JP2005069755A - 時計用文字板 - Google Patents

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Abstract

【課題】 金属感が現れて、高級感が得られるソーラセル用時計文字板を提供する。
【解決手段】 鏡面21a又は凹凸模様を上面に有するプラスチック基板21又はガラス基板の上面に金属蒸着膜22、あるいは金属メッキ膜23の少なくとも1種からなる金属被膜を設けた後、機械加工又はエッチングを施して前記金属被膜の一部を除去し、該金属被膜の除去部分に所要の透過率を損ねない範囲内で透過性を有する装飾部材24を設ける。装飾部材は樹脂、セラミック、貝、貴石、ガラスなどからなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、時計用文字板、更に詳しくはソーラセル(太陽電池)付時計用文字板に関する。
ソーラセル付時計用文字板は、受光した光を透過させてその下面側に配設したソーラセルに入射させて発電機能を起こさせる。このように、ソーラセル付時計用文字板は光の透過性が要求されることからプラスチック材が従来から多く使われている。プラスチック材であると光の透過性が得られる外に、コスト的に安くできること、塗装や印刷などで装飾が容易に施すことができることなどの利点があげられる。
一般的に、携帯時計に用いられるソーラセル(太陽電池)は、図4の平面図に示すように、4等分割された4面(A1、A2、A3、A4)に設けられていて、文字板の下面に配設される。そして、文字板を透過した透過光量が4面(A1、A2、A3、A4)のそれぞれに均一量入射するのが最も発電効率を高める。このため、このソーラセルの上面側に配設される文字板は、ソーラセルの4面(A1、A2、A3、A4)に対応する部分、即ち、12−6時ラインと9−3時ラインで4等分割した4面がそれぞれ均一量の光を透過するよう設計することが必要とされている。
近年のソーラセルは、発電効率が向上されて、10mm四方の大きさでも十分に機能を果たすものが現れてきている。また更に、文字板の光透過率も15%以上有すれば十分に満足する発電が得られるものも現れてきている。
しかしながら、ソーラセルは独特の濃紫色を有しており外観的に良い感じを与えない。そこで、この濃紫色が時計文字板の上面側より視認されにくくするために、従来から文字板に色々な工夫を施してきた。プラスチック材で形成した文字板は印刷や塗装などができることから、これらの方法で着色や装飾などを施してソーラセルの濃紫色を和らげることを行ってきた。しかしながら、プラスチック材で作った文字板は金属感や金属光沢感が得られず、どうしても高級感に欠けるものとなっていた。
そこで、外観上、金属感を出現させると共に、下面に配設したソーラセルの有する独特の濃紫色が見えないようにする技術の一つとして、下記の特許文献1に示された技術がある。
特開2003−66162号公報
図5は上記特許文献1で示されたソーラ時計用文字板の要部断面図を示したものである。尚、ここでは文字板のみを示し、他の構成部品は省略してある。この文字板4は、ストライプ状に凹凸模様1aを上面に形成した透過性部材1と、透過性と反射性の両方の性質を持つ半透過・反射膜である金属蒸着膜2と、平滑面を有する透明保護膜3とを積層した構成を取っている。
ここで、透過性部材1はポリカーボネイト樹脂からなり、ストライプ状の凹凸模様1aも含めて射出成形で形成している。金属蒸着膜2は真空蒸着法などで形成するが、光透過性と反射性の両方の性質を持たせるために金属蒸着の膜厚を50〜200Åの範囲に形成している。そして、使用する金属としてはアルミニウム、クロム、ニッケル、銀、金などから選択している。透明保護膜3はアクリル樹脂を塗装などで形成して、ラッピングによって表面を平滑面に仕上げている。
上記の構成を取る文字板4は、透過性と反射性の両方の性質を持つ金属蒸着膜2によって、入射光の一部は透過して文字板の下面に配設したソーラセルに入射して発電作用を働かせる。また、入射光の他の一部は反射して文字板4の外表面に放射される。更に、ソーラセルに入射した光の一部はそこから反射されて金属蒸着膜2を透過して文字板4の外表面に放射される。金属蒸着膜2から反射して放射された光やソーラセルからの反射光で金属蒸着膜2を透過して放射された光などから金属蒸着の金属感が視認されるようになる。
また、ソーラセルからの反射光はストライプ状の凹凸模様1aと金属蒸着膜2との境界面で屈折を起こす。しかも、境界面が凹凸しているので屈折方向が一様でなく、様々な方向に光が分散する。更にまた、金属蒸着膜2を透過した光は金属蒸着膜2と透明保護膜3との境界面で屈折を起こす。そして、これらの屈折、分散が作用してソーラセルの濃紫色が和らいだ状態で視認されるようになる。
しかしながら、金属蒸着膜2に光透過性をも持たせることから上記に述べた如くに非常に薄く形成している。従って、金属感といっても金属色が薄く見える程度で、金属自体が持っている独特の金属的質感の得られる外観色調と云うものは現れず、金属感を得るに乏しいものとなっていた。
本発明は、上記の課題に鑑みて成されたもので、より金属感が現れて、高級感が得られる文字板を得ることを目的とするものである。
上記目的を達成する手段として、本発明の請求項1に記載の文字板は、鏡面又は凹凸模様を上面に有するプラスチック基板又はガラス基板の上面に金属蒸着膜、あるいは金属メッキ膜の少なくとも1種類からなる金属被膜を設けた後、機械加工又はエッチングを施して前記金属被膜の一部を除去し、該金属被膜の除去部分に所要の光透過率を損ねない範囲内で装飾部材を設けたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載の文字板は、前記装飾部材が樹脂,セラミック,貝,貴石,ガラスなどからなることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に記載の文字板は、前記装飾部材を設けた部分の基板の裏面に、又は裏面全体に半透過反射膜を設けたことを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に記載の文字板は、前記金属被膜と装飾部材を設けた基板の全面又は一部に透明樹脂膜を設けたことを特徴とするものである。
本発明の文字板は、請求項1記載において、鏡面又は凹凸模様を上面に有するプラスチック基板又はガラス基板の上面に金属蒸着膜、あるいは金属メッキ膜の少なくとも1種からなる金属被膜を設けている。金属被膜の膜厚を厚くして金属感を十分に出現させている。この金属被膜は金属感を出現させるために設けるもので、金属感が十分視認できれば多少の透過性を有していてもかまわない。また、鏡面又は凹凸模様を施した基板を用いることによって文字板に装飾性が現れてくる。凹凸模様としては色々な模様が考えられる。例えば、ストライプ模様、旭光模様、サークル模様、格子模様、網目模様、梨地模様,ピアジェカット模様などの幾何学模様などがある。従って、金属感を持って装飾豊かで、バリエーション豊富な文字板表面が得られる。また、金属被膜の一部を除去してその部分に透過性を持たせ、更に、その除去部分に所要の透過率を損ねない範囲内で装飾部材を設けている。透過率は全体で所要の透過率を確保すれば良い訳であるが、金属被膜の部分は金属感を出させるために厚くしているので透過率は低い。従って、所要透過率のおおかたは装飾部材を設けた部分で確保することになる。透過性の装飾部材を設けることによって、装飾性を高めると共に所要の透過率を確保する。
また、本発明の文字板は、請求項2記載において、装飾部材に樹脂、セラミック、貝、貴石、ガラスなどを用いている。樹脂は樹脂塗料を直接用いる場合、プラスチックフィルムやプラスチック板を用いる場合などが選択できる。色々な着色が簡単にでき、また、各種色付け模様なども形成できる。そして、形成方法が簡単である。セラミックは透過率も高く、高級感が現れる。貝は独特な光輝感が現れて高級感が現れる。白蝶貝やアワビ貝などが選択できる。貴石はサファイア、ルビー、メノウ、大理石等から適宜選択できる。何れも高級感をもたらす。ガラスは曇りガラス,模様ガラス,着色ガラスなどが選択できる。これらの装飾部材を用いることによりデザイン及びカラーバリエーションを豊かにし、高級感をもたらす効果が得られる。
また、本発明の文字板は、請求項3記載において、装飾部材を設けた部分の基板の裏面に半透過反射膜を設けている。半透過反射膜として白色塗料膜などが好適に利用できるが、白色塗料膜などがあると光反射によって装飾部材が鮮明に且つ綺麗に見えるようになる。例えば、貝を用いると貝の白さが増すと共に光輝さが増して現れる。綺麗さと共に高級感を増す。
また、本発明の文字板は、請求項4記載において、金属被膜と装飾部材を設けた基板の全面又は一部に透明樹脂膜を設けている。透明樹脂膜は金属被膜や装飾部材の保護膜としての働きを成すと共に、透明樹脂膜の表面を平滑面に仕上げると光沢が現れて、金属被膜の色調や凹凸模様、装飾部材などが綺麗に見えるようになる。透明樹脂膜は全面に設けても良いし、金属被膜部分の所や装飾部材部分の所だけに設けても良い。
以下、本発明の最良の実施形態を図1、図2、図3を用いて説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る時計用文字板の要部断面図、図2は本発明の第2実施例に係る時計用文字板の要部断面図、図3は本発明の第3実施例に係る時計用文字板の要部断面図を示している。
図1より、本発明の第1実施形態に係る時計用文字板20は、射出成形で形成した透明なプラスチックの基板21の外周側の上面にはCr蒸着膜22とAuメッキ膜23の積層膜を設けている。また、基板21の内周側には凹部21dが形成されていて、その凹部21dに貴石の装飾部材24が接着剤を介して貼付けられている。そして、上面全面に渡って透明樹脂膜25が設けられている。尚、時計用文字板20は透明樹脂膜25の上面に時字などの指標が貼付けられて完成になるが、ここではその指標は省略してある。
プラスチックの基板21は、中心に指針の取付孔21aを形成しており、上面は鏡面21dに仕上げられている。また、裏面は微小の凹凸がある梨地模様21cが形成されている。射出成形で基板21を形成し、鏡面21dや梨地模様21cは金型から転写して得るCr蒸着膜22は真空蒸着方法で形成する。膜厚は500〜1000Å位の範囲で設ける。Auメッキ膜23は無電解メッキ法で行う。厚みは0.2〜0.5μm程度である。下地が鏡面になっているので光沢のある金色のメッキ膜が得られる。
次に、基板21の内周側にある凹部21dは基板21を切削加工でCr蒸着膜22とAuメッキ膜23の積層した金属被膜を除去して形成する。この凹部21dに貴石の装飾部材24を接着剤を介して貼付ける。貴石は本実施形態においてはルビーを用いており、貴石としては、この他に、サファイヤ、メノウ、大理石などの石類も使用できる。貴石には透過性が必要なので薄く研磨して使用するが、本実施形態の場合は文字板20の全体の透過率が少なくとも25%確保できるように貴石の厚みを設定している。透明樹脂膜25は塗装によって形成している。そして、上面はラッピングによって平滑面に仕上げている。透明樹脂膜25はアクリル樹脂やウレタン樹脂などが選択でき、吹き付け塗装、スクリーン印刷など周知の方法で形成する。平滑な透明樹脂膜25を設けることにより、積層した金属被膜や貴石の保護の役目を成すと共に光沢ある文字板表面が得られる。また、金属被膜や貴石の色調などが鮮明に視認できるようになる。
上記構成で形成した時計用文字板20は光透過率が略25%近くあり、ソーラセルの発電に影響のない透過光が得られている。Cr蒸着膜22とAuメッキ膜23の積層膜は比較的厚い膜になっているのでこの部分での光の透過は殆どない。従って、所要の透過光は貴石24の部分から得ている。このように形成した文字板20は金の金属感が強く得られる。また、ソーラセルの濃紫色は、基板21の裏面に微小な凹凸ある梨地模様21cによりソーラセルからの反射光が散乱し、濃紫色が和らげられる。更にまた、ルビーの色調にも消されて殆ど目立たなくなる。これにより、ルビーの色感がはっきり現れるようになり、全体的に貴金属色と貴石色が現れて高級感を感じさせる文字板となる。
次に、本発明の第2実施形態に係る時計用文字板を図2を用いて説明する。この時計用文字板30は上面にピアジェカットを施した凹凸模様31bを有するプラスチックの基板31を使用している。ピアジェカットは成形時金型から転写して形成する。そして、基板31の外周側にはAg蒸着膜32を設けている。また、内周側には、切削加工で設けた凹部31dの所に貝の装飾部材34を接着剤を介して貼付けてある。また、貝の装飾部材34とAg蒸着膜32の上面には平滑面を有する透明樹脂膜35を設けている。更にまた、基板31の裏面で装飾部材34の真下の位置に当たる部分に白色の半透過反射膜36を設けている。
ここで、プラスチックの基板31は射出成形で形成するが、ピアジェカットの凹凸模様
31bは金型から転写して成形する。Ag蒸着膜32は文字板全体を白色系でまとめる目的からAg蒸着を選択している。このAg蒸着膜32は1000Å前後の厚みに形成しているので殆ど光は透過しない。装飾部材34の貝は白蝶貝やアワビ貝などが選択できる。ここでの貝は鱗片状の貝を透明な樹脂に混ぜ合わせて形成したシートになったものを使用している。この貝のシートは0.1mmの厚みで略50%位の透過率を持っている。透過率を高めたい場合はシートを研磨して更に薄くして使用することができる。半透過反射膜36は透明な樹脂に白色顔料を混ぜ合わせて生成したインクを用いてスクリーン印刷で形成している。この半透過反射膜36は透過性を持たせるために、白色顔料をバインダーの樹脂に対して7%重量比位に少し少な目に配合し、5〜10μmの厚みに形成すると比較的高い透過性の反射膜が得られる。この白色の半透過反射膜36は、本実施の形態では貝の真下に当たる基板31の裏面の部分にのみ設けたが、裏面全体に設けても良いものである。金属被膜に若干の透過性が有る場合にこの半透過反射膜から反射される反射光によって金属色に鮮明さが現れるようになるからである。平滑面を有する透明樹脂膜35は前述の第1実施形態での透明樹脂膜25と同じ仕様で形成する。
上記の構成で形成した時計用文字板30は、半透過反射膜36の作用を受けて白さが良く現れて貝独特の光輝さが綺麗に現れてくる。更に、Ag蒸着膜32の貴金属色とマッチして全体的に金属感を伴って高級感が出現する。また、ソーラセルの濃紫色も半透過反射膜36や貝に消されて殆ど目立たなくなる。更にまた、ピアジェカットの凹凸模様があることにより外観的なデザインも豊に感じる時計用文字板が得られる。
次に、本発明の第3実施形態に係る時計用文字板を図3を用いて説明する。この時計用文字板40は、ブラスチックの基板41の外周側に、前述の第1実施形態と同様に、Cr蒸着膜42とAuメッキ膜43を積層して設けている。また、切削加工して設けた基板41の凹部41dには、昇華性染料で画像を形成したプラスチックフィルムの装飾部材44が貼付けてある。また、装飾部材44の上には紫外線吸収剤を分散した透明樹脂膜45を設けている。
プラスチックの基板41は上面が鏡面41bに成っており、射出成形で形成している。蒸着膜42とAuメッキ膜43は前述の第1実施形態と同様に同じ厚みに形成している。装飾部材44である昇華性染料で画像を形成したプラスチックフィルムは、昇華性染料で画像を印刷した転写紙をプラスチックフィルム、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム上に載置し、加熱の下で加圧することによって得られる。昇華性染料で描いた画像は高い透過率が得られる。また、画像自体も鮮明な画像が得られる。透明樹脂膜45には紫外線吸収剤が分散している。昇華性染料は紫外線によって劣化するので、これを防止するために紫外線吸収剤を配合している。ここでの透明樹脂膜45は装飾部材44の上面にのみ設けている。
以上の構成を取る時計用文字板40は金色の金属感が強く視認できる。また、ソーラセルの濃紫色もプラスチックフィルムの画像で和らげられて目立たなくなる。
以上3つの実施形態について説明したが、いずれも樹脂で成形したプラスチックの基板を用いた。ガラスの基板でも同様に使用することができる。透明なガラスは鏡面に近い形で仕上がっているので、その面を直接利用して光沢のある金属被膜を形成することができる。また、ガラスの場合はピアジェカットのような凹凸模様を形成するのは難しいが、梨地模様,格子模様,旭光模様などの模様はエッチング加工で形成することができる。また、切削加工は難しいので、エッチング加工で金属被膜を除去する方法を取る。更に凹部に削り取る場合も同様である。
また、本実施形態では、装飾部材として貴石、貝、プラスチックシートの3つを取り上げて説明した。装飾部材はこれに限らず、樹脂塗料を塗布または印刷して装飾部材として使用することもできる。また、セラミックやガラスなども装飾部材として使用することができる。
また、本実施形態では、装飾部材と金属被膜を設ける場所を大体同じ場所に設けて説明したが、特に限定するものではなく、文字板の外周側に装飾部材、内周側に金属被膜の配置にしても良い。また、また、中間部位当たりにリング状に装飾部材を配置しても良いものである。
また、本実施形態では、金属蒸着膜としてはCr蒸着膜とAg蒸着膜、金属メッキ膜としてはAuメッキ膜をあげて説明したが、金属蒸着膜や金属メッキ膜は決められた仕様に基づいて最良のものを選択すれば良い。また、金属蒸着膜だけで十分なもの、金属メッキ膜も必要なものなどは仕様に基づいて最良のものを選択するのが良い。
以上述べた構成を取ることにより、金属感が十分現れた時計用文字板を得ることができる。また同時に、ソーラセルの濃紫色は和らいで目立たなくなると共に装飾部材の色感が現れて高級感が現れてくる。施す模様や設ける装飾部材によって色々豊富なデザインバリエーションを得ることができる。
本発明はソーラセルあるいは電波調整式チューナーを用いた時計用文字板に好適に利用できるが、エレクトロルミネッセンスを用いた時計用文字板としての利用も可能性がある。
本発明の第1実施形態に係る時計用文字板の要部断面図である。 本発明の第2実施形態に係る時計用文字板の要部断面図である。 本発明の第3実施形態に係る時計用文字板の要部断面図である。 ソーラセルの平面図である。 特許文献1によって示されたソーラセル用時計文字板の要部断面図である。
符号の説明
20、30、40 時計用文字板
21、31、41 基板
21b、41b 鏡面
31b 凹凸模様
21c 梨地模様
21d、31d、41d 凹部
22、42 Cr蒸着膜
23、43 Auメッキ膜
32 Ag蒸着膜
24、34、44 装飾部材
25、35、45 透明樹脂膜
36 半透過反射膜

Claims (4)

  1. 鏡面又は凹凸模様を上面に有するプラスチック基板又はガラス基板の上面に金属蒸着膜、あるいは金属メッキ膜の少なくとも1種類からなる金属被膜を設けた後、機械加工又はエッチングを施して前記金属被膜の一部を除去し、該金属被膜の除去部分に所要の光透過率を損ねない範囲内で光透過性を有する装飾部材を設けたことを特徴とする時計用文字板。
  2. 前記装飾部材は樹脂,セラミック,貝,貴石,ガラスなどからなることを特徴とする請求項1に記載の時計用文字板。
  3. 前記装飾部材を設けた部分の基板の裏面に、又は裏面全体に半透過反射膜を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の時計用文字板。
  4. 前記金属被膜と装飾部材を設けた基板の全面又は一部に透明樹脂膜を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の時計用文字板。
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