JP2009244107A - 機器類の表示板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも2つの光透過性を有する透光性基板と、透光性基板のうち、少なくとも1つの透光性基板の少なくとも一面に形成される光透過性着色層と、複数の透光性基板を所定の距離だけ乖離させる乖離層とを積層して形成する。
【選択図】図1
Description
図15に示したように、一般的なソーラーセルは4等分に分割された4面(A1,A2,A3,A4)に設けられていて、表示板の下面に配設される。そして、表示板を透過した透過光が4面(A1,A2,A3,A4)のそれぞれに均一量入射するのが最も発電効率を高める。このため、このソーラーセルの上面側に配設される表示板は、ソーラーセルの4面(A1,A2,A3,A4)に対応する部分、すなわち、12−6時ラインと9−3時ラインで4等分割した4面がそれぞれ均一量の光を透過するように設計することが必要とされている。
機器類の視認側に設けられる表示板であって、
少なくとも2つの光透過性を有する透光性基板と、
前記透光性基板のうち、少なくとも1つの透光性基板の少なくとも一面に形成される光透過性着色層と、
前記複数の透光性基板を所定の距離だけ乖離させる乖離層とが積層して形成されることを特徴とする。
前記光透過性着色層が、前記透光性基板の少なくとも一面の少なくとも一部分に形成されていることを特徴とする。
また、本発明の表示板は、
前記乖離層が、前記複数の透光性基板を接着させるための接着層であることを特徴とする。
また、接着層の厚さは、特に限定されるものではないが、例えば、ソーラーセル(太陽電池)からなるソーラー発電装置の上面に配置される表示板として用いる場合には、ソーラーセルの発電に必要な光量を透過する範囲で適宜設定することができる。
前記接着層が、少なくとも前記透光性基板の外周部に対応する部分のみに形成されることを特徴とする。
前記接着層が、前記透光性基板の中心部に対応する部分に形成されることを特徴とする。
また、本発明の表示板は、
前記乖離層が、空気から成る空気層であることを特徴とする。
前記透光性基板が、固定部材によって固定されることで前記空気層を形成することができる。
前記光透過性着色層が、白色顔料、蛍光顔料、蓄光顔料、夜光顔料から選択した1種以上の顔料から形成されることができる。
なお、光透過性着色層として顔料を用いる場合には、例えば、顔料を透明なウレタン樹脂に混ぜ合わせてインク化し、印刷方法、スピンコート、ディッピング、刷毛塗り、噴霧塗装、静電塗装、電界塗装などによって形成することができる。
前記光透過性着色層が、金属層、金属酸化物層、金属窒化物層、樹脂層、拡散層、UV反射層、UV吸収層から選択した1種以上の光透過性着色層から形成されることができる。
なお、このような光透過性着色層を形成する方法としては、例えば、熱CVD、プラズマCVD、レーザーCVDなどの化学蒸着法(CVD)、真空蒸着、スパッタリング、またはイオンプレーティングなどのドライメッキ処理、溶射など、さらには、印刷方法、スピンコート、ディッピング、刷毛塗り、噴霧塗装、静電塗装、電着塗装などの塗装、電界めっき、浸漬めっき、無電解メッキ等の湿式めっき法などを用いることができる。
また、樹脂層として、上記の樹脂層に用いた樹脂からなるラミネート樹脂フィルムにより形成することもできる。
この場合、UV反射層としては、特に限定されるものではないが、例えば、酸化ケイ素、酸化チタン、窒化ケイ素のそれぞれ単層、または、これらの組み合わせによる多層のUV反射層を用いることができる。
によって決定できるため、様々な色の表示板を得ることができるとともに、表示板の色をより鮮やかにすることができ、特に、白色表示板であれば、より理想的な白色に近い表示板とすることができる。
前記光透過性着色層が、光透過性着色層を多層に積層して形成されることを特徴とする。
前記透光性基板の少なくとも一面に凹凸模様が形成されていることを特徴とする。
また、前記凹凸模様が、前記透光性基板の少なくとも一面の少なくとも一部分に形成されていることを特徴とする。
板、特に、白色表示板であれば、より理想的な白色に近い表示板として、例えば、時計や携帯電話などのモバイル機器などの機器類に用いることができ、機器類のデザインバリエーションの拡大を図ることができる。
(実施例1)
図1は、本発明の表示板の第1の実施例の断面図、図2は、本発明の表示板の第1の実施例の光路図を示している。
また、樹脂層として、上記の樹脂層に用いた樹脂からなるラミネート樹脂フィルムにより形成することもできる。
得ると同時に変色防止効果を得ることができる。
この場合、UV反射層としては、特に限定されるものではないが、例えば、酸化ケイ素、酸化チタン、窒化ケイ素のそれぞれ単層、または、これらの組み合わせによる多層のUV反射層を用いることができる。
着される風防(ガラス)222とを備えたハウジング202を備えている。
さらに、このムーブメント216の側部下方の小径部216aには、標準電波を受信するためのアンテナ220が付設されている。
(実施例2)
図6は、本発明の表示板の第2の実施例の断面図である。
応する部分のみに所定の厚さの接着部16a,16bを有し、乖離層18の中心部17には空気が満たされ、空気層を形成している。
(実施例3)
図7は、本発明の表示板の第3の実施例の断面図である。
(実施例4)
図8は、本発明の表示板の第4の実施例の断面図である。
このように構成することによって、実施例2と同様に、表示板10の色をより鮮やかに、例えば、透過性着色層14として白色顔料を用いた場合には、より理想的な白色とすることができる。
(実施例5)
図9は、本発明の表示板の第5の実施例の断面図である。
このように、基板12aの上面側に光透過性着色層14を形成した場合であっても、基板12a,12b,接着層(乖離層)16で反射され、光透過性着色層14を透過する透過光の量を増やすことができるため、より鮮やかな色の表示板、特に、白色表示板であれば、より理想的な白色に近い表示板とすることができる。
(実施例6)
図10は、本発明の表示板の第6の実施例の断面図である。
このように、光透過性着色層14を多層に積層して形成することによって、表示板10の視認面の単位面積当たりの顔料等の色素成分の密集度合いが大きくなり、表示板10の発色度を高めることができ、例えば、白色表示板の場合には、より理想的な白色に近づけることができる。
(実施例7)
図11は、本発明の表示板の第7の実施例の断面図である。
る。
(実施例8)
図12は、本発明の表示板の第8の実施例の断面図である。
(実施例9)
図13は、本発明の表示板の第9の実施例の断面図である。
このように基板12bの下面側に、凹凸模様13を形成することによって、基板12bの下面側からの反射光、例えば、表示板10の下面側にソーラーセルが配置される場合には、ソーラーセルの反射光を屈折・散乱させる効果を有することになる。
なお、このような凹凸模様13としては、基板12bの下面側のみに形成しているが、これに限らず、基板12bの上面側のみに形成してもよいし、基板12aに形成することもできる。また、基板12a及び基板12bの両面に凹凸模様13を形成してもよい。
(実施例10)
図14は、本発明の表示板の第10の実施例の断面図である。
また、光透過性着色層15a〜15cを、例えば、ストライプ、サークル、渦巻、梨地模様、格子状模様、略ピラミッド形状の模様、幾何学模様、編目模様、石調模様、砂目模様、波紋模様、旭光目付等の模様状に形成することによって、表示板10に模様を付加することができる。
光透過性着色層15a〜15cの色を、光透過性着色層14a,14b,15と同一の色にした場合であっても、光透過性着色層15a〜15cが形成された部分と、形成されていない部分とでは、発色に変化を生じるため、表示板10に模様を付加することができる。
また、上記実施例では、本発明の表示板を、ソーラーセル(太陽電池)からなるソーラー発電装置を備えた無線機能付きソーラー時計や卓上計算機に適用したが、ソーラー発電装置を備えた携帯電話などのモバイル機器などの機器類にも適用できる。
12 基板
12a 基板
12b 基板
12c 基板
13 凹凸模様
14 光透過性着色層
14a〜14c 光透過性着色層
15 光透過性着色層
16 接着層
16a 接着部
16b 接着部
16c 接着部
17 中心部
18 乖離層
18a 乖離層
18b 乖離層
20 光
20a 透過光
20b〜20f 反射光
30 固定部材
200 ソーラー電波腕時計
202 ハウジング
204 時計ケース
206 見返しリング
208 防水パッキン
210 裏蓋
214 針軸
216 ムーブメント
216a 小径部
216b 大径部
218 ソーラー発電装置
220 アンテナ
222 風防
224 防水パッキン
240 電卓
242 ソーラーセル
244 ロゴマーク
246 表示板
300 時計用文字板
302 透光性基板
304 着色顔料
306a〜306c 塗膜
400 太陽電池付表示部構造体
402 太陽電池
404 透光性板
406 被着層
Claims (9)
- 機器類の視認側に設けられる表示板であって、
少なくとも2つの光透過性を有する透光性基板と、
前記透光性基板のうち、少なくとも1つの透光性基板の少なくとも一面に形成される光透過性着色層と、
前記複数の透光性基板を所定の距離だけ乖離させる乖離層とが積層して形成されることを特徴とする表示板。 - 前記光透過性着色層が、前記透光性基板の少なくとも一面の少なくとも一部分に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示板。
- 前記乖離層が、前記複数の透光性基板を接着させるための接着層であることを特徴とする請求項1または2に記載の表示板。
- 前記接着層が、少なくとも前記透光性基板の外周部に対応する部分のみに形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の表示板。
- 前記接着層が、前記透光性基板の中心部に対応する部分に形成されることを特徴とする請求項4に記載の表示板。
- 前記乖離層が、空気から成る空気層であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の表示板。
- 前記光透過性着色層が、光透過性着色層を多層に積層して形成されることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の表示板。
- 前記透光性基板の少なくとも一面に凹凸模様が形成されていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の表示板。
- 前記凹凸模様が、前記透光性基板の少なくとも一面の少なくとも一部分に形成されていることを特徴とする請求項8に記載の表示板。
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