JP2009243390A - 排気ガス再循環装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排気ガスを円滑に流通させ、且つ、前記排気ガスの流通する通路を閉塞した全閉状態におけるシール性を向上させると共に、該排気ガス中に含有される燃焼生成物の付着による弁機構の固着を防止する。
【解決手段】弁機構18は、円盤状のバルブ42と、該バルブ42が装着されるホルダ46と、前記ホルダ46の両端部にそれぞれ設けられる第1及び第2シャフト38、48を有し、前記第2シャフト48が駆動部16の駆動作用下にギア機構20を介して回動することにより、前記ホルダ46及びバルブ42が一体的に回動変位する。また、バルブ42の外周面には、半径外方向に弾発力を有するシールリング44が装着され、前記バルブ42が回動変位して連通路12を閉塞する際、前記シールリング44がバルブシート30の弁座部32に着座し、前記連通路12の連通状態が遮断された全閉状態となる。
【選択図】図4

Description

本発明は、排気ガス再循環装置に関し、一層詳細には、内燃機関の排気系から吸気系へと流通する排気ガスの流通状態を切換可能な排気ガス再循環装置に関する。
従来から、例えば、内燃機関から排出される有害成分を除去するために、排気ガス再循環装置が用いられている。この排気ガス再循環バルブは、内燃機関から排出される排気ガスを吸気系に再循環させ、前記排気ガス中に含まれるNOx等の有害成分を減少させるために、前記内燃機関の吸気系と排気系とを連通させる機能を有する。
このような排気ガス再循環装置は、第1及び第2弁体を有するシャフトを備え、前記シャフトをモータアクチュエータの駆動作用下にハウジングの軸線方向に沿って変位させ、前記第1弁体を第1バルブシート部から離間させることにより、前記ハウジングに形成された流入口と一方の吸気通路とを連通させ、前記第2弁体を第2バルブシート部から離間させることにより、前記流入口と他方の吸気通路とを連通させて排気ガスを流通させている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−339811号公報
しかしながら、特許文献1に係る従来技術においては、例えば、排気ガスを流通させる際、第1及び第2弁体が通路と直交方向に設けられているため、該第1又は第2弁体が流通抵抗となり、前記排気ガスを大流量で流通させる際には、その抵抗が増大してしまう。また、第1及び第2弁体をそれぞれ第1及び第2バルブシート部に着座させた全閉状態におけるシール性をさらに高めたいという要請がある。
さらに、このような排気ガス再循環装置では、排気ガス中に含有される粘着成分が第1及び第2バルブシート部近傍に付着してしまい、第1及び第2弁体が前記第1及び第2バルブシート部に着座した状態で固着してしまうという問題がある。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、排気ガスを円滑に流通させ、且つ、前記排気ガスの流通する通路を閉塞した全閉状態におけるシール性を向上させると共に、該排気ガス中に含有される燃焼生成物の付着による弁機構の固着を防止することが可能な排気ガス再循環装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、通電作用下に回転駆動する駆動部と、
排気ガスが流通する通路を有するボディと、
前記ボディの内部に設けられ、前記駆動部からの駆動力が伝達されるシャフトと、前記シャフトに保持されるホルダと、前記ホルダに装着され前記駆動部の駆動作用下に回動動作して前記通路の連通状態を切換自在な弁体とを有する弁機構と、
を備え、
前記弁体は、前記ホルダを介して前記シャフトと一直線上に設けられると共に、該弁体の外周には、半径外方向に弾発力を有し、弁座部に着座自在な着座用リングが装着されることを特徴とする。
本発明によれば、弁機構を構成する弁体の外周に着座用リングを設け、前記弁体が駆動部の駆動作用下にシャフト及びホルダを介して回動動作し、通路を閉塞した際、前記着座用リングをその弾発力によって弁座部に対して当接させて該通路の連通を遮断している。
従って、着座用リングを弁座部に対して押圧された状態で着座させることができ、且つ、前記弁体が前記シャフトを一直線上に設けられているため、前記弁体よるシール性を向上させることができると共に、排気ガス中に含まれる燃焼生成物が弁座部に付着した場合でも、前記弁座部に着座している着座用リングを含む弁体を回動動作させることにより、前記弁座部から前記燃焼生成物を好適に掻き出して除去することができる。その結果、弁体が、排気ガス中の燃焼生成物によって弁座部に着座した状態で固着してしまうことが防止され、前記弁体を常に円滑に回動動作させることができる。
また、連通路内において弁体を回動させることにより、該連通路が連通した弁開状態において前記弁体が排気ガスの流通抵抗となることがなく、前記排気ガスを円滑に流通させることが可能となる。
さらに、着座用リングは、弁体の外周面から突出するように装着することにより、前記弁体が連通路を閉塞した弁閉状態において、前記着座用リングを半径外側に設けられた弁座部に対して確実に着座させることができる。その結果、弁体によるシール性を高めることが可能となる。
さらにまた、弁体を回動変位させることにより、着座用リングが弁座部に対して押圧させた状態で変位するため、前記弁座部近傍に付着した排気ガス中の燃焼生成物を好適に除去することができる。その結果、弁座部近傍に燃焼生成物が付着した際に生じる弁体の固着を防止することが可能となる。
またさらに、シャフトを、ホルダの両端部に形成された一組のフランジ部にそれぞれ支持すると共に、前記ボディに保持された軸受によって回転自在に保持するとよい。これにより、連通路を流通する排気ガスが、一組のフランジ部によってシャフト側へと流通することが防止されるため、前記シャフトを保持している軸受内へと流入することが防止される。そのため、排気ガス中に含まれる燃焼生成物の前記軸受に対する付着が防止され、前記シャフトを介して弁体を円滑且つ迅速に回動動作させることが可能となる。
また、シャフトに、軸受を覆うカバー部材を設けることにより、前記軸受を排気ガスから保護することが可能となり、前記軸受内への排気ガスの流入をより一層確実に防止することができる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、弁機構を構成する弁体の外周に着座用リングを設け、前記弁体が駆動部の駆動作用下にシャフト及びホルダを介して回動動作し、通路を閉塞した際、前記着座用リングをその弾発力によって弁座部に対して当接させて該通路の連通を遮断することができ、且つ、前記弁体を前記シャフトと一直線上に設けているため、前記弁体よるシール性を向上させることができる。また、排気ガス中に含まれる燃焼生成物が弁座部に付着した場合でも、前記弁体を回動動作させることによって前記弁座部から前記燃焼生成物を好適に掻き出して除去することができる。その結果、排気ガス中の燃焼生成物によって弁体が弁座部に着座した状態で固着してしまうことが防止され、前記弁体を常に円滑に回動動作させることが可能となる。さらに、連通路内において弁体を回動させることにより、該連通路が連通した弁開状態において前記弁体が排気ガスの流通抵抗となることがなく、前記排気ガスを円滑に流通させることができる。
本発明に係る排気ガス再循環装置について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において、参照符号10は、本発明の実施の形態に係る排気ガス再循環装置を示す。
この排気ガス再循環装置10は、図1〜図11に示されるように、排気ガスの流通する連通路(通路)12を有するハウジング(ボディ)14と、該ハウジング14の内部に収容されて通電作用下に回転駆動する駆動部16と、前記ハウジング14の内部に設けられ、前記連通路12の連通状態を切り換える弁機構18と、前記駆動部16からの駆動力を前記弁機構18へと伝達するギア機構20とを含む。
ハウジング14は、駆動部16が収容される第1収容部22と、該第1収容室と平行に設けられ、弁機構18が収容される第2収容部24と、前記第1及び第2収容部22、24の一端部に設けられ、該第1収容部22と第2収容部24とを接続するように開口した第3収容部26とを有する。第1収容部22は、有底筒状に形成され、その内部には駆動部16を構成する回転駆動源28が収容されて固定される。
第2収容部24は、円筒状に形成され、第1収容部22に対して所定間隔離間して設けられると共に、他端部側には排気ガスの連通する連通路12が設けられる。この連通路12は、第2収容部24の軸線と直交する方向に延在して貫通している。
また、連通路12には、円筒状のバルブシート30が嵌入され、前記バルブシート30の一端部が、前記連通路12の一端部側(矢印A1方向)に保持されると共に、他端部が、前記連通路12の略中央部まで延在している。このバルブシート30は、略一定直径で形成され、他端部には、半径内方向に環状に突出した弁座部32が設けられる。この弁座部32は、バルブシート30の内周面に対して所定高さで突出し、後述する弁機構18のバルブ42が着座自在に設けられる。
さらに、第2収容部24の他端部はキャップ34で封止され、該キャップ34の中央部には、円筒状の第1軸受(軸受)36が保持され、弁機構18を構成する第1シャフト38を回転自在に支持する。
駆動部16は、図示しないコントローラからの制御信号に基づいて回転駆動する回転駆動源28(例えば、ステッピングモータ)と、歯部を有して前記回転駆動源28の駆動軸に連結されるピニオンギア40とを含む。
弁機構18は、図5〜図9に示されるように、連通路12の内部に回動自在に設けられるバルブ42と、該バルブ42の外周に設けられるシールリング(着座用リング)44と、前記バルブ(弁体)42が固定されるホルダ46と、前記ホルダ46の両端部に設けられる第1及び第2シャフト38、48とを含む。
バルブ42は、円盤状のベース部50と、該ベース部50の中央に形成される取付部52とを有し、前記取付部52をホルダ46に当接させて2本のボルト54で締結することによって固定される。このベース部50の外周面には、環状溝を介してシールリング44が装着されている。
このシールリング44は、半径外方向に付勢する弾発力を有する略C字状に形成され、環状溝に装着された状態でバルブ42の外周面に対して半径外方向に突出している。
ホルダ46は、本体部56と、該本体部56の両端部に設けられ、第1及び第2シャフト38、48がそれぞれ嵌合される第1及び第2フランジ部58、60とを含む。本体部56は、断面長方形状のブロック体からなり、平面状に形成された一側面には、バルブ42の取付部52が取り付けられる。
第1及び第2フランジ部(フランジ部)58、60は、円形状に形成され、該第1フランジ部58の中央には、第1シャフト38の端部が挿入される円形状の第1シャフト孔62が形成されると共に、第2フランジ部60の中央部には、第2シャフト48の端部が挿入される略長方形状の第2シャフト孔64が形成される。
また、第1及び第2フランジ部58、60は、その中心となる第1及び第2シャフト孔62、64が本体部56に対してオフセットして設けられる。詳細には、第1及び第2フランジ部58、60の中心は、図7及び図8に示されるように、本体部56の一側面側となるように設けられ、該中心が本体部56に固定されたバルブ42のベース部50及びシールリング44と一直線上となるように配置される。
第1シャフト38は、第2収容部24の他端部側に設けられた第1軸受36を介して回転自在に保持されると共に、前記第1シャフト38と第1フランジ部58との間には有底筒状のカバー部材66が挟持される。このカバー部材66は、第1軸受36の一部を覆うように配設されている。
第2シャフト48は、ハウジング14の第2収容部24に形成された膨出部68に挿通され、該ハウジング14に設けられた第2軸受(軸受)70によって回転自在に支持されると共に、該第2軸受70に隣接して設けられたオイルシール72が外周面に摺接している。また、第2軸受70とオイルシール72との間、該オイルシール72とハウジング14との間には、断熱材料からなるスペーサ74がそれぞれ挟持されている。
すなわち、ホルダ46は、第1フランジ部58の第1シャフト孔62に挿通された第1シャフト38と、第2フランジ部60の第2シャフト孔64に挿通された第2シャフト48とによって回転自在に保持されている。また、オイルシール72は、一組のスペーサ74によってハウジング14及び第2軸受70に接触することがないため、該オイルシール72を熱から保護することが可能となる。
ギア機構20は、ハウジング14における第3収容部26に設けられ、ピニオンギア40に噛合される中間ギア76と、第2シャフト48の他端部に装着される従動ギア78とを有し、前記ピニオンギア40が駆動部16の駆動作用下に回転することにより、該ピニオンギア40と噛合した中間ギア76が回転し、それに伴って、従動ギア78が回転することにより第2シャフト48が所定角度だけ回動変位する。
また、従動ギア78には、ハウジング14との間にリターンスプリング80が介装され、該従動ギア78を反時計回り(図3中、矢印D2方向)で回転させるように付勢している。すなわち、駆動部16の駆動力が滅勢された際、従動ギア78がリターンスプリング80の弾発力によって反時計回りに回転し、それに伴って、第2シャフト48を介してバルブ42が弁座部32に着座した全閉状態となる(図4参照)。
本発明の実施の形態に係る排気ガス再循環装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。なお、図2及び図4に示されるバルブ42に装着されたシールリング44が弁座部32に着座し、該バルブ42によって連通路12が閉塞され排気ガスの連通が遮断された全閉状態を初期位置として説明する。
先ず、コントローラ(図示せず)から駆動部16へと制御信号を出力し、該制御信号に基づいて回転駆動源28が回転駆動し、ピニオンギア40が時計回り(矢印B1方向)に回転することにより中間ギア76が反時計回り(矢印C1方向)に回転し、それに伴って、従動ギア78が時計回り(矢印D1方向)に所定角度だけ回転する。
そして、従動ギア78に嵌合された第2シャフト48が回転することにより、弁機構18を構成するホルダ46、バルブ42及び第1シャフト38が同一方向(矢印D1方向)に回転する。この場合、従動ギア78は、その外周部位に形成された切欠部82がハウジング14に設けられたストッパ84に当接することにより係止される。
これにより、図11に示されるように、連通路12の延在方向と直交していたバルブ42が、該連通路12の延在方向(矢印A1、A2方向)に対して平行となるように徐々に回動し、前記連通路12の一端部側(矢印A1、A2方向)と他端部側(矢印A2方向)とが連通した弁開状態となる。その結果、排気ガスが、連通路12の一端部側(矢印A1方向)に設けられたバルブシート30の内部を通じて前記連通路12の他端部側(矢印A2方向)へと所望流量で流通する。
この際、排気ガスは、弁機構18を構成する第1及び第2シャフト38、48側へも流通するが、該第1及び第2シャフト38、48の端部に第1及び第2フランジ部58、60が設けられているため、前記排気ガスが第1及び第2軸受36、70側へと流通することを防止している。すなわち、第1及び第2フランジ部58、60は、第1及び第2軸受36、70側への排気ガスの流入を抑制可能な遮蔽板として機能している。
このように、第1及び第2軸受36、70側への排気ガスの流入を防止することにより、排気ガス中の含まれる粘着成分が、前記第1及び第2軸受36、70の内部に付着することが防止される。
一方、コントローラ(図示せず)から制御信号を駆動部16へと出力し、前記とは反対方向となる反時計回り(矢印B2方向)に回転駆動源28を回転駆動させる。そして、ピニオンギア40が時計回り(矢印B2方向)に回転することにより、中間ギア76が時計回り(矢印C2方向)に回転し、それに伴って、従動ギア78が反時計回り(矢印D2方向)に回転する。
そして、従動ギア78に嵌合された第2シャフト48が回転することにより、弁機構18を構成するホルダ46、バルブ42及び第1シャフト38が同一方向(矢印D2方向)に回転する。その結果、連通路12の延在方向(矢印A1、A2方向)と略水平な状態にあったバルブ42が、該連通路12の延在方向に対して直交するように徐々に回動し、前記連通路12の一端部側(矢印A1方向)と他端部側(矢印A2方向)との連通が遮断された弁閉状態となる。すなわち、図4に示される初期位置へと復帰する。その結果、連通路12の一端部側に供給された排気ガスが、該連通路12の他端部側へと流通することがない。
以上のように、本実施の形態では、バルブ42の外周部位にシールリング44を設け、該シールリング44を、その弾発力によって弁座部32に押圧された状態で着座させることができると共に、前記バルブ42及びシールリング44を、第1及び第2シャフト38、48と一直線上に設けているため、前記バルブ42が弁座部32に着座した際のシール性を向上させることができる。
また、連通路12内においてバルブ42を回動させ、該連通路12が連通した弁開状態とする際、前記バルブ42が前記連通路12の延在方向(矢印A1、A2方向)と略平行となるため排気ガスの流通抵抗となることがなく、前記排気ガスを円滑に流通させることが可能となる。
さらに、バルブ42設けられたシールリング44は、その弾発力によって弁座部32に押圧された状態で着座することができるため、前記弁座部32に付着した排気ガス中の粘着成分等を前記バルブ42の回動作用下にシールリング44によって好適に掻き出して除去することが可能となる。その結果、バルブ42が、排気ガス中の粘着成分によって弁座部32に着座した状態で固着してしまうことが防止され、前記バルブ42を常に円滑に回動動作させることができる。
さらにまた、第1軸受36を覆うようにカバー部材66を設けているため、バルブシート30及び連通路12を流通する排気ガスが前記第1軸受36側へと流通することが防止され、前記排気ガスに含まれる粘着成分が該第1軸受36の内部に付着してしまうことが防止される。その結果、第1シャフト38の回転動作が粘着成分の付着等によって妨げることがなく、バルブ42を円滑且つ迅速に回動動作させることが可能となる。換言すれば、バルブ42の固着を防止することができる。
またさらに、第1及び第2シャフト38、48の端部には、連通路12及びバルブシート30に臨むように第1及び第2フランジ部58、60が設けられているため、前記排気ガスが前記連通路12から第1及び第2軸受36、70側へと流通することを防止できる。その結果、第1及び第2軸受36、70側への排気ガスの流入を防止することにより、排気ガス中の含まれる粘着成分が、前記第1及び第2軸受36、70の内部に付着することを防止でき、バルブ42を円滑且つ迅速に回動動作させることが可能となる。
なお、本発明に係る排気ガス再循環装置は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
本実施の形態に係る排気ガス再循環装置を示す外観斜視図である。 図1のII−II線に沿った全体断面図である。 図1の排気ガス再循環装置における平面図である。 図1のIV−IV線に沿った断面図である。 図1の排気ガス再循環装置を構成する弁機構の斜視図である。 図5に示す弁機構の分解斜視図である。 図5に示す弁機構の側面図である。 弁機構を構成するバルブが弁座部に着座して連通路が閉塞された状態を示す断面図である。 図8のシールリング近傍を示す拡大断面図である。 図3の排気ガス再循環装置においてバルブが回動して連通路を連通させた弁開状態を示す平面図である。 図4の排気ガス再循環装置においてバルブが回動して連通路を連通させた弁開状態を示す断面図である。
符号の説明
10…排気ガス再循環装置 12…連通路
14…ハウジング 16…駆動部
18…弁機構 20…ギア機構
22…第1収容部 24…第2収容部
26…第3収容部 28…回転駆動源
30…バルブシート 32…弁座部
36…第1軸受 38…第1シャフト
40…ピニオンギア 42…バルブ
44…シールリング 46…ホルダ
48…第2シャフト 58…第1フランジ部
60…第2フランジ部 70…第2軸受
78…従動ギア

Claims (4)

  1. 通電作用下に回転駆動する駆動部と、
    排気ガスが流通する通路を有するボディと、
    前記ボディの内部に設けられ、前記駆動部からの駆動力が伝達されるシャフトと、前記シャフトに保持されるホルダと、前記ホルダに装着され前記駆動部の駆動作用下に回動動作して前記通路の連通状態を切換自在な弁体とを有する弁機構と、
    を備え、
    前記弁体は、前記ホルダを介して前記シャフトと一直線上に設けられると共に、該弁体の外周には、半径外方向に弾発力を有し、弁座部に着座自在な着座用リングが装着されることを特徴とする排気ガス再循環装置。
  2. 請求項1記載の排気ガス再循環装置において、
    前記着座用リングは、前記弁体の外周面から突出するように装着されることを特徴とする排気ガス再循環装置。
  3. 請求項1又は2記載の排気ガス再循環装置において、
    前記シャフトは、前記ホルダの両端部に形成された一組のフランジ部にそれぞれ支持されると共に、前記ボディに保持された軸受によって回転自在に保持されることを特徴とする排気ガス再循環装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の排気ガス再循環装置において、
    前記シャフトには、前記軸受を覆うカバー部材が設けられることを特徴とする排気ガス再循環装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016205189A (ja) * 2015-04-20 2016-12-08 株式会社デンソー バルブ装置

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