JP2009243896A - 角速度センサ素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動振動系が受けたコリオリ力を直接的に検出振動に反映させるようにすることで、振動特性を安定させた角速度センサ素子を提供する。
【解決手段】本実施形態に係る角速度センサ素子1は、少なくとも1つの駆動腕3と、駆動腕3の両端を支持する枠2と、枠2および駆動腕3を含む検出振動系11の振動を検出する検出腕4と、を有する単位構造を少なくとも1つ備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、物体の角速度を検出する角速度センサ素子に関する。
従来から、角速度センサ素子は、船舶、航空機、ロケット等の姿勢を自律制御する技術に使用されているが、最近では、カーナビゲーションシステム、デジタルカメラ、ビデオカメラ、携帯電話等の小型の電子機器にも搭載されるようになってきた。それに伴い、角速度センサ素子の更なる小型化、及び低背化(薄型化)が要請されている。
更なる小型化及び低背化の要求に応えるべく、シリコンあるいは水晶等からなる薄板(ウェハ)をエッチングなどで加工することにより薄型の角速度センサ素子を形成する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1には、振動子の中心に位置する基部と、当該基部に接続された、放射状に延びる駆動振動系及び検出振動系を備えた振動子が開示されている。この振動子では、駆動振動系及び検出振動系は、基部を介して接続されており、この基部は外部に固定されて使用される。
特許第3999377号
上述した特許文献1に記載の技術では、駆動振動系及び検出振動系は離れて配置されており、別々の振動系を構成している。つまり、検出振動系の振動はコリオリ力の方向とは異なっており、コリオリ力を受けて基部が微小ながら変位することにより、コリオリ力の作用方向とは異なる方向の検出振動を励起しているものと考えられる。したがって、基部の支持状態はその変位に影響を与え、角速度センサ素子の振動特性の不安定要素となり得る。つまり、変位運動の抵抗になる、振動子の漏れ振動の経路になる、逆に外部の振動を振動子に伝える経路となる、支持手段そのものが共振周波数をもつなどの要因がある。したがって、駆動振動系及び検出振動系のバランスを機密に調整し、精度良く組み立てなければならないといった問題があった。
そこで、本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、駆動振動系が受けたコリオリ力を直接的に検出振動に反映させるようにすることで、振動特性を安定させた角速度センサ素子を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の角速度センサ素子は、少なくとも1つの駆動腕と、駆動腕の両端を支持する支持部材と、前記支持部材と接続し、駆動腕及び支持部材を含む振動系の振動を検出する振動検出手段と、を有する単位構造を少なくとも1つ備える。
このような構成では、両持ち梁状の駆動腕が振動した状態で、所定の軸を中心とする回転角速度が加わると、駆動腕の振動方向と回転軸の方向の双方に垂直な方向にコリオリ力が働く。駆動腕がコリオリ力を受けることにより、駆動腕および支持部を含む振動系が振動ないし遥動する。そして、振動検出手段により、この振動が検出され、これにより最終的に角速度が検出される。上記の動作から明らかなように、本発明では、駆動振動系は駆動腕により構成され、検出振動系は駆動腕及び支持部材を含む振動系により構成されており、振動に必要なマス(重量)を共有している。また、コリオリ力は直接的に検出振動系の振動を励起する、すなわち、コリオリ力の作用方向と同一の方向に検出振動系が振動することから、検出振動系の振動を励起するまでの複雑な振動の伝達が不要となる。
例えば、支持部材は枠状に形成され、支持部材の枠内に駆動腕が配置されている。また、例えば、この枠内に互いに略平行に延在した複数の駆動腕を有する。このように、支持部材が枠状に形成されていることにより、安定した検出用の振動系が構成される。そして、この枠内において略平行に延在した複数の駆動腕が設けられることにより、駆動腕及び枠を含む振動系は、枠内の複数の駆動腕が受けたコリオリ力の合計分受けることとなり、大きなコリオリ力が受けられる。したがって、加工限界や破断強度から一つの駆動腕の形状が制限されても、これらを多数配置することにより、コリオリ力の合計を大きくする事が出来る。このとき、駆動腕が略平行に配置されることにより、それらを密接して配置することが可能となり、余分な空間の発生が回避される。
例えば、振動検出手段は、支持部材において駆動腕が固定されている部位に設けられた検出腕と、検出腕の変形を検出する検出素子と、を備える。あるいは、振動検出手段は、支持部材において駆動腕が固定されている部位と異なる部位に設けられた検出腕と、検出腕の変形を検出する検出素子と、を備える。あるいは、振動検出手段は、支持部材の変形を検出する検出素子を備える。上記のいずれの態様によっても、振動系の振動の変位が検出され、これにより最終的に角速度が検出可能となる。
好ましくは、複数の駆動腕を横断する方向に、複数の駆動腕を一体化する連結部材をさらに有する。これにより、複数の駆動腕の駆動振動の位相及び振幅を揃えることができ、複数の駆動腕が受けたコリオリ力が合成されて、個々の駆動腕に作用するコリオリ力よりも大きな力が振動系の全体に作用することとなる。
連結部材に錘が設けられている。この錘の重量調整により、駆動腕の駆動振動の共振周波数、及び駆動腕及び支持部材を含む振動系の双方の共振周波数が調整される。
単位構造を複数備え、複数の単位構造が回転対称に配置されている。これにより、一方の単位構造が受けるコリオリ力は、一方の単位構造とは回転対称に配置された他方の単位構造が受けるコリオリ力の逆方向となることから、複数の単位構造に作用するコリオリ力を合成すると零となる。このように、角速度センサ素子全体に作用する力が零となることから、角速度センサ素子全体に作用する不要な振動成分が排除される。
支持部材に、振動系の重量調整用の孔が形成されている。この孔の数および大きさにより、振動系の重量を調整可能となることから、駆動振動系の共振周波数を固定しつつ、振動系の共振周波数の調整が可能となる。
本発明によれば、駆動振動系が受けたコリオリ力を直接的に検出振動に反映させるようにすることで、振動特性を安定させた角速度センサ素子を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、図面中、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、上下左右などの位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。さらに、図面の寸法比率は、図示の比率に限定されるものではない。また、以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施の形態のみに限定する趣旨ではない。さらに、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな変形が可能である。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る角速度センサ素子1の振動系ユニット10の構成を示す平面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る角速度センサ素子1は、少なくとも1つの振動系ユニット(単位構造)10を備える。具体的に、振動系ユニット10は、支持枠(支持部材)2と、支持枠2内に張られた少なくとも1つの駆動腕3とを有する。本実施形態では、複数の駆動腕3が略平行に支持枠2内に張られている。このように、支持枠2は、両持ち梁となるように複数の駆動腕3の両端を支持している。各駆動腕3は、その延在方向と直交する方向Vに駆動振動可能に構成されている。
支持枠2において駆動腕3が固定されている部位(側部)にそれぞれ検出腕4が連結されており、これにより、支持枠2は、2つの検出腕4に狭持されている。各検出腕4は駆動腕3の延在方向と直交する方向に張られており、各検出腕4の両端は支持部材(検出腕支持部材)5に固定されている。このように、支持枠2が遥動可能な状態で検出腕4により支持されており、これにより、支持枠2及び駆動腕3からなる1つの振動系11が構成される。
支持部材5は、例えば支持枠2の3辺を囲むコの字型をしており、この支持部材5の底部は、接続部6を介して固定部7に接続されている。振動系ユニット10は、支持枠2、駆動腕3、検出腕4、支持部材5及び接続部6により構成される。
上記の角速度センサ素子1の振動系ユニット10は、一体的に形成されており、たとえば、シリコンからなる。この角速度センサ素子1は、例えば、シリコン基板のうち振動系ユニット10として残す部位以外の部位を物理的又は化学的にエッチング等して除去することにより、一括形成することが可能である。このように形成された角速度センサ素子1は、低背化の要求に応えたものとなる。
振動系ユニット10のうち、各駆動腕3および各検出腕4の表面には、それぞれ一対の圧電素子が配置されている。図2は、図1のA部における駆動腕3の拡大図である。図3は、図1のB部における検出腕4の拡大図であり、(A)が正面図、(B)が断面図である。
図2に示すように、各駆動腕3の表面には、駆動腕3の延在方向と平行な方向を長手方向とする2つの圧電素子30a,30bが形成されており、この2つの圧電素子30a,30bは駆動腕3の幅方向に並んで形成されている。各圧電素子30a,30bへ印加する電圧により、各圧電素子30a,30bはその延在方向に伸縮可能となっている。例えば、圧電素子30aを伸ばし、圧電素子30bを縮ませることにより、駆動腕3は図中矢印D1方向に屈曲することとなる。
図3に示すように、各検出腕4の表面には、検出腕4の延在方向と平行な方向を長手方向とする4つの圧電素子40a〜40dが形成されている。このうち、1組の圧電素子40a,40bは、検出腕4の所定の位置において幅方向に並んで形成されている。また、もう1組の圧電素子40c,40dは、検出腕4上であって圧電素子40a,40bとは異なる位置において、検出腕4の幅方向に並んで形成されている。2組の圧電素子は、検出腕4が変形したときにその変形を検出するためのものであり、検出腕24が最も大きく歪む箇所に配置されていることが好ましい。圧電素子40a〜40dからはその伸縮の程度に応じた検出信号が出力される。
駆動腕3及び検出腕4に形成される各圧電素子30a,30b,40a〜40dは、下部電極、圧電体膜、上部電極の積層体からなる。下部電極及び上部電極は、例えばPt(100)配向膜からなる。圧電体は、例えばチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)を含んで形成されている。
次に、上記の角速度センサ素子2の動作について、図4及び図5を参照して説明する。図5は、図4のB部の拡大図であり、(A)が正面図、(B)が断面図である。
図4に示すように、各駆動腕3が矢印Vで示す方向に駆動振動を行っている状態で、回転軸R1を中心とする回転角速度が加わると、駆動振動の方向及び回転軸R1に直交する方向のコリオリ力f1が各駆動腕3に作用する。各駆動腕3に作用するコリオリ力f1が合成されて、全体として支持枠2及び駆動腕3からなる振動系11にコリオリ力F1が作用する。このコリオリ力F1を振動系11が受けると、振動系11はコリオリ力F1と同じ方向に振動することとなり、この振動系11の振動に伴い検出腕4が変形する。
このとき、図5に示すように、対角に位置する圧電素子40a,40dが伸びた状態となり、他方の圧電素子40b,40cが縮んだ状態となる。圧電素子40a〜40dからはその変形に応じた信号が出力されることから、各信号に所定の演算処理を施すことにより、振動系11の振動の変位及び振幅が検出され、最終的に回転角速度が検出される。
上記の第1実施形態に係る角速度センサ素子1の効果について説明する。
本実施形態では、駆動振動系は駆動腕3により構成され、検出振動系は駆動腕3及び支持枠2からなる振動系11により構成されており、振動に必要なマス(重量)を共有している。そして、コリオリ力F1を受けた振動系11は、コリオリ力F1の作用する方向に直接的に振動することから、駆動振動系と検出振動系との間での複雑な振動の伝達が不要となる。この結果、駆動振動系と検出振動系との間に振動を伝達するための基部が不要となることから、この基部の支持条件に影響されない安定した振動特性を発揮することができる。
また、本実施形態では、各駆動腕3に作用するコリオリ力f1が合成されて、支持枠2及び駆動腕3からなる振動系11に大きなコリオリ力F1が作用する。したがって、駆動腕3の本数を増やすことにより、振動系11に作用するコリオリ力F1を増大することができる。また、各駆動腕3を略平行に配置することにより、全ての駆動腕3を密接して配置することが可能となり、余分な空間の発生が回避される。この結果、小型化で感度の高い角速度センサ素子1を実現できる。また、材料の利用効率を高めることもできる。
さらに、本実施形態では、駆動腕3は両持ち梁状からなることから、片持ち梁状の駆動腕に比べて振幅が制限される。この結果、衝撃を受けても大きく振れることはないため、破断しにくいという利点がある。
<第2実施形態>
第2実施形態に係る角速度センサ素子1は、第1実施形態とは振動系11の振動を検出するための構造が異なる以外は、第1実施形態と同様である。図6は、第2実施形態に係る角速度センサ素子1aの構成を示す平面図である。
図6に示すように、第2実施形態では、矩形の支持枠2の4辺のうち、駆動腕3が固定されていない底辺と、固定部7とが検出腕4aを介して連結されている。本実施形態では、支持枠2には2本の検出腕4a,4aが連結されている。各検出腕4aの表面には、図3に示した検出腕4と同様に、4つの圧電素子40a〜40dが形成されている。
この角速度センサ素子1aの動作について、図7を参照して説明する。
図7に示すように、各駆動腕3が矢印Vで示す方向に駆動振動を行っている状態で、回転軸R1を中心とする回転角速度が加わると、支持枠2及び駆動腕3からなる振動系11にコリオリ力F1が作用する。このコリオリ力F1を振動系11が受けると、振動系11はコリオリ力F1と同じ方向に振動することとなり、この振動系11を支える検出腕4aが変形する。この検出腕4aの変形は、図5に示す検出腕4の変形と同様な状態となる。
したがって、図5に示したのと同様の原理で、圧電素子40a〜40dから出力される各信号に所定の演算処理を施すことにより、振動系11の振動の変位及び振幅が検出され、最終的に回転角速度が検出される。
第1実施形態では振動系11の振動が両持ち梁の振動に類似したものとなるのに対し、第2実施形態では振動系11の振動が片持ち梁の振動に類似したものとなる。このような第2実施形態の構成によっても、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
<第3実施形態>
第3実施形態に係る角速度センサ素子1bは、第1実施形態とは振動系11の振動を検出するための構造が異なる以外は、第1実施形態と同様である。図8は、第3実施形態に係る角速度センサ素子1bの構成を示す平面図である。
図8に示すように、第3実施形態では、振動系ユニット10は、駆動腕3が両持ち梁となるように、駆動腕3の両端が検出腕4bにより支持されており、検出腕4bは非振動系である接続部6aを介して固定部7に連結されている。このように、第3実施形態では、検出腕4bは、第2実施形態の支持枠(支持部材)2を兼ねている。図示はしないが、接続部6a上に立脚する2本の検出腕4b上には、図3で示したのと同様に4つの圧電素子40a〜40dが形成されている。
この角速度センサ素子1bの動作について、図9を参照して説明する。
図9に示すように、各駆動腕3が矢印Vで示す方向に駆動振動を行っている状態で、回転軸R1を中心とする回転角速度が加わると、駆動腕3及び検出腕4bからなる振動系11にコリオリ力F1が作用する。このコリオリ力F1を振動系11が受けると、振動系11はコリオリ力F1と同じ方向に振動することとなるが、この振動に起因して、振動系11を画成する検出腕4bが変形する。この検出腕4bの変形は、図5に示す検出腕4の変形と同様な状態となる。
したがって、図5に示したのと同様の原理で、圧電素子40a〜40dから出力される各信号に所定の演算処理を施すことにより、振動系11の振動の変位及び振幅が検出され、最終的に回転角速度が検出される。
<第4実施形態>
図10は、第4実施形態に係る角速度センサ素子1cの構成を示す平面図である。
図10に示すように、第4実施形態では、複数の駆動腕3を横断する方向に、複数の駆動腕3を連結して一体化する連結部材8が設けられている以外は、第1実施形態と同様の構成を備える。
これにより、複数の駆動腕3の駆動振動の位相及び振幅を揃えることができ、最大のコリオリ力を受けるタイミングが合うので、複数の駆動腕3が受けたコリオリ力が効率よく合成されて、個々の駆動腕に作用するコリオリ力よりも大きな力が振動系11の全体に作用することとなる。
換言すれば、本実施形態では、個々の駆動振動系の集合体ではなく、複数の駆動腕3を含む1つの駆動振動系が構成される。また、支持枠2、駆動腕3及び連結部材8からなる振動系11により、検出振動系が構成される。このため、個々の駆動腕3の駆動制御にずれがあった場合においても、安定した振動特性を発揮することができる。
<第5実施形態>
図11は、第5実施形態に係る角速度センサ素子1dの構成を示す平面図である。
図11に示すように、第5実施形態では、複数の駆動腕3を横断する方向に、複数の駆動腕3を連結して一体化する連結部材8に錘8aが設けられている以外は、第4実施形態と同様の構成を備える。
図11に示すように、連結部材8には、2つの駆動腕3の間の領域において、連結部材8の延在方向と直交する方向に突起した錘8aが設けられている。なお、図11では、錘8aは連結部材8と一体形成された例を示しているが、錘8aは連結部材8上に形成された別の部材であってもよい。
本実施形態では、複数の駆動腕3、連結部材8及び錘8aにより1つの駆動振動系が構成される。また、支持枠2、駆動腕3、連結部材8及び錘8aにより、検出振動系となる振動系11が構成される。このように、錘8aは、駆動振動系及び検出振動系双方の重量に関係する。したがって、この錘8aの重量調整により、駆動振動系及び検出振動系の双方の共振周波数を調整することができる。
<第6実施形態>
図12は、第6実施形態に係る角速度センサ素子1eの構成を示す平面図である。
図12に示すように、本実施形態に係る角速度センサ素子1eは、固定部7を中心として回転対称に設けられた2つの振動系ユニット10a,10bを備える。各振動系ユニット10a,10bの構成として、第4実施形態に係る振動系ユニットを例示している。
具体的には、2つの振動系ユニット10a,10bは、固定部7を通過する仮想線に対して線対称に配置されており、かつ振動系ユニット10a,10bは、矢印Va,Vbで示すように互いの駆動振動が逆方向となるように駆動制御される。
本実施形態に係る角速度センサ素子1eの動作について説明する。
各振動系ユニット10a,10bがそれぞれ矢印Va,Vbに示す方向に駆動振動をしている状態において、回転軸R1を中心とする回転角速度が加わると、各振動系ユニット10a,10bの振動系11は、それぞれ矢印F1a,F1bで示す方向のコリオリ力を受ける。このコリオリ力に基づく各振動系ユニット10a,10bの振動系11の振動が、上述した原理で検出される。
上記の動作において、本実施形態では、固定部7を中心として対向配置する2つの振動系ユニット10a,10b間において駆動振動が逆となるように配置及び制御されることから、対向配置した2つの振動系ユニット10a,10b間で駆動振動が打ち消され、この結果、角速度センサ素子1e全体に作用する振動成分はなくなる。
<第7実施形態>
図13は、第7実施形態に係る角速度センサ素子1fの構成を示す平面図である。
図13に示すように、本実施形態に係る角速度センサ素子1fは、固定部7を中心として回転対称に設けられた4つの振動系ユニット10a〜10dを備える。各振動系ユニットの構成として、第4実施形態で説明した振動系ユニットを例示している。
具体的には、4つの振動系ユニット10a〜10dは、固定部7を原点とする仮想座標軸に沿って配置されている。このうち、固定部7を中心として対向配置された振動系ユニット10a,10bは、矢印Va,Vbで示す互いの駆動振動が逆方向となるように駆動制御される。また、振動系ユニット10c,10dは振動系ユニット10a,10bとは直交する方向に駆動振動するように配置されており、かつ、振動系ユニット10c,10dは互いの駆動振動が逆方向となるように制御される。
本実施形態に係る角速度センサ素子1eの動作について説明する。
各振動系ユニット10a,10b,10c,10dがそれぞれ矢印Va,Vb,Vc,Vdに示す方向に駆動振動をしている状態において、回転軸R1を中心とする回転角速度が加わると、各振動系ユニット10a,10b,10c,10dの振動系11は、それぞれ矢印F1a,F1b,F1c,F1dで示す方向のコリオリ力を受ける。このコリオリ力に基づく各振動系ユニット10a〜10dの振動系11の振動が、上述した原理で検出される。
上記の動作において、本実施形態では、固定部7を中心して対向配置する2つの振動系ユニット間において駆動振動が逆となるように配置及び制御されることから、対向配置した2つの振動系ユニット間で駆動振動が打ち消され、この結果、角速度センサ素子1f全体に作用する振動成分はなくなる。同様に、全ての振動系ユニット10a〜10dに作用するコリオリ力も角速度センサ素子全体では打ち消される。
<第8実施形態>
図14は、第8実施形態に係る角速度センサ素子1gの構成を示す平面図である。
図14に示すように、本実施形態に係る角速度センサ素子1gは、固定部7を中心として回転対称に設けられた4つの振動系ユニット10a〜10dを備える点についは第7実施形態と同様である。
さらに、本実施形態では、外形が矩形である各振動系ユニット10a〜10dは、その2辺が他の振動系ユニットに対向するように、振動系ユニット同士が隣接して配置されている。4つの振動系ユニット10a〜10dは、その回転中心に配置された接続部6aに連結されている。換言すれば、振動系ユニット10a〜10dは、接続部6を原点とした仮想座標軸を設定した場合において、第1象限〜第4象限に相当する領域に配置されている。4つの振動系ユニット10a〜10dを連結する接続部6aは、4本のサスペンションアーム6bを介して固定部7に固定されている。なお、第8実施形態では、周辺の固定部7からのサスペンション支持を例示しているが、この中央の接続部6aを固定部としてもよい。
上記の4つの振動系ユニット10a〜10dを備える角速度センサ素子1gの動作については、第7実施形態と同様であるが、本実施形態では、角速度センサ素子全体の占有面積を第7実施形態に比べて減少できる。
<第9実施形態>
第9実施形態では、2つの回転軸の角速度を検知する構成および方法について説明する。図15は、第9実施形態に係る角速度センサ素子1hの構成を示す平面図である。
図15に示すように、第9実施形態に係る角速度センサ素子1hの基本構造は、第1実施形態に係る角速度センサ素子1と同様である。したがって、図15の紙面に垂直な回転軸R1を中心とした角速度の検出原理については第1実施形態で説明した通りである。本実施形態では、回転軸R1に垂直であって、駆動腕3の延在方向に平行な回転軸R2を中心とした角速度の検出方法について説明する。
図16は、図15のC部の拡大図である。図16に示すように、検出腕4には、第1実施形態と同様の配置で圧電素子40a〜40dが形成されている。
上記の回転軸R2回りの回転角速度の検出原理について、図15及び図17を参照して説明する。
図15に示すように、各駆動腕3が矢印Vで示す方向に駆動振動を行っている状態で、回転軸R2を中心とする回転角速度が加わると、振動系ユニット10の振動系11は、駆動振動の方向及び回転軸R2の双方に垂直な矢印F2で示す方向のコリオリ力を受ける。このコリオリ力に直交する方向に検出腕4が張られていることから、振動系11は矢印F2に示す方向(振動子面に垂直な方向)に振動可能に支持されている。したがって、矢印F2で示す方向のコリオリ力は、振動系11の振動を励起し、振動系11の振動に伴い検出腕4が変形する。
このとき、図17に示すように、振動系11と検出腕4との連結部に近い側の2つの圧電素子40a,40bが伸びた状態となり、他方の圧電素子40c,40dが縮んだ状態となる。圧電素子40a〜40dからはその変形に応じた信号が出力されることから、各信号に所定の演算処理を施すことにより、振動系11の振動の変位及び振幅が検出され、最終的に回転角速度が検出される。
図18に、2軸の回転を検出可能な回路を示す
図18に示すように、回転軸R1回りの回転を検出する検出回路として、圧電素子40a,40bの出力の差を演算する減算器101と、圧電素子40c,40dの出力の差を演算する減算器102と、減算器101及び減算器102からの出力の差を演算する減算器103が配置される。また、回転軸R2回りの回転を検出する検出回路として、圧電素子40a,40bの出力の和を演算する加算器104と、圧電素子40c,40dの出力の和を演算する加算器105と、加算器104及び加算器105からの出力の差を演算する減算器106が配置される。
上記構成では、回転軸R1を中心とした回転による変位を検出する場合において、減算器101,102により検出腕4の幅方向に隣接する2つの圧電素子40a,40b間の出力電圧の差Va-b、及び圧電素子40c,40d間の出力電圧の差Vc-dが演算され、さらに減算器103により出力電圧の差同士の差Va-b−Vc-dが演算される。これにより、図5に示すような紙面左右方向の検出腕4の変位に応じた出力電圧Vout1が得られることから、振動系11の振動の変位及び振幅が検出され、最終的に回転軸R1を中心とした回転角速度を検出できる。
また、回転軸R2を中心とした回転による変位を検出する場合には、加算器104,105により検出腕4の幅方向に隣接する2つの圧電素子40a,40bの出力電圧の和Va+b、及び圧電素子40c,40dの出力電圧の和Vc+dが演算され、さらに減算器106により出力電圧の和同士の差Va+b−Vc+dが演算される。これにより、図17に示すような紙面垂直方向の検出腕4の変位に応じた出力電圧Vout2が得られることから、振動系11の振動の変位及び振幅が検出され、最終的に回転軸R2を中心とした回転角速度を検出できる。
以上のように、第9実施形態に係る角速度センサ素子1hでは、第1実施形態と同じ振動系ユニット10を用いて、2つの回転軸R1,R2回りの回転角速度を検出することができる。
<第10実施形態>
第10実施形態では、3つの回転軸の角速度を検知する構成および方法について説明する。図19は、第10実施形態に係る角速度センサ素子1jの構成を示す平面図である。
図19に示すように、第10実施形態に係る角速度センサ素子1jの基本構造は、図13に示した第7実施形態に係る角速度センサ素子1fと同様である。したがって、図19の紙面に垂直な回転軸R1を中心とした角速度の検出原理については第7実施形態と同様である。本実施形態では、回転軸R1に垂直であって駆動腕3の延在方向に平行な回転軸R2回りの回転と、回転軸R1及び回転軸R2に垂直な回転軸R3回りの回転の検出動作について説明する。
各振動系ユニット10a,10b,10c,10dがそれぞれ矢印Va,Vb,Vc,Vdに示す方向に駆動振動をしている状態において、回転軸R2を中心とする回転角速度が加わった場合を想定する。この場合には、振動系ユニット10a〜10dのうち、回転軸R2に垂直な方向に駆動振動をしている振動系ユニット10a,10bの振動系11は、駆動振動の方向及び回転軸R2の双方に垂直な矢印F2a,F2bで示す方向(紙面に垂直方向)のコリオリ力を受ける。これにより、振動系ユニット10a,10bの振動系11の紙面に垂直方向の振動が励起され、この振動系11の振動の変位及び振幅を検出することにより、回転軸R2回りの角速度が検出される。
同様に、各振動系ユニット10a,10b,10c,10dがそれぞれ矢印Va,Vb,Vc,Vdに示す方向に駆動振動をしている状態において、回転軸R3を中心とする回転角速度が加わった場合を想定する。この場合には、振動系ユニット10a〜10dのうち、回転軸R3に垂直な方向に駆動振動をしている振動系ユニット10c,10dの振動系11は、駆動振動の方向及び回転軸R3の双方に垂直な矢印F3c,F3dで示す方向(紙面に垂直方向)のコリオリ力を受ける。これにより、振動系ユニット10c,10dの振動系11の紙面に垂直方向の振動が励起され、この振動系11の振動の変位及び振幅を検出することにより、回転軸R3回りの角速度が検出される。
以上のように、固定部7を中心として回転対称に配置された4つの振動系ユニット10a〜10dを備える角速度センサ素子1jでは、3つの回転軸R1,R2,R3回りの回転角速度を検出することができる。
<第11実施形態>
図20は、第11実施形態に係る角速度センサ素子1kの構成を示す平面図である。図20に示す角速度センサ素子1kは、3つの回転軸R1〜R3回りの回転の検知に用いる点を除いて、図14に示した角速度センサ素子1gと基本的に同じ構造を備える。各振動系ユニット10a〜10dによる、3軸回転検出原理については第10実施形態で説明した通りである。
図20に示す角速度センサ素子1kによっても、第10実施形態と同様に3つの回転軸R1〜R3回りの回転角速度を検出することができ、かつ、第10実施形態に比べて角速度センサ素子の占有面積を減少できる。
<第12実施形態>
図21は、第12実施形態に係る角速度センサ素子1mの構成を示す平面図である。この角速度センサ素子1mは、支持枠2aの形状が第1実施形態と異なる点を除いて、第1実施形態に係る角速度センサ素子1と同様の構成を備える。
図21に示すように、角速度センサ素子1mでは、支持枠2aは、矩形ではなく菱形又は六角形に近い形状をもつ。このような角速度センサ素子1mによっても、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
<第13実施形態>
図22は、第13実施形態に係る角速度センサ素子1nの構成を示す平面図である。角速度センサ素子1nは、その支持枠2に孔20が形成されている以外は、第6実施形態と同様の構成を備える。
図22に示すように、支持枠2には重量調整用の複数の孔20が形成されている。この孔20は、支持枠2を貫通していてもいなくてもよい。孔20は、支持枠2の合成に影響を与えない範囲で、その数および寸法が設定される。
この角速度センサ素子1nでは、複数の駆動腕3、連結部材8により1つの駆動振動系が構成される。また、支持枠2、駆動腕3、連結部材8により、検出振動系となる振動系11が構成される。したがって、駆動共振周波数を下げようとして、連結部材8または錘8aの付加により駆動振動系の質量を増すと、駆動振動系とマス(重量)を共有する検出振動系の質量も増加することとなり、検出振動系の駆動周波数も下がることとなる。
本実施形態では、支持枠2に孔20を設けることにより、駆動振動系の重量を維持しつつ、検出振動系の重量を減少できることから、駆動振動系の共振周波数を固定しつつ、検出振動系の共振周波数の調整が可能となる。これは、例えば、駆動振動系の共振周波数と検出振動系の共振周波数を近づけたい場合に有効である。
なお、上述したとおり、本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。例えば、各実施形態の内容を適宜組み合わせてもよい。また、各部材の寸法や材料に限定はない。
本発明の角速度センサ素子は、角速度の検知が必要なあらゆる装置および機器に搭載することができ、例えば、ビデオカメラの手振れ検知や、バーチャルリアリティ装置における動作検知や、カーナビゲーションシステムにおける方向検知などに利用することができる。
第1実施形態に係る角速度センサ素子1の構成を示す平面図である。 図1のA部の拡大図である。 図1のB部の拡大図であり、(A)は正面図、(B)は断面図である。 第1実施形態に係る角速度センサ素子1の動作を示す平面図である。 図4のB部の拡大図であり、(A)は正面図、(B)は断面図である。 第2実施形態に係る角速度センサ素子1aの構成を示す平面図である。 第2実施形態に係る角速度センサ素子1aの動作を示す平面図である。 第3実施形態に係る角速度センサ素子1bの構成を示す平面図である。 第3実施形態に係る角速度センサ素子1bの動作を示す平面図である。 第4実施形態に係る角速度センサ素子1cの構成を示す平面図である。 第5実施形態に係る角速度センサ素子1dの構成を示す平面図である。 第6実施形態に係る角速度センサ素子1eの構成を示す平面図である。 第7実施形態に係る角速度センサ素子1fの構成を示す平面図である。 第8実施形態に係る角速度センサ素子1gの構成を示す平面図である。 第9実施形態に係る角速度センサ素子1hの構成を示す平面図である。 図15のC部の拡大図であり、(A)は正面図、(B)は断面図である。 検出腕4の変位を示す図であり、(A)は正面図、(B)は断面図である。 2軸方向の回転角速度を検出するための検出回路の構成を示す図である。 第10実施形態に係る角速度センサ素子1jの構成を示す平面図である。 第11実施形態に係る角速度センサ素子1kの構成を示す平面図である。 第12実施形態に係る角速度センサ素子1mの構成を示す平面図である。 第13実施形態に係る角速度センサ素子1nの構成を示す平面図である。
符号の説明
1〜1m…角速度センサ素子、2,2a…支持枠、3…駆動腕、4…検出腕、5…支持部材、6…接続部、7…固定部、8…連結部材、8a…錘、10…振動系ユニット、11…振動系、20…孔、30a,30b…圧電素子,30b、40a〜40d…圧電素子、R1,R2…回転軸、V…駆動振動、F1,F2…コリオリ力、101,102,105,106…減算器、103,104…加算器。

Claims (10)

  1. 少なくとも1つの駆動腕と、
    前記駆動腕の両端を固定する支持部材と、
    前記支持部材と接続し、前記駆動腕及び前記支持部材を含む振動系の振動を検出する振動検出手段と、
    を有する単位構造を少なくとも1つ備える角速度センサ素子。
  2. 前記支持部材は枠状に形成され、前記支持部材の枠内に前記駆動腕が配置されている、
    請求項1記載の角速度センサ素子。
  3. 互いに略平行に延在した複数の前記駆動腕を有する、
    請求項1又は2に記載に角速度センサ素子。
  4. 前記振動検出手段は、
    前記支持部材において前記駆動腕が固定されている部位に設けられた検出腕と、
    前記検出腕の変形を検出する検出素子と、
    を備える請求項1〜3のいずれかに記載の角速度センサ素子。
  5. 前記振動検出手段は、
    前記支持部材において前記駆動腕が固定されている部位と異なる部位に設けられた検出腕と、
    前記検出腕の変形を検出する検出素子と、
    を備える請求項1〜3のいずれかに記載の角速度センサ素子。
  6. 前記振動検出手段は、前記支持部材の変形を検出する検出素子を備える、
    請求項1〜3のいずれかに記載の角速度センサ素子。
  7. 前記複数の駆動腕を横断する方向に、複数の駆動腕を一体化する連結部材をさらに有する、
    請求項1〜6のいずれかに記載の角速度センサ素子。
  8. 前記連結部材に、錘が設けられている、
    請求項7記載の角速度センサ素子。
  9. 前記単位構造を複数備え、
    複数の前記単位構造が回転対称に配置されている、
    請求項1〜8のいずれかに記載の角速度センサ素子。
  10. 前記支持部材に、前記振動系の重量調整用の孔が形成されている、
    請求項1〜9のいずれかに記載の角速度センサ素子。
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