JP2009246048A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い逆方向耐圧を維持しつつ順方向サージ破壊耐量を高くすることが可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】n型炭化珪素単結晶基板102と、n型炭化珪素エピタキシャル層104と、ポリシリコン層106と、裏面電極110とを備え、n型炭化珪素エピタキシャル層104の表面に、平面的に見てポリシリコン層106の端部を含むようにp型不純物領域108が形成された半導体装置1であって、n型炭化珪素エピタキシャル層104の表面における少なくともp型不純物領域108で囲まれた領域には、n型炭化珪素エピタキシャル層104よりも低濃度のn型不純物を含有するn−−型不純物領域112が形成されていることを特徴とする半導体装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置、特に、ヘテロ接合を有する半導体装置に関する。
炭化珪素を半導体材料として用いた半導体装置は、高耐圧、低損失、低リーク電流、高温動作可能、高速動作可能などの優れた特徴を有する。従来、このような半導体装置において、ショットキー接合やpn接合に代えてヘテロ接合を有する半導体装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。図13は、従来の半導体装置901を説明するために示す図である。図13(a)は半導体装置901の平面図であり、図13(b)は図13(a)におけるA−A断面図である。
従来の半導体装置901は、図13に示すように、n型炭化珪素単結晶基板902及びn型炭化珪素単結晶基板902よりも低濃度のn型不純物を含有するn型炭化珪素エピタキシャル層904を有する炭化珪素半導体基体900と、n型炭化珪素エピタキシャル層904の表面上の一部に形成され、n型炭化珪素エピタキシャル層904との界面でヘテロ接合を形成するポリシリコン層906と、n型炭化珪素単結晶基板902の裏面に形成された裏面電極910とを備え、n型炭化珪素エピタキシャル層904の表面に、平面的に見てポリシリコン層906の端部を含むようにp型不純物領域908が形成された半導体装置である。従来の半導体装置901は、ヘテロ接合ダイオードである。n型炭化珪素エピタキシャル層904は、n型炭化珪素単結晶基板902上に形成されている。
従来の半導体装置901によれば、n型炭化珪素単結晶基板902を接地して、ポリシリコン層906に正電位を印加した場合には、ダイオードの順方向特性を得ることができ、逆にポリシリコン層906に負電位を印加した場合には、ダイオードの逆方向特性を得ることができる。そして、従来の半導体装置901によれば、ポリシリコン層906の不純物濃度や導電型を変えることにより、任意の順方向特性及び逆方向特性を得ることができる。なお、この特徴は、バリアメタルの選択の自由度が狭いため任意の順方向特性及び逆方向特性を得ることが容易ではないという特徴を有する、ショットキー接合を有する半導体装置の場合と比較して大きな利点となる。
ところで、通常のヘテロ接合を有する半導体装置においては、逆バイアス時には、n型炭化珪素エピタキシャル層の表面におけるポリシリコン層の端部近傍に高電界強度部分が形成されるため、高い逆方向耐圧を得ることができない。これに対して、従来の半導体装置(ヘテロ接合を有する半導体装置)901によれば、n型炭化珪素エピタキシャル層904の表面にはポリシリコン層906の端部に接するようにp型不純物領域908が形成されているため、逆バイアス時には、p型不純物領域908の内部が空乏化される結果、n型炭化珪素エピタキシャル層904の表面におけるポリシリコン層906の端部近傍に形成される高電界強度部分の電界強度を低くすることが可能となり、高い逆方向耐圧を得ることができる。
特開2003−318413号公報(図17)
ところで、このような半導体装置(ヘテロ接合を有する半導体装置)においても、pn接合やショットキー接合を有する半導体装置の場合と同様に、高い逆方向耐圧を維持しつつ順方向サージ破壊耐量を高くすることが求められている。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、高い逆方向耐圧を維持しつつ順方向サージ破壊耐量を高くすることが可能な半導体装置を提供することを目的とする。
(1)本発明の半導体装置は、第1導電型の第1炭化珪素層と、前記第1炭化珪素層上に形成され、前記第1炭化珪素層よりも低濃度の第1導電型不純物を含有する第1導電型の第2炭化珪素層と、前記第2炭化珪素層の表面上の一部に形成され、前記第2炭化珪素層との界面でヘテロ接合を形成するシリコン層と、前記第1炭化珪素層の裏面に形成された裏面電極とを備え、前記第2炭化珪素層の表面又は表面近傍には、平面的に見て前記シリコン層の端部の全部又は一部を含むように第2導電型不純物領域が形成され、前記第2炭化珪素層の表面における少なくとも前記第2導電型不純物領域で囲まれた領域の全部又は一部には、前記第2炭化珪素層よりも低濃度の第1導電型不純物を含有する第1導電型不純物領域が形成されていることを特徴とする。
このため、本発明の半導体装置によれば、第2炭化珪素層の表面又は表面近傍には、平面的に見てシリコン層の端部の全部又は一部を含むように第2導電型不純物領域が形成されているため、逆バイアス時には、第2導電型不純物領域の内部が空乏化される結果、第2炭化珪素層の表面におけるシリコン層の端部近傍に形成される高電界強度部分の電界強度を低くすることが可能となり、高い逆方向耐圧を得ることができる。
また、本発明の半導体装置によれば、第2炭化珪素層の表面における少なくとも第2導電型不純物領域で囲まれた領域の全部又は一部には、第2炭化珪素層よりも低濃度の第1導電型不純物を含有する第1導電型不純物領域が形成されているため、逆バイアス時に、ヘテロ接合界面における電界強度を、従来の半導体装置901の場合よりも低くすることが可能となり、結果として、従来の半導体装置901の場合よりも高い逆方向耐圧を得ることができる。
このため、本発明の半導体装置によれば、いわゆるドリフト層としての第2炭化珪素層の厚さを薄くしても所望の逆方向耐圧を得ることが可能となる。その結果、本発明の半導体装置によれば、第2炭化珪素層の厚さを薄くして第2炭化珪素層の抵抗を低くすることが可能となるため、第2炭化珪素層における順方向サージ電圧又は順方向サージ電流によるジュール熱の発生を抑制することが可能となる。従って、本発明の半導体装置は、高い逆方向耐圧を維持しつつ順方向サージ破壊耐量を高くすることが可能な半導体装置となる。
(2)本発明の半導体装置においては、前記第2炭化珪素層の厚さは、3μm〜20μmの範囲内にあることが好ましい。
このように第2炭化珪素層の厚さを薄くすることにより、第2炭化珪素層の抵抗を低くすることが可能となるため、第2炭化珪素層における順方向サージ電圧又は順方向サージ電流によるジュール熱の発生を十分に抑制することが可能となる。
(3)本発明の半導体装置においては、前記第2炭化珪素層は、前記第2炭化珪素層よりも高濃度かつ前記第1炭化珪素層よりも低濃度の第1導電型不純物を含有する第1導電型の低抵抗炭化珪素層を介して、前記第1炭化珪素層上に形成されていることが好ましい。
このように構成することにより、第2炭化珪素層と低抵抗炭化珪素層とでドリフト層を構成することが可能となるため、第2炭化珪素層単独でドリフト層を構成する場合と比較して、ドリフト層の抵抗を低くすることが可能となる。このため、ドリフト層における順方向サージ電圧又は順方向サージ電流によるジュール熱の発生を抑制することが可能となるため、結果として高い逆方向耐圧を維持しつつ順方向サージ破壊耐量をさらに高くすることが可能となる。
(4)本発明の半導体装置においては、前記第2炭化珪素層の前記第1炭化珪素層と接する側の面における前記第1導電型不純物領域に対向する領域には、前記第2炭化珪素層よりも高濃度かつ前記第1炭化珪素層よりも低濃度の第1導電型不純物を含有する第1導電型の低抵抗炭化珪素領域が形成されていることが好ましい。
このように構成することにより、第2炭化珪素層と低抵抗炭化珪素領域とでドリフト層を構成することが可能となるため、第2炭化珪素層単独でドリフト層を構成する場合と比較して、ドリフト層の抵抗を低くすることが可能となる。このため、ドリフト層における順方向サージ電圧又は順方向サージ電流によるジュール熱の発生を抑制することが可能となるため、結果として高い逆方向耐圧を維持しつつ順方向サージ破壊耐量をさらに高くすることが可能となる。
(5)本発明の半導体装置においては、前記シリコン層は、ポリシリコンからなることが好ましい。
このように構成することにより、比較的簡単なプロセスでシリコン層を形成することが可能となり、ひいては比較的簡単なプロセスでヘテロ接合を有する半導体装置を製造することが可能となる。
(6)本発明の半導体装置においては、前記シリコン層は、第1導電型又は第2導電型の不純物が導入されていることが好ましい。
このように構成することにより、導入する不純物の種類や濃度を変えることにより、任意の順方向特性及び逆方向特性を得ることが可能となる。
以下、本発明の半導体装置について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。
[実施形態1]
1.実施形態1に係る半導体装置1の構成
図1は、実施形態1に係る半導体装置1を説明するために示す図である。図1(a)は半導体装置1の平面図であり、図1(b)は図1(a)におけるA−A断面図である。
実施形態1に係る半導体装置1は、従来の半導体装置901の場合と同様に、図1に示すように、n型炭化珪素単結晶基板(第1炭化珪素層)102及びn型炭化珪素単結晶基板102よりも低濃度のn型不純物(第1導電型不純物)を含有するn型炭化珪素エピタキシャル層(第2炭化珪素層)104を有する炭化珪素半導体基体100と、n型炭化珪素エピタキシャル層104の表面上の一部に形成され、n型炭化珪素エピタキシャル層104との界面でヘテロ接合を形成するポリシリコン層(シリコン層)106と、n型炭化珪素単結晶基板102の裏面に形成された裏面電極110とを備え、n型炭化珪素エピタキシャル層104の表面に、平面的に見てポリシリコン層106の端部を含むようにp型不純物領域(第2導電型不純物領域)108が形成された半導体装置(ヘテロ接合ダイオード)である。
型炭化珪素エピタキシャル層104は、n型炭化珪素単結晶基板102上に形成されている。また、n型炭化珪素エピタキシャル層104の表面における少なくともp型不純物領域108で囲まれた領域には、n型炭化珪素エピタキシャル層104よりも低濃度のn型不純物を含有するn−−型不純物領域(第1導電型不純物領域)112が形成されている。
型炭化珪素単結晶基板102としては、n型不純物濃度が例えば5×1017cm−3〜5×1019cm−3程度、厚さが例えば30μm〜400μm程度のものを用いることができる。また、n型炭化珪素単結晶基板102の結晶多形としては例えば4Hのものを用いることができる。
型炭化珪素エピタキシャル層104としては、n型不純物濃度が例えば1×1015cm−3〜1×1018cm−3程度、厚さが例えば3μm〜20μm程度のものを用いることができる。
ポリシリコン層106としては、例えばn型不純物を含有するポリシリコン層を用いることができる。ポリシリコン層106をそのままアノード電極として用いてもよいし、ポリシリコン層106とオーミック接続可能な金属膜(例えば、チタン及びアルミニウムが積層された積層膜、又はニッケル膜。)をアノード電極として用いてもよい。
裏面電極110としては、例えばチタン、ニッケル及び銀が積層された積層膜からなるものを用いることができる。裏面電極110はカソード電極となる。
p型不純物領域108は、深さが例えば0.2μm〜1.0μm程度であり、p型不純物濃度が例えば1×1015cm−3〜1×1018cm−3程度である。p型不純物領域108は、n型炭化珪素エピタキシャル層104の表面に環状に形成されている(図1(a)参照。)。
−−型不純物領域112は、深さが例えば0.2μm〜1.0μm程度であり、n型不純物濃度が例えば1×1014cm−3〜1×1017cm−3程度である。
2.実施形態1に係る半導体装置1を製造する方法
図2及び図3は、半導体装置1を製造する方法を説明するために示す図である。図2(a)〜図2(c)及び図3(a)〜図3(c)は各工程図である。
実施形態1に係る半導体装置1は、図2及び図3に示すように、以下の工程(S1)〜工程(S6)を行うことによって製造することができる。
(S1)半導体基体準備工程
型炭化珪素単結晶基板102(厚さ:400μm、不純物濃度:1×1019cm−3)の上面にn型炭化珪素エピタキシャル層104(厚さ:10μm、不純物濃度:1×1016cm−3)が形成された炭化珪素半導体基体100を準備する(図2(a)参照。)。
(S2)第1のp型不純物導入工程
まず、炭化珪素半導体基体100の表面を清浄化する。その後、炭化珪素半導体基体100の表面に、p型不純物領域108に対応する部分に開口を有するマスクM1を形成する。その後、当該マスクM1を介して、n型炭化珪素エピタキシャル層104の所定部位107にp型不純物としてのボロンイオンを比較的多量打ち込む(図2(b)参照。)。なお、第1のp型不純物導入工程においては、マスクM1の開口に薄いシリコン酸化膜などが存在する条件下でボロンイオンの打ち込みを行ってもよい。
(S3)第2のp型不純物導入工程
まず、マスクM1を除去する。その後、炭化珪素半導体基体100の表面に、n−−型不純物領域112に対応する部分に開口を有するマスクM2を形成する。その後、当該マスクM2を介してn型炭化珪素エピタキシャル層104の所定部位111にp型不純物としてのボロンイオンを比較的少量打ち込む(図2(c)参照。)。なお、第2のp型不純物導入工程においては、マスクM2の開口に薄いシリコン酸化膜などが存在する条件下でボロンイオンの打ち込みを行ってもよい。
(S4)不純物活性化工程
まず、マスクM2を除去する。その後、炭化珪素半導体基体100の表面及び裏面に保護レジスト層(図示せず。)を形成した後、当該保護レジスト層を炭化してグラファイトマスクM3,M4を形成する(図3(a)参照。)。その後、炭化珪素半導体基体100を1600℃以上の温度に加熱することによりp型不純物の活性化を行い、p型不純物領域108(深さ:0.5μm、表面p型不純物濃度:1.0×1017cm−3)及びn−−型不純物領域112(深さ:0.5μm、表面n型不純物濃度:1.0×1015cm−3)を形成する(図3(a)参照。)。
(S5)ポリシリコン層形成工程
まず、グラファイトマスクM3,M4を除去する。その後、炭化珪素半導体基体100の表面の一部に、n型不純物を含有するポリシリコン層106を形成する(図3(b)参照。)。
(S6)裏面電極形成工程
炭化珪素半導体基体100の裏面にチタン、ニッケル及び銀が積層された積層膜からなる裏面電極110を形成する(図3(c)参照。)。
以上の工程を行うことによって、実施形態1に係る半導体装置1を製造することができる。
3.実施形態1に係る半導体装置1の効果
実施形態1に係る半導体装置1によれば、n型炭化珪素エピタキシャル層104の表面に、平面的に見てポリシリコン層106の端部を含むようにp型不純物領域108が形成されているため、逆バイアス時には、n型炭化珪素エピタキシャル層104とp型不純物領域108との間に形成されるpn接合近傍に空乏層が形成される結果、n型炭化珪素エピタキシャル層104の表面におけるポリシリコン層106の端部近傍に形成される高電界強度部分の電界強度を低くすることが可能となり、高い逆方向耐圧を得ることができる。
また、実施形態1に係る半導体装置1によれば、n型炭化珪素エピタキシャル層104の表面における少なくともp型不純物領域108で囲まれた領域には、n型炭化珪素エピタキシャル層104よりも低濃度のn型不純物を含有するn−−型不純物領域112が形成されているため、逆バイアス時に、ヘテロ接合界面における電界強度を、従来の半導体装置901の場合よりも低くすることが可能となり、結果として、従来の半導体装置901の場合よりも高い逆方向耐圧を得ることができる。
このため、実施形態1に係る半導体装置1によれば、いわゆるドリフト層としてのn型炭化珪素エピタキシャル層104の厚さを薄くしても所望の逆方向耐圧を得ることが可能となる。その結果、実施形態1に係る半導体装置1によれば、n型炭化珪素エピタキシャル層104の厚さを薄くしてn型炭化珪素エピタキシャル層104の抵抗を低くすることが可能となるため、n型炭化珪素エピタキシャル層104における順方向サージ電圧又は順方向サージ電流によるジュール熱の発生を抑制することが可能となる。従って、実施形態1に係る半導体装置1は、高い逆方向耐圧を維持しつつ順方向サージ破壊耐量を高くすることが可能な半導体装置となる。
実施形態1に係る半導体装置1においては、n型炭化珪素エピタキシャル層104の厚さは、3μm〜20μmの範囲内にあるため、n型炭化珪素エピタキシャル層104の抵抗を低くすることが可能となり、n型炭化珪素エピタキシャル層104における順方向サージ電圧又は順方向サージ電流によるジュール熱の発生を十分に抑制することが可能となる。
実施形態1に係る半導体装置1によれば、シリコン層(ポリシリコン層106)は、ポリシリコンからなるため、比較的簡単なプロセスでシリコン層を形成することが可能となり、ひいては比較的簡単なプロセスで半導体装置(ヘテロ接合を有する半導体装置)を製造することが可能となる。
[実施形態2]
図4は、実施形態2に係る半導体装置2の断面図である。
実施形態2に係る半導体装置2は、基本的には実施形態1に係る半導体装置1と同様の構成を有するが、用いる炭化珪素半導体基体の構造が実施形態1に係る半導体装置1の場合とは異なる。すなわち、実施形態2に係る半導体装置2においては、図4に示すように、n型炭化珪素エピタキシャル層104がn型低抵抗炭化珪素層114を介してn型炭化珪素単結晶基板102上に形成された炭化珪素半導体基体100aを用いている。n型低抵抗炭化珪素層114は、n型炭化珪素エピタキシャル層104よりも高濃度かつn型炭化珪素単結晶基板102よりも低濃度のn型不純物を含有する。なお、炭化珪素半導体基体100aは、n型炭化珪素単結晶基板102上に、n型低抵抗炭化珪素層114とn型炭化珪素エピタキシャル層104とを連続してエピタキシャル成長することにより形成することができる。
このように、実施形態2に係る半導体装置2は、用いる炭化珪素半導体基体の構造が実施形態1に係る半導体装置1の場合とは異なるが、実施形態1に係る半導体装置1の場合と同様に、n型炭化珪素エピタキシャル層104の表面における少なくともp型不純物領域108で囲まれた領域には、n型炭化珪素エピタキシャル層104よりも低濃度のn型不純物を含有するn−−型不純物領域112が形成されているため、実施形態1に係る半導体装置1の場合と同様に、高い逆方向耐圧を維持しつつ順方向サージ破壊耐量を高くすることが可能な半導体装置となる。
また、実施形態2に係る半導体装置2によれば、n型炭化珪素エピタキシャル層104とn型低抵抗炭化珪素層114とでドリフト層を構成することが可能となるため、n型炭化珪素エピタキシャル層104単独でドリフト層を構成する場合と比較して、ドリフト層の抵抗を低くすることが可能となる。このため、ドリフト層における順方向サージ電圧又は順方向サージ電流によるジュール熱の発生を抑制することが可能となるため、結果として高い逆方向耐圧を維持しつつ順方向サージ破壊耐量をさらに高くすることが可能となる。
なお、実施形態2に係る半導体装置2は、用いる炭化珪素半導体基体の構造以外の点については、実施形態1に係る半導体装置1と同様の構成を有するため、実施形態1に係る半導体装置1が有する効果のうち該当する効果を有する。
[実施形態3]
図5は、実施形態3に係る半導体装置3の断面図である。
実施形態3に係る半導体装置3は、基本的には実施形態1に係る半導体装置1と同様の構成を有するが、用いる炭化珪素半導体基体の構造が実施形態1に係る半導体装置1の場合とは異なる。すなわち、実施形態3に係る半導体装置3においては、図5に示すように、n型炭化珪素エピタキシャル層104の裏面(n型炭化珪素単結晶基板102と接する側の面)におけるn−−型不純物領域112に対向する領域に、n型炭化珪素エピタキシャル層104よりも高濃度かつn型炭化珪素単結晶基板102よりも低濃度のn型不純物を含有するn型低抵抗炭化珪素領域116が形成された炭化珪素半導体基体100bを用いている。なお、炭化珪素半導体基体100bは、n型炭化珪素単結晶基板102上に、n型低抵抗炭化珪素領域116とn型炭化珪素エピタキシャル層104とを選択的にエピタキシャル成長することにより形成することができる。
このように、実施形態3に係る半導体装置3は、用いる炭化珪素半導体基体の構造が実施形態1に係る半導体装置1の場合とは異なるが、実施形態1に係る半導体装置1の場合と同様に、n型炭化珪素エピタキシャル層104の表面における少なくともp型不純物領域108で囲まれた領域には、n型炭化珪素エピタキシャル層104よりも低濃度のn型不純物を含有するn−−型不純物領域112が形成されているため、実施形態1に係る半導体装置1の場合と同様に、高い逆方向耐圧を維持しつつ順方向サージ破壊耐量を高くすることが可能な半導体装置となる。
また、実施形態3に係る半導体装置3によれば、n型炭化珪素エピタキシャル層104とn型低抵抗炭化珪素領域116とでドリフト層を構成することが可能となるため、n型炭化珪素エピタキシャル層104単独でドリフト層を構成する場合と比較して、ドリフト層の抵抗を低くすることが可能となる。このため、ドリフト層における順方向サージ電圧又は順方向サージ電流によるジュール熱の発生を抑制することが可能となるため、結果として高い逆方向耐圧を維持しつつ順方向サージ破壊耐量をさらに高くすることが可能となる。
なお、実施形態3に係る半導体装置3は、用いる炭化珪素半導体基体の構造以外の点については、実施形態1に係る半導体装置1と同様の構成を有するため、実施形態1に係る半導体装置1が有する効果のうち該当する効果を有する。
[実施形態4]
図6は、実施形態4に係る半導体装置4を説明するために示す図である。図6(a)は半導体装置4の平面図であり、図6(b)は図6(a)におけるA−A断面図である。
実施形態4に係る半導体装置4は、基本的には実施形態1に係る半導体装置1と同様の構成を有するが、チップ上に多数のポリシリコン層が形成された点が実施形態1に係る半導体装置1の場合とは異なる。すなわち、実施形態4に係る半導体装置4においては、図6に示すように、チップ上に多数(図6では9個。)のポリシリコン層106が形成されている。また、p型不純物領域108は、ポリシリコン層106の配置にあわせて、n型炭化珪素エピタキシャル層104の表面に格子状に形成されている(図6(a)参照。)。
このように、実施形態4に係る半導体装置4は、チップ上に多数のポリシリコン層が形成された点が実施形態1に係る半導体装置1の場合とは異なるが、実施形態1に係る半導体装置1の場合と同様に、n型炭化珪素エピタキシャル層104の表面における少なくともp型不純物領域108で囲まれた領域には、n型炭化珪素エピタキシャル層104よりも低濃度のn型不純物を含有するn−−型不純物領域112が形成されているため、実施形態1に係る半導体装置1の場合と同様に、高い逆方向耐圧を維持しつつ順方向サージ破壊耐量を高くすることが可能な半導体装置となる。
なお、実施形態4に係る半導体装置4は、チップ上に多数のポリシリコン層が形成された点以外の点については、実施形態1に係る半導体装置1と同様の構成を有するため、実施形態1に係る半導体装置1が有する効果のうち該当する効果を有する。
以上、本発明の半導体装置を上記の各実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(1)上記した各実施形態においては、n−−型不純物領域112の深さをp型不純物領域108の深さと同じとしているが、本発明はこれに限定されるものではない。図7は、変形例1に係る半導体装置5の断面図である。図8は、変形例2に係る半導体装置6の断面図である。図7に示すように、n−−型不純物領域112aの深さをp型不純物領域108の深さよりも浅く形成してもよいし、図8に示すように、n−−型不純物領域112bの深さをp型不純物領域108の深さよりも深く形成してもよい。
(2)上記した各実施形態においては、p型不純物領域108に囲まれた領域全体にわたってn−−型不純物領域112を形成しているが、本発明はこれに限定されるものではない。図9は、変形例3に係る半導体装置7の断面図である。図9に示すように、p型不純物領域108で囲まれた領域の一部にn−−型不純物領域112cを形成してもよい。
(3)上記した各実施形態においては、n型炭化珪素エピタキシャル層104の表面にp型不純物領域108を形成しているが、本発明はこれに限定されるものではない。図10は、変形例4に係る半導体装置8の断面図である。図10に示すように、n型炭化珪素エピタキシャル層104の表面近傍(実際の表面よりも少し下の位置)にp型不純物領域108aを形成してもよい。また、n型炭化珪素エピタキシャル層104の表面にp型不純物領域108が形成されている領域と、n型炭化珪素エピタキシャル層104の表面近傍にp型不純物領域108が形成されている領域とが混在していてもよい。
(4)上記した各実施形態においては、p型不純物領域108は、n−−型不純物領域112の周囲をすべて囲むようにして(言い換えれば、平面的に見てポリシリコン層106の端部の全部を含むように)、n型炭化珪素エピタキシャル層104の表面に環状又は格子状に形成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。図11は、変形例5に係る半導体装置9の平面図である。図12は変形例6に係る半導体装置10の平面図である。なお、図11及び図12においては、n−−型不純物領域112d,112eの平面形状を破線で図示している。図11及び図12に示すように、環の一部が途切れるようにして(言い換えれば、平面的に見てポリシリコン層106の端部の一部を含むように)、p型不純物領域108b,108cが形成されていてもよい。なお、この場合、n型炭化珪素エピタキシャル層104の表面に形成されるn−−型不純物領域112d,112eは、図11及び図12に示すように、p型不純物領域108b,108cで囲まれた領域外の部分まで及ぶように形成されてもよい。すなわち、n−−型不純物領域112d,112eは、n型炭化珪素エピタキシャル層104の表面における少なくともp型不純物領域108b,108cで囲まれた領域の全部又は一部に形成されていてもよい。
(5)上記した各実施形態においては、シリコン層として、n型不純物が導入されたポリシリコン層106を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。シリコン層として、p型不純物が導入されたポリシリコン層又はノンドープのポリシリコン層を用いることもできる。また、ポリシリコン層に代えて単結晶シリコン層を用いることもできる。
(6)上記した各実施形態においては、第1導電型をn型とし第2導電型をp型として、本発明の半導体装置を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、第1導電型をp型とし第2導電型をn型としてもよい。
(7)上記各実施形態においては、n型炭化珪素単結晶基板として結晶多形が4Hであるものを用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、n型炭化珪素単結晶基板として結晶多形が6H又は3Cであるものを用いることもできる。
(8)上記各実施形態においては、ダイオードを例にとって本発明のヘテロ接合を有する炭化珪素半導体装置を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ヘテロ接合から少数キャリアを注入するIGBTに本発明を適用することもできる。
実施形態1に係る半導体装置1を説明するために示す図である。 実施形態1に係る半導体装置1を製造する方法を説明するために示す図である。 実施形態1に係る半導体装置1を製造する方法を説明するために示す図である。 実施形態2に係る半導体装置2の断面図である。 実施形態3に係る半導体装置3の断面図である。 実施形態4に係る半導体装置4を説明するために示す図である。 変形例1に係る半導体装置5の断面図である。 変形例2に係る半導体装置6の断面図である。 変形例3に係る半導体装置7の断面図である。 変形例4に係る半導体装置8の断面図である。 変形例5に係る半導体装置9の平面図である。 変形例6に係る半導体装置10の平面図である。 従来の半導体装置901を説明するために示す図である。
符号の説明
1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,901…半導体装置、100,100a,100b,900…炭化珪素半導体基体、102,902…n型炭化珪素単結晶基板、104,904…n型炭化珪素エピタキシャル層、106,906…ポリシリコン層、107,111…(n型炭化珪素エピタキシャル層の)所定部位、108,108a,108b,108c,908…p型不純物領域、110,910…裏面電極、112,112a,112b,112c,112d,112e…n−−型不純物領域、114…n型低抵抗炭化珪素層、116…n型低抵抗炭化珪素領域、M1,M2…マスク、M3,M4…グラファイトマスク

Claims (6)

  1. 第1導電型の第1炭化珪素層と、
    前記第1炭化珪素層上に形成され、前記第1炭化珪素層よりも低濃度の第1導電型不純物を含有する第1導電型の第2炭化珪素層と、
    前記第2炭化珪素層の表面上の一部に形成され、前記第2炭化珪素層との界面でヘテロ接合を形成するシリコン層と、
    前記第1炭化珪素層の裏面に形成された裏面電極とを備え、
    前記第2炭化珪素層の表面又は表面近傍には、平面的に見て前記シリコン層の端部の全部又は一部を含むように第2導電型不純物領域が形成され、
    前記第2炭化珪素層の表面における少なくとも前記第2導電型不純物領域で囲まれた領域の全部又は一部には、前記第2炭化珪素層よりも低濃度の第1導電型不純物を含有する第1導電型不純物領域が形成されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記第2炭化珪素層の厚さは、3μm〜20μmの範囲内にあることを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1又は2に記載の半導体装置において、
    前記第2炭化珪素層は、前記第2炭化珪素層よりも高濃度かつ前記第1炭化珪素層よりも低濃度の第1導電型不純物を含有する第1導電型の低抵抗炭化珪素層を介して、前記第1炭化珪素層上に形成されていることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1又は2に記載の半導体装置において、
    前記第2炭化珪素層の前記第1炭化珪素層と接する側の面における前記第1導電型不純物領域に対向する領域には、前記第2炭化珪素層よりも高濃度かつ前記第1炭化珪素層よりも低濃度の第1導電型不純物を含有する第1導電型の低抵抗炭化珪素領域が形成されていることを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の半導体装置において、
    前記シリコン層は、ポリシリコンからなることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項5に記載の半導体装置において、
    前記シリコン層は、第1導電型又は第2導電型の不純物が導入されていることを特徴とする半導体装置。
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