JP2013234904A - ジャイロセンサーおよびその製造方法、並びに電子機器 - Google Patents

ジャイロセンサーおよびその製造方法、並びに電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2013234904A
JP2013234904A JP2012107212A JP2012107212A JP2013234904A JP 2013234904 A JP2013234904 A JP 2013234904A JP 2012107212 A JP2012107212 A JP 2012107212A JP 2012107212 A JP2012107212 A JP 2012107212A JP 2013234904 A JP2013234904 A JP 2013234904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
axis
gyro sensor
drive electrode
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012107212A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Takizawa
照夫 瀧澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2012107212A priority Critical patent/JP2013234904A/ja
Publication of JP2013234904A publication Critical patent/JP2013234904A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Gyroscopes (AREA)

Abstract

【課題】効率よく振動体を振動させることができるジャイロセンサーを提供する。
【解決手段】本発明に係るジャイロセンサー100では、センサー基板110は、第1基板120および第2基板130の少なくとも一方に接合されている固定部10と、固定部10に弾性部20を介して接続され、第1軸と直交する第2軸を軸とする角速度に応じて、第1軸および第2軸と直交する第3軸の方向へ変位可能な可動体30と、固定検出電極部40と、を有し、可動体30は、弾性部20に接続されている支持部32と、支持部32に支持され、第1駆動電極部50aおよび第2駆動電極部52bによって第1軸の方向に振動する振動体36と、支持部52に支持され、固定検出電極部40と対向している可動検出電極部38と、を有し、振動体36と第1駆動電極部50aとの間と振動体36と第2駆動電極部52bとの間が等しい距離である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ジャイロセンサーおよびその製造方法、並びに電子機器に関する。
近年、例えばシリコンMEMS(Micro Electro Mechanical System)技術を用いて角速度を検出する角速度センサー(ジャイロセンサー)が開発されている。このような角速度センサーは、例えば、デジタルスチルカメラ(DSC)の手ぶれ補正機能などに用いられる。
例えば特許文献1には、ジャイロスコープウエハと基準ウエハとの間に電圧を印加し、ジャイロスコープウエハの質量部を上下方向に駆動することで、ジャイロスコープウエハの面内軸まわりの角速度を検出するジャイロセンサーが開示されている。このようなジャイロセンサーでは、効率よく質量体を駆動(振動)させることが望ましい。
特表2009−520950号公報
特許文献1に開示されているジャイロセンサーでは、基準ウエハに設けられた電極によって、ジャイロスコープウエハの板に回転トルクを生じさせ、該回転トルクによって、質量体を上下方向に駆動させている。また、特許文献1に開示されているジャイロセンサーでは、ジャイロスコープウエハと基準ウエハとの間の接続部材の厚み誤差によって、電極とジャイロスコープウエハとの間のギャップの大きさがばらつくことがある。ギャップが大きくばらつくと、上下方向から質量体に作用する静電クーロン力が大きく変化してしまい(距離の反比例でばらつく)、質量体を駆動する駆動力にばらつきが生じてしまう。そのため、特許文献1に開示されているジャイロセンサーでは、効率よく質量体を駆動させることが困難な場合がある。
本発明のいくつかの態様に係る目的の1つは、効率よく振動体を振動させることができるジャイロセンサーを提供することにある。また、本発明のいくつかの態様に係る目的の1つは、上記ジャイロセンサーを有する電子機器を提供することにある。
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様または適用例として実現することができる。
[適用例1]
本適用例に係るジャイロセンサーは、
センサー基板と、
第1軸の方向において前記センサー基板を挟んで設けられている第1基板および第2基板と、
前記第1基板に設けられている第1駆動電極部と、
前記第2基板に設けられている第2駆動電極部と、
を含み、
前記センサー基板は、
前記第1基板および前記第2基板の少なくとも一方に接合されている固定部と、
前記固定部に弾性部を介して接続され、前記第1軸と直交する第2軸を軸とする角速度に応じて、前記第1軸および前記第2軸と直交する第3軸の方向へ変位可能な可動体と、
固定検出電極部と、
を有し、
前記可動体は、
前記弾性部に接続されている支持部と、
前記支持部に支持され、前記第1駆動電極部および前記第2駆動電極部によって前記第1軸の方向に振動する振動体と、
前記支持部に支持され、前記固定検出電極部と対向している可動検出電極部と、
を有し、
前記振動体と前記第1駆動電極部との間と前記振動体と前記第2駆動電極部との間が等しい距離である。
このようなジャイロセンサーによれば、振動体は、第1基板に設けられた第1駆動電極部、および第2基板に設けられた第2駆動電極部によって第1軸方向に振動することができる。これにより、効率よく振動体を振動させることができる。例えば、振動体の一方側(例えば下方)に設けられた駆動電極部のみによって、振動体を第1軸方向に振動する場合では、効率よく振動体を振動させることができないことがある。
さらに、このようなジャイロセンサーでは、振動体と第1駆動電極部との間と、振動体と第2駆動電極部との間が、等しい距離である。そのため、効率よく振動体を振動させることができる。
[適用例2]
本適用例に係るジャイロセンサーにおいて、
前記第1駆動電極部は、前記第1基板に設けられている第1駆動端子部と電気的に接続され、
前記第2駆動電極部は、前記第1基板に設けられている第2駆動端子部と電気的に接続されていてもよい。
このようなジャイロセンサーによれば、効率よく振動体を振動させることができる。
[適用例3]
本適用例に係るジャイロセンサーにおいて、
前記固定検出電極部は、前記第2基板に設けられている検出端子部と電気的に接続されていてもよい。
このようなジャイロセンサーによれば、第1基板に第1駆動端子部および第2駆動端子部を設けた場合に、第1駆動端子部に接続された外部配線や第2駆動端子部に接続された外部配線から、寄生容量を介して、検出端子部に接続された外部配線に、電流が流れる(駆動信号が漏れる)ことを抑制できる。
[適用例4]
本適用例に係るジャイロセンサーにおいて、
前記第2駆動電極部は、前記第1軸の方向から見て、前記検出端子部の外縁の外側に設けられていてもよい。
このようなジャイロセンサーによれば、第2駆動電極部から、寄生容量を介して検出端子部に電流が流れることを抑制できる。
[適用例5]
本適用例に係るジャイロセンサーにおいて、
前記振動体は、前記支持部から前記第3軸の方向に延出している梁部を介して、前記支持部に接続されていてもよい。
このようなジャイロセンサーによれば、第2軸を軸とする角速度によって振動体に作用するコリオリ力により、可動体は、効率よく第3軸の軸方向に変位することができる。
[適用例6]
本適用例に係るジャイロセンサーにおいて、
前記センサー基板は、前記固定部、前記弾性部、前記可動体、および前記固定検出電極部を囲んで設けられている枠部を有し、
前記枠部は、前記第1基板および前記第2基板に直接接合されていてもよい。
このようなジャイロセンサーによれば、第1基板、第2基板、および枠部によって形成される空間に、可動体を収容することができる。
[適用例7]
本適用例に係るジャイロセンサーにおいて、
前記センサー基板は、半導体基板であり、
前記第1基板および前記第2基板は、ガラス基板であってもよい。
このようなジャイロセンサーによれば、フォトリソグラフィー技術およびエッチング技術によってセンサー基板を形成することができる。これにより、振動体と第1基板および第2基板との間の空隙を精度よく形成することができる。その結果、効率よく振動体を振動させることができる。さらに、固定部と第1基板および第2基板とを、陽極接合することができる。
[適用例8]
本適用例に係るジャイロセンサーの製造方法は、
第1面に第1駆動端子部および第2駆動端子部が設けられ、前記第1面と反対側の第2面に前記第1駆動端子部と電気的に接続されている第1駆動電極部が設けられている第1基板を用意する工程と、
第3面に第2駆動電極部が設けられ、前記第3面と反対側の第4面に検出端子部が設けられている第2基板を用意する工程と、
半導体基板の第5面に、エッチング技術によって、第1凹部を形成する工程と、
前記第1基板の前記第2面と、前記半導体基板の前記第5面と、を直接接合する工程と、
前記半導体基板の前記第5面と反対側の第6面に、エッチング技術によって、第2凹部を形成する工程と、
前記半導体基板をエッチング技術によって加工して、センサー基板を形成する工程と、
前記第2駆動電極部と前記第2駆動端子部とが電気的に接続されるように、前記第2基板の前記第3面と、前記センサー基板の前記第6面と、を直接接合する工程と、
を含み、
前記センサー基板を形成する工程において、
前記センサー基板は、
第1軸の方向において前記第1基板および前記第2基板に挟まれて、前記第1基板および前記第2基板の少なくとも一方に接合される固定部と、
前記固定部に弾性部を介して接続され、前記第1軸と直交する第2軸を軸とする角速度に応じて、前記第1軸および前記第2軸と直交する第3軸の方向へ変位可能な可動体と、
前記検出端子部と電気的に接続される固定検出電極部と、
を有するように形成され、
前記可動体は、
前記弾性部に接続される支持部と、
前記支持部に支持され、前記第1駆動電極部および前記第2駆動電極部によって前記第1軸の方向に振動する振動体と、
前記支持部に支持され、前記固定検出電極部と対向する可動検出電極部と、
を有するように形成され、
前記振動体は、前記半導体基板の前記第1凹部と前記第2凹部との間の薄肉部に形成され、
前記振動体と前記第1駆動電極部との間と前記振動体と前記第2駆動電極部との間が等しい距離である。
このようなジャイロセンサーの製造方法によれば、効率よく振動体を振動させることができるジャイロセンサーを得ることができる。
[適用例9]
本適用例に係るジャイロセンサーの製造方法において、
前記第1基板の前記第2面と、前記半導体基板の前記第5面と、を直接接合する工程において、
前記第1基板の前記第2面と、前記半導体基板の前記第5面と、を陽極接合し、
前記第2基板の前記第3面と、前記センサー基板の前記第6面と、を直接接合する工程において、
前記第2基板の前記第3面と、前記センサー基板の前記第6面と、を陽極接合してもよい。
このようなジャイロセンサーの製造方法によれば、効率よく振動体を振動させることができるジャイロセンサーを得ることができる。
[適用例10]
本適用例に係る電子機器は、
本適用例に係るジャイロセンサーを含む。
このような電子機器は、本適用例に係るジャイロセンサーを含むため、高感度化を図ることができる。
本実施形態に係るジャイロセンサーを模式的に示す分解斜視図。 本実施形態に係るジャイロセンサーを模式的に示す平面図。 本実施形態に係るジャイロセンサーを模式的に示す断面図。 本実施形態に係るジャイロセンサーを模式的に示す断面図。 本実施形態に係るジャイロセンサーを模式的に示す断面図。 本実施形態に係るジャイロセンサーの動作を説明するための斜視図。 本実施形態に係るジャイロセンサーの動作を説明するための斜視図。 本実施形態に係るジャイロセンサーの動作を説明するための斜視図。 本実施形態に係るジャイロセンサーの動作を説明するための斜視図。 本実施形態に係るジャイロセンサーの製造工程を模式的に示す断面図。 本実施形態に係るジャイロセンサーの製造工程を模式的に示す断面図。 本実施形態に係るジャイロセンサーの製造工程を模式的に示す断面図。 本実施形態に係るジャイロセンサーの製造工程を模式的に示す断面図。 本実施形態に係るジャイロセンサーの製造工程を模式的に示す断面図。 本実施形態に係るジャイロセンサーの製造工程を模式的に示す断面図。 本実施形態の変形例に係るジャイロセンサーを模式的に示す平面図。 本実施形態に係る電子機器を模式的に示す斜視図。 本実施形態に係る電子機器を模式的に示す斜視図。 本実施形態に係る電子機器を模式的に示す斜視図。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1. ジャイロセンサー
まず、本実施形態に係るジャイロセンサーについて、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るジャイロセンサー100を模式的に示す分解斜視図である。図2は、本実施形態に係るジャイロセンサー100を模式的に示す平面図である。図3は、本実施形態に係るジャイロセンサー100を模式的に示す図2のIII−III線断面図である。図4は、本実施形態に係るジャイロセンサー100を模式的に示す図2のIV−IV線断面図である。図5は、本実施形態に係るジャイロセンサー100を模式的に示す図2のV−V線断面図である。
なお、便宜上、図2では、センサー基板110以外の部材の図示を省略している。また、図1〜図5では、互いに直交する3つの軸として、X軸(第2軸)、Y軸(第3軸)、Z軸(第1軸)を図示している。また、本実施形態では、X軸に平行な方向(第2軸の方向)をX軸方向、Y軸に平行な方向(第3軸の方向)をY軸方向、Z軸に平行な方向(第1軸の方向)をZ軸方向という。
ジャイロセンサー100は、図1〜図5に示すように、センサー基板110と、第1基板120と、第2基板130と、第1駆動電極部50aと、第2駆動電極部52bと、を含む。ジャイロセンサー100は、さらに、第3駆動電極部52aと、第4駆動電極部50bと、第1駆動端子部60aと、第2駆動端子部60bと、検出端子部64と、固定電位端子部62と、を含むことができる。
センサー基板110は、第1基板120と第2基板130との間に設けられている。センサー基板110は、半導体基板である。より具体的には、センサー基板110としては、リン、ボロン等の不純物がドープされることにより導電性が付与されたシリコン基板を用いることができる。
センサー基板110は、固定部10と、弾性部20と、可動体30と、固定検出電極部40と、を有している。センサー基板110は、さらに、固定検出電極保持部12と、貫通電極形成部14,16と、枠部18と、を有することができる。
固定部10は、Z軸方向において第1基板120および第2基板130に挟まれて、第1基板120および第2基板130の少なくとも一方に接合されている。より具体的には、固定部10は、第1基板120および第2基板130に直接接合(例えば陽極接合)されている。固定部10の平面形状(Z軸方向から見た形状)は、図2に示すように、例えば矩形である。図2に示す例では、固定部10は、平面視において(Z軸方向から見て)、センサー基板110の中心Cと重なって設けられている。
弾性部20、可動体30、固定検出電極部40、および固定電極保持部12は、第1構造体111および第2構造体112を構成している。第1構造体111および第2構造体112は、X軸に沿って配列され、第1構造体111と第2構造体112との間に固定部10が設けられている。第1構造体111および第2構造体112は、図2に示すように、中心Cを通りY軸に平行な直線αに関して、対称な形状を有することができる。なお、図示はしないが、第1構造体111および第2構造体112のいずれか一方は、設けられていなくてもよい。
弾性部20は、固定部10および可動体30に接続されている。固定部10、弾性部20、および可動体30は、一体に設けられている。弾性部20は、第1基板120および第2基板130と、空隙(ギャップ)を介して設けられている。弾性部20と基板120,130との間の空隙の大きさ(Z軸方向の大きさ)は、例えば、1μm程度である。弾性部20および可動体30の厚さ(Z軸方向の大きさ)は、固定部10の厚さよりも小さい。図示の例では、弾性部20は、固定部10からX軸方向に延出し、可動体30に接続されている。弾性部20としては、例えば、固定部10に接続されている端部を支点として、可動体30に接続されている端部が、Y軸方向に変位可能な板状のバネを用いる。なお、弾性部20の形状は、Y軸方向に変位可能であれば、特に限定されない。
可動体30は、弾性部20を介して、固定部10に接続されている。可動体30は、第1基板120および第2基板130と、空隙を介して設けられている。可動体30と基板120,130との間の空隙の大きさ(Z軸方向の大きさ)は互いに等しく、例えば、1μm程度である。可動体30は、弾性部20によって、Y軸方向に変位可能に支持されている。より具体的には、可動体30は、X軸を軸とする角速度(X軸まわりの角速度)に応じて、Y軸方向へ変位することができる。
可動体30は、支持部32と、梁部33,34と、振動体36と、可動検出電極部38と、を有することができる。
支持部32は、弾性部20に接続されている。図示の例では、支持部32は、枠状の形状を有し、支持部32の内側に振動体36が設けられている。
梁部33,34は、支持部32および振動体36に接続されている。梁部33は、支持部32から−Y軸方向に延出し、振動体36に接続されている。梁部34は、支持部32から+Y軸方向に延出し、振動体36に接続されている。
振動体36は、梁部33,34を介して、支持部32に接続(支持)されている。図2に示す例では、振動体36の平面形状は、X軸に沿った長辺を有する長方形である。振動体36は、一方側の端部(固定部10側の端部)35を、梁部33,34に接続させ、他方側の端部(固定部10と反対側の端部)37を、自由端とした支持構造である。振動体36は、Z軸方向に振動することができる。なお、図示はしないが、支持部32の内側に例えば自由端同士が向き合うように、2つの振動体36が設けられていてもよい。
可動検出電極部38は、支持部32に接続(支持)されている。可動検出電極部38は、支持部32から+Y軸方向または−Y軸方向に延出している。図示の例では、第1構造体111の可動体30aおよび第2構造体112の可動体30bの各々は、支持部32から+Y軸方向に延出している可動検出電極部38を2つ有し、支持部32から−Y軸方向に延出している可動検出電極部38を2つ有している。なお、可動検出電極部38の数は、特に限定されない。
固定検出電極部40は、例えば、固定検出電極保持部12を介して、第1基板120および第2基板130に固定されている。固定検出電極部40は、固定検出電極保持部12と一体に設けられていてもよい。
固定検出電極保持部12は、第1基板120および第2基板130に直接接合(例えば陽極接合)されている。図2に示す例では、固定検出電極保持部12は、可動体30の+Y軸方向側と−Y軸方向側とに設けられている。
固定検出電極部40は、可動検出電極部38に対向して設けられている。図示の例では、固定検出電極部40は、複数設けられ、2つの固定検出電極部40の間に、可動検出電極部38が配置されている。より具体的には、第1構造体111および第2構造体112の各々は、可動体30の+Y軸方向側に位置する固定検出電極保持部12から、−Y軸方向に延出している3つの固定検出電極部40を有し、可動体30の−Y軸方向側に位置する固定検出電極保持部12から、+Y軸方向に延出している3つの固定検出電極部40を有している。
貫通電極形成部14,16は、第1基板120および第2基板130に直接接合(例えば陽極接合)されている。貫通電極形成部14には、Z軸方向に延出している貫通孔15が形成されており、貫通孔15内に貫通電極82bが設けられている。貫通電極形成部16には、Z軸方向に延出している貫通孔17が形成されており、貫通孔17内に貫通電極82aが設けられている。図2に示す例では、貫通電極形成部14は、固定部10の+Y軸方向側に設けられ、貫通電極形成部16は、固定部10の−Y軸方向側に設けられている。
枠部18は、第1基板120および第2基板130に直接接合(例えば陽極接合)されている。枠部18は、平面視において、枠状の形状を有することができ、枠部18の内側に、固定部10、弾性部20、可動体30、固定検出電極部40、固定検出電極保持部12、および貫通電極形成部14,16が配置されている。すなわち、枠部18は、平面視において、固定部10、弾性部20、可動体30、固定検出電極部40、固定検出電極保持部12、および貫通電極形成部14,16の周囲に設けられている。
第1基板120は、センサー基板110の下に(−Z軸方向側に)設けられている。第1基板120は、例えば、板状の形状を有している。第1基板120は、第1面(下面)121、および第1面121と反対側の第2面(上面)122を有している。第1基板120には、上面122から下面121まで延出している貫通孔123,124,125が形成されている。上面122は、例えば、振動体36の下面と平行である。第1基板120は、例えば、ガラス基板である。
第2基板130は、センサー基板110の上に(+Z軸方向側に)設けられている。第1基板120および第2基板130は、Z軸方向においてセンサー基板110を挟んで設けられている。第2基板130は、例えば、板状の形状を有している。第2基板130は、第3面(下面)131、および第3面131と反対側の第4面(上面)132を有している。第2基板130には、上面132から下面131まで延出している貫通孔134が形成されている。貫通孔134は、固定検出電極保持部12の数に応じて、複数設けられ、図1に示す例では、4つ設けられている。下面131は、例えば、振動体36の上面と平行である。第2基板130は、例えば、ガラス基板である。
基板120,130および枠部18は、構造体111,112を収容する空間を形成することができる。該空間は、例えば、減圧状態で密閉されている。これにより、ジャイロセンサー100の振動現象が空気粘性によって減衰することを抑制できる。
第1駆動端子部60aは、第1基板120の下面121に設けられている。第1駆動端子部60aは、下面121に設けられた配線70aを介して、貫通孔124に設けられた貫通電極80aに接続されている。
第1駆動電極部50aは、第1基板120の上面122に設けられている。第1駆動電極部50aは、図3に示すように、第1構造体111の振動体36aと空隙を介して対向している。第1駆動電極部50aの平面形状は、例えば、矩形である。第1駆動電極部50aは、上面122に設けられた配線72aを介して、貫通電極80aに接続されている。したがって、第1駆動電極部50aは、第1駆動端子部60aと電気的に接続されている。
第3駆動電極部52aは、第2基板130の下面131に設けられている。第3駆動電極部52aは、図3に示すように、第2構造体112の振動体36bと空隙を介して対向している。第3駆動電極部52aの平面形状は、例えば、矩形である。第3駆動電極部52aは、下面131に設けられた配線74aを介して、貫通孔17に設けられた貫通電極82aに接続されている。貫通電極82aは、第1基板120の上面122に設けられた配線72aに接続されている。したがって、第3駆動電極部52aは、第1駆動電極部50aおよび第1駆動端子部60aと電気的に接続されている。
第2駆動端子部60bは、第1基板120の下面121に設けられている。第1駆動端子部60bは、下面121に設けられた配線70bを介して、貫通孔125に設けられた貫通電極80bに接続されている。
第4駆動電極部50bは、第1基板120の上面122に設けられている。第4駆動電極部50bは、図3に示すように、第2構造体112の振動体36bと空隙を介して対向している。第4駆動電極部50bの平面形状は、例えば、矩形である。第4駆動電極部50bは、上面122に設けられた配線72bを介して、貫通孔15に設けられた貫通電極80bに接続されている。したがって、第4駆動電極部50bは、第2駆動端子部60bと電気的に接続されている。
第2駆動電極部52bは、第2基板130の下面131に設けられている。第2駆動電極部52bは、図3に示すように、第1構造体111の振動体36aと空隙を介して対向している。第2駆動電極部52bの平面形状は、例えば、矩形である。第2駆動電極部52bは、下面131に設けられた配線74bを介して、貫通電極82bに接続されている。貫通電極82bは、第1基板120の上面122に設けられた配線72bと接続されている。したがって、第2駆動電極部52bは、第4駆動電極部50bおよび第2駆動端子部60bと電気的に接続されている。
第1駆動電極部50aおよび第2駆動電極部52bによって、振動体36aは、Z軸方向に振動することができる。第3駆動電極部52aおよび第4駆動電極部50bによって、振動体36bは、Z軸方向に振動することができる。振動体36aと第1駆動電極部50aとの間の距離と、振動体36aと第2駆動電極部52bとの間の距離とは、等しい。振動体36bと第3駆動電極部52aとの間の距離と、振動体36bと第4駆動電極部50bとの間の距離とは、等しい。
固定電位端子部62は、第1基板120の下面121に設けられている。固定電位端子部62は、下面121に設けられた配線76を介して、貫通孔123に設けられた貫通電極84に接続されている。貫通電極84は、センサー基板110の固定部10に接続されている。したがって、センサー基板110の可動体30は、固定電位端子部62と電気的に接続されている。固定電位端子部62および配線76は、平面視において、駆動電極部50a,50b、駆動端子部60a,60b、および配線70a,70b,72a,72bと重なっていない。
検出端子部64は、第2基板130の上面132に設けられている。検出端子部64は、例えば、センサー基板110の固定検出電極保持部12の数に応じて、複数設けられ、図1に示す例では、4つ設けられている。検出端子部64は、上面132に設けられた配線78を介して、貫通孔134に設けられた貫通電極86に接続されている。貫通電極86は、固定検出電極保持部12に接続されている。したがって、固定検出電極部40は、検出端子部64と電気的に接続されている。
駆動電極部52a,52bは、平面視において、検出端子部64および配線78の外縁の外側に設けられている。すなわち、駆動電極部52a,52bは、平面視において、検出端子部64および配線78と重なっていない。また、配線74a,74bは、平面視において、検出端子部64および配線78と重なっていない。
駆動電極部50a,50b,52a,52b、駆動端子部60a,60b、固定電位端子部62、検出端子部64、および配線70a,70b,72a,72b,74a,74b,76,78の材質は、例えば、アルミニウム、金、白金、ITO(Indium Tin Oxide)、或いはそれらの複合材料である。貫通電極80a,80b,82a,82b,84,86の材質は、例えば、アルミニウム、金、銅、或いはそれらの複合材料である。
次に、ジャイロセンサー100の動作について説明する。図6〜図9は、本実施形態に係るジャイロセンサー100の動作を説明するための斜視図である。なお、便宜上、図6〜図9では、センサー基板110以外の部材の図示を省略している。また、互いに直交する3つの軸として、X軸、Y軸、Z軸を図示している。
振動体36および駆動電極部50a,50b,52a,52b(例えば図1参照)に、図示しない電源によって電圧を印加すると、振動体36と駆動電極部50a,50b,52a,52bとの間に静電力を発生させることができる。これにより、図6および図7に示すように、振動体36をZ軸方向に振動させることができる。
より具体的には、第1駆動端子部60aと固定電位端子部62との間に(例えば図1参照)第1交番電圧を印加し、第2駆動端子部60bと固定電位端子部62との間に(例えば図1参照)第1交番電圧と位相が180度ずれた第2交番電圧を印加する。これにより、第1構造体111の振動体36aと第1駆動電極部50aとの間に第1交番電圧が印加され、振動体36aと第2駆動電極部52bとの間に第2交番電圧が印加される。また、第2構造体112の振動体36bと第3駆動電極部52aとの間に第1交番電圧が印加され、振動体36bと第4駆動電極部50bとの間に第2交番電圧が印加される。その結果、振動体36aおよび振動体36bを、互いに逆位相でかつ所定の周波数で、Z軸方向に振動させることができる。図6に示す例では、振動体36aは、α1方向(−Z軸方向)に変位し、振動体36bは、α1方向と反対方向のα2方向(+Z軸方向)に変位している。図7に示す例では、振動体36aは、α2方向に変位し、振動体36bは、α1方向に変位している。
図8および図9に示すように、振動体36a,36bが上記のようにZ軸方向に振動を行っている状態で、ジャイロセンサー100にX軸まわりの角速度ωが加わると、コリオリの力が働き、振動体36a,36bは、Y軸方向に変位する。これにより、第1構造体111の可動体30aおよび第2構造体112の可動体30bは、Y軸方向に、互いに反対方向に変位する。図8に示す例では、可動体30aは、β1方向(−Y軸方向)に変位し、可動体30bは、β1方向と反対方向のβ2方向(+Y軸方向)に変位している。図9に示す例では、可動体30aは、β2方向に変位し、可動体30bは、β1方向に変位している。
可動体30a,30bがY軸方向に変位することによって、固定検出電極部40の可動検出電極部38と対向する領域A(図2参照)の面積は、変化する。そのため、可動検出電極部38と固定検出電極部40との間の静電容量は、変化する。ジャイロセンサー100では、検出端子部64および固定電位端子部62に電圧を印加することにより、可動検出電極部38と固定検出電極部40との間の静電容量の変化量を検出し、X軸まわりの角速度ωを求めることができる。
本実施形態に係るジャイロセンサー100は、例えば、以下の特徴を有する。
ジャイロセンサー100によれば、振動体36aは、第1基板120に設けられた第1駆動電極部50a、および第2基板130に設けられた第2駆動電極部52bによってZ軸方向に振動することができる。すなわち、振動体36aは、振動体36aの下方に設けられた第1駆動電極部50a、および振動体36aの上方に設けられた第2駆動電極部52bによって振動することができる。同様に、振動体36bは、振動体36bの下方に設けられた第4駆動電極部50b、および振動体36bの上方に設けられた第3駆動電極部52aによって振動することができる。これにより、ジャイロセンサー100では、効率よく振動体36a,36bを振動させることできる。例えば、振動体の一方側(例えば下方)に設けられた駆動電極部のみによって、振動体をZ軸方向に振動する場合では、効率よく振動体を振動させることができないことがある。
さらに、ジャイロセンサー100では、振動体36aと第1駆動電極部50aとの間と、振動体36aと第2駆動電極部52bとの間が、等しい距離であり、振動体36bと第3駆動電極部52aとの間と、振動体36bと第4駆動電極部50bとの間が、等しい距離である。そのため、効率よく振動体36a,36bを振動させることができる。
さらに、ジャイロセンサー100では、固定部10は、第1基板120および第2基板130に直接接合されている。そのため、振動体36a,36bは基板120,130に等間隔で挟み込まれる構造をとるため、空隙の大きさを構造上一意的に決定することができる。すなわち、振動体36a,36bと基板120,130との間の空隙の大きさ(Z軸方向の大きさ)のばらつきも小さくすることができる。これにより、振動体36aと駆動電極部50a,52bとの間の空隙の大きさのばらつき、および振動体36bと駆動電極部50b,52aとの間の空隙の大きさのばらつきを小さくすることができる。この空隙のばらつきを低減することによって、振動体36a,36bに作用する静電クーロン力を均等にすることができる。したがって、効率よく振動体36a,36bを振動させることができ、例えば、ジャイロセンサー100の高感度化や高精度化、低消費電力化を図ることができる。例えば、接着剤などの接合部材を介して、センサー基板の固定部が第1基板および第2基板に接合されている場合は、接合部材の厚み誤差によって、振動体と基板との間の空隙の大きさがばらつくことがある。そのため、振動体と基板との間の距離を大きくする必要があり、駆動電極部に印加する電圧が高くなることがある。
ジャイロセンサー100によれば、第1基板120に第1駆動端子部60aおよび第2駆動端子部60bが設けられ、第2基板130に検出端子部62が設けられている。そのため、駆動端子部60a,60bに接続された第1外部配線(駆動端子部60a,60bに電圧を印加するための配線、図示せず)から、寄生容量を介して、検出端子部62に接続された第2外部配線(検出端子部62に電圧を印加するための配線、図示せず)に、電流が流れる(駆動信号が漏れる)ことを抑制できる。その結果、検出感度が低下することを抑制できる。例えば、駆動端子部および検出端子部が同一基板に設けられている場合は、駆動端子部に接続された第1外部配線から、寄生容量を介して、検出端子部に接続された第2外部配線に電流が流れることがある。
ジャイロセンサー100によれば、第2駆動電極部52bは、平面視において、検出端子部62の外縁の外側に設けられている。すなわち、第2駆動電極部52bは、平面視において、検出端子部62と重なっていない。同様に、第3駆動電極部52aは、平面視において、検出端子部62と重なっていない。そのため、駆動電極部52a,52bから、寄生容量を介して検出端子部62に電流が流れることを抑制できる。その結果、検出感度が低下することを抑制できる。
ジャイロセンサー100によれば、振動体30は、支持部32からY軸方向に延出している梁部33,34を介して、支持部32に支持されている。そのため、X軸まわりの角速度によって振動体36に作用するコリオリ力により、可動体30は、効率よくY軸方向に変位することができる。
ジャイロセンサー100によれば、センサー基板110は、固定部10、弾性部20、可動体30、および固定検出電極部40を囲んで設けられている枠部18を有し、枠部18は、第1基板120および第2基板130に直接接合されている。そのため、基板120,130および枠部18によって形成される空間に、可動体30を収容することができる。基板120,130および枠部18によって形成される空間は、例えば、減圧状態で密閉され、これにより、ジャイロセンサー100の振動現象が空気粘性によって減衰することを抑制できる。
ジャイロセンサー100によれば、センサー基板110は、半導体基板である。そのため、フォトリソグラフィー技術およびエッチング技術によってセンサー基板110を形成することができる。これにより、振動体36a,36bと基板120,130との間の空隙を精度よく形成することができる。その結果、効率よく振動体36a,36bを振動させることができる。さらに、ジャイロセンサー100によれば、第1基板120および第2基板130は、ガラス基板である。これにより、固定部10と基板120,130とを、陽極接合することができる。
2. ジャイロセンサーの製造方法
次に、本実施形態に係るジャイロセンサーの製造方法について、図面を参照しながら説明する。図10〜図15は、本実施形態に係るジャイロセンサー100の製造工程を模式的に示す断面図であって、図3に対応している。
図10に示すように、第1基板120を用意する。第1基板120の下面121には、駆動端子部60a,60b、固定電位端子部62、および配線70a,70b,76が設けられている(例えば図1参照)。第1基板120の上面122には、駆動電極部50a,50bおよび配線72a,72bが設けられている。第1基板120に設けられた貫通孔123,124,125には、それぞれ貫通電極84,80a,80bが設けられている。
貫通孔123,124,125は、例えば、フォトリソグラフィー技術およびエッチング技術によって形成される。駆動電極部50a,50b、駆動端子部60a,60b、固定電位端子部62、配線70a,70b,72a,72b,76、および貫通電極80a,80b,84は、例えば、スパッタ法、CVD(Chemical Vapor Deposition)法によって形成される。
図11に示すように、第2基板130を用意する。第2基板130の下面131には、駆動電極部52a,52bおよび配線74a,74bが設けられている(例えば図1参照)。第2基板130の上面132には、検出端子部64および配線78が設けられている。第2基板130に設けられた貫通孔134には、貫通電極86が設けられている。
貫通孔134は、例えば、フォトリソグラフィー技術およびエッチング技術によって形成される。駆動電極部52a,52b、検出端子部64、配線74a,74b,78、および貫通電極86は、例えば、スパッタ法、CVD法によって形成される。
図12に示すように、半導体基板110aの第5面(下面)113に、フォトリソグラフィー技術およびエッチング技術によって、第1凹部114を形成する。より具体的には、所定形状の酸化シリコン層(図示せず)をマスクとして、反応性イオンエッチング(Reactive Ion Etching)やウェットエッチングによって第1凹部114を形成する。より具体的な反応性イオンエッチングとしては、ボッシュ(Bosch)法を用いることができる。半導体基板110aとしては、例えば、シリコン基板を用いる。第1凹部114によって、可動体30と第1基板120との間の空隙の大きさを決定することができる。
なお、第1基板120を用意する工程、第2基板130を用意する工程、および半導体基板110aに第1凹部114を形成する工程の順序は、特に限定されない。
図13に示すように、第1基板120の上面122と、半導体基板110aの下面113と、を直接接合する。より具体的には、第1基板120の上面122と、半導体基板110aの下面113と、を陽極接合する。本工程において、半導体基板110aと固定電位端子部62とは、電気的に接続される。
図14に示すように、半導体基板110aの上面を研削し、所定の厚さまで薄くする。次に、半導体基板110aの第5面113とは反対側の第6面(上面)115に、フォトリソグラフィー技術およびエッチング技術によって、第2凹部116を形成する。より具体的には、所定形状の酸化シリコン層(図示せず)をマスクとして、反応性イオンエッチングやウェットエッチングによって第2凹部116を形成する。より具体的な反応性イオンエッチングとしては、ボッシュ法を用いることができる。第2凹部116によって、可動体30と第2基板130との間の空隙の大きさを決定することができる。このとき第2凹部116の深さは、第1凹部114の深さと同じとなるように設定しておく。半導体基板110aは、薄肉部117を有し、第1基板120および第2基板130から等間隔に隔離される。
図15に示すように、半導体基板110aをフォトリソグラフィー技術およびエッチング(例えば反応性イオンエッチング)技術によって加工して、センサー基板110を形成する。センサー基板110の振動体36は、半導体基板110aの第1凹部114と第2凹部116との間の薄肉部117に形成される。より具体的には、センサー基板110の可動体30および固定検出電極部40は、薄肉部117に形成される。
図3に示すように、第2基板130の下面131と、センサー基板110の上面115(固定部10、固定検出電極保持部12、貫通電極形成部14,16、および枠部18の上面)と、を直接接合する。より具体的には、第2基板130の下面131と、センサー基板110の上面115と、を陽極接合する。本工程によって、第2駆動電極部52bと第2駆動端子部60bとは、電気的に接続され、第3駆動電極部52aと第1駆動電極端子部60aとは、電気的に接続される。また、本工程によって、固定検出電極部40と検出端子部64とは、電気的に接続される。また、本工程を、減圧状態で行うことにより、可動体30が収容される空間(基板120,130および枠部18によって形成される空間)を、減圧状態で密閉することができる。
以上の工程により、ジャイロセンサー100を製造することができる。
ジャイロセンサー100の製造方法によれば、半導体基板110aの第1凹部114および第2凹部116を、エッチング技術によって形成することができる。これにより、振動体36a,36bと基板120,130との間の空隙を精度よく形成することができる。そのため、振動体36a,36bと基板120,130との間の空隙の大きさの管理が容易であり、該空隙を正確に設定することができる。したがって、例えば、回路側で駆動電極部50a,50b,52a,52bに印加する電圧を調整する必要がなく、高精度で小型なジャイロセンサー100を得ることができる。
さらに、振動体36a,36bと基板120,130との間の空隙の大きさを小さく(例えば5μm以下に)することができ、駆動電極部50a,50b,52a,52bに印加する電圧を低くすることができる。これにより、例えば、回路側では、高電圧発生回路が不要となり、低消費電力のジャイロセンサー100を得ることができる。
3. ジャイロセンサーの変形例
次に、本実施形態の変形例に係るジャイロセンサーについて、図面を参照しながら説明する。図16は、本実施形態の変形例に係るジャイロセンサー200を模式的に示す平面図である。
なお、便宜上、図16では、センサー基板110以外の部材の図示を省略している。また、図16では、互いに直交する3つの軸として、X軸(第2軸)、Y軸(第3軸)、Z軸(第1軸)を図示している。また、本変形例では、X軸に平行な方向(第2軸の方向)をX軸方向、Y軸に平行な方向(第3軸の方向)をY軸方向、Z軸に平行な方向(第1軸の方向)をZ軸方向という。
以下、本実施形態の変形例に係るジャイロセンサー200において、本実施形態に係るジャイロセンサー100の構成部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
ジャイロセンサー200は、図16に示すように、センサー基板110が固定部210および連結部220を有している点において、ジャイロセンサー100と異なる。
連結部220は、固定部210および支持部32に接続されている。連結部220としては、X軸方向に往復しながらY軸方向に延出しているバネを用いることができる。連結部220は、Y軸方向に伸縮することができる。図示の例では、第1構造体111の支持部32の+Y軸方向側に2つの連結部220が設けられ、第1構造体111の支持部32の−Y軸方向側に2つの連結部220が設けられている。同様に、第2構造体112の支持部32の+Y軸方向側に2つの連結部220が設けられ、第2構造体112の支持部32の−Y軸方向側に2つの連結部220が設けられている。なお、連結部220の数は、特に限定されない。
固定部210は、第1基板120および第2基板130に直接接合(例えば陽極接合)されている。固定部210は、連結部220に応じて複数設けられている。
ジャイロセンサー200によれば、ジャイロセンサー100と同様に、効率よく振動体36a,36bを振動させることできる。
4. 電子機器
次に、本実施形態に係る電子機器について、図面を参照しながら説明する。本実施形態に係る電子機器は、本発明に係るジャイロセンサーを含む。以下では、本発明に係るジャイロセンサーとして、ジャイロセンサー100を含む電子機器について、説明する。
図17は、本実施形態に係る電子機器として、モバイル型(またはノート型)のパーソナルコンピューター1100を模式的に示す斜視図である。
図17に示すように、パーソナルコンピューター1100は、キーボード1102を備えた本体部1104と、表示部1108を有する表示ユニット1106と、により構成され、表示ユニット1106は、本体部1104に対しヒンジ構造部を介して回動可能に支持されている。
このようなパーソナルコンピューター1100には、ジャイロセンサー100が内蔵されている。
図18は、本実施形態に係る電子機器として、携帯電話機(PHSも含む)1200を模式的に示す斜視図である。
図18に示すように、携帯電話機1200は、複数の操作ボタン1202、受話口1204および送話口1206を備え、操作ボタン1202と受話口1204との間には、表示部1208が配置されている。
このような携帯電話機1200には、ジャイロセンサー100が内蔵されている。
図19は、本実施形態に係る電子機器として、デジタルスチルカメラ1300を模式的に示す斜視図である。なお、図19には、外部機器との接続についても簡易的に示している。
ここで、通常のカメラは、被写体の光像により銀塩写真フィルムを感光するのに対し、デジタルスチルカメラ1300は、被写体の光像をCCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子により光電変換して撮像信号(画像信号)を生成する。
デジタルスチルカメラ1300におけるケース(ボディー)1302の背面には、表示部1310が設けられ、CCDによる撮像信号に基づいて表示を行う構成になっており、表示部1310は、被写体を電子画像として表示するファインダーとして機能する。
また、ケース1302の正面側(図中裏面側)には、光学レンズ(撮像光学系)やCCDなどを含む受光ユニット1304が設けられている。
撮影者が表示部1310に表示された被写体像を確認し、シャッターボタン1306を押下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、メモリー1308に転送・格納される。
また、このデジタルスチルカメラ1300においては、ケース1302の側面に、ビデオ信号出力端子1312と、データ通信用の入出力端子1314とが設けられている。そして、ビデオ信号出力端子1312には、テレビモニター1430が、データ通信用の入出力端子1314には、パーソナルコンピューター1440が、それぞれ必要に応じて接続される。さらに、所定の操作により、メモリー1308に格納された撮像信号が、テレビモニター1430や、パーソナルコンピューター1440に出力される構成になっている。
このようなデジタルスチルカメラ1300には、ジャイロセンサー100が内蔵されている。
以上のような電子機器1100,1200,1300は、ジャイロセンサー100を含むため、高感度化を図ることができる。
なお、上記ジャイロセンサー100を備えた電子機器は、図17に示すパーソナルコンピューター(モバイル型パーソナルコンピューター)、図18に示す携帯電話機、図19に示すデジタルスチルカメラの他にも、例えば、インクジェット式吐出装置(例えばインクジェットプリンター)、ラップトップ型パーソナルコンピューター、テレビ、ビデオカメラ、ビデオテープレコーダー、各種ナビゲーション装置、ページャー、電子手帳(通信機能付も含む)、電子辞書、電卓、電子ゲーム機器、ヘッドマウントディスプレイ、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、防犯用テレビモニター、電子双眼鏡、POS端末、医療機器(例えば電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、ロケット、船舶の計器類)、ロボットや人体などの姿勢制御、フライトシミュレーターなどに適用することができる。
本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法および結果が同一の構成、あるいは目的および効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成または同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
10…固定部、12…固定電極保持部、14…貫通電極形成部、15…貫通孔、16…貫通電極形成部、17…貫通孔、18…枠部、20…弾性部、30,30a,30b…可動体、32…支持部、33,34…梁部、35…端部、36,36a,36b…振動体、37…端部、38…可動検出電極部、40…固定検出電極部、50a…第1駆動電極部、50b…第3駆動電極部、52a…第4駆動電極部、52b…第2駆動電極部、60a…第1駆動端子部、60b…第2駆動端子部、62…固定電位端子部、64…検出端子部、70a,70b,72a,72b,74a,74b,76,78…配線、80a,80b,82a,82b,84,86…貫通電極、100…ジャイロセンサー、110…センサー基板、110a…半導体基板、111…第1構造体、112…第2構造体、113…第5面、114…第1凹部、115…第6面、116…第2凹部、120…第1基板、121…第1面、122…第2面、123,124,125…貫通孔、130…第2基板、131…第3面、132…第4面、134…貫通孔、200…ジャイロセンサー、210…固定部、220…弾性部、1100…パーソナルコンピューター、1102…キーボード、1104…本体部、1106…表示ユニット、1108…表示部、1200…携帯電話機、1202…操作ボタン、1204…受話口、1206…送話口、1208…表示部、1300…デジタルスチルカメラ、1302…ケース、1304…ユニット、1306…シャッターボタン、1308…メモリー、1310…表示部、1312…ビデオ信号出力端子、1314…入出力端子、1430…テレビモニター、1440…パーソナルコンピューター

Claims (10)

  1. センサー基板と、
    第1軸の方向において前記センサー基板を挟んで設けられている第1基板および第2基板と、
    前記第1基板に設けられている第1駆動電極部と、
    前記第2基板に設けられている第2駆動電極部と、
    を含み、
    前記センサー基板は、
    前記第1基板および前記第2基板の少なくとも一方に接合されている固定部と、
    前記固定部に弾性部を介して接続され、前記第1軸と直交する第2軸を軸とする角速度に応じて、前記第1軸および前記第2軸と直交する第3軸の方向へ変位可能な可動体と、
    固定検出電極部と、
    を有し、
    前記可動体は、
    前記弾性部に接続されている支持部と、
    前記支持部に支持され、前記第1駆動電極部および前記第2駆動電極部によって前記第1軸の方向に振動する振動体と、
    前記支持部に支持され、前記固定検出電極部と対向している可動検出電極部と、
    を有し、
    前記振動体と前記第1駆動電極部との間と前記振動体と前記第2駆動電極部との間が等しい距離である、ジャイロセンサー。
  2. 請求項1において、
    前記第1駆動電極部は、前記第1基板に設けられている第1駆動端子部と電気的に接続され、
    前記第2駆動電極部は、前記第1基板に設けられている第2駆動端子部と電気的に接続されている、ジャイロセンサー。
  3. 請求項1または2において、
    前記固定検出電極部は、前記第2基板に設けられている検出端子部と電気的に接続されている、ジャイロセンサー。
  4. 請求項3において、
    前記第2駆動電極部は、前記第1軸の方向から見て、前記検出端子部の外縁の外側に設けられている、ジャイロセンサー。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、
    前記振動体は、前記支持部から前記第3軸の方向に延出している梁部を介して、前記支持部に接続されている、ジャイロセンサー。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項において、
    前記センサー基板は、前記固定部、前記弾性部、前記可動体、および前記固定検出電極部を囲んで設けられている枠部を有し、
    前記枠部は、前記第1基板および前記第2基板に直接接合されている、ジャイロセンサー。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項において、
    前記センサー基板は、半導体基板であり、
    前記第1基板および前記第2基板は、ガラス基板である、ジャイロセンサー。
  8. 第1面に第1駆動端子部および第2駆動端子部が設けられ、前記第1面と反対側の第2面に前記第1駆動端子部と電気的に接続されている第1駆動電極部が設けられている第1基板を用意する工程と、
    第3面に第2駆動電極部が設けられ、前記第3面と反対側の第4面に検出端子部が設けられている第2基板を用意する工程と、
    半導体基板の第5面に、エッチング技術によって、第1凹部を形成する工程と、
    前記第1基板の前記第2面と、前記半導体基板の前記第5面と、を直接接合する工程と、
    前記半導体基板の前記第5面と反対側の第6面に、エッチング技術によって、第2凹部を形成する工程と、
    前記半導体基板をエッチング技術によって加工して、センサー基板を形成する工程と、
    前記第2駆動電極部と前記第2駆動端子部とが電気的に接続されるように、前記第2基板の前記第3面と、前記センサー基板の前記第6面と、を直接接合する工程と、
    を含み、
    前記センサー基板を形成する工程において、
    前記センサー基板は、
    第1軸の方向において前記第1基板および前記第2基板に挟まれて、前記第1基板および前記第2基板の少なくとも一方に接合される固定部と、
    前記固定部に弾性部を介して接続され、前記第1軸と直交する第2軸を軸とする角速度に応じて、前記第1軸および前記第2軸と直交する第3軸の方向へ変位可能な可動体と、
    前記検出端子部と電気的に接続される固定検出電極部と、
    を有するように形成され、
    前記可動体は、
    前記弾性部に接続される支持部と、
    前記支持部に支持され、前記第1駆動電極部および前記第2駆動電極部によって前記第1軸の方向に振動する振動体と、
    前記支持部に支持され、前記固定検出電極部と対向する可動検出電極部と、
    を有するように形成され、
    前記振動体は、前記半導体基板の前記第1凹部と前記第2凹部との間の薄肉部に形成され、
    前記振動体と前記第1駆動電極部との間と前記振動体と前記第2駆動電極部との間が等しい距離である、ジャイロセンサーの製造方法。
  9. 請求項8において、
    前記第1基板の前記第2面と、前記半導体基板の前記第5面と、を直接接合する工程において、
    前記第1基板の前記第2面と、前記半導体基板の前記第5面と、を陽極接合し、
    前記第2基板の前記第3面と、前記センサー基板の前記第6面と、を直接接合する工程において、
    前記第2基板の前記第3面と、前記センサー基板の前記第6面と、を陽極接合する、ジャイロセンサーの製造方法。
  10. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載のジャイロセンサーを含む、電子機器。
JP2012107212A 2012-05-09 2012-05-09 ジャイロセンサーおよびその製造方法、並びに電子機器 Pending JP2013234904A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012107212A JP2013234904A (ja) 2012-05-09 2012-05-09 ジャイロセンサーおよびその製造方法、並びに電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012107212A JP2013234904A (ja) 2012-05-09 2012-05-09 ジャイロセンサーおよびその製造方法、並びに電子機器

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017021406A Division JP6319610B2 (ja) 2017-02-08 2017-02-08 ジャイロセンサーおよびその製造方法、並びに電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013234904A true JP2013234904A (ja) 2013-11-21

Family

ID=49761143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012107212A Pending JP2013234904A (ja) 2012-05-09 2012-05-09 ジャイロセンサーおよびその製造方法、並びに電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013234904A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016001148A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 セイコーエプソン株式会社 機能素子、機能素子の製造方法、電子機器、および移動体
US10107626B2 (en) 2015-04-10 2018-10-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Method for acquiring angular velocity of gyro sensor and device for doing the same
JP2021025774A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 セイコーエプソン株式会社 ジャイロセンサー、電子機器、及び移動体
CN112444275A (zh) * 2019-08-28 2021-03-05 株式会社东芝 传感器

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001208544A (ja) * 2000-01-24 2001-08-03 Alps Electric Co Ltd ジャイロスコープおよびこれを用いた入力装置
JP2005292117A (ja) * 2004-03-12 2005-10-20 Matsushita Electric Works Ltd ジャイロセンサおよびそれを用いたセンサ装置
JP2008089497A (ja) * 2006-10-04 2008-04-17 Dainippon Printing Co Ltd 力学量検出センサおよびその製造方法
JP2009243896A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Tdk Corp 角速度センサ素子
JP2009294127A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Canon Inc 半導体装置
JP2011191318A (ja) * 2011-05-30 2011-09-29 Wacoh Corp 角速度センサ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001208544A (ja) * 2000-01-24 2001-08-03 Alps Electric Co Ltd ジャイロスコープおよびこれを用いた入力装置
JP2005292117A (ja) * 2004-03-12 2005-10-20 Matsushita Electric Works Ltd ジャイロセンサおよびそれを用いたセンサ装置
JP2008089497A (ja) * 2006-10-04 2008-04-17 Dainippon Printing Co Ltd 力学量検出センサおよびその製造方法
JP2009243896A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Tdk Corp 角速度センサ素子
JP2009294127A (ja) * 2008-06-06 2009-12-17 Canon Inc 半導体装置
JP2011191318A (ja) * 2011-05-30 2011-09-29 Wacoh Corp 角速度センサ

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016001148A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 セイコーエプソン株式会社 機能素子、機能素子の製造方法、電子機器、および移動体
CN105277183A (zh) * 2014-06-12 2016-01-27 精工爱普生株式会社 功能元件、功能元件的制造方法、电子设备以及移动体
US10107626B2 (en) 2015-04-10 2018-10-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Method for acquiring angular velocity of gyro sensor and device for doing the same
JP2021025774A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 セイコーエプソン株式会社 ジャイロセンサー、電子機器、及び移動体
JP7188311B2 (ja) 2019-07-31 2022-12-13 セイコーエプソン株式会社 ジャイロセンサー、電子機器、及び移動体
JP2023029339A (ja) * 2019-07-31 2023-03-03 セイコーエプソン株式会社 ジャイロセンサー、電子機器、及び移動体
JP7364017B2 (ja) 2019-07-31 2023-10-18 セイコーエプソン株式会社 ジャイロセンサー、電子機器、及び移動体
CN112444275A (zh) * 2019-08-28 2021-03-05 株式会社东芝 传感器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6020793B2 (ja) 物理量センサーおよび電子機器
JP6098780B2 (ja) ジャイロセンサーおよび電子機器
JP2013250133A (ja) 電子デバイス及びその製造方法、並びに電子機器
JP6195051B2 (ja) ジャイロセンサー、電子機器、及び移動体
JP2013217721A (ja) 物理量センサーおよび電子機器
JP6061064B2 (ja) ジャイロセンサー、および電子機器
JP6398348B2 (ja) 機能素子、機能素子の製造方法、電子機器、および移動体
JP6127377B2 (ja) ジャイロセンサーおよび電子機器
JP2013234904A (ja) ジャイロセンサーおよびその製造方法、並びに電子機器
JP2017058197A (ja) 振動子、電子機器および移動体
JP6269992B2 (ja) ジャイロセンサーおよび電子機器
JP6245459B2 (ja) ジャイロセンサーおよび電子機器
US9243908B2 (en) Gyro sensor and electronic apparatus
JP5958688B2 (ja) ジャイロセンサーおよび電子機器
JP6070920B2 (ja) ジャイロセンサーおよび電子機器
JP6319610B2 (ja) ジャイロセンサーおよびその製造方法、並びに電子機器
JP5821995B2 (ja) 物理量センサーおよび電子機器
JP5652112B2 (ja) 物理量センサーおよび電子機器
JP5652117B2 (ja) 物理量センサーおよび電子機器
JP6394739B2 (ja) 物理量センサーおよび電子機器
JP6579244B2 (ja) 物理量センサーおよび電子機器
JP6149910B2 (ja) 物理量センサーおよび電子機器
JP2016176834A (ja) ジャイロセンサー、電子機器、および移動体
JP2014157081A (ja) ジャイロセンサー、電子機器、及び移動体
JP2015087251A (ja) 振動素子、物理量検出装置、電子機器、および移動体

Legal Events

Date Code Title Description
RD07 Notification of extinguishment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7427

Effective date: 20140619

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150416

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160413

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160608

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161109