JP2009245661A - 車両用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の車両用灯具では、すれ違い用配光パターンなどのカットオフラインを有する配光パターンが得られない。
【解決手段】この発明は、リフレクタ2と、光源3と、固定シェード4と、投影レンズ5と、フレーム部材6と、追加リフレクタ7と、を備える。リフレクタ2は、楕円反射面8を有する。光源3は、第1発光部材11および第2発光部材12および遮光部材10を有する。固定シェード4は、開口部17を有する。追加リフレクタ7は、追加反射面16を有する。この結果、この発明は、カットオフラインCL1、CL2、CL3を有するすれ違い用配光パターンLPが得られる第1ランプ機能と、デイタイムランプ用配光パターンDPが得られる第2ランプ機能とを有する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、1つのランプユニットで2つのランプ機能を有する車両用灯具に関するものである。
この種の車両用灯具は、従来からある(たとえば、特許文献1)。この従来の車両用灯具は、1つのランプユニットで、走行用配光パターンおよびワイド用配光パターン(複合の配光パターン)が得られるランプ機能と、デイタイムランプ用配光パターンが得られるランプ機能と、を有するものである。
ところが、前記の従来の車両用灯具は、すれ違い用配光パターンなどのカットオフラインを有する配光パターンが得られない。
特開2007−250383号公報
この発明が解決しようとする問題点は、従来の車両用灯具では、すれ違い用配光パターンなどのカットオフラインを有する配光パターンが得られないという点にある。
この発明(請求項1にかかる発明)は、楕円反射面を有するリフレクタと、第1発光部材および第2発光部材および遮光部材を有し、第1発光部材および第2発光部材が光源軸方向に直列に配列されていて、かつ、遮光部材が第1発光部材に光源軸方向に対して並列に隣接し、光源軸が楕円反射面の光軸に対して直交(ほぼ直交も含む)するように配置されていて、かつ、第1発光部材が楕円反射面の第1焦点もしくはその近傍に位置する光源と、エッジが楕円反射面の第2焦点もしくはその近傍に配置されていて、光源の第1発光部材からの光であって、楕円反射面で反射された反射光のうち、一部の反射光をカットオフし、残りの反射光を通過させてカットオフラインを有する第1配光パターンを形成する固定シェードと、楕円反射面の第2焦点および固定シェードよりも前側に配置されていて、第1配光パターンを外部前方に投影する投影レンズと、リフレクタおよび固定シェードおよび投影レンズを固定保持するフレーム部材と、フレーム部材の下側に配置されていて、光源の第2発光部材からの光を反射させて他の第2配光パターンとして投影レンズを透過させずに外部前方に照射する追加反射面を有する追加リフレクタと、を備え、光源が、遮光部材が少なくとも追加リフレクタに対向して第1発光部材からの光のうち少なくとも追加反射面に入射する光を遮蔽するように、通常の取付状態から光源軸回りに所定角度回転させた状態で、リフレクタに取り付けられている、ことを特徴とする。
この発明(請求項1にかかる発明)の車両用灯具は、プロジェクタタイプのランプユニットの光源の第1発光部材を発光させると、第1発光部材から放射される光が楕円反射面で固定シェード側に反射され、その反射光の一部が固定シェードでカットオフされ、残りの反射光が固定シェードを通過してカットオフラインを有する第1配光パターンとして形成され、カットオフラインを有する第1配光パターンが投影レンズを透過して外部前方に投影される。また、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用灯具は、プロジェクタタイプのランプユニットの光源の第2発光部材を発光させると、第2発光部材から放射される光が追加反射面で反射され、その反射光が他の第2配光パターンとして投影レンズを透過しないで外部前方に照射される。このように、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用灯具は、1つのプロジェクタタイプのランプユニットで、カットオフラインを有する第1配光パターンが得られる第1ランプ機能と、他の第2配光パターンが得られる第2ランプ機能と、を有するものである。特に、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用灯具は、カットオフラインを有する第1配光パターンが得られるものである。
しかも、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用灯具は、プロジェクタタイプのランプユニットを使用し、光源の第1発光部材を楕円反射面の第1焦点もしくはその近傍に配置させ、かつ、固定シェードのエッジを楕円反射面の第2焦点もしくはその近傍に配置させるものである。このために、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用灯具は、光源の第1発光部材を発光させることにより、確実に、カットオフラインを有する第1配光パターンが得られるものである。
その上、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用灯具は、遮光部材が少なくとも追加リフレクタに対向して第1発光部材からの光のうち少なくとも追加反射面に入射する光を遮蔽するように、光源を通常の取付状態から光源軸回りに所定角度回転させた状態でリフレクタに取り付けられている。このために、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用灯具は、光源の第1発光部材を発光させた際に、第1発光部材から放射される光であって、追加反射面に入射しようとする光が遮光部材により遮蔽されるので、他の配光パターンを確実に排除することができ、カットオフラインを有する第1配光パターンが確実に得られるものである。
さらに、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用灯具は、光源を通常の取付状態から所定角度回転させることにより、第1発光部材が遮光部材に遮蔽されずに楕円反射面側に対向するので、第1発光部材からの光であって、通常の取付状態の場合においては遮光部材で遮蔽される光を楕円反射面に入射させることができ、その結果、第1発光部からの大部分の光を有効に利用することができる。一方、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用灯具は、光源を通常の取付状態から所定角度回転させることにより、遮光部材が固定シェード側に対向して、第1発光部から固定シェード側に進む光が遮光部材で遮蔽されるが、第1発光部から固定シェード側に進む光は通常の取付状態の場合においては有効に利用されていない光であるから、第1発光部から固定シェード側に進む光を遮光部材で遮蔽してもカットオフラインを有する第1配光パターンの形成にはなんら支障が無い。
以下、この発明にかかる車両用灯具の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。図面において、符号「VU−VD」は、スクリーンの上下の垂直線を示す。符号「HL−HR」は、スクリーンの左右の水平線を示す。符号「V−V」は、上下の垂直線を示す。符号「H−H」は、左右の水平線を示す。また、この明細書あるいは特許請求の範囲において、「上、下、前、後、左、右」は、この発明にかかる車両用灯具を車両に装備した際の「上、下、前、後、左、右」である。
この実施例における車両用灯具は、たとえば、カットオフラインを有するすれ違い用配光パターン(第1配光パターン)と、デイタイムランプ用配光パターン(第2配光パターン)と、が得られる自動車のプロジェクタタイプのヘッドランプについて説明する。なお、この実施例における車両用灯具は、自動車(車両)が左側通行の場合について説明する。自動車(車両)が右側通行の場合の車両用灯具は、この左側通行の車両用灯具と左右逆となる。
以下、この実施例における車両用灯具の構成について説明する。この実施例における車両用灯具は、自動車(車両)の前部の右側に装備される右側の車両用灯具(以下、「右側ヘッドランプ」と称する)と、自動車(車両)の前部の左側に装備される左側の車両用灯具(以下、「左側ヘッドランプ」と称する)と、から構成されている。
以下、前記右側ヘッドランプの構成について説明する。なお、前記左側ヘッドランプと前記右側ヘッドランプとは、ほぼ左右対称(左右逆)に構成されているので、前記左側ヘッドランプの構成の説明は、省略する。
前記右側ヘッドランプは、1つのプロジェクタタイプのランプユニット1(以下、単に「ランプユニット1」と称する)と、ランプハウジング(図示せず)と、図示しないランプレンズ(たとえば、素通しのアウターレンズなど)と、を備えるものである。前記ランプユニット1は、前記ランプハウジングおよび前記ランプレンズにより区画されている灯室(図示せず)内に、たとえば光軸調整機構(図示せず)を介して配置されている。なお、前記灯室内には、前記ランプユニット1以外の他のランプユニットを配置しても良い。
前記ランプユニット1は、リフレクタ2と、光源3と、固定シェード4と、投影レンズ5と、フレーム部材6と、追加リフレクタ7と、を備えるものである。
前記リフレクタ2は、前側(前記ランプユニット1の光の照射方向側、投影レンズ5側)が開口し、かつ、後側が閉塞した中空の凹形状をなす。前記リフレクタ2の内凹面には、アルミ蒸着もしくは銀塗装などが施されていて、楕円反射面8が形成されている。また、前記リフレクタ2の後側の閉塞部のうち、車両中央側(左側)の側部(側壁)には、前記光源3挿入用の透孔9が設けられている。
前記楕円反射面8は、前記光源4から放射される光を前側すなわち前記固定シェード4および前記投影レンズ5側に反射させるものである。前記楕円反射面8は、楕円を基本(基準、基調)とする自由曲面(NURBS曲面)の反射面である。前記の楕円を基本とする自由曲面(NURBS曲面)の反射面とは、図3、図4、図7の垂直断面が楕円をなし、かつ、図2の水平断面が放物線ないし変形放物線をなす反射面からなるものである。前記楕円反射面8は、第1焦点F1と、第2焦点F2と、光軸Z−Zと、を有する。前記第2焦点F2は、水平断面上の焦線、すなわち、上(平面)から見て両端が前側に位置し中央が後側に位置するような湾曲した焦線となる。前記楕円反射面8の自由曲面(NURBS曲面)は、「Mathematical Elements for Computer Graphics」(Devid F. Rogers、J Alan Adams)に記載されているNURBSの自由曲面(Non-Uniform Rational B-Spline Surface)である。なお、前記楕円反射面8は、第1焦点と第2焦点と光軸とを有する単なる回転楕円面からなる反射面であっても良い。この場合、第2焦点は、焦線ではなく焦点となる。前記リフレクタ2の内凹面の前記楕円反射面8は、光の放射範囲が半導体型光源と比較して広い前記光源3からの光を広い範囲に亘って反射させることができる。これにより、前記光源3からの光を広い範囲に亘って有効に利用することができる。
前記光源3は、たとえば、H4タイプのハロゲン電球を使用する。前記光源3は、第1発光部材11(サブフィラメント)と、第2発光部材12(メインフィラメント)と、遮光部材10(シェード)と、ガラス管球13と、口金14と、遮光膜15(ブラックトップ、遮光塗装)を有するものである。前記ガラス管球13は、一端が開口しかつ他端が閉塞した中空状の円筒形状をなす。前記ガラス管球13中には、前記第1発光部材11および前記第2発光部材12および前記遮光部材10がそれぞれ収納されている。前記ガラス管球13の一端開口部には、前記口金14が取り付けられている。また、前記ガラス管球13の他端閉塞部には、前記遮光膜15が設けられている。前記光源3としては、このH4タイプのハロゲン電球以外に、たとえば、HB2バルブ、または、H15バルブを使用しても良い。
前記第1発光部材11および前記第2発光部材12は、ほぼ小円柱形状をなす。一方、前記遮光部材10は、前記第1発光部材11の一部を覆う円筒形の一部の形状をなし、開口部27と閉塞部28とを有する。前記第1発光部材11および前記第2発光部材12は、前記第1発光部材11の軸および前記第2発光部材12の軸が光源軸(バルブ軸)ZB−ZBと一致するように、前記光源軸ZB−ZB方向に直列に配列されている。前記遮光部材10は、前記第1発光部材11に前記光源軸ZB−ZB方向に対して並列に隣接している。また、前記遮光部材10の軸と前記光源軸ZB−ZBとは、一致する。さらに、前記遮光部材10の開口部27は、軸の中心角が約195°の範囲において開口し、かつ、前記楕円反射面8側に対向する。一方、前記遮光部材10の閉塞部28は、軸の中心角が約165°の範囲において閉塞し、かつ、前記固定シェード4および前記追加リフレクタ7側に対向する。
前記光源3は、前記リフレクタ2の前記透孔9から前記リフレクタ2内に、車両中央側から車両外側(右側)に挿入された状態で、前記口金14を介して前記リフレクタ2の前記透孔9の縁に着脱可能に取り付けられている。前記光源3は、前記リフレクタ2に、前記光源軸ZB−ZBが前記楕円反射面8の前記光軸Z−Zに対して左右水平に直交(ほぼ直交も含む)するように、配置されている。
前記光源3の前記第1発光部材11は、前記楕円反射面8の前記第1焦点F1もしくはその近傍に位置する。この結果、前記楕円反射面8は、前記光源3の前記第1発光部材11を主に考慮されて設計されている。また、前記光源3の前記第2発光部材12は、前記追加リフレクタ7の追加反射面16の焦点F0もしくはその近傍に位置する。この結果、前記追加反射面16は、前記光源3の前記第2発光部材12を主に考慮されて設計されている。
前記光源3は、前記第1発光部材11からの光L1のうち少なくとも前記追加リフレクタ7の前記追加反射面16に入射する光L2(図3中の破線矢印で示す)を前記遮光部材10により遮蔽するために、通常の取付状態(図8(A)に示す状態)から前記光源軸ZB−ZB回りに所定角度、この例では、時計方向に約90°回転させた状態(図8(B)に示す状態)で、前記リフレクタ2に取り付けられている。
前記固定シェード4は、製造コストが安価である板部材からなり、前記リフレクタ2の前側の開口部全体を覆う板形状をなす。前記固定シェード4の中央部には、開口部17が設けられている。前記固定シェード4は、前記光源3の前記第1発光部材11からの光L1であって、前記楕円反射面8から前記投影レンズ5に向かう反射光の一部をカットオフ(遮蔽)し、かつ、前記開口部17を通過して前記固定シェード4によりカットオフ(遮蔽)されなかった残りの反射光L3で、カットオフライン(下水平カットオフラインCL1、斜めカットオフラインCL2、上水平カットオフラインCL3)とエルボー点E(下水平カットオフラインCL1と斜めカットオフラインCL2との交点)を有する第1配光パターンとしてのすれ違い用配光パターンLP(図5(A)および図6(A)を参照)を形成するものである。前記エルボー点Eは、スクリーンの上下の垂直線VU−VD上であって、スクリーンの左右の水平線HL−HRよりも下に位置して、前記すれ違い用配光パターンLPの光度値を測定するポイントの基準となる。
また、前記固定シェード4は、前記光源3の前記第2発光部材12からの光L4であって、前記楕円反射面8から前記投影レンズ5に向かう反射光の一部をカットオフ(遮蔽)し、かつ、前記開口部17を通過して前記固定シェード4によりカットオフ(遮蔽)されなかった残りの反射光L5で、カットオフライン(下水平カットオフラインCL11、斜めカットオフラインCL21、上水平カットオフラインCL31)とエルボー点E1(下水平カットオフラインCL11と斜めカットオフラインCL21との交点)を有する補助用配光パターンSP(図5(B)および図6(B)を参照)を形成するものである。前記エルボー点E1は、スクリーンの上下の垂直線VU−VD上であって、スクリーンの左右の水平線HL−HRよりも下に位置する。前記補助用配光パターンSPの前記エルボー点E1と、前記すれ違い用配光パターンLPの前記エルボー点Eとは、一致(ほぼ一致も含む)する。
前記固定シェード4の前記開口部17の下縁には、エッジ(上水平エッジ18、斜めエッジ19、下水平エッジ20)とエルボー点21(上水平エッジ18と斜めエッジ19との交点)とがそれぞれ設けられている。前記エッジ(上水平エッジ18、斜めエッジ19、下水平エッジ20)と前記エルボー点21は、前記すれ違い用配光パターンLPおよび前記補助用配光パターンSPの前記カットオフライン(下水平カットオフラインCL1、CL11斜めカットオフラインCL2、CL21、上水平カットオフラインCL3、CL31)と前記エルボー点E、E1をそれぞれ形成するものである。前記エルボー点21は、前記投影レンズ5のレンズ焦点(図示せず)もしくはその近傍、あるいは、前記楕円反射面8の第2焦点F2もしくはその近傍に位置する。また、前記エルボー点21は、前記楕円反射面8の前記光軸Z−Z上もしくはその近傍に位置する。
前記固定シェード4の前記開口部17よりも下側の部分は、前記楕円反射面8からの反射光の一部であって、前記すれ違い用配光パターンLPのカットオフラインCL1、CL2、CL3よりも上側に照射される反射光をカットオフ(遮蔽)するものである。一方、前記固定シェード4の前記開口部17よりも上側の部分は、前記楕円反射面8からの反射光の一部であって、前記すれ違い用配光パターンLPの下側に照射される反射光をカットオフ(遮蔽)するものである。
前記投影レンズ5は、非球面レンズの凸レンズである。前記投影レンズ5の前方側は、凸非球面をなし、一方、前記投影レンズ5の後方側は、平非球面(平面)をなす。前記投影レンズ5は、図示しないレンズ焦点(物空間側の焦点面であるメリジオナル像面)と、レンズ光軸(図示せず)と、を有する。前記投影レンズ5のレンズ焦点と前記楕円反射面8の前記第2焦点F2とは、一致(ほぼ一致も含む)する。したがって、前記投影レンズ5のレンズ焦点は、前記楕円反射面8の前記第2焦点F2と同様に焦線である。また、前記投影レンズ5の光軸と、前記楕円反射面8の前記光軸Z−Zとは、一致(ほぼ一致も含む)する。なお、前記投影レンズ5の光軸と、前記楕円反射面8の前記光軸Z−Zとは、左右にずれていても良い。また、前記投影レンズ5のレンズ焦点は、前記楕円反射面8が単なる回転楕円面からなる反射面である場合、前記楕円反射面8の前記第2焦点F2と同様に焦線ではなく焦点となる。前記投影レンズ5は、前記固定シェード4により形成された前記すれ違い用配光パターンLPを外部前方(車両前方)に投影(照射)するものである。
前記フレーム部材6は、筒形状をなす。前記フレーム部材6の前端の内周面には、前記投影レンズ5の全周縁がリング状のリム22(もしくは、クリップ)を介して取り付けられている。この結果、前記投影レンズ5は、前記フレーム部材6に固定保持されている。また、前記リフレクタ2および前記固定シェード4も、前記フレーム部材6に固定保持されている。
前記追加リフレクタ7は、前記フレーム部材6の下側に配置されている。前記追加リフレクタ7の前記光源3と対向する面には、アルミ蒸着もしくは銀塗装などが施されていて、追加反射面16が形成されている。前記追加反射面16は、放物線を基本(基準、基調)とする自由曲面(NURBS曲面)の反射面である。前記追加反射面16は、焦点F0を有する。前記焦点F0は、前記光源3の前記第2発光部材12もしくはその近傍に位置する。前記追加反射面16の自由曲面(NURBS曲面)は、前記楕円反射面8と同様に、「Mathematical Elements for Computer Graphics」(Devid F. Rogers、J Alan Adams)に記載されているNURBSの自由曲面(Non-Uniform Rational B-Spline Surface)である。なお、前記追加反射面16は、焦点を有する単なる回転放物面からなる反射面であっても良い。
前記追加反射面16は、前記光源3の前記第2発光部材12からの光L4を反射させ、その反射光L6で他の第2配光パターンとしてのデイタイムランプ用配光パターンDP(図5(B)および図6(B)を参照)を形成し、前記デイタイムランプ用配光パターンDPを前記投影レンズ5を透過させずに外部前方(車両前方)に照射するものである。なお、前記フレーム部材6や前記リフレクタ2の下部には、前記光源3の前記第2発光部材12からの光L4を前記追加反射面16に入射させるための窓部23が設けられている。
この実施例における車両用灯具は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。なお、図5および図6中の符号「24」は、センターラインを示し、符号「25」は、左側の路肩を示し、符号「26」は、右側の路肩を示す。
まず、ランプユニット1の光源3の第1発光部材11を点灯発光させる。すると、図3に示すように、この第1発光部材11から放射され、かつ、光源3の遮光部材10に遮蔽されなかった光L1は、リフレクタ2の楕円反射面8に入射してその楕円反射面8で反射する。この反射光L3は、一部が固定シェード4でカットオフ(遮蔽)され、残りが固定シェード4の開口部17を通過して、図5(A)および図6(A)に示すように、カットオフラインCL1、CL2、CL3を有する第1配光パターンとしてのすれ違い用配光パターンLPに形成される。このすれ違い用配光パターンLPは、投影レンズ5を透過して車両の前方に投影される。このとき、光源3の第1発光部材11から放射されて追加リフレクタ7の追加反射面16に入射しょうとする光L2は、光源3の遮光部材10により遮蔽される。
つぎに、ランプユニット1の光源3の第2発光部材12を点灯発光させる。すると、図4に示すように、この第2発光部材12から放射された光L4の一部は、追加リフレクタ7の追加反射面16に入射してその追加反射面16で反射する。この反射光L6は、図5(B)および図6(B)に示すように、他の第2配光パターンとしてのデイタイムランプ用配光パターンDPに形成される。このデイタイムランプ用配光パターンDPは、投影レンズ5を透過せずに車両の前方に照射される。
また、図4に示すように、この第2発光部材12から放射された光L4の他の一部は、楕円反射面8に入射してその楕円反射面8で反射する。この反射光L5は、一部が固定シェード4でカットオフ(遮蔽)され、残りが固定シェード4の開口部17を通過して、図5(B)および図6(B)に示すように、カットオフラインCL11、CL21、CL31およびエルボー点E1を有する補助用配光パターンSPに形成される。この補助用配光パターンSPは、投影レンズ5を透過して車両の前方に投影される。
この補助用配光パターンSPと前記のデイタイムランプ用配光パターンDPとを重畳させた配光パターンにおいて、所定の複数のポイント上で所定の光度(たとえば、400〜1200cd(カンデラ)の光度)を有し、かつ、所定の色(たとえば、白色)の光であれば、デイタイムランプ用配光パターンとしての要件を満たす。
ここで、図2に示すように、ランプユニット1の光源3の第1発光部材11と第2発光部材12とは、光源軸ZB−ZB方向に直列に配列されている。また、ランプユニット1の光源3の第1発光部材11は、楕円反射面8の光軸Z−Zおよび第1焦点F1上に位置する。さらに、ランプユニット1の光源3は、車両中央側から車両外側に挿入されている。このために、第2発光部材12は、第1発光部材11よりも車両中央側に位置する。すなわち、この実施例の右側ヘッドランプのランプユニット1場合には、第2発光部材12は、第1発光部材11および楕円反射面8の第1焦点F1よりも左側に位置する。この結果、楕円反射面8の第1焦点F1に対して左側にずれている(焦点ずれしている)第2発光部材12の発光により得られる補助用配光パターンSPの右端および左端は、第1発光部材11の発光により得られるすれ違い用配光パターンLPの右端および左端に対して、図5に示すように、それぞれ寸法T1およびT2分左側にずれている。この右側ヘッドランプのランプユニット1により、左側路肩25の視認性が向上される。
一方、説明を省略した左側ヘッドランプのランプユニット場合には、第2発光部材12は、第1発光部材11および楕円反射面8の第1焦点F1よりも右側に位置する。この結果、楕円反射面8の第1焦点F1に対して右側にずれている(焦点ずれしている)第2発光部材12の発光により得られる補助用配光パターンSPの左端および右端は、第1発光部材11の発光により得られるすれ違い用配光パターンLPの左端および右端に対して、図6に示すように、それぞれ寸法T3およびT4分右側にずれている。この左側ヘッドランプのランプユニット1により、右側路肩26の視認性が向上される。
図5(A)に示す右側ヘッドランプのランプユニット1によるすれ違い用配光パターンLPと、図6(A)に示す左側ヘッドランプのランプユニットによるすれ違い用配光パターンLPとは、同一形状(ほぼ同一形状をも含む)をなす。図5(A)に示す右側ヘッドランプのランプユニット1によるすれ違い用配光パターンLPと、図6(A)に示す左側ヘッドランプのランプユニットによるすれ違い用配光パターンLPとを重畳させることにより、この実施例における車両用灯具のすれ違い用の配光パターンが得られるものである。
また、図5(B)に示す右側ヘッドランプのランプユニット1によるデイタイムランプ用配光パターンDPと、図6(B)に示す左側ヘッドランプのランプユニットによるデイタイムランプ用配光パターンDPとは、同一形状(ほぼ同一形状をも含む)をなす。一方、図5(B)に示す右側ヘッドランプのランプユニット1による補助用配光パターンSPと、図6(B)に示す左側ヘッドランプのランプユニットによる補助用配光パターンSPとは、左右両端部の形状がそれぞれ異なる。図5(B)に示す右側ヘッドランプのランプユニット1による補助用配光パターンSPおよびデイタイムランプ用配光パターンDPと、図6(B)に示す左側ヘッドランプのランプユニットによる補助用配光パターンSPおよびデイタイムランプ用配光パターンDPとを重畳させることにより、この実施例1における車両用灯具のデイタイムランプ用の配光パターンが得られるものである。
また、固定シェード4は、固定であるから、固定シェード4のエルボー点21の位置も固定である。このために、図5および図6に示すように、すれ違い用配光パターンLPのエルボー点Eの位置と、補助用配光パターンSPのエルボー点E1の位置とは、スクリーンの上下の垂直線VU−VD上に位置して左右にずれていない。
この実施例における車両用灯具は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施例における車両用灯具(右側ヘッドランプおよび左側ヘッドランプ)は、ランプユニット1の光源3の第1発光部材11を発光させると、第1発光部材11から放射される光L1が楕円反射面8で固定シェード4側に反射され、その反射光の一部が固定シェード4でカットオフされ、残りの反射光L3が固定シェード4の開口部17を通過してカットオフラインCL1、CL2、CL3(およびエルボー点E)を有する第1配光パターンとしてのすれ違い用配光パターンLPが形成され、このカットオフラインCL1、CL2、CL3(およびエルボー点E)を有する第1配光パターンとしてのすれ違い用配光パターンLPが投影レンズ5を透過して外部前方(車両前方)に投影される。
また、この実施例における車両用灯具は、ランプユニット1の1光源3の第2発光部材12を発光させると、第2発光部材12から放射される光L4が追加反射面16で反射され、その反射光L6が他の第2配光パターンとしてのデイタイムランプ用配光パターンDPが形成され、その他の第2配光パターンとしてのデイタイムランプ用配光パターンDPが投影レンズを透過しないで外部前方(車両前方)に照射される。
このように、この実施例における車両用灯具は、1つのランプユニット1(プロジェクタタイプのランプユニット)で、カットオフラインCL1、CL2、CL3(およびエルボー点E)を有する第1配光パターンとしてのすれ違い用配光パターンLPが得られる第1ランプ機能と、他の第2配光パターンとしてのデイタイムランプ用配光パターンDPが得られる第2ランプ機能と、を有するものである。特に、この実施例における車両用灯具は、カットオフラインCL1、CL2、CL3(およびエルボー点E)を有する第1配光パターンとしてのすれ違い用配光パターンLPが得られるものである。
しかも、この実施例における車両用灯具は、ランプユニット1としてプロジェクタタイプのランプユニットを使用し、光源3の第1発光部材11を楕円反射面8の第1焦点F1もしくはその近傍に配置させ、かつ、固定シェード4のエッジ18、19、20(およびエルボー点21)を楕円反射面8の第2焦点F2もしくはその近傍に配置させるものである。このために、この実施例における車両用灯具は、光源3の第1発光部材11を発光させることにより、確実に、カットオフラインCL1、CL2、CL3(およびエルボー点E)を有する第1配光パターンとしてのすれ違い用配光パターンLPが得られるものである。
その上、この実施例における車両用灯具は、図3に示すように、光源3の第1発光部材11から放射される光のうち少なくとも追加反射面16に入射する光L2を光源3の遮光部材10により遮蔽するために、光源3を通常の取付状態(図8(A)に示す状態)から光源軸ZB−ZB回りに所定角度、この例では、時計方向に約90°回転させた状態(図8(B)に示す状態)でリフレクタ2に取り付けている。このために、この実施例における車両用灯具は、光源3の第1発光部材11を発光させた際に、第1発光部材11から放射される光であって、追加反射面16に入射しようとする光L2が遮光部材10により遮蔽されるので、他の配光パターンを確実に排除することができ、カットオフラインCL1、CL2、CL3(およびエルボー点E)を有する第1配光パターンとしてのすれ違い用配光パターンLPが確実に得られるものである。
さらに、この実施例における車両用灯具は、光源3を通常の取付状態(図8(A)に示す状態)から光源軸ZB−ZB回りに所定角度、この例では、時計方向に約90°回転させることにより、遮光部材10の開口部27が楕円反射面8側に対向するので、すなわち、第1発光部材11が遮光部材10に遮蔽されずに楕円反射面8側に対向するので、第1発光部材11からの光L1(図3中の下向きの矢印にて示す第1発光部材11から楕円反射面8に入射する光)であって、図7に示す通常の取付状態の場合においては遮光部材10で遮蔽される光L9(図7中の二点鎖線にて示す)を、図3に示すように楕円反射面8に入射させることができ、その結果、第1発光部11からの大部分の光を有効に利用することができる。一方、この実施例における車両用灯具は、光源3を通常の取付状態(図8(A)に示す状態)から光源軸ZB−ZB回りに所定角度、この例では、時計方向に約90°回転させることにより、遮光部材10の閉塞部28が固定シェード4側に対向して、第1発光部11から固定シェード4側に進む光が遮光部材10で遮蔽されるが、第1発光部11から固定シェード4側に進む光は図7に示す通常の取付状態の場合においては有効に利用されていない光L7、L8であるから、第1発光部11から固定シェード4側に進む光(たとえば、図7中の光L7、L8)を遮光部材10で遮蔽してもカットオフラインCL1、CL2、CL3(およびエルボー点E)を有する第1配光パターンとしてのすれ違い用配光パターンLPの形成にはなんら支障が無い。
この実施例における車両用灯具は、光源3の光源軸ZB−ZBと楕円反射面8の光軸Z−Zもしくは投影レンズ5の光軸とがほぼ水平面上で交差するように光源3が配置されている、いわゆる、横差タイプであるから、奥行き寸法(楕円反射面8の光軸Z−Z方向の寸法もしくは投影レンズ5の光軸方向の寸法)を小さくコンパクトにまとめることができる。
以下、前記の実施例以外の例について説明する。前記の実施例においては、光源3が楕円反射面8の光軸Z−Zに対して左右水平に直交するように配置されているものである。ところが、この発明においては、光源が楕円反射面の光軸に対して直交するように配置されているものであれば、左右水平に配置されていなくても良い。たとえば、上下垂直にあるいは斜めに配置されていても良い。
また、前記の実施例においては、第1ランプ機能の第1配光パターンが、カットオフラインCL1、CL2、CL3(およびエルボー点E)を有するすれ違い用配光パターンLPである。ところが、この発明においては、第1ランプ機能の第1配光パターンとしてはすれ違い用配光パターンLP以外に、カットオフラインを有する配光パターンであれば、高速用配光パターンやフォグランプ用配光パターンなどであっても良い。
さらに、前記の実施例においては、ヘッドランプについて説明するものである。ところが、この発明においては、その他の車両用灯具、たとえば、フォグランプやスイブルランプなどでも良い。
さらにまた、前記の実施例における各配光パターンLP、DP、SPの配光形状や配光特性は、特に限定しない。
この発明にかかる車両用灯具の実施例を示す正面図である。 同じく、図1におけるII−II線断面図である。 同じく、図1におけるIII−III線断面図である。 同じく、図1におけるIV−IV線断面図である。 同じく、右側ヘッドランプにより得られるすれ違い用配光パターンとデイタイムランプ用配光パターンおよび補助用配光パターンを示す説明図である。 同じく、左側ヘッドランプにより得られるすれ違い用配光パターンとデイタイムランプ用配光パターンおよび補助用配光パターンを示す説明図である。 同じく、光源を通常の状態で取り付けた場合を示す縦断面図(図3に対応する断面図)である。 同じく、光源の通常の取付状態と本発明の取付状態を示す説明図である。
符号の説明
1 ランプユニット(プロジェクタタイプのランプユニット、右側ヘッドランプ、車両用灯具)
2 リフレクタ
3 光源
4 固定シェード
5 投影レンズ
6 フレーム部材
7 追加リフレクタ
8 楕円反射面
9 透孔
10 遮光部材
11 第1発光部材
12 第2発光部材
13 ガラス管球
14 口金
15 遮光膜
16 追加反射面
17 開口部
18 上水平エッジ
19 斜めエッジ
20 下水平エッジ
21 エルボー点
22 リム
23 窓部
24 センターライン
25 左側路肩
26 右側路肩
27 開口部
28 閉塞部
HL−HR 左右の水平線
VU−VD 上下の垂直線
H−H 水平線
V−V 垂直線
Z−Z 楕円反射面の光軸
ZB−ZB 光源軸
F1 楕円反射面の第1焦点
F2 楕円反射面の第2焦点
F0 追加反射面の焦点
LP すれ違い用配光パターン(第1ランプ機能の第1配光パターン)
DP デイタイムランプ用配光パターン(第2ランプ機能の第2配光パターン)
SP 補助用配光パターン(第2ランプ機能の第2配光パターン)
L1 第1発光部からの光
L2 第1発光部からの光であって遮光部材で遮蔽される光
L3 第1発光部からの光でかつ楕円反射面からの反射光でかつ固定シェードの開口部を通過した光であってすれ違い用配光パターンを形成する光
L4 第2発光部からの光
L5 第2発光部からの光でかつ楕円反射面からの反射光でかつ固定シェードの開口部を通過した光であって補助用配光パターンを形成する光
L6 第2発光部からの光でかつ追加反射面からの反射光であってデイタイムランプ用配光パターンを形成する光
L7 光源の通常の取付状態における第1発光部からの光であって有効に利用されていない光
L8 光源の通常の取付状態における第1発光部からの光でかつ楕円反射面からの反射光あって有効に利用されていない光
L9 光源の通常の取付状態における第1発光部からの光でかつ楕円反射面に入射する光であって遮光部材で遮蔽される光
CL1、CL11 下水平カットオフライン
CL2、CL21 斜めカットオフライン
CL3、CL31 上水平カットオフライン
E、E1 エルボー点
T1、T2、T3、T4 配光パターンの左右端の左右方向のずれ寸法

Claims (1)

  1. 1つのプロジェクタタイプのランプユニットで、カットオフラインを有する第1配光パターンが得られる第1ランプ機能と、他の第2配光パターンが得られる第2ランプ機能と、を有する車両用灯具において、
    楕円反射面を有するリフレクタと、
    第1発光部材および第2発光部材および遮光部材を有し、前記第1発光部材および前記第2発光部材が光源軸方向に直列に配列されていて、かつ、前記遮光部材が前記第1発光部材に前記光源軸方向に対して並列に隣接し、前記光源軸が前記楕円反射面の光軸に対して直交するように配置されていて、かつ、前記第1発光部材が前記楕円反射面の第1焦点もしくはその近傍に位置する光源と、
    エッジが前記楕円反射面の第2焦点もしくはその近傍に配置されていて、前記光源の前記第1発光部材からの光であって、前記楕円反射面で反射された反射光のうち、一部の反射光をカットオフし、残りの反射光を通過させてカットオフラインを有する第1配光パターンを形成する固定シェードと、
    前記楕円反射面の第2焦点および前記固定シェードよりも前側に配置されていて、前記第1配光パターンを外部前方に投影する投影レンズと、
    前記リフレクタおよび前記固定シェードおよび前記投影レンズを固定保持するフレーム部材と、
    前記フレーム部材の下側に配置されていて、前記光源の前記第2発光部材からの光を反射させて他の第2配光パターンとして前記投影レンズを透過させずに外部前方に照射する追加反射面を有する追加リフレクタと、
    を備え、
    前記光源は、前記遮光部材が少なくとも前記追加リフレクタに対向して前記第1発光部材からの光のうち少なくとも前記追加反射面に入射する光を遮蔽するように、通常の取付状態から前記光源軸回りに所定角度回転させた状態で、前記リフレクタに取り付けられている、
    ことを特徴とする車両用灯具。
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