JP2009244364A - ラベル - Google Patents
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Abstract
【課題】 時間の経過とともに剥離台紙の色が変化して使用期限の到来を告知する機能を持たせたラベルの提供。
【解決手段】 ラベル片2を剥離台紙3に粘着剤にて仮着したものにおいて、剥離台紙3の裏面に期限警告マーク11を形成する。期限警告マーク11は、たとえば地紋が時間の経過に対して固定的な同一色の印刷であり、その上に、始めは地紋とはかけ離れた色調で、時間の経過とともに地紋と同一色へと変するインクにより「使用可能」の文字が印刷されている。これにより、期限が経過すると、「使用可能」の文字が地紋に隠れて読めなくなる。
【選択図】 図1
【解決手段】 ラベル片2を剥離台紙3に粘着剤にて仮着したものにおいて、剥離台紙3の裏面に期限警告マーク11を形成する。期限警告マーク11は、たとえば地紋が時間の経過に対して固定的な同一色の印刷であり、その上に、始めは地紋とはかけ離れた色調で、時間の経過とともに地紋と同一色へと変するインクにより「使用可能」の文字が印刷されている。これにより、期限が経過すると、「使用可能」の文字が地紋に隠れて読めなくなる。
【選択図】 図1
Description
本発明は商品やその包装、或は商品を載せるパレット等、種々の物に付されるラベルに関する。
従来、印字機械や貼付機械で印字して用いるラベルには、例えば図2に示すようなものが知られている。
ラベル1は、感熱発色性の印字用紙あるいは転写インキ受容性の印字用紙を型抜きしたラベル片2の裏面に粘着剤が塗布され、シリコン樹脂などで剥離処理された帯状の剥離台紙3の長手方向に複数並んで仮着(剥離可能に一時的に接着)され、剥離台紙3ごとロール状に巻回されている。
このラベル1は、たとえば図3に示すようなラベルプリンタ4に装着して印字部に順次供給し、各ラベルに所望の情報を印字する。
剥離台紙3の裏面には、ラベルプリンタ4に順次供給される各ラベルの位置を正しく認識するための検出マーク5が付されている。
そして、ラベルプリンタ4は、印字部の手前に設置されたセンサで、この検出マーク5を検出して、各ラベル片2の先端位置を検出している。
そして、ラベルプリンタ4は、印字部の手前に設置されたセンサで、この検出マーク5を検出して、各ラベル片2の先端位置を検出している。
ところで、感熱紙を用いたラベルでは製造後長期間経過すると発色性が低下して、いわゆる「印字ののりが悪い」状態となる。
このため、上記のようなラベルには使用期限が設けられており、使用期限は製品の包装や箱などに記入されている。
このため、上記のようなラベルには使用期限が設けられており、使用期限は製品の包装や箱などに記入されている。
然るに、一旦箱等から出されて他の場所で保管等されたラベルでは保管期限が不明となる場合がある。
また、ラベル印刷機械等に装着されたまま長期間が経過する場合もある。
かかる場合に、印字特性悪化の原因が定まらないので、サービスマンが呼ばれても対処方法が特定できず、ユーザー、メーカー、サービス業者間で憤懣やるかたない感情が芽生えることもあった。
また、ラベル印刷機械等に装着されたまま長期間が経過する場合もある。
かかる場合に、印字特性悪化の原因が定まらないので、サービスマンが呼ばれても対処方法が特定できず、ユーザー、メーカー、サービス業者間で憤懣やるかたない感情が芽生えることもあった。
本発明は上記従来技術の問題に鑑みなされたもので、時間の経過とともに剥離台紙の色が変化して使用期限の到来を告知する機能を持たせたラベルの提供を目的とする。
前記目的を達成するため本発明は、像形成用のラベルを剥離台紙に粘着剤にて仮着したものにおいて、前記剥離台紙として色が時間の経過に伴って変化するものを用いたことを特徴とする。
ここで、前記剥離台紙には、時間経過に伴って発色または消色する文字または地紋と、固定的な発色を維持する文字または地紋とを組み合わせて印刷することができる。
また、前記剥離台紙は太陽光或は蛍光灯或は紫外線等の光が当たることで、その光が当たる時間に比例して色が変化するのが好ましい。
さらに、前記剥離台紙は、所定の時間の経過ごとに異なった複数の色に段階的に変化するようにするのが好ましい。
上記構成により、ラベルのユーザーは、包装箱等を保管しておかなくても、ラベルの一つ一つの台紙を読むことで使用期限の経過の有無が判断できる。
ラベルの印字性能が発揮できなかった場合、ラベルの販売者、使用者、印刷機械のサービスマン間で原因が特定でき、再発防止が図られ、責任の所在も明らかとなる。
また、剥離台紙はラベルを印刷して使用、即ち商品等に貼付けた後は不要となるものなので、時間経過と共に変色しても何ら障害もない、という効果を奏する。
また、剥離台紙はラベルを印刷して使用、即ち商品等に貼付けた後は不要となるものなので、時間経過と共に変色しても何ら障害もない、という効果を奏する。
以下、本発明の好適一実施例を添付図1に従って説明する。なお、上述した従来の技術と同一の構成要素に同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は本発明のラベル10を示し、該ラベル10は従来のラベル1とほぼ同様、ラベル片2と帯状の剥離台紙3と検出マーク5とを備えているものの、剥離台紙3の裏面に期限警告マーク11が形成されている。
図1は本発明のラベル10を示し、該ラベル10は従来のラベル1とほぼ同様、ラベル片2と帯状の剥離台紙3と検出マーク5とを備えているものの、剥離台紙3の裏面に期限警告マーク11が形成されている。
該期限警告マーク11は、たとえば地紋が時間経過に対して固定的な一色の印刷であり、その上に、始めは地紋とはかけ離れた色調であり時間の経過とともに地紋と同一色へと変化するインクにより「使用可能」の文字が印刷されている。
前記期限警告マークは、たとえば紫外線が当たることで単位時間ごとに色が変化し、且つ色が変化した後も印刷情報が読み取れるインクを用いている。
このようなインクの顔料としては、例えば、ピグメントブルー2、ピグメントブルー25、ピグメントグリーン4、ピグメントブルー18、リトポンなどがある。
このようなインクの顔料としては、例えば、ピグメントブルー2、ピグメントブルー25、ピグメントグリーン4、ピグメントブルー18、リトポンなどがある。
そして、時間の経過とともに「使用可能」の文字が発色して地紋の色と同化することにより、判読が不能になる。
ラベル10は以上のように構成したので、ラベル10の期限管理を行なう場合、従来の如く一つ一つのラベル10の使用期限を控える必要はなく、目視により製造時からの経過日時が判断できるので、期限管理を簡単に行なうことができる。
尚、実施例では紫外光が当たることで色が変化するインクを用いたが、紫外光の有無に拘らず近赤外光など他の波長の光が当たることで単位時間ごとに色が変化するものを用いても、期限管理を簡単に行なうことができる。このような、像形成用材料としては、シアニン系の近赤外吸収色素などがある。
また、空気中の酸素や湿度などと反応して、単位時間ごとに色が変化するものを用いても良い。このような像形成用材料としては、例えば、ロイコ染料を用いた染料発色系感熱記録紙がある。
ロイコ染料は組み合わせる顕色剤、増感剤とバインダーにより、例えば、そのラベル10の有効使用期間を経過した場合に色が変化するもの、あるいは、ラベル10の有効使用期間を経過する前に色が変化するようにもできる。
また、ヘッドマッチング剤、耐水化剤、耐油、耐可塑性向上剤、耐光性向上剤、地肌ガブリ防止剤などを併用することにより、変色時間を調節することができる。
また、実施の形態では、地紋印刷が固定的な色でその上に時間の経過と共に発色するインクで警句を印刷する場合を例示したが、これに変えて、無地の上に時間の経過とともに「使用不可」の文字が発色するように印刷することもできるし、地紋の印刷が時間の経過とともに消失してその中から固定的な色で印刷された「使用不可」の文字が現れるようにしてもよい。
また、実施の形態では、地紋印刷が固定的な色でその上に時間の経過と共に発色するインクで警句を印刷する場合を例示したが、これに変えて、無地の上に時間の経過とともに「使用不可」の文字が発色するように印刷することもできるし、地紋の印刷が時間の経過とともに消失してその中から固定的な色で印刷された「使用不可」の文字が現れるようにしてもよい。
さらに、文字ではなく、固定的な色インクからなる比色部の印刷と、時間の経過とともに色が変化する呈色部の印刷とを並べて形成し、経過時間を図るようにしてもよい。
10 ラベル
2 ラベル片
3 剥離台紙
5 検出マーク
11 期限警告マーク
2 ラベル片
3 剥離台紙
5 検出マーク
11 期限警告マーク
Claims (4)
- 像形成用のラベルを剥離台紙に粘着剤にて仮着したものにおいて、前記剥離台紙として色が時間の経過に伴って変化するものを用いたことを特徴とするラベル。
- 前記剥離台紙には、時間経過に伴って発色または消色する文字または地紋と、固定的な発色を維持する文字または地紋とを組み合わせて印刷したことを特徴とする請求項1に記載のラベル。
- 前記剥離台紙は太陽光或は蛍光灯或は紫外線等の光が当たることで、その光が当たる時間に比例して色が変化することを特徴とする請求項1または2に記載のラベル。
- 前記剥離台紙は、所定の時間の経過ごとに異なった複数の色に段階的に変化することを特徴とする請求項1ないし3に記載のラベル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008088209A JP2009244364A (ja) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | ラベル |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008088209A JP2009244364A (ja) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | ラベル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009244364A true JP2009244364A (ja) | 2009-10-22 |
Family
ID=41306361
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2008088209A Pending JP2009244364A (ja) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | ラベル |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009244364A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101226063B1 (ko) * | 2010-12-30 | 2013-01-24 | 한국과학기술원 | 식품 가격표 |
JP6317843B1 (ja) * | 2017-05-25 | 2018-04-25 | アトムメディカル株式会社 | 医療機器による記録紙への印字方法及び医療機器に用いられる記録紙 |
JP2018176685A (ja) * | 2017-04-21 | 2018-11-15 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2021524325A (ja) * | 2018-05-23 | 2021-09-13 | ロレアル | 化粧品組成物、カプセルのセットを調製するためのデバイス、および関連する調製プロセス |
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2008
- 2008-03-28 JP JP2008088209A patent/JP2009244364A/ja active Pending
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