≦a≦1)で表されるn型半導体層、活性層5を、InGa(1−b)As(0<b≦1)とAlGa(1−c)As(0≦c≦1)からなる多重量子井戸層、第2導電型半導体層6を、AlGa(1−d)As(0≦d≦1)で表されるp型半導体層が挙げられる。
また、第1導電型半導体層4を、(AlGa(1−f)0.5In0.5P層(0≦f≦1)、活性層5を、InGa(1−g)P層(0<g≦1)とAlGaIn(1−h−i)P層(0≦h≦1、0≦i≦1、かつ0≦h+i≦1)からなる多重量子井戸層、第2導電型半導体層6を、(AlGa(1−j)0.5In0.5P層(0≦j≦1)とする場合も挙げられる。
第1電極層7は、第2導電型半導体層6上の一部で接合し、その界面で低コンタクト抵抗のオーミック接合をとる必要がある。第1導電型半導体層4がAlGaAsまたはAlGaInPの場合には、Au、Agのほか、Au−Zn、Au−Sbなどの合金が好ましい。
第2電極層8は、絶縁では無いが第1電極層7と比較して半導体層とのコンタクト抵抗が高い必要があり、また、半導体層と第1金属層7との密着性が良好であることが要件である。発光層からの光を反射する金属であることが発光効率向上の点でも好ましい。第1電極層と比較して半導体層とのコンタクト抵抗が高い金属として、半導体層とショットキー接続をとる金属が好適である。これらを総合的に考慮すると、Al、Agもしくはそれらの成分を含む合金が挙げられるが、Alが最も好ましい。
また、支持基板2は、好適には100〜400μmの厚さ、第1導電型半導体層4は、好適には1〜2μmの厚さ、第2導電型半導体層6は、好適には5〜10μmの厚さを有する。第1導電型半導体層4の厚みを薄くすることにより、厚くした場合と比較して同層内での横方向の電流拡散により活性層5での電流狭窄効果が薄れるためである。
半導体発光素子1は、支持基板2と金属積層体3との間に導電性を有する金属接合層9を具えるのが好ましい。金属接合層9を設けることにより、支持基板2と金属積層体3とを加熱圧着により接合することができる。
金属接合層9を構成する好適な材料としては、例えばAu、Cu等が挙げられ、好適には1〜2μmの厚さを有する。
そして、本発明に従う発光素子1の構成上の主な特徴は、金属積層体3を、第1導電型半導体層4に接触する凸部10aをもつ第1導電層10と、第1導電層10の、凸部10a以外の第1表面10bの部分上に位置し、第1導電型半導体層4に接触する第2表面11bをもつ第2導電層11とで構成するとともに、第1導電層10は、第1導電型半導体層4に対するコンタクト抵抗が、第2導電層11に比べて低く、かつ凸部10aが、第1電極層7の配設位置の鉛直下部からずらした位置に配設することである。
かかる構成を採用することにより、活性層5(発光部)での発光領域Sへの電流密度が上がり、発光領域Sでの発光分布が均一な光出力が得られるとともに、大電流の密度であっても、局所的な熱発生による出力低下を防ぎ信頼性の向上を両立させことができる。
すなわち、金属積層体3を、第1導電型半導体層4に接触する凸部10aをもつ第1導電層10と、第1導電層10の、凸部10a以外の第1上面10bの部分に位置し、第1導電型半導体層4に接触する第2上面11bをもつ第2導電層11とで構成することにより、活性層5の上部電極鉛直下から離れた位置に開口部を小さくして、局所的に電流密度が高い領域を形成することになり、内部量子効率ならびに光取り出し効率の大幅な向上が期待される。発光領域Sへの電流密度が上がり、発光強度を向上することができる。
また、第1導電層10は、第1導電型半導体層4に対するコンタクト抵抗が、第2導電層11に比べて低くすることで、第1導電層10と第1導電型半導体層4との界面で、第1導電層10に多くの電流が流れ、狭窄の効果が高まる。
そして、高い電流密度にわたって光取り出し効率を向上させることができるのは、電流を狭窄する手段が絶縁物や異種導電型の半導体狭窄層ではなく、ショットキー等の高抵抗部を有する第2導電層11を用いるためである。絶縁物や前記狭窄層では全く電流が流れないが、第2導電層11では第1導電層10よりも電流密度が低い状態ではあるものの電流が流れるため、第1導電層10の凸部10aを最大として第2導電層11にも裾の広がる電流密度分布となり狭窄による出力向上効果を有したうえで、大電流での電流集中による出力や信頼性の低下を防ぐことができる。
第1導電層10としてAu、第2導電層11としてアルミニウムAl、第1導電型半導体層4としてp型AlGaAsを用いた場合の、各導電層と半導体層との電流―電圧(I−V)曲線の比較図を図2に示す。
第1導電型半導体層4はCドープp型のAl0.3Ga0.7Asとし、厚さは5μm、キャリア濃度は1×1018(cm−3)とした。このp型AlGaAs上にAuまたはAlを蒸着し、直径110μm、厚さ100nmのドットを中心間距離275μmとなるように配置し、380℃で熱処理をした後に、隣り合う2つのドット間のI−V測定を行った。
図2より、Auのp型AlGaAsに対するI−Vは直線的で、2電極間でのトータルの抵抗は約50Ωが求められる(オーミックコンタクト)。Alのp型AlGaAsに対するI−Vは非直線的であり、接触部での電圧降下が確認され、0〜1Vの範囲を直線近似した場合の2電極間でのトータルの抵抗は約400Ωと近似できる。(ショットキーコンタクト)。
第1導電層10と、第2導電層11が、ともに第1導電型半導体層4とオーミックコンタクトを形成する場合は、TLM(Transmission Line Model)法などで求められる導電層と半導体層の接触部の狭義な抵抗成分を比較し、その抵抗成分の大小で、導電層の組み合わせを決めることもできる。
第1導電層10と、第2導電層11のどちらか一方、もしくは両方がショットキーコンタクトを形成する場合、高周波電源を用いた交流伝導度の測定などから、広義な抵抗成分を求めることができ、その大小で導電層の組み合わせを決めることもできる。
図2のようなI−V測定でショットキー、オーミックの判別を行うことができ、また定性的にそのコンタクト抵抗の大小を比較することが可能である。
そして、第1導電層10の凸部10aが、第1電極層7の配設直下位置からずらした位置に配設することで、活性層5の、第1電極層7の下方に位置していない部分に多くの電流が集中するために、その発光領域Sの光が、第1電極層7に邪魔されないで発光領域Sから外部へ出力されるので、光の取り出し効率が向上することができる。
図3は、本発明の半導体発光素子の上面図を模式的に示したものである。
このような電流狭窄型発光素子おいて好ましくは、第1電極層7を、第2導電型半導体層6の上面外周部にリング状に設け、第1導電層10の凸部10aは、第1電極層7で包囲された発光領域Sの中心位置Cに対応して設ける。このように、第1電極層7配設位置から離れた位置に第1導電層10の凸部10aを形成することで、高い内部量子効率と光取り出し効率を得ることができる。また、第1電極層7の位置と第1導電層10の凸部10aの位置との距離がチップ内で均一になるように配置することで、チップ内に15箇所ある発光領域Sをすべて均等な強度で、個々の発光領域を偏りなく中心対称で発光させることができる。図3では凸部10aの形状は円形としたが方形でもよく、さらに第1電極層7の形状に応じて変更することができる。
第1導電層10は、AuもしくはAgからなる金属層、または、AuもしくはAgを含む合金層であることが好ましく、第1導電型半導体層4と低コンタクト抵抗のオーミックコンタクトを形成するとともに、第2導電層11よりも多くの電流が流れるようにすることで、内部量子効率を向上させることができる。
第2導電層11は、AlもしくはAgからなる金属層、または、Alおよび/もしくはAgを含む合金層であることが好ましく、第1導電型半導体層4と高コンタクト抵抗のショットキーコンタクトを形成するとともに、反射効果で光取り出し効果を向上させることができる。
本発明において、第1導電層10の凸部10aは、第1電極層7配設位置の直下部から、半導体層4〜6の総厚み以上に離れた位置にあることが好ましい。つまり、第1電極層7の鉛直下方向には凸部10aは配置されず、第1電極層7の端部の垂線に対して、第1電極層の端部と凸部10aの端部を結ぶ直線が長いことが好ましい。凸部10aの位置は第1電極層7の位置から最も離れたところにあることがさらに好ましい。これは、活性層5(発光部)での発光領域の中心を第1電極層から遠ざけ、第1電極層7での発光の遮蔽の影響をより少なくするためである。
また、第1導電層10の凸部頂面10aに関しては、アスペクト比などの観点から、その最小サイズが制限される。第2導電層11の厚みにもよるが、凸部頂面10aは、円形であれば直径10μm以上であることが好ましい。
次に、本発明の電流狭窄型発光素子の製造方法の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図4(a)〜(f)は、本発明に従う半導体発光素子の製造方法における主な工程をそれぞれ示したものである。
本発明の電流狭窄型発光素子の製造方法は、図4(a)に示すように、第2導電型成長基板12の上方に、第2導電型半導体層6、活性層5および第1導電型半導体層4を順次形成する。これら各層4〜6は、例えばMOCVD法(有機金属化学気相蒸着法)等の薄層成長法により1回のエピタキシャル成長で順次形成する。
次いで、図4(b)に示すように、第1導電型半導体層4の上方に、第2導電層11を、例えば、電子ビーム共蒸着法または抵抗加熱により形成する。
その後、図4(c)に示すように、第2導電層11の一部、図では中央付近を、例えばNaOHエッチング液を用いたウェットエッチングまたは所定のガスを用いたドライエッチングにより除去して凹部11aを形成する。
その後、図4(d)に示すように、凹部11aから露出した第1導電型半導体層4の表面部分および第2導電層11の上方に、第1導電層10を形成し、第2導電層11と第1導電型半導体層4のコンタクト抵抗を下げるための熱処理を施す。
そして、図4(e)に示すように、この第1導電層10の上方に支持基板2を接合する。
その後、図4(f)に示すように、第2導電型成長基板12を、例えば、所定のエッチング液を用いたウェットエッチング法により除去する。
本発明の製造方法は、半導体発光素子1を構成する支持基板2の上面側に、金属積層体3、第1導電型半導体層4、活性層5および第2導電型半導体層6の形成を、1回のエピタキシャル成長を行い、本発明の電流狭窄型発光素子を製造することができる。
支持基板2を接合する際、図4(e)に示すように、金属接合層9を介して支持基板2を接合するのが好ましい。また、金属接合層9は、第1導電層10の上面上に予め接合用金属材料、例えばAuやCuもしくは各種半田材料の接合層9aと、支持基板2の上面上に予め接合用金属材料、例えばAuやCuもしくは各種半田材料の接合層9bとを蒸着により形成し、これらを加熱圧着することにより接合することが好ましい。これらの金属を介して接合することで、低温での基板接合が可能になり、半導体層の特性や構造を劣化させることなく接合することが可能である。
第2導電型成長基板12を除去した後、第2導電型半導体層6上に第1電極層7を、支持基板2の下面側に第2電極層8を形成し、ダイシングすることにより、図4(f)に示すような半導体発光素子1を形成することが好ましい。
上述したところは、この発明の実施形態の一例を示したにすぎず、請求の範囲において種々の変更を加えることができる。
(実施例)
次に、第2導電型成長基板12(GaAs、厚さ:350μm)の上面側に、第2導電型半導体層6(Al0.4Ga0.6As層、厚さ:5μm)、活性層5(InGaAs/AlGaAsの多重量子井戸構造、厚さ:50nm)、第1導電型半導体層4(Al0.4Ga0.6As層、厚さ:2μm)をMOCVD法により順次形成した。
その後、第1導電型半導体層4の上方に第2導電層11(Al、厚さ:100nm)を電子ビーム蒸着法により蒸着した。
第2導電層11に対し、フォトリソグラフィ工程により、NaOHエッチング液を用いてウェットエッチングを行い、凹部11aを形成した。その後、凹部11aから露出した第1導電型半導体層4の表面部分および第2導電層11の上方に、抵抗加熱によりAu第1導電層10(厚さ:500nm)を蒸着した。第1導電層10の凸部頂面10aの面積は4700μmであった
その後、オーミックコンタクトをとるための熱処理を施し、その上に、電子ビーム蒸着法によりAu接合層9a(厚さ:0.5〜1μm)を形成した。
一方、支持基板2上(GaAs、厚さ:350μm)は、オーミックコンタクトを形成した後、その上に、電子ビーム蒸着法によりAu接合層9b(厚さ:0.5〜1μm)を形成した。
そして、接合層9aと接合層9bの両者を、350℃で30分間、加熱圧着することによりウェハ接合した。
次に、上述したように構成された構造物を、室温のアンモニア水:過酸化水素水:水=1:12:18(体積比)の液中にて2時間揺動させることによりウェットエッチングを行い、第2導電型成長基板12を除去した。
その後、支持基板2上にはボート加熱式蒸着法によりAuZn/Auからなる第2電極層8(厚さ:0.5〜1μm)を蒸着した。第2導電型半導体層6上には、ボート加熱式蒸着法によりAuGe/Ni/Au層(厚さ:0.5〜1μm)を蒸着して第1電極層7を形成した。
そして、抵抗加熱により、第1電極層7の上方Ti/Au層で上面パッドを形成し、フォトリソグラフィ工程後、燐酸と過酸化水素水の混合液でエッチングして、メサ形成後、ダイサーを用いてダイシングすることにより540μm角の、図3に示すような構造の正方形チップを製造した。
なお、半導体発光素子1は、図3に示すような構造であり、発光領域Sの寸法は一辺の長さsが90μmの正方形、凸部10aの直径dが20μm、凸部頂面10aの面積が4700μm、および、チップ面積に対する凸部頂面10aの存在割合が約1.6%である。
(比較例)
比較例は、実施例とほぼ同様の構造であるが、図5に示すように、SiNからなる絶縁層32(厚さ200nm)を、第2導電層31と第1導電型半導体層24の間に追加している。絶縁層32を、第2導電層と同位置に同形状で配設したこと以外は実施例と同様な方法で半導体発光素子21を得た。なお、第2導電層31は、活性層25からの光を反射させる効果を実施例と同等とために、配置した。
上記実施例および比較例の半導体発光素子に、電流を流した場合の出力を測定した結果を表1に示す。
Figure 2009246237
表1に示すように、実施例は比較例に対して、電流が50mA以上で光出力が顕著に向上した。
上記実施例および比較例の半導体発光素子に、電流を流した場合の凸部中心位置(点C)と第1電極層から5μm幅方向内側の点(点E)との発光プロファイルをNear Field Pattern測定装置で、チップ上面に焦点を合わせ、凸部中心を通るチップの中心線で測定した。点Cでの発光強度に対する点Eでの発光強度の比の測定結果を表2および図6,7に示す。
なお、小電流領域を1〜20mA、中電流領域を40〜60mA、大電流領域を80〜120mAとした。
Figure 2009246237
表2および図6,7の結果から、実施例は、比較例に対して、50mAまでの小〜中電流領域では、幅広な発光強度(電流)を観測し、100mAの大電流領域では中心位置付近で発光の飽和が観測されなかった。すなわち、比較例では電流を上げる事で中心位置での電流集中による熱発生により、中心付近Cの発光強度が下がるのに対し、実施例では、比較例のような中心位置Cでの発光強度の飽和が見られず、電流集中の緩和により、大電流での更なる出力の伸びが確認された。
本発明の半導体発光素子は、金属積層体が、第1導電型半導体層に接触する凸部をもつ第1導電層と、該第1導電層の、凸部以外の第1上面の部分に位置し、前記第1導電型半導体層に接触する第2上面をもつ第2導電層とで構成されるとともに、第1金属層は、前記第1導電型半導体層に対するコンタクト抵抗が、前記第2導電層に比べて低く、かつ前記凸部が、前記第1電極層の配設直下位置に配設することにより、大電流にわたって光出力性能を向上させることができるとともに、信頼性を向上させることができる半導体発光素子を提供することができる。
また、本発明の半導体発光素子の製造方法は、第2導電層に、凹部を形成する工程と、該凹部から露出した第1導電型半導体層の表面部分および前記第2導電層の上方に、第1導電層を形成する工程と、前記第2導電層の上方に、第1導電層を形成する工程を具えることにより、電流狭窄型発光素子の光出力性能を向上させることができる半導体発光素子の製造方法を提供することができる。
本発明に係る電流狭窄型発光素子の実施形態を、半導体発光素子の一部の断面構造について模式的に示したものである。 第1導電層としてAu、第2導電層としてAl、第1導電型半導体層としてp型AlGaAsを用いた場合の、各導電層と半導体層との電流―電圧(I−V)曲線の比較図を示したものである。 本発明の半導体発光素子の上面図を模式的に示したものである。 (a)〜(f)は、本発明に従う半導体発光素子の製造方法における主な工程の概念図である。 比較例の電流狭窄型発光素子の一部の断面構造について模式的に示したものである。 実施例により発光プロファイルを測定した結果を示すものである。 実施例により測定した発光プロファイルを模式的に示すものである。
符号の説明
1,21 半導体発光素子
2,22 支持基板
3 金属積層体
4,24 第1導電型半導体層
5,25 活性層
6,26 第2導電型半導体層
7,27 第1電極層
8,28 第2電極層
9,29 金属接合層
9a,9b 接合層
10,30 第1導電層
10a 凸部
10b 第1表面
11,31 第2導電層
11a 凹部
11b 第2表面
12 第2導電型成長基板
32 絶縁層

Claims (5)

  1. 支持基板の上面側に、異種導電材料からなる2つの導電層からなる金属積層体、第1導電型半導体層、活性層、第2導電型半導体層および第1電極層を有し、前記支持基板の下面側に第2電極層を有する電流狭窄型発光素子において、
    前記金属積層体は、
    前記第1導電型半導体層に接触する凸部をもつ第1導電層と、
    該第1導電層の、凸部以外の第1表面の部分上に位置し、前記第1導電型半導体層に接触する第2表面をもつ第2導電層とで構成され、
    前記第1導電層は、
    前記第1導電型半導体層に対するコンタクト抵抗が、前記第2導電層に比べて低く、かつ前記凸部が、前記第1電極層の配設位置の鉛直下部からずらした位置に配設してなることを特徴とする電流狭窄型発光素子。
  2. 前記第1導電層は、AuもしくはAgからなる金属層、または、AuもしくはAgを含む合金層である請求項1記載の電流狭窄型発光素子。
  3. 前記第2導電層は、AlもしくはAgからなる金属層、または、Alおよび/もしくはAgを含む合金層である請求項1記載の電流狭窄型発光素子。
  4. 第2導電型成長基板の上方に、第2導電型半導体層、活性層および第1導電型半導体層を順次形成する工程と、
    前記第1導電型半導体層の上方に、第2導電層を形成する工程と、
    該第2導電層に、凹部を形成する工程と、
    該凹部から露出した前記第1導電型半導体層の表面部分および前記第2導電層の上方に、第1導電層を形成する工程と、
    該第1導電層の上方に、支持基板を接合する工程と、
    前記第2導電型成長基板を除去する工程と
    を具えることを特徴とする電流狭窄型発光素子の製造方法。
  5. 前記支持基板接合工程は、金属接合層を介して前記支持基板を接合することを含む請求項4記載の電流狭窄型発光素子の製造方法。
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