JP2009245562A - 光ディスク装置および光ディスク判別方法 - Google Patents

光ディスク装置および光ディスク判別方法 Download PDF

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Abstract

【課題】BD系やHD DVD系光ディスクの記録再生機能がない光ディスク装置にBD
系やHD DVD系光ディスクが装填された場合であっても速やかに判別することのでき
る光ディスク装置および光ディスクの判別方法を提供する。
【解決手段】対物レンズのフォーカス方向の移動時間とフォーカスエラー信号によって光
ディスクの表面から情報記録面までの距離を計測する計測手段と、該距離から光ディスク
の種類を判別する判別手段とを備え、該判別手段は、光ディスクの表面から最も近い情報
記録面までの距離が略0.1mmであり光ディスクの表面から2番目近い情報記録面がな
いときは装填された光ディスクをBD系光ディスクと判定し、光ディスクを再生不可の光
ディスクであると判別する。
【選択図】図7

Description

本発明は、装填された光ディスクの種類を判別する光ディスク装置および光ディスク判
別方法に関する。
CD(Compact Disc)規格やDVD(Digital Versatile Disk)規格と呼ばれる複数種
類の記録密度の光ディスクが既に広く普及しているが、近年、青紫色の波長のレーザ光を
用いて情報を記録することにより、さらに記録密度が高められた超高密度光ディスクであ
るBD(Blu-ray Disc)やHD DVD(High Definition Digital Versatile Disk)も実用
化されている。
これらのCD系、DVD系、BD系、HD DVD系の光ディスクを全て再生すること
ができる光ディスク装置も登場しているが、多くの光ディスク装置はBDやHD DVD
を再生できない。また今後もBDやHD DVDの再生または記録を必要としない、つま
りBDやHD DVDの記録再生機能を持たない光ディスク装置が多く製造されることが
予想される。
光ディスク装置では、装填された光ディスクがCD系、DVD系、BD系、およびHD
DVD系の何れかであるかを識別する必要がある。特許文献1には、光ディスクを低速
回転状態にしておいて、DVD用又はHD DVD用光ピックアップを用いて、所定の移
動範囲内で対物レンズを光ディスクに対して移動させ、光ディスク回転による面振れによ
る誤検出の影響を排除して、各光ディスクの記録層、表層で発生するFE信号のS字カー
ブの個数や時間を計数した結果によりBDかHD DVD/DVDかCDであるかを判別
することが記載されている。
特開2007−95144号公報
光ディスクの種類を判別するため、従来は光ディスクを回転させフォーカスサーチによ
って光ディスクの記録面の位置を計測し、光ディスク表面からの距離によって種類を判別
していた。BD系光ディスクの場合は表面から略0.1mmのところに記録面があり、D
VD系またはHD DVD系光ディスクでは略0.6mm、CD系光ディスクでは略1.
2mmのところに記録面があるため、この違いを検出し判別している。
BD系やHD DVD系光ディスクの再生または記録の機能を持たない光ディスク装置
に対して、BD系やHD DVD系光ディスクが装填された場合、再生不可ディスクとし
て判定されなくてはいけないが、記録層を探しにいこうとしたり、表面から略0.1mm
のところにある記録面にフォーカスを合わせて信号を読み取ろうとしたりして再生不可デ
ィスクと判定されるまで時間を要する場合があった。
本発明は上記したような事情に鑑み成されたものであって、BD系やHD DVD系光
ディスクの再生あるいは記録機能がない光ディスク装置にBD系やHD DVD系光ディ
スクが装填された場合であっても速やかに判別することのできる光ディスク装置および光
ディスクの判別方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の光ディスク装置は、光ディスクにレーザ光を集光
する対物レンズを備え前記光ディスクからの反射光を検出して検出信号を出力する光ピッ
クアップと、前記検出信号からフォーカスエラー信号を生成するフォーカスエラー信号生
成手段と、前記対物レンズのフォーカス方向の移動時間と前記フォーカスエラー信号によ
って前記光ディスクの表面から情報記録面までの距離を計測する計測手段と、前記距離か
ら前記光ディスクの種類を判別する判別手段とを備え、前記判別手段は、前記光ディスク
の表面から最も近い情報記録面までの距離が略0.1mmであり前記光ディスクの表面か
ら2番目近い情報記録面がないとき前記光ディスクを再生不可の光ディスクであると判別
することを特徴とする。
また、本発明の光ディスクの判別方法は、光ディスクにレーザ光を集光する対物レンズ
を備え前記光ディスクからの反射光を検出して検出信号を出力する光ピックアップを有す
る光ディスク装置において、装填されている光ディスクの種類を判別する光ディスクの判
別方法であって、前記検出信号からフォーカスエラー信号を生成するフォーカスエラー信
号生成工程と、前記対物レンズのフォーカス方向の移動時間と前記フォーカスエラー信号
によって前記光ディスクの表面から情報記録面までの距離を計測する計測工程と、前記距
離から前記光ディスクの種類を判別する判別工程とを備え、前記判別工程において、前記
光ディスクの表面から最も近い情報記録面までの距離が略0.1mmであり前記光ディス
クの表面から2番目近い情報記録面がないとき前記光ディスクを再生不可の光ディスクで
あると判別することを特徴とする。
本発明によれば、BD系光ディスクの再生あるいは記録機能がない光ディスク装置にB
D系光ディスクが装填された場合であっても速やかに判別することができ、光ディスク装
置の円滑な処理動作が可能となる。
本発明の実施例1について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施例1に
係る光ディスク装置を示すブロック図である。光ディスク2はCD系、DVD系の再生専
用あるいは記録型光ディスクである。例えばDVD系では、再生専用型のDVD−Vid
eo、DVD−ROM(Read Only Memory)、記録型のDVD−R(Recordable)/RW(
Rewritable)/RAM(Random Access Memory)等がある。本発明の実施例に係る光ディ
スク装置はBD系、またはHD DVD系の光ディスクの再生及び記録機能を有していな
い。光ディスク2はディスクモータ3によって回転駆動される。ディスクモータ3はディ
スクモータ制御回路4によって制御されている。
光ディスク2に対する情報の記録、再生は、光ピックアップ5によって行われる。光ピ
ックアップ5には、対物レンズ6が設けられており、対物レンズ6はフォーカシングアク
チュエータ7の駆動によりフォーカスシング方向(レンズの光軸方向)への移動が可能で
、またトラッキングアクチュエータ8の駆動によりトラッキング方向(レンズの光軸と直
交する方向で光ディスクの径方向)への移動が可能である。
記録データ生成回路9は情報記録時にホスト装置25からインターフェース回路24を
介して供給されるデータにエラー訂正コードを付加し、同期コードなどをつけて記録フォ
ーマットの形式に変更し、さらに変調し、変調されたデータをレーザ制御回路10へ提供
する。レーザ制御回路10は情報記録時(マーク形成時)に、記録データ生成回路9から
供給されるデータに基づいて、書き込み用信号を光ピックアップ5内のレーザダイオード
11に供給する。
レーザダイオード11は、波長が約780nm(nano meter)のCD用のレーザダイオ
ード11a、波長は約650nmのDVD用のレーザダイオード11bがあり、光ディス
ク装置に装着された光ディスクの種類によって使い分けられ、レーザ制御回路10から供
給される信号に応じて選択されてレーザ光を出射する。
レーザダイオード11から発せられるレーザ光は、光学部12、対物レンズ6を介して
光ディスク2上に照射される。レーザダイオード11から発せられるレーザ光の光ディス
ク2からの反射光は、対物レンズ6、光学部12を介して光検出器13に導かれる。光検
出器13からの出力信号は、RFアンプ14へ供給される。
RFアンプ14は、光検出器13からの検出信号を処理し、ジャストフォーカスからの
誤差を示すフォーカスエラー信号(FE信号)、レーザ光のビームスポット中心とトラッ
ク中心との誤差を示すトラッキングエラー信号(TE信号)、および再生信号(RF信号
)を生成し、生成されたFE信号、TE信号、およびRF信号をA/D変換器15に供給
する。RFアンプ14は、光検出器13からの検出信号を処理する際、使用されるレーザ
ダイオード11の種類に応じて信号を生成する時のパラメータをそれぞれの適切な値に設
定して上記信号を生成する。A/D変換器15から出力された信号はバス20を介してC
PU(Central Processing Unit)21等に供給される。
フォーカス・トラッキング制御回路16は、A/D変換器15から供給されたFE信号
及びTE信号に応じてフォーカス制御信号及びトラッキング制御信号を生成し、フォーカ
シングアクチュエータ7及びトラッキングアクチュエータ8に出力し対物レンズ6を駆動
する。これにより、レーザ光が光ディスク2の情報記録面上に常時ジャストフォーカスと
なるフォーカシングサーボ、及びレーザ光が光ディスク2上に形成されたトラック上を常
にトレースするトラッキングサーボが行われる。
RF信号は、A/D変換器15でデジタル信号に変換されチャネルビットのデータとし
てPLL回路17に供給される。PLL回路17は、A/D変換器15から供給されるデ
ータからデータに同期したクロックとチャネルビット単位のチャネルデータ信号を生成し
、データ再生回路18に出力する。データ再生回路18ではフォーマットを解読して、チ
ャネルデータ信号を復調してバイトデータを再生し、再生された再生データはエラー訂正
回路19へ出力される。エラー訂正回路19では再生データを付与されているエラー訂正
コードを用いてエラー訂正を行った後、インターフェース回路24を介してホスト装置2
5に出力される。
ディスクモータ制御回路4、変調回路9,レーザ制御回路10、A/D変換回路15、
フォーカス・トラッキング制御回路16、PLL回路17、データ再生回路18、エラー
訂正回路19等は、バス20を介してCPU(Central Processing Unit)21によって
制御される。
CPU21はインターフェース回路24を介してホスト装置25から供給される動作コ
マンドに従って、この光ディスク記録再生装置1を総合的に制御する。また、CPU21
は、RAM(Random Access Memory)22を記録再生時のバッファメモリ等の作業エリア
として使用し、ROM(Read Only Memory)23に記憶されたプログラムに従った所定の
制御を行う。
CPU21は、対物レンズのフォーカス方向の移動時間とフォーカスエラー信号によっ
て光ディスクの表面から情報記録面までの距離を計測する計測手段の機能を有する。また
、CPU21は、計測手段によって得られた光ディスクの表面から情報記録面までの距離
から光ディスクの種類を判別する判別手段としての機能を有し、光ディスク判別後の光デ
ィスク装置を制御する。
CPU21は、光ディスク装置1に光ディスク2が装填されると、初期動作として光デ
ィスクの判別を行う。光ディスクを回転させない状態で、対物レンズ6を一旦光ディスク
2の表面から遠ざけ、DVD用の再生用レーザパワー以下のレーザ光を発光し、徐々に対
物レンズ6を光ディスク2の表面に近づけて光ディスク2の表面、記録面または記録面の
裏面側にある反射層の位置を検出するフォーカスサーチという動作を行う。DVD用の再
生用レーザパワー以下のレーザ光によってフォーカスサーチを行うのでレーザ光のスポッ
トが小さく絞られることはなく、ディスクのデータを劣化させる恐れはない。
図2から図4に各種光ディスクの情報記録面の位置を示す。図2はBD系光ディスクの
構造の模式図である。BD系光ディスクは、基板の厚さが略1.2mmで光ディスク2の
表面から略0.1mmのところに情報記録面があり、その裏面側には反射層がある。情報
記録面は2層の場合もある。図3はDVD系またはHD DVD系の光ディスクの構造の
模式図である。DVD系またはHD DVD系の光ディスクは、基板の厚さが略1.2m
mで光ディスク2の表面から略0.6mmのところに情報記録面があり、その裏面側には
反射層がある。DVD系またはHD DVD系とも情報記録面は2層の場合もある。
図4は、BD系とDVD系の両方の情報記録面を持つBD−DVDハイブリッドディス
クまたはBD−DVDコンビネーションディスクと呼ばれている光ディスクの模式図であ
る。また、BD系とHD DVD系の両方の情報記録面を持つBD−HD DVDハイブリ
ッドディスクと呼ばれている光ディスクも存在する。どちらも基板の厚さが略1.2mm
で光ディスク2の表面から略0.1mmのところにBD用の情報記録面があり、その裏面
側には反射率が図2で示した通常のBD系光ディスクより小さい反射層がある。さらに光
ディスク2の表面から略0.6mmのところにDVD用あるいはHD DVD用の情報記
録面があり、その裏面側には反射層がある。
図5は、フォーカスサーチにおける対物レンズの移動の様子を模式的に示した図である
。光ディスク2に対して対物レンズ6を徐々に近づけていく様子を模式的に示している。
図5に示した光ディスク2にはBD記録面とDVD、HD DVD記録面の両方が記載さ
れているが、図4で示したBD−DVDハイブリッドディスクに限定するものではなく、
説明上両方の記録面を示している。
図6は、フォーカスサーチにおけるレーザ光の合焦点位置とフォーカスエラー信号(F
E信号)の関係を示した図である。対物レンズ6を一旦光ディスク2の表面から遠ざけた
状態から、光ディスク2に対して対物レンズ6を一定速度で徐々に近づけていくと、最初
に光ディスクの表面におけるFE信号の立上がり立下がり部が観測され、そのゼロクロス
点の時間を計測する。更に対物レンズ6を光ディスク表面に近づけていくとBD用の情報
記録面がある場合には、表面から略0.1mmのところでFE信号の立上がり立下がり部
が観測されそのゼロクロス点の時間を計測する。DVDまたはHD DVD用の情報記録
面がある場合には、表面から略0.6mmのところでFE信号の立上がり立下がり部が観
測されそのゼロクロス点の時間を計測する。表面のゼロクロス点の時間と表面の後で観測
されたゼロクロス点の経過時間、図6におけるT1またはT2を計測する。
光ディスク装置2は、予め製造工程等でフォーカスサーチの際のレンズの移動時間と移
動距離の関係を学習し、その学習データがROM23に格納されている。CPU21は、
フォーカスサーチの際にROM23のデータと移動時間T1あるいはT2を比較すること
によって、T1あるはT2から移動距離を算出しT1あるはT2に相当する記録面がBD
用記録面であるかDVD用あるいはHD DVD用記録面であるか判別する。移動時間と
移動距離からDVD用記録面かHD DVD用記録面かを判別することは難しく、光ディ
スクの管理情報を再生する等の動作が必要となる。
図7は、実施例1に係る光ディスク2の判別の動作を示したフローチャートである。S
10において、CPU21は、光ディスク装置1に光ディスク2が装填されると、初期動
作として光ディスクを回転させない状態で、対物レンズ6を一旦光ディスク2の表面から
遠ざけ、DVD用の再生用レーザパワー以下のレーザ光を発光する。
S12において、CPU21は、徐々に対物レンズ6を光ディスク2の表面に近づけて
いき光ディスク2の表面、記録面または記録面の裏面側にある反射層の位置を検出するフ
ォーカスサーチを行う。
S14において、CPU21は、表面から0.1mmのところに記録面が有るか算出す
る。CPU21は、フォーカスサーチによって最初に光ディスクの表面におけるFE信号
のゼロクロス点の時間を計測する。表面から次の記録面(光ディスクの表面から最も近い
情報記録面)について検出したFE信号のゼロクロス点の時間を計測し、光ディスク表面
からの経過時間を計算し、ROM23のデータと比較して表面と次の記録面(光ディスク
の表面から最も近い情報記録面)との距離を算出する。そしてそれが0.1mmに相当す
るかまたは0.6mmに相当するかを算出する。0.1mmであればS16へ進み、0.
1mmでなければS24へ進む。
S16において、CPU21は、更にフォーカスサーチを続行して光ディスクの表面か
ら2番目近い情報記録面をサーチする。表面から0.6mmのところに記録層があるかど
うか計測する。0.6mmに相当する記録面が計測されたならば、S20へ進む。0.6
mmに相当する記録面が計測されなければ装填された光ディスク2がBD系光ディスクと
判定しS18へ進む。
S18において、CPU21は、装填された光ディスク2を再生不可光ディスクとして
エラー処理を実行する。
S20において、CPU21は、0.6mmのところにある情報記録面がDVD用であ
るかHD DVD用であるか判断する。DVD用であれば装填された光ディスクはBD・
DVDハイブリッドディスクと判定しS22に移る。DVD用でなければ装填された光デ
ィスクはBD・HD DVDハイブリッドディスクと判定しS18に移る。
S22において、CPU21は、装填された光ディスクをDVDディスクとして再生す
る。S18において、CPU21は、装填された光ディスク2を再生不可光ディスクとし
てエラー処理を実行する。
S24において、CPU21は、更にフォーカスサーチを続行して表面から0.6mm
のところに記録層があるか計測する。0.6mmに相当する記録面が計測されたならば、
S26へ進む。0.6mmに相当する記録面が計測されなければS30へ進む。
S26において、CPU21は、0.6mmのところにある情報記録面がDVD用であ
るかHD DVD用であるか判断する。DVD用であれば装填された光ディスクはDVD
系光ディスクと判定しS28に移る。DVD用でなければ装填された光ディスクはHD
DVD系光ディスクと判定しS32に移る。
S28において、CPU21は、装填された光ディスクをDVD系光ディスクとして再
生する。S32において、CPU21は、装填された光ディスク2を再生不可光ディスク
としてエラー処理を実行する。
S30において、CPU21は、更にフォーカスサーチを続行して表面から1.2mm
のところに記録層があるか計測する。1.2mmに相当する記録面が計測されたならば、
装填された光ディスクはCD系光ディスクと判定しS34に移る。1.2mmに相当する
記録面が計測されなければ記録面がない光ディスクと判定しS32へ進む。
S34において、CPU21は、装填された光ディスクをCD系光ディスクとして再生
する。S32において、CPU21は、装填された光ディスク2を再生不可光ディスクと
してエラー処理を実行する。
以上のように、CPU21は、装填された光ディスク2の表面から最も近い情報記録面
までの距離が略0.1mmであり光ディスクの表面から2番目近い情報記録面がないとき
は、装填された光ディスクをBD系光ディスクと判定し、この光ディスクを再生不可の光
ディスクであると判別する。
また、CPU21は、装填された光ディスクの表面から最も近い情報記録面までの距離
が略0.1mmであり前記光ディスクの表面から2番目近い情報記録面が0.6mmであ
るとき前記光ディスクをBD・DVDハイブリッドディスクまたはBD・HD DVDハ
イブリッドディスクと判定し、さらにBD・HD DVDハイブリッドディスクは再生不
可の光ディスクであると判別し、BD・DVDハイブリッドディスクをDVD系光ディス
クとして再生する。従ってBDの情報記録面があるときは、BD・DVDハイブリッドデ
ィスクをDVD系光ディスクとして再生するが、これ以外は再生不可の光ディスクである
と判別する。このように判定することによって速やかに再生不可光ディスクの判定ができ
、光ディスク装置の処理動作が速くなる。
図8は、本発明の実施例2に係る光ディスク2の判別の動作を示したフローチャートで
ある。この実施例2のフローチャートが図7に示す実施例1のフローチャートと異なる点
は、CPU21が、装填された光ディスク2の表面から最も近い情報記録面までの距離が
略0.1mmであることを検出した後の動作フローである。0.1mmではないときの以
後の動作は図7に示した動作フローと同じである。
CPU21が、装填された光ディスク2の表面から最も近い情報記録面までの距離が略
0.1mmであることを検出したならば、他の記録面をサーチすることなく直ぐに再生不
可光ディスクとしてエラー処理する。図7で示した実施例1の動作フローでは、BD用の
記録面を検出した後にその光ディスク2がBD・DVDハイブリッドディスクかまたはB
D・HD DVDハイブリッドディスクかを検査していたが、実施例2では検査せずにB
D系光ディスクと判定し、直ぐに再生不可光ディスクとしてエラー処理する。
BD・DVDハイブリッドディスクやBD・HD DVDハイブリッドディスクは特別
な構造を持つ光ディスクであり、市場に流通する数量は多くなく、従って実施例2のよう
な動作フローであっても不都合が生じない光ディスク装置の使用状況がある。
図7のS44において、CPU21は、フォーカスサーチによって表面から0.1mm
のところに記録層があるか計測する。0.1mmに相当する記録面が計測されたならば、
装填された光ディスク2はBD系光ディスクと判定し、S46へ進む。0.1mmに相当
する記録面が計測されなければS48進む。S46において、CPU21は、装填された
光ディスク2を再生不可光ディスクとしてエラー処理を実行する。
以上のように、CPU21は、装填された光ディスク2の表面から最も近い情報記録面
までの距離が略0.1mmであった場合には、BD系光ディスクとして再生不可の光ディ
スクであると判別するため、速やかに再生不可光ディスクの判定ができ、光ディスク装置
の処理動作が速くなる。
本発明の実施例1に係る光ディスク装置を示すブロック図。 BD系光ディスクの構造の模式図。 DVD系またはHD DVD系の光ディスクの構造の模式図。 BD−DVDハイブリッドディスク光ディスクの模式図。 フォーカスサーチにおける対物レンズの移動の様子を模式的に示した図。 フォーカスサーチにおけるレーザ光の合焦点位置とフォーカスエラー信号の関係を示した図。 実施例1に係る光ディスクの判別の動作を示したフローチャート。 実施例2に係る光ディスク2の判別の動作を示したフローチャート。
符号の説明
1 光ディスク装置
2 光ディスク
5 光ピックアップ
6 対物レンズ
10 レーザ制御回路
11 レーザダイオード
14 RFアンプ
15 A/D変換回路
16 フォーカス・トラッキング制御回路
21 CPU
21a 計測手段
21b 判別手段
23 ROM

Claims (6)

  1. 光ディスクにレーザ光を集光する対物レンズを備え前記光ディスクからの反射光を検出
    して検出信号を出力する光ピックアップと、
    前記検出信号からフォーカスエラー信号を生成するフォーカスエラー信号生成手段と、
    前記対物レンズのフォーカス方向の移動時間と前記フォーカスエラー信号によって前記
    光ディスクの表面から情報記録面までの距離を計測する計測手段と、
    前記距離から前記光ディスクの種類を判別する判別手段とを備え、
    前記判別手段は、前記光ディスクの表面から最も近い情報記録面までの距離が略0.1
    mmであり前記光ディスクの表面から2番目近い情報記録面がないとき前記光ディスクを
    再生不可の光ディスクであると判別することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 光ディスクにレーザ光を集光する対物レンズを備え前記光ディスクからの反射光を検出
    して検出信号を出力する光ピックアップと、
    前記検出信号からフォーカスエラー信号を生成するフォーカスエラー信号生成手段と、
    前記対物レンズのフォーカス方向の移動時間と前記フォーカスエラー信号によって前記
    光ディスクの表面から情報記録面までの距離を計測する計測手段と、
    前記距離から前記光ディスクの種類を判別する判別手段とを備え、
    前記判別手段は、前記光ディスクの表面から最も近い情報記録面までの距離が略0.1
    mmであり前記光ディスクの表面から2番目近い情報記録面がないとき前記光ディスクを
    再生不可の光ディスクであると判別し、前記光ディスクの表面から最も近い情報記録面ま
    での距離が略0.1mmであり前記光ディスクの表面から2番目近い情報記録面が略0.
    6mmであるとき前記光ディスクをDVD系またはHD DVD系光ディスクと判別する
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 前記計測手段は、前記光ディスクの表面から情報記録面までの距離を計測する際に前記
    光ディスクを回転させないで計測することを特徴とする請求項1または請求項2記載の光
    ディスク装置。
  4. 光ディスクにレーザ光を集光する対物レンズを備え前記光ディスクからの反射光を検出
    して検出信号を出力する光ピックアップを有する光ディスク装置において、装填されてい
    る光ディスクの種類を判別する光ディスクの判別方法であって、
    前記検出信号からフォーカスエラー信号を生成するフォーカスエラー信号生成工程と、
    前記対物レンズのフォーカス方向の移動時間と前記フォーカスエラー信号によって前記
    光ディスクの表面から情報記録面までの距離を計測する計測工程と、
    前記距離から前記光ディスクの種類を判別する判別工程とを備え、
    前記判別工程において、前記光ディスクの表面から最も近い情報記録面までの距離が略
    0.1mmであり前記光ディスクの表面から2番目近い情報記録面がないとき前記光ディ
    スクを再生不可の光ディスクであると判別することを特徴とする光ディスクの判別方法。
  5. 光ディスクにレーザ光を集光する対物レンズを備え前記光ディスクからの反射光を検出
    して検出信号を出力する光ピックアップを有する光ディスク装置において、装填されてい
    る光ディスクの種類を判別する光ディスクの判別方法であって、
    前記検出信号からフォーカスエラー信号を生成するフォーカスエラー信号生成工程と、
    前記対物レンズのフォーカス方向の移動時間と前記フォーカスエラー信号によって前記
    光ディスクの表面から情報記録面までの距離を計測する計測工程と、
    前記距離から前記光ディスクの種類を判別する判別工程とを備え、
    前記判別工程において、前記光ディスクの表面から最も近い情報記録面までの距離が略
    0.1mmであり前記光ディスクの表面から2番目近い情報記録面がないとき前記光ディ
    スクを再生不可の光ディスクであると判別し、前記光ディスクの表面から最も近い情報記
    録面までの距離が略0.1mmであり前記光ディスクの表面から2番目近い情報記録面が
    略0.6mmであるとき前記光ディスクをDVD系またはHD DVD系光ディスクと判
    別することを特徴とする光ディスクの判別方法。
  6. 前記計測工程は、前記光ディスクの表面から情報記録面までの距離を計測する際に前記
    光ディスクを回転させないで計測することを特徴とする請求項4または請求項5記載の光
    ディスクの判別方法。
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