JP2009243576A - 弾性支持体 - Google Patents

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能生 菅原
Mikiya Ito
幹彌 伊藤
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Abstract

【課題】圧縮荷重の作用方向におけるバネ定数を向上するとともに、支持部材と被支持部材との相対傾斜を妨げない弾性支持体を提供する。
【解決手段】支持部材21bと被支持部材27との間に設けられて圧縮荷重が負荷されるとともに、圧縮荷重の作用方向に沿った相対変位及び傾斜を許容する弾性支持体100を、少なくとも一部が弾性を有する材料によって形成されるとともに、圧縮荷重の作用方向から見たときの中央部が、その周辺部よりも圧縮荷重に対する縦弾性係数が大きい弾性体を有する構成とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、鉄道用台車のダンパ、アクチュエータ等の端部を傾斜可能に支持する弾性支持体に関するものである。
例えば特許文献1に示すように、鉄道車両の台車等の走り装置には、油圧ダンパ等の緩衝器が設けられる。例えば、このような油圧ダンパは、輪軸を支持する軸箱と台車枠との間に設けられる軸バネ(一次バネ)と並設して設けられる。
こうした軸バネと並設された油圧ダンパは、例えば車体の傾斜や軌道のカント等に起因する台車枠に対する輪軸の傾斜や、あるいは、車両のブレーキング時における軸箱の台車枠に対する相対変位等に起因して、台車枠側支持部及び軸箱側支持部に対して傾斜する場合がある。
このため、このような油圧ダンパを台車又は軸箱に連結する支持部のように、軸方向力が負荷されるとともに傾斜を許容する必要がある支持部には、例えばゴム等の弾性を有する材料を用いた弾性支持体を配置して、そのたわみによって傾斜を許容する構成としている。
特開平10−264812号公報
油圧ダンパ等の端部に設けられる弾性支持体は、微振動であっても適切な減衰力を発生するため圧縮荷重の作用方向におけるバネ定数を大きくすることが要求される。
しかし、単に弾性支持体を構成するゴム等の弾性材料の硬度を高めた場合、油圧ダンパ等の被支持部材が台車枠や軸箱等の支持部材に対して傾斜しにくくなり、円滑な作動の妨げとなるおそれがある。
本発明は上述した課題に鑑みなされたものであって、圧縮荷重の作用方向におけるバネ定数を向上するとともに、支持部材と被支持部材との相対傾斜を妨げない弾性支持体を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明の弾性支持体は、支持部材と被支持部材との間に設けられて圧縮荷重が負荷されるとともに、前記支持部材と前記被支持部材との前記圧縮荷重の作用方向に沿った相対変位、及び、前記支持部材と前記被支持部材との相対傾斜を許容する弾性支持体であって、少なくとも一部が弾性を有する弾性材料によって形成されるとともに、前記圧縮荷重の作用方向から見たときの中央部が、その周辺部よりも前記圧縮荷重に対する縦弾性係数が大きい弾性体を有することを特徴とする。
これによれば、中央部の縦弾性係数を大きくすることによって、圧縮荷重に対する弾性支持体全体としてのバネ定数を向上することができる。また、支持部材と被支持部材との相対傾斜時に変位が大きい周辺部の縦弾性係数を、中央部に対して低くすることによって、こじり方向のバネ定数を低くすることができ、相対傾斜時の抗力や復元力が過度に大きくならず、このような相対傾斜を妨げることがない。
本発明において、前記弾性体の前記中央部は、前記圧縮荷重の作用方向に沿って前記弾性材料と該材料よりも硬度が大きい硬質材料とを交互に配置した積層部を有する構成とすることができる。
ここで、本明細書、特許請求の範囲等において、弾性材料とは、圧縮荷重の負荷時に有意な弾性変形を示す材料をいうものとする。弾性材料として、例えば、ゴム、エラストマ、樹脂等を用いることができる。
また、硬質材料とは、圧縮荷重の負荷時における弾性変形が実質的に無視し得る材料をいうものとする。硬質材料として、例えば、鉄鋼、アルミニウム合金等の金属や、繊維強化品も含めたエンジニアリングプラスチック等を用いることができる。
本発明によれば、弾性材料と硬質材料との積層部を形成することによって、圧縮荷重に対する弾性体中央部の縦弾性係数を周辺部よりも顕著に大きくすることができる。
この場合において、前記弾性体は、前記圧縮荷重の作用方向にほぼ沿った中心軸を有する円環状に形成され、前記積層部は該弾性体の内径側の領域に配置される構成とすることができる。
これによれば、例えばダンパやアクチュエータのロッドを弾性体の内径側に挿入した状態で弾性支持体を用いることができ、支持部材と被支持部材との結合構造を簡素かつ強固にすることができる。
さらに、この場合において、前記積層部は、前記硬質材料によって形成され外径が異なった複数のプレートの間に前記弾性材料を配置して構成することができる。
これによれば、複数のプレートの外径を異ならせることによって、弾性体の縦弾性係数を内径側から外径側にかけて徐々に変化させることができ、応力集中を防止して耐久性を確保できる。
この場合、前記積層部の前記複数のプレートは、複数の小径プレート及び該小径プレートよりも外径が大きい複数の大径プレートを含み、前記小径プレートと前記大径プレートとを交互に配置した構成とすることができる。
また、このような構成に代えて、前記積層部の前記複数のプレートは、その配列方向に沿って外径が順次大きくなる構成とすることもできる。
また、本発明の弾性支持体は、前記弾性体は、前記積層部を有する内側環状体と、前記内側環状体と別体に形成されその内径側に前記内側環状体が挿入されるとともに、前記圧縮荷重の作用方向における縦弾性係数が前記内側環状体よりも小さい外側環状体とを有する構成とすることができる。
これによれば、縦弾性係数が異なった各部分を別部材とすることによって、製作工程を簡素化することができ、また、各部分の要求特性に応じた材料の選択自由度も向上する。
この場合において、前記弾性体は、前記外側環状体の内径側に挿入されるとともにその内径側に前記内側環状体が挿入され、前記圧縮荷重の作用方向における縦弾性係数が前記内側環状体と前記外側環状体の中間に設定された中間環状体を有する構成とすることができる。
また、本発明の弾性支持体は、前記弾性体は、前記圧縮荷重の作用方向から見た平面形がほぼ矩形に形成され、前記積層部は、前記圧縮荷重の作用方向から見たときに前記弾性体の中央部を含む帯状に形成される構成とすることができる。
これによれば、支持部材と被支持部材との相対回転方向が限定される場合に、この相対回転の中心軸方向と積層部の長手方向とをほぼ平行に配置することによって、良好な特性を得ることができる。
以上のように、本発明によれば、弾性支持体は、少なくとも一部が弾性材料によって形成されるとともに、前記圧縮荷重の作用方向から見たときの中央部が、その周辺部よりも前記圧縮荷重に対する縦弾性係数が大きい弾性体を有する構成とすることによって、圧縮荷重の作用方向におけるバネ定数を向上するとともに、支持部材と被支持部材との相対傾斜を妨げない弾性支持体を提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の第1から第6の実施の形態に係る弾性支持体、これを備えた台車及び鉄道車両について説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態の弾性支持体を有する鉄道車両の模式的側面図である。
鉄道車両1は、例えば、電車等のボギー式旅客車である。鉄道車両1は、車体10及び台車20を備えている。
車体10は、乗員等を積載する部分であって、基本構造である構体、内装、及び、各種艤装品等によって構成されている。車体10は、ほぼ六面体として形成されている。
また、車体10の床下には、後述するヨーダンパ28の車体側取付部であるブラケット11が設けられている。
台車20は、車体10の下部に取り付けられる走り装置であって、台車枠21、枕バネ22、輪軸23、軸箱24、軸梁25、軸バネ26、軸ダンパ27、ヨーダンパ28等を備えて構成されている。
台車20は、車体10の進行方向における両端部の下部にそれぞれ設けられている。
台車枠21は、台車20を構成する主要な構造部材である。台車枠21は、例えば、左右に設けられ前後に伸びた側梁、これら左右の側梁を中央でつなぐ横梁、前後端部でつなぐ端梁等によって構成されている。
台車枠21は、図示しない心皿装置によって、車体10に対して鉛直軸回りに旋回(ボギー角付与)可能となっている。
枕バネ22は、台車枠21の横梁と車体10の下部との間に設けられた緩衝用のバネであって、例えば空気バネ等のバネ要素を備えている。
輪軸23は、2枚の車輪及び歯車、ブレーキディスク等を車軸に圧入して組み立てた部品である。輪軸23は、1台の台車あたり例えば2本が設けられる。
軸箱24は、輪軸23の車軸の両端部を回転可能に支持するものである。軸箱24は、車軸を支持する軸受、この軸受を収容する軸箱体、及び、潤滑装置等を有して構成されている。
軸梁25は、軸箱24を台車枠21に対して揺動可能に支持するスイングアーム状の部材であって、車両の進行方向にほぼ沿って伸びた梁状に形成されている。軸梁25の一方の端部は、台車枠21の下部に形成されたブラケット21aに回動可能に連結されている。また、軸梁25の他方の端部は、軸箱24の軸箱体に固定されている。
軸バネ26は、台車枠21と軸箱24との間に設けられ、垂直方向の荷重を支持するバネ要素である。軸バネ26としては、例えばバネ鋼によって形成され、中心軸が上下方向に沿って配置された圧縮コイルスプリングが用いられる。軸バネ26の上端部は、台車枠21に形成されたバネ受部によって支持されている。軸バネ26の下端部は、軸箱24の上部によって支持されている。軸バネ26は、軸箱24及び軸梁25の台車枠21に対する揺動に応じて伸縮する。
軸ダンパ27は、軸バネ26と隣接して台車枠21と軸箱24との間に設けられた油圧緩衝器である。軸ダンパ27は、そのロッド軸線方向(伸縮方向)が、ほぼ鉛直に配置されている。軸ダンパ27は、軸箱24及び軸梁25の台車枠21に対する揺動に応じて伸縮するとともに、伸縮速度に応じた減衰力を発生する。
軸ダンパ27の上端部は、台車枠21の側梁から突き出して形成されたブラケット21bに支持されている。また、軸ダンパ27の下端部は、軸箱24の軸箱体から突き出して形成されたブラケット24aに支持されている。これらの各ブラケット21b、24aは、それぞれほぼ水平に配置された平板に円形の貫通穴を形成して構成されている。軸ダンパ27は、その上下端部にネジ部を有するシャフト27a(図2を参照)を備えている。このシャフトは、各ブラケット21b、24aの貫通穴に挿入された状態で支持される。
なお、軸ダンパ27の上下端部の支持構造については、後に詳しく説明する。
ヨーダンパ28は、台車枠21の車体10に対する相対旋回時に、旋回角速度に応じた抵抗力(減衰力)を発生し、蛇行動を防止する油圧緩衝器である。ヨーダンパ28は、台車枠21の側梁に隣接し、車両1の進行方向にほぼ沿って配置されている。ヨーダンパ28の車体10側の端部はブラケット11に弾性体マウントを介して接続されている。一方、ヨーダンパ28の台車枠21側の端部は、台車枠21の側面から突き出して設けられたブラケット21cに弾性体マウントを介して接続されている。
次に、上述した軸ダンパ27が台車枠21に支持される部分の支持構造についてより詳細に説明する。
図2は、軸ダンパの台車枠に対する支持構造を示す模式的断面図である。
図3は、軸ダンパの台車枠に対する支持構造に用いられる弾性支持体の図である。図3において、図3(a)は、弾性支持体を、中心軸を含む平面で切って見た断面図であり、図3(b)は、図3(a)のb−b部矢視図である。また、図3(a)は、図3(b)のa−a部矢視断面図である。(以下説明する図5乃至図9において同じ)
支持構造は、図2に示すように、2つの弾性支持体100、2枚のサポートプレートP、及び、ナットNを備えている。これらにはいずれも軸ダンパ27のシャフト27aが挿入されている。
2つの弾性支持体100は、台車枠21のブラケット21bの上下に設けられ、ブラケット21bを挟持している。
2枚のサポートプレートPは、上側の弾性支持体100の上側、及び、下側の弾性支持体100の下側にそれぞれ配置されている。上側のサポートプレートPは、ナットNと上側の弾性支持体100との間に挟持されている。一方、下側のサポートプレートPは、下側の弾性支持体100と軸ダンパ27本体上部との間に挟持されている。
ナットNは、シャフト27aに形成された図示しないボルト部とネジ結合され、締結されることによって支持構造全体に予圧(プリロード)を与えるものである。この予圧は、最大荷重の負荷時であっても、上下いずれかの弾性支持体100にがたつきが生じることがないよう、支持構造における最大荷重の1/2よりも大きく設定されている。これにより、弾性支持体100には、通常の使用条件下において常時圧縮荷重がシャフト27aの軸方向に沿って負荷されるようになっている。
予圧の調整は、以下説明する円筒(カラー)Cを用いて行う。図2に示すように、円筒Cは、弾性支持体100の内径側に挿入されている。また、円筒Cの内径側には、シャフト27aが挿入される。円筒Cの両端部は、上下のサポートプレートPによって挟持されている。円筒Cの長さは、ナットNを締結する前のサポートプレートPの間隔(2つの弾性支持体100とブラケット21bとの厚みの和)よりも短く設定されている。このため、円筒CがサポートプレートPによって挟持されるまでナットNを締めこむと、弾性支持体100が圧縮されて予圧が与えられる。
予圧量は、円筒Cの長さによって決定され、円筒Cを短くすると弾性支持体100の圧縮量が大きくなり、予圧量も大きくなる。一方、円筒Cを長くすると弾性支持体100の圧縮量は小さくなり、予圧量も小さくなる。
図3に示すように、弾性支持体100は、ゴム部110及びこのゴム部110内に埋設された複数のプレート120を備えている。
弾性支持体100は、外形がほぼ円盤状に形成されるとともに、その中心軸に沿って円形の貫通穴が形成されることによって、円環状に形成されている。
弾性支持体100を径方向に切って見た断面形状はほぼ矩形に形成され、弾性支持体100の外径側のコーナ部にはR面取りが施されている。
ゴム部110は、プレート120を除いた弾性支持体100の実質的に全部を占めている。ゴム部110は、弾性を有するゴム系材料によって形成されている。
プレート120は、円盤状の平板として形成され、その中央部にはシャフト27aが挿入される円形開口が形成されている。プレート120は、例えば鋼等のゴム部110を形成する材料よりも硬度が大きい硬質材料によって形成されている。
プレート120の内周縁部は、弾性支持体100の貫通穴の内周面部とほぼ一致する位置に配置されている。一方、プレート120の外周縁部は、弾性支持体100の径方向における中間部分に配置されている。すなわち、プレート120は、弾性支持体100の内径側の領域にのみ配置されている。
プレート120は、圧縮荷重の作用方向(弾性支持体100の中心軸方向)に沿って、例えば6枚がほぼ等間隔に配列されている。この配列の両端部に配置されたプレート120は、その外側の面が弾性支持体100の両端面において露出している。
また、プレート120相互間に設けられた間隔には、ゴム部110を形成する材料が充填され、プレート120に対して加硫接着によって接合されている。これによって、弾性支持体100の内径側の領域には、ゴム部110を形成するゴム系材料とプレート120とが、圧縮荷重の作用方向に沿って交互に配列された積層ゴム部が形成されている。一方、弾性支持体100の外径側の領域には、このような積層ゴム部は形成されず、実質的に全部がゴム系材料によって形成されている。
また、軸ダンパ27の下端部が軸箱24に支持される部分の支持構造は、上述した上端部支持構造のブラケット21bに代えて軸箱24のブラケット24aが用いられるほかは、上端部支持構造と実質的に上下対称に構成されている。
次に、上述した弾性支持体100の性能試験方法及び要求特性について説明する。
図4は、弾性支持体の試験方法を示す図であって、図4(a)は上下方向バネ定数測定試験の試験方法を示し、図4(b)はこじり方向バネ定数測定試験の試験方法を示している。
各試験は、2つの弾性支持体100を一組として行う。
図4(a)に示す上下方向バネ定数測定試験では、上述したブラケット21bに相当する固定プレート51を、1対の弾性支持体100で挟持する。そして、1対の可動プレート53を、これらの弾性支持体100を外側から挟んで配置し、ボルト54及びナット55で締結し、所定のプリロードを与える。プリロードは、例えば、常用時における最大負荷荷重が1000kgf程度である場合には、これの1/2以上になるように弾性支持体100を圧縮する。ボルト54は、弾性支持体100、固定プレート51、可動プレート53にそれぞれ形成された開口に挿入され、これらを串刺しにした状態で締結される。
そして、固定プレート51を固定した状態で、可動プレート53をボルト54の軸方向に変位させ、このときの変位量と変位に要した力とによりバネ定数を求める。
一方、図4(b)に示すこじり方向バネ定数測定試験では、ボルト54に代えて揺動シャフト56を挿入してナット57で締結する。そして、揺動シャフト56を、その中心軸が1対の弾性支持体100の中間部付近を回転中心として揺動する方向にこじり、このときのこじり角と揺動に要した力とによりバネ定数を求める。
弾性支持体100に要求される性能として、上下方向バネ定数は、微振動における軸ダンパ27の減衰力を適切に得るためには、例えば、3000kgf/mm以上とすることが望ましい。バネ定数がこれよりも低い場合、微振動が弾性支持体100の変位として吸収されて軸ダンパ27の油圧減衰力発生機構に十分伝達されず、適切な減衰力を得ることが困難となる。
一方、こじり方向バネ定数は、過度に高いと軸箱24のスムースな動作の妨げとなることから、例えば500kgf・cm/deg以下であることが望ましい。
しかし、例えば弾性支持体100の全体を一様なゴム等の弾性材料で形成した場合には、これらを両立することは困難である。すなわち、上下方向バネ定数を高くした場合にはこじり方向のバネ定数も大きくなって台車のスムースな動作が妨げられる。一方、これを防止するためこじり方向のバネ定数を低くすると、上下方向のバネ定数も低くなって微振動が吸収されてしまう。
この点、第1の実施の形態によれば、弾性支持体100の内径側の部分にゴム部110を形成するゴム系材料と、鋼板であるプレート120とが交互に配置された積層ゴム部が形成されることによって、この領域における圧縮荷重の作用方向の縦弾性係数を大きくすることができ、弾性支持体100の圧縮荷重に対するバネ定数を高くすることができる。
一方、プレート120よりも外径側の領域は実質的にゴム系材料のみによって形成されることから、積層ゴム部よりも比較的縦弾性係数が低くなり、その結果、弾性支持体100のこじり方向のバネ定数を低くすることができるため、軸ダンパ27の台車枠21に対する相対傾斜を妨げず、台車20のスムースな動作を確保できる。
<第2の実施の形態>
次に、本発明を適用した弾性支持体の第2の実施の形態について説明する。以下、従前の実施の形態と実質的に同様の箇所には同じ符号を付して説明を省略し、主に相違点について説明する。
図5は、弾性支持体の第2の実施の形態を示す図である。
第2の実施の形態の弾性支持体200は、同心に配置された内側リング210及び外側リング220を備えて構成されている。
内側リング210は、その内径側にシャフト27aが挿入されるとともに、それ自体は外側リング220の内径側に挿入される。
各リング210,220を径方向に切って見た断面形状は、図5(a)に示すようにともにほぼ矩形状に形成され、中心軸方向に沿った寸法(図5(a)における高さ)は、ほぼ同じに形成されている。
内側リング210の外周面と外側リング220の内周面との間には隙間が設けられている。
内側リング210は、ゴム部211、プレート212を備えている。
ゴム部211は、ゴム系材料によって形成され、プレート212の部分を除いた内側リング210の実質的に全部分を占めている。
プレート212は、例えば鋼等の金属板を打ち抜いて形成された円環状の平板である。プレート212は、内側リング210の中心軸方向(圧縮荷重の作用方向)に沿って、例えば6枚がほぼ等間隔に配列されている。この配列の両端部に位置するプレート212は、弾性支持体200の端面側に一面が露出して配置されている。隣接するプレート212の間隔には、ゴム部211を形成するゴム系材料が充填されてゴム層が形成されている。これによって、内側リング210は、ゴム部211とプレート212とが交互に配置される積層ゴム部を構成している。
外側リング220は、全体がゴム系材料によって形成されている。
上述した第2の実施の形態によれば、上述した第1の実施の形態の効果と同様の効果に加えて、積層ゴム部である内側リング210を、単層ゴム部である外側リング220と別体に形成することによって、製造工程を簡素化して弾性支持体200の生産性を向上することができる。
<第3の実施の形態>
図6は、本発明を適用した弾性支持体の第3の実施の形態を示す図である。
弾性支持体300は、ゴム部310及びこのゴム部310内に埋設されたプレート群320を備えている。
弾性支持体300は、その外形が上述した弾性支持体100と同様の円環状に形成されている。
ゴム部310は、プレート群320を除いた弾性支持体300の実質的に全部を占めている。
プレート群320は、例えば3枚の大径プレート321、及び、例えば2枚の小径プレート322を有して構成されている。
各プレート321,322は、それぞれ円盤状の平板として形成され、その中央部にはシャフト27aが挿入される円形開口が形成されている。各プレート321,322は、例えば鋼等のゴム部310を形成する材料よりも硬度が大きい硬質材料によって形成されている。
大径プレート321の外周縁部は、弾性支持体300の径方向における中間部分に配置されている。小径プレート322は、その外径が大径プレート321よりも小さく形成されている。
大径プレート321及び小径プレート322は、圧縮荷重の作用方向(弾性支持体300の中心軸方向)に沿って、交互にかつほぼ等間隔に配列されている。この配列の両端部に配置された大径プレート321は、その外側の面が弾性支持体300の両端面において露出している。
また、各プレート相互間に設けられた間隔には、ゴム部310を形成する材料が充填され、各プレートと加硫接着によって接合されている。これによって、弾性支持体300の小径プレート322外周縁部より内径側の領域では、大径プレート321と小径プレート322の間隔にゴム層が配置された密な積層ゴム部が形成される。また、弾性支持体300の小径プレート322外周縁部より外径側かつ大径プレート321外周縁部より内径側の領域では、隣接する大径プレート321相互間にゴム層が配置された疎な積層ゴム部が形成される。そして、弾性支持体300の大径プレート321外周縁部よりも外径側の領域は、ゴム系材料のみによって形成されている。
以上説明した第3の実施の形態によれば、上述した第1の実施の形態の効果と同様の効果が得られるとともに、さらに、弾性支持体300の圧縮荷重作用方向における縦弾性係数が内径側から外径側にかけて段階的に低くなっていくので、一箇所で極端に剛性が変化することがなく、応力集中を防止して耐久性を確保することができる。
<第4の実施の形態>
図7は、本発明を適用した弾性支持体の第4の実施の形態を示す図である。
第4の実施の形態の弾性支持体400は、同心に配置された内側リング410、中間リング420、外側リング430を備えて構成されている。
内側リング410は、その内径側にシャフト27aが挿入されるとともに、それ自体は中間リング420の内径側に挿入される。
中間リング420は、外側リング430の内径側に挿入される。
各リング410,420,430を径方向に切って見た断面形状は、図7(a)に示すようにいずれもほぼ矩形状に形成され、中心軸方向に沿った寸法(図7(a)における高さ)は、ほぼ同じに形成されている。
内側リング410の外周面と中間リング420の内周面との間には隙間が設けられている。また、中間リング420の外周面と外側リング430の内周面との間にも隙間が設けられている。
内側リング410は、ゴム部411、プレート412を備えている。
ゴム部411は、ゴム系材料によって形成され、プレート412の部分を除いた内側リング410の実質的に全部分を占めている。
プレート412は、例えば鋼等の金属板を打ち抜いて形成された円環状の平板である。プレート412は、内側リング410の中心軸方向(圧縮荷重の作用方向)に沿って、例えば6枚がほぼ等間隔に配列されている。この配列の両端部に位置するプレート412は、弾性支持体400の端面側に一面が露出して配置されている。隣接するプレート412の間隔には、ゴム部411を形成するゴム系材料が充填されてゴム層が形成されている。これによって、内側リング410は、ゴム部411とプレート412とが交互に配置される積層ゴム部を構成している。
中間リング420は、ゴム部421、プレート422を備えている。
ゴム部421は、ゴム系材料によって形成され、プレート422の部分を除いた中間リング420の実質的に全部分を占めている。
プレート422は、例えば鋼等の金属板を打ち抜いて形成された円環状の平板である。プレート422の厚みは、内側リング410のプレート412とほぼ同じに設定されている。プレート422は、中間リング420の中心軸方向(圧縮荷重の作用方向)に沿って、例えば4枚がほぼ等間隔に配列されている。この配列の両端部に位置するプレート422は、弾性支持体400の端面側に一面が露出して配置されている。隣接するプレート422の間隔には、ゴム部421を形成するゴム系材料が充填されてゴム層が形成されている。これによって、中間リング420は、ゴム部421とプレート422とが交互に配置される積層ゴム部を構成している。
この積層ゴム部は、上述した内側リング410の積層ゴム部に対して、埋設されているプレートの枚数が少なく、その結果ゴム部の占める容積が大きい。その結果、中間リング420の圧縮荷重の作用方向における縦弾性係数は、内側リング410と外側リング430との中間程度に設定されている。
外側リング430は、全体がゴム系材料によって形成されている。
以上説明した第4の実施の形態によれば、上述した第3の実施の形態と同様の効果を得ることができ、さらに、積層ゴムの構成が異なる部分をそれぞれ別部品とすることによって、製造工程を簡素化することができる。
<第5の実施の形態>
図8は、本発明を適用した弾性支持体の第5の実施の形態を示す図である。
弾性支持体500は、ゴム部510及びこのゴム部510内に埋設されたプレート群520を備えている。
弾性支持体500は、その外形が上述した弾性支持体100と同様の円環状に形成されている。
ゴム部510は、プレート群520を除いた弾性支持体500の実質的に全部を占めている。
プレート群520は、例えば、6枚のプレート521〜526を有して構成されている。
プレート521〜526は、例えば、弾性支持体500の中心軸方向における一方の端部側(例えば、図8(a)における上方側)から、他方の端部側(例えば、図8(a)における下方側)にかけて、中心軸方向に沿って順次配列されている。
プレート521〜526は、それぞれ円盤状の平板として形成され、その中央部にはシャフト27aが挿入される円形開口が形成されている。プレート520は、例えば鋼等のゴム部510を構成する材料よりも硬度が大きい硬質材料によって形成されている。
プレート521〜526は、この順序により順次外径が小さくなるように形成されている。
プレート521〜526は、ゴム部510の内部に圧縮荷重の作用方向(弾性支持体500の中心軸方向)に沿ってほぼ等間隔に配列されている。この配列の両端部に配置されたプレート521及び526は、その外側の面が弾性支持体500の両端面において露出している。
また、各プレート相互間に設けられた間隔には、ゴム部510を形成する材料が充填され、各プレートと加硫接着によって接合されている。これによって、弾性支持体500の内径側の領域では、プレートの間隔にゴム層が配置された積層ゴム部が形成される。この積層ゴム部は、プレート521〜526に径差を設けたことによって、弾性支持体500の一方側の端部で径が窄まった円錐台状に形成される。
以上説明した第5の実施の形態においても、上述した第3の実施の形態の効果と同様の効果を得ることができる。
<第6の実施の形態>
図9は、本発明を適用した弾性支持体の第6の実施の形態を示す図である。
図9(a)は弾性支持体を圧縮荷重の作用方向と直交する方向から見た断面図であり、図9(b)は図9(a)のb−b部矢視図であって、圧縮荷重の作用方向から見た平面図である。また、図9(a)は、図9(b)のa−a部矢視断面図である。
弾性支持体600は、上述した各実施の形態とは異なり、圧縮荷重の作用方向から見た平面形が矩形でありかつ圧縮荷重の作用方向に沿った厚みがほぼ一様である平板状に形成されている。
弾性支持体600は、ゴム部610及びプレート620を有して構成されている。
ゴム部610は、プレート620を除いた弾性支持体600の実質的に全部を占めている。ゴム部610は、弾性を有するゴム系材料によって形成されている。
プレート620は、圧縮荷重の作用方向から見た平面形が矩形の帯状に形成された平板である。プレート620は、例えば鋼等のゴム部610を形成する材料よりも硬度が大きい硬質材料によって形成されている。
プレート620は、矩形の弾性支持体600の長辺の中央部間にわたして配置されている。すなわち、プレート620は、その長手方向を弾性支持体600の短辺方向と平行とした状態で、弾性支持体600の中央部を通るように配置されている。
また、プレート620は、圧縮荷重の作用方向に沿って、例えば6枚がほぼ等間隔に配列されている。この配列の両端部に配置されたプレート620は、その外側の面が弾性支持体600の両端面において露出している。
また、プレート620相互間に設けられた間隔には、ゴム部610を形成する材料が充填され、プレート620に対して加硫接着によって接合されている。これによって、弾性支持体600の中央部には、その短辺方向に沿って伸びかつ圧縮荷重の作用方向に沿ってプレート620とゴム層とが交互に配列された帯状の積層ゴム部が形成されている。一方、弾性支持体600の積層ゴム部以外の領域は、実質的に全部がゴム系材料によって形成されている。
以上説明した第6の実施の形態によれば、例えば台車枠等の支持部材と軸ダンパ等の被支持部材との相対回転方向が所定の一方向に限定される場合に、この相対回転の中心軸方向と積層ゴム部の長手方向とを並行して配置することによって、圧縮荷重に対するバネ定数を高めつつこじり方向のバネ定数を低減し良好な特性を得ることができる。
(他の実施の形態)
なお、本発明は上記した実施の形態のみに限定されるものではなく、種々の応用や変形が考えられる。例えば、上記実施の形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
(1)各実施の形態では、本発明を適用した弾性支持体を一次バネ系に設けられるダンパの台車枠側支持部、及び、軸箱側支持部に設けているが、本発明はこれに限らず、例えばヨーダンパーの台車側及び車体側支持部や、アクティブサスペンション又は操舵台車用のアクチュエータの支持部にも適用することができる。
(2)各実施の形態では、弾性支持部における硬度及び縦弾性係数を、局所的に他の部分よりも大きくする手法として鉄板とゴムとを相互に配した積層ゴムを用いているが、本発明はこれに限らず、他の手法を用いてもよい。例えば、ゴム質の違いによって硬度差、縦弾性係数の差を出したり、硬度及び縦弾性係数を高くする部分に繊維強化ゴムを用いてもよい。
本発明を適用した弾性支持体の第1の実施の形態を有する鉄道車両の模式的側面図である。 図1の鉄道車両における軸ダンパの台車枠に対する支持構造を示す模式的断面図である。 図2の支持構造に用いられる弾性支持体の図である。 弾性支持体のバネ定数測定試験の試験方法を示す図である。 本発明を適用した弾性支持体の第2の実施の形態を示す図である。 本発明を適用した弾性支持体の第3の実施の形態を示す図である。 本発明を適用した弾性支持体の第4の実施の形態を示す図である。 本発明を適用した弾性支持体の第5の実施の形態を示す図である。 本発明を適用した弾性支持体の第6の実施の形態を示す図である。
符号の説明
1 鉄道車両
10 車体 11 ブラケット
20 台車 21 台車枠
21a ブラケット 21b ブラケット
21c ブラケット 22 枕バネ
23 輪軸 24 軸箱
24a ブラケット 25 軸梁
26 軸バネ 27 軸ダンパ
27a シャフト 28 ヨーダンパ
N ナット P サポートプレート
C 円筒(カラー)
51 固定プレート
53 可動プレート 54 ボルト
55 ナット 56 揺動シャフト
57 ナット
100 弾性支持体
110 ゴム部 120 プレート
200 弾性支持体
210 内側リング 211 ゴム部
212 プレート 220 外側リング
300 弾性支持体
310 ゴム部 320 プレート群
321 大径プレート 322 小径プレート
400 弾性支持体
410 内側リング 411 ゴム部
412 プレート 420 中間リング
421 ゴム部 422 プレート
430 外側リング
500 弾性支持体
510 ゴム部 520 プレート群
521,522,523,524,525,526 プレート
600 弾性支持体
610 ゴム部 620 プレート

Claims (9)

  1. 支持部材と被支持部材との間に設けられて圧縮荷重が負荷されるとともに、前記支持部材と前記被支持部材との前記圧縮荷重の作用方向に沿った相対変位、及び、前記支持部材と前記被支持部材との相対傾斜を許容する弾性支持体であって、
    少なくとも一部が弾性を有する弾性材料によって形成されるとともに、前記圧縮荷重の作用方向から見たときの中央部が、その周辺部よりも前記圧縮荷重に対する縦弾性係数が大きい弾性体を有すること
    を特徴とする弾性支持体。
  2. 前記弾性体の前記中央部は、前記圧縮荷重の作用方向に沿って前記弾性材料と該材料よりも硬度が大きい硬質材料とを交互に配置した積層部を有すること
    を特徴とする請求項1に記載の弾性支持体。
  3. 前記弾性体は、前記圧縮荷重の作用方向にほぼ沿った中心軸を有する円環状に形成され、前記積層部は該弾性体の内径側の領域に配置されること
    を特徴とする請求項2に記載の弾性支持体。
  4. 前記積層部は、前記硬質材料によって形成され外径が異なった複数のプレートの間に前記弾性材料を配置して構成されること
    を特徴とする請求項3に記載の弾性支持体。
  5. 前記積層部の前記複数のプレートは、複数の小径プレート及び該小径プレートよりも外径が大きい複数の大径プレートを含み、前記小径プレートと前記大径プレートとを交互に配置したこと
    を特徴とする請求項4に記載の弾性支持体。
  6. 前記積層部の前記複数のプレートは、その配列方向に沿って外径が順次大きくなること
    を特徴とする請求項4に記載の弾性支持体。
  7. 前記弾性体は、前記積層部を有する内側環状体と、前記内側環状体と別体に形成されその内径側に前記内側環状体が挿入されるとともに、前記圧縮荷重の作用方向における縦弾性係数が前記内側環状体よりも小さい外側環状体とを有すること
    を特徴とする請求項3に記載の弾性支持体。
  8. 前記弾性体は、前記外側環状体の内径側に挿入されるとともにその内径側に前記内側環状体が挿入され、前記圧縮荷重の作用方向における縦弾性係数が前記内側環状体と前記外側環状体の中間に設定された中間環状体を有すること
    を特徴とする請求項7に記載の弾性支持体。
  9. 前記弾性体は、前記圧縮荷重の作用方向から見た平面形がほぼ矩形に形成され、
    前記積層部は、前記圧縮荷重の作用方向から見たときに前記弾性体の中央部を含む帯状に形成されること
    を特徴とする請求項2に記載の弾性支持体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014047885A (ja) * 2012-09-03 2014-03-17 Oiles Ind Co Ltd 免震装置

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