JP2009243945A - 地震時映像自動通報装置 - Google Patents

地震時映像自動通報装置 Download PDF

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Abstract

【課題】工場や商店のオーナーや責任者や社員が遠隔地にいる場合にも、地震被災時に工場や商店の被害状況を把握し、適切な善後策を講じることができるようにする。
【解決手段】携帯電話通報条件設定部34は、被通報者が所持する携帯端末装置3から、ネットワークを介して設定入力を受け付け、地震波到達の前後に際して、撮影された映像を通報する条件を通報条件記憶装置35に保存する。デジタル・レコーダ20は、被災状況を撮影するためのビデオカメラ装置からの画像を保存する。通報先別映像抽出処理部37は、緊急地震速報システム受信部32で受信された地震発生速報に応じて、又通報条件記憶装置35に保存された映像通報条件に従って、デジタル・レコーダ20に保存された画像から、通報する映像の画像を抽出する。通報映像送出部40は、通報先別映像抽出処理部37で抽出された映像を、携帯端末装置3に送出する。
【選択図】図5

Description

本発明は、遠隔地に、地震被災時の工場や商店の被害状況を把握するための映像を通報するための地震時映像自動通報装置に係り、特に、工場や商店のオーナーや責任者や社員が遠隔地にいる場合にも、地震被災時に工場や商店の被害状況を把握し、適切な善後策を講じることができるようにすることができる地震時映像自動通報装置に関する。
大規模な地震が発生すると、建造物の倒壊に加え、道路、鉄道、電気、水道、ガスといったインフラ被害が甚大となる。あるいは、このような大地震に至らなくとも、建造物内の物品や施設に被害が及ぶことがある。
地震のP波が、これより大きな被害をもたらすS波より先に伝播することから、特許文献1では、例えばその図2に示されるように、地震のP波初動を検出することで地震到来を警告する警報情報を生成すると共に、この警報情報をインターネットや公衆回線網などのあらゆるネットワークを介して事業者や個人に伝達するという技術が開示されている。これによって、人的および物的被害を最小限度に食い止めるようにしている。
又、地震発生時に、予め設定されている配信先に必要な情報を配信することが考えられる。しかしながら、顧客に対して情報を配信する場合、配信する情報を選択するために、顧客が行なうべき設定が煩雑になるという問題がある。更に、顧客が配信を希望する情報と、実際に配信される情報とのミスマッチの問題がある。特許文献2では、このような設定を容易にできるようにしつつも、該設定に基づいて上記のミスマッチが起きないよう、顧客が配信を希望する必要十分な情報を有効に配信できるようにしている。その図1では、災害からの距離及び災害レベルから、情報配信の有無を複合的に選択し、必要十分な配信が行なわれるようにしている。
ここで、日本の気象庁が中心となって提供する緊急地震速報は、震源に近い地震計でとらえた観測データを解析し、又、P波と、本震であるS波の伝播速度の差を利用して、地震の到達時間や震度を推定するものであり、2007年10月からテレビやラジオを含めて広く一般に周知されることになった。これにより、速報を知ってから地震が到達するまでの間、避難や減災に向けた行動が可能になる。
このような緊急地震速報によれば、従来の、例えば特許文献1のようなP波初動検出に比べ、震源に近い地震計に基づいて、より早く地震到来を通知することができる。
特許文献3では、このような緊急地震速報のリアルタイム性を高め、且つユーザにとって有効性の高い地震情報を提供する技術が開示されている。特許文献3では、地震情報配信サーバにおいて、この緊急地震情報をフォーマット変換して移動通信端末へ送信する。一方移動通信端末では、これを受信すると、先ず緊急地震情報を第1報として表示する。次に、移動通信端末の現在位置を検出し、この現在位置と上記緊急地震情報とを元に、現在位置における震度階、主要動が到来するまでの余裕時間をそれぞれ計算により予測し、この予測結果を第2報及び第3報として表示するようにしている。
特許3890366号公報(図2) 特開2002-288202号公報(図1) 特開2007-47936号公報(図6)
ここで、地震発生後、人的および物的被害を最小限度に食い止めるためには、いち早く被害状況を把握し、適切な善後策を講じる必要がある。しかしながら、前述の特許文献1〜特許文献3は、地震が伝播する直前に被害を抑えるために対処するためのものとなっている。
地震発生後、現地では、緊急な人命保護や救助に人手を要することになり、遠隔地からの被災状況の問い合わせは、どうしても二の次になる。又、地域的な復旧活動や、外部からの支援活動には、客観的な詳しい状況把握、又その通報が必要であるものの、重要事項が欠落したり、主観的になったりしがちである。通常、このような被災状況の伝達は、電話などで言葉によって表現し伝達するものであるが、詳しい様子が十分に表現され伝達されるものではない。
本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、工場や商店のオーナーや責任者や社員が遠隔地にいる場合にも、地震被災時に工場や商店の被害状況を把握し、適切な善後策を講じることができるようにする地震時映像自動通報装置の提供を課題とする。
本発明は、遠隔地で検出された地震発生の速報を、ネットワークを介して受信する緊急地震速報システム受信部と、被通報者が所持する携帯端末装置から、ネットワークを介して設定入力を受け付け、地震波到達の前後に際して、撮影された映像を通報する条件を通報条件記憶装置に保存する通報条件設定部と、被災状況を撮影するためのビデオカメラ装置からの画像を保存するデジタル・レコーダと、前記緊急地震速報システム受信部で受信された地震発生速報に応じて、又前記通報条件記憶装置に保存された映像通報条件に従って、該デジタル・レコーダに保存された画像から、通報する映像の画像を抽出する通報先別映像抽出処理部と、該通報先別映像抽出処理部で抽出された映像を、前記携帯端末装置に送出する通報映像送出部と、を備えたことにより、前記課題を解決したものである。
本発明によれば、「被災地の現地の映像」という客観的情報を、ネットワークを介して自動的に必要者に通報することができる。従って、必要な情報を、地震発生後に速やかに取得することができる。
又、映像の撮影される場所や、通報する映像の撮影時刻などは、通報を受ける者が自分であらかじめ設定することができる。このため、携帯電話機など、機能が限られた端末装置で映像通報を受ける場合にも、必要十分な情報を速やかに取得することができる。例えば、限られた長さの動画像の「被災地の現地の映像」であっても、当事者が、撮影される場所や撮影時刻の設定を行えるため、極めて有用な映像の通報が可能となる。
以下、図を用いて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明が適用された実施形態の地震時映像自動通報装置12が用いられる全体的な構成を示すブロック図である。
この図において、ネットワーク1は、インターネット、又インターネットに接続される種々のネットワークを複合して形成されるものである。例えば、該ネットワーク1には、携帯電話に対して電子メールやデータを配信するためのネットワークが含まれる。
このようなネットワーク1に対して、本発明が適用される地震時映像自動通報装置12、又気象警報サーバ装置10が接続されている。これら地震時映像自動通報装置12や気象警報サーバ装置10の数は具体的に限定されるものではない。
気象警報サーバ装置10は、前述のように、日本の気象庁が中心となって緊急地震速報を提供するものである。あるいは、民間会社によって運営される、同様の地震速報を提供するものであってもよい。
地震時映像自動通報装置12は、本発明が主として適用されるものである。該地震時映像自動通報装置12は、地震時に通報する映像を撮影する現場、現場管理事務所などに設けられる。
更に、ネットワーク1には、携帯電話、又パーソナル・コンピュータを用いた携帯端末装置3が接続されている。該携帯端末装置3は、本発明を適用した映像の通報を受けるためのものであり、又該通報にかかる諸設定を地震時映像自動通報装置12に対して行うものである。なお、該通報を受ける者を被通報者と呼ぶ。
次に、図2は、本実施形態の地震時映像自動通報装置12、気象警報サーバ装置10、又パーソナル・コンピュータを用いた場合の携帯端末装置3のハードウェア構成を示すブロック図である。携帯端末装置3は、携帯電話機を用いることもできるが、PDA(Personal Digital Assistants)やノート型パーソナル・コンピュータなど、図2に示すようなコンピュータ装置を用いてもよい。
この図2においては、これら各装置12、10に利用可能な、又携帯端末装置3もパーソナル・コンピュータを用いた場合には利用可能な、ある種のコンピュータ装置のハードウェア構成が示される。しかしながら、各装置は、このようなものに限定されるものではない。
図2の該コンピュータ装置は、OSは一例として米国マイクロソフト社のWindows(登録商標)を搭載する、一般的なPC(Personal Computer)装置(携帯電話等のPDA(Personal Digital Assistants)を含む)であってもよく、特に限定されるものではない。あるいは、PC装置以外のハードウェアを用いてもよく、例えばEWS(Engineering Work Station)などの、いわゆるワークステーションなどのハードウェアを用いるようにしてもよい。なお、この図において、ハードウェア構成は、説明の関係上一部抽象化されている。
この図において、コンピュータ装置は、CPU(Central Processing Unit)310と、RAM(Random Access Memory)311と、ROM(Read Only Memory)312と、LAN−I/F(Inter Face)313と、MODEM(modulator-demodulator)314と、種々のI/F320〜322とを有している。これらは、バス301によって相互接続されている。
又、バス301に対して、I/F320を介して、画面表示装置330が接続されている。又、バス303によって相互接続されている、キーボード331と、マウス332と、プリンタ装置333とは、バス301に対して、I/F321を介して接続されている。
更に、バス301に対して、I/F322を介して、HDD(Hard Disc Drive)装置340と、CD(Compact Disc)ドライブ装置341と、FDD(Floppy(登録商標) Disc Drive)装置342とが接続されている。これらはバス302によって相互接続されている。
以上のようなハードウェア構成において、記憶手段、又記憶装置は、RAM311、ROM312、HDD装置340、CDドライブ装置341、FDD装置342などである。このような記憶手段や記憶装置において、CPU310で実行される様々なプログラムや、本実施形態においてアクセスされるデータベースや諸ファイルやデータが保存され、電子的にアクセスができるようになっている。例えば、OSや、データベースやJAVA(登録商標)などのソフトウェア資源を利用する環境を提供するためのプログラム、本実施形態に係るアプリケーション・プログラム、又ウェブ・ブラウザ・プログラムは、HDD装置340に格納されていて、実行時には、RAM311に読み出されてCPU310によって実行される。
なお、LAN−I/F313は、ネットワーク1に対する接続などに用いられるものであり、CPU310で実行されるアプリケーション・プログラムには、ネットワーク1経由で取得される、JAVA(登録商標)のアプレットも含まれる。例えば、携帯端末装置3では、諸設定を地震時映像自動通報装置12に対して行うためのプログラムは、ネットワーク1経由で地震時映像自動通報装置12からダウンロードするようにしてもよい。
又、OSやアプリケーション・プログラムその他の実行に際して、オペレータは、画面表示装置330に表示出力される情報を参照しつつ、キーボード331によって文字入力や諸操作を行ったり、マウス332によって座標入力や諸操作の入力を行ったりする。又、適宜、プリンタ装置333からは必要な情報を印字出力したりすることができる。言うまでもなく、これら諸出力や入力は、CPU310で実行されるプログラムによって、電子的な処理によって行われるものである。
なお、CDドライブ装置341やFDD装置342は、本願発明を適用して実施する際の、アプリケーション・プログラムのインストールや、その他のオフラインでの情報交換に用いられる。又、CDドライブ装置341は、情報交換用の記録媒体としてCD−R、DVD−RAM、DVD−ROM、MOなどを用いる場合は、これ相応の装置のものとすればよい。
図3は、本実施形態の地震時映像自動通報装置12の構成を示すブロック図である。
図示されるように、地震時映像自動通報装置12は、特定画像データ抽出制御装置30、及びデジタル・レコーダ20を備える。又、該地震時映像自動通報装置12は、ネットワーク1を介して、気象警報サーバ装置10や複数の携帯端末装置3に接続される。なお、地震時映像自動通報装置12には、複数の気象警報サーバ装置10に接続するようにしてもよい。
図4は、本実施形態のデジタル・レコーダ20の構成を示すブロック図である。
図示されるように、デジタル・レコーダ20は、画像データ保存処理部22と、日時データ生成処理部23と、画像データ記憶装置25と、画像データ抽出処理部27とを有している。
画像データ保存処理部22は、地震発生その他にかかわらず定常的に、ビデオカメラ装置14による音声付撮影動画映像、又集音マイク16による収集音声を画像データ記憶装置25に保存する。この保存の際には、日時データ生成処理部23から逐次取得する日時データを付与する。
これにより、保存されている音声付撮影動画映像や収集音声を再生する際、これら音声付撮影動画映像や収集音声を保存した時刻を把握することができる。又、保存した時刻をキーとし、必要な声付撮影動画映像や収集音声を検索し、画像データ記憶装置25から読み出すことができる。
地震速報受信、地震発生その他により、特定画像データ抽出制御装置30から画像データの抽出要求があると、画像データ抽出処理部27は、該要求に基づいて画像データ記憶装置25から必要な画像データを抽出する。該要求は、特定のビデオカメラ14によって撮影された、特定の日時から特定の日時までの画像データの抽出の要求となっている。あるいは、該要求は、特定のビデオカメラ14によって撮影された、特定の日時から特定の時間長までの画像データの抽出の要求となっている。
図5は、本実施形態の特定画像データ抽出制御装置30の構成を示すブロック図である。
図示されるように、特定画像データ抽出制御装置30は、緊急地震速報システム受信部32と、携帯電話通報条件設定部34と、通報条件記憶装置35と、通報先別映像抽出処理部37と、通報映像記憶装置39と、通報映像送出部40とを有している。
まず緊急地震速報システム受信部32は、気象警報サーバ装置10から緊急地震速報その他地震発生や地震伝播予測の通知を受信する。これにより、緊急地震速報システム受信部32は、地震発生、地震伝播の予測、地震伝播を把握し、この信号を速報トリガ信号として通報先別映像抽出処理部37に対して出力する。
本実施形態では、上記の速報トリガ信号の発生に基づいて、必要な画像データを抽出して、携帯端末装置3に対して通報する。携帯電話通報条件設定部34は、この通報や抽出の条件の設定を、携帯端末装置3から受け付けて行うものである。又、該設定は、携帯電話通報条件設定部34により通報条件記憶装置35に保存され、必要に応じ該通報条件記憶装置35から通報先別映像抽出処理部37に読みだされる。
上記の速報トリガ信号が発生し通報先別映像抽出処理部37に入力されると、該通報先別映像抽出処理部37は、この速報トリガ信号、及び通報条件記憶装置35に保存されている通報条件に従って、携帯端末装置3の通報先別に、配信する映像をデジタル・レコーダ20から抽出する。例えば、地震伝播を予測する緊急地震速報を受信したことによる速報トリガ信号が入力された場合、通報先別映像抽出処理部37は、通報条件記憶装置35に保存されている通報条件に従って、該通報条件に該当する、特定のビデオカメラ14によって撮影された、特定の日時から特定の日時までの画像データをデジタル・レコーダ20から抽出し、通報映像記憶装置39に保存する。
該通報映像記憶装置39に保存される映像の画像データには、通報先を示す情報が付加されている。例えば、ある映像の画像データが、複数の通報先に通報されるものであれば、複数の通報先を示す情報が付加される。この通報先を示す情報は、携帯端末装置3がそれぞれ有している電子メールアドレスであってもよい。
通報映像送出部40は、通報映像記憶装置39から通報する映像の画像データを、これら画像データ毎に付加されている通報先を示す情報と共に逐次読み出し、該通報先に配信し、通報する。
図6は、本実施形態の全体的な処理の流れを示すフローチャートである。
このフローチャートにおいて、まずステップS110では、映像の通報を携帯端末装置3により受けようとする者は、その携帯端末装置3から特定画像データ抽出制御装置30の携帯電話通報条件設定部34に接続し、通報の条件や、通報を受けようとする映像の抽出の条件の設定を行う。
図7は、本実施形態における通報先別通報条件設定テーブルを示す線図である。
携帯端末装置3から携帯電話通報条件設定部34に対して、通報の条件や、通報を受けようとする映像の抽出の条件の設定を行うと、通報条件記憶装置35に格納されている図7に示すような通報先別通報条件設定テーブルに、該テーブルの1つのレコードとして、該設定が保存される。
この図7において、“条件番号”は設定される各条件に付される連番である。“通報先名称”は通報先を示すものであり、“電子メールアドレス”は通報の映像の送信先である。又、この“電子メールアドレス”は、被通報者が所持する携帯端末装置3により、電子メールを受信するためのものである。
なお、本実施形態において、上記のような通報先は、“通報先グループ”として、グループ化可能となっている。又、この図7に示す設定は、個々の通報先別だけでなく、図8に示すグループ構成テーブルを参照し、グループ別にも設定可能になっている。
又、この図7において、“動画画像名”はビデオカメラ14のいずれであるか示すものである。又、緊急地震速報によって伝達される地震伝播予測を前提に、映像の抽出開始や抽出時間が設定され、“トリガ条件”は該地震伝播予測における地震強度であり、“動画開始時刻”及び“動画終了時刻”は、該地震伝播予測における伝播予想時刻を基準として設定される抽出する映像の開始時刻及び終了時刻である。
図6のフローチャートにおいて、以上のようなステップS110の処理に続いて、ステップS114では、緊急地震速報システム受信部32は、気象警報サーバ装置10から緊急地震速報による地震伝播予測の通知を受信する。すると、該緊急地震速報システム受信部32は、この通知の内容に従って、地震伝播予測の予測地震強度及び伝播予想時刻を、通報先別映像抽出処理部37に伝達する。
ステップS116では、通報先別映像抽出処理部37は、これら予測地震強度及び伝播予想時刻に加えて、図7に示されるような通報条件記憶装置35に保存された設定情報に基づいて、適宜デジタル・レコーダ20から、通報先別の映像抽出処理を行い、抽出した映像を通報映像記憶装置39に保存する。
続いてステップS118では、通報映像送出部40は、付加されている通報先を示す情報と共に、該通報映像記憶装置39に保存されている通報する映像の画像データを逐次読み出し、該通報先に配信し、通報する。この配信又通報の際には、通報映像送出部40は、図7に示した通報先別通報条件設定テーブルを参照し、映像の送信先の電子メールアドレスを参照する。
なお、前述のように、本実施形態において、個々の通報先別だけでなく、図8に示すグループ構成テーブルを参照し、グループ別にも、通報の条件や、通報を受けようとする映像の抽出の条件の設定を行うことが可能となっている。
この図8において、“通報先グループ”とは、通報の条件や、通報を受けようとする映像の抽出の条件の設定を行う単位となるグループである。又、“通報先名称”は、このようなグループに含まれ、又通報先となるものを示すものである。“電子メールアドレス”は、このような通報先の、通報の映像の送信先である。通報映像送出部40が映像を通報する際には、通報条件記憶装置35は、このようなグループ構成テーブルを参照し、映像の送信先の電子メールアドレスを参照する。
本発明が適用された実施形態の地震時映像自動通報装置が用いられる全体的な構成を示すブロック図 上記実施形態の地震時映像自動通報装置、気象警報サーバ装置、又パーソナル・コンピュータを用いた場合の携帯端末装置のハードウェア構成を示すブロック図 前記実施形態の地震時映像自動通報装置の構成を示すブロック図 前記実施形態のデジタル・レコーダの構成を示すブロック図 前記実施形態の特定画像データ抽出制御装置の構成を示すブロック図 前記実施形態の全体的な処理の流れを示すフローチャート 前記実施形態における通報先別通報条件設定テーブルを示す線図 前記実施形態におけるグループ構成テーブルを示す線図
符号の説明
1…ネットワーク
3…携帯端末装置
10…気象警報サーバ装置
12…地震時映像自動通報装置
14…ビデオカメラ
16…集音マイク
20…デジタル・レコーダ
22…画像データ保存処理部
23…日時データ生成処理部
25…画像データ記憶装置
27…画像データ抽出処理部
30…特定画像データ抽出制御装置
32…緊急地震速報システム受信部
34…携帯電話通報条件設定部
35…通報条件記憶装置
37…通報先別映像抽出処理部
39…通報映像記憶装置
40…通報映像送出部
301〜303…バス
310…CPU
311…RAM
312…ROM
313…LAN−I/F
314…MODEM
320〜322…I/F
330…画面表示装置
331…キーボード
332…マウス
333…プリンタ装置
340…HDD装置
341…CDドライブ装置
342…FDD装置

Claims (1)

  1. 遠隔地で検出された地震発生の速報を、ネットワークを介して受信する緊急地震速報システム受信部と、
    被通報者が所持する携帯端末装置から、ネットワークを介して設定入力を受け付け、地震波到達の前後に際して、撮影された映像を通報する条件を通報条件記憶装置に保存する通報条件設定部と、
    被災状況を撮影するためのビデオカメラ装置からの画像を保存するデジタル・レコーダと、
    前記緊急地震速報システム受信部で受信された地震発生速報に応じて、又前記通報条件記憶装置に保存された映像通報条件に従って、該デジタル・レコーダに保存された画像から、通報する映像の画像を抽出する通報先別映像抽出処理部と、
    該通報先別映像抽出処理部で抽出された映像を、前記携帯端末装置に送出する通報映像送出部と、を備えたことを特徴とする地震時映像自動通報装置。
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