JP2004175516A - 被印字媒体の位置検出方法 - Google Patents

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Shinsuke Murata
新助 村田
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Abstract

【課題】人間が肉眼で判読でき、同時にプリンタなどの機械が誤検出するのを防止できる可読情報が記録されたラベルの位置検出方法を提供する。
【解決手段】位置検出マーク5を肉眼では認識不可能、かつセンサで認識可能であり、可読情報6は肉眼で認識可能、かつセンサでは認識不可能な色彩、材料または態様を以て形成する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラベルプリンタやタグプリンタ、ラベル自動貼付機等のセンサで読み取るための位置検出マークが設けられた被印字媒体の位置検出方法に係り、特に印字や貼付を行う際に有用な可読情報の表示が設けられた被印字媒体の位置検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ラベルプリンタやラベル自動貼付機等では、複数のラベル片が帯状台紙の長手方向に仮着されたラベルを印字部や剥離・貼付部に順次供給し、各ラベル片の所定位置に正しく情報を印字し、また各ラベル片毎に位置を正しく検出して目的とする被貼付物品に貼付する必要がある。
【0003】
このため、ラベルが剥離可能に仮着された帯状台紙の裏面に各ラベルの先端位置を検出するための検出マークが付されており、ラベルプリンタやラベルの自動貼付機では、印字部や貼付部の手前に設置されたセンサで、この検出マークを検出して各ラベルの先端位置を把握している。
【0004】
ところで、ラベルには印刷紙のサイズや材質、粘着剤の種類等によって印字の条件や貼付が可能な材質(紙、プラスチック、ガラス等の違い)、使用環境や使用方法の異なる様々な種類のものがある。
【0005】
そして、印字方法や適用範囲を誤らないように、具体的な注意事項やラベルの品番、図柄などの表示を、台紙の裏面に印刷したものがある。
【0006】
【特許文献1】
実開昭63−161770号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、機械印字や機械貼付を行うラベルには前述した位置検出マークが設けられているため、台紙の裏面にこれ以外の表示を印刷すると、これを位置検出マークと機械が誤検出して動作不良を起こす可能性があった。
【0008】
このため、位置検出マークは黒で、それ以外の注意書等は薄い色で印刷したり、文字を小さくして字間を大きくする、位置検出マークから離れた位置に印刷する、装置側でセンサの感度や検出プログラムを調整する、などの手段で誤検出を防止する努力がなされていた。
【0009】
しかしながら、位置検出マークよりも大きな図柄や文字を台紙の裏面に印刷することは極めて困難であった。
【0010】
本発明は上記従来技術の問題に鑑みなされたもので、機械が読み取るための位置検出マークと人間が読み取る表示を同時に設けても機械が誤検出することのない被印字媒体の位置検出方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、位置検出マークを肉眼では認識不可能、かつセンサで認識可能であり、可読情報は肉眼で認識可能、かつセンサでは認識不可能な色彩、材料または態様を以て形成することによって達成される。
【0012】
上記構成によれば、位置検出マークと人間に向けた可読情報が同時に存在しても、人間に有用な可読情報を提供できるのと共に、機械のセンサが誤検出するのを防止でき、さらに印刷の見苦しさ、読みにくさからも解放される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って本発明に係るラベルの好ましい実施の形態について詳説する。
【0014】
図1は、本発明で用いるラベル1を台紙の裏面側から見た斜視図、図2は図1中の矢示II−II方向の断面図である。同図に示すように、ラベル1は、帯状台紙2の表面(図2中下側)に複数のラベル片3が仮着された構成となっている。
【0015】
また、図2に示すように、前記帯状台紙2にはその表面にシリコン等からなる離型層(不図示)が設けられており、前記ラベル片3はその裏面に粘着層4が形成されている。該ラベル片3は、表面に印字等の記録がされた後、帯状台紙2から剥離して商品等に貼付される。
【0016】
前記帯状台紙2には、その裏面に位置検出マーク5が一定ピッチで形成されている。該位置検出マーク5は、各ラベル片3の先端位置に対応して形成されており、帯状台紙2の一方側の側縁部から他方側の側縁部に向かって、所定の長さをもって形成されている。
【0017】
前記位置検出マーク5は、自然光下では無色または透明で、ブラックライト(紫外線)等の不可視光線を照射すると、この照射した光とは波長の異なる波長の可視光(蛍光)を発生する蛍光メジウムインクや、ステルスインキなどで印刷されている。したがって、自然光下では、位置検出マーク5を肉眼で認識することはできないが、ラベルプリンタやラベル自動貼付機機の中に設けた特殊な光源と受光センサを用いれば位置検出マーク5を認識できるようになる。ここで、受光センサにはカラーセンサを用いたり、光学フィルタを通して波長選択性を持たせるのが好ましい。
【0018】
6は前記帯状台紙2の各位置検出マーク5間に印刷された地紋、図柄や注意書き、宣伝などの可読情報である。この可読情報は、自然光下で肉眼で認識できる通常のインキで印刷されている。
【0019】
以上の構成により、帯状台紙2の裏面が人間の肉眼では図3のように認識され、特殊光源と受光センサを設けたラベルプリンタやラベル自動貼付機機には図4のように認識される(波線で表示の部分は見えないことを示す)。
【0020】
以上により、ラベル1を従来のラベルと同様に帯状台紙2に形成された各検出マーク5によって位置検出を行い、自動印字や自動貼付に使用できると共に、人間の肉眼で読み取り可能な印字や貼付に有用な情報を付与することができ、これらの装置の検出センサで誤検出することがないのでラベルを使用する者の使い勝手が非常に向上する。
【0021】
なお、ラベルの帯状台紙2にはメーカーのロゴや商標などを印刷することができる。この場合、装飾性を持たせるのと同時に印刷部分を間引いて印刷の手間を節約するために、図5に図示のように帯状台紙2を斜めに横切って印刷するのが有効である。
【0022】
このような場合でも、本発明によれば、位置検出マーク5を可読情報6と重ねて印刷することもできる。即ち、図5は肉眼による可読情報6の印刷、図6は位置検出マーク5の印刷を示す概念図である。
【0023】
次に、図7を用いて本発明の他の実施の形態を説明する。なお、上述したのと同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略する。
【0024】
図中の10は位置検出マークを示し、該位置検出マーク10は磁気インキによりラベル片3の裏面に印刷され、その形状は上述図1等に示したと同様に形成できる。
【0025】
本実施の形態では、磁気センサによって帯状台紙2を通してラベル片3の位置を検出することができ、その効果は上述したのとほぼ同等であるが、可読情報6と位置検出マーク10とが平面位置で如何に重なっても、位置検出マーク10を確実に検出でき、可読情報を確実に読み取ることができる。そして、可読情報6を読み取る人間は、印刷の見苦しさ、読みにくさから解放される。
【0026】
なお、上述した実施の形態では、反射光で位置検出マークを検出する場合を例示したが、本発明はこれに限らず、例えば位置検出マークを図7のようにラベル片3の裏面や帯状台紙2の剥離層側に設けることができ、この場合、帯状台紙2、ラベル片3に光の透過率が高い紙やフィルム、可読情報6には光の透過率が高いインキを用い、位置検出マークには遮光性の高いインクを使用するとよい。
【0027】
また、位置検出マークおよび可読情報を帯状台紙の裏面に設けた場合を例示したが、位置検出マークはラベル片の表や帯状台紙の表面に印刷してもよく、さらに、被印字媒体は台紙無しの粘着ラベルや糊のない下げ札(タグ)などでもよい
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、被印字媒体に表示された可読情報を人間が肉眼で判読でき、同時に機械が検出マークを誤検出するのを防止できるのと共に、印刷の見苦しさ、読みにくさからも解放される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたラベルを裏面側から見た斜視図である。
【図2】図1中の矢示II−II方向の断面図である。
【図3】人間の肉眼で認識される帯状台紙の裏面を示す説明図である。
【図4】センサで認識される帯状台紙の裏面を示す説明図である。
【図5】他の実施の形態に掛かる図3と同様の説明図である。
【図6】他の実施の形態に掛かる図4と同様の説明図である。
【図7】他の実施の形態に掛かる図2と同様の説明図である。
【符号の説明】
2…帯状台紙、3…ラベル片、5、10…位置検出マーク、6…可読情報

Claims (1)

  1. 印字機械や貼付機械で用いるための位置検出マークが長手方向に離間して設けられ、可読情報が記録された被印字媒体の位置検出方法において、前記位置検出マークが肉眼では認識不可能、かつセンサで認識可能であり、前記可読情報は肉眼で認識可能、かつセンサで認識不可能な色彩、材料または態様を以て形成されたことを特徴とする被印字媒体の位置検出方法。
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